JP4432594B2 - エンジンの弁開口面積算出装置及び内部egr量推定装置 - Google Patents

エンジンの弁開口面積算出装置及び内部egr量推定装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンの弁開口面積算出装置及び内部EGR量推定装置に関し、詳細には、内部EGR量のうち、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量(すなわち、吹抜ガス量)を算出するための技術に関する。
従来、エンジンでは、燃焼温度の上昇による窒素酸化物の発生を抑制するため、排気の一部を筒内に戻す排気還流(以下「EGR」という。)が行われている。EGRには、排気管と吸気管との間に接続されたEGR管を介して行う外部EGRと、このEGR管を介さずに行う内部EGRとがある。
本出願人は、内部EGRによる還流ガス量を推定する装置として、次のものを検討している。
内部EGRガスを、オーバーラップ期間中に排気側から吸気側に吹き抜ける排気(以下「吹抜ガス」という。)と、排気弁閉時期を過ぎても筒内に残る排気(以下「残留ガス」という。)とに分け、各ガス量の和として内部EGR量を算出する。前者の吹抜ガス量は、オーバーラップ期間中に吸気側又は排気側のポート部に形成される絞りを理想ノズルと見立て、エネルギー保存則を適用することにより算出し、他方、後者の残留ガス量は、排気弁閉時期における筒内温度及び圧力等を推定するとともに、各推定値を気体の状態方程式に代入することにより算出する。吹抜ガス量の算出に際し、ノズルの開口面積は、吸気ポートの瞬時開口面積と排気ポートの瞬時開口面積とのうち小さい方を実質的な瞬時開口面積とし、各時点における瞬時開口面積を積算した積算開口面積として算出する(特願2002−272670号、段落番号0030)。瞬時開口面積は、ポート部端面に垂直な方向に流路断面を設定して算出する。
しかしながら、上記の装置には、開口面積の算出に関して次のような問題がある。吸気弁又は排気弁が僅かにリフトしたに過ぎない極低リフト域では、この領域で形成されるノズルを通過する吹抜ガスの流動特性のため、ポート部端面に垂直な方向に流路断面を設定する方法では、算出される開口面積が実際のものよりも概して大きく、吹抜ガス量、延いては内部EGR量を正確に算出することができないことである。
本発明は、極低リフト域における開口面積を適切に算出するとともに、内部EGR量の推定では、吹抜ガス量を正確に算出することを目的とする。
本発明は、エンジンの弁開口面積算出装置及び内部EGR量推定装置を提供する。本発明に係る弁開口面積算出装置は、吸気弁又は排気弁の弁リフト量を検出するとともに、検出した弁リフト量が所定の第1のリフト量よりも小さい第1の領域において、吸気弁又は排気弁の弁シート当接面の最小径部から吸気弁又は排気弁の弁シート面に垂直な方向に流路断面を設定して開口面積を算出する一方、検出した弁リフト量が第1のリフト量以上である第2の領域において、弁シート当接面の最小径部からポート部端面に垂直な方向に流路断面を設定して開口面積を算出する。本発明に係る内部EGR量推定装置は、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出し、算出した吹抜ガス量をもとに、エンジンの内部EGR量を算出する。オーバーラップ期間における排気圧力及び吸気圧力を検出するとともに、弁開口面積算出装置を用い、オーバーラップ期間中に吸気弁及び排気弁により形成される吹抜ガスの通路の実質的な開口面積を算出し、少なくとも検出した排気圧力及び吸気圧力、並びに算出した開口面積をもとに、吹抜ガス量を算出する。
本発明によれば、極低リフト域において、流路断面を実際の吹抜ガスの流動特性に合わせたものとすることができ、開口面積を適切に算出して、吹抜ガス量を正確に算出し、内部EGR量を正確に推定することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン1の構成を示している。
吸気通路11の導入部には、エアクリーナ12が取り付けられており、エアクリーナ12により吸入空気中の粉塵等が除去される。吸気通路11において、エアクリーナ12の下流には、電子制御式のスロットル弁13が設置されている。スロットル弁13の下流には、サージタンク14が取り付けられており、サージタンク14にブランチ15が取り付けられ、吸気マニホールドが構成されている。サージタンク14内の吸入空気は、ブランチ15及びシリンダヘッドに形成された吸気ポート16を介して筒内に流入する。各気筒の吸気ポート16には、燃料供給用のインジェクタ17が設置されている。
エンジン本体において、燃焼室18は、シリンダヘッド及びピストン19により挟まれた空間として形成される。燃焼室18は、気筒中心軸を基準とした一側で吸気ポート16と接続しており、吸気ポート16は、吸気弁20により開放及び遮断される。吸気弁20は、吸気カム21により駆動される。また、燃焼室18は、吸気ポート16とは反対の一側で排気ポート22と接続しており、排気ポート22は、排気弁23により開放及び遮断される。排気弁23は、排気カム24により駆動される。吸気カム21に対して吸気側可変動弁装置25が、排気カム24に対して排気側可変動弁装置26が設けられており、これらの可変動弁装置25,26により吸気カム21又は排気カム24のクランクシャフトに対する位相を変化させることで、吸気弁20又は排気弁23の作動特性を変化させ得るように構成されている。可変動弁装置25,26は、油圧型及びソレノイド型等のいかなる形態のものを採用してもよいが、本実施形態では、吸気弁20又は排気弁23の開閉時期(すなわち、バルブタイミング)を変化させることで、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間(以下、単に「オーバーラップ期間」という。)を変化させ得るものを採用している。シリンダヘッドには、燃焼室18の上部略中央に臨ませて点火プラグ27が設置されている。
排気通路28には、排気マニホールドの直後に第1の触媒コンバータ29が介装されるとともに、その下流に第2の触媒コンバータ30が介装されている。排気ポート22に流出した排気は、これらの触媒コンバータ29,30及びマフラー31を通過して、大気中に放出される。
インジェクタ17、点火プラグ27及び各可変動弁装置25,26の動作は、エンジンコントローラとしての電子制御ユニット(以下「ECU」という。)41により制御される。ECU41には、エアフローメータ51からの吸入空気量検出信号、圧力センサ52からの吸気圧力検出信号、温度センサ53からの冷却水温度検出信号、クランク角センサ54からの単位クランク角及び基準クランク角検出信号(ECU41は、これをもとに、エンジン回転数Neを算出する。)、圧力センサ55からの排気圧力検出信号、温度センサ56からの排気温度検出信号、酸素センサ57からの空燃比検出信号、アクセルセンサ58からのアクセル開度検出信号、及びカム角センサ59,60からのカム角検出信号(これをもとに、カムシャフトとクランクシャフトとの実際の位相差を検出可能である。)が入力される。ECU41は、入力した各信号をもとに、上記の各デバイスの制御量を設定する。
本実施形態では、ECU41がエンジン1の内部EGR量推定装置としての機能を備えている。
次に、ECU41による内部EGR量MRESの推定について説明する。
本実施形態では、内部EGR量MRESを、オーバーラップ期間中に排気側から吸気側に吹き抜ける排気の量である吹抜ガス量MRESOLと、排気弁閉時期を過ぎても筒内に残る排気の量である残留ガス量MRESCYLとに分け、算出した各ガス量を加算することにより算出する。
MRES=MRESOL+MRESCYL ・・・(1)
図2は、内部EGR量推定ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、一サイクル毎に繰り返され、クランク角センサ54が出力する基準クランク角信号と同期させて実行される。
S101では、エンジン回転数Ne、吸気圧力Pin、排気圧力Pex及び排気温度Tex等、各種の運転状態を読み込む。
S102では、次のようにして残留ガス量MRESCYLを算出する。排気弁閉時期にシリンダヘッドとピストン19とにより画成される空間の容積(以下「シリンダ容積」という。)VEVCを算出するとともに、目標燃焼当量比TFBYAに応じた排気のガス定数Rexを算出する。算出したVEVC及びRexと、排気弁閉時期における筒内圧力及び温度PEVC,TEVCをもとに、次式により残留ガス量MRESCYLを算出する。筒内圧力PEVC及び筒内温度TEVCは、圧力センサ55及び温度センサ56からの信号に基づいて夫々推定することができる。
MRESCYL=(PEVC×VEVC)/(Rex×TEVC) ・・・(2)
S103では、有効開口面積ASUMOLを算出する。有効開口面積ASUMOLは、オーバーラップ期間中に吸気弁20及び排気弁23により形成される区間開口面積を積算したものに相当し、後述する有効開口面積演算ルーチンにより算出される。
S104では、排気の比熱比SHEATRを算出する。比熱比SHEATRは、目標燃焼当量比TFBYA及び排気温度Texに応じて各比熱比を割り付けたマップ(図3)を検索して算出する。比熱比SHEATRは、排気温度Texを一定としたときに、理論空燃比相当下で最も小さく、目標燃焼当量比TFBYAがこれよりも小さく又は大きくなるほど、大きな値として算出される。また、目標燃焼当量比TFBYAを一定としたときに、リーン側及びリッチ側の領域の双方において、排気温度Texが高くなるほど、小さな値として算出される。
S105では、過給状態にあるか否かを判定する。過給状態の判定は、吸気圧力Pinと排気圧力Pexとの比PINBYEX(=Pin/Pex)を算出するとともに、算出した圧力比PINBYEXが1よりも大きいか否かを判定することにより行う。圧力比PINBYEXが1よりも大きく、過給状態にあるときは、S106へ、これが1以下であり、過給状態にないときは、S107へ進む。
S106では、過給により吸気側から排気側に吹き抜ける混合気の流れにチョークが発生しているか否かを判定する。ここでのチョークの判定は、混合気の比熱比MIXSHRを算出するとともに、比熱比SHEATRを算出した比熱比MIXSHRに置き換えて、下式により第1及び第2のチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを算出し、圧力比PINBYEXがこれらのチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを上限及び下限とする所定の範囲内にあるか否かを判定することにより行う。圧力比PINBYEXが所定の範囲内になく、チョークが発生しているときは、S108へ、これが所定の範囲内にあり、チョークが発生していないときは、S109へ進む。なお、混合気の比熱比MIXSHRは、目標燃焼当量比TFBYAに応じて各比熱比を割り付けたテーブル(図4)を検索して算出する。比熱比MIXSHRは、目標燃焼当量比TFBYAが大きいときほど、小さな値として算出される。
SLCHOKEH=(2/(SHEATR+1))^(−SHEATR/(SHEATR−1)) ・・・(3a)
SLCHOKEL=(2/(SHEATR+1))^(SHEATR/(SHEATR−1)) ・・・(3b)
S107では、排気側から吸気側に吹き抜ける排気の流れにチョークが発生しているか否かを判定する。ここでのチョークの判定は、(3a)及び(3b)式により第1及び第2のチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを算出するとともに、圧力比PINBYEXと算出した各チョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELとを比較することにより行う。圧力比PINBYEXが所定の範囲内になく、チョークが発生しているときは、S110へ、これが所定の範囲内にあり、チョークが発生していないときは、S111へ進む。
S108では、次式により過給チョーク時吹抜ガス流量Qaを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。なお、吸気温度をTinとし、吸入空気のガス定数をRinとする。
MRSOLPC=√{MIXSHR×(2/(MIXSHR+1))^((MIXSHR+1)/(MIXSHR−1))} ・・・(4a)
Qa=MRESOLtmp=−√{1/(Rin×Tin)}×Pin×MRSOLPC ・・・(4b)
S109では、次式により過給非チョーク時吹抜ガス流量Qbを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。
MRSOLPT=√{MIXSHR/(MIXSHR−1)×(PINBYEX^(−2/MIXSHR)−PINBYEX^(−(MIXSHR+1)/MIXSHR))} ・・・(5a)
Qa=MRESOLtmp=−1.4×√{1/(Rin×Tin)}×Pin×MRSOLPT ・・・(5b)
S110では、次式により無過給チョーク時吹抜ガス流量Qcを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。
MRSOLD=√{1/(Rex×Tex)} ・・・(6a)
MRSOLPC=√{SHEATR×(2/(SHEATR+1))^((SHEATR+1)/(SHEATR−1))} ・・・(6b)
Qc=MRESOLtmp=Pex×MRSOLD×MRSOLPC ・・・(6c)
S111では、次式により通常時吹抜ガス流量Qdを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。
MRSOLD=√{1/(Rex×Tex)} ・・・(7a)
MRSOLP=√{SHEATR/(SHEATR−1)×(PINBYEX^(2/SHEATR)−PINBYEX^((SHEATR+1)/SHEATR))} ・・・(7b)
Qd=MRESOLtmp=1.4×Pex×MRSOLD×MRSOLP ・・・(7c)
S112では、算出した吹抜ガス流量MRESOLtmpをもとに、次式により吹抜ガス量MRESOLを算出する。
MRESOL=(MRESOLtmp×60×ASUMOL)/(Ne×360) ・・・(8)
S113では、算出した残留ガス量MRESCYL及び吹抜ガス量MRESOLをもとに、式(1)により内部EGR量MRESを算出する。
ECU41は、算出した内部EGR量MRESをもとに、次式により内部EGR率MRESFRを算出するとともに、算出した内部EGR率MRESFRをインジェクタ17による燃料噴射制御や、点火プラグ27による点火制御に反映させる。なお、下式において、エアフローメータ51により検出される吸入空気量をMACYLとする。
MRESFR=MRES/(MRES+MACYL×(1+TFBYA/14.7)) ・・・(9)
次に、有効開口面積ASUMOLの演算について説明する。
図9は、クランク角CAと、弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTとの関係を示している。弁作動特性値CAMPFは、カムプロフィールそのものが与える弁の変位であり、弁リフト量VLIFTは、弁作動特定値CAMPFからバルブクリアランスVCLRを減じた実際の弁の変位である。弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTは、ともに閉弁時を基準(=0)としている。
本実施形態では、最大オーバーラップ時におけるオーバーラップ期間を所定のクランク角DCA(ここでは、1°)毎に分割するとともに、ECU41に対し、分割した各区間の吸気弁20及び排気弁23の弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEn(n=1〜N)を記憶させておく。これらの弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnは、カムに固有のものであり、カムプロフィールを変更した場合は、その都度適合させる。エンジン1の運転時には、記憶されている各弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnから吸気弁20又は排気弁23に関するバルブクリアランスVCLRIn,VCLREnを減算し、弁リフト量VLIFTI,VLIFTEを算出する。算出した弁リフト量VLIFTI,VLIFTEをもとに、弁リフト量に応じた所定の特性により吸気弁20又は排気弁23が形成する区間開口面積VAREAI,VAREAEを算出する。算出した区間開口面積VAREAI,VAREAEは、区間毎に対応させた配列として記憶させる(図10)。有効開口面積ASUMOLの演算では、記憶されている配列を参照して、吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEのうち小さい方をその区間の実質的な区間開口面積VAREAnとして選択し、選択した区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に渡り積算して、有効開口面積ASUMOLを算出する。
図5は、開口面積配列作成ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、所定の時間毎に実行される。また、このルーチンは、吸気弁20及び排気弁23により形成される区間開口面積VAREAI,VAREAEの各々について実行されるが、ここでは、後者の区間開口面積VAREAEについてのみ、説明する。
S201では、列番号表示値nに1を加算する。列番号表示値nは、このルーチンによる配列の作成が終了するたびに、0に設定される。
S202では、列番号表示値nにより特定される排気弁23の弁作動特性値CAMPFEnを読み込む。
S203では、読み込んだ弁作動特性値CAMPFEnから排気弁23に関するバルブクリアランスVCLREnを減算し、弁リフト量VLIFTEnを算出する。なお、バルブクリアランスVCLREnは、冷却水温度Tw及び排気温度Tex等をもとに、推定することができる。
VLIFTIn=CAMPFIn−VCLRIn ・・・(10a)
VLIFTEn=CAMPFEn−VCLREn ・・・(10b)
S204では、算出した弁リフト量VLIFTEnが第1のリフト量VLIFT1よりも小さいか否かを判定する。第1のリフト量VLIFT1よりも小さいときは、S206へ進み、それ以外のときは、S205へ進む。第1のリフト量VLIFT1は、シリンダヘッド側に形成される、排気弁23の弁シート面22aの幅wに、弁シート面22aのポート部端面に対する傾斜角度θの正弦関数値の逆数を乗じた値として、次式により算出される。第1のリフト量VLIFT1は、排気ポート22における吹抜ガスの流動特性の切換点を与えるものである。弁リフト量VLIFTEnが第1のリフト量VLIFT1であるときに、弁シート面22aのうち、ポート部端面側の端縁22bから排気弁23のシート当接面23aに下ろした垂線の足23bは、シート当接面23aのうち、排気ポート22側の端縁23b上にある(図7(b))。
VLIFT1=w/sinθ ・・・(11)
S205では、算出した弁リフト量VLIFTEnが第2のリフト量VLIFT2よりも小さいか否かを判定する。第2のリフト量VLIFT2よりも小さいときは、S207へ進み、それ以外のときは、S208へ進む。第2のリフト量VLIFT2は、第1のリフト量VLIFT1よりも大きな値に設定される。本実施形態では、第2のリフト量VLIFT2は、排気弁23の弁頭部断面積(=π×DVE^2/4)と等しい区間開口面積VAREAEnを与えるものとして、排気弁23の弁頭部径(すなわち、端縁23bの直径)DVEに1/4を乗じた値に設定される。
VLIFT2=DVE/4 ・・・(12)
S206では、算出した弁リフト量VLIFTEnをもとに、弁シート面22aに垂直な面により形成される、切頭円錐の側面A1の面積として、次式により区間開口面積VAREAEを算出する(図7(a))。すなわち、弁リフト量VLIFTEnが第1のリフト量VLIFT1よりも小さい極低リフト域では、弁シート面22aに垂直な方向に流路断面を設定する。なお、(13)及び(14)式において、一気筒当たりに設けられる吸気弁20又は排気弁23の数をa,bとし、吸気弁20の弁頭部径をDVIとする。
VAREAI=f1(VLIFTIn)=π×(DVI+(1/2)×VLIFTIn×sin2θ)×VLIFTIn×cosθ×a ・・・(13a)
VAREAE=f1(VLIFTEn)=π×(DVE+(1/2)×VLIFTEn×sin2θ)×VLIFTEn×cosθ×b ・・・(13b)
S207では、算出した弁リフト量VLIFTEnをもとに、ポート部端面に垂直な面により形成される、円筒の側面A2の面積として、次式により区間開口面積VAREAEを算出する(図7(b))。すなわち、弁リフト量VLIFTEnが第1のリフト量VLIFT1以上であり、かつ第2のリフト量VLIFT2よりも小さい低リフト域では、ポート部端面に垂直な方向に流路断面を設定する。
VAREAI=f2(VLIFTIn)=π×DVI×VLIFTIn×a ・・・(14a)
VAREAE=f2(VLIFTEn)=π×DVE×VLIFTEn×b ・・・(14b)
S208では、算出した弁リフト量VLIFTEnをもとに、飽和特性を持たせて区間開口面積VAREAEを算出する。この特性のもと、区間開口面積VAREAEは、弁リフト量VLIFTEnの増大とともに、単位リフト量当たりの変化代DLTVAEが減少し、最大値MAXVAEに収束する(図8)。
VAREAI=f3(VLIFTIn) ・・・(15a)
VAREAE=f3(VLIFTEn) ・・・(15b)
S209では、算出した区間開口面積VAREAEを列番号表示値nと対応させて記憶する。
VAREAIn=VAREAI ・・・(16a)
VAREAEn=VAREAE ・・・(16b)
S210では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S211へ進み、達していないときは、S201へ戻り、次の列について区間開口面積VAREAEを算出し、記憶する。
S211では、列番号表示値nを0に設定する。
図8は、弁リフト量VLIFTと区間開口面積VAREAとの関係を示している。区間開口面積VAREAは、リフト域全体に渡り弁リフト量VLIFTの増加関数として与えられるが、弁リフト量VLIFTにより区画される領域毎に、異なる特性により算出される。すなわち、弁リフト量VLIFTが第1のリフト量VLIFT1よりも小さい極低リフト域(「第1の領域」に相当する。)Aでは、区間開口面積VAREAは、(13)式により算出され、次の低リフト域について設定された特性による場合よりも小さな値として算出される。弁リフト量VLIFTが第1のリフト量VLIFT1以上であり、かつ第2のリフト量VLITF2よりも小さい低リフト域(「第2の領域」に相当する。)Bでは、区間開口面積VAREAは、(14)式により弁リフト量VLIFTに比例して算出される。また、弁リフト量VLIFTが第2のリフト量VLIFT2以上である高リフト域(「第3の領域」に相当する。)Cでは、区間開口面積VAREAは、弁リフト量VLIFTの増加に従い変化代DLTVAが減少し、最大値MAXVAに収束する。
図6は、有効開口面積演算ルーチンのフローチャートである。
S301では、吸気カム捻り角ANGI及び排気カム捻り角ANGEを読み込む。
S302では、読み込んだカム捻り角ANGI,ANGEをもとに、排気側区間開口面積VAREAEの配列を相対的にずらし、現状のオーバーラップ期間に適合させる。すなわち、カム捻り角ANGI,ANGEをもとに、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期に対する排気弁閉時期の相対変化量SIFTEVCを算出し、吸気側区間開口面積VAREAIの配列に対し、排気側区間開口面積VAREAEの配列を算出した相対変化量SIFTEVCに応じた列数だけ前進させる(図9)。たとえば、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期及び排気弁閉時期の変化量が夫々クランク角で30°及び10°である場合は、相対変化量SIFTEVCが40°であり、配列の作成に当たりオーバーラップ期間を1°毎に分割しているので、排気側区間開口面積VAREAEの配列を40°に応じた列数(=40)だけ前進させる。
S303では、列番号表示値nに1を加算する。
S304では、吸気側区間開口面積VAREAIの配列及び前進させた排気側区間開口面積VAREAEの配列から、列番号表示値nに対応する列の区間開口面積VAREAIn,VAREAEnを読み込む。
S305では、吸気側区間開口面積VAREAInが排気側区間開口面積VAREAEnよりも大きいか否かを判定する。大きいときは、S306へ進み、それ以外のときは、S307へ進む。
S306では、排気側区間開口面積VAREAEnをその区間についての実質的な区間開口面積VAREAnとする。
S307では、吸気側区間開口面積VAREAInをその区間についての実質的な区間開口面積VAREAnとする。
S308では、各区間について算出した区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に渡り積算する。
SIGMA=SIGMA+VAREAn×DCA ・・・(17)
S309では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S310へ進み、達していないときは、S303へ戻り、次の列について区間開口面積VAREAnを算出し、積算する。
S310では、算出した積算値SIGMAを有効開口面積ASUMOLとする。
S311では、列番号表示値n及び積算値SIGMAを0に設定する。
算出した有効開口面積ASUMOLは、既述の内部EGR量推定ルーチンにおいて、吹抜ガス量MRESOLの演算(S112)に用いられる。
本実施形態に関し、図2に示すフローチャートのS101(吸気圧力Pin及び排気圧力Pexの検出),103〜112の処理が吹抜ガス量算出手段を、同フローチャートのS102の処理が残留ガス量算出手段を、同フローチャートのS113の処理が内部EGR量算出手段を構成する。また、図5及び6に示すフローチャート全体が弁開口面積算出装置を構成する。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
第1に、弁リフト量VLIFTにより区画される領域A〜C毎に区間開口面積算出上の特性を異ならせ、極低リフト域Aにおいて、流路断面を弁シート面22aに垂直な方向に設定する一方(図7(a))、低リフト域Bにおいて、流路断面をポート部端面に垂直な方向に設定することとした(図7(b))。このため、各領域A,Bについて設定される流路断面を実際の吹抜ガスの流動特性に合わせたものとすることができ、区間開口面積VAREAを適切に算出して、吹抜ガス量MRESOLを正確に算出することができる。
第2に、高リフト域Cにおいて、弁リフト量VLIFTに対する飽和特性を持たせて区間開口面積VAREAを算出することとしたので、吹抜ガス量MRESOLに対し、高リフト域Cにおける吹抜ガスの流動特性を反映させることができる。
第3に、第1のリフト量VLIFT1を(11)式により算出することとしたので、流動特性の切換点を適切に与えることができる。
以上では、カムプロフィール自体は一定とし、バルブタイミングのみを変化させることでオーバーラップ期間を変化させる場合を例に説明したが、本発明は、これに限らず、カムプロフィールの変化を伴ってオーバーラップ期間を変化させるものに適用することもできる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの構成 内部EGR量推定ルーチンのフローチャート 排気比熱比設定テーブル 混合気比熱比設定テーブル 開口面積配列作成ルーチンのフローチャート 有効開口面積演算ルーチンのフローチャート 弁リフト量に応じた吹抜ガスの流動特性 弁リフト量に対する区間開口面積の増加特性 クランク角に対する弁作動特性値及び弁リフト量の変化 最大オーバーラップ時に作成される配列の概念
符号の説明
1…エンジン、11…吸気通路、12…エアクリーナ、13…スロットル弁、14…サージタンク、16…吸気ポート、17…インジェクタ、18…燃焼室、19…ピストン、20…吸気弁、21…吸気カム、22…排気ポート、23…排気弁、24…排気カム、25…吸気側可変動弁装置、26…排気側可変動弁装置、27…点火プラグ、28…排気通路、41…エンジンコントローラ、51…エアフローメータ、52…吸気圧力センサ、53…冷却水温度センサ、54…クランク角センサ、55…排気圧力センサ、56…排気温度センサ、57…酸素センサ、58…アクセルセンサ、59,60…カム角センサ。

Claims (9)

  1. エンジンの吸気弁又は排気弁によりポート部に形成される開口面積を算出するエンジンの弁開口面積算出装置であって、
    吸気弁又は排気弁の弁リフト量を検出するとともに、検出した弁リフト量が所定の第1のリフト量よりも小さい第1の領域において、吸気弁又は排気弁の弁シート当接面の最小径部から吸気弁又は排気弁の弁シート面に垂直な方向に流路断面を設定して開口面積を算出する一方、検出した弁リフト量が第1のリフト量以上である第2の領域において、弁シート当接面の最小径部からポート部端面に垂直な方向に流路断面を設定して開口面積を算出するエンジンの弁開口面積算出装置。
  2. 第1の領域において、吸気弁又は排気弁の弁リフト量をL、吸気弁又は排気弁の弁頭部の弁シート当接面の最小径をD、弁シート面のポート部端面に対する傾斜角度をθとして、次式により開口面積Aを算出する請求項1に記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
    A=π×(D+(1/2)×L×sin2θ)×L×cosθ
  3. 第1のリフト量は、弁シート面の幅に、弁シート面のポート部端面に対する傾斜角度の正弦関数値の逆数を乗じた値である請求項1又は2に記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
  4. 前記第1のリフト量よりも大きい第2のリフト量を基準として、第2の領域のうち、検出した弁リフト量が第2のリフト量よりも小さい低リフト側の領域において、リフト量に比例する特性により開口面積を算出する一方、検出したリフト量が第2のリフト量以上である高リフト側の領域において、低リフト側の領域におけるものとは異なる特性により開口面積を算出する請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
  5. 第2のリフト量は、吸気弁又は排気弁の弁頭部径に1/4を乗じた値である請求項4に記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
  6. 前記高リフト側の領域において、弁リフト量の増大とともに単位リフト量当たりの変化代が小さくなる特性により開口面積を算出する請求項4又は5に記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
  7. 予め定められた弁作動特性値から吸気弁又は排気弁のクリアランスを減算して、対応する弁の弁リフト量を検出する請求項1〜6のいずれかに記載のエンジンの弁開口面積算出装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の弁開口面積算出装置と、
    エンジンの吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出する吹抜ガス量算出手段と、
    吹抜ガス量算出手段により算出された吹抜ガス量をもとに、エンジンの内部EGR量を算出する内部EGR量算出手段と、を含んで構成され、
    吹抜ガス量算出手段は、オーバーラップ期間における排気圧力を検出する排気圧力検出手段と、オーバーラップ期間における吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段と、を含んで構成され、少なくとも検出した排気圧力及び吸気圧力、並びに弁開口面積算出装置により算出された開口面積をもとに、吹抜ガス量を算出し、
    弁開口面積算出装置は、オーバーラップ期間中に吸気弁及び排気弁により形成される、吹抜ガスの通路の実質的な開口面積を算出するエンジンの内部EGR量推定装置。
  9. 排気弁閉時期に筒内に残る排気の量を残留ガス量として算出する残留ガス量算出手段を更に含んで構成され、
    内部EGR量算出手段は、吹抜ガス量算出手段及び残留ガス量算出手段により算出された各ガス量をもとに、内部EGR量を算出する請求項8に記載のエンジンの内部EGR量推定装置。
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