JP3178123U - 日射遮蔽装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レール部材の内部のスペースを有効に活用可能な日射遮蔽装置を提供する。
【解決手段】操作装置4は、角度調節軸21に連結された開閉プーリー52が、ハンガーレール1の一端に取り付けられたケース40(ギヤハウジング41)に支持されて構成されている。そして、角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部であるねじ固定部55は、操作装置4のケース40を構成する側方カバー42内に設けられる。
【選択図】図5

Description

本考案は、日射遮蔽装置に関するものである。
従来、日射遮蔽装置は、例えば特許文献1に示すように、レール部材から日射遮蔽材が吊下支持され、レール部材内にはその長手方向に沿って操作軸(特許文献1中、チルトレール)が設けられている。また、日射遮蔽装置は、日射遮蔽材を操作するための操作部を備え、その操作部はレール部材の一端に取り付けられたケースと、ケースに支持され操作軸に連結された入力部とを有している。そして、入力部の操作に基づき操作軸を介して日射遮蔽材が操作されるようになっている。
特許第2771409号公報
しかしながら、上記特許文献1のような日射遮蔽装置では、操作軸と入力部との連結部(特許文献1中、チルトレールと連結部材との連結部)がレール部材の内部に設けられているため、レール部材内のスペースが狭くなってしまう。これにより、例えば、レール部材内を移動可能な多数のランナーから日射遮蔽材(スラット)をそれぞれ吊下支持した構成(縦型ブラインド等)では、各ランナーを操作部側に移動させて各日射遮蔽材を格納位置に畳み込んだ時に、ランナーと操作部との間に介在された前記連結部によってスラットが窓枠の端まで行かずに大きな隙間が生じてしまい、その隙間から漏れる光の量も多くなってしまう。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、レール部材の内部のスペースを有効に活用可能な日射遮蔽装置を提供することにある。
請求項1では、レール部材と、前記レール部材から吊下支持された日射遮蔽材と、前記レール部材内にその長手方向に沿って設けられた操作軸と、前記操作軸に連結された入力部が、前記レール部材の一端に取り付けられたケースに支持されてなる操作部とを備え、前記入力部の操作に基づき前記操作軸を介して前記日射遮蔽材が操作される日射遮蔽装置であって、前記操作軸と前記入力部との連結部が前記ケース内に設けられている。
請求項2では、前記入力部の操作を行うためのコードが該入力部から前記ケース下部の開口を介して吊下され、前記ケースには、前記連結部の下方を被覆する下方被覆部が設けられている。
請求項3では、前記ケースは、ギヤが収容されるギヤハウジングと、該ギヤハウジングの反レール部材側に着脱可能に設けられた側方カバーとからなり、前記連結部が前記側方カバー内に配置されている。
請求項4では、前記連結部は、前記操作軸と前記入力部とがねじにて締結固定されたねじ固定部である。
請求項5では、前記入力部は、前記操作軸と一体回転可能に構成されたプーリーであり、前記プーリー及び前記操作軸の回転に基づき前記日射遮蔽材が操作される。
請求項6では、前記日射遮蔽材は、前記レール部材内にその長手方向に沿って移動可能なランナーに吊下支持されている。
従って、上記記載の考案によれば、レール部材の内部のスペースを有効に活用可能な日射遮蔽装置を提供することができる。
縦型ブラインドの正面図である。 縦型ブラインドの平面図である。 ハンガーレール及びランナーの断面図である。 操作装置を拡大して示す平面図である。 操作装置の内部を示す平面図である。
以下、本考案を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の縦型ブラインドは、ハンガーレール1内に多数のランナー2がレール長手方向に移動可能に支持され、各ランナー2からそれぞれスラット3が吊下支持されている。ハンガーレール1は、長手方向の全体に亘って水平方向に湾曲する形状をなしている(図2参照)。
ハンガーレール1の一端に設けられる操作装置4には、移送用コード5及び開閉用コード6がそれぞれ垂下されている。移送用コード5の操作により、各ランナー2とスラット3がレール長手方向に移送される。また、開閉用コード6の操作により、各ランナー2から吊下支持されるスラット3が回動される。
スラット3の移送操作は、移送用コード5の操作に基づいてハンガーレール1内を周回する移送ベルト7に先頭ランナー2aが取着され、その先頭ランナー2aを移送すると、後続のランナー2が等間隔を隔てて順次引き出され、あるいは押し戻される。
図1においては、先頭ランナー2aがハンガーレール1の左端側へ移送されると、後続のランナー2が図2に示すスペーサー8を介して等間隔を隔てて順次引き出されて、スラット3がハンガーレール1の左端側へ引き出される。
また、先頭ランナー2aがハンガーレール1の右端側へ移送されると、後続のランナー2が先頭ランナー2aにより順次ハンガーレール1の右端側へ押し戻されて、スラット3がハンガーレール1の右端側へ畳み込まれる。
[ランナーの構成]
ランナー2の具体的構成を図3に従って説明する。ランナー2は、そのケース11の中央部から一側にかけて、ランナー2の移動方向(ハンガーレール1の長手方向)に互いに対向する一対の側壁12が形成され、その各側壁12に形成された軸受孔(図示しない)にウォーム13が回転可能に支持されている。ウォーム13は、前記軸受孔に対しウォーム13の径方向及び回転軸方向に若干のクリアランスを設けて支持されている。
ケース11の中央部には、一対の側壁12の下端部を繋ぐ底部14から下方に延びる円筒状の軸受部15が形成されている。軸受部15には、弾性を有する合成樹脂で形成された吊下軸16がその軸心を上下方向として回転可能に支持され、その吊下軸16の上部にウォーム13に噛み合うウォームホイール17が一体回転可能に嵌合されている。この吊下軸16の下端部には、スラット3が吊下支持されている。
なお、スラット3が全閉状態(又は逆全閉状態)から更に閉方向(又はその逆方向)にウォームホイール17及び吊下軸16が回転されると、吊下軸16がケース11との係止によって回り止めされ、ウォームホイール17が吊下軸16に対して空転する。これにより、スラット3が全閉状態(又は逆全閉状態)から更に閉方向(又はその逆方向)に回動してしまうことが防止されるとともに、各スラット3の角度合わせが可能となっている。
ウォームホイール17のウォーム13とは反対側の側方には、一対の側壁12を繋ぐ保持壁18が形成されている。保持壁18は側壁12に対して直角をなすとともに、ランナー2の上下方向と平行をなしている。そして、ウォームホイール17及び吊下軸16の一側(ウォーム13の反対側)を保持している。
各側壁12と保持壁18の内面には、ウォームホイール17の外周面に沿って抉られた収容部19が形成され、その収容部19内でウォームホイール17が回転可能に支持されている。
ウォーム13の中心部には、角度調節軸21が軸方向に相対移動可能に、かつ相対回転不能に挿通されている。従って、角度調節軸21が回転されると、ウォーム13及びウォームホイール17を介して吊下軸16が回転される。なお、角度調節軸21の断面形状は、その回転方向に交互に凹凸が形成された形状をなし、その角度調節軸21の凹部21aに回転方向に係合される係合凸部13aがウォーム13の内周面に形成されている。これにより、ウォーム13と角度調節軸21とが相対回転不能とされている。
ランナー2のケース11の両側には、ローラー軸22が形成されている。各ローラー軸22の軸線は互いに同軸をなし、その軸線はランナー2の幅方向(ハンガーレール1の幅方向と一致)に対して平行をなしている。
各ローラー軸22にはローラー24が回転可能に支持され、そのローラー24がハンガーレール1の幅方向側壁1aから内側に突出されるリブ25を案内レールとしてハンガーレール1内をその長手方向に移動するようになっている。
保持壁18の反ウォームホイール側には、スペーサー8を保持するスペーサー保持部27が形成されている。スペーサー保持部27には、長尺板状をなす前記スペーサー8が縦置き、つまり、ランナー2の上下方向(鉛直方向)に対して平行に配置されている。また、このスペーサー8は、その長手方向がランナー2の移動方向に沿うように設けられている。
案内レール26の下方には、ハンガーレール1内で周回可能に引き回される移送ベルト7が収容されるベルト収容部31が形成されている。移送ベルト7は先頭ランナー2aに取り付けられている。なお、図2に示すように、先頭ランナー2aは、前記ランナー2にベルト固定部材32が装着されて構成され、このベルト固定部材32に前記移送ベルト7の両端に装着された図示しない取付部材が固定される。
[操作装置の構成]
図2に示すように、操作装置4のケース40は、ハンガーレール1の一端に固定されたギヤハウジング41と、ギヤハウジング41に固定された側方カバー42とから構成されている。
図4及び図5に示すように、ギヤハウジング41は、上方に開口するハウジング本体41aと、そのハウジング本体41aの開口を覆う上部カバー41bとからなる。ハウジング本体41aと上部カバー41bとは、ねじ47によって互いに締結固定されるとともに、上部カバー41bの四隅にそれぞれ設けられた係止爪(図示しない)によって互いに固定されている。ハウジング本体41a及び上部カバー41bには、ハンガーレール1側に突出する固定部43が形成され、この固定部43はハンガーレール1の長手方向端部に挿入固定される。
図5に示すように、ハウジング本体41aの内部には、第1ベルトプーリー44及び第2ベルトプーリー45がハンガーレール1の幅方向(図5において上下方向)に並んで設けられている。第1及び第2ベルトプーリー44,45は、上下方向に沿う軸線を中心として回転可能にハウジング本体41aに支持されるとともに、ハウジング本体41a内に挿通された前記移送ベルト7と噛合している。
第1ベルトプーリー44の上方には、該第1ベルトプーリー44の上方への浮き上がりを防止するプレート46が設けられている。なお、前記上部カバー41bをハウジング本体41aに固定するねじ47は、プレート46のねじ挿通孔46aを介してハウジング本体41aに締結される。
ギヤハウジング41には、長手方向の反ハンガーレール側に突出する移送プーリー51及び開閉プーリー52が回転可能に支持されている。
移送プーリー51は、ギヤハウジング41に軸支されたドライブギヤ53と一体回転可能に構成され、そのドライブギヤ53は前記第2ベルトプーリー45と噛合している。これにより、移送プーリー51の回転は、ドライブギヤ53及び第2ベルトプーリー45を介して移送ベルト7に伝達され、移送ベルト7がハンガーレール1内を周回するようになっている。なお、移送ベルト7の周回に伴って第1ベルトプーリー44も回転する。なお、ドライブギヤ53には、移送プーリー51との間に金属からなる円環状のカラー53aが介装されており、このカラー53aはハウジング本体41aの側壁58に回転可能に支持されている。
開閉プーリー52は、ギヤハウジング41に回転可能に支持された円筒状の支持軸54が一体に形成されている。この支持軸54は、角度調節軸21が挿通可能な中空状をなし、ハンガーレール1の長手方向に沿って設けられている。
支持軸54には角度調節軸21が嵌合されている。この支持軸54の内周面には、角度調節軸21の各凹部21a(図3参照)と係合する凸部(図示略)が形成され、その凸部と凹部21aとの係合により支持軸54と角度調節軸21が相対回転不能に構成される。これにより、支持軸54と角度調節軸21とが正逆方向に一体回転可能となっている。なお、支持軸54には、ハウジング本体41aの側面と軸方向に当接する一対のフランジ部54aが形成され、このフランジ部54aによって支持軸54の軸方向への移動が規制されている。
角度調節軸21は、支持軸54に対して開閉プーリー52の近傍まで挿通されている。そして、角度調節軸21の一端は、ハウジング本体41aの外部(詳しくは、反ハンガーレール側の側方)に設けられたねじ固定部55(連結部)でねじ56によって支持軸54に対して締結固定されている。これにより、角度調節軸21の支持軸54からの抜けが防止されている。
なお、支持軸54におけるねじ56が挿通されるねじ孔(図示略)は、支持軸54の内周面に形成された前記凸部に対応する位置に形成されており、そのねじ孔に挿通されたねじ56の先端が角度調節軸21の前記凹部21a(図3参照)に嵌り込むようになっている。これにより、支持軸54内において、角度調節軸21がねじ56に対して回転方向にずれてしまうことが防止されている。
ギヤハウジング41の側方において、移送プーリー51は、支持軸54のねじ固定部55とハンガーレール1の幅方向に並ぶように構成され、開閉プーリー52は、移送プーリー51よりも長手方向の反ギヤハウジング側に位置するように構成されている。そして、移送プーリー51及び開閉プーリー52は、ギヤハウジング41に固定された前記側方カバー42にて上側及び幅方向両側が覆われている。つまり、側方カバー42内(ケース40内)には、前記ねじ固定部55を含む開閉プーリー52及び移送プーリー51が設けられた構成となっている。なお、図5では、側方カバー42を断面で示してその内部が見えるように図示している。
側方カバー42は、下方に開口する開口57を有し、その開口57を介して移送プーリー51及び開閉プーリー52にそれぞれ掛装された前記移送用コード5及び開閉用コード6が吊下されている(図1参照)。そして、移送用コード5及び開閉用コード6を操作することで、移送プーリー51及び開閉プーリー52をそれぞれ正逆回転させることが可能となっている。なお、図5では、移送用コード5及び開閉用コード6の図示を省略している。
前記ハウジング本体41aには、支持軸54を支持する側壁58からハンガーレール1の長手方向に突出する下方被覆部59が形成されている。下方被覆部59は、ねじ固定部55の下方を被覆するとともに、そのねじ固定部55を回転可能に支持している。このように、下方被覆部59によってねじ固定部55が隠されているため、側方カバー42の開口57からねじ固定部55(ねじ56)が見えないように構成されている。
なお、操作装置4の組み付けの際には、側方カバー42がギヤハウジング41に装着されていない状態で、ギヤハウジング41に設けられた支持軸54(開閉プーリー52)と角度調節軸21とを上方からねじ56にて締結固定する。その後、側方カバー42をギヤハウジング41に装着することで、ねじ固定部55を含む開閉プーリー52及び移送プーリー51の上側及び幅方向両側が覆われる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
開閉用コード6の操作に基づいて開閉プーリー52及び角度調節軸21が回転されると、各ランナー2(先頭ランナー2aを含む)において、ウォーム13及びウォームホイール17を介して吊下軸16が回転される。これにより、吊下軸16に支持されたスラット3が回動される。
一方、移送用コード5の操作に基づいて移送プーリー51が回転されると、その回転がドライブギヤ53及び第2ベルトプーリー45を介して移送ベルト7へと伝達され、移送ベルト7がハンガーレール1内を周回する。このとき、移送ベルト7に固定された先頭ランナー2aは、移送ベルト7と一体にハンガーレール1内を移動する。
各スラット3をハンガーレール1の一端側に格納された状態から他端側へと展開する場合、移送用コード5の操作に基づき、まず、先頭ランナー2aが展開側に移送される。そして、先頭ランナー2aと、その後段のランナー2との間隔が所定距離となったとき、後段のランナー2に固定されたスペーサー8の先端が先頭ランナー2aのスペーサー保持部27と係止され、後段のランナー2がスペーサー8を介して先頭ランナー2aに引き連れられる形で展開側に移送される。
そして、その他の各ランナー2も同様に、スペーサー8によって展開側に順次移送され、これにより、各ランナー2に吊下支持されたスラット3がハンガーレール1に沿って引き出される。
スラット3を展開状態から格納する場合、移送用コード5の操作に基づき、まず、先頭ランナー2aが格納側へ移送される。このとき、スペーサー8の先端はランナー2と固定されていないため、先頭ランナー2aによってその後段の各ランナー2が格納側へ順次押し戻され、これにより、各スラット3が畳み込まれた格納状態となる。なお、この格納状態において、板厚方向に重なる各スペーサー8は、ランナー2の延出部23の上方に空間に収容される(図3のスペーサー8cを参照)。
ここで、本実施形態では、角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部であるねじ固定部55が、操作装置4のケース40を構成する側方カバー42内に設けられている。このような構成では、角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部がハンガーレール1内に設けられる従来構成に比べ、ハンガーレール1内のスペースが広くなり、そのスペースを有効に活用することが可能となる。例えば、本実施形態では、ハンガーレール1内でのランナー2の移動可能範囲を広くすることが可能となり、ランナー2(スラット3)の移動可能範囲をハンガーレール1の長さ(操作装置4のケース40を含まないハンガーレール1単体の長さ)に極力近づけることが可能となっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)操作装置4は、角度調節軸21に連結された開閉プーリー52が、ハンガーレール1の一端に取り付けられたケース40(ギヤハウジング41)に支持されて構成されている。そして、角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部であるねじ固定部55は、操作装置4のケース40を構成する側方カバー42内に設けられる。これにより、角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部をハンガーレール1内に設けずに済むため、ハンガーレール1内のスペースを有効に活用することが可能となる。
(2)開閉プーリー52の操作を行うための開閉用コード6が該開閉プーリー52から側方カバー42の下部の開口57を介して吊下される。そして、ギヤハウジング41には、ねじ固定部55の下方を被覆する下方被覆部59が設けられる。これにより、ねじ固定部55が下方被覆部59によって隠されるため、側方カバー42の開口57からねじ固定部55(ねじ56)が見えないように構成することができ、その結果、操作装置4を下方から見たときにねじ56が見えることによる意匠性の悪化を防止することができる。
(3)ケース40は、ギヤ(ドライブギヤ53、第1及び第2ベルトプーリー44,45)が収容されるギヤハウジング41と、該ギヤハウジング41の反ハンガーレール側に着脱可能に設けられた側方カバー42とからなり、ねじ固定部55が側方カバー42内に配置される。このため、側方カバー42を外した状態で角度調節軸21と開閉プーリー52とを容易に連結することが可能となる。
(4)角度調節軸21と開閉プーリー52との連結部は、ねじ56にて締結固定されるねじ固定部55であるため、角度調節軸21と開閉プーリー52とをより容易に連結することが可能となる。
(5)入力部は、角度調節軸21と一体回転可能に構成された開閉プーリー52であり、開閉プーリー52を回転させることで角度調節軸21を介してスラット3を回動させることが可能となる。
(6)スラット3は、ハンガーレール1内にその長手方向に沿って移動可能なランナー2に吊下支持される。このため、ねじ固定部55をハンガーレール1内ではなくケース40内に設けることで、ハンガーレール1内でのランナー2の移動可能範囲を広くすることが可能となる。これにより、各ランナー2を操作装置4側に移動させて各スラット3を格納位置に畳み込んだ時に、ランナー2を操作装置4に対してより近づけることが可能となるため、スラット3の端部に生じる隙間を小さく抑えることが可能となり、その結果、隙間からの光漏れを抑えることが可能となる。
尚、本考案の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、操作装置4のケース40をギヤハウジング41と側方カバー42とから構成したが、これに特に限定されるものではなく、例えば、ギヤハウジング41と側方カバー42とが一体に形成された構成としてもよい。
・上記実施形態では、入力部が開閉プーリー52にて構成されたが、入力部の構成はその回転を角度調節軸21に伝えるものに限定されるものではない。
・上記実施形態では、操作軸(角度調節軸21)の回転に基づきスラット3が回動される構成としたが、これ以外に例えば、操作軸の往復動に基づきスラット3が操作される構成としてもよい。
・上記実施形態では、ねじ固定部55を側方カバー42内に設けたが、これ以外に例えば、ギヤハウジング41内に設けてもよい。
・上記実施形態の連結部(ねじ固定部55)の構成は、縦型ブラインド以外の日射遮蔽装置(横型ブラインドやプリーツスクリーン等)に適用することもできる。
1…ハンガーレール(レール部材)、2…ランナー、3…スラット(日射遮蔽材)、4…操作装置(操作部)、6…開閉用コード(コード)、21…角度調節軸(操作軸)、40…ケース、41…ケースを構成するギヤハウジング、42…ケースを構成する側方カバー、52…開閉プーリー(入力部)、55…ねじ固定部(連結部)、56…ねじ、57…開口、59…下方被覆部。

Claims (6)

  1. レール部材と、
    前記レール部材から吊下支持された日射遮蔽材と、
    前記レール部材内にその長手方向に沿って設けられた操作軸と、
    前記操作軸に連結された入力部が、前記レール部材の一端に取り付けられたケースに支持されてなる操作部と
    を備え、前記入力部の操作に基づき前記操作軸を介して前記日射遮蔽材が操作される日射遮蔽装置であって、
    前記操作軸と前記入力部との連結部が前記ケース内に設けられていることを特徴とする日射遮蔽装置。
  2. 請求項1に記載の日射遮蔽装置において、
    前記入力部の操作を行うためのコードが該入力部から前記ケース下部の開口を介して吊下され、
    前記ケースには、前記連結部の下方を被覆する下方被覆部が設けられていることを特徴とする日射遮蔽装置。
  3. 請求項1又は2に記載の日射遮蔽装置において、
    前記ケースは、ギヤが収容されるギヤハウジングと、該ギヤハウジングの反レール部材側に着脱可能に設けられた側方カバーとからなり、
    前記連結部が前記側方カバー内に配置されていることを特徴とする日射遮蔽装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の日射遮蔽装置において、
    前記連結部は、前記操作軸と前記入力部とがねじにて締結固定されたねじ固定部であることを特徴とする日射遮蔽装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の日射遮蔽装置において、
    前記入力部は、前記操作軸と一体回転可能に構成されたプーリーであり、
    前記プーリー及び前記操作軸の回転に基づき前記日射遮蔽材が操作されることを特徴とする日射遮蔽装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の日射遮蔽装置において、
    前記日射遮蔽材は、前記レール部材内にその長手方向に沿って移動可能なランナーに吊下支持されていることを特徴とする日射遮蔽装置。
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