JP5918719B2 - モータと減速機とを有する回動装置 - Google Patents

モータと減速機とを有する回動装置 Download PDF

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Description

本発明は、モータと減速機とを有する回動装置に関する。
特許文献1に、モータと減速機とを有する駆動装置が開示されている。
この減速機は、ケーシングと、該ケーシングと一体化された内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する遊星歯車と、該遊星歯車の軸方向側部に配置されたキャリヤ体と、を有している。
キャリヤ体は、出力軸と一体化され、出力軸は、減速機の軸方向最端部(つまり駆動装置の軸方向最端部)から片持ち状態で突出されている。
特開2000−329200号公報
このような駆動装置においては、該駆動装置の軸方向最端部から突出している出力軸に被駆動部材が連結されることから、装置全体が軸方向に長くなり易いという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解消するためになされたものであって、軸方向長さの増大を抑制することのできる回動装置を提供することをその課題としている。
本発明は、モータと減速機とを有する回動装置であって、前記減速機は、ケーシングと、該ケーシングと一体化された内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する遊星歯車と、該遊星歯車の軸方向側部に配置されたキャリヤ体と、を有し、前記モータと前記減速機は、アダプタを介して連結され、該アダプタは、前記モータに固定されるモータ固定面と、前記キャリヤ体に固定されるキャリヤ固定面と、該キャリヤ固定面と平行でなく外部部材に固定される外部固定面と、を有し、前記ケーシングに被駆動部材が連結され、該被駆動部材の回転軌道上に前記アダプタが位置し、該被駆動部材、前記減速機、および前記外部固定面が、前記減速機の径方向から見て重なっており、前記被駆動部材を、前記回転軌道上において前記アダプタが存在しない180度以内の範囲で回動させる構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、モータと減速機とを、アダプタを介して連結し、アダプタは、減速機のキャリヤ体に固定されると共に外部部材に固定される。減速機の出力は、ケーシングから取り出し、被駆動部材はケーシングに連結される。
本発明は、回動装置に係り、被駆動部材は、180度以内の範囲でのみ回動される。そのため、これにより、被駆動部材、減速機、アダプタの外部固定面が、減速機の径方向から見て重なった構成とすることが可能となり、回動装置全体の軸方向長さを抑制することができる。
本発明によれば、軸方向長さの増大を抑制することのできる回動装置を得ることができる。
本発明の実施形態の一例に係るモータと減速機とを有する回動装置の要部断面図 図1の回動装置の全体を示す、一部が断面とされた正面図 図2の側面図 図1の回動装置の減速機の構成を示す断面図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係るモータと減速機とを有する回動装置の要部断面図、図2は、図1の回動装置の全体を示す、一部が断面とされた正面図である。
この回動装置10は、例えば工場内で前段工程から粉状物や粒状物等の材料を受けて次段工程の容器等に移す材料トレイを特定の範囲で回動させるもので、モータ11と減速機12とを有している。
モータ11のモータ軸16は、キー17を介して減速機12の入力軸18と連結されている。便宜上、減速機12の構成から説明する。
減速機12には、この実施形態では、図4に示されるような偏心揺動型と称される減速機が採用されている。減速機12は、ケーシング24と、該ケーシング24と一体化された内歯歯車22と、該内歯歯車22に内接噛合する外歯歯車(遊星歯車)20と、該外歯歯車20の軸方向両側部に配置された第1、第2キャリヤ体34、36と、を有している。
以下、減速機12の構成についてより具体的に説明すると、減速機12の入力軸18は、内歯歯車22の軸心O1と同軸に配置されている。入力軸18には3個の偏心体26が一体的に形成されている。すなわち、入力軸18は、偏心体26を備えた偏心体軸として機能している。偏心体26の外周には、ころ28を介して3枚の外歯歯車20がそれぞれ組み込まれている。3枚の外歯歯車20の偏心位相差は120度である。各外歯歯車20は、内歯歯車22に内接噛合している。
内歯歯車22はケーシング24と一体化されている。具体的には、内歯歯車22は、この実施形態では、ケーシング24と一体化された内歯歯車本体22Aと、該内歯歯車本体22Aに回転自在に組み込まれ、内歯歯車22の内歯を構成する円柱状の外ピン22Bとで構成されている。ケーシング24の構成については、後に触れる。外歯歯車20の歯数は、内歯歯車22の歯数よりも僅かだけ少ない(僅少の歯数差とされている)。この例では歯数差は1に設定されている。
各外歯歯車20には、貫通孔20Aが形成されており、各貫通孔20Aを、ピン状部材32および摺動促進部材として内ローラ33が貫通している。前述したように、外歯歯車20の軸方向両側部には一対の第1、第2キャリヤ体34、36が配置されている。第1、第2キャリヤ体34、36のうち、モータ11側の第1キャリヤ体34が本発明に係るキャリヤ体に相当している。第1、第2キャリヤ体34、36は、軸受38、40を介してケーシング24に回転自在に支持されている。
前記ピン状部材32は、第1キャリヤ体34と一体化され、第1、第2キャリヤ体34、36は、該ピン状部材32およびボルト42を介して連結されている。第1キャリヤ体34には、アダプタ用タップ穴34Aが形成されており、ボルト42(図1)を介して、アダプタ50が連結される。
なお、符号44はオイルシールである。
ここで、図1〜図3を合わせて参照して、アダプタ50を有する本回動装置10の構成をより詳細に説明する。
モータ11と減速機12は、アダプタ50を介して連結されている。
モータ11には、この実施形態では、汎用の3相の誘導モータが採用されている。モータ11の、減速機12側の端部には、モータ本体11Aより径の大きなモータフランジ14が、設けられている。モータフランジ14には、アダプタ固定用のボルト貫通孔14Aが形成されている。
アダプタ50は、モータ11と減速機12との間に位置する立設部56と、該立設部56と垂直の底面部58とを有し、全体が、ほぼ逆T字型の断面形状とされている。アダプタ50の立設部56には、モータ11側から階段状に内径が小さくなる貫通孔54が形成されている。アダプタ50は、前記立設部56に、モータ11に固定されるモータ固定面51と、第1キャリヤ体34に固定されるキャリヤ固定面52を有し、前記底面部58に、該キャリヤ固定面52に垂直で外部部材である設置床62に固定される外部固定面53を有している。以下、個別に詳述する。
アダプタ50のモータ固定面51は、前記貫通孔54の径方向外側で、かつ立設部56の軸方向モータ11側に形成されている。モータ固定面51には、モータ用タップ穴51Aが形成されている。ボルト42を、前述したモータフランジ14のボルト貫通孔14Aを介して該アダプタ50に形成したモータ用タップ穴51Aにねじ込むことにより、モータ11のモータフランジ14とアダプタ50が固定されている。
アダプタ50のキャリヤ固定面52は、立設部56の前記貫通孔54の内径が小さくなることで形成されているインナーフランジ部60の軸方向減速機12側に形成されている。インナーフランジ部60には、該インナーフランジ部60を貫通するボルト貫通孔60Aが形成されている。ボルト61を、該インナーフランジ部60のボルト貫通孔60Aを介して第1キャリヤ体34に形成した前記アダプタ用タップ穴34Aにねじ込むことにより、第1キャリヤ体34とアダプタ50が固定されている。
アダプタ50の外部固定面53は、アダプタ50の底面部58において、外部部材である設置床62側に形成されている。アダプタ50の底面部58には、アダプタ50を設置床62に固定するためにボルト(図示略)を貫通させるための設置床用貫通孔(中心線64のみ図示)が形成されている。アダプタ50の底面部58は、内歯歯車22の軸心O1と平行に延在されている。
また、アダプタ50には、軸方向減速機12側に突出した水平フランジ部59が形成されており、この水平フランジ部59が減速機12のケーシング24の端部25に外嵌されている。なお、水平フランジ部59の内周と端部25の外周にはすき間が設けられる。
一方、減速機12のケーシング24には、フランジ部66が設けられている。フランジ部66は、該減速機12のケーシング24の軸方向中央よりも反モータ側の位置において、全外周に亘って径方向外側に突出して形成されている。フランジ部66には、被駆動部材である材料トレイ68を連結するためのタップ孔66Aが貫通・形成されている。材料トレイ68は、該タップ穴66Aにねじ込まれた複数のボルト67によってケーシング24のフランジ部66に固定されている。ボルト67は、図示の例では12個使用されている(図3参照)。
図2に示されるように、材料トレイ68は、材料が載置される材料受台70と、該材料受台70を支持する支持プレート72とで構成されている。支持プレート72は、ケーシング24のフランジ部66に対応するリング状のフランジ部固定面74を有している。つまり、材料トレイ68は、この支持プレート72のリング状のフランジ部固定面74を介して、減速機12のケーシング24の全外周を囲んだ態様で、該ケーシング24のフランジ部66に連結されている。
被駆動部材である材料トレイ68、減速機12、およびアダプタ50の外部固定面53は、径方向から見たときに重なっている。ここで、単に「AとBが径方向から見て重なっている」と称したときには、A、Bのうちの一方の軸方向領域が、他方の軸方向領域に完全に含まれる態様で重なっている場合と、一方の軸方向領域と他方の軸方向領域の一部同士が重なっている場合との双方の概念を含む。なお、「Aの軸方向全長が、Bと径方向から見て重なっている」と称したときは、Aの軸方向領域の全部がBの軸方向領域に含まれていることを意味している。
本実施形態の場合、減速機12の軸方向全長L3が、材料トレイ68およびアダプタ50の外部固定面53と径方向から見て重なっている。また、材料トレイ68、モータ11およびアダプタ50の外部固定面53も、径方向から見て重なっている。
なお、本実施形態の場合、さらに、モータ11の軸方向全長L5が、材料トレイ68と径方向から見て重なっている。結局、材料トレイ68は、アダプタ50の外部固定面53の軸方向全長L1、減速機12の軸方向全長L3、およびモータ11の軸方向全長L5のそれぞれと、径方向から見て重なっている。換言すると、本実施形態の場合、モータ11、アダプタ50、および減速機12で構成される駆動系の軸方向全長L7が、材料トレイ68と径方向から見て重なっている。
次に、この回動装置10の作用を説明する。
モータ11のモータ軸16が回転することによって減速機12の入力軸18が回転すると、該入力軸18と一体化されている3個の偏心体26が回転し、ころ28を介して3枚の外歯歯車20が揺動する。この結果、内歯歯車22に対する外歯歯車20の噛合位置が順次ずれていく現象が発生する。外歯歯車20の歯数は、内歯歯車22の歯数よりも1だけ少ないため、外歯歯車20は入力軸18が1回回転する毎に、一歯分だけ内歯歯車22に対して周方向の位相がずれ、該内歯歯車22に対して相対回転する。
この自転成分は、(通常は、ピン状部材32および内ローラ33を介して第1、第2キャリヤ体34、36から取り出すことが多いが)本実施形態では、この第1、第2キャリヤ体34、36をアダプタ50の外部固定面53を介して設置床62に固定し、当該相対回転を、ケーシング24から取り出すようにしている。相対回転は、特定の範囲に限定して取り出される。この実施形態では、プログラムにより、±(45度〜90度)の範囲で回動するように設定されている。なお、回動装置10としては、最大で±90度以内(すなわち180度以内)の範囲まで回動可能である。尤も本発明では、必ずしも鉛直に対して±同角度で回動する必要はなく、例えば用途によっては水平を基準にして+20度−160度であってもよい。要するにトータルで180度以内の回動とされていればよい。
ここで、本実施形態に係る回動装置10においては、モータ11と減速機12とが、アダプタ50を介して連結されている。アダプタ50は、モータ固定面51を介してモータ11のモータフランジ14に固定され、キャリヤ固定面52を介して減速機12の第1キャリヤ体34に固定され、外部固定面53を介して外部部材である設置床62に固定される。すなわち、モータ11、減速機12、および該減速機12に取付けられている材料トレイ68は、モータ11と減速機12との間に位置するアダプタ50を介して設置床62に固定されている。
また、材料トレイ68、減速機12、およびアダプタ50の外部固定面53が、減速機12の径方向から見て重なっている。そのため材料トレイ68からモータ11、アダプタ50、および減速機12で構成される駆動系の軸方向全長L7が全く突出していないため、回動装置10全体としては、該駆動系の軸方向全長L7の分短縮できている。また、アダプタ50がモータ11と減速機12の間に位置していることから、非常にバランス良く回動装置10全体を設置床62に固定することができる。
特に、本実施形態においては、減速機12の軸方向全長L3が、材料トレイ68およびアダプタ50の外部固定面53と径方向から見て重なっている。そのため、材料トレイ68が、減速機12のケーシング24と固定されている構成と相まって、材料トレイ68を安定して回動させることができる。
また、本実施形態においては、材料トレイ68、モータ11、およびアダプタ50の外部固定面53も、径方向から見て重なっている。このため、特に、モータ11を含めた回動装置10全体の軸方向長さLoを短縮でき、かつ高い支持バランスが得られている。
また、アダプタ50には、軸方向減速機12側に突出した水平フランジ部59が形成されており、この水平フランジ部59が減速機12のケーシング24の端部25に外嵌されている。このため、材料トレイ68から落下した粉粒体や、空気中を浮遊している粉粒体等が、減速機12のケーシング24の端部25に配置されているオイルシール44に触れて、該オイルシール44が早期に劣化してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、材料トレイ68は、ケーシング24に該ケーシング24の全外周を囲んで連結されている。つまり、材料トレイ68は、支持プレート72のリング状のフランジ部固定面74を介して、減速機12のケーシング24の全外周を囲んだ態様で、該ケーシング24のフランジ部66に連結されている。そのため、材料トレイ68の支持プレート72は、フランジ部66の外周に相当する極めて大きな円形の領域に亘ってフランジ部66に固定されることになることから、連結剛性を極めて高く維持することができ、寸法の大きな材料トレイ68でも高い剛性で回動させることができている。
なお、本発明においては、被駆動部材とケーシングとの連結に関しては、必ずしもこのようなケーシングの全外周を囲んだ連結とする必要はなく、例えば、フランジの周方向の一部(例えば半周)において連結する構成であってもよい。また、必ずしもケーシングから突出させたフランジ部を介した連結とする必要もなく、例えば、ケーシングの外周に段差を形成し、該段差を利用して被駆動部材を連結するような構成としてもよい。さらには、複数の耳部(連結部)を形成し、該複数の耳部を介して被駆動部材を連結するような構成としてもよい。
また、本発明では、必ずしも上記実施形態での寸法関係を全て満足していなくてもよい。最低限、被駆動部材、減速機、および外部固定面が、減速機の径方向から見て重なっていることが満足されていれば、「回動装置の軸方向長の短縮」という本発明の基本的作用に関し、相応の効果が得られる。
また、上記実施形態では、偏心体を備えた偏心体軸(上記例では入力軸18)が内歯歯車の径方向中央に1本のみ存在するタイプ(センタクランクタイプ)の偏心揺動型の減速機が示されていた。しかし、この種の減速機の減速機構としては、内歯歯車の軸心からオフセットした位置に、複数の偏心体軸を有し、この複数の偏心体軸に備えられた偏心体を同期して回転させることによって外歯歯車を揺動させるタイプ(振り分けタイプ)の減速機構も知られている。本発明は、当該振り分けタイプの減速機構を有する減速機を採用している回動装置にも、全く同様に適用することができる。さらには、単純遊星歯車減速機等を採用している回動装置においても、当該減速機が、ケーシングと、該ケーシングと一体化された内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する遊星歯車と、該遊星歯車の軸方向側部に配置されたキャリヤ体と、を有している限り、同様に適用することが可能である。
なお、上記実施形態においては、キャリヤ固定面52と外部固定面53は垂直であるが、これに限定されず、両者は平行でなければよい。換言すれば、キャリヤ固定面52の延長面と外部固定面53の延長面が交差する関係にあればよい。
10…回動装置
11…モータ
12…減速機
14…モータフランジ
20…外歯歯車(遊星歯車)
22…内歯歯車
24…ケーシング
34…第1キャリヤ体
34A…アダプタ用タップ穴
36…第2キャリヤ体
38、40…軸受
42…ボルト
50…アダプタ
51…モータ固定面
51A…モータ用タップ穴
52…キャリヤ固定面
53…外部固定面
68…材料トレイ(被駆動部材)

Claims (5)

  1. モータと減速機とを有する回動装置であって、
    前記減速機は、ケーシングと、該ケーシングと一体化された内歯歯車と、該内歯歯車に内接噛合する遊星歯車と、該遊星歯車の軸方向側部に配置されたキャリヤ体と、を有し、
    前記モータと前記減速機は、アダプタを介して連結され、
    該アダプタは、前記モータに固定されるモータ固定面と、前記キャリヤ体に固定されるキャリヤ固定面と、該キャリヤ固定面と平行でなく外部部材に固定される外部固定面と、を有し、
    前記ケーシングに被駆動部材が連結され、該被駆動部材の回転軌道上に前記アダプタが位置し、
    該被駆動部材、前記減速機、および前記外部固定面が、前記減速機の径方向から見て重なっており、
    前記被駆動部材を、前記回転軌道上において前記アダプタが存在しない180度以内の範囲で回動させる
    ことを特徴とするモータと減速機とを有する回動装置。
  2. 請求項1において、
    前記減速機の軸方向全長が、前記被駆動部材および前記外部固定面と径方向から見て重なっている
    ことを特徴とするモータと減速機とを有する回動装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記被駆動部材、前記モータ、および前記外部固定面が径方向から見て重なっている
    ことを特徴とするモータと減速機とを有する回動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記アダプタの一部が、前記減速機の前記ケーシングの端部に外嵌される
    ことを特徴とするモータと減速機とを有する回動装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記ケーシングに、前記被駆動部材が、該ケーシングの全外周を囲んで連結される
    ことを特徴とするモータと減速機とを有する回動装置。
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