JP5910580B2 - 光電気複合ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバと複数の電線とを有する光電気複合ケーブルに関する。
従来、例えばパーソナルコンピュータやディスプレイ等の電子装置間の信号伝送等のために用いられ、光ファイバと複数の電線とを一括してシースで被覆した光電気複合ケーブルが知られている。このような光電気複合ケーブルには、光ファイバのマイクロベンディング(側面から圧力(側圧)が加わることによりコアの中心軸が僅かに曲がること)による光損失の増大を抑制する構造を採用したものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の光電気複合ケーブルは、中心部に光ファイバが配置され、この光ファイバを囲むように複数の被覆電線が配置されている。また、光ファイバと複数の被覆電線との間には、ケブラー(登録商標)等の抗張力繊維が充填されている。この光電気複合ケーブルによれば、シースの外部からの外力が被覆電線の被覆に吸収されると共に抗張力繊維によって分散され、光ファイバに作用する側圧を低減させることができる。
特許文献2に記載の光電気複合ケーブルは、光ファイバが保護チューブの内周面に接するように配置され、この保護チューブの外周囲に複数の電線が配置されている。この光電気複合ケーブルによれば、保護チューブによって光ファイバが外力から保護されるので、外力による光ファイバの曲げや捻じれが抑制され、伝送損失の増大が抑えられる。
特開2011−18544号公報 特開2012−9156号公報 特願2012−206722号
特許文献1に記載のものでは、光ファイバと複数の被覆電線との間に、抗張力繊維が外力を分散できる程度の密度で充填されているので、光ファイバの周辺には隙間がなく、外力が抗張力繊維を介して光ファイバに側圧として作用する場合がある。
特許文献2に記載のものでは、保護チューブの強度を光電気複合ケーブルに作用し得る外力に対して十分高くすれば、外力に起因する光ファイバの曲げや捻じれを防ぐことができるが、その背反として、ケーブルの屈曲性が低下してしまう。
そこで、本発明は、屈曲性の低下を抑制しながら光ファイバのマイクロベンディングによる光損失を低減することが可能な光電気複合ケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、光ファイバと、前記光ファイバを収容する筒状の内筒体と、前記内筒体の外部に配置された複数の電線と、前記複数の電線を一括して結束する結束部材と、前記結束部材の外周を覆う外筒体とを備え、前記内筒体の中心軸と前記外筒体の中心軸とが一致するように配置されたとき、前記結束部材の外周面と前記外筒体の内周面との間に、その内外周面間の最短距離が50μm以上3000μm以下の空隙が設けられる、光電気複合ケーブルを提供する。
また、前記内筒体の内部における空間の割合が35%以上であるとよい。
また、前記結束部材は、前記複数の電線の外周に接触して螺旋状に巻き回されるとよい。
前記結束部材の巻きピッチが5mm以上200mm以下であるとよい。
前記複数の電線は、それぞれの電線の径方向の中心が前記内筒体の中心軸を中心とする直径Pdの円周上に位置するように配置され、前記結束部材の巻きピッチをPとしたとき、下記の不等式を満たすとよい。
15≦P/Pd≦30
前記外筒体の弾性率が0.01GPa以上1GPa以下であるとよい。
前記結束部材はテープからなり、前記テープは、紙テープ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)テープ、又はポリエチレンテレフタレート(PET)テープからなるとよい。
前記結束部材は、前記テープの外周にシールド層をさらに備えるとよい。
前記結束部材は導電性テープからなるとよい。
前記複数本の電線は、前記内筒体の外周面に沿って螺旋状に巻き付けられて前記内筒体
と前記結束部材との間に介在し、前記結束部材の外周側から外力を受けることによって前
記内筒体が受ける荷重は、隣接する前記電線同士の接触と前記内筒体に対する前記電線の
すべりによって緩和されるとよい。
また、前記内筒体の外径をD o3 とし、前記結束部材の内径をD i5 とし、前記複数の電線の外径の最大値をD max としたとき、下記の不等式を満たすのが望ましい。
(D i5 −D o3 )/2×0.8≦D max ≦(D i5 −D o3 )/2
また、前記内筒体は、その内径をD i3 とし、外径をD O3 としたとき、(D O3 −D i3 )/2の演算によって得られる肉厚tが、下式を満たすのが望ましい。
t≧D O3 ×0.20
本発明に係る光電気複合ケーブルによれば、屈曲性の低下を抑制しながら光ファイバのマイクロベンディングによる光損失を低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る光電気複合ケーブルの断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光電気複合ケーブルの構造を示す斜視図である。 光電気複合ケーブルにおける電線の配置を説明する断面図である。 図1の光電気複合ケーブルのシース、シールド層を省略した側面図である。 図1の光電気複合ケーブルに曲げが付与されたときのシース、シールド層、テープを省略した側面図である。 第2の実施の形態に係る光電気複合ケーブルを示す断面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1、図2、及び図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る光電気複合ケーブル100の断面図である。図2は、光電気複合ケーブル100の構造を示す斜視図である。図2では、電線4の芯線410,420について省略して示す。図3は、光電気複合ケーブル100における電線4の配置を説明する断面図である。
この光電気複合ケーブル100は、光ファイバ1と、光ファイバ1を収容する樹脂からなる筒状の内筒体としてのチューブ3と、チューブ3の外部に配置された複数の電線4と、複数の電線4を一括して結束するための結束部材5と、結束部材5の外周に配置された筒状の樹脂からなる外筒体としてのシース6とを備えている。
本実施の形態では、チューブ3の内部における第1収容部3aに、4本の光ファイバ1と、例えばアラミドやケブラー(登録商標)等の繊維を束ねた繊維束2とが収容されている。この繊維束2は、光電気複合ケーブル100の引張強度を高める繊維状の補強部材の一例である。繊維束2はチューブ3の内部における空間の割合が35%以上となる量で入れることが望ましい。ただし、チューブ3やシース6によって必要な引張強度が確保される場合には、繊維束2を設けなくともよい。
光ファイバ1は、中心部におけるコア10と、コア10の外周を覆うクラッド11と、クラッド11の外周を覆う被覆12とを有している。本実施の形態では、4本の光ファイバ1が、それぞれ同じ構造及び同じ外径を有している。ただし、4本の光ファイバ1の外径がそれぞれ異なっていてもよい。また、光ファイバ1は、マルチモード光ファイバでもよく、シングルモード光ファイバであってもよい。
チューブ3は、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、パーフルオロアルコキシ(PFA)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、又はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)からなる。また、チューブ3の弾性率は、0.3GPa以上4.0GPa以下であることが望ましい。チューブ3の弾性率が0.3GPa未満であると、光ファイバ1を保護する効果に乏しく、弾性率が4.0GPaを超えると、光電気複合ケーブル100の屈曲性が低下する。
複数の電線4は、結束部材5の内周面とチューブ3の外周面との間における環状の第2収容部5aに収容されている。本実施の形態では、断面円形状の10本の電線4が、チューブ3の外周に沿って、径方向に重ならないように配置されている。また、それぞれの電線4の径方向の中心は、チューブ3の中心軸を中心とする直径Pdの円周上に位置するように配置されている。
また、本実施の形態では、10本の電線4が、4本の電源線41と、6本の信号線42とから構成されている。電源線41は、撚り合わされた複数の芯線410を樹脂からなる絶縁体411で被覆して形成されている。信号線42は、撚り合わされた複数の芯線420を樹脂からなる絶縁体421で被覆して形成されている。電源線41は、光電気複合ケーブル100の一端に接続された一方の電子機器から他端に接続された他方の電子機器に電源を供給するために用いられる。信号線42は、一方の電子機器と他方の電子機器との間の信号の送受信のために用いられる。なお、一部の電線4は、通電しないダミー線等の介在であってもよい。
絶縁体411,421は、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、パーフルオロアルコキシ(PFA)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、又はエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)からなるとよい。これらの材料であれば、チューブ3と電線4間のすべりをよくし、製造時のチューブ3のねじれや変形を防ぐことができる。また、光電気複合ケーブル100の屈曲時においても電線4が効率よく動けるようになるため、チューブ3が電線4から受ける力を抑制することができる。つまり、チューブ3の変形を抑制し、光ファイバ1への側圧が低減できる。絶縁体411,421は、ポリテトラフロロエチレン(PTFE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、又はポリフェニレンサルファイド(PPS)等であってもよい。
結束部材5は、複数の電線4を結束するための樹脂からなるテープ51と、テープ51の外周に設けられたシールド層52とによって構成される。
図4は、図1の光電気複合ケーブル100のシース6、シールド層52を省略した側面図である。テープ51は、複数の電線4の外周に接触して螺旋状に巻き回されている。テープ51の巻きピッチPは、5mm以上200mm以下であることが望ましい。このように、テープ51の巻きピッチを設定することによって、複数の電線4を確実に結束しつつ、光電気複合ケーブル100の屈曲性を確保するこができる。テープ51の巻きピッチが5mm未満である場合には、光電気複合ケーブル100の屈曲性が損なわれる。テープ51の巻きピッチが200mmを超える場合には、光電気複合ケーブル100の屈曲時にテープ51の破断が発生しやすくなる。
また、複数の電線が直径Pdの円周上に配置され、テープ51の巻きピッチをPとしたとき、下記の不等式(1)を満たすことが望ましい。
15≦P/Pd≦30…(1)
P/Pdが15未満の場合には、光電気複合ケーブル100の屈曲性が損なわれる。P/Pdが30を超える場合には光電気複合ケーブル100の屈曲時にテープ51の破断が発生しやすくなる。
テープ51は、屈曲性に優れる紙テープ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製のテープ、又はポリエチレンテレフタラート(PET)製のテープからなる。
シールド層52は、例えば多数の導線を編み合わせた編組からなる。該導線は、アルミ、銅、銅合金等、又はこれらの材料にニッケル、スズ、銀等のメッキを施したものである。
シース6は、柔軟性に優れるポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン(PU)、シリコーン、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン・ビニリデンフルオロライド三元共重合体(THV)等の樹脂からなる。シース6の外径は、例えば5.9mmである。また、シース6の弾性率は、0.01GPa以上1GPa以下であることが望ましい。シース6の弾性率が0.01GPa未満であると、光電気複合ケーブル100が過度に曲げられてしまい、光ファイバ1に過剰な側圧が加わるおそれがある。シース6の弾性率が1GPaを超えると、光電気複合ケーブル100の屈曲性が低下する。さらに、シース6はチューブ3よりも弾性率が低いことが望ましい。
シールド層52とシース6との間には、空隙6aが設けられる。空隙6aが設けられることにより、空隙6aがない場合と比較して、光電気複合ケーブル100の屈曲性を高めると共に、光電気複合ケーブル100が曲げられたときに光ファイバ1が側圧をうけることが抑制される。つまり、空隙6aがない場合、光電気複合ケーブル100は、曲げる際にシース6とともにシース6よりも弾性率の高い電線4やチューブ3も同様に曲げられるため、屈曲しづらくなる。また、シース6に加わった曲げが逃げることなくチューブ3にも伝わるため、チューブ3内の光ファイバに過剰な側圧が加わるおそれがある。
一方、本実施の形態では、シールド層52とシース6との間に空隙6aが設けられているので、光電気複合ケーブル100が曲げられたときに、シース6に加わる曲げ応力から逃げるように、結束部材5及び結束部材5内の部材がシース6内を移動する。よって、光電気複合ケーブル100は、一定の曲げであればシース6のみが曲がり、結束部材5及び結束部材5内の部材は曲がらずシース6内を移動するため屈曲性を高めることができる。また、結束部材5及び結束部材5内の部材が、曲げ応力から逃げるようにシース6内を移動することにより光ファイバ1が側圧をうけることが抑制される。
チューブ3の中心軸とシース6の中心軸とが一致するように配置されたとき、すなわち光電気複合ケーブル100の中央に結束部材5及び結束部材5内の部材が配置されたときの結束部材5の外周面とシース6の内周面との間の最短距離を空隙6aの大きさとする。空隙6aは、50μm〜3000μmであることが望ましい。空隙6aが50μm未満の場合には、結束部材5及び結束部材5内の部材が移動できるシース6内のスペースが狭く、効果に乏しい。空隙6aが3000μmを超える場合には、光電気複合ケーブル100の全体の径が大きくなりすぎてしまう。
複数の電線4は、図2に示すように、チューブ3の外周面に沿って螺旋状に巻きつけられ、チューブ3と結束部材5との間に介在している。つまり、複数の電線4の中心軸はチューブ3の中心軸に平行な方向に対して傾斜している。複数の電線4の螺旋巻きのピッチ(任意の電線4がチューブ3の周囲を1周する間のチューブ3の中心軸に沿った方向の距離)は、例えば5mm以上150mm以下であることが望ましい。
複数の電線4が螺旋状に配置されていることにより、電線4がチューブ3の中心軸に平行に直線状に配置されている場合に比較して、光電気複合ケーブル100の屈曲性を高めると共に、光電気複合ケーブル100が曲げられたときに光ファイバ1が側圧を受けることが抑制される。つまり、複数の電線4がチューブ3の中心軸に平行に配置されている場合には、曲げられた部分の外側にあたる電線4に張力が発生して屈曲しづらくなると共に、その張力によってチューブ3が押圧される。また、曲げられた部分の内側にあたる電線4には、この電線4を軸方向に圧縮する圧縮力が作用して光電気複合ケーブル100の屈曲を妨げると共に、この圧縮力によって電線4に外方に膨らむ撓みが生じ、チューブ3が押圧される。このように、チューブ3は、曲げられた部分における内側及び外側から押圧されることとなり、屈曲半径が小さい場合には、光ファイバ1に側圧が作用する。
一方、本実施の形態では、図5に示すように、複数の電線4が螺旋状に配置されているので、光電気複合ケーブル100が曲げられた部分の外側又は内側の全体(螺旋巻きのピッチよりも長い範囲)に亘って特定の電線4が配置されることがない。つまり、それぞれの電線4がチューブ3よりも外側又は内側に存在する範囲は、螺旋巻きのピッチの半分以下の範囲に限られる。これにより、チューブ3よりも外側の部分における張力と内側の部分における圧縮力が相殺され、電線4がチューブを押圧する力が弱くなると共に、光電気複合ケーブル100の屈曲性が高まる。なお、図4では、シース6、シールド層52、テープ51を省略して示している。
また、光電気複合ケーブル100では、外力が作用して曲げられた際に、チューブ3に対して電線4がケーブル長手方向にすべる。このチューブ3と電線4間のすべりにより、曲げが加わった際にチューブ3が電線4から受ける力を抑制し、チューブ3の変形を抑制して、光ファイバ1への側圧を低減することが可能になる。つまり、光電気複合ケーブル1では、シース6の外周側から外力を受けることによってチューブ3が受ける荷重が、チューブ3に対する電線4のすべりによって緩和されている。
また、本実施の形態では、図3に示すように、電源線41の外径をD41とし、信号線42の外径をD42とすると、D41とD42とが同じ寸法となるように複数の電線4が形成されている。なお、電源線41の複数の芯線410の断面積は、信号線42の複数の芯線420の断面積よりも大きく形成されているが、電源線41の絶縁体411が信号線42の絶縁体421よりも薄く形成されていることにより、電源線41の外径と信号線42の外径とが同等の寸法となっている。
なお、本実施の形態では、上記のように電源線41の外径D41と信号線42の外径D42とが同等の寸法となっているが、D41とD42とは異なっていてもよい。この場合、複数の電線4のうち最も太い電線の外径をDmaxとし、複数の電線4のうち最も細い電線の外径をDminとしたとき、下記の不等式(2)を満たすことが望ましい。
min≧0.8×Dmax…(2)
このように複数の電線4の外径を設定することで、外径の大きな特定の電線4が常にチューブ3を押圧したり、外径の小さな電線4とチューブ3の外周面又は結束部材5の内周面との間に大きな隙間があいてしまうこと等を抑制することができる。
複数の電線4は、シース6の外周側からの外力によってチューブ3が受ける荷重を電線4同士の接触によって緩和する。つまり、光電気複合ケーブル100が外力を受けると、シース6、シールド層52、テープ51が変形し、複数の電線4のうち一部の電線4が結束部材5の外周面から内方へ向かう押圧力を受ける。この押圧力を受けた電線4は、チューブ3に接触し、チューブ3からの反力を受けて楕円状に変形して隣接する電線4に接触する。この電線4同士の接触により、結束部材5からの押圧力の一部が吸収され、チューブ3が受ける荷重が緩和される。すなわち、チューブ3の変形が抑制される。
この効果を得るためには、第2収容部5aに収容される複数の電線4の本数が、3本以上20本以下であることが望ましい。電線4の本数が1本又は2本では、電線4同士の接触によってチューブ3が受ける荷重を緩和することができず、20本を超えると、電線4同士の接触面における面圧が低くなることにより、電線4同士の接触によって結束部材5からの押付力を吸収する効果が乏しくなるためである。
また、図3に示すように、チューブ3の外径をDo3とし、結束部材5の内径をDi5とし、複数の電線4の外径の最大値をDmaxとしたとき、下記の不等式(3)を満たすことが望ましい。
(Di5−Do3)/2×0.8≦Dmax≦(Di5−Do3)/2…(3)
つまり、複数の電線4の外径の最大値は、第2収容部5aの幅(チューブ3の中心軸の径方向におけるチューブ3の外周面と結束部材5の内周面との間の距離)の80%以上であるとよい。このようにすることで、電線4同士の接触によってチューブ3が受ける荷重を緩和する効果をより確実に得ることができる。
また、チューブ3は、その内径をDi3とし、外径をDo3としたとき、(Do3−Di3)/2の演算によって得られる肉厚tが、下式(4)を満たすことが望ましい。
t≧Do3×0.20…(4)
すなわち、チューブ3の肉厚tは、外径Do3の5分の1以上であるとよい。このようにチューブ3を形成することにより、チューブ3の強度が確保されて外力による変形が抑制され、第1収容部3aにおける光ファイバ1に作用する側圧を低減することができる。
なお、チューブ3の内径Di3及び外径Do3は、チューブ3が変形することなく、チューブ3の中心軸に直交する断面における内周面及び外周面が真円である場合の寸法であり、この断面における内周面及び外周面の周方向長さをπ(円周率)で除した値に等しい。
また、図3に示すように、光ファイバ1の外径をD1とすると、4本の光ファイバ1の外径を合計した値(D1×4)は、チューブ3の内径(Di3)よりも小さいことが望ましい。これは、第1収容部3aの内部で4本の光ファイバ1が直線状に並んだ場合でも、光ファイバ1とチューブ3の内周面との間、又は光ファイバ1同士の間に隙間が形成され、外力によってチューブ3が窪むように変形しても、チューブ3に作用する押圧力が直接的に光ファイバ1に側圧として作用することを防ぎ得るためである。
また、チューブ3の第1収容部3aにおける空間の割合は、35%以上であることが望ましい。ここで、「空間」とは、第1収容部3aの内部における4本の光ファイバ1及び繊維束2が存在しない部分をいう。すなわち、第1収容部3aの容積をC1とし、第1収容部3aにおける光ファイバ1の体積をV1とし、第1収容部3aにおける繊維束2の体積をV2としたとき、第1収容部3aにおける空間の割合R3は、下式(5)で得られる。そして、この空間の割合R3は、35%以上であることが望ましい。
3=(C1−V1−V2)/C1…(5)
より具体的には、第1収容部3aにおける4本の光ファイバ1の体積の割合(光ファイバ1の占有率(=V1/C1))は、2%以上25%以下であるとよい。また、第1収容部3aにおける繊維束2の体積の割合(繊維束2の占有率(=V2/C1))は、2%以上50%以下であるとよい。この場合、空間の割合R3は、96%(光ファイバ1の占有率及び繊維束2の占有率が共に2%である場合)以下となる。また、第1収容部3aに繊維束2を収容しない場合には、空間の割合R3の上限が98%となる。
このように第1収容部3aにおける空間の割合を設定することで、外力によってチューブ3が変形した場合でも、この変形によって光ファイバ1が側圧を受けることが抑制される。つまり、外力によってチューブ3が押し潰されるように変形した場合、この変形は第1収容部3aにおける空間が狭くなることによって吸収され、チューブ3に作用する押圧力が直接的に光ファイバ1に側圧として作用することが抑制される。
(第1の実施の形態の効果)
以上説明した第1の実施の形態によれば、屈曲性の低下を抑制しながら光ファイバのマイクロベンディングによる光損失を低減することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図6を参照して説明する。図は、第2の実施の形態に係る光電気複合ケーブル100Aを示す断面図である。図において、第1の実施の形態に係る光電気複合ケーブル100について説明したものと共通する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態に係る光電気複合ケーブル100Aは、結束部材5の構成が異なる他は、第1の実施の形態に係る光電気複合ケーブル100と共通の構成を有している。つまり、第1の実施の形態に係る光電気複合ケーブル100では、テープ51の外周にシールド層52が設けられていたが、本実施の形態に係る光電気複合ケーブル100Aは、シールド層を有しておらず、テープ51の外周に空隙6aAを空けてシース6が設けられている。
空隙6aAは、第1の実施形態と同様に50μm以上3000μm以下であることが望ましい。
テープ51は、樹脂からなるテープに導電性の金属膜を形成した導電性テープであってもよい。
本実施の形態によれば、空隙6aAを設けることによって、第1の実施の形態と同様に、屈曲性の低下を抑制しながら光ファイバのマイクロベンディングによる光損失を低減することが可能となる。
また、シールド層を有しないことによって、光電気複合ケーブル100Aの径方向を小型化することができる。さらに、テープ51が導電性テープである場合には、光電気複合ケーブル100Aの径方向を小型化しつつ、シールド性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…光ファイバ、2…繊維束、3…チューブ、3a…第1収容部、4…電線、5,5A…結束部材、5a…第2収容部、6…シース、6a,6a…空隙、A10…コア、11…クラッド、12…被覆、41…電源線、42…信号線、51…テープ、52…シールド層、100,100A…光電気複合ケーブル、410,420…芯線、411,421…絶縁体

Claims (12)

  1. 光ファイバと、
    前記光ファイバを収容する筒状の内筒体と、
    前記内筒体の外部に配置された複数の電線と、
    前記複数の電線を一括して結束する結束部材と、
    前記結束部材の外周を覆う外筒体とを備え、
    前記内筒体の中心軸と前記外筒体の中心軸とが一致するように配置されたとき、前記結束部材の外周面と前記外筒体の内周面との間に、その内外周面間の最短距離が50μm以上3000μm以下の空隙が設けられる
    光電気複合ケーブル。
  2. 前記内筒体の内部における空間の割合が35%以上である、
    請求項1に記載の光電気複合ケーブル。
  3. 前記結束部材は、前記複数の電線の外周に接触して螺旋状に巻き回される
    請求項1又は2に記載の光電気複合ケーブル。
  4. 前記結束部材の巻きピッチが5mm以上200mm以下である、
    請求項3に記載の光電気複合ケーブル。
  5. 前記複数の電線は、それぞれの電線の径方向の中心が前記内筒体の中心軸を中心とする直径Pdの円周上に位置するように配置され、
    前記結束部材の巻きピッチをPとしたとき、下記の不等式を満たす、
    請求項3に記載の光電気複合ケーブル。
    15≦P/Pd≦30
  6. 前記外筒体の弾性率が0.01GPa以上1GPa以下である、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
  7. 前記結束部材はテープからなり、
    前記テープは、紙テープ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)テープ、又はポリエチレンテレフタレート(PET)テープからなる、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
  8. 前記結束部材は、前記テープの外周にシールド層をさらに備える、
    請求項7に記載の光電気複合ケーブル。
  9. 前記結束部材は導電性テープからなる、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
  10. 前記複数本の電線は、前記内筒体の外周面に沿って螺旋状に巻き付けられて前記内筒体と前記結束部材との間に介在し、
    前記結束部材の外周側から外力を受けることによって前記内筒体が受ける荷重は、隣接する前記電線同士の接触と前記内筒体に対する前記電線のすべりによって緩和される、
    請求項1乃至9のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
  11. 前記内筒体の外径をDo3とし、前記結束部材の内径をDi5とし、前記複数の電線の外径の最大値をDmaxとしたとき、下記の不等式を満たす、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
    (Di5−Do3)/2×0.8≦Dmax≦(Di5−Do3)/2
  12. 前記内筒体は、その内径をDi3とし、外径をDO3としたとき、(DO3−Di3)/2の演算によって得られる肉厚tが、下式を満たす、
    請求項1乃至11のいずれかに記載の光電気複合ケーブル。
    t≧DO3×0.20
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