JP5914185B2 - 縦型ブラインド及び振れ止め - Google Patents
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Description
このような縦型ブラインドでは、各スラットを畳み込んだとき、角度調節軸がハンガーレールの両端部でのみ支持される状態となる。すると、ハンガーレールの長手方向中間部で角度調節軸に自重による撓みが生じ、その後のスラットの引き出し操作時にランナー移送操作に要する操作力が増大したり、あるいは角度調節軸の回転にともなって騒音が発生する。
特許文献1には、スラットを回動操作する回動軸と、スラットを移送操作するネジ棒をガイドレールの中間部で等間隔に支持する間隔保持部材を備えた縦型ブラインドが開示されている。
請求項3では、前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に位置調節可能に取着した。
請求項5では、前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に位置調節可能に、且つ前記ケースに対し反転させて取着可能とした。
請求項7では、前記係止部材を、前記ケースに設けた案内溝に沿って移動可能に支持した。
請求項9では、前記係止部を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に回動可能に取着した。
請求項12では、前記ストッパーの各列において前記ハンガーレールの上辺からの突出高さの異なるストッパーを形成し、前記振れ止めにはいずれかの突出高さのストッパーに係合する係止部を備えた。
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示す縦型ブラインドは、ハンガーレール1に多数のランナー2及び先頭ランナー2aが移動可能に支持され、そのランナー2,2aからスラット3がそれぞれ回動可能に吊下支持されている。前記先頭ランナー2aは、図1において、他のランナー2に対しハンガーレール1の最も右端側に位置する。
前記ハンガーレール1の左端には操作装置5が取着され、その操作装置5から操作棒6が吊下支持されている。そして、操作棒6の操作により前記角度調節軸4が回転され、角度調節軸4の回転に基づいて、各ランナー2,2a内のウォーム機構を介して各スラット3が同位相で回動される。
前記ストッパー63〜65は、図3(c)〜(e)に示すように、ハンガーレール1の前後方向、すなわち図3の左右方向において異なる位置に形成され、ストッパー65が最もハンガーレール1の中央側に形成されている。
同様に、図3(b)(d)で示すように、ストッパー61とストッパー64は、ハンガーレール1の前後方向において同一位置に形成されている。
前記ハンガーレール1の上辺には、3つの前記ストッパー63,64,65が前後方向及びハンガーレール1の長手方向にずれた位置で形成されている。また、図12及び図13に示すように、前記ストッパー61,62が前記ストッパー64,65と前後方向に同一位置でハンガーレール1の長手方向にずれた位置に形成されている。
前記振れ止め75,77のケース76の左右方向側面すなわち振れ止め75,77の移動方向の両側面の中央部には、磁石17が露出する状態で嵌着されている。そして、磁石17の吸着力により、振れ止め75,77がその移動方向の両側に隣り合う振れ止め75,77あるいは前記先頭ランナー2aに吸着可能となっている。
この縦型ブラインドの組み立て手順を説明すると、まず、塗装あるいはラッピング加工された長尺のハンガーレール材を発注幅に合わせて切断する。次いで、上記切り曲げ加工をあらかじめ発注幅により設定された所定の位置に所定数だけ行う。
この状態から、先頭ランナー2aが図1に示す矢印B方向に移送されて、スラット3がハンガーレール1の左端側に畳み込まれるとき、振れ止め75,77はまず先頭ランナー2aとともに移送される。
この状態から、先頭ランナー2aがハンガーレール1の右端側に移送されると、後続のランナー2が等間隔を隔てて順次引き出されてスラット3が引き出される。先頭ランナー2aが振れ止め75の位置に達すると、振れ止め75は先頭ランナー2aに吸着されて、先頭ランナー2aとともに移送される。
また、長さと角度がともに異なる切曲げ加工により、上記のように突出高さが異なるストッパーを形成することもできる。
(1)スラットをハンガーレール1の左端側に畳み込んだとき、角度調節軸の全長を6等分する位置で振れ止め75,77を位置させて、角度調節軸4を支持することができる。従って、ハンガーレール1及びそのハンガーレール1に支持される角度調節軸4が長くなる場合にも、角度調節軸4の自重による撓みの発生を防止することができる。
(2)ストッパー61〜65を、ハンガーレール1の上辺に設けたので、ストッパー61〜65の室内への露出を防止することができる。従って、ハンガーレール1の美観を向上させることができる。
(3)ストッパー61,62とストッパー63〜65とを異なる長さ、すなわちハンガーレール1の上辺から下方に突出する突出高さが異なるようにしたので、各ストッパーに対応する係止部を備えた振れ止め75,77を容易すれば、多数の振れ止めで角度調節軸4を支持することができる。
(4)長さの長いストッパー63〜65のうちの一つと、長さの短いストッパー61,62のうちの一つとをハンガーレール1の前後方向に同一位置で列状に複数列配設した。そして、ハンガーレール1の上辺に多数のストッパー61〜65,68〜72を配設し、各ストッパー61〜65,68〜72で移動位置が規制される多数の振れ止め75,77で角度調節軸4を支持することができる。従って、ハンガーレール1及びそのハンガーレール1に支持される角度調節軸4が長くなる場合にも、角度調節軸4の自重による撓みの発生を防止することができる。
(5)ケース76の取付溝81に対し係止部材80,84の取付位置を変更することにより、ストッパー61〜65あるいはストッパー68〜72に対応する5種類の振れ止め75を共通のケース76と係止部材80及び係止部材84を使用して形成することができる。従って、共通の部品を使用しながら、ハンガーレール1の上辺からの突出高さと突出位置が異なる多種類のストッパーに対応する振れ止めを形成することができるので、振れ止めの部品点数を削減することができる。
(第二の実施形態)
図14は、第二の実施形態を示す。第一の実施形態では振れ止め75のケース76に対し、係止部材80,84の取付位置を変更することにより、異なる位置及び異なる突出高さで形成された複数のストッパー61〜65に対応可能とした振れ止め75,77を形成した。この実施形態は、係止部材をケースに対しスライドさせることにより、複数のストッパーに対応可能としたものである。
このように構成された振れ止めでは、係止部材93の位置をハンガーレール1の前後方向に3段階に調整することができるので、第一の実施形態のハンガーレール1に挿入すれば、ストッパー61〜65に対応する5種類の振れ止めを形成することができる。
(第三の実施形態)
図15は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、振れ止めのケース91に回転可能に支持されたネジ軸96を係止部材97に螺合して、ネジ軸96の回転操作により係止部材97をケース91に対しハンガーレール1の前後方向にスライド操作可能としたものである。
このように構成された振れ止めでは、係止部材97の位置をハンガーレール1の前後方向に調整することができるので、第一の実施形態のハンガーレール1に挿入すれば、ストッパー61〜65に対応する5種類の振れ止めを形成することができる。
(第四の実施形態)
図16は、第四の実施形態を示す。この実施形態は、振れ止めのケースに係止部99の基端部が回動可能に支持され、係止部99の先端部をハンガーレール1の前後方向に回動して位置調節可能としたものである。
(第五の実施形態)
図17は、第五の実施形態を示す。この実施形態は、ハンガーレール1の両端部間に先頭ランナー2aを移送するための移送軸101が回転可能に支持され、その移送軸101の回転操作により、先頭ランナー2aをハンガーレール1に沿って移送してスラット3を引き出しあるいは畳み込むようにした縦型ブラインドを示す。
上記のように構成された縦型ブラインドでは、第一の実施形態と同様な動作により、スラット3の畳み込み時には移送軸101及び角度調節軸の中間部が振れ止め75,77で等間隔に支持される。
(第六の実施形態)
図19〜図21は、第六の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態の振れ止め75,77のケース76に対し、係止部材80,84を安定して保持可能とする保持手段を備えたものである。前記保持手段は、振れ止め75,77において同一構成であるので、振れ止め75について説明する。第一の実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
・第一の実施形態において、各ストッパーをハンガーレール外から打ち込んだピンとしてもよい。
Claims (13)
- 両端部がハンガーレールに対し回転可能に支持される軸と、
前記ハンガーレールに移動可能に支持されるとともに前記軸が挿通され、スラットの畳み込み操作時に先頭ランナーとともに移送されて、前記軸の中間部を支持する振れ止めと、
前記軸の撓みを阻止する支持位置で前記ハンガーレールに設けられ、当該支持位置で前記振れ止めを保持するストッパーと
を備えた縦型ブラインドにおいて、
前記振れ止めの移動方向に複数列設けられる前記ストッパーと、
前記振れ止めに設けられ、前記複数列のストッパーのいずれかの列に係合するように前記振れ止めのケースに位置調節可能に取着される係止部と
を備えたことを特徴とする縦型ブラインド。 - 前記係止部を、前記ケースに対し別体として位置調節可能に支持したことを特徴とする請求項1記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に位置調節可能に取着したことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し反転させて取着可能としたことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に位置調節可能に、且つ前記ケースに対し反転させて取着可能としたことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部を備えた係止部材を、前記ケースに対し前記振れ止めの移動方向に直交する方向に移動可能に支持したことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部材を、前記ケースに設けた案内溝に沿って移動可能に支持したことを特徴とする請求項6記載の縦型ブラインド。
- 前記ケースに回転可能に支持されたネジ軸を前記係止部材に螺合し、該ネジ軸の回転に基づいて前記係止部材を移動操作可能としたことを特徴とする請求項6記載の縦型ブラインド。
- 前記係止部を、前記ケースに対し前記ストッパーの列方向に直交する方向に回動可能に取着したことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインド。
- 前記ケースと前記係止部材には、前記係止部材を前記ケースに対し前記振れ止めの引き出し方向に沿って嵌合可能とした取付溝と突条を設けるとともに、前記係止部材を前記ケースに弾性的に保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の縦型ブラインド。
- 前記保持手段は、
前記取付溝に設けられる係止凹部と、
前記突条に設けられ、前記係止凹部に弾性的に係合する突部と
を備えたことを特徴とする請求項10記載の縦型ブラインド。 - 前記ストッパーの各列において前記ハンガーレールの上辺からの突出高さの異なるストッパーを形成し、前記振れ止めにはいずれかの突出高さのストッパーに係合する係止部を備えたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の縦型ブラインド。
- スラットの畳み込み操作時にハンガーレール内を先頭ランナーとともに移送され、前記ハンガーレールに設けられるストッパーで支持位置に保持されて軸の中間部を支持する振れ止めにおいて、
前記振れ止めの移動方向に複数列設けられる前記ストッパーのいずれかの列に係合するように、前記ストッパーに係合する係止部を前記振れ止めのケースに位置調節可能に取着したことを特徴とする振れ止め。
Priority Applications (1)
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JP2012128116A JP5914185B2 (ja) | 2012-06-05 | 2012-06-05 | 縦型ブラインド及び振れ止め |
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Family Cites Families (2)
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JPH0759872B2 (ja) * | 1988-10-20 | 1995-06-28 | トーソー株式会社 | 縦型ブラインドのシャフトサポート |
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