JP5922292B1 - 硬化性接着剤組成物及びそれを用いた偏光板 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとを接着するための硬化性接着剤組成物であって、
ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物と、下記式(I):
で表されるノルボルネン系化合物と、を含有する硬化性接着剤組成物。
前記置換基は、−C(=O)−、−OH、及び−NH2からなる群より選択される少なくとも1つの構造を含む[1]に記載の硬化性接着剤組成物。
前記置換基は、−C(=O)−O−アルキル、−C(=O)−NH−アルキル、−C(=O)−アルキル、−C(=O)−H、−C(=O)−OH、−C(=O)−NH2、−O−C(=O)−アルキル、−OH、−NH2、−アルキレン−OH、及び−アルキレン−NH2からなる群より選択される基であり、前記アルキル及びアルキレンの少なくとも1つの水素原子は、−OH及び−NH2からなる群より選択される基で置換されていてもよい[2]に記載の硬化性接着剤組成物。
R1、R2、R3及びR4のうちのいずれか1つ又はいずれか2つが前記置換基であり、
前記置換基は、−C(=O)−NH−アルキル、−NH2、及び−アルキレン−NH2からなる群より選択される基であり、前記アルキル及びアルキレンの少なくとも1つの水素原子は、−OH及び−NH2からなる群より選択される基で置換されていてもよい[2]に記載の硬化性接着剤組成物。
前記接着剤層は、[1]〜[5]のいずれかに記載の硬化性接着剤組成物の硬化物層である偏光板。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、偏光フィルムと保護フィルムのような熱可塑性樹脂フィルムとを接着するための硬化性接着剤組成物であり、ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物と、上記式(I)で表されるノルボルネン系化合物(以下、「ノルボルネン系化合物(I)」ともいう。)とを含有する。R1、R2、R3及びR4の詳細については後述する。ノルボルネン系化合物(I)を含有させることにより、偏光フィルムの片面又は両面に硬化性接着剤組成物の硬化物層である接着剤層を介して熱可塑性樹脂フィルムを貼合してなる偏光板において偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとの密着力(接着力)を改善することができ、ひいては当該偏光板の耐久性を改善することができる。また、上記接着剤層の80℃における貯蔵弾性率を高めることができるので、高温条件と低温条件とが繰り返されるような環境下に置かれたときの偏光板の耐久性(以下、「耐冷熱衝撃性」ともいう。)を改善することもできる。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、硬化性(重合性)化合物として、活性エネルギー線の照射や加熱によりラジカル重合反応を起こして硬化する化合物又はオリゴマーであるラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物を含有する。本明細書において「ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物」とは、分子内に1個以上の(メタ)アクリロイル基を有する化合物をいう。「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基及びメタクリロイル基から選択される少なくとも一方を意味する。「(メタ)アクリロイルオキシ基」や「(メタ)アクリル」、「(メタ)アクリレート」などというときについても同様である。硬化性接着剤組成物は、ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物を1種又は2種以上含有することができる。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物及びノルボルネン系化合物(I)以外の他のラジカル重合性化合物を含むことができる。他のラジカル重合性化合物としては、スチレン、スチレンスルホン酸、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、N−ビニル−2−ピロリドンのようなビニル化合物を代表例とする、分子内にエチレン性不飽和結合を1個以上有する化合物を挙げることができる。硬化性接着剤組成物は、他のラジカル重合性化合物を1種又は2種以上含有することができる。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、活性エネルギー線硬化性である場合には光ラジカル重合開始剤を、熱硬化性である場合には熱ラジカル重合開始剤を含有することができる。電子線硬化性である場合には光ラジカル重合開始剤は必須ではないが、紫外線硬化性等である場合には、本発明に係る硬化性接着剤組成物は、光ラジカル重合開始剤を含有することが好ましい。活性エネルギー線硬化性である場合、とりわけ紫外線硬化性である場合において、光ラジカル重合開始剤と熱ラジカル重合開始剤とを併用してもよい。光ラジカル重合開始剤は、可視光線、紫外線、X線、又は電子線のような活性エネルギー線の照射によって、ラジカル硬化性化合物の重合反応を開始させるものである。硬化性接着剤組成物は、ラジカル重合開始剤を1種又は2種以上含有することができる。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、下記式(I):
a−1:5−ノルボルネン−2−カルボン酸メチル、
a−2:5−ノルボルネン−2−カルボン酸t−ブチル、
a−3:5−ノルボルネン−2−カルボン酸(2−アミノエチル)、
a−4:5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸モノメチル。
b−1:5−ノルボルネン−(N−2−ヒドロキシエチル)−2−カルボキサミド。
c−1:5−アセチル−2−ノルボルネン。
d−1:5−ノルボルネン−2−カルボキシアルデヒド。
e−1:5−ノルボルネン−2−カルボン酸、
e−2:5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸。
f−1:5−ノルボルネン−2−カルボキサミド。
g−1:5−ノルボルネン−2−イル アセテート。
h−1:5−ノルボルネン−2−オール、
h−2:5−ノルボルネン−2−メタノール、
h−3:5−ノルボルネン−2,2−ジメタノール、
h−4:5−ノルボルネン−2,3−ジメタノール(endo,endo体、又はexo,exo体等)。
i−1:5−アミノ−2−ノルボルネン、
i−2:5−ノルボルネン−2−メチルアミン。
j−1:5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド、
j−2:5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物。
本発明に係る硬化性接着剤組成物は、必要に応じて、添加剤を含むことができる。添加剤の具体例は、イオントラップ剤、酸化防止剤、連鎖移動剤、重合促進剤、増感剤、増感助剤、光安定剤、粘着付与剤、熱可塑性樹脂、充填剤、流動調整剤、可塑剤、消泡剤、レベリング剤、シランカップリング剤、色素、帯電防止剤、紫外線吸収剤、光又は熱カチオン重合開始剤を含む。光又は熱カチオン重合開始剤は、硬化性化合物としてカチオン重合性化合物を併用する場合に添加される。イオントラップ剤としては粉末状のビスマス系、アンチモン系、マグネシウム系、アルミニウム系、カルシウム系、チタン系及びこれらの混合系等の無機化合物が挙げられ、酸化防止剤としてはヒンダードフェノール系酸化防止剤等が挙げられる。
上記本発明に係る硬化性接着剤組成物は、偏光板を構成する偏光フィルムと、その上に積層される保護フィルムのような熱可塑性樹脂フィルムとを接着するための接着剤として好適に用いることができる。すなわち、本発明に係る偏光板は、偏光フィルムと、その少なくとも一方の面に、上記本発明に係る硬化性接着剤組成物から形成される接着剤層を介して積層される熱可塑性樹脂フィルムとを含むものである。当該接着剤層は、上記本発明に係る硬化性接着剤組成物の硬化物層である。本発明に係る偏光板は、偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとを上記本発明に係る硬化性接着剤組成物を用いて接着しているので、良好な耐久性(両フィルム間の接着強度、耐冷熱衝撃性)を示す。
本発明に係る偏光板の層構成の例を図1及び図2に示す。図1に示されるように本発明に係る偏光板は、偏光フィルム30と、その一方の面に第1接着剤層15を介して積層貼合される第1熱可塑性樹脂フィルム10とを含むものであることができる。また図2に示されるように本発明に係る偏光板は、偏光フィルム30と、その一方の面に第1接着剤層15を介して積層貼合される第1熱可塑性樹脂フィルム10と、偏光フィルム30の他方の面に第2接着剤層25を介して積層貼合される第2熱可塑性樹脂フィルム20とを含むものであってもよい。偏光板が第1接着剤層15及び第2接着剤層25を有する場合、いずれか一方が本発明に係る硬化性接着剤組成物から形成されるものであってもよいし、両接着剤層が本発明に係る硬化性接着剤組成物から形成されるものであってもよいが、耐久性の観点から、好ましくは後者である。
偏光フィルム30は、自然光からある一方向の直線偏光を選択的に透過する機能を有するフィルムである。例えば、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素としてのヨウ素を吸着・配向させたヨウ素系偏光フィルム、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性色素としての二色性染料を吸着・配向させた染料系偏光フィルム、及びリオトロビック液晶状態の二色性染料をコーティングし、配向・固定化した塗布型偏光フィルム等が挙げられる。これらの偏光フィルムは、自然光からある一方向の直線偏光を選択的に透過し、もう一方向の直線偏光を吸収するため吸収型偏光フィルムと呼ばれている。偏光フィルム30は、吸収型偏光フィルムに限定されず、自然光からある一方向の直線偏光を選択的に透過し、もう一方向の直線偏光を反射する反射型偏光フィルム、又はもう一方向の直線偏光を散乱する散乱型偏光フィルムでも構わないが、視認性に優れる点から吸収型偏光フィルムが好ましい。中でも、ポリビニルアルコール系樹脂で構成されるポリビニルアルコール系偏光フィルムがより好ましく、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムにヨウ素や二色性染料等の二色性色素を吸着・配向させたポリビニルアルコール系偏光フィルムがさらに好ましく、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムにヨウ素を吸着・配向させたポリビニルアルコール系偏光フィルムが特に好ましい。
第1熱可塑性樹脂フィルム10及び第2熱可塑性樹脂フィルム20はそれぞれ、透光性を有する(好ましくは光学的に透明な)熱可塑性樹脂、例えば、鎖状ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン系樹脂等)、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂等)のようなポリオレフィン系樹脂;トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロースのようなセルロースエステル系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステル系樹脂;ポリカーボネート系樹脂;(メタ)アクリル系樹脂;又はこれらの混合物、共重合物等からなるフィルムであることができる。中でも、第1熱可塑性樹脂フィルム10及び第2熱可塑性樹脂フィルム20はそれぞれ、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂及びセルロースエステル系樹脂からなる群より選択される樹脂から構成されることが好ましい。
偏光フィルム30の一方の面に第1接着剤層15を介して第1熱可塑性樹脂フィルム10を積層接着することにより、図1に示される構成の偏光板を得ることができ、偏光フィルム30の他方の面に第2接着剤層25を介して第2熱可塑性樹脂フィルム20をさらに積層接着することにより、図2に示される構成の偏光板を得ることができる。第1熱可塑性樹脂フィルム10及び第2熱可塑性樹脂フィルム20(以下、これらを総称して単に「熱可塑性樹脂フィルム」ともいう。)の双方を有する偏光板を製造する場合、これらの熱可塑性樹脂フィルムは、段階的に片面ずつ積層接着してもよいし、両面の熱可塑性樹脂フィルムを同時に積層接着してもよい。
(5−1)光学機能性フィルム
偏光板は、所望の光学機能を付与するための、偏光フィルム30以外の他の光学機能性フィルムを備えることができ、その好適な一例は位相差フィルムである。上述のように、第1熱可塑性樹脂フィルム10及び/又は第2熱可塑性樹脂フィルム20が位相差フィルムを兼ねることもできるが、熱可塑性樹脂フィルムとは別途に位相差フィルムを積層することもできる。後者の場合、位相差フィルムは、粘着剤層や接着剤層を介して第1熱可塑性樹脂フィルム10及び/又は第2熱可塑性樹脂フィルム20の外面に積層することができる。また、熱可塑性樹脂フィルムの代わりに位相差フィルムを積層することもできる。その具体例を挙げれば、例えば図1に示される偏光フィルム30の一方の面に第1熱可塑性樹脂フィルム10が貼合された片面保護偏光板における偏光フィルム30の他方の面に、位相差フィルムを貼合した構成である。この場合、位相差フィルムは、粘着剤層又は接着剤層を介して偏光フィルム30の表面に積層することができる。
Re=(nx−ny)×d
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d
で定義される。式中、nxはフィルム面内の遅相軸方向(x軸方向)の屈折率であり、nyはフィルム面内の進相軸方向(面内でx軸に直交するy軸方向)の屈折率であり、nzはフィルム厚み方向(フィルム面に垂直なz軸方向)の屈折率であり、dはフィルムの厚みである。
本発明に係る偏光板は、これを液晶セル等の画像表示素子、又は他の光学部材に貼合するための粘着剤層を含むことができる。粘着剤層は、図1に示される構成の偏光板においては偏光フィルム30の外面、図2に示される構成の偏光板においては第1熱可塑性樹脂フィルム10又は第2熱可塑性樹脂フィルム20の外面に積層することができる。
本発明に係る偏光板は、その表面(典型的には熱可塑性樹脂フィルム表面)を仮着保護するためのプロテクトフィルムを含むことができる。プロテクトフィルムは、例えば画像表示素子や他の光学部材に偏光板が貼合された後、それが有する粘着剤層ごと剥離除去される。
ペレット状の下記樹脂〔A〕とペレット状の下記樹脂〔B〕とを、75:25の重量比で押出機に投入して(メタ)アクリル系樹脂組成物を得た。得られた組成物を加熱により溶融混練して液状の溶融混練物を得た。得られた溶融混練物をTダイからフィルム状に連続的に押し出しながら、冷却ロールを用いて固化させることにより、厚み120μmの長尺の(メタ)アクリル系樹脂フィルムを作製した。
〔B〕メタクリル酸メチル系樹脂(ガラス転移温度Tg:110℃、重量平均分子量Mw:162000、数平均分子量Mn:84500、分子量分散Mw/Mn:1.9)。
(1)硬化性接着剤組成物の調製
表1に示す成分の各々を表1に示す重量部で混合し、硬化性接着剤組成物を調製した。表1に示す成分の詳細は下記のとおりである。表1に記載の「ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物」とは、下記に記載の「DMAA」、「DCPA」、「A−DPH」及び「UV3700B」の混合物であり、その混合比は、重量比で、DMAA/DCPA/A−DPH/UV3700B=65/14/1/20である。
DCPA:ジシクロペンタニルアクリレート(日立化成工業(株)から入手)、
A−DPH:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(新中村化学工業(株)から入手)、
UV3700B:2官能のウレタンアクリレート(日本合成化学工業(株)から入手)、
光ラジカル重合開始剤:2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル-プロパン−1−オン(BASFジャパン(株)から入手した「DAROCUR 1173」)、
ノルボルネン系化合物(I):5−ノルボルネン−2−カルボン酸メチル(東京化成工業(株)から入手)。
厚み50μmの環状ポリオレフィン系樹脂フィルムの片面に、塗工機〔バーコーター、第一理化(株)製〕を用いて、硬化性接着剤組成物を硬化後の膜厚が約30μmとなるように塗工し、その上にさらに厚み50μmの環状ポリオレフィン系樹脂フィルムを積層させた。次に、一方の環状ポリオレフィン系樹脂フィルム側から、フュージョンUVシステムズ社製の「Dバルブ」により紫外線を積算光量が3000mJ/cm2となるように照射して、硬化性接着剤組成物を硬化させた。これを5mm×30mmの大きさに裁断し、環状ポリオレフィン系樹脂フィルムを剥がして硬化性接着剤組成物の硬化フィルムを得た。得られた硬化フィルムをその長辺が引張り方向となるように、アイティー計測制御(株)製の動的粘弾性測定装置「DVA−220」を用いてつかみ具の間隔2cmで把持し、引張りと収縮の周波数を10Hz、昇温速度を3℃/分に設定して、温度80℃における貯蔵弾性率を求めた。結果を表1に示す。温度80℃における貯蔵弾性率の値は高い方が良く、高いほど冷熱衝撃試験時に偏光フィルムの割れを抑制できる傾向にある。
製造例1で作製した保護フィルムの表面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(1)で調製した硬化性接着剤組成物をバーコーターを用いて硬化後の膜厚が約2.5μmとなるように塗工した。その塗工面に、厚み25μmのポリビニルアルコール−ヨウ素系偏光フィルムを貼合した。次いで、環状ポリオレフィン系樹脂からなる厚み50μmの位相差フィルム〔商品名「ZEONOR」、日本ゼオン(株)製〕の表面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(1)で調製した硬化性接着剤組成物(上記保護フィルム貼合用の接着剤と同じもの)を硬化後の膜厚が約2.5μmとなるようにバーコーターを用いて塗工した。その塗工面に、上で得られた保護フィルム付の偏光フィルムをその偏光フィルム側で貼合して積層体を得た。この積層体における保護フィルム側から、ベルトコンベア付き紫外線照射装置〔ランプはフュージョンUVシステムズ社製の「Dバルブ」使用〕を用いて積算光量が250mJ/cm2(UVB)となるように紫外線を照射し、硬化性接着剤組成物を硬化させ、偏光板を作製した。
得られた偏光板における(メタ)アクリル系樹脂からなる保護フィルム表面にコロナ放電処理を施し、続いてそのコロナ放電処理面に(メタ)アクリル系粘着剤シートを貼合して粘着剤層付の偏光板とした。得られた粘着剤層付偏光板から、幅25mm、長さ約200mmの試験片を裁断し、その粘着剤層面をソーダガラスに貼合した。次いで、偏光フィルムと保護フィルムとの間にカッターの刃を入れ、長さ方向に端から30mm剥離し、その剥離部分を万能引張試験機〔(株)島津製作所製の「AG−1」〕のつかみ部でつかんだ。この状態の試験片を、温度23℃及び相対湿度55%の雰囲気中にて、JIS K 6854−2:1999「接着剤−はく離接着強さ試験方法−第2部:180度はく離」に準じて、つかみ移動速度300mm/分で180度はく離試験を行い、つかみ部の30mmを除く170mmの長さにわたる平均剥離力を求めた。結果を表1に示す。
(5)硬化性接着剤組成物の調製
表2又は表3に示す成分の各々を表2又は表3に示す重量部で混合し、硬化性接着剤組成物を調製した。表2及び表3に示す成分の詳細は下記のとおりである。表2に記載の「ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物(I)」とは、下記に記載の「DMAA」、「DCPA」、「A−DPH」及び「UV3700B」の混合物であり、その混合比は、重量比で、DMAA/DCPA/A−DPH/UV3700B=65/14/1/20であり、表3に記載の「ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物(II)」とは、下記に記載の「HEAA」である。
DCPA:ジシクロペンタニルアクリレート(日立化成工業(株)から入手)、
A−DPH:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(新中村化学工業(株)から入手)、
UV3700B:2官能のウレタンアクリレート(日本合成化学工業(株)から入手)、
HEAA:N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド(KJケミカルズ(株)から入手)、
光ラジカル重合開始剤:2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル-プロパン−1−オン(BASFジャパン(株)から入手した「DAROCUR 1173」)、
ノルボルネン系化合物(I):5−ノルボルネン−2−カルボン酸メチル(東京化成工業(株)から入手)、
ノルボルネン系化合物(II):5−ノルボルネン−(N−2−ヒドロキシエチル)−2−カルボキサミド(ENAMINE社から入手)、
ノルボルネン系化合物(III):5−ノルボルネン−2−メタンアミン(異性体混合物)(東京化成工業(株)から入手)。
実施例4〜6で得られた硬化性接着剤組成物について、上記(1)と同様にして、その硬化物の80℃における貯蔵弾性率を測定した。結果を表2に示す。
製造例1で作製した保護フィルムの表面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(5)で調製した硬化性接着剤組成物をバーコーターを用いて硬化後の膜厚が約2.5μmとなるように塗工した。その塗工面に、厚み25μmのポリビニルアルコール−ヨウ素系偏光フィルムを貼合した。次いで、環状ポリオレフィン系樹脂からなる厚み50μmの位相差フィルム〔商品名「ZEONOR」、日本ゼオン(株)製〕の表面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(5)で調製した硬化性接着剤組成物(上記保護フィルム貼合用の接着剤と同じもの)を硬化後の膜厚が約2.5μmとなるようにバーコーターを用いて塗工した。その塗工面に、上で得られた保護フィルム付の偏光フィルムをその偏光フィルム側で貼合して積層体を得た。この積層体における保護フィルム側から、ベルトコンベア付き紫外線照射装置〔ランプはフュージョンUVシステムズ社製の「Dバルブ」使用〕を用いて積算光量が250mJ/cm2(UVB)となるように紫外線を照射し、硬化性接着剤組成物を硬化させ、偏光板を作製した。
環状ポリオレフィン系樹脂からなる厚み50μmの位相差フィルム〔商品名「ZEONOR」、日本ゼオン(株)製〕の表面にコロナ処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(5)で調製した硬化性接着剤組成物をバーコーターを用いて硬化後の膜厚が約2.5μmとなるように塗工した。その塗工面に、厚み25μmのポリビニルアルコール−ヨウ素系偏光フィルムを貼合した。次いで、セルロースエステル系樹脂からなる厚み80μmの保護フィルム〔商品名「コニカタック KC8UX2MW」、コニカミノルタオプト(株)製〕の表面にコロナ放電処理を施し、そのコロナ放電処理面に、上記(5)で調製した硬化性接着剤組成物(上記位相差フィルム貼合用の接着剤と同じもの)を硬化後の膜厚が約2.5μmとなるようにバーコーターを用いて塗工した。その塗工面に、上で得られた位相差フィルム付の偏光フィルムをその偏光フィルム側で貼合して積層体を得た。この積層体における位相差フィルム側から、ベルトコンベア付き紫外線照射装置〔ランプはフュージョンUVシステムズ社製の「Dバルブ」使用〕を用いて積算光量が250mJ/cm2(UVB)となるように紫外線を照射し、硬化性接着剤組成物を硬化させ、偏光板を作製した。
得られた偏光板における(メタ)アクリル系樹脂からなる保護フィルム表面にコロナ放電処理を施し、続いてそのコロナ放電処理面に(メタ)アクリル系粘着剤シートを貼合して粘着剤層付の偏光板とした。得られた粘着剤層付偏光板から、幅25mm、長さ約200mmの試験片を裁断し、その粘着剤層面をソーダガラスに貼合した。このサンプルを温度80℃相対湿度90%の環境下に24時間保管した後、温度23℃相対湿度55%の環境下に一晩保管した。次いで、偏光フィルムと保護フィルムとの間にカッターの刃を入れ、長さ方向に端から30mm剥離し、その剥離部分を万能引張試験機〔(株)島津製作所製の「AG−1」〕のつかみ部でつかんだ。この状態の試験片を、温度23℃及び相対湿度55%の雰囲気中にて、JIS K 6854−2:1999「接着剤−はく離接着強さ試験方法−第2部:180度はく離」に準じて、つかみ移動速度300mm/分で180度はく離試験を行い、つかみ部の30mmを除く170mmの長さにわたる平均剥離力を求めた。結果を表2に示す。温度80℃相対湿度90%の環境下で保管した後の剥離力の値は高い方が良く、高いほど湿熱環境下での耐久試験時に、偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとの間の浮きや剥がれを抑制できる傾向にある。
得られた偏光板における位相差フィルム表面にコロナ放電処理を施し、続いてそのコロナ放電処理面に(メタ)アクリル系粘着剤シートを貼合して粘着剤層付の偏光板とした。得られた粘着剤層付偏光板から、幅25mm、長さ約200mmの試験片を裁断し、その粘着剤層面をソーダガラスに貼合した。このサンプルを温度80℃相対湿度90%の環境下に24時間保管した後、温度23℃相対湿度55%の環境下に一晩保管した。次いで、偏光フィルムと位相差フィルムとの間にカッターの刃を入れ、長さ方向に端から30mm剥離し、その剥離部分を万能引張試験機〔(株)島津製作所製の「AG−1」〕のつかみ部でつかんだ。この状態の試験片を、温度23℃及び相対湿度55%の雰囲気中にて、JIS K 6854−2:1999「接着剤−はく離接着強さ試験方法−第2部:180度はく離」に準じて、つかみ移動速度300mm/分で180度はく離試験を行い、つかみ部の30mmを除く170mmの長さにわたる平均剥離力を求めた。結果を表3に示す。温度80℃相対湿度90%の環境下で保管した後の剥離力の値は高い方が良く、高いほど湿熱環境下での耐久試験時に、偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとの間の浮きや剥がれを抑制できる傾向にある。
Claims (6)
- ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物と、下記式(I):
で表されるノルボルネン系化合物と、を含有し、
R1、R2、R3及びR4のうちのいずれか1つ又はいずれか2つが前記置換基であり、
前記置換基は、−C(=O)−O−アルキル、−C(=O)−NH−アルキル、−C(=O)−アルキル、−C(=O)−H、−C(=O)−OH、−C(=O)−NH2、−O−C(=O)−アルキル、−OH、−NH2、−アルキレン−OH、及び−アルキレン−NH2からなる群より選択される基であり、前記アルキル及びアルキレンの少なくとも1つの水素原子は、−OH及び−NH2からなる群より選択される基で置換されていてもよい硬化性接着剤組成物。 - ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物と、下記式(I):
で表されるノルボルネン系化合物と、を含有し、
前記ラジカル重合性(メタ)アクリル系化合物は、(メタ)アクリルアミドモノマーを含み、
R1、R2、R3及びR4のうちのいずれか1つ又はいずれか2つが前記置換基であり、
前記置換基は、−C(=O)−NH−アルキル、−NH2、及び−アルキレン−NH2からなる群より選択される基であり、前記アルキル及びアルキレンの少なくとも1つの水素原子は、−OH及び−NH2からなる群より選択される基で置換されていてもよい硬化性接着剤組成物。 - ラジカル重合開始剤をさらに含む請求項1又は2に記載の硬化性接着剤組成物。
- 偏光フィルムと熱可塑性樹脂フィルムとを接着するための硬化性接着剤組成物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性接着剤組成物。
- 偏光フィルムと、その少なくとも一方の面に接着剤層を介して積層される熱可塑性樹脂フィルムとを含み、
前記接着剤層は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の硬化性接着剤組成物の硬化物層である偏光板。 - 前記熱可塑性樹脂フィルムは、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、及びセルロースエステル系樹脂からなる群より選択される樹脂で構成される請求項5に記載の偏光板。
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