JP5922946B2 - グロープラグ - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンの予熱等に使用されるグロープラグに関する。
ディーゼルエンジンの始動補助等に用いられるグロープラグは、軸線方向に延びる軸孔を有するハウジングと、前記軸孔に挿通され通電により発熱するヒータ部材と、ヒータ部材に対する通電経路をなす棒状の中軸とを備えている。ヒータ部材としては、導電性セラミックからなる発熱素子を有するセラミックヒータや、導電性金属からなる発熱コイルを有するシースヒータが採用される。また、一般にヒータ部材は、ハウジング又はハウジングに接合された筒状部材の内周に圧入固定される。加えて、ハウジングは、その後端部に、グロープラグを内燃機関に取付ける際に工具を係合するための工具係合部を備える。
さらに、工具係合部の内側において、ハウジングの内周と中軸の外周との間には、所定の絶縁性材料(例えば、フッ素ゴムやシリコーンゴムなど)からなる環状のシール部材が設けられる(例えば、特許文献1等参照)。シール部材を設けることで、軸孔に対する液体(例えば、オイルなど)の浸入を抑制することができる。その結果、軸孔及びハウジング間における絶縁性の維持を図ることができるとともに、ヒータ部材のうちハウジング等に圧入固定された部位に液体が付着し、前記ヒータ部材の発熱により、付着した液体が炭化してショートが発生することを抑制できる。
特開2005−315474号公報
ところで、グロープラグは、環境温度の低下を図るべく、通常、内燃機関の吸気側に配置されるが、吸気側に十分な配置スペースを確保できないことがあり、このような場合には、内燃機関の排気側に配置される。しかしながら、グロープラグを内燃機関の排気側に配置した場合には、エキゾーストマニフォールドやターボチャージャ等からの輻射熱や伝熱の影響により、ハウジングのうち工具係合部及びその近傍は、250℃程度の高温となり得る。そのため、工具係合部の内側に配置されるシール部材において、熱による劣化(圧縮永久歪の発生による弾性の低下)が生じてしまうおそれがある。
そこで、熱によるシール部材の劣化を防止するために、シール部材を耐熱性に優れる特殊な材料〔例えば、デュポン社製のカルレッツ(登録商標)など〕により形成することが考えられる。しかしながら、このような耐熱性に優れる材料をシール部材に適用したとしても、グロープラグのように高温雰囲気に長時間晒される環境下で使用すると圧縮永久歪が大きくなり、気密性を確保できないおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、熱によるシール部材の劣化をより確実に防止することができるグロープラグを提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成のグロープラグは、軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、内燃機関の取付孔に設けられた雌ねじ部に螺合するための雄ねじ部、及び、前記雄ねじ部よりも後端側に位置し前記内燃機関への取付時に工具が係合される工具係合部を具備する筒状のハウジングと、
少なくとも自身の先端部が前記ハウジングの先端から突出した状態で、前記軸孔に挿設されるヒータ部材と、
前記軸線方向に延びる棒状をなすとともに、前記軸孔に挿通され、前記ヒータ部材への通電経路をなす中軸とを備えるグロープラグであって、
前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記ハウジングの内周と前記中軸の外周との間に、絶縁性材料からなる環状のシール部材が配置され
前記ヒータ部材が、前記形成範囲から先端側に離れて配置され、
前記シール部材が、前記形成範囲のみに存在することを特徴とする。
上記構成1によれば、シール部材は、軸線に沿った雄ねじ部の形成範囲において、ハウジング及び中軸間に配置されるように構成されている。従って、シール部材は、高温となり得る工具係合部から離間した位置に設けられることとなり、シール部材の温度を十分に低く抑えることができる。
また、一般に内燃機関は、冷却水等により冷却されるため、ハウジングのうち、内燃機関(雌ねじ部)に接触する雄ねじ部及びその近傍は、工具係合部が極めて高温となるような環境下であっても、十分に低温(例えば、100℃以下)となる。そのため、雄ねじ部の内側に位置するシール部材は、その温度がより一層低く抑えられることとなる。
以上のように、上記構成1によれば、上述の作用効果が相乗的に作用することにより、熱によるシール部材の劣化をより確実に防止することができる。
構成2.本構成のグロープラグは、上記構成1において、前記雌ねじ部に前記雄ねじ部を螺合した状態において、前記軸線に沿った前記雌ねじ部の形成範囲に前記シール部材が位置することを特徴とする。
上記構成2によれば、内燃機関に設けられた雌ねじ部に対して雄ねじ部を螺合した状態(すなわち、内燃機関に対してグロープラグを取付けた状態)において、雌ねじ部の内側にシール部材が位置するように構成されている。従って、工具係合部の熱がシール部材に対してより伝わりにくくなるとともに、ハウジングのうち、外周が雌ねじ部(内燃機関)に接触し一層低温となる部位がシール部材に接触することとなる。これにより、シール部材の温度を一段と低く抑えることができ、熱によるシール部材の劣化を一層効果的に防止することができる。
構成3.本構成のグロープラグは、上記構成1又は2において、前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記ハウジングの内周には、前記シール部材よりも前記軸線方向先端側に位置し、径方向内側に向けて突出する段部が設けられることを特徴とする。
上記構成3によれば、段部よりも先端側に向けたシール部材の移動を規制することができる。従って、気密性の確保というシール部材の本来的な機能をより確実に発揮させることができる。
構成4.本構成のグロープラグは、上記構成3において、前記ハウジングは、
自身の内周に対して前記シール部材が接触する大径部と、
前記大径部よりも前記軸線方向先端側に位置し、自身の内径が前記大径部の内径よりも小さい小径部とを備え、
前記段部は、前記大径部の先端と前記小径部の後端とを連接する部位により構成され、
前記段部は、前記雄ねじ部における完全ネジ部の先端から前記雄ねじ部のねじピッチの3倍以上前記軸線方向後端側に設けられることを特徴とする。
尚、「完全ネジ部」とあるのは、山の頂の形状と谷底の形状とが両方とも完全な山形となっているねじ部をいう。
内燃機関にグロープラグを取付けた状態では、ハウジングのうち雄ねじ部よりも先端側に位置する部位と、雄ねじ部のうち前記部位の近傍に位置する部位とに対して軸力が加わることとなる。そのため、ハウジングのうち軸力が加わり得る部位は、軸力による変形を防止するために、優れた機械的強度を有することが望まれる。
この点を踏まえて、上記構成4によれば、前記段部が、雄ねじ部における完全ネジ部の先端よりも雄ねじ部のねじピッチの3倍以上だけ軸線方向後端側に設けられている。すなわち、小径部よりも内径が大きく比較的薄肉となり得る大径部が、前記軸力が加わり得る部位から外れた位置に設けられており、大径部よりも内径が小さく比較的厚肉となり得る小径部が、前記軸力が加わり得る位置に設けられている。従って、ハウジングのうち軸力が加わり得る部位における機械的強度を十分に確保することができる。その結果、ハウジングの変形をより確実に防止することができる。
構成5.本構成のグロープラグは、上記構成1乃至4のいずれかにおいて、前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記中軸の外周には、前記シール部材よりも前記軸線方向先端側に位置し、径方向外側に向けて突出する突部が設けられることを特徴とする。
上記構成5によれば、突部よりも先端側へのシール部材の移動を規制することができる。従って、シール部材による気密性の確保という機能をより確実に発揮させることができる。
構成6.本構成のグロープラグは、上記構成1乃至5のいずれかにおいて、前記シール部材は、絶縁性の弾性材料からなり、
前記ハウジングの内周と前記中軸の外周との間に配置する前における、前記シール部材の中心軸を含む前記シール部材の断面において、
前記シール部材の断面の外形線は、
外周側に位置するとともに、径方向外側に膨出する湾曲状をなす第1外形線と、
内周側に位置するとともに、自身の曲率半径が前記第1外形線の曲率半径よりも大きい状態で径方向内側に膨出する湾曲状、又は、前記シール部材の中心軸に沿った直線状をなす第2外形線とを有することを特徴とする。
上記構成6によれば、シール部材をハウジング及び中軸間に押し入れる際に、シール部材のうち第2外形線を構成する部位が、シール部材の全体を支えて、その曲がりや巻き込みを抑制する芯として機能することとなる。従って、中軸に接触するシール部材の内周面において、曲がりやシワが発生してしまうことをより確実に防止でき、シール部材の内周面を中軸に対してより確実に接触させることができる。その結果、シール部材及び中軸間のシール性をより高めることができる。
また、シール部材をハウジング及び中軸間に押し入れる際に、シール部材は径方向に沿って圧縮されることとなるが、上記構成6によれば、第1外形線が径方向外側に膨出する湾曲状とされているため、シール部材の圧縮による変形をスムーズに行うことができる。
さらに、第1外形線を湾曲状とすることで、シール部材は、その変形時において、径方向に沿った厚みの大きい部分が厚みの小さい部分へと移動するようにして変形する。従って、ハウジング及び中軸間に配置されたシール部材において、局所的に内部応力の高い変形部位が生じにくくなる。その結果、グロープラグが外部から振動等を受けた際における、内部応力に起因するシール部材の破損(切断)をより確実に防止することができる。
グロープラグの構成を示す正面図である。 グロープラグの構成を示す断面図である。 ハウジング及び中軸間に配置される前における、シール部材の断面図である。 ハウジング及び中軸間に配置される前における、シール部材の別例を示す断面図である。 段部等の構成を示すハウジング等の拡大断面図である。 内燃機関に取付けられた状態のグロープラグを示す拡大断面図である。 別の実施形態において、中軸に設けられた突部等を示す断面図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、グロープラグ1の正面図であり、図2は、グロープラグ1の断面図である。尚、図1,2等においては、図の下側をグロープラグ1の先端側、上側を後端側として説明する。
図1及び図2に示すように、グロープラグ1は、ハウジング2、中軸3、ヒータ部材としてのセラミックヒータ4、外筒5、及び、端子ピン6等を備えている。
ハウジング2は、所定の金属材料(例えば、S45C等の鉄系素材)によって筒状に形成され、軸線CL1方向に沿って延びる軸孔7を有している。さらに、ハウジング2の軸線CL1方向中央部外周には、グロープラグ1を内燃機関の取付孔に設けられた雌ねじ部に取付けるための雄ねじ部8が形成されている。併せて、ハウジング2の後端部外周には断面六角形状をなす工具係合部9が形成されており、前記雌ねじ部に前記雄ねじ部8を螺合する際には、工具係合部9に対して取付用の工具が係合されるようになっている。尚、本実施形態では、雄ねじ部8の谷部分において、ハウジング2の肉厚が所定値(例えば、1.7mm)以下となるように構成されている。
また、ハウジング2の軸孔7には、金属製で丸棒状をなす前記中軸3が収容されている。中軸3は、中実状をなし、本実施形態では、軸線CL1に沿って一定の外径を有するように構成されている。また、中軸3の先端部は、導電性の金属材料(例えば、SUS等の鉄系素材)により形成された円筒状の接続部材10の後端部に接合(例えば、溶接等)されるとともに、接続部材10の先端部には、前記セラミックヒータ4の後端部が圧入されている。これにより、中軸3とセラミックヒータ4とは接続部材10を介して機械的かつ電気的に接続されている。
さらに、中軸3の後端部には、金属製の前記端子ピン6が加締め固定されており、端子ピン6の先端部及びハウジング2の後端部の間には、両者間における直接的な通電(短絡)を防止すべく、絶縁性素材からなる絶縁ブッシュ11が設けられている。
併せて、前記外筒5は、所定の金属材料により筒状に形成されており、ハウジング2の先端部に接合されている。また、外筒5は、セラミックヒータ4の軸線CL1方向に沿った中間部分を保持しており、セラミックヒータ4の先端部は外筒5の先端から露出した状態となっている。さらに、外筒5は、その外周に、軸線CL1方向先端側に向けて徐々に外径が小さくなるテーパ状の圧接部5Aを備えている。グロープラグ1を内燃機関に取付けた際には、前記圧接部5Aが内燃機関に設けられたテーパシートに対して圧接することで、燃焼室内における気密性が確保されるようになっている。尚、外筒5は、自身の後端部が軸孔7に挿入された状態で、自身とハウジング2との接触面外縁に沿ってレーザー溶接を施すことで、ハウジング2に接合されている。
前記セラミックヒータ4は、軸線CL1方向に延びる丸棒状の基体21と、その内部に埋設され、長細いU字状をなす発熱素子22とを備えている。基体21は、絶縁性セラミック(例えば、窒化珪素やアルミナ等)により構成されており、発熱素子22は、窒化珪素を主成分とし、導電性材料(例えば、モリブデンやタングステンの炭化物や珪化物など)を含む導電性セラミックにより構成されている。
また、発熱素子22は、セラミックヒータ4の先端部に配置される発熱部23と、当該発熱部23のそれぞれの端部から後端側に向けて延びる一対の棒状のリード部24,25とを備えている。発熱部23は、いわゆる発熱抵抗体として機能する部位であり、曲面状に形成されたセラミックヒータ4の先端部分において、その曲面に沿うようにしてU字状をなしている。
また、前記リード部24,25は、それぞれセラミックヒータ4の後端側に向けて互いに略平行に延設されている。そして、一方のリード部24の後端寄り位置には、電極取出部26が外周方向に突設されており、当該電極取出部26は、セラミックヒータ4の外周面に露出している。同様に、他方のリード部25の後端寄りの位置にも、電極取出部27が外周方向に突設されており、当該電極取出部27は、セラミックヒータ4の外周面に露出している。尚、前記一方のリード部24の電極取出部26は、軸線CL1方向に沿って、前記他方のリード部25の電極取出部27よりも後端側に位置している。
加えて、電極取出部26の露出部分は、接続部材10の内周面に接触しており、接続部材10に接続された中軸3とリード部24との電気的導通が図られている。また、電極取出部27の露出部分は、外筒5の内周面に対して接触しており、外筒5に接合されたハウジング2とリード部25との電気的導通が図られている。すなわち、本実施形態では、中軸3とハウジング2とが、セラミックヒータ4の発熱部23に通電するための陽極・陰極として機能するようになっている。
さらに、軸孔7内の気密性を確保すべく、ハウジング2及び中軸3間には、絶縁性の弾性材料(例えば、フッ素ゴムやシリコーンゴムなど)からなる環状のシール部材31が設けられている。本実施形態において、シール部材31は、軸線CL1に沿った雄ねじ部8の形成範囲RAにおいて、ハウジング2の内周と中軸3の外周との間に設けられている。尚、シール部材31は、ハウジング2や中軸3等を組付けた上で、両者の間に押し入れられることにより軸孔7内に設けられる。
また、本実施形態では、図3に示すように、ハウジング2の内周と中軸3の外周との間に配置する前における、シール部材31の内周を通過するシール部材31の中心軸CL2を含むシール部材31の断面において、シール部材31の断面の外形線OLのうち、外周側に位置する(つまり、ハウジング2の内周と接触する)第1外形線OL1は、径方向外側に膨出する湾曲状をなしている。一方で、前記断面において、外形線OLのうち内周側に位置する(つまり、中軸3の外周と接触する)第2外形線OL2は、前記中心軸CL2に沿った直線状をなしている。
尚、図4に示すように、前記断面において、第2外形線OL2を、自身の曲率半径R2が第1外形線OL1の曲率半径R1よりも大きい状態で径方向内側に膨出する湾曲状をなすように構成してもよい。
加えて、図5に示すように、ハウジング2は、自身の内周に対してシール部材31が接触する大径部32と、当該大径部32よりも軸線CL1方向先端側に位置し、自身の内径が大径部32の内径よりも小さい小径部33とを備えている。本実施形態では、大径部32の外径と小径部33の外径とが略等しいものとされており、小径部33の肉厚は、大径部32の肉厚よりも大きなものとなっている。
また、大径部32の先端と小径部33の後端との連接部には、シール部材31よりも軸線CL1方向先端側に位置し、径方向内側に突出する段部34が形成されている。段部34は、軸線CL1に沿った雄ねじ部8の形成範囲RAに設けられており、本実施形態では、雄ねじ部8における完全ネジ部の先端から雄ねじ部8のねじピッチの3倍以上軸線CL1方向後端側に設けられている。すなわち、グロープラグ1を内燃機関に対して取付けた状態において、軸線CL1方向に沿った軸力が加わる位置よりも後端側に、比較的薄肉の大径部32が位置し、軸力が加わる位置に、比較的厚肉で強度に優れる小径部33が位置するように構成されている。
さらに、本実施形態では、図6に示すように、内燃機関ENのエンジンヘッドEHに設けられた取付孔HOの雌ねじ部FSに雄ねじ部8を螺合した状態において、前記軸線CL1に沿った雌ねじ部FSの形成範囲にシール部材31が位置するように、シール部材31の配置位置が設定されている。また、エンジンヘッドEHは、冷却水等により冷却されており、ハウジング2のうち、エンジンヘッドEHに接触する雄ねじ部8及びその近傍は、内燃機関ENの動作時においても、十分に低温(例えば、100℃以下)となるように構成されている。
尚、本実施形態において、グロープラグ1は、内燃機関ENの排気側に配置されている。そのため、エキゾーストマニフォールドやターボチャージャ等からの輻射熱や伝熱の影響により、ハウジング2のうちエンジンヘッドEHから突き出す工具係合部9及びその近傍は、250℃程度の高温となり得る。
以上詳述したように、本実施形態によれば、シール部材31は、軸線CL1に沿った雄ねじ部8の形成範囲において、ハウジング2及び中軸3間に配置されている。従って、シール部材31は、高温となり得る工具係合部9から離間した位置に設けられることとなり、シール部材31の温度を十分に低く抑えることができる。
また、内燃機関ENは冷却水等により冷却されるため、ハウジング2のうち、内燃機関EN(雌ねじ部FS)に接触する雄ねじ部8及びその近傍は、工具係合部9が極めて高温となるような環境下であっても、十分に低温(例えば、100℃以下)となる。そのため、雄ねじ部8の内側に位置するシール部材31において、その温度を一層低く抑えることができる。
以上のように、本実施形態によれば、上述の作用効果が相乗的に作用することにより、熱によるシール部材31の劣化をより確実に防止することができる。
さらに、雌ねじ部FSに対して雄ねじ部8を螺合した状態(すなわち、内燃機関ENに対してグロープラグ1を取付けた状態)において、雌ねじ部8の内側にシール部材31が位置するように構成されている。従って、工具係合部9の熱がシール部材31に対してより伝わりにくくなるとともに、ハウジング2のうち、外周が雌ねじ部FS(内燃機関EN)に接触し一層低温となる部位がシール部材31に接触することとなる。これにより、シール部材31の温度を一段と低く抑えることができ、熱によるシール部材31の劣化を一層効果的に防止することができる。
加えて、ハウジング2の内周に設けられた段部34により、段部34よりも先端側に向けたシール部材31の移動を規制することができる。従って、気密性の確保というシール部材31の本来的な機能をより確実に発揮させることができる。
併せて、本実施形態では、小径部33よりも内径が大きく比較的薄肉の大径部32が、軸力が加わり得る部位から外れた位置に設けられており、大径部32よりも内径が小さく比較的厚肉の小径部33が、軸力が加わり得る位置に設けられている。従って、ハウジング2のうち軸力が加わり得る部位における機械的強度を十分に確保することができる。その結果、ハウジング2の変形をより確実に防止することができる。
また、本実施形態では、シール部材31における第2外形線OL2が直線状又は緩やかな湾曲状をなすように構成されている。従って、シール部材31をハウジング2及び中軸3間に押し入れる際に、シール部材31のうち第2外形線OL2を構成する部位が、シール部材31の全体を支えて、その曲がりや巻き込みを抑制する芯として機能することとなる。従って、中軸3に接触するシール部材31の内周面において、曲がりやシワが発生してしまうことをより確実に防止でき、シール部材31の内周面を中軸3に対してより確実に接触させることができる。その結果、シール部材31及び中軸3間のシール性をより高めることができる。
さらに、第1外形線OL1は、径方向外側に膨出する湾曲状とされている。そのため、シール部材31の圧縮による変形をスムーズに行うことができる。また、シール部材31は、その変形時において、径方向に沿った厚みの大きい部分が厚みの小さい部分へと移動するようにして変形することとなる。従って、ハウジング2及び中軸3間に配置されたシール部材31において、局所的に内部応力の高い変形部位が生じにくくなる。その結果、グロープラグ1が外部から振動等を受けた際における、内部応力に起因するシール部材31の破損(切断)をより確実に防止することができる。
また、本実施形態では、雄ねじ部8の谷部分において、ハウジング2の肉厚が所定値以下とされているため、雄ねじ部8に伝わる熱量に対して雄ねじ部8から内燃機関ENに伝わる熱量を大きくすることができ、雄ねじ部8及びその近傍は十分に低温となる。従って、シール部材31の温度をより一層確実に低く抑えることができ、熱によるシール部材31の劣化を効果的に防止することができる。また、ハウジング2の肉厚を所定値以下とすることで、グロープラグ1の軽量化を図ることができるため、燃費性能の向上や材料コストの低減を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、シール部材31は、雄ねじ部8の先端よりも雄ねじ部8のねじピッチの3倍以上だけ軸線CL1方向後端側に配置されているが、シール部材31の配置位置はこれに限定されるものではなく、シール部材31は、軸線CL1に沿った雄ねじ部8の形成範囲RAに配置されていればよい。
(b)ハウジング2の内周と中軸3の外周との間に配置する前におけるシール部材31の断面形状は、特に限定されるものではない。従って、例えば、ハウジング2の内周と中軸3の外周との間に配置する前において、シール部材31の断面形状が円形状や矩形状をなすように構成してもよい。
(c)上記実施形態では、シール部材31の先端側への移動を規制すべく、ハウジング2の内周に段部34が形成されている。これに対して、図7に示すように、軸線CL1に沿った雄ねじ部8の形成範囲において、中軸3の外周に、シール部材31よりも軸線CL1方向先端側に位置し、径方向外側に向けて突出する突部35を設けることとしてもよい。この場合においても、段部34を設ける場合と同様に、シール部材31の先端側への移動を規制することができる。また、この場合には、雄ねじ部8の先端から雄ねじ部8のねじピッチの3倍だけ後端側の位置よりも軸線CL1方向先端側に、突部35を設けてもよい。尚、段部34及び突部35の双方を設けることで、シール部材31の移動規制効果をより高めることとしてもよい。
(d)上記実施形態では、ヒータ部材としてのセラミックヒータ4を有するグロープラグ1(いわゆる、セラミックグロープラグ)に対して、本発明の技術思想が適用されている。しかしながら、本発明の技術思想を適用可能なグロープラグはこれに限定されるものではない。従って、例えば、導電性金属からなる発熱コイルを有してなるシースヒータを、ヒータ部材として備えるグロープラグ(いわゆるメタルグロープラグ)に対して、本発明の技術思想を適用することとしてもよい。
(e)上記実施形態において、グロープラグ1は内燃機関ENの排気側に配置されているが、グロープラグ1を内燃機関ENの吸気側に配置することとしてもよい。すなわち、内燃機関ENに対するグロープラグ1の配置位置は、特に限定されるものではない。
(f)上記実施形態において、中軸3は、軸線CL1に沿って一定の外径を有するように構成されているが、中軸3の先端側に、その外径が先端側に向けて徐々に細径化されてなるくびれを設けることとしてもよい。この場合には、中軸3からセラミックヒータ4に伝わる応力の緩和等を図ることができる。尚、くびれは、段部34及び突部35よりも先端側に設けることが好ましい。
(g)上記実施形態において、中軸3とセラミックヒータ4とは、接続部材10を介して電気的に接続されているが、所定のリード線などにより中軸3とセラミックヒータ4とを電気的に接続することとしてもよい。
(h)セラミックヒータ4の形状は特に限定されるものではなく、例えば、断面楕円形状や断面長円形状、断面多角形状であってもよい。また、セラミックヒータとして、それぞれ板状をなす複数の基体の間に発熱素子を挟み込んだいわゆる板状ヒータを用いることとしてもよい。
1…グロープラグ、2…ハウジング、3…中軸、4…セラミックヒータ(ヒータ部材)、7…軸孔、8…雄ねじ部、9…工具係合部、31…シール部材、32…大径部、33…小径部、34…段部、35…突部、CL1…軸線、CL2…(シール部材の)中心軸、EN…内燃機関、FS…雌ねじ部、HO…取付孔、OL…外形線、OL1…第1外形線、OL2…第2外形線。

Claims (6)

  1. 軸線方向に延びる軸孔を有するとともに、内燃機関の取付孔に設けられた雌ねじ部に螺合するための雄ねじ部、及び、前記雄ねじ部よりも後端側に位置し前記内燃機関への取付時に工具が係合される工具係合部を具備する筒状のハウジングと、
    少なくとも自身の先端部が前記ハウジングの先端から突出した状態で、前記軸孔に挿設されるヒータ部材と、
    前記軸線方向に延びる棒状をなすとともに、前記軸孔に挿通され、前記ヒータ部材への通電経路をなす中軸とを備えるグロープラグであって、
    前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記ハウジングの内周と前記中軸の外周との間に、絶縁性材料からなる環状のシール部材が配置され
    前記ヒータ部材が、前記形成範囲から先端側に離れて配置され、
    前記シール部材が、前記形成範囲のみに存在することを特徴とするグロープラグ。
  2. 前記雌ねじ部に前記雄ねじ部を螺合した状態において、前記軸線に沿った前記雌ねじ部の形成範囲に前記シール部材が位置することを特徴とする請求項1に記載のグロープラグ。
  3. 前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記ハウジングの内周には、前記シール部材よりも前記軸線方向先端側に位置し、径方向内側に向けて突出する段部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のグロープラグ。
  4. 前記ハウジングは、
    自身の内周に対して前記シール部材が接触する大径部と、
    前記大径部よりも前記軸線方向先端側に位置し、自身の内径が前記大径部の内径よりも小さい小径部とを備え、
    前記段部は、前記大径部の先端と前記小径部の後端とを連接する部位により構成され、
    前記段部は、前記雄ねじ部における完全ネジ部の先端から前記雄ねじ部のねじピッチの3倍以上前記軸線方向後端側に設けられることを特徴とする請求項3に記載のグロープラグ。
  5. 前記軸線に沿った前記雄ねじ部の形成範囲において、前記中軸の外周には、前記シール部材よりも前記軸線方向先端側に位置し、径方向外側に向けて突出する突部が設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のグロープラグ。
  6. 前記シール部材は、絶縁性の弾性材料からなり、
    前記ハウジングの内周と前記中軸の外周との間に配置する前における、前記シール部材の中心軸を含む前記シール部材の断面において、
    前記シール部材の断面の外形線は、
    外周側に位置するとともに、径方向外側に膨出する湾曲状をなす第1外形線と、
    内周側に位置するとともに、自身の曲率半径が前記第1外形線の曲率半径よりも大きい状態で径方向内側に膨出する湾曲状、又は、前記シール部材の中心軸に沿った直線状をなす第2外形線とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のグロープラグ。
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