JP4225234B2 - エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 - Google Patents

エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部egr量推定装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部EGR量推定装置に関し、詳細には、内部EGRにより還流される排気のうち、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を推定する技術に関する。
従来、エンジンでは、燃焼温度の上昇による窒素酸化物の発生を抑制するため、排気の一部を筒内に戻す排気還流(以下「EGR」という。)が行われている。
EGRには、排気管と吸気管との間に接続されたEGR管を介して行う外部EGRと、このEGR管を介さずに行う内部EGRとがある。これらのうち、内部EGRによる還流ガス量を推定する装置として、次のものが知られている(特許文献1)。吸気弁開期間と排気弁開期間とがオーバーラップしない作動条件のもと、エンジン回転数及び排気弁閉時期に基づいて内部EGR量の基本値を算出するとともに、オーバーラップするときは、オーバーラップ量及び吸気圧力等を考慮して算出したオーバーラップ分の補正値を加算して、内部EGR量を算出するものである。
特開2001−221105号公報(段落番号0049〜0059)
しかしながら、基本値に対し、オーバーラップ分の補正値を加算することによる上記の装置には、次のような問題がある。補正値の算出に際し、吸気圧力等を考慮することとしているが、一層の正確さを期するため、エンジン回転数や混合気空燃比等の影響をも考慮しようとすれば、与えられたオーバーラップ量に対して加算すべき補正値を一義的に決定することができず、多くの適合工数が必要となることである。また、かりに適合させることができたとしても、カムプロフィールやポート部形状等を変更した場合は、変更後のものへの再適合が容易ではない。
本発明は、オーバーラップ期間中の吹抜ガス量を簡易、かつ正確に算出し、内部EGR量を正確に推定することを目的とする。
本発明は、エンジンの吹抜ガス量算出装置及び内部EGR量推定装置を提供する。本発明に係る吹抜ガス量算出装置は、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出する。吹抜ガス量は、オーバーラップ期間における吸気圧力と、オーバーラップ期間における排気圧力とを検出するとともに、吸気弁及び排気弁により形成される、吹抜ガスの通路の実質的な開口面積(以下「有効開口面積」という。)を算出し、少なくとも検出した吸気圧力及び排気圧力、並びに算出した有効開口面積に基づいて算出する。第1の形態では、吹抜ガス量は、オーバーラップ期間の中間時点で検出した吸気圧力をオーバーラップ期間における代表吸気圧力として、算出する。第2の形態では、吹抜ガス量は、吸気弁により形成される第1の開口面積と、排気弁により形成される第2の開口面積とが等しくなる時点で検出した吸気圧力をオーバーラップ期間における代表吸気圧力として、算出する。本発明に係る内部EGR量推定装置は、吹抜ガス量算出装置を含んで構成され、算出された吹抜ガス量をもとに、エンジンの内部EGR量を算出する。
本発明によれば、オーバーラップ期間における吸気及び排気圧力、並びに有効開口面積をもとに、理論的な演算により吹抜ガス量を算出することができるので、運転状態によらず吹抜ガス量を正確に算出し、内部EGR量を正確に推定することができる。また、吹抜ガス量の算出に際し、オーバーラップ期間中の所定のタイミングにおける吸気圧力を代表吸気圧力として採用することとしたので、演算負荷を少なく抑えることができる。更に、カムプロフィール等を変更した場合の再適合も容易である。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン1の構成を示している。
吸気通路11の導入部には、エアクリーナ12が取り付けられており、エアクリーナ12により吸入空気中の粉塵等が除去される。吸気通路11において、エアクリーナ12の下流には、電子制御式のスロットル弁13が設置されている。スロットル弁13の下流には、サージタンク14が取り付けられており、サージタンク14にブランチ15が取り付けられ、吸気マニホールドが構成されている。サージタンク14内の吸入空気は、ブランチ15及びシリンダヘッドに形成された吸気ポート16を介して筒内に流入する。各気筒の吸気ポート16には、燃料供給用のインジェクタ17が設置されている。
エンジン本体において、燃焼室18は、シリンダヘッド及びピストン19により挟まれた空間として形成される。燃焼室18は、気筒中心軸を基準とした一側で吸気ポート16と接続しており、吸気ポート16は、吸気弁20により開放及び遮断される。吸気弁20は、吸気カム21により駆動される。また、燃焼室18は、吸気ポート16とは反対の一側で排気ポート22と接続しており、排気ポート22は、排気弁23により開放及び遮断される。排気弁23は、排気カム24により駆動される。吸気カム21に対して吸気側可変動弁装置25が、排気カム24に対して排気側可変動弁装置26が設けられており、これらの可変動弁装置25,26により吸気カム21又は排気カム24の各カムシャフトに対する位相を変化させることで、吸気弁20又は排気弁23の作動特性を変化させ得るように構成されている。可変動弁装置25,26は、油圧型及びソレノイド型等のいかなる形態のものを採用してもよいが、本実施形態では、吸気弁20又は排気弁23の開閉時期(すなわち、バルブタイミング)を変化させることで、吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間(以下、単に「オーバーラップ期間」という。)を変化させ得るものを採用している。シリンダヘッドには、燃焼室18の上部略中央に臨ませて点火プラグ27が設置されている。
排気通路28には、排気マニホールドの直後に第1の触媒コンバータ29が介装されるとともに、その下流に第2の触媒コンバータ30が介装されている。排気ポート22に流出した排気は、これらの触媒コンバータ29,30及びマフラー31を通過して、大気中に放出される。
インジェクタ17、点火プラグ27及び各可変動弁装置25,26の動作は、エンジンコントロールユニットとしての電子制御ユニット(以下「ECU」という。)41により制御される。ECU41には、エアフローメータ51からの吸入空気量検出信号、圧力センサ52からのマニホールド圧力検出信号、温度センサ53からの冷却水温度検出信号、クランク角センサ54からの単位クランク角及び基準クランク角検出信号(ECU41は、これをもとに、エンジン回転数NEを算出する。)、圧力センサ55からの排気圧力検出信号、温度センサ56からの排気温度検出信号、酸素センサ57からの空燃比検出信号、アクセルセンサ58からのアクセル開度検出信号、及びカム角センサ59,60からのカム角検出信号(これをもとに、カムとカムシャフトとの実際の位相差を検出可能である。)が入力される。なお、本実施形態では、吸気温度Tinを検出するための温度センサが、エアフローメータ51と一体に構成されている。ECU41は、入力した各信号をもとに、上記の各デバイスの制御量を設定する。
本実施形態では、ECU41がエンジン1の内部EGR量推定装置としての機能を備えている。
次に、ECU41による内部EGR量MRESの推定について説明する。
本実施形態では、内部EGR量MRESを、オーバーラップ期間中に排気側から吸気側に吹き抜ける排気の量である吹抜ガス量MRESOLと、排気弁閉時期を過ぎても筒内に残る排気の量である残留ガス量MRESCYLとに分け、算出した各ガス量を加算することにより算出する。
MRES=MRESOL+MRESCYL ・・・(1)
図2は、内部EGR量推定ルーチンのフローチャートである。
S101では、エンジン回転数NE、マニホールド圧力Pmani、排気圧力Pex、吸気温度Tin及び排気温度Tex等、各種の運転状態を読み込む。なお、マニホールド圧力Pmaniは、オーバーラップ期間における実際のマニホールド圧力のうち、脈動による変動成分を除いた静的成分に相当するものとして、圧力センサ52の出力をもとに、オーバーラップ期間における平均圧力として検出される。
S102では、次のようにして残留ガス量MRESCYLを算出する。排気弁閉時期にシリンダヘッドとピストン19とにより画成される空間の容積(以下「シリンダ容積」という。)VEVCを算出するとともに、目標燃焼当量比TFBYAに応じた排気のガス定数Rexを算出する。算出したシリンダ容積及びガス定数VEVC,Rexと、排気弁閉時期における筒内圧力PEVC及び筒内温度TEVCをもとに、次式により残留ガス量MRESCYLを算出する。筒内圧力及び温度PEVC,TEVCは、圧力センサ55及び温度センサ56からの信号に基づいて夫々推定することができ、排気弁閉時期は、排気側カム角センサ60からの信号に基づいて検出する。
MRESCYL=(PEVC×VEVC)/(Rex×TEVC) ・・・(2)
S103では、有効開口面積ASUMOLを算出する。有効開口面積ASUMOLは、オーバーラップ期間中に吸気弁20及び排気弁23により形成される実質的な区間開口面積を積算したものとして、後述する有効開口面積演算ルーチンにより算出される。
S104では、吸気圧力Pinを検出する。この吸気圧力Pinは、オーバーラップ期間における実際の吸気圧力であり、検出したマニホールド圧力Pmaniに対し、脈動による圧力変動分に応じた補正を施したものとして、後述する吸気圧力検出ルーチンにより検出される。本実施形態では、吸気弁20により吸気ポート16に形成される第1の開口面積と、排気弁23により排気ポート22に形成される第2の開口面積とが等しくなる時点における吸気圧力Pin(=Pinctr、図14)を検出し、これをオーバーラップ期間における代表吸気圧力として採用する。また、本実施形態では、これらの開口面積が等しくなる時点として、各弁作動特性値CAMPFI,CAMPFEが等しくなるクランク角(以下「オーバーラップ中心時」という。)OLCTRを採用する。なお、吸気圧力Pinに対応して、排気圧力Pexもオーバーラップ中心時OLCTRにおけるものであるのが好ましい。
S105では、過給状態にあるか否かを判定する。過給状態の判定は、検出した吸気圧力Pinと排気圧力Pexとの比PINBYEX(=Pin/Pex)を算出するとともに、算出した圧力比PINBYEXが1よりも大きいか否かを判定することにより行う。圧力比PINBYEXが1よりも大きく、過給状態にあるときは、S106へ、これが1以下であり、過給状態にないときは、S107へ進む。
S106では、過給により吸気側から排気側に吹き抜ける混合気の流れにチョークが発生しているか否かを判定する。ここでのチョークの判定は、混合気の比熱比MIXSHRを算出するとともに、比熱比SHEATRを算出した比熱比MIXSHRに置き換えて、下式により第1及び第2のチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを算出し、圧力比PINBYEXがこれらのチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを上限及び下限とする所定の範囲内にあるか否かを判定することにより行う。圧力比PINBYEXが所定の範囲内になく、チョークが発生しているときは、S108へ、これが所定の範囲内にあり、チョークが発生していないときは、S109へ進む。なお、混合気の比熱比MIXSHRは、目標燃焼当量比TFBYAに応じて各比熱比を割り付けたテーブル(図4)を検索して算出する。比熱比MIXSHRは、目標燃焼当量比TFBYAが大きいときほど、小さな値として算出される。
SLCHOKEH=(2/(SHEATR+1))^(−SHEATR/(SHEATR−1)) ・・・(3a)
SLCHOKEL=(2/(SHEATR+1))^(SHEATR/(SHEATR−1)) ・・・(3b)
S107では、排気側から吸気側に吹き抜ける排気の流れにチョークが発生しているか否かを判定する。ここでのチョークの判定は、排気の比熱比SHEATRを算出するとともに、算出したSHEATRをもとに、(3a)及び(3b)式により第1及び第2のチョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELを算出し、圧力比PINBYEXと算出した各チョーク判定値SLCHOKEH,SLCHOKELとを比較することにより行う。圧力比PINBYEXが所定の範囲内になく、チョークが発生しているときは、S110へ、これが所定の範囲内にあり、チョークが発生していないときは、S111へ進む。比熱比SHEATRは、目標燃焼当量比TFBYA及び排気温度Texに応じて各比熱比を割り付けたマップ(図3)を検索して算出する。比熱比SHEATRは、排気温度Texを一定としたときに、理論空燃比相当下で最も小さく、目標燃焼当量比TFBYAがこれよりも小さく又は大きくなるほど、大きな値として算出される。また、目標燃焼当量比TFBYAを一定としたときに、リーン側及びリッチ側の領域の双方において、排気温度Texが高くなるほど、小さな値として算出される。
S108では、次式により過給チョーク時吹抜ガス流量Qaを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。なお、吸気温度をTinとし、吸入空気のガス定数をRinとする。
MRSOLPC=√{MIXSHR×(2/(MIXSHR+1))^((MIXSHR+1)/(MIXSHR−1))} ・・・(4a)
Qa=MRESOLtmp=−√{1/(Rin×Tin)}×Pin×MRSOLPC ・・・(4b)
S109では、次式により過給非チョーク時吹抜ガス流量Qbを算出し、これを吹抜ガス流速MERSOLtmpとする。
MRSOLPT=√{MIXSHR/(MIXSHR−1)×(PINBYEX^(−2/MIXSHR)−PINBYEX^(−(MIXSHR+1)/MIXSHR))} ・・・(5a)
Qb=MRESOLtmp=−1.4×√{1/(Rin×Tin)}×Pin×MRSOLPT ・・・(5b)
S110では、次式により無過給チョーク時吹抜ガス流量Qcを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。
MRSOLD=√{1/(Rex×Tex)} ・・・(6a)
MRSOLPC=√{SHEATR×(2/(SHEATR+1))^((SHEATR+1)/(SHEATR−1))} ・・・(6b)
Vc=Vblow=Pex×MRSOLD×MRSOLPC ・・・(6c)
S111では、次式により通常時吹抜ガス流量Qdを算出し、これを吹抜ガス流量MRESOLtmpとする。
MRSOLD=√{1/(Rex×Tex)} ・・・(7a)
MRSOLP=√{SHEATR/(SHEATR−1)×(PINBYEX^(2/SHEATR)−PINBYEX^((SHEATR+1)/SHEATR))} ・・・(7b)
Qd=MRESOLtmp=1.4×Pex×MRSOLD×MRSOLP ・・・(7c)
S112では、算出した吹抜ガス流量MRESOLtmpをもとに、次式により吹抜ガス量MRESOLを算出する。
MRESOL=(MRESOLtmp×60×ASUMOL)/(Ne×360) ・・・(8)
S113では、算出した残留ガス量MRESCYL及び吹抜ガス量MRESOLをもとに、(1)式により内部EGR量MRESを算出する。
ECU41は、算出した内部EGR量MRESをもとに、次式により内部EGR率MRESFRを算出するとともに、算出した内部EGR率MRESFRをインジェクタ17による燃料噴射制御や、点火プラグ27による点火制御に反映させる。なお、下式において、一サイクル当たりの吸入空気量をMACYLとする。
MRESFR=MRES/(MRES+MACYL×(1+TFBYA/14.7)) ・・・(9)
次に、有効開口面積ASUMOLの演算について説明する。
図9は、クランク角CAと、弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTとの関係を示している。弁作動特性値CAMPFは、カムプロフィールそのものが与える弁の変位であり、弁リフト量VLIFTは、弁作動特定値CAMPFからバルブクリアランスVCLRを減じた実際の弁の変位である。弁作動特性値CAMPF及び弁リフト量VLIFTは、ともに開弁時を基準(=0)としている。
本実施形態では、最大オーバーラップ時におけるオーバーラップ期間を所定のクランク角DCA(ここでは、1°)毎に分割するとともに、ECU41に対し、分割した各区間の吸気弁20及び排気弁23の弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEn(n=1〜N)を記憶させておく。これらの弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnは、カムに固有のものであり、カムプロフィールを変更した場合は、その都度適合させる。エンジン1の運転時には、記憶されている各弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnから吸気弁20又は排気弁23に関するバルブクリアランスVCLRIn,VCLREnを減算し、吸気弁20が形成する区間開口面積VAREAI、及び排気弁23が形成する区間開口面積VAREAEを算出する。算出した区間開口面積VAREAI,VAREAEは、区間毎に対応させた配列として記憶させる(図8)。有効開口面積ASUMOLの演算では、記憶されている配列を参照して、吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEのうち小さい方をその区間の実質的な区間開口面積VAREAnとして選択し、選択した区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に渡り積算して、有効開口面積ASUMOLを算出する。
図5は、開口面積配列作成ルーチンのフローチャートである。
S201では、列番号表示値nに1を加算する。列番号表示値nは、このルーチンによる配列の作成が終了するたびに、0に設定される。
S202では、列番号表示値nにより特定される吸気弁20及び排気弁23の弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnを読み込む。
S203では、読み込んだ弁作動特性値CAMPFIn,CAMPFEnからそれぞれのバルブクリアランスVCLRIn,VCLREnを減算し、吸気弁20及び排気弁23の弁リフト量VLIFTIn、VLIFTEnを算出する。なお、バルブクリアランスVCLRIn,VCLREnは、冷却水温度Tw及び排気温度Tex等をもとに、推定することができる。
VLIFTIn=CAMPFIn−VCLRIn ・・・(10a)
VLIFTEn=CAMPFEn−VCLREn ・・・(10b)
S204では、算出した弁リフト量VLIFTIn,VLIFTEnに対し、流量感度係数Cvに応じた係数KCVI#,KCVE#と、吸気弁20又は排気弁23の弁体投影面積VAREAI0#,VAREAE0#とを乗算し、吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEを算出する。なお、流量感度係数Cvは、弁リフト量VLIFTに対して理論的に与えられる流量と実際に与えられる流量との比で表し、弁開期間がオーバーラップする低リフト域では、弁リフト量VLIFTにほぼ比例する(図7)。係数KCVI#,KCVE#は、流量感度係数Cvが描く近似直線の傾きとして算出し、固定値としてECU41に記憶させる。また、次式において、一気筒当たりに設けられる吸気弁20又は排気弁23の数をa,bとし、吸気弁20及び排気弁23のシート当接部径をVDI,VDEとする。
VAREAI=VLIFTIn×KCVI#×VAREAI0#×a ・・・(11a)
VAREAE=VLIFTEn×KCVE#×VAREAE0#×b ・・・(11b)
VAREAI0#=(VDI/2)^2×π ・・・(12a)
VAREAE0#=(VDE/2)^2×π ・・・(12b)
S205では、算出した区間開口面積VAREAI,VAREAEを列番号表示値nと対応させて記憶する。
VAREAIn=VAREAI ・・・(13a)
VAREAEn=VAREAE ・・・(13b)
S206では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S207へ進み、達していないときは、S201へ戻り、次の列について吸気側及び排気側区間開口面積VAREAI,VAREAEを算出し、記憶する。
S207では、列番号表示値nを0に設定する。
図6は、有効開口面積演算ルーチンのフローチャートである。
S301では、吸気カム捻り角ANGI及び排気カム捻り角ANGEを読み込む。
S302では、読み込んだカム捻り角ANGI,ANGEをもとに、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期に対する排気弁閉時期の相対変化量SIFTEVCを算出し、吸気側区間開口面積VAREAIの配列に対し、排気側区間開口面積VAREAEの配列を算出した相対変化量SIFTEVCに応じた列数だけ前進させる(図9)。たとえば、最大オーバーラップ時からの吸気弁開時期及び排気弁閉時期の変化量が夫々クランク角で30°及び10°である場合は、相対変化量SIFTEVCが40°であり、配列の作成に当たりオーバーラップ期間を1°毎に分割しているので、排気側区間開口面積VAREAEの配列を40°に応じた列数(=40)だけ前進させる。
S303では、列番号表示値nに1を加算する。
S304では、吸気側区間開口面積VAREAIの配列及び前進させた排気側区間開口面積VAREAEの配列から、列番号表示値nに対応する列の区間開口面積VAREAIn,VAREAEnを読み出す。
S305では、読み出した吸気側区間開口面積VAREAInが排気側区間開口面積VAREAEnよりも大きいか否かを判定する。VAREAEnよりも大きいときは、S306へ進み、VAREAEn以下であるときは、S307へ進む。
S306では、排気側区間開口面積VAREAEnをその区間についての実質的な区間開口面積VAREAnとする。
S307では、吸気側区間開口面積VAREAInをその区間についての実質的な区間開口面積VAREAnとする。
S308では、各区間について算出した区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に渡り積算する。
SIGMA=SIGMA+VAREAn×DCA ・・・(14)
S309では、列番号表示値nが最終列番号Nに達したか否かを判定する。達したときは、S310へ進み、達していないときは、S303へ戻り、次の列について区間開口面積VAREAnを算出し、積算する。
S310では、算出した積算値SIGMAを有効開口面積ASUMOLとする。
ASUMOL=SIGMA ・・・(15)
S311では、列番号表示値n及び積算値SIGMAを0に設定する。
なお、ここでは、区間開口面積VAREAnをオーバーラップ期間に渡り積算して有効開口面積ASUMOLを算出することとしているが、区間開口面積VAREAnの選択及び積算は、排気弁23の弁リフト量VLIFTEが0となった時点で中断してもよい。
算出した有効開口面積ASUMOLは、既述の内部EGR量推定ルーチンにおいて、吹抜ガス量MRESOLの演算(S112)に用いられる。
次に、吸気圧力Pinの検出について説明する。
図10は、吸気圧力検出ルーチンのフローチャートである。
ECU41には、図11に示す同調次数テーブルと、図13に示す脈動圧力比テーブルとが記憶されている。ECU41は、実際の運転条件(ここでは、吸気温度Tin)に応じた同調回転数NEKの変化量DNEを算出し、算出した変化量DNE分、脈動圧力比RPpulをエンジン回転数NEに関してずらし、ずらした後の脈動圧力比テーブルを参照して、実際の脈動圧力比RPpulを算出する。算出した脈動圧力比RPpulを脈動補正値DPinに換算し、これを検出したマニホールド圧力Pmaniに加算して、オーバーラップ中心時OLCTRにおける吸気圧力(マニホールド圧力Pmaniに対し、脈動による圧力変動分が考慮される。)Pinを算出する。
ここで、上記の各テーブルについて付言する。
同調次数テーブルは、基準吸気温度(たとえば、Tin=25℃)での同調次数Min0の理論式を、計算又は実験の結果により補正して設定する。図11に点線で示す直線L1は、基準吸気温度での理論上の同調次数Min0の逆数を示しており、次式により表される。
1/Min0=(1/(120×Fin))×NE ・・・(16)
(16)式において、吸気通路内での気柱振動の基本周波数をFinとしており、この基本周波数Finは、吸気通路11の等価管長をLeとし、音速をSpsdとして、次式により算出される。なお、(18)式において、吸気通路11の実管長をLinとし、開放端補正値をDLとする。また、(19)式において、比熱比をκairとし、ガス定数をRairとする。
Fin=Spsd/(2×Le) ・・・(17)
Le=2(Lin+DL) ・・・(18)
Spsd=√{κair×Rair×Tin} ・・・(19)
マニホールド圧力Pmaniを検出して、エンジン回転数毎にプロットするとともに、得られた曲線C1(図12)から、同調次数Min=Aに相当する点P1のエンジン回転数NEa1を読み取る。図11において、直線L1上の1/Min0=1/Aに対応するエンジン回転数NEa0を読み取り、理論式(16)の傾きを次式により補正する(直線L2)。なお、点P1のエンジン回転数NEa1は、机上計算により得られるマニホールド圧力をもとに、特定することもできる。
1/Min=(1/(120×Fin))×(NEa0/NEa1)×NE ・・・(20)
このようにして得られた(20)式をテーブル化し、同調次数テーブルとしてECU41に記憶する。なお、同調次数Minの特性は、テーブルに代え、関数として記憶してもよい。
他方、脈動圧力比テーブルは、次のようにして設定する。エンジン1が温度に関して平衡状態にあり、かつ吸気温度及び外気圧力が夫々基準吸気温度、大気圧であるとして、オーバーラップ中心時OLCTRにおける、脈動分を考慮したマニホールド圧力Pincl(=Pinctr)を、机上計算によりエンジン回転数毎に把握する。得られたマニホールド圧力Pinclの、検出したマニホールド圧力Pmaniに対するずれ分を、脈動圧力比RPpulとしてテーブル化し、ECU41に記憶する。なお、マニホールド圧力Pinclの算出に際して採用するオーバーラップ期間OLPRDは、実際の運転時における各可変動弁装置25,26の作動状態に応じ、エンジン回転数毎に設定する(図14)。
RPpul=(Pincl−Pmani)/Pmani ・・・(21)
S401では、吸気温度Tin、マニホールド圧力Pmani及びエンジン回転数NEを読み込む。
S402では、実際の運転条件での同調回転数NEKを算出する。読み込んだ吸気温度Tin(たとえば、70℃)での同調次数特性線(図11のL3)を、(17)〜(20)式により算出し、算出した特性線上の、1/Min=1/Aに対応するエンジン回転数NEa2を、同調回転数NEKとして算出する。同調回転数NEKの算出に際して採用する同調次数Minは、実用運転領域を考慮して選択する。
S403では、同調回転数NEK(=NEa2)と、基準吸気温度下で同調次数MinをAとするエンジン回転数NEa1との差DNEを算出し、脈動圧力比テーブル(図13)を、算出した差DNEだけずらす。
S404では、ずらした後の脈動圧力比テーブル(以下「補正脈動圧力比テーブル」という。)を用い、脈動補正値DPinを算出する。脈動補正値DPinは、補正脈動圧力比テーブルから現在のエンジン回転数NEに対応する脈動圧力比RPpulを読み出し、読み出した脈動圧力比RPpulにマニホールド圧力Pmaniを乗算することにより算出する。
DPin=RPpul×Pmani ・・・(22)
S405では、算出した脈動補正値DPinにマニホールド圧力Pmaniを加算して、吸気圧力Pinを算出する。
Pin=Pmani+DPin ・・・(23)
算出した吸気圧力Pinは、オーバーラップ期間における代表吸気圧力として、既述の内部EGR量推定ルーチンにおいて、吹抜ガス流速Vblowの演算(S108〜111)に用いられる。
本実施形態に関し、図2に示すフローチャートのS101,103〜112が吹抜ガス量算出装置(図10に示すフローチャート全体が吸気圧力検出手段を、図2に示すフローチャートのS101が排気圧力検出手段を、図5,6に示すフローチャート全体が有効開口面積算出手段を構成する。)を構成する。また、図2に示すフローチャートのS102が残留ガス量算出手段を構成する。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
第1に、オーバーラップ期間における吸気及び排気圧力Pin,Pex、並びに有効開口面積ASUMOLをもとに、理論的な演算により吹抜ガス量MRESOLを算出することとしたので、運転状態によらず吹抜ガス量を簡易、かつ正確に算出し、内部EGR量を正確に推定することができる。
第2に、吹抜ガス量MRESOLの算出に際し、オーバーラップ期間中の所定のタイミング(すなわち、オーバーラップ中心時OLCTR)における吸気圧力Pinctrを代表吸気圧力として採用することとしたので、少ない演算負荷で上記第1の効果を得ることができる。
第3に、カムプロフィールやポート部形状を変更した場合は、変更後の形状に関する設定値自体(例えば、弁作動特性値CAMPF)の再適合を行えばよいので、再適合が容易である。
第4に、基準吸気温度での脈動圧力比RPpulを予めテーブル化して設定しておき、実際の運転時において、吸気温度Tinに応じてこのテーブルをずらして得た補正脈動圧力比テーブルを用いて脈動補正値DPinを算出することとしたので、脈動圧力比テーブルを異なる温度毎に設定する必要がない。
第5に、オーバーラップ期間を複数の区間に分割するとともに、分割した各区間について実質的な開口面積(すなわち、区間開口面積VAREA)を算出し、算出した区間開口面積VAREAを積算して有効開口面積ASUMOLを算出することとしたので、バルブクリアランスが変化した場合等において、この変化の大きさを算出される有効開口面積に正確に反映させ、有効開口面積を的確に算出することができる。
以上では、カムプロフィール自体は一定とし、バルブタイミングのみを変化させることでオーバーラップ期間を変化させる場合を例に説明したが、カムプロフィールの変化を伴ってオーバーラップ期間を変化させることとしてもよい。
また、以上では、吸気弁20及び排気弁23により形成される各開口面積が等しくなる時点における吸気圧力Pinを検出し、これを代表吸気圧力として吹抜ガス量MRESOLを算出する場合を例に説明したが、オーバーラップ期間の中間時点における吸気圧力Pinを検出し、これを代表吸気圧力に採用することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係るエンジンの構成 内部EGR量推定ルーチンのフローチャート 排気比熱比演算テーブル 混合気比熱比演算テーブル 開口面積配列作成ルーチンのフローチャート 有効開口面積演算ルーチンのフローチャート 弁リフト量に対する流量感度係数Cvの変化 最大オーバーラップ時に作成される配列の概念 実際のバルブタイミングに対して設定される配列の概念 吸気圧力検出ルーチンのフローチャート 同調次数Minの特性 エンジン回転数NEとマニホールド圧力Pmaniとの関係 脈動圧力比演算テーブル オーバーラップ中心時OLCTRにおける吸気圧力及び排気圧力
符号の説明
1…エンジン、11…吸気通路、12…エアクリーナ、13…スロットル弁、14…サージタンク、16…吸気ポート、17…インジェクタ、18…燃焼室、19…ピストン、20…吸気弁、21…吸気カム、22…排気ポート、23…排気弁、24…排気カム、25…吸気側可変動弁装置、26…排気側可変動弁装置、27…点火プラグ、28…排気通路、41…エンジンコントロールユニット、51…エアフローメータ、52…吸気圧力センサ、53…冷却水温度センサ、54…クランク角センサ、55…排気圧力センサ、56…排気温度センサ、57…酸素センサ、58…アクセルセンサ、59,60…カム角センサ。

Claims (8)

  1. エンジンの吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出するエンジンの吹抜ガス量算出装置であって、
    オーバーラップ期間における吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段と、オーバーラップ期間における排気圧力を検出する排気圧力検出手段と、吸気弁及び排気弁により形成される、吹抜ガスの通路の実質的な開口面積を有効開口面積として算出する有効開口面積算出手段と、を含んで構成され、
    少なくとも検出した吸気圧力及び排気圧力、並びに算出した有効開口面積をもとに、吹抜ガス量を算出し、
    オーバーラップ期間の中間時点で検出した吸気圧力をオーバーラップ期間における代表吸気圧力として、吹抜ガス量を算出するエンジンの吹抜ガス量算出装置。
  2. オーバーラップ期間の中間時点で検出した排気圧力をオーバーラップ期間における代表排気圧力として、吹抜ガス量を算出する請求項1に記載のエンジンの吹抜ガス量算出装置。
  3. エンジンの吸気弁開期間と排気弁開期間とのオーバーラップ期間中に排気側と吸気側との間で吹き抜ける排気の量を吹抜ガス量として算出するエンジンの吹抜ガス量算出装置であって、
    オーバーラップ期間における吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段と、オーバーラップ期間における排気圧力を検出する排気圧力検出手段と、吸気弁及び排気弁により形成される、吹抜ガスの通路の実質的な開口面積を有効開口面積として算出する有効開口面積算出手段と、を含んで構成され、
    少なくとも検出した吸気圧力及び排気圧力、並びに算出した有効開口面積をもとに、吹抜ガス量を算出し、
    吸気弁により形成される第1の開口面積と、排気弁により形成される第2の開口面積とが等しくなる時点で検出した吸気圧力をオーバーラップ期間における代表吸気圧力として、吹抜ガス量を算出するエンジンの吹抜ガス量算出装置。
  4. 第1及び第2の開口面積が等しくなる時点で検出した排気圧力をオーバーラップ期間における代表排気圧力として、吹抜ガス量を算出する請求項3に記載のエンジンの吹抜ガス量算出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の吹抜ガス量算出装置を含んで構成され、
    算出された吹抜ガス量をもとに、エンジンの内部EGR量を算出するエンジンの内部EGR量推定装置。
  6. 排気弁閉時期に筒内に残る排気の量を残留ガス量として算出する残留ガス量算出手段を更に含んで構成され、
    吹抜ガス量算出装置及び残留ガス量算出手段により算出された各ガス量をもとに、内部EGR量を算出する請求項5に記載のエンジンの内部EGR量推定装置。
  7. 吸気圧力検出手段は、基準温度下で設定された、吸気圧力に関するエンジン回転数毎の基本脈動補正値を有し、全期間における吸気圧力の平均圧力を検出する一方、実際の運転条件に応じた同調回転数の変化量分、前記基本脈動補正値をずらして、実際の脈動補正値を算出し、検出した平均吸気圧力を算出した脈動補正値により補正して、吸気圧力を検出する請求項5又は6に記載のエンジンの内部EGR量推定装置。
  8. 有効開口面積算出手段は、オーバーラップ期間を含む所定の期間を複数の区間に分割するとともに、各区間につき、予め定められた弁作動特性値をもとに、吸気弁及び排気弁により形成される実質的な区間開口面積を算出し、算出した区間開口面積をオーバーラップ期間に亘り積算して、有効開口面積を算出する請求項5〜7のいずれかに記載のエンジンの内部EGR量推定装置。
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