JP5916089B2 - 伸縮門扉 - Google Patents

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Description

本発明は、傾斜地対応の伸縮門扉に関するものである。
扉本体を傾斜地に沿って傾斜方向に開閉自在に設置して使用する傾斜地対応の伸縮門扉には、傾斜方向に略等間隔を置いて配置された複数個の縦枠と、傾斜方向に伸縮自在に配置された上下二組のパンタグラフ機構とにより扉本体を構成すると共に、各パンタグラフ機構の上下2個の交差部のうち上側の交差部を固定枢軸により縦枠に枢着し、下側の交差部の可動枢軸を、縦枠に角度調整可能に固定された角度規制部材により上下動自在に支持したものがある(特許文献1)。
縦枠はパンタグラフ機構の前後両側に配置された前後縦桟を有し、この前後縦桟間にパンタグラフ機構の上側の交差部を枢支する固定枢軸が前後方向に支架され、またパンタグラフ機構と前後縦桟との間で固定枢軸により前後一対の角度規制部材の上端部が枢支されている。各角度規制部材は縦枠の一側で固定枢軸から下方へと傾斜状に配置され、この前後の角度規制部材により可動枢軸の前後両端が支持されている。各角度規制部材の下端部は前後縦桟の固定金具に固定枢軸廻りに角度調整可能に固定されている。
特公昭61−53509号公報
この伸縮門扉では、角度規制部材の角度を調整することによりパンタグラフ機構の傾斜角度が変化するため、傾斜地での施工時に設置箇所の傾斜角度に応じて任意に調整できる利点がある。
しかし、従来の伸縮門扉は、各パンタグラフ機構用の角度規制部材が下方に伸び、その各角度規制部材の下端部を縦枠の固定金具に固定しているため、傾斜地の角度に合わせて上下の角度規制部材を個別に調整して縦枠に固定する必要があり、調整時の取り扱いが非常に煩雑であるという欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、角度規制部材を傾斜地の角度に応じて容易に調整できると共に、全体の堅牢性を容易に確保できる伸縮門扉を提供することを目的とする。
本発明は、傾斜方向に略等間隔を置いて配置された複数個の縦枠と、傾斜方向に伸縮自在に配置され且つ上下複数個の交差部の何れか1個の交差部が固定枢軸により前記縦枠に枢着された上下二組のパンタグラフ機構と、前記縦枠に前記固定枢軸廻りに角度調整可能に設けられ且つ前記各パンタグラフ機構の前記上下複数個の交差部の内の他の交差部の可動枢軸を上下動自在に案内する角度規制部材とを備えた伸縮門扉において、下に相対応する前記各角度規制部材を角度調整可能に連動連結し且つ該各角度規制部材を前記縦枠に対して固定可能な連動・固定手段を備え、前記各角度規制部材及び前記各連動・固定手段を前記パンタグラフ機構の前後の傾斜リンク間に配置したものである。
前記各角度規制部材は前記固定枢軸により前記縦枠に枢支し、且つ前記固定枢軸から反対の前記パンタグラフ機構側へと略同一距離離れた位置で前記連動・固定手段に連結してもよい。前記各角度規制部材は一方の前記パンタグラフ機構側から他方の前記パンタグラフ機構側へと上下逆向きに突出させてもよい。
前記縦枠は前記パンタグラフ機構の前後両側に配置され且つ前記固定枢軸が前後に支架された前後縦桟を有し、前記角度規制部材の前後両側に、前後の前記傾斜リンクの前記可動枢軸を前後別々に上下摺動自在に案内する案内部を設けてもよい。前記連動・固定手段は前記両パンタグラフ機構間で前記縦枠に枢着された連結リンクを備え、該連結リンクの両端部に角度調整可能に前記各角度規制部材を連結してもよい。
前記固定枢軸及び前記可動枢軸は前記各パンタグラフ機構の上下反対側の前記交差部に配置され、前記連結リンクは前記両パンタグラフ機構間の略中央で前記縦枠に枢着され且つ前記縦枠の左右両側で前記各角度規制部材に連結されることもある。複数個の前記縦枠の内、中間の区分縦枠の左右両側で前記パンタグラフ機構を個別に伸縮可能に構成し、該区分縦枠に前記角度規制部材及び前記連動・固定手段を設けてもよい。
本発明によれば、角度規制部材を傾斜地の角度に応じて容易に調整できると共に、全体の堅牢性を容易に確保できる利点がある。
本発明の伸縮門扉の第1の実施形態を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 同伸縮門扉の側面図である。 同第1扉体部分の正面断面図である。 同角度規制部材、連動・固定手段を含む要部の一部破断側面図である。 同角度規制部材、連動・固定手段を含む要部の正面断面図である。 同区分縦枠側の固定枢軸部分の一部破断平面図である。 同区分縦枠側の角度規制部材、可動枢軸部分の一部破断平面図である。 同区分縦枠側の連動・固定手段部分の一部破断平面図である。 同縦枠側の固定枢軸部分の一部破断平面図である。 同端枠側の固定枢軸部分の一部破断平面図である。 同端枠側の角度規制部材、可動枢軸部分の一部破断平面図である。 同端枠側の連動・固定手段部分の一部破断平面図である。 同傾斜リンクの端部側部分の一部破断平面図である。 同傾斜リンクの中間部分の一部破断平面図である。 同固定枢軸側の継ぎ手部分の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。 本発明の第4の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。 同伸縮門扉の側面図である。 同連動・固定手段部分の一部破断側面図である。 同連動・固定手段部分の正面断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。 同伸縮門扉の側面図である。 本発明の第6の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。 同伸縮門扉の側面断面図である。 本発明の第7の実施形態を示す連動・固定手段の正面断面図である。 同連動・固定手段の側面断面図である。 本発明の第8の実施形態を示す伸縮門扉の正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図15は本発明に係る伸縮門扉の第1の実施形態を例示する。この伸縮門扉は傾斜地1の出入り口2に設置して使用するものであり、図1及び図2に示すように、傾斜地1の左右両側に略鉛直方向に配置された左右一対の支柱3と、この支柱3間に左右方向に伸縮自在に配置された扉本体4とを備えている。扉本体4は左右両端に端枠5を備え、その各端枠5に開閉用の把手6と施錠手段とが設けられ、左右の何れからも傾斜地1に沿って開閉できるようになっている。なお、扉本体4は左右の何れか一方から開閉する片開き式でもよいし、中間から左右両側に開閉する両開き式でもよい。
扉本体4は、傾斜方向に略等間隔を置いて略鉛直方向に配置された複数個の縦枠7と、左右両端の縦枠71に連結された端枠5と、右上がり、左上がりに傾斜する傾斜リンク8,9を傾斜方向に順次X状に連結して伸縮自在に構成され且つ上下複数個の交差部10,11の何れか1個の交差部10が固定枢軸12により各縦枠7に連結された上下複数組、例えば上下二組のパンタグラフ機構13とを有する。
扉本体4は複数個の縦枠7の内、その中間の何れかを区分縦枠72として、この区分縦枠72により傾斜方向に複数個、例えば3個の第1〜第3扉体14〜16に分割されており、各区分縦枠72の左右両側の各扉体14〜16が別々に伸縮するように構成されている。
縦枠71、区分縦枠72を含む各縦枠7は、図2に区分縦枠72側について示すように、パンタグラフ機構13を挟んでその前後に配置された一対の前後縦桟17,18と、パンタグラフ機構13の上下両側で前後縦桟17,18の上下両端を前後方向に連結する一対の連結材19,20とを備えている。各端枠5は前後縦枠21,22と、その上下両端を連結する連結材とを有する等、各縦枠7と同様に構成されている(図9参照)。なお、各端枠5は縦枠7よりも広い左右幅を有し、図10〜図12に示すように、各端枠5に扉本体4の左右両端の縦枠71が一体に設けられている。端枠5と縦枠71は別体構造でもよい。
扉本体4の両端の縦枠71と中間の区分縦枠72には、図3に示すように、各パンタグラフ機構13の傾斜角度を規制する角度規制部材23と、角度調整時に上下に相対応する両角度規制部材23を連動させ且つ調整後に両角度規制部材23を縦枠71,72に固定する連動・固定手段24とが設けられている。端枠5と区分縦枠72には、開閉時に傾斜地1を走行するキャスター車輪25が前後縦桟17,18の下端に設けられている。また区分縦枠72の後縦桟18、端枠5の後縦枠22には、図2に区分縦枠72側を示すように、保持部材26により上下摺動自在に保持された落とし棒27aが設けられ、その落とし棒27aを地面側の落とし孔27bに係脱することにより、必要に応じて扉本体4を地面側にロックできるようになっている。なお、落とし棒27aは縦枠5,72等の前後両側に設けてもよい。
各パンタグラフ機構13は、図1〜図3に示すように、傾斜方向に略等間隔をおいて上下2箇所の交差部10,11、28,29で交差する傾斜方向に多数の傾斜リンク8,9を前後に備え、各傾斜リンク8,9はその各交差部10,11、28,29で前後方向の固定枢軸12、可動枢軸30等の枢軸12,30〜32により回動自在に枢着されている。上下のパンタグラフ機構13の各傾斜リンク8,9は、左右方向に略水平状態にしたときに上下に略対称となるように逆向きに配置されており、傾斜方向に略等間隔を置いて上下2個の交差部10,11、28,29が設けられている。各縦枠7と対応する上下2個の交差部10,11の内、両パンタグラフ機構13で上下反対側の一方の交差部10,11、例えば上側のパンタグラフ機構13では上側の交差部10が、下側のパンタグラフ機構13では下側の交差部11が夫々固定枢軸12により縦枠7に枢支されている。
各固定枢軸12は図6、図9、図10に示すように前後縦桟17,18間に支架され、前後両端のネジ、リベット等の固定具33により前後縦桟17,18に固定されている。扉本体4の縦枠71及び区分縦枠72を除く各縦枠7上の固定枢軸12には、図9に示すように、円筒状の幅決め材34を介在して前後の傾斜リンク8,9が回動自在に設けられている。また扉本体4の両端の縦枠71の固定枢軸12上には、図10に示すように、幅決め材34を介在して前後の傾斜リンク8,9と、この傾斜リンク8,9間に配置された角度規制部材23とが回動自在に設けられている。
更に区分縦枠72の固定枢軸12上には、図6に示すように前後の傾斜リンク8,9と、この傾斜リンク8,9間に配置された角度規制部材23とが回動自在に設けられている。区分縦枠72の両側の各扉体14〜16が伸縮したときに固定枢軸12を挟んで略直線状となる前後の傾斜リンク8,9、即ち区分縦枠72に固定枢軸12により枢支された前後の傾斜リンク8,9は、図5、図6に示すように固定枢軸12の両側のリンク部材8a,8b、9a,9bに分断されており、前側の傾斜リンク8のリンク部材8a,8b同士、後側の傾斜リンク9のリンク部材9a,9b同士が夫々固定枢軸12廻りに別々に回動して屈折できるように継ぎ手35,36を介して枢支されている。従って、固定枢軸12により枢着された傾斜リンク8,9のリンク部材8a,8b、9a,9bは、固定枢軸12廻りに折り畳み自在に連結されている。
各パンタグラフ機構13の固定枢軸12の交差部10,11と上下に対をなす上下反対側の交差部10,11、及び隣り合う縦枠7間の上下の交差部28,29は、図7、図11、図13、図14に示すように、枢軸30〜32により回動自在に枢着されている。縦枠71、区分縦枠72上の固定枢軸12の交差部10,11と上下に対をなす上下反対側の交差部10,11には、図7、図11に示すように前後に独立した可動枢軸30が設けられており、この各可動枢軸30は摺動体38を介して角度規制部材23により前後別々に上下摺動自在に支持されている。なお、区分縦枠72側の可動枢軸30は、図7に示すように傾斜リンク8,9の先端の継ぎ手37に挿通して固定されている。
各パンタグラフ機構13の少なくとも縦枠7間の交差部28,29に配置され且つ縦枠71、区分縦枠72に対して角度規制部材23と同一側でその一側に対応する交差部28,29の枢軸31,32の外周の幅決め材34は、図14に示すようにパンタグラフ機構13の収縮時に角度規制部材23に当接するため、他の幅決め材34(図13参照)に比べて小径にしてパンタグラフ機構13の折り畳み長さが小さくなるように構成されている。なお、全ての枢軸31,32の幅決め材34を小径にしてもよい。
継ぎ手35,36は、図6、図15に示すように、傾斜リンク8,9の端部に着脱自在に挿入される取り付け部35a,36aと、この取り付け部35a,36aと一体に設けられ且つ固定枢軸12が挿通される軸挿通部35b,36bとを有する。継ぎ手35,36は二種類あり、両継ぎ手35,36は取り付け部35a,36aに対して軸挿通部35b,36bが前後の反対側に偏位しており、その軸挿通部35b,36bの端面が取り付け部35a,36aの前後幅内で対向するようになっている。
二種類の継ぎ手35,36の内、角度規制部材23側の継ぎ手35の軸挿通部35bは前後方向に短く、反対側の継ぎ手36の軸挿通部36bは前後方向に長くなっている。これは傾斜リンク8,9が前後縦桟17,18よりも角度規制部材23の近傍に位置するためである。なお、継ぎ手36の軸挿通部36bの長さを短くして、その部分に幅決め材を配置してもよい。また継ぎ手35,36は軸挿通部35b,36bの長さを略同じにする等により同一種類のものを使用してもよい。
角度規制部材23、連動・固定手段24は、扉本体4の縦枠71と区分縦枠72とに対応して設けられている。各角度規制部材23は、図1〜図3に示すように、前後の傾斜リンク8,9間で縦枠71、区分縦枠72に固定枢軸12により回動自在に枢着されると共に、固定枢軸12から反対のパンタグラフ機構13側へと上下逆向きに突出し且つ縦枠71、区分縦枠72に対して左右逆向きに傾斜しており、その突出端側がパンタグラフ機構13間で連動・固定手段24に連結されている。
角度規制部材23は図4〜図6、図11に示すように前後両側に長手方向の案内部23aを有し、その各案内部23aに傾斜リンク8,9の可動枢軸30側の摺動体38が上下摺動自在に支持されると共に、パンタグラフ機構13の最大伸長状態で摺動体38を介して可動枢軸30を規制する規制体39が設けられている。規制体39は角度規制部材23の前後両側の案内部23a内に配置され、両案内部23a間の二枚の隔壁23bに挿通されたボルト、ナット等の固定具39aにより位置調整可能に固定されている。規制体39は角度規制部材23の長手方向に長孔39bを有し、この長孔39bに挿通されるボルト等の固定手段39aにより固定されている。
連動・固定手段24は図4、図5、図8、図12に示すように、傾斜角度の調整時には上下に相対応する両角度規制部材23を固定枢軸12廻りに連動させ、調整後は両角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72に固定するためのもので、上下のパンタグラフ機構13間で縦枠71、区分縦枠72に枢軸42により枢支された連結リンク44を備え、この連結リンク44の両端に締結手段45により各角度規制部材23が角度調整可能に連結されている。連結リンク44は板状であって、長手方向の中間が枢軸42により枢支されている。枢軸42には連結リンク44の前後両側に円筒状の幅決め材46が套嵌され、前後両端がネジ等の固定具47により前後縦桟17,18に固定されている。
角度規制部材23は図4、図5に示すように、案内部23aから長手方向に突出する二枚の隔壁23bにより連結部48が構成され、その二枚の隔壁23bに長手方向の調整孔48aが形成されている。連結リンク44の先端部は角度規制部材23の二枚の隔壁23b間に挿入されている。
締結手段45は図4、図8、図12に示すように、隔壁23bの調整孔48a及び連結リンク44の通孔に挿通されたボルト45aと、このボルト45aに螺合するナット45bと、連結リンク44と連結部48との間に介在された歯車ワッシャ等の緩み止め手段45cとにより構成されており、この締結手段45による締結を解除したときに両角度規制部材23が連結リンク44を介して連動し、締結時に両角度規制部材23が連結リンク44を介して縦枠71、区分縦枠72に固定されるようになっている。なお、調整孔48aは連結リンク44に設けてもよい。
縦枠71、区分縦枠72の前後縦桟17,18間には角度規制部材23が前後方向の略中央に配置され、その角度規制部材23の前後両側にパンタグラフ機構13の傾斜リンク8,9が配置されている。従って、角度規制部材23、各傾斜リンク8,9は略前後対称に配置されている。
この種の伸縮門扉では、各角度規制部材23の角度を傾斜地1の傾斜角度に合わせて調整しておけば、上下のパンタグラフ機構13が傾斜して傾斜地1と略平行になり、扉本体4の開閉時に各パンタグラフ機構13が傾斜地1に沿って伸縮するため、キャスター車輪25を傾斜地1に沿って走行させながら出入り口2を開閉することができる。
このときパンタグラフ機構13の傾斜リンク8,9が固定枢軸12廻りに回動するのに対して、その固定枢軸12と上下に対をなす可動枢軸30が角度規制部材23に沿って上下動しながら、可動枢軸30側の傾斜リンク8,9が可動枢軸30廻りに回動するため、固定枢軸12と可動枢軸30とを結ぶ線分上にある角度規制部材23によってパンタグラフ機構13を所定の傾斜角度に規制することができる。
傾斜地1での施工時には、その施工現場において各角度規制部材23の角度を傾斜地1に合わせて調整するが、この上下の対応する角度規制部材23が連動・固定手段24の連結リンク44等を介して連動状態にあり、上下の角度規制部材23が連動して固定枢軸12廻りに逆方向に回動するため、角度規制部材23の角度調整時の取り扱いが容易であり、容易且つ能率的に作業を行えると共に、傾斜地1の傾斜角度に応じて高精度での施工が可能である。
例えば傾斜地1の左右両側に支柱3を立設した後、収縮状態にある扉本体4の上手側の端枠5を施錠手段を介して上手側の支柱3に連結する。次に連動・固定手段24の締結手段45を解除して上下の角度規制部材23を連動可能な状態にした後、傾斜地1に沿ってキャスター車輪25を走行させながら扉本体4を伸長させて、下手側の端枠5を施錠手段を介して下手側の支柱3に連結する。また必要であれば、各区分縦枠72の落とし棒27aを落とし孔27bに落とし込んで扉本体4を地面に固定する。
連動・固定手段24の締結手段45を解除した後に扉本体4を傾斜地1に沿って伸長させて行けば、各パンタグラフ機構13の可動枢軸30が各角度規制部材23に沿って下降又は上昇しながらパンタグラフ機構13が傾斜地1に沿って傾斜するため、各角度規制部材23が連動・固定手段24を介して連動して回動する。従って、上側の角度規制部材23は上側の固定枢軸12廻りに図3のa矢示方向へ、下側の角度規制部材23は下側の固定枢軸12廻りに図3のb矢示方向へと夫々逆方向に略同一角度だけ回動させることができる。
また仮に各パンタグラフ機構13の角度規制部材23の回動抵抗等にバラツキがあるような場合でも、扉本体4を伸長させるときに回動し易い一方の角度規制部材23が固定枢軸12廻りに回動して、その角度規制部材23から連動・固定手段24の連結リンク44を介して回動し難い他方の角度規制部材23の先端部に回動方向の外力が加わり、連結リンク44を介して他方の角度規制部材23の回動を補助するため、上下の角度規制部材23を連動させて円滑に回動させることができる。
これによって上下のパンタグラフ機構13及び角度規制部材23が施工現場の傾斜地1の傾斜角度に適した角度となるため、連動・固定手段24の締結手段45を締め付けて連結リンク44の両端に上下の角度規制部材23を締結して、その傾斜角度で連結リンク44、締結手段45、固定枢軸12を介して各角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72に固定すればよい。
締結手段45を締め付けて固定すれば、上下の角度規制部材23が縦枠71、区分縦枠72に対して固定状態となるため、角度調整時に上下の角度規制部材23が連動・固定手段24を介して連動するようになっているにも拘わらず扉本体4の堅牢性が向上し、円滑に開閉操作を行うことができる。
また構造的にも前後の傾斜リンク8,9間に角度規制部材23があり、この角度規制部材23の前後両側の案内部23aで可動枢軸30を上下動自在に案内するようにしているので、傾斜リンク8,9の前後両側に角度規制部材23を設ける場合に比較して角度規制部材23の数を1本にでき構造的に簡素化できる。しかも扉本体4を伸長させて角度規制部材23の角度を調整する際にも、前後両側の可動枢軸30から略均等に外力が作用することとなり、角度規制部材23を固定枢軸12廻りに円滑に回動させることができる。
更に前後の傾斜リンク8,9間の角度規制部材23を連動・固定手段24の連結リンク44に連結すればよいので、角度規制部材23が傾斜リンク8,9の前後両側にある場合に比較して連動・固定手段24の構造も簡素化できる。
扉体14〜16を収縮させる際には、区分縦枠72上の固定枢軸12側の傾斜リンク8,9が左右に分断されており、またこの固定枢軸12側の傾斜リンク8,9と四節平行リンク機構を構成する可動枢軸30側の左右の傾斜リンク8,9が、角度規制部材23により可動枢軸30を介して別々に上下動可能に支持されているため、各扉体14〜16側のパンタグラフ機構13が他の扉体14〜16のパンタグラフ機構13から独立して伸縮する。従って、扉本体4を構成する第1〜第3扉体14〜16を必要に応じて開閉できるため、常に扉本体4の全体を開閉する場合に比較して容易に開閉できる利点がある。
例えば人の出入り等に際しては、第2・第3扉体15,16は伸長状態のままで、第1扉体14のみを伸縮させて出入り口2の一部を開閉する。このとき区分縦枠72の落とし棒27aを落とし孔27bに落とし込んだままで、把手6を把持して端枠5を下手側へと移動させて行けば、図1に二点鎖線で示すように、第1扉体14のみが収縮して出入り口2の一部を開放することができる。従って、第1扉体14のみの開放が可能であるため、傾斜地1用であるにも拘わらず、必要に応じて扉本体4を容易且つ軽快に開閉できる利点がある。
また自動車の出入り等に際しては、例えば第1〜第3扉体14〜16を収縮させて出入り口2の全体を開放する。この場合には、落とし棒27aを落とし孔27bから抜いて各区分縦枠72のロックを解除し、その後に端枠5を下手側へと移動させて行けばよい。
なお、支柱3に連結前の扉本体4は各縦枠7が同一高さとなる収縮状態でバンド等により結束されており、各角度規制部材23が縦枠7と平行になっている。従って、角度規制部材23が縦枠71,72と平行な鉛直方向に向いた状態で連動・固定手段24により固定し、傾斜角度を略0度に設定しておけば、扉本体4を水平な出入り口2に設置する場合にも使用することができる。
図16は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、上下のパンタグラフ機構13の上下2個の交差部10,11の内、反対のパンタグラフ機構13に近い側の交差部10,11と角度規制部材23とを固定枢軸12により縦枠71、区分縦枠72に枢着すると共に、遠い側の交差部10,11の可動枢軸30を角度規制部材23の案内部23aに上下動自在に設けている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
このように固定枢軸12、可動枢軸30を上下逆に配置してもよい。但し、この場合には、遊び等の影響を少なくするために、固定枢軸12と可動枢軸30との距離に対して固定枢軸12と締結手段45との距離を十分に確保すれば、角度規制部材23の長さが第1の実施形態に比較して長くなる問題がある。
図17は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、上下のパンタグラフ機構13の上下中間に固定枢軸12が、その上下両側に可動枢軸30が配置されている。他の構成は第1、第2の実施形態と同様である。
このように固定枢軸12の上下両側に可動枢軸30を配置して、その可動枢軸30を角度規制部材23により案内するようにしてもよい。この場合には、角度規制部材23により案内される可動枢軸30の数が増えるため、扉本体4の全体の堅牢性が向上する利点がある。
図18〜図21は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態の連動・固定手段24は、長手方向に伸縮自在な連結リンク44を備え、この連結リンク44の両端が連結軸51により各角度規制部材23の先端部に枢着されると共に、各角度規制部材23と連結リンク44とを屈折方向に付勢するバネ52が設けられている。連結リンク44は伸縮自在に嵌合する第1部材53aと第2部材53bとを備え、締結手段54により所定長さで固定可能である。連結リンク44と角度規制部材23は連結軸51により枢着されると共に、連結軸51の外周に連結リンク44と角度規制部材23とを屈折方向に付勢するつるまき式等のバネ52が巻き掛けられている。第1部材53a又は第2部材53bは長孔等の調整孔53cを有する。締結手段54は調整孔53c経て第1部材53a、第2部材53bに挿通されたボルト54aと、このボルト54aに螺合するナット54bとを有する。他の構成は第1、その他の各実施形態と同様である。
この場合には、角度規制部材23の角度調整前の状態では連結リンク44が収縮状態にあり、締結手段54によりその状態に固定されている。角度規制部材23の傾斜角度を調整する際に、扉本体4を傾斜地1に沿って伸長させて行くと、上下のパンタグラフ機構13が伸長しながら、傾斜地1の傾斜角度に応じて各角度規制部材23が固定枢軸12廻りに回動する。
このとき角度規制部材23と連結リンク44との枢着部のバネ52により、連結リンク44と角度規制部材23とが連結軸51廻りに屈折方向に付勢されているので、連結リンク44が伸長しながら上下の角度規制部材23が固定枢軸12廻りに回動し、傾斜地1の傾斜角度に応じた角度に調整することができる。
そして、角度調整後に締結手段54により連結リンク44の第1部材53aと第2部材53bとをその長さで固定すると、上下の角度規制部材23が連結リンク44を介して略Z状となり、連結リンク44、固定枢軸12を介して上下の角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72に固定することができる。
この場合にも、パンタグラフ機構13を伸縮させて扉本体4を開閉するにも拘らず、各角度規制部材23を扉体14〜16、区分縦枠72に対して固定できるので、扉本体4の堅牢性が向上する。従って、上下の角度規制部材23は連動・固定手段24を介して連動させるに当たって、その連動・固定手段24の構成部材である連結リンク44は、必ずしも第1実施形態のように縦枠71、区分縦枠72に枢軸42で枢支する必要はない。
図22、図23は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、縦枠71、区分縦枠72上の固定枢軸12によりパンタグラフ機構13の前後の傾斜リンク8,9と、パンタグラフ機構13の前後両側に配置された前後一対の角度規制部材23が枢支されている。各角度規制部材23は前後方向の相対向する側に可動枢軸30用の案内部23aが長手方向に設けられると共に、固定枢軸12と反対側の連結部材55により前後に連結され、その連結部材55に連動・固定手段24用の連結部48が設けられている。連結部48は締結手段45を介して連動・固定手段24の連結リンク44に連結されている。各角度規制部材23の案内部23aは可動枢軸30を上下動自在に案内するようになっている。従って、区分縦枠72の左右両側でパンタグラフ機構13が別々に伸縮する場合には、前後の傾斜リンク8,9の可動枢軸30は、角度規制部材23により前後別々に案内される。他の構成は第1、その他の各実施形態と同様である。
このようにパンタグラフ機構13の前後両側に、固定枢軸12により枢支された角度規制部材23を配置し、この両角度規制部材23の遊端側を前後に連結して連結部48を設け、その連結部48を連動・固定手段24の連結リンク44に連結するようにしてもよい。
図24、図25は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態では、上下のパンタグラフ機構13の上側の交差部10の固定枢軸12により角度規制部材23を枢支し、この各角度規制部材23により下側の可動枢軸30を上下動自在に案内するようになっている。各角度規制部材23は縦枠71、区分縦枠72の左右一側に、固定枢軸12から同一方向に傾斜して略平行に配置され、固定枢軸12から略同一距離の位置で連結軸51により連動・固定手段24の連結リンク44に連結されている。
連動・固定手段24はパンタグラフ機構13の前又は後で縦枠71、区分縦枠72と略平行に配置された連結リンク44と、両パンタグラフ機構13間で縦枠71、区分縦枠72に固定された固定ブラケット57と、連結リンク44を固定ブラケット57に固定する締結手段45とを備えている。連結リンク44の上下両端は連結軸51により各角度規制部材23に枢着されている。
固定ブラケット57には、角度規制部材23の角度調整代に応じた大きさの調整孔57aが形成され、連結リンク44に挿通された締結手段45のボルト45aが調整孔57aに挿通されている。締結手段45はボルト45aに螺合するナット45bの他に緩み止めワッシャ等の緩み止め手段が設けられている。固定ブラケット57は上下一対の取り付け軸58等により縦枠71、区分縦枠72に固定されている。なお、連結リンク44は前後両側に設けてもよい。他の構成は第1の実施形態と同様である。
この場合にも、連動・固定手段24の締結手段45による連結リンク44の固定を解除しておけば、上下の角度規制部材23、連結リンク44、区分縦枠72等により平行リンク機構が構成されるので、扉本体4を伸長させたときに各角度規制部材23が固定枢軸12廻りに同一方向に連動して回動する。連結リンク44は区分縦枠72等と平行であるが、各角度規制部材23が固定枢軸12廻りに回動したときに、ボルト45aが固定ブラケット57の調整孔57aの範囲内で移動する。そして、調整後に締結手段45で連結リンク44を固定ブラケット57に締め付けることにより、固定ブラケット57、連結リンク44、固定枢軸12等を介して各角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72に固定することができる。従って、このような構成の場合にも、第1の実施形態と同様に実施することができる。
なお、連結リンク44を真っ直ぐな部材により構成した場合には、収縮させたときに連結リンク44が下側のパンタグラフ機構13の固定枢軸12と干渉するため、角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72と略平行状態になるまで回動させることはできず、両者が干渉しない傾斜角度の範囲で使用することになる。しかし、図24に二点鎖線で示すように連結リンク44を屈曲状に構成すれば、角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72と略平行にすることも可能である。
図26、図27は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態では、角度規制部材23に長手方向に摺動自在な調整部材60と、この調整部材60を長手方向の摺動位置で角度規制部材23に固定する固定手段61とを備え、調整部材60に連結軸51により連結リンク44を枢着している。連結部48には長手方向の調整孔48aと固定孔48bとが設けられている。調整部材60は連結リンク44を挟むU字状であって、調整孔48aに摺動自在に嵌合し且つ連結軸51が挿通される突出部60aと、固定用の挿通孔60bとが設けられている。固定手段61は固定孔48b及び挿通孔60bに挿通されるボルト61aと、このボルト61aに螺合するナット61bとを有する。
この場合には固定手段61を緩めておけば、調整部材60、連結軸51を介して角度規制部材23と連結リンク44とが連動状態となり、角度規制部材23が固定枢軸12廻りにa矢示方向に回動するときに調整部材60がc矢示方向に摺動して、上下の角度規制部材23が傾斜地1の傾斜角度に対応して同一角度だけ回動する。そして、角度調整後、固定手段61により調整部材60を角度規制部材23に固定すれば、固定枢軸12、枢軸42及び連結軸51を頂点とする三角形が形成され、角度規制部材23を固定することができる。
なお、固定手段61としてボルト61a以外のネジを使用してもよい。また調整部材60は連結リンク44に設けてもよい。
図28は本発明の第8の実施形態を例示する。この実施形態では、扉本体4のパンタグラフ機構13全体が一体に伸縮するようになっている。扉本体4は傾斜方向に略等間隔を置いて配置された複数個の縦枠7と、傾斜方向に伸縮自在に設けられ且つ各縦枠7を連結するパンタグラフ機構13とを有し、その複数個の縦枠7の内、キャスター車輪25を有する中間の縦枠7を区分縦枠72とし、この区分縦枠72に固定枢軸12によりパンタグラフ機構13の前後の傾斜リンク8,9、角度規制部材23が枢支されている。
区分縦枠72に固定枢軸12により枢支された前後の傾斜リンク8,9は、他の縦枠7に固定枢軸12により枢支された前後の傾斜リンク8,9と同様に左右両側に一体に伸びており、固定枢軸12の部分で屈折しない構造になっている。固定枢軸12と上下に対応する可動枢軸30は、前後の傾斜リンク8,9を枢着すると共に、角度規制部材23に形成された長孔等の案内部23aを前後に貫通して、その案内部23aにより上下動自在に案内されている。他の構成は第1、その他の各実施形態と同様である。
この伸縮門扉では、扉本体4の上下のパンタグラフ機構13が傾斜方向に一体に伸縮して出入り口2を開閉する。このような構成の場合にも、第1の実施形態と同様に実施可能である。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明は各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、各実施形態では、扉本体4が区分縦枠72を介して分割された傾斜方向に複数個の扉体14〜16が別々に伸縮する非連動型と、区分縦枠72の両側でパンタグラフ機構13が一体に伸縮する連動型とについて例示しているが、他の構成を採用した非連動型、連動型でも同様に実施可能である。
また第1の実施形態では、上下の角度規制部材23を連動可能に連結する連結リンク44を縦枠7、区分縦枠72に枢軸42により回動自在に枢支しているが、角度調整後に上下の角度規制部材23を固定状態に維持できる構造であれば、連結リンク44は縦枠71、区分縦枠72に枢軸により枢支しなくてもよい。扉本体4はその吊り元側端枠を吊り元支柱にヒンジ等を介して連結しておき、戸当たり端側端枠を戸当たり支柱側に移動させる片開き式でもよいし、左右両側に開閉する両開き式でもよい。
各扉体14〜16又は扉本体4が収縮状態のときには、各縦枠7間の交差部に配置され且つ角度規制部材23の一側に対応する幅決め材が角度規制部材23に当接するようにしているが、隣り合う縦枠7の対向面同士が当接するようにしてもよい。
上下のパンタグラフ機構13は傾斜リンク8,9を略同一模様に配置したものが使用されるが、異なる模様に配置したものでもよい。また角度規制部材23を縦枠71、区分縦枠72に枢着する場合には一般的に固定枢軸12を利用するが、固定枢軸12の近傍に別の枢軸により回動自在に枢着してもよい。
縦枠71、区分縦枠72に枢軸42により枢支された連結リンク44を有する連動・固定手段24を採用する場合、実施形態では角度規制部材23の連結部48に長孔等の調整孔48aを設けているが、連結リンク44側に調整孔48aを設けてもよい。また連動・固定手段24は、角度規制部材23を所定角度毎に固定できるように構成してもよい。その場合には、連動・固定手段24には締結式以外のピン等の固定手段を設けてもよい。
上下一体型のパンタグラフ機構13を採用する場合、そのパンタグラフ機構13の傾斜リンク8,9の交差部の数は、固定枢軸12と対をなして少なくとも2個あればよいが、3個以上あることが望ましい。
4 扉本体
7,71 縦枠
8,9 傾斜リンク
10,11,28,29 交差部
12 固定枢軸
13 パンタグラフ機構
14〜16 第1〜第3扉体
17,18 前後縦桟
23 角度規制部材
24 連動・固定手段
30 可動枢軸
38 摺動体
39 規制体
44 連結リンク
45,54 締結手段
51 連結軸
61 固定リンク
72 区分縦枠

Claims (7)

  1. 傾斜方向に略等間隔を置いて配置された複数個の縦枠と、
    傾斜方向に伸縮自在に配置され且つ上下複数個の交差部の何れか1個の交差部が固定枢軸により前記縦枠に枢着された上下二組のパンタグラフ機構と、
    前記縦枠に前記固定枢軸廻りに角度調整可能に設けられ且つ前記各パンタグラフ機構の前記上下複数個の交差部の内の他の交差部の可動枢軸を上下動自在に案内する角度規制部材とを備えた伸縮門扉において、
    下に相対応する前記各角度規制部材を角度調整可能に連動連結し且つ該各角度規制部材を前記縦枠に対して固定可能な連動・固定手段を備え、
    前記各角度規制部材及び前記各連動・固定手段を前記パンタグラフ機構の前後の傾斜リンク間に配置した
    ことを特徴とする伸縮門扉。
  2. 前記各角度規制部材は前記固定枢軸により前記縦枠に枢支し、且つ前記固定枢軸から反対の前記パンタグラフ機構側へと略同一距離離れた位置で前記連動・固定手段に連結した
    ことを特徴とする請求項1に記載の伸縮門扉。
  3. 前記各角度規制部材は一方の前記パンタグラフ機構側から他方の前記パンタグラフ機構側へと上下逆向きに突出す
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の伸縮門扉。
  4. 前記縦枠は前記パンタグラフ機構の前後両側に配置され且つ前記固定枢軸が前後に支架された前後縦桟を有し、
    前記角度規制部材の前後両側に、前後の前記傾斜リンクの前記可動枢軸を前後別々に上下摺動自在に案内する案内部を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の伸縮門扉。
  5. 前記連動・固定手段は前記両パンタグラフ機構間で前記縦枠に枢着された連結リンクを備え、
    該連結リンクの両端部に角度調整可能に前記各角度規制部材を連結した
    ことを特徴とする請求項〜4の何れかに記載の伸縮門扉。
  6. 前記固定枢軸及び前記可動枢軸は前記各パンタグラフ機構の上下反対側の前記交差部に配置され、
    記連結リンクは前記両パンタグラフ機構間の略中央で前記縦枠に枢着され且つ前記縦枠の左右両側で前記各角度規制部材に連結されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の伸縮門扉。
  7. 複数個の前記縦枠の内、中間の区分縦枠の左右両側で前記パンタグラフ機構を個別に伸縮可能に構成し、
    該区分縦枠に前記角度規制部材及び前記連動・固定手段を設けた
    ことを特徴とする請求項〜5の何れかに記載の伸縮門扉。
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