JP5914205B2 - 駆動制御装置、及び車両 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド車両における駆動制御装置、及び車両に関する。
内燃機関と電動機とを車軸駆動用の駆動源として備える車両(所謂、ハイブリッド車両)において、駆動制御装置は、駆動源の出力量を制御して車両の駆動力を制御する。駆動制御装置は、内燃機関による駆動力を電動機による駆動力によって補うことにより、車両を駆動させる駆動力を補助(アシスト)させることができる。このような駆動制御装置に係る技術として、良好な燃費でハイブリッド車両を駆動することを目的とする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている技術によれば、駆動制御装置は、変速機コントロールユニットからの変速比情報に基づいて決定された変速比について、ジェネレータモータの発電トルクの複数の候補(エンジン出力トルク候補)、及びアシストトルクの複数の候補(アシストトルク候補)を算出する。また、駆動制御装置は、決定された変速比に対して、複数のエンジン出力トルク候補と複数の発電トルク候補との駆動パターン、及び、複数のエンジン出力トルク候補と複数のアシストトルク候補との駆動パターンについての組み合わせ候補を演算し、それぞれの前記駆動パターンの組み合わせ候補ごとに燃料消費相当量を算出して、燃料消費相当量が最小となる駆動パターンを決定するようにしている。
特開2007−269255号公報
しかしながら、特許文献1によれば、燃料消費相当量が少なくなる駆動パターンを選択する際に、充蓄電器から電動機に供給する電力量を多くなるような駆動パターンが選択されることにより、充蓄電器における充電量(SOC)が下限値になるまで放電し、充蓄電器の電力が枯渇した状態になる虞がある。
要するに、特許文献1のような制御方法では、電動機からの駆動力(アシストトルク)を出力するアシスト状態を続ける場合、回生状態の時間に比べ長く電動機を力行させることにより充蓄電器からの放電量が多くなる。このことから、図12のグラフに示すように、充蓄電器のSOCは、アシストトルクを出力させることができないSOC下限値にまで、比較的短時間のうちに低下してしまう。また、一旦、充蓄電器のSOCがSOC下限値にまで低下してしまうと充電によってSOCが回復するまで、十分なアシストトルク(駆動力)を発生させるエネルギー(電力)を充蓄電器から得ることができなくなる。さらに、回生中は電動機が内燃機関の負荷を増大させることになることから、内燃機関から出力される駆動力より少ない駆動力で車両を駆動させることになるという問題がある。
例えば、上記の制御方法をサーキット走行に適用する場合には、要求駆動力が高い状態が頻繁に発生し、電動機からの駆動力(アシストトルク)を出力するアシスト状態が連続する。その結果、図12に示されるように充蓄電器のSOCがSOC下限値にまで一気に低下する。充蓄電器のSOCがSOC下限値にまで低下した後にアシスト量を制限するため、サーキット走行において時間経過に伴い動力性能が変化するという課題がある。一方で、上記のように、充蓄電器のSOCがSOC下限値にまで一気に低下しないようにアシスト量を制限すると、持続時間を長くすることができても、動力性能が低下するという問題がある。
発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、走行シーンに応じて必要とされる電動機の出力量を、充蓄電器に蓄積されている電力により確保しつつ、充蓄電器の電力の枯渇を抑止する駆動制御装置、及び車両を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載した発明は、内燃機関(例えば、本実施形態における内燃機関4)と、充電可能な充蓄電器からの電力を基に動力を生成する電動機(例えば、本実施形態における電動機5、2A、2B)と、を備える車両(例えば、本実施形態における車両3)を駆動させる駆動制御装置(例えば、本実施形態における制御装置100A)であって、前記電動機の出力量を制御する制御部(例えば、本実施形態における制御部110A)を備え、前記制御部は、要求駆動力(例えば、本実施形態における要求駆動力(ΔAP))に応じて前記内燃機関と前記電動機との出力量を設定すると共に、地図情報装置(例えば、本実施形態におけるGPS装置200)からの位置情報とに応じて前記電動機の出力量を補正することを特徴とする駆動制御装置である。
請求項1に記載した発明によれば、制御部は、要求駆動力(ΔAP)に応じて内燃機関と電動機との出力量を設定すると共に、地図情報装置からの位置情報に応じて電動機の出力量を補正する。これにより、制御部は、現状に必要な電動機の駆動力により内燃機関の駆動力を補助(アシスト)が可能とすると共に、充蓄電器における充電量の枯渇を抑止できる。また、走行シーンに応じて必要とされる電動機の出力量を充蓄電器に蓄積されている電力により確保しつつ、その電力の枯渇を抑止できる。
請求項2に記載した発明は、上記駆動制御装置において、前記制御部は、前記位置情報から前記内燃機関と前記電動機との出力量の分配を設定することを特徴とする。
請求項2に記載した発明によれば、制御部は、今後、高出力が要求されるか否かに応じで、電動機の最大アシストが可能となり、無駄の充蓄電池からの充放電を抑止できるので、充蓄電池の劣化を防止できる。
請求項3に記載した発明は、上記駆動制御装置において、前記制御部は、前記位置情報から、前記電動機の出力量の補正係数(例えば、本実施形態におけるアシスト係数k)を導出し、該導出した補正係数により前記電動機の出力量を補正することを特徴とする。
請求項3に記載した発明によれば、制御部は、現状に必要な電動機のアシストを位置情報により可変にするので、最適なアシストが可能となる上、スムーズな加速をすることができる。また、出力可能な範囲で電動機を制御するので、出力をリニアに変更することができる。
請求項4に記載した発明は、上記駆動制御装置において、前記車両は、複数の前記電動機、第1駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸21)を介して前記内燃機関と接続される一方の駆動輪(例えば、本実施形態における前輪Wf)、及び、第2駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸22)を介して前記複数の電動機のうちの少なくとも一つの電動機と接続される他方の駆動輪(例えば、本実施形態における後輪Wr)を備え、前記第1駆動軸には、少なくとも一つの電動機(例えば、本実施形態における電動機5)が配置され、前記制御部は、前記内燃機関の出力量に応じて、前記第1駆動軸の電動機の出力量と前記第2駆動軸の電動機(例えば、本実施形態における電動機2A、2B)の出力量の配分を設定することを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記駆動制御装置において、前記電動機は、第1電動機(例えば、本実施形態における電動機5)、第2電動機(例えば、本実施形態における電動機2A)、第3電動機(例えば、本実施形態における電動機2B)の3つとされ、前記第2駆動軸は、第2右駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸22B)と、第2左駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸22A)とを有し、前記一方の駆動輪は前輪(例えば、本実施形態における前輪Wf)とされ、前記他方の駆動輪は後輪(例えば、本実施形態における後輪Wr)とされ、前記第1電動機は、前記前輪と前記内燃機関との間の前記第1駆動軸上に配置され、前記第2電動機は、前記一方の後輪と前記第2右駆動軸を介して接続され、前記第3電動機は、前記他方の後輪と前記第2左駆動軸を介して接続され、前記制御部は、前記内燃機関の出力量が少なくなるにつれて前記第1電動機の出力を前記第2及び第3電動機の出力量に比べて多くなるように設定することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、上記駆動制御装置において、前記電動機は、第1電動機(例えば、本実施形態における電動機5)、第2電動機(例えば、本実施形態における電動機2A)、第3電動機(例えば、本実施形態における電動機2B)の3つとされ、前記第2駆動軸は、第2右駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸22B)と、第2左駆動軸(例えば、本実施形態における駆動軸22A)とを有し、前記一方の駆動輪は前輪(例えば、本実施形態における前輪Wf)とされ、前記他方の駆動輪は後輪(例えば、本実施形態における後輪Wr)とされ、前記第1電動機は、前記第1駆動軸上において、前記前輪との間に前記内燃機関が挟まれるように、前記内燃機関を基準として前記前輪が接続されている側と反対側に配置され、前記第2電動機は、前記一方の後輪と前記第2右駆動軸を介して接続され、前記第3電動機は、前記他方の後輪と前記第2左駆動軸を介して接続され、前記制御部は、前記内燃機関の出力量が少なくなるにつれて前記第1電動機の出力を前記第2及び第3電動機の出力量に比べて多くなるように設定することを特徴とする。
請求項4から6に記載した発明によれば、制御部は、内燃機関の出力量に応じて、第1駆動軸の電動機の出力量と第2駆動軸の電動機の出力量の配分を設定する。また、制御部は、内燃機関の出力量が少なくなるにつれて第1電動機の出力を第2及び第3電動機の出力量に比べて多くなるように設定する。
これにより、4輪駆動の車両において、制御部は、内燃機関の可能出力量に応じて前輪と後輪の出力配分を設定するので、充蓄電器も出力可能電圧の範囲で、最大限の出力を設定することができる。例えば、前輪側でアシストすると発電することができないので、充蓄電器の充電率が低下していき、高出力を維持することができなくなる。一方で、後輪側でアシストすると前輪側を発電に使用することができるので、高出力を維持することができるようになる。
請求項7に記載した発明は、前記制御部は、前記充蓄電器の充電率低下量と地図情報装置からの位置情報に応じて前記電動機の出力量を補正することを特徴とする。
請求項7に記載した発明によれば、制御部は、前記充蓄電器の充電率低下量と地図情報装置からの位置情報に応じて前記電動機の出力量を補正することにより、走行シーンに応じて必要とされる電動機の出力量を充蓄電器に蓄積されている電力により確保しつつ、その電力の枯渇を抑止できる。
請求項8に記載した発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載の駆動制御装置を備えることを特徴とする車両である。
上記のように請求項8に記載した発明によれば、車両は、上記の駆動制御装置を備えることにより、要求駆動力に応じて内燃機関と電動機との出力量を設定すると共に、地図情報装置からの位置情報に応じて電動機の出力量を補正する。これにより、制御部は、現状に必要な電動機の駆動力により内燃機関の駆動力を補助(アシスト)が可能とすると共に、充蓄電器における充電量の枯渇を抑止できる。このように、走行シーンに応じて必要とされる電動機の出力量を充蓄電器に蓄積されている電力により確保しつつ、その電力の枯渇を抑止する。
請求項1から8の何れか一項に記載した発明によれば、現状に必要な電動機の駆動力により内燃機関の駆動力を補助(アシスト)が可能とすると共に、充蓄電器における充電量の枯渇を抑止できる。要するに、走行シーンに応じて必要とされる電動機の出力量を充蓄電器に蓄積されている電力により確保しつつ、充蓄電器の枯渇を抑止することができる。
本発明の第1実施形態として示す駆動システムの概略ブロック図である。 本実施形態の制御装置を示すブロック図である。 本実施形態における電動機の出力量の変化を示す図である。 本実施形態の車両を走行させる領域を示す図である。 本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態として示す駆動システムの概略ブロック図である。 本実施形態の制御装置を示すブロック図である。 本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 第4実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 第5実施形態として示す駆動システムの概略ブロック図である。 従来の制御方法におけるアシスト状態における充蓄電器のSOCを示す図である。
(第1実施形態)
図1を参照し、本実施形態の制御装置を適用する駆動システムの一実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態として示す駆動システムの概略ブロック図である。
この図1に示される駆動制御装置100は、車軸駆動用の駆動源とする複数の電動機を制御するものであり、例えば、図1に示すような駆動システムの車両3に用いられる。
この図1に示す車両3は、内燃機関4と電動機5が直列に接続された駆動ユニット6を車両前部に有するハイブリッド車両である。車両3は、この駆動ユニット6の動力がトランスミッション7を介して前輪Wfに伝達される一方で、この駆動ユニット6と別に車両後部に設けられた駆動装置1の動力が後輪Wr(左後輪LWr、右後輪RWr)に伝達されるようになっている。駆動装置1は、左後輪LWrを駆動する電動機2Aと、右後輪RWrを駆動する電動機2Bとを備える。
駆動ユニット6の電動機5(第1電動機)と、駆動装置1の電動機2A、2B(第2及び第3電動機)とは、PDU8(パワードライブユニット)を介してバッテリ9(充蓄電器)に接続され、バッテリ9から電動機5、2A、2Bの電力が供給される。また、電動機5、2A、2Bからバッテリ9へのエネルギー回生がPDU8を介して行われる。
換言すれば、本実施形態における車両3は、内燃機関4からの動力が供給される一方の駆動輪(例えば、前輪Wf)、及び、内燃機関4からの動力が供給されない他方の駆動輪(後輪Wr)を備える。例えば、車両3において、前輪Wfは、駆動装置1の電動機2A、2B、及び、駆動ユニット6の電動機5のうちの少なくとも一つの電動機(例えば、電動機5)及び内燃機関4に駆動軸21(第1駆動軸)を介して接続される。また、後輪Wfrは、複数の電動機(例えば、電動機2A、2B)のうちの少なくとも一つの電動機(例えば、電動機2A)に駆動軸22(第2駆動軸)を介して接続される。上記のとおり、駆動軸21には、少なくとも一つの電動機(上記に従えば、電動機5)が配置されている。
ここで、本実施形態における車両3の電動機の数は、電動機5、電動機2A、2Bの3つとする。
また、上記のように一方の駆動輪は前輪Wfとされ、他方の駆動輪は後輪Wrとされている。なお、後輪Wrは、少なくとも右後輪RWrと、左後輪LWrとを備える。また、上記の駆動軸22は、左後輪LWrに対応して設けられる駆動軸22A(第2左駆動軸)と、右後輪RWrに対応して設けられる駆動軸22B(第2右駆動軸)とを有している。
このような車両3においては、駆動装置1の電動機2Aが、左後輪LWrと駆動軸22Aを介して接続され、電動機2Bが、右後輪RWrと駆動軸22Bを介して接続されている。一方、駆動ユニット6の電動機5は、前輪Wfと内燃機関4との間の駆動軸21上に配置されている。
また、制御装置100Aは、電動機5、2A、2Bの出力量を制御して、充電可能なバッテリ9から供給される電力を基に発生させる駆動力により車両3を駆動させる。
また、図1に示す車両3にGPS装置200を備える。
GPS装置(GPS)200は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、電波を受信した位置の位置情報を生成する。
次に、図2を参照し、本実施形態の制御部について説明する。
図2は、本実施形態の制御装置を示すブロック図である。先に、本実施形態における制御装置100Aの概要について説明する。
この図2に示される制御装置100Aは、制御部110Aとアクセル開度検出部111を備える。
制御部110Aは、要求駆動力に応じて、内燃機関4と電動機5、2A、2Bの出力量を設定すると共に、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと要求駆動力とに応じて電動機5、2A、2Bの出力量を補正する。例えば、要求駆動力は、内燃機関4と各電動機5、2A、2Bを駆動させる要求量を示し、アクセル30におけるアクセル開度APとして検出される。また、例えば、バッテリ9の充電率低下量は、単位時間当たりの端子間電圧の変化量に基づいて算出される変数であり、バッテリ9の充電状態を示す。充電率低下量は、充電されている容量に対し、負荷に供給する電力が大きい場合に、大きな値を示す。
また、本実施形態における制御部110Aは、アクセル開度検出部111によって検出されたアクセル開度AP(要求駆動力)に応じたアクセル開度情報ΔAPを検出する。また、制御部110は、検出されたアクセル開度情報ΔAPに応じて生成されたアクセル開度割合αから、電動機5、2A、2Bの出力量の補正係数(アシスト係数k)を導出し、導出したアシスト係数kにより電動機5、2A、2Bの出力量を補正する。要するに、制御部110Aは、バッテリ9からの出力量を、導出した補正係数に応じて低減させる。なお、出力量が補正される電動機は、電動機5、2A、2Bのうちの何れかの電動機が含まれる。
また、本実施形態における制御部110Aは、バッテリ9の出力量の限界値(バッテリ出力Limit)を、バッテリ9のSOC(State Of Charge、充電状態)と温度とに応じて定められる変数として得る。例えば、制御部110Aは、バッテリ9のSOCと温度とに応じて定められるバッテリ9の出力量の限界値を記憶するバッテリ出力Limit Mapを参照して、バッテリ9の出力量の限界値を得てもよい。また、制御部110は、バッテリ9の出力量の限界値(バッテリ出力Limit)を基にして、電動機の出力量の限界値を調整する。
また、本実施形態における制御部110Aは、内燃機関4の出力量TrENGに応じて、駆動軸21を介して前輪Wfを駆動する駆動ユニット6の電動機5の出力量TfMと、駆動軸22を介して後輪Wrを駆動する駆動装置1の電動機2A、2Bの出力量との配分を設定する。例えば、全ての電動機(電動機2A、2B及び5)から出力させる出力量のうち、導出したアシスト係数kに応じて、内燃機関4と同じ駆動軸21に設けられている電動機5の出力量TfMを設定する。そして、全ての電動機から出力させる出力量のうち、電動機5の出力量TfMを除いた出力量を電動機2A、2Bに分配する。なお、電動機2A、2Bの出力量を、出力量TrAと出力量TrBとして示す。
また、本実施形態における制御部110Aは、内燃機関4の出力量TrENGが少なくなるにつれて駆動ユニット6の電動機5の出力量TfMを、駆動装置1の電動機2A、2Bの出力量(出力量TrAと出力量TrBとの合計値)に比べて多くなるように設定する。
まず、本実施形態におけるアクセル開度検出部111の一実施態様の詳細について説明する。アクセル開度検出部111は、要求駆動力として設定されているアクセル開度APを検出しアクセル開度情報ΔAPを生成する。
次に、本実施形態における制御部110Aの一実施態様の詳細について説明する。
制御部110Aは、アクセル開度割合算出部112、SOCアシスト係数生成部113、アシスト係数設定部114、分配部115、位置情報取得部116、GPSアシスト係数生成部117、SOC検出部121、SOC変化量算出部122、出力量限界値算出部123、及び、アシスト許可出力算出部125を備える。
アクセル開度割合算出部112は、アクセル開度検出部111によって生成されたアクセル開度情報ΔAPと、SOC検出部121によって検出されたSOCとを基にアクセル開度割合αを生成する。
SOCアシスト係数生成部113は、アクセル開度割合算出部112によって生成されたアクセル開度割合αを基にSOCアシスト係数kSOCを生成する。例えば、SOCアシスト係数生成部113は、アクセル開度割合αに対応するSOCアシスト係数kSOCを参照可能とするSOCアシスト係数MAPを記憶する記憶部を備えており、アクセル開度割合αを基に当該SOCアシスト係数MAPを参照して、SOCアシスト係数kSOCを生成してもよい。例えば、SOCアシスト係数MAPにおいて、アクセル開度割合αの変動範囲を、所定の変動幅を有する複数の範囲に分割する。より具体的な条件を例示すると、アクセル開度割合αの変動範囲を、「(1)0〜20%」、「(2)21〜40%」、「(3)41〜60%」「(4)61〜80%」、「(5)81〜100%」の5つの範囲に分割する。各範囲には、範囲ごとのSOCアシスト係数kSOCの値をそれぞれ定めておき、SOCアシスト係数生成部113は、アクセル開度割合αの値に応じて、アクセル開度割合αの値が属する範囲のSOCアシスト係数kSOCの値を選択してもよい。このようなSOCアシスト係数kSOCを範囲ごとに定められた値を選択する方法によれば、データを処理する時間を短縮することができる。また、メモリ量を少なくできるのでコストダウンに適している。
あるいは、アクセル開度割合αの各値に対してSOCアシスト係数kSOCを定めておき、アクセル開度割合αの値に応じたSOCアシスト係数kSOCを選択してもよい。このようなアクセル開度割合αの値に応じたSOCアシスト係数kSOCを選択する方法によれば、前述の変動範囲を分割する方法に比べて、リニアに変更することができるので、バッテリ9の電力を枯渇させることなく最適なアシストが可能となる。
このようにして、SOCアシスト係数生成部113は、SOCアシスト係数kは、上記のSOCアシスト係数MAPから得ることができる。
アシスト係数設定部114Aは、SOCアシスト係数生成部113によって生成されたSOCアシスト係数kSOCと、GPSアシスト係数生成部117によって生成されたGPSアシスト係数kGPSと、SOC変化量算出部122によって算出された充電率低下量ΔSOCとを基にアシスト係数kを生成し設定する。
分配部115Aは、アクセル開度検出部111によって生成されたアクセル開度情報ΔAPと、位置情報取得部116が取得した位置情報の少なくとも何れかの情報を基に、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとにそれぞれ分配する。また、分配部115は、電動機5及び電動機2A、2Bをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、PDU8を介して電動機5と電動機2A、2Bとに分配する。
また、分配部115Aは、アクセル開度情報ΔAPと、位置情報取得部116が取得した位置情報とを組み合わせて生成する情報を基に、所定の領域内に位置すると判定された場合、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとを、それぞれ駆動させる要求駆動力を分配してもよい。また、分配部115は、電動機5及び電動機2A、2Bをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、PDU8を介して電動機5と電動機2A、2Bとに分配してもよい。
位置情報取得部116は、GPS衛星からの電波に基づいて検出された位置情報を基に車両が走行する位置の位置情報を取得する。
GPSアシスト係数生成部117は、位置情報取得部116が取得した位置情報を基に、現在位置に応じたGPSアシスト係数kGPSを生成する。
SOC検出部121は、バッテリ9の端子電圧VBATTを基にSOCを検出する。
SOC変化量算出部122は、SOC検出部121によって検出されたSOCを基に充電率低下量ΔSOCを算出する。
出力量限界値算出部123は、SOC検出部121によって検出されたSOCと、バッテリ9の温度情報TEMPとを基に、バッテリ出力Limitを算出する。
アシスト許可出力算出部125は、アシスト係数設定部114によって生成されたアシスト係数kと、出力量限界値算出部123によって算出されたバッテリ出力Limitとを基に、バッテリ9からの出力を許容可能とする範囲の限界を制限する値であるアシスト許可出力を算出する。
PDU8は、要求駆動力を電動機5と電動機2A、2Bとに分配する。また、PDU8は、それぞれ駆動させる要求駆動力に応じて電動機5及び電動機2A、2Bのそれぞれを駆動させる。
以上に示す制御装置100A(制御部110A)は、分配部115によって分配された要求駆動力に応じて、内燃機関4と電動機5及び電動機2A、2Bとの出力量を設定する。また、制御部110Aは、アクセル開度検出部111によって生成されたアクセル開度情報ΔAPを基に、内燃機関4と電動機5及び電動機2A、2Bとを、それぞれ駆動させる要求駆動力を、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとにそれぞれ分配する。また、分配部115は、電動機5及び電動機2A、2Bをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、PDU8を介して電動機5と電動機2A、2Bとに分配する。これにより、分配部115は、内燃機関4によって駆動される前輪Wfを駆動する駆動力について、電動機5の駆動力によってアシストするアシスト状態にすると共に、電動機2A、2Bの駆動力によって後輪Wrを駆動する駆動力についてアシストするアシスト状態にする。上記のアシスト状態において、制御部110Aは、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPに応じて内燃機関4と電動機5及び電動機2A、2Bとの出力量を設定すると共に、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPとに応じて電動機5及び電動機2A、2Bの出力量を補正する。
図3を参照し、本実施形態の制御部による電動機の出力量の制御について説明する。
図3は、本実施形態における電動機の出力量の変化を示す図である。
この図3(a)に示されるグラフは、電動機5及び電動機2A、2B(以下、電動機5及び電動機2A、2Bをまとめて示す場合は単に「電動機」という。)の出力量(アシスト出力量)の経時変化を示す。横軸の始点は、アシスト要求に応じてアシスト出力を開始した時刻を示す。
波形g11は、バッテリ9の充電量が十分にある状態における電動機の出力量(アシスト出力量)の経時変化を示す。波形g11の初期値は、バッテリ9のSOCと温度とに依存する所定の値によって定められる。また、波形g11が示す各時刻の値は、電動機から出力可能な上限値を示す。換言すれば、波形g11は、充電量が十分にある理想的な状態において出力可能な電動機の出力量(アシスト出力量)の経時変化を示す。以下、この波形g11によって示される出力量の変化を「ベース出力」という。
波形g12は、本実施形態に示す制御を適用せずに、出力状態を維持した場合の変化を示す。つまり、波形g12は、バッテリ9の充電量が不足した状態、例えばアシストトルクを利用する時間が長く、バッテリ9の充電量が回復できていない状態における電動機の出力量(アシスト出力量)の経時変化を示す。バッテリ9のSOCの単位時間当たりの変化率が大きな状態の変化を示す波形g12の場合には、バッテリ9のSOCの単位時間当たりの変化率が小さな状態の変化を示す波形g11の場合に比べ、電動機の出力量が急峻に低下する。その後、上記の波形g12によって示されるように、比較的短時間の間にバッテリ9のSOCが低下して、所定の出力量を得ることができない状態に達する。
なお、アシスト出力は、バッテリ9のSOCの単位時間当たりの変化率に応じた波形となり、波形g13のように波形g11と波形g12との間の変化を示す。
本実施形態においては、波形g12のようにバッテリ9のSOCが急に低下することを抑制するために、波形g13のように出力可能な期間が長くなるように、以下の制御方法に従って制御する。
そこで、本実施形態においては、SOC変化量に応じた係数を定義して、SOC変化量に応じた係数に基づいて出力量を制限するように制御する。
図3(b)は、前述図3(a)の波形g11と同じ「ベース出力」が示されている。
図3(c)は、バッテリ9のSOC変化量に応じたアシスト係数kの経時変化を示す。アシスト係数kは、バッテリ9のSOC変化量に応じて定められる変数αに依存し、時間tの関数として定められる。図3(c)における波形g31は、バッテリ9のSOCの低減率が低く、充電率低下量ΔSOCが少ない状態(例えば、α=0とする。)におけるSOC変化量に応じたアシスト係数kを示す。この場合(α=0の場合)には、アシスト係数kは、初期値の1に維持されるように設定され、経時変化がない。
図3(c)における波形g33は、バッテリ9のSOCの低減率(変化量)が大きな状態(例えば、α=1とする。)におけるSOC変化量に応じたアシスト係数kを示す。この場合(α=1の場合)には、アシスト係数kは、初期値の1が最も大きな値をとり、時間の経過に応じて単調に低減するように設定されている。アシスト係数kは、初期値の1から所定の時刻t331までに半減し、時刻t332以降に、0になるように設定する。
図3(c)における波形g32は、波形g31と波形g33との間の値をとるアシスト係数kとして、充電量が十分でない状態(例えば、α=0.5とする。)におけるSOC変化量に応じたアシスト係数kを示す。この場合(α=0.5の場合)には、アシスト係数kは、初期値の1が最も大きな値をとり、時間の経過に応じて単調に低減するように設定されている。アシスト係数kは、初期値の1から所定の時刻t321までに半減し、時刻t322以降に、0になるように設定する。
ここで、図3(b)の波形g11により示されるベース出力と、図3(c)の波形g31から波形g33により示されるアシスト係数kとに基づいて、アシスト状態を継続させている経過時間に応じたアシスト出力量(t)を算出する。アシスト出力量は、式(1)に示すように、ベース出力とアシスト係数kの積から得る。
アシスト出力量(t)=(ベース出力BL(t))×(アシスト係数k(t))
・・・(1)
式(1)において、BL(t)がベース出力の経時変化を示し、k(t)がアシスト係数の経時変化を示す。
この式(1)によって示されるベース出力は、例えば、走行開始時の電動機の出力量(アシスト出力量(t))を示す。上記の式(1)により、走行開始時から経時変化するアシスト出力量を得ることができる。
本実施形態によれば、制御装置100Aは、SOC変化量に応じてアシスト量を変化させることにより、アシストトルクのピーク値を低減させることなく動力性能を確保することと、出力可能な持続期間を確保することの2つの要求性能を両立する。例えば、制御装置100Aは、充電率低下量ΔSOCが比較的大きい場合には、電動機の出力を制限し、充電率低下量ΔSOCが比較的小さい場合には、電動機の出力における制限を緩める。
図4と前述の図3とを参照し、本実施形態の制御部による電動機の出力量の制御について説明する。本実施形態におけるアシスト係数kは、車両が走行する位置に応じて変化させることができる。
図4は、本実施形態の車両を走行させる領域を示す図である。
この図4に示される領域の説明を簡素化するために、車両が走行するサーキットコースを例示して説明する。図4に示される領域R1は、サーキットコースにおけるカーブの入口付近を示す。また、領域R2は、サーキットコースにおけるカーブの出口付近を示す。このように、サーキットコースにおける各位置を複数の領域に分割し、それぞれの領域を定める位置情報に応じて、電動機の出力量(アシスト出力量)を調整する。
領域R1は、カーブの入口付近にあることから車両が減速する領域にあり、継続的に加速を必要とする領域ではない。そのため、領域R1は、電動機の出力量(アシスト出力量)を時間の経過に応じて低減させるように制御したことによる影響が少ないと推定できる。ここで、領域R1におけるアシスト係数k(GPSアシスト係数kGPS)を、図3(c)における波形g33の特性を示すα=1に設定する。
領域R2は、カーブの出口付近にあることから車両が減速する領域にあり、継続的に加速を必要とする領域である。そのため、領域R2は、電動機の出力量(アシスト出力量)を時間の経過に応じて低減させないように制御することが必要とされる領域であると推定できる。ここで、領域R2におけるアシスト係数k(GPSアシスト係数kGPS)を、図3(c)における波形g31の特性を示すα=0に設定する。
上記のように、車両を駆動させる要求駆動量の大きさを基準に、サーキットコースの各領域のGPSアシスト係数kGPSを定義する。
制御装置100A(制御部110A)は、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPに応じて内燃機関4と電動機との出力量を設定すると共に、SOCアシスト係数kSOCと、GPSアシスト係数kGPSと、SOC変化量算出部122によって算出された充電率低下量ΔSOCとを基にアシスト係数kを生成し、電動機の出力量を補正することにより、サーキットコースの書く領域ごとの走行シーンに応じた駆動力を得る。
図5を参照し、本実施形態における処理の手順を示す。
図5は、本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。この図5に示されるフローチャートに示される処理手順に従って、制御装置100Aは、アシスト出力量を調整する。
まず、位置情報取得部116は、GPS装置(位置情報装置)200からの位置情報としてGPSデータを取得する(ステップSb05)。制御部110Aは、GPSデータに基づいて、GPS装置(位置情報装置)200からの位置情報によって示される位置に応じたGPSアシスト係数kGPSを設定する(ステップSb10)。
次に、制御部110Aは、今回の制御サイクルにおけるバッテリ9のSOCを検出する。SOCの検出は、例えば、バッテリ9の端子電圧と、劣化度合いとに応じて変化する変数と見なすことができる。バッテリ9の端子電圧と、劣化度合いとに関連付けられた推定SOC情報をMapとして、制御部110が備える記憶部に記憶させておくことにより、制御部110Aは、上記Mapを参照し推定SOC情報を今回の制御サイクルのバッテリ9のSOCとして検出する(ステップSb20)。
制御部110A(SOC変化量算出部122)は、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOCを算出する。例えば、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOC(SOC低下量)は、前回の制御サイクルにおいて推定した推定SOCと、今回の制御サイクルにおいて推定した推定SOCの差分演算により算出される(ステップSb25)。
制御部110Aは、上記ステップSb25において算出した、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOCが、予め定められた規定値以上であるか否かを判定する(ステップSb30)。
ステップSb30における判定により、充電率低下量ΔSOC(SOC低下量)が予め定められた規定値以上であると判定した場合(ステップSb30:Yes)、アクセル開度検出部111は、アクセル開度AP(AP開度)を検出し、アクセル開度情報ΔAP(AP開度情報)を生成する(ステップSb40)。
制御部110A(アクセル開度割合算出部112)は、アクセル開度情報ΔAPとSOCとを基にしてAP開度割合αを算出する。制御部110Aは、AP開度割合αの算出にあたり移動平均等による平滑化処理を行ってもよい。制御部110Aは、SOCに応じてAP開度割合αの値を算出する(ステップSb45)。
次に、制御部110A(SOCアシスト係数生成部113)は、AP開度割合αに応じてアシスト係数Mapを選択して、SOCアシスト係数kSOCを取得して、設定する(ステップSb50)。
次に、制御部110A(アシスト係数設定部114A)は、ステップSb50においてアシスト係数Mapから取得したSOCアシスト係数kSOCが、ステップSb10において設定したGPSアシスト係数kGPSより小さいか否かを判定する(ステップSb55)。
ステップSb55における判定により、SOCアシスト係数kSOCがGPSアシスト係数kGPSより小さいと判定された場合(ステップSb55:Yes)、制御部110A(アシスト係数設定部114A)は、SOCアシスト係数kSOCをアシスト係数kとし(ステップSb60S)、ステップSb70に進む。
一方、ステップSb55における判定により、SOCアシスト係数kSOCがGPSアシスト係数kGPS以上と判定された場合(ステップSb55:No)、並びに、ステップSb30における判定により、充電率低下量ΔSOCが予め定められた規定値未満であると判定した場合(ステップSb30:No)、制御部110A(アシスト係数設定部114A)は、GPSアシスト係数kGPSの値をアシスト係数kの値とする(ステップSb60G)。
制御部110A(出力量限界値算出部123)は、SOCとバッテリ9の温度を検出する。SOCの検出は、前述のステップSb20と同様の方法により行う。温度の検出は、バッテリ9に設けられている温度センサーによって検出された温度情報を取得する(ステップSb70)。
また、制御部110A(アシスト許可出力算出部125)は、検出したSOCと温度に応じてバッテリ出力Limit Mapを参照して、SOCと温度に応じたバッテリ出力限界値Limitを取得し、取得したバッテリ出力限界値Limitを設定する(ステップSb75)。
次に、制御部110A(アシスト許可出力算出部125)は、前述の式(1)に従って、バッテリ出力限界値Limitとアシスト係数の積によりアシスト許可出力を設定する(ステップSb80)。
最後に、制御部110A(分配部115A)は、電動機を制御して、算出されたアシスト許可出力に応じたアシスト量を電動機から出力させる(ステップSb90)。
以上に示した本実施形態においては、制御装置100A(制御部110A)は、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPに応じて内燃機関4と電動機との出力量を設定すると共に、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCとGPS装置200からの位置情報とに応じて電動機の出力量を補正する。
このように、制御装置100Aは、バッテリ9のSOCに基づくSOCアシスト係数kSOCと、GPSデータから得られた位置情報に基づいたGPSアシスト係数kGPSとを算出し、SOCアシスト係数kSOCとGPSアシスト係数kGPSに基づいたアシスト係数kを設定する。制御装置100Aは、このようにして取得したアシスト係数kに基づいて、電動機の出力量を補正することにより、必要とされる電動機の出力量をバッテリ9に蓄積されている電力により確保しつつ、バッテリ9の電力の枯渇を抑止することができる。
また、換言すれば、制御装置100Aは、GPSデータから得られた位置情報に基づいて、位置情報によって示される位置に応じたアシスト係数kを取得する。制御装置100Aは、このようにして取得したアシスト係数kに基づいて、電動機の出力量を調整することにより、必要とされる電動機の出力量をバッテリ9に蓄積されている電力により確保しつつ、バッテリ9の電力の枯渇を抑止することができる。
(第2実施形態)
図6を参照し、本実施形態における異なる処理を行う実施態様について説明する。
図6は、本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。この図6に示されるフローチャートに示される処理手順に従って、制御装置100A(アシスト係数設定部114A)は、アシスト出力を調整する。この図6に示される処理において、前述の図5と同じ処理を行う処理手順には、同じ符号を附す。
図5と同様にステップSb05の処理を終えた後、制御部110A(アシスト係数設定部114A)は、ステップS05において取得したGPSデータが示す位置情報を基に、アシスト係数設定データを記憶する記憶領域を参照し、位置情報によって示される位置に応じたアシスト係数kを取得する(ステップSb60A)。
制御部110Aは、ステップSb70以降の処理を図5と同様に行う。
以上に示した本実施形態において、制御装置100Aは、GPSデータから得られた位置情報に基づいて、位置情報によって示される位置に応じたアシスト係数kを取得する。制御装置100Aは、このようにして取得したアシスト係数kに基づいて、電動機の出力量を調整することにより、必要とされる電動機の出力量をバッテリ9に蓄積されている電力により確保しつつ、バッテリ9の電力の枯渇を抑止することができる。
(第3実施形態)
図7を参照し、本実施形態の制御装置を適用する駆動システムの他の一実施形態について示す。
図7は、本発明の実施形態を示す駆動システムの概略ブロック図である。
この図7に示される制御装置100は、車軸駆動用の駆動源とする複数の電動機を制御するものであり、例えば、図7に示すような駆動システムの車両3に用いられる。この図7に示す車両3は、図1に示すGPS装置200を備えておらず、制御装置100Aに代えて制御装置100を備える点が異なる。
次に、図8を参照し、本実施形態の制御部について説明する。
図8は、本実施形態の制御装置を示すブロック図である。
先に、本実施形態における制御装置100の概要について説明する。この図8に示される制御装置100は、前述の図2に示される制御装置100Aの制御部110Aに代え制御部110を備える。制御部110は、前述の制御部110Aの構成と対比すると位置情報取得部116、GPSアシスト係数生成部117を備えておらず、前述のアシスト係数設定部114A、分配部115Aに代え、アシスト係数設定部114、分配部115を備える。即ち、制御部110は、アクセル開度割合算出部112、SOCアシスト係数生成部113、アシスト係数設定部114、分配部115、SOC検出部121、SOC変化量算出部122、出力量限界値算出部123、及び、アシスト許可出力算出部125を備える。
アシスト係数設定部114は、SOCアシスト係数生成部113によって生成されたSOCアシスト係数kSOCと、SOC変化量算出部122によって算出された充電率低下量ΔSOCとを基にアシスト係数kを生成し、設定する。
分配部115は、アクセル開度検出部111によって生成されたアクセル開度情報ΔAPを基に、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、内燃機関4と、電動機5及び電動機2A、2Bとにそれぞれ分配する。また、分配部115は、電動機5及び電動機2A、2Bをそれぞれ駆動させる要求駆動力を、PDU8を介して電動機5と電動機2A、2Bとに分配する。
さらに、本実施形態によれば、前述の図3に示したように、制御装置100は、SOC変化量に応じてアシスト量を変化させることにより、アシストトルクのピーク値を低減させることなく動力性能を確保することと、出力可能な持続期間を確保することの2つの要求性能を両立する。例えば、制御装置100は、充電率低下量ΔSOCが比較的大きい場合には、電動機の出力を制限し、充電率低下量ΔSOCが比較的小さい場合には、電動機の出力における制限を緩めることができる。
図9を参照し、本実施形態における処理の手順を示す。
図9は、本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。この図9に示されるフローチャートに示される処理手順に従って、制御装置100は、アシスト出力量を調整する。
まず、制御部110は、今回の制御サイクルにおけるバッテリ9のSOCを検出する。バッテリ9のSOCの検出は、例えば、バッテリ9の端子電圧と、劣化度合いとに応じて変化する変数と見なすことができる。バッテリ9の端子電圧と、劣化度合いとに関連付けられた推定SOC情報をMapとして、制御部110が備える記憶部に予め記憶させておくことにより、制御部110は、上記Mapを参照し推定SOC情報を今回の制御サイクルのバッテリ9のSOCとして検出する(ステップSa20)。
制御部110(SOC変化量算出部122)は、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOCを算出する。例えば、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOC(SOC低下量)は、前回の制御サイクルにおいて推定した推定SOCと、今回の制御サイクルにおいて推定した推定SOCの差分演算により算出される(ステップSa25)。
制御部110は、上記ステップSa25において算出した、単位時間当たりの充電率低下量ΔSOCが、予め定められた規定値以上であるか否かを判定する(ステップSa30)。
ステップSa30における判定により、充電率低下量ΔSOC(SOC低下量)が予め定められた規定値以上であると判定した場合(ステップSa30:Yes)、アクセル開度検出部111は、アクセル開度AP(AP開度)を検出し、アクセル開度情報ΔAP(AP開度情報)を生成する(ステップSa40)。
制御部110A(アクセル開度割合算出部112)は、アクセル開度情報ΔAPとSOCとを基にしてAP開度割合αを算出する。なお、制御部110は、AP開度割合αの算出にあたり移動平均等による平滑化処理を行ってもよい。制御部110は、SOCに応じてAP開度割合αの値を算出する(ステップSa45)。
次に、制御部110(SOCアシスト係数生成部113)は、AP開度割合αに応じてアシスト係数Mapを選択して、アシスト係数kを取得して、設定する(ステップSa50)。
一方、ステップSa30における判定により、充電率低下量ΔSOCが予め定められた規定値未満であると判定した場合(ステップSa30:No)、制御部110(アシスト係数設定部114)は、アシスト係数の値を所定の定数(例えば「1」)に設定する(ステップSa60)。
制御部110(出力量限界値算出部123)は、SOCとバッテリ9の温度を検出する。SOCの検出は、前述のステップSa20と同様の方法により行う。温度の検出は、バッテリ9に設けられている温度センサーによって検出された温度情報を取得する(ステップSa70)。
また、制御部110(アシスト許可出力算出部125)は、検出したSOCと温度に応じてバッテリ出力Limit Mapを参照して、SOCと温度に応じたバッテリ出力限界値Limitを取得し、取得したバッテリ出力限界値Limitを設定する(ステップSa75)。
次に、制御部110(アシスト許可出力算出部125)は、前述の式(1)に従って、バッテリ出力限界値Limitとアシスト係数の積によりアシスト許可出力を設定する(ステップSa80)。
最後に、制御部110(分配部115)は、電動機を制御して、算出されたアシスト許可出力に応じたアシスト量を電動機から出力させる(ステップSa90)。
以上に示した本実施形態においては、制御装置100(制御部110)は、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPに応じて内燃機関4と電動機との出力量を設定すると共に、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPとに応じて電動機の出力量を補正する。
このように、制御装置100は、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPとに基づいたアシスト係数kとを算出する。制御部110は、このようにして算出したアシスト係数kに基づいて、電動機の出力量を補正することにより、必要とされる電動機の出力量をバッテリ9に蓄積されている電力により確保しつつ、バッテリ9の電力のの枯渇を抑止することができる。
(第4実施形態)
図10を参照し、本実施形態における異なる処理を行う実施態様について説明する。
図10は、本実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。この図10に示されるフローチャートに示される処理手順に従って、制御装置100は、アシスト出力を調整する。この図に示される処理において、前述の図と同じ処理を行う処理手順には、同じ符号を附す。
図9と同様にステップSa40の処理を終えた後、制御部110は、ステップSa40において生成したAP開度情報を基にしてAP開度割合αを算出する。
AP開度割合αの算出の基となるAP開度は、予め定められる規定値以上に制限する。このようにAP開度を制限することにより、AP開度が比較的大きい場合を演算処理の対象範囲とするように制限する(ステップSa45A)。
制御部110Aは、ステップSa50以降の処理を図9と同様に行う。
以上に示した本実施形態においては、制御装置100は、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPに応じて内燃機関4と電動機との出力量を設定すると共に、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと、要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPとに応じて電動機の出力量を補正する。
このように、制御装置100は、バッテリ9の充電率低下量ΔSOCと要求駆動力に対応するアクセル開度情報ΔAPとに基づいたアシスト係数kとを算出する。制御部110は、このようにして算出したアシスト係数kに基づいて、電動機の出力量を補正することにより、必要とされる電動機の出力量をバッテリ9に蓄積されている電力により確保しつつ、バッテリ9の電力の枯渇を抑止することができる。
(第5実施形態)
図11を参照し、本実施形態の制御装置を適用する駆動システムの他の一実施形態について示す。
図11は、本発明の実施形態を示す駆動システムの概略ブロック図である。
この図11に示される車両3Aは、内燃機関4Aと電動機5Aが直列に接続された駆動ユニット6Aを車両前部に有するハイブリッド車両である。この図11に示す車両3Aは、図1に示す車両3の駆動ユニット6に代えて駆動ユニット6Aを備える点が異なる。
駆動ユニット6Aにおいて、電動機5Aは、駆動軸21上において、前輪Wfとの間に内燃機関4が挟まれるように、内燃機関4を基準として前輪Wfが接続されている側と反対側に配置されている。
このように、駆動ユニット内の内燃機関と電動機とが配置される位置に関係することなく構成することができる。
なお、図6に示す駆動システムにおいても、上記と同様に駆動ユニット6Aを適用することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の第1、第2実施形態の説明では、GPSデータは、GPS装置200から得るものとしたが、GPS装置200は、車両に搭載されるナビゲーションシステムの端末である他に、GPSシステムの端末装置として機能する携帯端末、パーソナルコンピュータなど他の形態の端末であってもよい。
また、上記の第1、第2実施形態に示した位置情報は、GPSデータとして取得する地図情報に基づいた位置情報であるものとしたが、他の手段によって得られる位置情報であってもよい。例えば、走行するコースに沿って設けられているビーコンから得られる情報や、同じコースを走行する他の車両から得られる情報に基づいた位置情報であってもよい。
また、位置情報は、自車の走行履歴を基にして生成した地図情報、自車の前を走行する先行車両の位置を捕捉して生成する地図情報などに基づいて生成してもよい。先行車両の検出は、自車の進行方向の前方を検出するレーダーや、カメラなどを用いて行ってもよい。
また、上記の実施形態によれば、要求駆動力が高い走行シーンにおいて、SOC変化量に応じて単位時間当たりのアシスト量を変化させることで要求性能を確保できる。また、単位時間当たりの平均アシストエネルギ量と、平均回生量とから、単位時間当たりのアシスト量を変化させることで、アシスト量を予め制限することなく継時変化を抑制することができる。
1 駆動装置、
2A、2B、5 電動機、
3 車両、
4 内燃機関、
6 駆動ユニット、
7 トランスミッション、
8 PDU(パワードライブユニット)、
9 バッテリ(充蓄電器)、
100、100A 制御装置(駆動制御装置)、
110、110A 制御部、
111 アクセル開度検出部(検出部)、
112 アクセル開度割合算出部、
113 SOCアシスト係数生成部、
114、114A アシスト係数設定部、
115、115A 分配部、
116 位置情報取得部、
117 GPSアシスト係数生成部、
121 SOC検出部、
122 SOC変化量算出部、
123 出力量限界値算出部、
125 アシスト許可出力算出部、
AP アクセル開度、
ΔAP アクセル開度情報(開度情報)、
ΔSOC 充電率低下量、
k アシスト係数(補正係数)

Claims (8)

  1. 内燃機関と、
    充電可能な充蓄電器からの電力を基に動力を生成する電動機と、
    を備える車両を駆動させる駆動制御装置であって、
    前記電動機の出力量を制御する制御部
    を備え、
    前記制御部は、
    要求駆動力に応じて前記内燃機関と前記電動機との出力量を設定すると共に、前記充蓄電器の充電率低下量が所定値以上の場合に、前記設定した電動機の出力量を地図情報装置からの位置情報に応じた低減率で低減した値に補正する
    ことを特徴とする駆動制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記位置情報から前記内燃機関と前記電動機との出力量の配分を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記位置情報から、前記電動機の出力量の補正係数を導出し、該導出した補正係数により前記電動機の出力量を補正する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動制御装置。
  4. 前記車両は、
    複数の前記電動機、第1駆動軸を介して前記内燃機関と接続される一方の駆動輪、及び、第2駆動軸を介して前記複数の電動機のうちの少なくとも一つの電動機と接続される他方の駆動輪を備え、
    前記第1駆動軸には、
    少なくとも一つの電動機が配置され、
    前記制御部は、
    前記内燃機関の出力量に応じて、前記第1駆動軸の電動機の出力量と前記第2駆動軸の電動機の出力量の配分を設定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の駆動制御装置。
  5. 前記電動機は、第1電動機、第2電動機、第3電動機の3つとされ、
    前記第2駆動軸は、
    第2右駆動軸と、
    第2左駆動軸とを有し、
    前記一方の駆動輪は前輪とされ、
    前記他方の駆動輪は後輪とされ、
    前記第1電動機は、
    前記前輪と前記内燃機関との間の前記第1駆動軸上に配置され、
    前記第2電動機は、
    前記一方の後輪と前記第2右駆動軸を介して接続され、
    前記第3電動機は、
    前記他方の後輪と前記第2左駆動軸を介して接続され、
    前記制御部は、
    前記内燃機関の出力量が少なくなるにつれて前記第1電動機の出力を前記第2及び第3電動機の出力量に比べて多くなるように設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の駆動制御装置。
  6. 前記電動機は、第1電動機、第2電動機、第3電動機の3つとされ、
    前記第2駆動軸は、
    第2右駆動軸と、
    第2左駆動軸とを有し、
    前記一方の駆動輪は前輪とされ、
    前記他方の駆動輪は後輪とされ、
    前記第1電動機は、
    前記第1駆動軸上において、前記前輪との間に前記内燃機関が挟まれるように、前記内燃機関を基準として前記前輪が接続されている側と反対側に配置され、
    前記第2電動機は、
    前記一方の後輪と前記第2右駆動軸を介して接続され、
    前記第3電動機は、
    前記他方の後輪と前記第2左駆動軸を介して接続され、
    前記制御部は、
    前記内燃機関の出力量が少なくなるにつれて前記第1電動機の出力を前記第2及び第3電動機の出力量に比べて多くなるように設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の駆動制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記充蓄電器の充電率低下量と地図情報装置からの位置情報に応じて前記電動機の出力量を補正する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の駆動制御装置。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の駆動制御装置
    を備えることを特徴とする車両。
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