JP5916397B2 - 燃料噴射ポンプ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、給排ポートが貫通して形成された筒状のプランジャバレルと、前記プランジャバレル内に配置され前記プランジャバレルとともにプランジャ室を画成するプランジャと、前記プランジャバレルとの間で給排される燃料を貯留する給排燃料室とを備え、前記プランジャの往復動により前記プランジャ周面に形成されたリードにより前記給排ポートを開閉することにより、前記給排燃料室から前記プランジャバレルへの燃料供給と、前記プランジャバレルから前記給排燃料室への燃料排出を行なうとともに、前記プランジャ室から燃料を吐出する燃料噴射ポンプであって、前記給排ポートには、前記プランジャ側に延伸する中実のデフレクタが配置され、前記プランジャには、前記リードより前記プランジャ室側にグラダンが形成され、前記グラダンには、前記プランジャの中心軸を含む断面においてグラダン角45°以下の傾斜部が形成されていることを特徴とする。
また、給排ポート以外で圧力損失を発生させることにより、ポート開度に対する感度が低下し、微調整が可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るディーゼルエンジン用の燃料噴射ポンプ(ジャーク式燃料噴射ポンプ)の概略を示す図であり、符号1は燃料噴射ポンプを示している。
また、デフレクタ40は、先端が給排ポート11内においてプランジャ3の外周面との間に隙間が形成されるとともに、給排ポート11との間に燃料が流通する流路が形成されるようになっており、プランジャ3が給排ポート11を開いたときに、給排ポート11に噴出される高圧の燃料をデフレクタ40の先端近傍に衝突させることにより、給排ポート11内のエロージョンを抑制するようになっている。
デフレクタ50は、基端側が、例えば、軸受等の回転支持部材55により支持されるとともに、先端側にはキャビテーションが衝突することによりデフレクタ50の先端に回転を付与するための螺旋凹部56が形成された構成とされている。その結果、図5に示すように、キャビテーションCが螺旋凹部56と衝突することにより、デフレクタ50が矢印G方向に回転するようになっている。その他は第1の実施形態と同じであるため、同じ符号を付して説明を省略する。
例えば、デフレクタの形状は一例を示すものであり、発明の趣旨の範囲内において、任意に設定することができる。
図6(A)に示すデフレクタ60は、表面に複数のディンプル61を備えた構成とされ、デフレクタ60周囲を通過する燃料が、ディンプル61に作用してデフレクタ60を回転させるようになっている。
また、図6(B)に示すデフレクタ70は、図示しない吸込みから取入れた燃料を回転軸からオフセットした方向に開口するスピル孔71を介して噴射することで回転する構成とされている。
また、図6(C)に示すデフレクタ80は、回転軸を中心としデフレクタ80表面に沿って軸線方向に伸びる放射状溝81を備えており、燃料が放射状溝81に作用して回転する構成とされている。
また、図6(D)に示すデフレクタ85は、回転軸を中心としデフレクタ85表面に沿って軸線方向に伸びる放射状フィン86を備えており、燃料が放射状フィン86に作用して回転する構成とされている。
また、図6(E)に示すデフレクタ90は、回転軸を中心としデフレクタ90表面に沿って螺旋状に伸びる螺旋フィン91を備えており、燃料が螺旋フィン91に作用して回転する構成とされている。
その他、周知の他の構成を用いてもよい。なお、図6(B)の右側の図は左図のX−X断面、図6(C)〜(E)の右側の図は、デフレクタ80、85、90を軸線方向先端側から見た図である。
2 プランジャバレル
3 プランジャ
4 給排燃料室
11 給排ポート
21 プランジャ室
31 リード
32 凹部側領域
33 凸部側領域
34 傾斜部
35 リブ(凸形状部)
40、50、60、70、80、85、90 デフレクタ
Claims (3)
- 給排ポートが貫通して形成された筒状のプランジャバレルと、
前記プランジャバレル内に配置され前記プランジャバレルとともにプランジャ室を画成するプランジャと、
前記プランジャバレルとの間で給排される燃料を貯留する給排燃料室と、を備え、
前記プランジャの往復動により前記プランジャ周面に形成されたリードにより前記給排ポートを開閉することにより、前記給排燃料室から前記プランジャバレルへの燃料供給と、前記プランジャバレルから前記給排燃料室への燃料排出を行なうとともに、前記プランジャ室から燃料を吐出する燃料噴射ポンプであって、
前記給排ポートには、前記プランジャ側に延伸する中実のデフレクタが配置され、
前記プランジャには、前記リードより前記プランジャ室側にグラダンが形成され、前記グラダンには、前記プランジャの中心軸を含む断面においてグラダン角45°以下の傾斜部が形成され、
前記デフレクタは、前記給排ポートを通じて排出される燃料により回転可能に構成され、
前記デフレクタの表面には、前記デフレクタを前記燃料により回転させるように螺旋凹部、ディンプル、放射状溝、放射状フィン又は螺旋フィンが設けられている
ことを特徴とする燃料噴射ポンプ。 - 請求項1に記載の燃料噴射ポンプであって、
前記プランジャは、前記リードを介して前記プランジャ室の反対側に形成された凹部側領域に、前記給排ポートに流通する燃料に圧損を生じさせる圧損発生手段を備えることを特徴とする燃料噴射ポンプ。 - 請求項2に記載の燃料噴射ポンプであって、
前記圧損発生手段は、前記凹部側領域に形成された凸形状部を有していることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
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