JP4380401B2 - エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 - Google Patents
エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4380401B2 JP4380401B2 JP2004124027A JP2004124027A JP4380401B2 JP 4380401 B2 JP4380401 B2 JP 4380401B2 JP 2004124027 A JP2004124027 A JP 2004124027A JP 2004124027 A JP2004124027 A JP 2004124027A JP 4380401 B2 JP4380401 B2 JP 4380401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- engine
- exhaust
- calculated
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 25
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 88
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 4
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N nitrogen oxide Inorganic materials O=[N] MWUXSHHQAYIFBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
EGRには、排気管と吸気管との間に接続されたEGR管を介して行う外部EGRと、このEGR管を介さずに行う内部EGRとがある。これらのうち、内部EGRによる還流ガス量を推定する装置として、次のものが知られている(特許文献1)。吸気弁開期間と排気弁開期間とがオーバーラップしない作動条件のもと、エンジン回転数及び排気弁閉時期に基づいて内部EGR量の基本値を算出するとともに、オーバーラップするときは、オーバーラップ量及び吸気圧力を考慮して算出したオーバーラップ分の補正値を加算して、内部EGR量を算出するものである。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン1の構成を示している。
吸気通路11の導入部には、エアクリーナ12が取り付けられており、エアクリーナ12により吸入空気中の粉塵等が除去される。吸気通路11において、エアクリーナ12の下流には、電子制御式のスロットル弁13が設置されている。スロットル弁13の下流には、サージタンク14が取り付けられており、サージタンク14にブランチ15が取り付けられ、吸気マニホールドが構成されている。サージタンク14内の吸入空気は、ブランチ15及びシリンダヘッドに形成された吸気ポート16を介して筒内に流入する。各気筒の吸気ポート16には、燃料供給用のインジェクタ17が設置されている。
インジェクタ17、点火プラグ27及び各可変動弁装置25,26の動作は、エンジンコントロールユニットとしての電子制御ユニット(以下「ECU」という。)41により制御される。ECU41には、エアフローメータ51からの吸入空気量検出信号、圧力センサ52からの吸気圧力検出信号、温度センサ53からの冷却水温度検出信号、クランク角センサ54からのクランク角検出信号(ECU41は、これをもとに、エンジン回転数NEを算出する。)、圧力センサ55からの排気圧力検出信号、温度センサ56からの排気温度検出信号、酸素センサ57からの空燃比検出信号、アクセルセンサ58からのアクセルペダル操作量検出信号、スロットルセンサ59からのスロットル弁開度検出信号、及びカム角センサ60,61からのカム角検出信号(これをもとに、カムシャフトとクランクシャフトとの位相差を検出可能である。)が入力される。本実施形態では、エアフローメータ51として、逆流時の流量を検出することのできるホットワイヤ型又は半導体型のエアフローメータを採用する。ECU41は、入力した各信号をもとに、上記の各デバイスの制御量を設定する。
次に、ECU41による内部EGR量MRESの推定について説明する。
本実施形態では、内部EGR量MRESを、オーバーラップ期間中に排気側から吸気側に吹き抜ける排気の量である吹抜ガス量MRESOLと、排気弁閉時期を過ぎても筒内に残る排気の量である残留ガス量MRESCYLとに分け、算出した各ガス量を加算することにより算出する。
図2は、内部EGR量推定ルーチンのフローチャートである。
S101では、排気圧力Pex、排気温度Tex及び目標燃空比TFBYA等、各種の運転状態を読み込む。
S102では、読み込んだ目標燃空比TFBYAをもとに、排気のガス定数Rexを算出する。
S104では、算出したガス定数Rex及びシリンダ容積VEVCと、排気弁閉時期における筒内圧力PEVC及び筒内温度TEVCとをもとに、次式により残留ガス量MRESCYLを算出する。筒内圧力及び温度PEVC,TEVCは、排気圧力Pex及び排気温度Texをもとに、推定することができる。
S105では、第1の吹抜ガス量MRESOL1及び第2の吹抜ガス量MRESOL2を読み込む。第1の吹抜ガス量MRESOL1は、エアフローメータ51の出力をもとに、後述する第1の吹抜ガス量演算ルーチン(図3)により算出され、他方、第2の吹抜ガス量MRESOL2は、吸気圧力Pin及び排気圧力Pex等をもとに、後述する第2の吹抜ガス量演算ルーチン(図5)により算出される。
S107では、第1の吹抜ガス量MRESOL1を吹抜ガス量MRESOLとする。
S108では、第2の吹抜ガス量MRESOL2を吹抜ガス量MRESOLとする。
ECU41は、算出した内部EGR量MRESをもとに、次式により内部EGR率MRESFRを算出するとともに、算出した内部EGR率MRESFRをインジェクタ17による燃料噴射制御や、点火プラグ27による点火制御に反映させる。なお、(3)式において、一サイクル当たりに筒内に吸入される空気の量をMACYLとする。吸入空気量MACYLは、エアフローメータ51の出力をもとに、算出される。
図3は、第1の吹抜ガス量演算ルーチンのフローチャートである。
S201では、スロットル弁13の開度(以下「スロットル弁開度」という。)TVO及びエンジン回転数NE等、各種の運転状態を読み込む。
QAA=(QA+QAz)/2 ・・・(4a)
Q=QAA−QAOFST ・・・(4b)
S205では、算出した吸入空気量Qが0よりも小さいか否かを判定する。0よりも小さいときは、S206へ進み、0以上であるときは、S207へ進む。
S207では、瞬時吹抜ガス量QRSAFMに0を代入する。
S208では、8ms前から今回までの各瞬時吹抜ガス量QRSAFMを積算して、一サイクル、かつ一気筒当たりの吹抜ガス量QRSAFMCYLを算出する(図4)。
QRSAFMCYL=ΣQRSAFM ・・・(5)
S209では、算出した吹抜ガス量QRSAFMCYLに対し、次式による1次の進み補償処理を施す。なお、前回の吹抜ガス量をQRSAFMCYLzとし、時定数をTRES#とする。時定数TRES#は、エンジン本体からエアフローメータ51までの管路長及びサージタンク14の容量等に応じて決定され、本実施形態では、実験的に求めたものを採用する。
S210では、補償後の吹抜ガス量QRSAFMCYLを第1の吹抜ガス量MRESOL1とする。
S211では、第1の吹抜ガス量MRESOL1に0を代入する。
図5は、第2の吹抜ガス量演算ルーチンのフローチャートである。
S301では、吸気圧力Pin、排気圧力Pex、排気温度Tex、スロットル弁開度TVO及びエンジン回転数NE等、各種の運転状態を読み込む。
S304では、次式により吹抜ガス量演算値MRESOLTHを算出する。なお、次式において、吸気圧力Pinと排気圧力Pexとの比をPINBYEX(=Pin/Pex)とする。
MRESOLTH=(MRESOLtmp×60×ASUMOL)/(NE×360) ・・・(7b)
S305では、読み込んだスロットル弁開度TVOが所定の開度TVORES#よりも小さいか否かを判定する。TVORES#よりも小さいときは、S306へ進み、TVORES#以上であるときは、S308へ進む。
S307では、吹抜ガス量演算値MRESOLTHを第2の吹抜ガス量MRESOL2とする。
算出した第2の吹抜ガス量MRESOL2は、既述の内部EGR量推定ルーチン(S108)で読み込まれる。
次に、有効開口面積ASUMOLの演算について説明する。
図9は、クランク角CAと、弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTとの関係を示している。弁作動特性値CAMPFは、カムプロフィールそのものが与える弁の変位であり、弁リフト量VLIFTは、弁作動特定値CAMPFからバルブクリアランスVCLRを減じた実際の弁の変位である。弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTは、ともに閉弁時を基準(=0)としている。
S401では、列番号表示値nに1を加算する。列番号表示値nは、このルーチンによる配列の作成が終了するたびに、0に設定される。
S402では、列番号表示値nにより特定される吸気弁20及び排気弁23の弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnを読み込む。
VLIFTEn=CAMPFEn−VCLREn ・・・(8b)
S404では、算出した弁リフト量VLIFTIn,VLIFTEnに対し、流量感度係数Cvに応じた係数KCVI#,KCVE#と、吸気弁20又は排気弁23の弁体投影面積VAREAI0#,VAREAE0#とを乗算し、吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEを算出する。なお、流量感度係数Cvは、弁リフト量VLIFTに対して理論的に与えられる流量と実際に与えられる流量との比で表し、吸気弁20と排気弁23とがともに開く低リフト域では、弁リフト量VLIFTにほぼ比例する。係数KCVI#,KCVE#は、流量感度係数Cvが描く近似直線の傾きとして算出し、固定値としてECU41に記憶させる。また、一気筒当たりに設けられる吸気弁20又は排気弁23の数をa,bとし、吸気弁20又は排気弁23のシート当接部径をVDI,VDEとする。
VAREAE=VLIFTEn×KCVE#×VAREAE0#×b ・・・(9b)
VAREAI0#=(VDI/2)^2×π ・・・(10a)
VAREAE0#=(VDE/2)^2×π ・・・(10b)
S405では、算出した区間開口面積VAREAI,VAREAEを列番号表示値nと対応させて記憶する。
VAREAEn=VAREAE ・・・(11b)
S406では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S407へ進み、達していないときは、S401へ戻り、次の列について吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEを算出し、記憶する。
図7は、有効開口面積演算ルーチンのフローチャートである。
S501では、吸気カム捻り角ANGI及び排気カム捻り角ANGEを読み込む。
S502では、読み込んだカム捻り角ANGI,ANGEをもとに、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期に対する排気弁閉時期の相対変化量SIFTEVCを算出し、吸気側区間開口面積VAREAIの配列に対し、排気側区間開口面積VAREAEの配列を算出した相対変化量SIFTEVCに応じた列数だけ前進させる(図9)。たとえば、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期及び排気弁閉時期の変化量が夫々クランク角で30°及び10°である場合は、相対変化量SIFTEVCが40°であり、配列の作成に当たりオーバーラップ期間を1°毎に分割しているので、排気側区間開口面積VAREAEの配列を40°に応じた列数(=40)だけ前進させる。
S504では、吸気側区間開口面積VAREAIの配列及び前進させた排気側区間開口面積VAREAEの配列から、列番号表示値nに対応する列の区間開口面積VAREAIn,VAREAEnを読み込む。
S505では、読み込んだ吸気側区間開口面積VAREAInが排気側区間開口面積VAREAEnよりも大きいか否かを判定する。VAREAEnよりも大きいときは、S506へ進み、VAREAEn以下であるときは、S507へ進む。
S507では、吸気側区間開口面積VAREAInをその区間についての実質的な区間開口面積VAREAnとする。
S508では、各区間について算出した区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に亘り積算する。
S509では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S510へ進み、達していないときは、S503へ戻り、次の列について区間開口面積VAREAnを算出し、積算する。
S510では、算出した積算値SIGMAに面積学習値GAを加算したものを有効開口面積ASUMOLとする。面積学習値GAは、次の面積学習値演算ルーチンにより算出される。
S511では、列番号表示値n及び積算値SIGMAを0に設定する。
図10は、面積学習値演算ルーチンのフローチャートである。
S601では、エンジン回転数NE、冷却水温度Tw及び排気温度Tex等、各種の運転状態を読み込む。
S603では、吸気弁20の弁体温度Tivの単位時間当たりの変化量DTivを算出するとともに、算出した変化量DTivが所定の変化量DTIV#以下であるか、すなわち、吸気弁20が熱的平衡状態にあるか否かを判定する。DTIV#以下であるときは、S604へ進み、DTIV#よりも大きいときは、このルーチンを終了する。なお、弁体温度Tivは、吸気弁20の頭部温度Tdiと軸部温度Taxとを平均して算出することができる。頭部温度Tdiは、冷却水温度Twに対し、排気温度Texに応じた上昇分を加算したものとして算出し、他方、軸部温度Taxは、軸部中央における温度として、頭部温度Tdiをもとに、軸部の材質等に応じた熱伝導を考慮して算出する。
S604では、第1の吹抜ガス量MRESOL1及び吹抜ガス量理論値MRESOLTHを読み込む。
S605では、読み込んだ各吹抜ガス量MRESOL1,MRESOLTHの差を吹抜ガス量偏差DMRESOLとして算出する。
S606では、算出した吹抜ガス量偏差DMRESOLをもとに、次式により吹抜ガス量偏差の面積換算値ADSUMOLを算出する。
ADSUMOL=(DMRESOL×√{Rex×Tex}×360)/(Pex×1.4×√{(κex/(κex−1))×(PINBYEX^(2/κex)−PINBYEX^((κex+1)/κex))}×60×NE) ・・・(16)
S607では、算出した面積換算値ADSUMOLに所定の係数KGA#を乗算し、面積学習値GAを算出する。係数KGA#は、弁頭部の削れや、燃焼生成物の堆積の速さを考慮して、たとえば、0.01に設定する。
算出した面積学習値GAは、既述の有効開口面積演算ルーチン(S510)で読み込まれる。
本実施形態に関し、エアフローメータ51、並びに図2に示すフローチャートのS105〜108、図3に示すフローチャート全体及び図5に示すフローチャート全体の処理が吹抜ガス量算出装置を、図2に示すフローチャートのS101〜104の処理が残留ガス量算出手段を構成する。
第1に、エアフローメータ51の出力をもとに、実測により吹抜ガス量MRESOLを算出することとしたので、弁頭部の摩耗等により実質的なバルブクリアランスVCLRが変化した場合でも、その影響を加味した吹抜ガス量MRESOLを算出し、正確な内部EGR量MRESを推定することができる。また、スロットル弁13が全開状態にあることを条件としたので、吹抜ガスがエアフローメータ51を確実に通過する時期に吹抜ガス量MRESOLを算出することができる。
第3に、低回転時に限りエアフローメータ51の出力に基づいて吹抜ガス量MRESOLを算出することとしたので、圧力脈動等の影響を抑え、正確な吹抜ガス量MRESOLを算出することができる。
以上では、吸入空気量検出手段として、逆流時の流量を検出可能なエアフローメータ51を採用した場合を例に説明したが、流れの方向が区別されないエアフローメータを採用して、吹抜ガス量MRESOLを算出することもできる。順流時の流量と逆流時の流量とを判別可能な所定の流量QSLを設定し(図4)、エアフローメータの出力として得られる流量がこの所定の流量QSL以下であるか否かを判定することで、検出した吸入空気量Qが吹抜ガスによるものであるか否かを判定する。
Claims (5)
- エンジンの吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出するエンジンの吹抜ガス量算出装置であって、
吸気通路に配置され、エンジンに吸入される空気の量を検出するとともに、逆流時の流量を実質的に検出可能な吸入空気量検出手段と、
エンジン回転数を検出する手段と、
オーバーラップ期間における吸気圧力を検出する手段と、
オーバーラップ期間における排気圧力を検出する手段と、
吸気弁及び排気弁により形成される、吹抜ガスの通路の実質的な開口面積を算出する手段と、
検出したエンジン回転数が所定の回転数以下である低回転時には、吸入空気量検出手段の前記逆流時の出力に進み補償処理を施した出力をもとに吹抜ガス量を算出し、検出したエンジン回転数が前記所定の回転数よりも高い高回転時には、少なくとも検出した吸気圧力及び排気圧力、並びに算出した開口面積をもとに吹抜ガス量を算出する手段と、
を備えることを特徴とするエンジンの吹抜ガス量算出装置。 - 吸入空気量を制御するためのスロットル弁を備えるエンジンに設けられ、
このスロットル弁の開度を検出する手段を含んで構成されて、検出した開度が所定の開度以上であるときにのみ、吸入空気量検出手段の出力をもとに、吹抜ガス量を算出する請求項1に記載のエンジンの吹抜ガス量算出装置。 - 請求項1又は2のいずれかに記載のエンジンの吹抜ガス量算出装置を含んで構成され、
算出された吹抜ガス量をもとに、エンジンの内部EGR量を算出するエンジンの内部EGR量推定装置。 - 排気弁閉時期に筒内に残る排気の量を残留ガス量として算出する残留ガス量算出手段を更に含んで構成され、
吹抜ガス量算出装置及び残留ガス量算出手段により算出された各ガス量をもとに、内部EGR量を算出する請求項3に記載のエンジンの内部EGR量推定装置。 - 残留ガス量算出手段は、排気弁閉時期における筒内圧力を検出する手段と、排気弁閉時期における筒内温度を検出する手段と、排気弁閉時期における実質的なシリンダ容積を検出する手段と、混合気空燃比に応じた排気のガス定数を算出する手段と、を含んで構成され、検出した筒内圧力、筒内温度及びシリンダ容積、並びに算出したガス定数をもとに、残留ガス量を算出する請求項4に記載のエンジンの内部EGR量推定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124027A JP4380401B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124027A JP4380401B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005307805A JP2005307805A (ja) | 2005-11-04 |
JP4380401B2 true JP4380401B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=35436866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004124027A Expired - Fee Related JP4380401B2 (ja) | 2004-04-20 | 2004-04-20 | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4380401B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4665835B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2011-04-06 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の残留ガス量算出装置 |
JP5923993B2 (ja) * | 2012-01-23 | 2016-05-25 | いすゞ自動車株式会社 | 筒内残留ガス量の推定装置及び、推定方法 |
-
2004
- 2004-04-20 JP JP2004124027A patent/JP4380401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005307805A (ja) | 2005-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4614104B2 (ja) | 内燃機関の吸入空気量検出装置 | |
US20110004422A1 (en) | Internal Combustion Engine Control Apparatus | |
JP4577211B2 (ja) | Wiebe関数パラメータの決定方法および決定装置 | |
JP4697201B2 (ja) | 内燃機関の異常検出装置 | |
JP4354283B2 (ja) | 排気還流装置のリーク検出装置 | |
JP5910651B2 (ja) | 内燃機関の空燃比検出装置 | |
JP4747977B2 (ja) | 筒内圧センサの校正装置 | |
JP5640967B2 (ja) | 気筒間空燃比ばらつき異常検出装置 | |
JP4380401B2 (ja) | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 | |
JP4830986B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4225234B2 (ja) | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 | |
JP5216787B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2015083778A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2008025511A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP4244851B2 (ja) | エンジンの内部egr量推定装置 | |
JP4244850B2 (ja) | 吹抜ガスの通路開口面積推定装置 | |
JP4432594B2 (ja) | エンジンの弁開口面積算出装置及び内部egr量推定装置 | |
JP2005307803A (ja) | エンジンの弁開口面積算出装置及び内部egr量推定装置 | |
JP5760924B2 (ja) | 内燃機関の筒内圧推定装置 | |
JP4300358B2 (ja) | エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 | |
JP2004263614A (ja) | 内燃機関の可変気筒システム | |
JP2007063994A (ja) | 内燃機関のバルブ温度推定装置及びこれを利用したバルブクリアランス量推定装置 | |
JP7177385B2 (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP2010053758A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
JP6487981B1 (ja) | Egr制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060829 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080319 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080331 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080902 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090901 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090914 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4380401 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |