JP6228534B2 - ホームドア装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は、この発明の実施形態に係るホームドア装置1の全体構成を示す外形図である。ここに示された全体構成は、後述する各実施形態及び変形例において共通する。図1(a)に示すように、ホームドア装置1は、鉄道駅のプラットホームの床面2に設置される。ホームドア装置1は、床面2に固定された戸袋3と、戸袋3に、図の左右方向に進退自在に支持される扉体4とを備える。扉体4は、戸袋3の内部に配置された図示しない駆動装置で駆動されて、戸袋3から進退する。扉体4の戸先には当接部材5が取り付けられている。
図2(a)は、この発明の第1の実施形態に係るホームドア装置1の構成を示す外形図である。図2(a)に示すように、第1の実施形態に係る当接部材5は、ゴム製のブロック6と、ブロック6を上下に貫く芯材7とを備えている。芯材7は図2(b)に示すような矩形断面を有する鋼製の帯板であって、芯材7の上下端は、ブロック6の上方及び下方に突出している。ブロック6は、図2(b)に示すように、横断面において略半円形をなす本体部6aと本体部6aから突出する一対の裾部6bとを備え、本体部6aと一対の裾部6bの間に凹部6cを形成している。また、扉体4の端部は凹部6cに収まるように取り付けられている。図1(b)及び図1(c)に示したように、当接部材5を扉体4に対して傾けても、扉体4の端部は、なおブロック6の凹部6cの中に収まる。そのため、当接部材5を扉体4に対して傾けても、当接部材5と扉体4の間の隙間は外部からは見えない。その結果、隙間に手指等が差し込まれることがない。また、美観も向上する。
この発明の実施形態に係るホームドア装置1は、前記第1の実施形態に示されたホームドア装置1に限定されない。図4に示すように構成されても良い。図4(a)及び図4(b)に示すように、第2の実施形態に係るホームドア装置1の当接部材5は、第1の実施形態の場合と同様にブロック6を備えるが、芯材7の代わりに芯棒13を備える。芯棒13はブロック6を上下に貫く鋼製の丸棒であって、上下端部、つまりブロック6の上方及び下方に突出する部位に、図示しない雄ねじが形成されている。また、扉体4の戸先側(当接部材5が取り付けられる側)の端部には、2枚のタブ板14が上下に間隔を開けて固定されている。図4(c)に示すようにタブ板14は矩形の鋼板であって、長穴14aが穿設されている。長穴14aは、タブ板14を扉体4の上下方向に貫いている。長穴14aには芯棒13が挿通されている。なお、図4(c)においては、長穴14aを見せるために固定ナット15を省いている。また、図4(a)に示すように、タブ板14の上方あるいは下方において、芯棒13の端部には固定ナット15が螺合されている。このように構成されているので、2個の固定ナット15を上下方向から締め上げることによって、当接部材5は扉体4に固定される。
角度調整機構を備えるホームドア装置1は、図5に示すように構成されても良い。図5(a)に示すように、第3の実施形態に係るホームドア装置1の扉体4は、戸先側の端部に固定されたフレーム16を備えている。フレーム16は、鋼管を「コ」字形に曲げて形成されていて、図5(b)に示すように、フレーム16の縦方向に延びる部位には、タブ板16aが固定されている。このように、タブ板16aは矩形の平板であって、長辺の一方がフレーム16を介して扉体4に固定されている。タブ板16aには3個の横長の長穴16bが穿設されている。3個の長穴16bは、上下に間隔を開けて配置されていて、長穴16bは、扉体4の進退方向に直交する方向にタブ板16aを貫通している。また、当接部材5はゴム製の部材であって、図6(a)に示すような、全体として「フラスコ」形の断面形を有していて、フレーム16とタブ板16aを「フラスコ」の中に包むように、フレーム16に取り付けられている。また、当接部材5は、ボルト17とナット18でフレーム16に固定されている。図5(b)に示すように、当接部材5には3個の丸穴5aが穿設されている。丸穴5aはボルト17が挿通されるボルト穴であって、タブ板16aの長穴16bに対応する位置に配置されている。また、図6(a)に示すように、ボルト17は、当接部材5の一方の側から、丸穴5aに挿通され、長穴16bを通って、当接部材5の他方側の丸穴5aに挿通されて、他方側の丸穴5aの外側でナット18と螺合している。
角度調整機構を備えるホームドア装置1は、図7に示すように構成されても良い。図7(a)に示すように、第4の実施形態に係るホームドア装置1の扉体4は、戸先側の端部に上下に間隔を開けて固定された上部水平部材19と下部水平部材20を備えている。また、当接部材5は、上部水平部材19と下部水平部材20の先端において、上部水平部材19と下部水平部材20にそれぞれ支持されている。
第1及び第2の実施形態において、当接部材5の上端と下端の両方に、支持点調整機構を備える例を示したが、支持点調整機構は上端あるいは下端の一方に配置されていれば良い。例えば図8(a)に示すように、前記第1の実施形態に係るホームドア装置1において、当接部材5の下端に配置されたボルト8、固定ナット9、調整ナット10に代えて、ヒンジ23を介して、当接部材5が扉体4に支持されるようにしても良い。なお、ヒンジ23は図の紙面に垂直な軸回りに自在に回転する。また、例えば図8(b)に示すように、前記第2の実施形態に係るホームドア装置1において、当接部材5の下端に配置されたタブ板14に代えて、ヒンジ23を介して、当接部材5が扉体4に支持されるようにしても良い。また、図8(a)と図8(b)に示した例において、ヒンジ23を当接部材5の上端側に配置するようにしても良い。また、当接部材5をその高さ方向における中間点で回転自在に支持するとともに、支持点調整機構を当接部材5の上下端に配置して、当接部材5の傾きを調整するようにしても良い。
Claims (7)
- 扉体を進退させて、通路を開閉する引き戸式のホームドア装置であって、
前記扉体の戸先に配置された当接部材と、
前記当接部材の前記扉体に対する取り付け角度を変更して、前記当接部材を前記扉体に固定する角度調整機構とを備える
ホームドア装置。 - 前記当接部材は上下方向に離隔された2箇所以上の支持点において、前記扉体に支持されるとともに、
前記角度調整機構は、前記2箇所以上の支持点のうち少なくとも1箇所を前記扉体の進退方向に移動させる支持点調整機構を備える
請求項1に記載のホームドア装置。 - 前記支持点調整機構は、前記扉体の戸先側の端部に一端が固定されて、戸先に向かって突出するボルトと、
前記ボルトと螺合して、前記ボルト回りに回転することによって、前記扉体の進退方向に移動する調整ナットと、
前記調整ナットよりも戸先に寄った位置に配置されて、前記ボルトと螺合する固定ナットを備え、
前記当接部材は、前記支持点に穿設された挿通穴に前記ボルトを挿通されて、前記調整ナットと前記固定ナットの間で挟持される
請求項2に記載のホームドア装置。 - 前記支持点調整機構は、前記扉体に固定されたタブ板を備えるとともに、
前記タブ板には前記扉体の進退方向に長い長穴が穿設されていて、
前記当接部材の前記支持点は、前記長穴に挿通されるボルトと前記ボルトと螺合するナットによって前記タブ板に固定される
請求項2に記載のホームドア装置。 - 2枚の前記タブ板が、前記扉体の戸先側の端部に、上下に間隔を空けて配置されるとともに、
前記タブ板は、一端が固定されて、他端が戸先に向かって突出していて、
前記長穴は、前記タブ板を、前記扉体の上下方向に貫く方向に穿設されていて、
前記当接部材は、2枚の前記タブ板の間に配置されていて、
前記ボルトは、前記当接部材に固定されていて、両端が前記当接部材の上方及び下方に突出している
請求項4に記載のホームドア装置。 - 前記タブ板は、長辺を前記扉体の上下方向に平行に配置するとともに、前記長辺の一方が前記扉体に固定された、矩形の平板であって、
前記タブ板には、複数個の前記長穴が、上下に間隔を空けて配置されていて、
前記長穴は、前記タブ板を、前記扉体の進退方向に直交する方向に貫く方向に穿設されている
請求項4に記載のホームドア装置。 - 前記角度調整機構は、一端が前記扉体に固定されて戸先方向に延びる水平部材を備え、
前記支持点調整機構は、前記水平部材の長さを変更する伸縮機構であって、
前記当接部材は、前記水平部材の戸先側の先端において、前記水平部材に支持されている
請求項2に記載のホームドア装置。
Priority Applications (1)
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JP2014260867A JP6228534B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | ホームドア装置 |
Related Child Applications (1)
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-
2014
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