JP5911181B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents
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Description
図2に示されるように、車両用ドアロック装置20は、ドア13(図1参照)にハンドル軸41を支点に揺動自在に設けられているドアアウタハンドル40と、このドアアウタハンドル40に連結され支軸42を支点に揺動自在に後方に延びている係止片43と、カム軸44を支点に揺動自在に設けられ係止片43によって揺動するベルクランク状のカムプレート45と、このカムプレート45のロッド支持孔46に設けられるロッド50と、を有する。
図3に示されるように、ドア13は、ドアインナパネル71と、ドアアウタパネル72とから構成される。ドアアウタパネル72の後部にドアアウタハンドル40が設けられ、ドアインナパネル71の後部に且つドアアウタハンドル40のより低い位置にラッチユニット30が設けられる。ドアアウタハンドル40は、ラッチユニット30よりも高位に位置する。
図4に示されるように、ラッチ解除レバー32は、ロッド50を挿通させるための上下に貫通した係合孔37が形成される。この係合孔37の内径は、ロッド50の外径よりも大きいので、ロッド50は係合孔37に移動自在に挿通されている。
図6に示されるように、ラッチユニット本体31の車幅方向外方にドアサッシュ17が配置され、このドアサッシュ17の車幅方向外方にロッド50が配置されている。ラッチユニット本体31、ドアサッシュ17及びロッド50はそれぞれ離間して配置されている。ロッド50の屈曲部57は、ドアサッシュ17よりも後方に位置するとともに、ロッド50の上端部51及び下端部54よりも車幅方向外側に位置している。
図7に示されるように、ドア13(図3参照)を車幅方向から見たときに、ドアサッシュ17に対して、ロッド50の上端部51とロッド50の下端部54とは互いに反対側に位置する。ロッド50は、上下延在部53と水平延在部56との間に屈曲部57を有する。この屈曲部57の一端部は、側面視、垂下して水平延在部56に繋がる垂直延在部58を構成する。この垂直延在部58は、ドアサッシュ17の上下延在方向に沿って形成されるとともに、ドアサッシュ17の後方に位置している。
図8に示されるように、ロッド50は、上端部51から上部貫通部63、上部垂下部53a、傾斜部53b、屈曲部57、水平延在部56、貫通部61及び折り曲げ部62によって構成されている。屈曲部57は、垂直延在部58を有する。水平延在部56の長さL3は、垂直延在部58の長さL4より短く設定されている。ロッド50は、曲げただけの簡単な構成であるので、部品コストを低減することができる。
図9(a)は比較例の車両用ドアロック装置100の通常の状態を、上から見た図である。車両用ドアロック装置100は、ラッチユニット101の外側にドアサッシュ109が配置され、このドアサッシュ109の外側にロッド103が配置され、このロッド13の外側に、ドアアウタハンドル110が配置されている。車両側突時、ドアが矢印Fの衝撃力を受けて、ドアアウタハンドル110は車内側へ変位する。
図12(a)は実施例の車両用ドアロック装置20の車両側突時の状態を、側方から見た図である。側面衝突等によってドア13(図1参照。)が変形すると、ドア13の変形に追従して、想像線で示すロッド50は、実線で示すロッド50の位置に移動する。ロッド50の上端部51が車両前方に移動することで、想像線で示す屈曲部57は、実線で示す屈曲部57の位置に移動し、ドアサッシュ17に接触する。
図14に示されるように、車両側突前の想像線で示すロッド50が、車両側突後の実線で示すロッド50の位置に移動し、屈曲部57が二つの接触点P1、P2でドアサッシュ50に接触する。このため、二点接触のまま、ロッド50全体でドアサッシュ17を押し込む状態となり、ロッド50の接触点を支点とする回動が抑制される。
図12〜図14に示されるように、屈曲部57は、車幅方向外側へ突出した屈曲形状であり、しかもドアサッシュ17の車幅方向外側の近傍に設けられている。側面衝突によってドアが変形し、ドアの変形に追従してロッド50が車内側に押し込まれるように変形した場合に、屈曲部57は、ドアサッシュ17に対して、二点で接触する。このため、ロッド50が二点でドアサッシュ17に接触した姿勢のまま、ロッド50を全体的に車内側に変位させることができる。したがって、ロッド50が一点でドアサッシュ17に接触した場合と異なり、一点の接触点を支点にして回転することが抑制させるので、ラッチ解除レバー32が下方のラッチ解除方向へ回動することを防止し、ドアの解放を防止することができる。結果、ロッド50を曲げただけであるので、低コストで簡単な構成によって、側面衝突時における乗員保護性能を高めた車両用ドアロック装置20を提供することができる。
また、実施例においては、車両用ドアロック装置を車両右の後ドアに設けたが、これに限定されず、車両右の前ドア、車両左の前後のドアに設けた場合であっても差し支えない。
Claims (6)
- 車体に設けられているストライカと、このストライカに対してラッチ及びラッチ解除動作が可能なラッチユニットと、このラッチユニットのラッチ解除レバーをロッドを介してラッチ解除操作するドアアウタハンドルと、を含み、
前記ラッチユニットと、このラッチユニットよりも高位に位置する前記ドアアウタハンドルとは、ドアに設けられ、
前記ロッドの上端部は、前記ドアアウタハンドルに連結され、
前記ロッドの下端部は、前記ドアアウタハンドルのラッチ解除動作に連動して、前記ラッチ解除レバーを前記ラッチ解除方向となる下方に押し変位可能に、前記ラッチ解除レバーに連結された車両用ドアロック装置において、
前記ドアを前後方向から見たときに、上下に延びているドアサッシュに対して、前記ロッドと前記ラッチユニットとは互いに反対側に位置し、
前記ドアを車幅方向から見たときに、前記ドアサッシュに対して、前記ロッドの上端部と前記ロッドの下端部とは互いに反対側に位置し、
前記ロッドは、このロッドの上端部における、前記ドアアウタハンドルとの上側連結部分から下方に延びる上下延在部と、このロッドの下端部における、前記ラッチ解除レバーとの下側連結部分から水平方向に延びる水平延在部と、この水平延在部と前記上下延在部との間に形成された屈曲部とを有し、
この屈曲部は、車幅方向外側に突出して形成されるとともに、前記ドアサッシュの車幅方向外側の近傍に設けられ、
前記ドアが車幅方向外側からの衝撃を受けた後に、前記ロッドは、前記ドアサッシュに対して、前記屈曲部を挟んで配置される二点で直接当接していることを特徴とする車両用ドアロック装置。 - 前記屈曲部は、前記ドアを車幅方向から見たときに、前記ドアサッシュに対して、前記ロッドの下端部側に位置することを特徴とする請求項1記載の車両用ドアロック装置。
- 前記屈曲部の一端部は、垂下して前記水平延在部に繋がる垂直延在部を構成し、
この垂直延在部は、前記ドアを車幅方向からみたときに、前記ドアサッシュの上下延在方向に沿って形成されることを特徴とする請求項2記載の車両用ドアロック装置。 - 前記水平延在部の長さは、前記垂直延在部の長さより短く設定されていることを特徴とする請求項3記載の車両用ドアロック装置。
- 前記ラッチ解除レバーは、上下に貫通した係合孔を有し、
前記下側連結部分は、前記水平延在部の端部から下方に延出して前記係合孔を貫通する貫通部と、この貫通部の下端から車幅方向外側に延出する折り曲げ部とを有し、
前記貫通部の長さは、前記折り曲げ部の長さより短く設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドアロック装置。 - 前記ラッチ解除レバーは、上下に貫通した係合孔を有し、
前記下側連結部分は、前記水平延在部の端部から下方に延出して前記係合孔を貫通する貫通部と、この貫通部の下端から車幅方向外側に延出する折り曲げ部とを有し、
前記貫通部と前記折り曲げ部とがなす角度は、鈍角に設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドアロック装置。
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