JP5921189B2 - 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 - Google Patents
難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5921189B2 JP5921189B2 JP2011289967A JP2011289967A JP5921189B2 JP 5921189 B2 JP5921189 B2 JP 5921189B2 JP 2011289967 A JP2011289967 A JP 2011289967A JP 2011289967 A JP2011289967 A JP 2011289967A JP 5921189 B2 JP5921189 B2 JP 5921189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- ethylene
- mass
- synthetic resin
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
このため、薄いフィルムに対応するUL−94薄手材料垂直燃焼試験(Thin Material Vertical Burning Test:VTM−0)規格を合格することは困難であった。
ところで、ポリプロピレンのホモポリマーであるホモポリプロピレンを用いて0.1〜0.3mm程度の薄いフィルム状に成形する場合、ホモポリプロピレンは結晶性であり、且つ融点(160〜170℃、平衡融点は185〜190℃)が高いために高温度で加工しなければならなかった。
そして、ホモポリプロピレンは、難燃剤を大量に配合すると硬くなり過ぎるという問題がある。
さらに、ポリプロピレン系難燃性樹脂組成物は、通常行われている押出成形で、0.1〜0.3mm程度の薄いフィルム状に成形すると、フィルムの表面が平滑にならず商品性がない。この現象は、ピロリン酸ピペラジンの凝集、メラミンシアヌレートの分解によると推測している。この現象は、ポリプロピレンフィルムの加工温度(220〜230℃)が高過ぎるために発生すると考えられる。この現象は、成形温度が高い場合は回避できないと考えられる。
また、フィルムの成形方法として通常行われているカレンダー成形は、難燃剤をマスターバッチ化してもなお、分散不足になりがちである。ポリプロピレン系難燃性樹脂組成物は、バンバリーを使用しないカレンダーラインでは、フィルムの表面が平滑にならず商品性がないという問題がある。通常のバンバリー温度(150〜160℃)でのカレンダー成形でも、平滑性が不足するという問題がある。
その結果、成形温度が押出成形法に比べて低いカレンダー成形法であっても厚さ0.1〜0.3mmのフィルムを成形でき、高温度でフィルム成形を行う必要がないから成形時にフィルム自体が褐変することも防止できる。
さらに、難燃基準としてUL−94規格の合格が必要な例えば電気・電子機器などにおいて使用することが可能となる。
それにより、フィルムの成形性を更に向上させることができるとともに、UL−94VTM−0規格をより確実に合格させることができる。
それにより、更に適度な柔軟性を持ち且つ難燃性の高い難燃性合成樹脂フィルムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る難燃性合成樹脂フィルムは、主としてエチレン−酸素含有単量体共重合体からなるポリオレフィン100質量部に対して、ピロリン酸ピペラジン40〜80質量部、メラミンシアヌレート20〜60質量部を含有し、厚さ0.1〜0.3mmのフィルム状に成形することで構成される。
さらに、柔軟性と難燃性を高めるには、両者の配合比率を、エチレン−酸素含有単量体共重合体55〜90質量部、ポリプロピレン10〜45質量部にすることが好ましい。
また、ポリプロピレンとしては、そのランダムコポリマーであるランダムポリプロピレンやホモポリマーであるホモポリプロピレンを用いることが好ましい。
特に、エチレン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体を用いることが好ましく、その他にエチレン−ビニルアセテート共重合体(EVA)を用いることも可能である。
すなわち、エチレン−酸素含有単量体共重合体がエチレン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体である場合には、エチレン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体の全体質量に対し、その酸素含有単量体としてアクリレート(アクリル酸エステル)やメタクリレート(メタクリル酸エステル)が10〜25質量%を含有することが好ましい。
さらに、エチレン−酸素含有単量体共重合体として、メタクリレート20質量%以上のエチレン−メチルメタクリレート共重合体を用いる場合には、ヤング率を50〜700MPaに設定することが好ましい。
また、エチレン−酸素含有単量体共重合体がエチレン−ビニルアセテート共重合体(EVA)である場合には、エチレン−ビニルアセテート共重合体(EVA)の全体質量に対し、その酸素含有単量体として酢酸ビニル(VA)が10〜25質量%を含有することが好ましい。
その中でもエチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)を用いることが好ましい。
特に、エチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)を用いる場合には、エチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)の全体質量に対し、その酸素含有単量体としてメタクリル酸メチル(MMA)が10〜25質量%を含有することが好ましい。
ピロリン酸ピペラジンの添加量は、少なくなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの難燃性が低下し、多くなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの機械的物性が低下することから、エチレン−酸素含有単量体共重合体を主としたポリオレフィン100質量部に対して、40〜80質量部であり、好ましくは50〜60質量部である。
メラミンシアヌレートの添加量は、少なくなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの難燃性が低下し、多くなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの機械的物性が低下することから、エチレン−酸素含有単量体共重合体を主としたポリオレフィン100質量部に対して、20〜60質量部であり、好ましくは30〜40質量部である。
ドリップ防止剤の具体例としては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン、ポリヘキサフルオロプロピレン等のフッ素系樹脂やパーフルオロメタンスルホン酸ナトリウム塩、パーフルオロ−n−ブタンスルホン酸カリウム塩、パーフルオロ−t−ブタンスルホン酸カリウム塩、パーフルオロオクタンスルホン酸ナトリウム塩、パーフルオロ−2−エチルヘキサンスルホン酸カルシウム塩等のパーフルオロアルカンスルホン酸アルカリ金属塩化合物又はパーフルオロアルカンスルホン酸アルカリ土類金属塩、シリコンゴム類が挙げられ、これらは1種類又は2種類以上混合で用いることができる。これらの中でも特にPTFEはドリップ防止効果に優れているため好適に用いられる。
PTFEの添加量は、少なくなると難燃性合成樹脂フィルムのドリップ防止効果が小さく、多くなると難燃性合成樹脂フィルムのコストが高くなることから、エチレン−酸素含有単量体共重合体を主としたポリオレフィン100質量部に対して、0.1〜10質量部であり、好ましくは1〜5質量部である。
酸化チタンの添加量は、少なくなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの難燃性が低下し、多くなると得られる難燃性合成樹脂フィルムの難燃性は高くなるが、生産時に混練物が発泡し、吐出及び樹脂圧力が不安定になる場合があることから、エチレン−酸素含有単量体共重合体を主としたポリオレフィン100質量部に対して、0.1〜2質量部であり、好ましくは0.5〜1質量部である。
脂肪酸金属塩の添加量は、エチレン−酸素含有単量体共重合体を主としたポリオレフィン100質量部に対して、0.01〜10質量部であり、好ましくは0.1〜3.0質量部である。
さらに必要に応じて、水酸化マグネシウム、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系光安定剤等により安定化したり、p−第三ブチル安息香酸アルミニウム、芳香族リン酸エステル金属塩、ジベンジリデンソルビトール類等の造核剤、帯電防止剤、ハイドロタルサイト、トリアジン環含有化合物、充填剤、顔料、滑剤、発泡剤等を添加したり、することも可能である。
カレンダー成形の具体例としては、リボンブレンダーなどからなる混合(配合)工程と、バンバリーミキサーやミキシングロールなどからなる混練工程と、ストレーナーなどからなる濾別工程と、カレンダーロールなどからなる圧延工程と、冷却ロールなどからなる冷却工程と、巻取機などからなる巻取工程を有している。
特に、混練工程としてバンバリーミキサーにより配合物の混練を行った後に、圧延工程としてカレンダーロールにより0.1〜0.3mmのフィルム状に圧延することが好ましい。
また、その他の例として、カレンダー成形に代えて押出機による押出成形や他の既存の成形機で成形することも可能である。
表1及び表2に示す成分をそれぞれの割合で混合し、カレンダー成形により厚さ0.1mmのフィルムを得た。詳しくは、それぞれの成分をリボンブレンダーで混合し、バンバリーミキサー(排出時樹脂温度170〜180℃)とミキシングロールで混練した後、ストレーナーを経てカレンダーロール(設定温度175〜185℃)により圧延した。
表1及び表2において、「EMMA(MMA25%)」は、住友化学社製のアクリフトWK-307である。「EMMA(MMA20%)」は、住友化学社製のアクリフトWH-206である。「EVA(VA18%)」は、ダウケミカル日本社製のNUC-3765Dである。「ランダムポリプロピレン」は、住友化学社製のノーブレンFS-3611である。「ホモポリプロピレン」は、住友化学社製のノーブレンFHX20E1である。「ピロリン酸ピペラジン」「メラミンシアヌレート」「PTFE」「酸化チタン」は、堺化学社製のリン窒素系難燃剤(SCRF-5N)を用い、「メラミンシアヌレート」の不足分として、日産化学社製のMC-4000を用いた。
得られた厚さ0.1mmのフィルムから、長さ200mm、幅50mmの試験片を複数枚作製し、UL−94薄手材料垂直燃焼試験(Thin Material Vertical Burning Test:VTM)−0試験をそれぞれ行った。
さらに、カレンダー成形の加工性について評価し、各フィルムの硬さを実施例1に基づいて評価した。また、実施例1,3〜6及び比較例8については、各フィルムの硬さを数値化するためにヤング率(MPa)を算出した。
その結果を併せて表1及び表2に示した。なお、表1及び表2において、評価項目における空欄は未測定である。
各フィルム試験片を直径13mmのマンドレルに巻き付けてクランプに垂直に取付け、20mm炎による3秒間接炎を2回行い、その燃焼挙動により合否の判定を行う。
判定基準は、各フィルム試験片の燃焼時間が10秒以下であること、5本の合計燃焼時間が50秒以下であること、各フィルム試験片の燃焼+グローイング時間が30秒以下であること、クランプまでの燃焼が無いこと、各フィルム試験片から落下する火種により下の綿の着火(滴下物による綿着火)が無いことを、総て満たす必要がある。
実施例1〜6における各フィルムの硬さは、それぞれのヤング率が50〜700MPaに収まっている。特に実施例1,3,4,6は、ヤング率が100〜400MPaに収まっており、各フィルムにおける硬さの評価についても適度な柔軟性を有するものであった。
比較例2,3,7は、メラミンシアヌレートの配合量が多いため、滴下物による綿着火が発生し難くなるものの、各フィルム試験片の燃焼時間が10秒よりも長くなってUL−94VTM−0規格に不合格となった。
比較例4,5は、メラミンシアヌレートの配合量が不足しているため、滴下物による綿着火が有りでUL−94VTM−0規格に不合格となった。
比較例8は、ポリプロピレンが全く配合されず、エチレン−メチルメタクリレート共重合体(EMMA)の単独であったため、滴下物による綿着火が有りでUL−94VTM−0規格に不合格となった。
それにより、ピロリン酸ピペラジンの凝集による外観の異常と強度の低下を防止することができる。
それにより、少量の滑剤でフィルム成形を行うことができる。
それにより、配合成分の凝集による外観の異常と強度の低下を確実に防止することができる。
Claims (7)
- エチレン−酸素含有単量体共重合体が55〜90質量部と、ポリプロピレンが10〜45質量部からなるポリオレフィン100質量部に対して、ピロリン酸ピペラジン50〜60質量部、メラミンシアヌレート30〜40質量部を含有し、厚さ0.1〜0.3mmのフィルム状に成形したことを特徴とする難燃性合成樹脂フィルム。
- 前記エチレン−酸素含有単量体共重合体がエチレン−アルキル(メタ)アクリレート共重合体であることを特徴とする請求項1記載の難燃性合成樹脂フィルム。
- 前記エチレン−酸素含有単量体共重合体の中に含まれる酸素含有単量体の含有量を、10〜25質量%とすることを特徴とする請求項1又は2記載の難燃性合成樹脂フィルム。
- 前記エチレン−酸素含有単量体共重合体がメタクリレート20質量%以上のエチレン−メチルメタクリレート共重合体で、且つヤング率を50〜700MPaに設定したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の難燃性合成樹脂フィルム。
- 前記成形がカレンダー成形であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の難燃性合成樹脂フィルム。
- 前記カレンダー成形の滑剤として、脂肪酸金属塩を含有することを特徴とする請求項5記載の難燃性合成樹脂フィルム。
- 請求項5又は6記載の難燃性合成樹脂フィルムを製造するに際し、前記カレンダー成形として、バンバリーミキサーによる混練工程と、カレンダーロールによる圧延工程を含むことを特徴とする難燃性合成樹脂フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011289967A JP5921189B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011289967A JP5921189B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013139499A JP2013139499A (ja) | 2013-07-18 |
JP5921189B2 true JP5921189B2 (ja) | 2016-05-24 |
Family
ID=49037271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011289967A Expired - Fee Related JP5921189B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5921189B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108912498A (zh) * | 2018-07-29 | 2018-11-30 | 深圳市心版图科技有限公司 | 一种新能源汽车用高阻燃聚丙烯复合材料及其制备方法 |
CN112280098A (zh) * | 2019-07-25 | 2021-01-29 | 珠海万通化工有限公司 | 一种无卤阻燃剂组合物和两种应用 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004174869A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Kanbo Pras Corp | 難燃性積層体 |
JP2004292580A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Sekisui Film Kk | 粘着シート用基材および粘着シート |
JP2004300279A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 難燃性シート |
JP5048936B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2012-10-17 | 出光ライオンコンポジット株式会社 | 難燃性成形体及び難燃性樹脂組成物 |
JP2007084681A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Mitsubishi Chem Mkv Co | 難燃性ポリオレフィ系樹脂フィルム |
JP5443798B2 (ja) * | 2009-03-19 | 2014-03-19 | 株式会社Adeka | 難燃性建材用樹脂組成物から形成されたフィルム又はシート |
JP2011148936A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
-
2011
- 2011-12-28 JP JP2011289967A patent/JP5921189B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013139499A (ja) | 2013-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI363076B (en) | Flame retardant composition having improved fluidity, resin composition thereof, and molded article therefrom | |
EP2915845A1 (en) | Polyolefin flame-retardant resin composition and molded article | |
CN103881229A (zh) | 一种高阻燃无卤聚烯烃电缆料及其制备方法 | |
JP7158384B2 (ja) | 組成物及び難燃性樹脂組成物 | |
US20150111986A1 (en) | Polyolefin intumescent phosphorous flame retardant system | |
JP2011236369A (ja) | ポリオレフィン樹脂フィルム | |
JP7158389B2 (ja) | 組成物及び難燃性樹脂組成物 | |
JPWO2018042869A1 (ja) | 難燃剤組成物及び難燃性合成樹脂組成物 | |
EP4095189A1 (en) | Flame retardant agent composition, flame-retardant resin composition, and molded body | |
TW202237802A (zh) | 難燃劑組成物,難燃性樹脂組成物及成形體 | |
JP5921189B2 (ja) | 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 | |
TW201420733A (zh) | 阻燃劑及阻燃性樹脂組成物 | |
JP5926945B2 (ja) | 難燃性合成樹脂フィルム及びその製造方法 | |
KR101697814B1 (ko) | 폴리프로필렌 난연수지 조성물 및 압출 튜빙 성형품 | |
JP2014065822A (ja) | 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いた成形体 | |
JP3765651B2 (ja) | 難燃性壁装材 | |
JPWO2008062560A1 (ja) | 非鉛系塩化ビニル系樹脂組成物及び非鉛系塩化ビニル系押出成形体 | |
JP6404594B2 (ja) | 難燃性プロピレン系樹脂組成物の製造方法 | |
JP6926391B2 (ja) | 塩化ビニリデン樹脂組成物、樹脂ブレンド物、及び成形体 | |
JP2007231216A (ja) | 難燃性ポリオレフィン系樹脂架橋発泡体及びその製造方法 | |
KR101703392B1 (ko) | 폴리올레핀 난연수지 조성물 및 성형품 | |
US10800903B2 (en) | Flame-retarded transparent polycarbonate compositions | |
CN111138816A (zh) | 一种含氟磺酸盐在聚乳酸plla中作为阻燃剂的用途以及包含其的阻燃组合物 | |
TW202309254A (zh) | 難燃劑組成物,難燃性樹脂組成物及其成形品 | |
EP4378985A1 (en) | Halogen-free flame retardant acrylic polymers for use in sheet extrusion and multi injection molding processing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5921189 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |