JP4128295B2 - グロープラグ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ディーゼルエンジンの着火源として用いられるグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記グロープラグとして、たとえば、図6に示すものが知られている。図6は、上記グロープラグの縦断面説明図である。グロープラグ50には、金具51が備えられている。金具51の外周面には、ディーゼルエンジンのヘッドに形成された雌ねじにねじ込むための雄ねじ部52が形成されており、その雄ねじ部52の上方には、プラグレンチをあてがうための締付部53が形成されている。締付部53は、その平面を説明する図7に示すように、外周面が六角ナットの外周面の形状に形成されている。また、金具51の内部には、ディーゼルエンジンの燃焼室に露出するチューブ54が挿入されている。
【0003】
チューブ54の先端内部には、チューブ54を赤熱させるための発熱コイル55が収容されており、その発熱コイル55は、金具51およびチューブ54に挿入された中軸56の先端に溶接されている。チューブ54の圧入部分には、金具51内の気密性を確保するためのゴムパッキン57が装着されている。中軸56の上部には、絶縁体58が挿通されており、絶縁体58の凸部が締付部53に嵌め込まれている。絶縁体58の下面、締付部53の内壁面および中軸56の間には、金具51内の気密性を確保するためのゴム製のOリング59が介在されている。また、中軸56の雄ねじ56aには、丸ナット60が挿通されており、その丸ナット60の締めけにより、絶縁体58が下降し、Oリング59が押し広げられ、絶縁体58および金具51間が遮断され、金具51内部の気密性が確保されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディーゼルエンジンの進化に伴い、エンジンヘッド回りが複雑化してきている。そのため、エンジンヘッド上に取付けるグロープラグの取付スペースが制約されるようになってきた。
そこで、エンジンヘッド上に位置する上記締付部53の二面幅の小さいグロープラグが要求されるようになってきた。特に、4バルブのエンジンでは、エンジンヘッド回りがより一層複雑で上記制約が厳しいため、より一層二面幅の小さい締付部53が要求される。
しかし、締付部53の二面幅を小さくすると、締付部53の肉厚D3(図7)が薄くなるため、プラグレンチなどの工具で締付部53を締め付ける際に、締付部53が変形するおそれがあるという問題がある。
なお、絶縁体58の下面と締付部53の内壁面との間には、金具51内の気密性を確保するためのゴム製のOリング59が介在されているため、締付部の外径を細くした場合に締付部53の肉厚D2を厚くし過ぎると、Oリング59を収容する空間が狭くなり、絶縁体58の下面によってOリング59を押圧しても、Oリング59が十分に押し広げられないため、Oリング59と締付部53の内壁面との密着力が小さくなってしまい、金具51内の気密性が悪くなるという問題もある。
【0005】
そこで、本発明は、締付部の強度が高く、かつ、締付部の二面幅の小さいグロープラグを実現することを第1の目的とし、締付部の強度および内部の気密性が高く、かつ、締付部の二面幅の小さいグロープラグを実現することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、中心軸に沿って形成された貫通孔を有する筒形状に形成されており、ディーゼルエンジン側に設けられた雌ねじにねじ込むための雄ねじが形成された外周面を有する雄ねじ部と、この雄ねじ部の貫通孔と連通する貫通孔が前記中心軸に沿って形成されており、前記雄ねじ部を前記雌ねじにねじ込むために用いる工具をあてがう形状に形成された外周面を有する締付部と、を有する金具と、前記締付部の貫通孔に嵌め込まれており、前記締付部の貫通孔と連通する貫通孔が前記中心軸に沿って形成された絶縁体と、この絶縁体、前記締付部および前記雄ねじ部のそれぞれに形成された貫通孔を通って前記金具に挿通された中軸と、この中軸の前記金具内部において接続されており、その中軸への通電によって発熱する発熱体と、が備えられており、前記工具を前記締付部にあてがい、その締付部を回転させることにより、前記雄ねじ部を前記雌ねじにねじ込むグロープラグにおいて、前記締付部の外周面が、12ポイントナットの外周面の形状に形成されており、前記締付部に形成された貫通孔の前記絶縁体が嵌め込まれている部分の径をφd1(mm)とし、前記締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とし、φd1/L1=Aとした場合において、0.77≦A≦0.82であるという技術的手段を採用する。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のグロープラグにおいて、前記締付部の内面から締付部の中心軸方向に向けて段部が形成されており、その段部、前記絶縁体および前記中軸の周面間には、前記金具の内部を気密状態にするためのシール部材が介在されているという技術的手段を採用する。
【0009】
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のグロープラグにおいて、前記雄ねじ部の呼び径をmm単位で表したときの外径の基準寸法をφd2とし、前記締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とした場合において、φd2=L1であるという技術的手段を採用する。
【0010】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のグロープラグにおいて、φd2=8mmであるという技術的手段を採用する。
【0011】
請求項5に記載の発明では、請求項3に記載のグロープラグにおいて、φd2=6mmであるという技術的手段を採用する。
【0012】
【作用および効果】
請求項1ないし請求項5に記載の発明では、工具をあてがう締付部の外周面が、12ポイントナットの外周面の形状に形成されているため、締付部の外周面を六角ナットの外周面の形状に形成されたものよりも肉厚(外周面と貫通孔との間の最小幅)を厚く形成することができる。
したがって、締付部の二面幅を小さく形成した場合であっても、肉厚を厚く形成できるため、外周面が六角ナット形状のものよりも締付部の強度を高めることができる。
また、締付部に形成された貫通孔の絶縁体が嵌め込まれている部分の径をφd1とし、締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とした場合において、φd1/L1=Aが、0.77≦A≦0.82となるように、締付部を構成することが望ましい。
つまり、前述のように、締付部の肉厚を薄くし過ぎると締付部の強度が低下し、締付部の肉厚を厚くし過ぎると金具内部の気密性が低下するが、後述する発明の実施の形態に記載するように、上記範囲となるように、締付部を構成することにより、強度および気密性が高いグロープラグを実現できるからである。
【0013】
特に、請求項2に記載の発明は、締付部の内面から締付部の中心軸方向に向けて段部が形成されており、その段部、絶縁体および中軸の外周面間には、金具の内部を気密状態にするためのシール部材が介在されているグロープラグに好適に用いられる。
つまり、そのようなグロープラグにあっては、締付部の肉厚が厚くなり過ぎると、上記段部、絶縁体および中軸の外周面間にシール部材を収容する空間が小さくなり、絶縁体の下面でシール部材を押圧した場合のシール部材が押し広げられる量が減少し、上記段部、絶縁体および中軸の外周面に対する密閉部材の密着力が小さくなり、気密性が低下してしまう。この場合、締付部の貫通孔の径を大きくすることにより、シール部材を収容する空間を大きくすることができるが、締付部の肉厚が薄くなってしまう。
しかし、請求項1に記載の発明を用いれば、締付部の二面幅を小さくし、締付部の貫通孔の径を大きくした場合であっても、従来の六角ナット形状のものよりも厚い肉厚を確保できるため、締付部の強度を確保しながらシール部材を収容する空間を大きくすることができる。
したがって、締付部の強度および金具内部の気密性が高いグロープラグを実現できる。
【0015】
さらに、請求項1または請求項2に記載の発明は、請求項3に記載するように、金具の雄ねじ部の呼び径をmm単位で表したときの外径の基準寸法をφd2とし、締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とした場合において、φd2=L1であるグロープラグに好適に用いられる。
つまり、請求項1または請求項2に記載の発明を用いることにより、締付部の二面幅と金具の雄ねじ部の呼び径とが等しいような細身のグロープラグを実現することができるからである。
【0016】
たとえば、請求項4に記載の発明のように、φd2=8mmであるグロープラグ、あるいは、請求項5に記載の発明のように、φd2=6mmであるような細身のグロープラグを実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のグロープラグの一実施形態について図を参照して説明する。
なお、本実施形態では、本発明のグロープラグとして、メタルグロープラグ(シーズグロープラグ)を代表に説明する。また、図1において図面上部をグロープラグの後端(電圧印加側)とし、図面下部をグロープラグの先端(発熱側)とする。
図1は、本実施形態のグロープラグの縦断面説明図である。図2(A)は、図1に示すグロープラグの後端部の外観を示す部分説明図であり、図2(B)は、図2(A)に示すグロープラグに備えられた締付部を後端側上方から見た平面図である。図3は、図2(A)に示すグロープラグに備えられた締付部と、図7に示した従来の締付部とを比較する説明図である。
【0018】
図1に示すように、本実施形態のグロープラグ10には、金具20と、この金具20に絶縁状態で挿通された中軸11とが備えられている。金具20は、雄ねじ部21と、雄ねじ部21の後端側に雄ねじ部21と一体形成された締付部22とを有する。雄ねじ部21は、中軸11が挿通された貫通孔21bを中心軸方向に沿って有する筒形状に形成されており、その外周面には、雄ねじ21aが形成されている。締付部22は、中軸11が挿通された貫通孔22aを中心軸方向に沿って有しており、貫通孔22aは、ねじ部21の貫通孔21bと連通しており、貫通孔21bの径より大径に形成されている。
【0019】
締付部22の外周面は、図2に示すように、同じ角度の12個の角部を有する、いわゆる12ポイントナットの外周面形状に形成されている。また、図1に示すように、締付部22の貫通孔22aの下端には、貫通孔22aから中心軸に対して斜め先端向きに段部22bが形成されている。
中軸11には、その後端から絶縁体12が挿通されており、その絶縁体12は、締付部22の貫通孔22aに嵌め込まれている。絶縁体12は、貫通孔22aの形状に対応した先端向きの凸部を有しており、その凸部が締付部22の貫通孔22aに嵌め込まれている。
つまり、中軸11と締付部22との間に絶縁体12が介在することにより、中軸11および締付部22間が絶縁されている。
【0020】
また、絶縁体12は、中軸11が挿通された貫通孔12aを中心軸11b方向に沿って有しており、貫通孔12aは、締付部22の貫通孔22aと連通しており、雄ねじ部21の貫通孔21bの径より小径に形成されている。これにより、締付部22の段部22bから雄ねじ部21の下部にかけての部分と、中軸11との間に空間15が形成されている。
つまり、空間15により、上記部分および中軸11間が絶縁されている。
【0021】
絶縁体12の下面、締付部22の段部22bおよび中軸11間には、ゴム製のOリング13が介在されている。中軸11の後端部の外周面には、雄ねじ11aが形成されており、その雄ねじ11aには、丸ナット14がねじ込まれている。この丸ナット14のねじ込みにより、絶縁体12が先端方向に押圧され、絶縁体12の下面によってOリング13が押し潰される。
つまり、押し潰されたOリング13が、絶縁体12の下面、締付部22の段部22bおよび中軸11に密着することにより、金具20内部の気密状態が維持されている。
【0022】
金具20の先端部には、ディーゼルエンジンの燃焼室内に露出する金属製のチューブ16の後端部が収容されており、チューブ16の内部には、中軸11の先端が挿入されている。チューブ16の内部には、後端から先端に向けて伸びる発熱コイル17が収容されており、発熱コイル17の後端は、中軸11の先端に溶接固着されており、先端は、チューブ16の先端内面に溶接固着されている。また、チューブ16の内部には、絶縁粉末18が充填されており、チューブ16は、金具20の内部に溶接固着されている。さらに、チューブ16の後端、金具20の内面および中軸11の外周面間には、ゴムパッキン19が密着固定されている。
つまり、ゴムパッキン19によってチューブ16の内部と金具20の内部とが遮断されており、金具20内部の気密状態が維持されている。
【0023】
ここで、本実施形態の締付部22と、従来の締付部53とを図3を参照して比較する。
図3において、φd1=φd3であり、L1=L3である。図3に示すように締付部22の肉厚D1の方が、従来の締付部53の肉厚D3よりも厚いことが分かる。
したがって、本実施形態の締付部22の方が、従来の締付部53よりも肉厚を厚くすることができる。また、L1=L3であり、D1=D3である場合には、本実施形態の締付部22の方が、従来の締付部53よりも絶縁体を嵌め込む部分の径を大きくすることができる。
つまり、本実施形態の締付部22の方が、従来の締付部53よりも、肉厚D1および内径φd1の設計自由度が大きい。
【0024】
なお、本実施形態では、締付部22の内径φd1は、6.16mm≦φd1≦6.56mmである。また、締付部22の二面幅L1の基準寸法は8mmであり、雄ねじ21aの呼び径φd2と同じである。
そして、上記構成のグロープラグ10は、締付部22の外周面にレンチなどの工具をあてがい、雄ねじ部21を回転させることにより、雄ねじ部21をディーゼルエンジンのヘッドに形成された雌ねじ(図示省略)にねじ込むことにより取付けられる。そして、中軸11に電圧が印加されると、発熱コイル17の発熱によってチューブ16が赤熱し、これにより燃焼室内の燃料が着火する。
【0025】
次に、本発明者が行った実験について図4および図5を参照して説明する。
図4は、本実験の様子を模式的に示す説明図であり、図5は、実験結果を示す図表である。
本発明者は、締付部22の内径φd1および二面幅が変化すると、締付部22の強度およびOリング13によるシール部の気密性がどのように変化するかについて実験を行った。具体的には、図5に示すように、二面幅L1の基準寸法を8mmに設定し、(φd1/L1)=Aを0.74〜0.84に変化させて行った。
【0026】
まず、実験装置について図4を参照して説明する。本実験装置には、雌ねじ30aが形成されたベース30が備えられており、その雌ねじ30aには、下向きに凸状の取付部材31の凸部外周面に形成された雄ねじ31aがねじ込まれている。取付部材31の内部には、図1に示したグロープラグ10を収容する空間31bが形成されており、その上部には、雌ねじ31cが形成されており、その雌ねじ31cには、グロープラグ10の雄ねじ21がねじ込まれている。チューブ16には、高圧エアを注入するための注入孔16aが開口形成されており、その注入された高圧エアをOリング13へ導入するために、ゴムパッキン19の一部が削除されている。
【0027】
次に、実験内容について説明する。締付部22の強度は、インパクトレンチによって締付部22を締付けた際に締付部22が変形するか否かに基づいて判定した。インパクトレンチによる締付力は、15N・m相当(無負荷時回転数が4,000rpmであり、加圧力が0.49Mpa(5kg/cm2 )である。
その結果、図5に示すように、(φd1/L1)=Aが0.74〜0.82の範囲では、締付部22は変形せず(○印)、A=0.84のときに変形した(×印)。
また、Oリング13による気密性は、図4に示すように、高圧エアを金具20の内部に注入した際に、Oリング13からエア漏れが有るか否かに基づいて判定した。その結果、図5に示すように、A=0.74の場合は、1.8Mpaの高圧エアを注入した場合にエア漏れが有り、A=0.76の場合は、2.0Mpaの高圧エアを注入した場合のエア漏れが有った。
【0028】
しかし、A=0.77〜0.84の場合は、それぞれ2.5Mpaの高圧エアを注入した場合でもエア漏れが無かった。
以上の実験から、Aを0.77≦A≦0.82の範囲に設定した場合に、インパクトレンチによる締付部22の変形が無く、かつ、エア漏れも無いことが分かった。
なお、L1=8mmでAを0.77〜0.82に変化させた場合、締付部22の内径φd1は、6.16〜6.56に変化する。
【0029】
以上のように、本実施形態のグロープラグを用いれば、締付部22の外周面が12ポイントナットの外周面の形状に形成されているため、締付部の強度が高く、かつ、締付部の二面幅の小さいグロープラグを実現することができる。また、Aを0.77≦A≦0.82の範囲に設定することにより、締付部の強度および内部の気密性が高く、かつ、締付部の外径の細いグロープラグを実現することもできる。
また、φd2=6mmであり、L1=φd2に設定した場合も、上記φd2=8mmの場合と同じ効果を有するグロープラグを実現できる。
さらに、上記実施形態では、本発明のグロープラグとしてメタルグロープラグ(シーズグロープラグ)を代表に説明したが、本発明をセラミックグロープラグにも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のグロープラグの縦断面説明図である。
【図2】図2(A)は、図1に示すグロープラグの後端側の外観を示す部分説明図であり、図2(B)は、図2(A)に示すグロープラグに備えられた締付部を後端側から見た平面図である。
【図3】図2(A)に示すグロープラグに備えられた締付部と、図7に示した従来の締付部とを比較する説明図である。
【図4】本発明実施形態における実験の様子を模式的に示す説明図である。
【図5】実験結果を示す図表である。
【図6】従来のグロープラグの縦断面説明図である。
【図7】図6に示すグロープラグに備えられた締付部53の平面図である。
【符号の説明】
10 グロープラグ
11 中軸
11a 中心軸
12 絶縁体
12a 貫通孔
13 Oリング
14 丸ナット
16 チューブ
17 発熱コイル
18 絶縁粉末
19 ゴムパッキン
20 金具
21 雄ねじ部
21a 雄ねじ
21b 貫通孔
22 締付部
22a 貫通孔
22b 段部
D1 肉厚
L1 二面幅
φd1 内径
Claims (5)
- 中心軸に沿って形成された貫通孔を有する筒形状に形成されており、ディーゼルエンジン側に設けられた雌ねじにねじ込むための雄ねじが形成された外周面を有する雄ねじ部と、この雄ねじ部の貫通孔と連通する貫通孔が前記中心軸に沿って形成されており、前記雄ねじ部を前記雌ねじにねじ込むために用いる工具をあてがう形状に形成された外周面を有する締付部と、を有する金具と、
前記締付部の貫通孔に嵌め込まれており、前記締付部の貫通孔と連通する貫通孔が前記中心軸に沿って形成された絶縁体と、
この絶縁体、前記締付部および前記雄ねじ部のそれぞれに形成された貫通孔を通って前記金具に挿通された中軸と、
この中軸の前記金具内部において接続されており、その中軸への通電によって発熱する発熱体と、が備えられており、
前記工具を前記締付部にあてがい、その締付部を回転させることにより、前記雄ねじ部を前記雌ねじにねじ込むグロープラグにおいて、
前記締付部の外周面が、12ポイントナットの外周面の形状に形成されており、
前記締付部に形成された貫通孔の前記絶縁体が嵌め込まれている部分の径をφd1(mm)とし、前記締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とし、φd1/L1=Aとした場合において、0.77≦A≦0.82であることを特徴とするグロープラグ。 - 前記締付部の内面から締付部の中心軸方向に向けて段部が形成されており、その段部、前記絶縁体および前記中軸の周面間には、前記金具の内部を気密状態にするためのシール部材が介在されていることを特徴とする請求項1に記載のグロープラグ。
- 前記雄ねじ部の呼び径をmm単位で表したときの外径の基準寸法をφd2とし、前記締付部の二面幅をmm単位で表したときの基準寸法をL1とした場合において、φd2=L1であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグロープラグ。
- φd2=8mmであることを特徴とする請求項3に記載のグロープラグ。
- φd2=6mmであることを特徴とする請求項3に記載のグロープラグ。
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