JP5908181B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置の表示装置を制御する表示制御装置に関する。
デジタルカメラには、撮影時の被写体や撮影した画像の内容を確認するために、表示装置が設けられる。表示装置としては、バックライト付の液晶表示装置(LCD)が一般的に搭載される。このバックライトの輝度は、マニュアルで調整できるようになっている機種も多い。さらに、明るい場所(屋外)では表示内容を見やすくするためバックライトの輝度を高くし、暗い場所では、省エネのためバックライトの輝度を低く制御するカメラもある。
また、いわゆる液晶TVのような単独の表示装置では、バックライトの輝度を画面の輝度や状態に応じて自動的に調整する方法が、種々提案されている。例えば、単に画面の平均輝度に基づいてバックライト輝度を調整するのではなく、画面上の輝度や色ヒストグラム分布に応じて、バックライトを調整する装置も提案されている(特許文献1)。
特開2008−129251号公報
カメラの表示装置は、撮影時のファインダとしての機能が重要視される。従って、ファインダとしての表示装置では、被写体の視認性が重要であるので、バックライトの輝度の調整においては、被写体の視認性を阻害することがないよう配慮しなければならない。例えば、画面内を被写体の一部が一瞬横切っただけで、バックライトが素早く変化したりすると、かえって撮影者はわずらわしさを感じる可能性が高い。
本願発明は、上記課題に鑑み、被写体の視認性を阻害しないようにバックライトの輝度を制御する表示制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、撮像装置に設けられる被写体視認用の表示装置に表示される表示画像を制御する表示制御装置において、撮影により得られた撮像出力を入力する入力部と、前記入力される撮像出力から撮影された被写体の輝度を検出する輝度検出部と、前記輝度検出部により検出された被写体輝度の変化に基づき、当該被写体輝度の時間変化をより緩やかな時間変化に修正した安定化輝度を算出する安定化輝度算出部と、前記表示画像の輝度を制御するものであって、前記算出された安定化輝度に従って、前記被写体輝度の変化時間に対して前記表示画像に係る輝度の変化時間が長くなるように、前記被写体輝度の変化に対する前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する表示輝度制御部と、を有し、前記表示輝度制御部は、前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくまでの当該安定化輝度の変化量を輝度調整値とし、前記輝度調整値を次第に小さくしながら前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくよう制御する。

本発明によれば、被写体の視認性を阻害しないようにバックライトの輝度を制御する表示制御装置を提供することができる。
デジタルカメラ10全体の主要な構成を示すブロック図である。 画像処理IC102の表示制御に関する処理を説明するブロック図である。 被写体輝度の変化に対する、バックライト輝度の制御処理を説明するフローチャートである。 入力される撮像出力から、LV露出とバックライト輝度制御が設定されるプロセスを示す図である。 輝度調整値AddBvの算出を説明するグラフである。 被写体輝度Bvの変化に対して、安定化輝度StabBvが追従する様子の例を示すグラフ1である。 被写体輝度Bvの変化に対して、安定化輝度StabBvが追従する様子の例を示すグラフ2である。 安定化輝度StabBvに対するバックライト輝度の変化範囲を示すグラフである。 被写体輝度変化に対するバックライト輝度等の変化を示す図である。 被写体輝度が低下した場合の、バックライト輝度等の変化を示す図である。 バックライト輝度に速度制限を設けないようにした場合の、バックライト輝度等の変化を示す図である。 低輝度時における、バックライト輝度の制御処理を説明するフローチャートである。 低輝度撮影判断処理の手順を説明するサブルーチンである。 低輝度撮影時に、輝度調整値AddBvの算出を説明するグラフである。 低輝度撮影における、被写体輝度変化に対するバックライト輝度等の変化を示す図である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態を、本発明に係る表示制御装置を撮像装置であるデジタルカメラ10に搭載した例で示す。図1は、デジタルカメラ10全体の主要な構成を示すブロック図である。本例では、レンズ交換式の一眼タイプのデジタルカメラ10を例にするが、レンズ一体型のデジタルカメラでも同様で、また、動画撮像装置や携帯電話あるいは携帯端末に適用してもよい。
デジタルカメラ10は、大きく分けて、ボディユニット100、レンズユニット200及びEVFユニット300を有する。ボディユニット100は、レンズユニット200を交換可能に着脱するレンズマウント(不図示)を有し、撮像素子や主要な処理回路あるいは操作部等が内蔵されるカメラの本体部である。
レンズユニット200は、光学特性に応じて複数種類用意され、ボディユニット100に着脱可能なレンズである。EVF(Electronic View Finder)ユニット300は、内部に液晶表示装置を備えて、ボディユニット100の上部等に配置される表示装置である。
ボディユニット100は、制御用CPU(マイクロコンピュータ)101、画像処理IC102、SDRAM108、撮像素子駆動IC110、撮像素子111、メカシャッタ120、シャッタ制御駆動回路121、通信コネクタ130、記録メディア131、背面バックライト141、背面液晶140及び操作部材150等を有する。
制御用CPU101は、内部の記録媒体に格納された制御用プログラムを読込み、読込んだ制御用プログラムに従って、デジタルカメラ10全体を統括的に制御する制御部である。画像処理IC102は、撮影した画像の輝度や色等に対して、ホワイトバランスやγ処理等各種画像処理を行う画像処理部である。また、画像処理IC102は、ライブビューモードでは、表示装置に表示するライブビュー画像を生成して出力する。ライブビューモードでの画像処理の詳細は後述する。
SDRAM108は、デジタル化された撮影画像を格納し、画像処理IC102が画像処理を行うための展開用のメモリである。撮像素子駆動IC110は、撮像素子111の駆動を制御すると共に、撮像素子111から出力される画像信号を増幅し、A/D等の処理を行うものである。撮像素子駆動IC110は、ライブビューモードでは、素子シャッタ動作による所定の露光時間で撮像素子111を制御する。撮像素子111は、光電変換素子で、CCDあるいはCMOSから構成される。
メカシャッタ120は、撮像素子111の露光時間をモータ駆動による幕の開閉により機械的に調整するものである。メカシャッタ120は、実際の撮影時に開閉されるもので、ライブビューモードでは開放状態に維持される。シャッタ制御駆動回路121は、メカシャッタ120のモータを駆動して、開閉及びその時間を制御する。
通信コネクタ130は、USB(Universal Serial Bus)やHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)形式のコネクタであって、デジタルカメラ10とデジタルカメラ10に接続される外部機器(メモリ、プリンタ等)間でデータの授受を行うケーブルが接続される。記録メディア131は、撮影画像を記録するための記録部で、ボディユニット100に対して着脱可能である。
背面液晶140は、ボディユニット100の背面に外部に露出されるよう配置され、液晶シャッタの開閉動作によりライブビュー画像や撮影画像あるいは撮影条件設定用のカメラメニュー等を表示するものである。背面バックライト141は、背面液晶140の裏面あるいは側面に配置され液晶の光源となるもので、蛍光管あるいはLEDからなる。操作部材150は、撮影者からの操作指示を入力するためのボタン類で、電源スイッチやレリーズスイッチが含まれる。
レンズユニット200は、絞り駆動機構202、絞り203、レンズ駆動機構204及びレンズ210a(210b)を有する。絞り203は、不図示のアクチュエータの駆動による羽根の開閉により被写体光の入射開口径を調整するものである。絞り駆動機構202は、絞り203のアクチュエータを駆動して、絞り203を所定の絞り径に調整する。レンズ210a(210b)は、所定間隔で配置される複数枚のレンズからなり、被写体光を撮像素子111に結像するものである。レンズ駆動機構204は、レンズ210a(210b)を光軸方向に移動させるモータを有し、焦点位置や焦点距離を調整する。
EVFユニット300は、EVF液晶301、EVFバックライト302及び接眼レンズ310を有する。EVFユニット300は、覗き込み型の画像表示装置で、再生時よりも主に撮影時に用いられる。EVF液晶301は、液晶シャッタの開閉動作によりライブビュー画像や撮影画像等を表示するものである。EVFバックライト302は、EVF液晶301の裏面あるいは側面に配置され液晶の光源となるもので、蛍光管あるいはLEDからなる。接眼レンズ310は、EVF液晶301に表示される画像を撮影者に合わせて拡大するレンズである。
以上のようなデジタルカメラ10における動作を簡単に説明する。制御用CPU101は、画像処理IC102、シャッタ制御駆動回路121、絞り駆動機構202、レンズ駆動機構204等を制御する。制御用CPU101に操作部材150からの入力が通知されると、制御用CPU101は、操作部材150に入力された撮影者の指示に従い、各部を制御する。
被写体光は、レンズ210a(210b)により撮像素子111に結像され、撮像素子111で光電変換された画像信号は撮像素子駆動IC110でデジタルの撮像出力に変換されて、画像処理IC102に入力される。ライブビューモードでは、画像処理IC102は、入力された撮像出力(撮像データ)から表示用の画像を生成して、背面液晶140およびEVF液晶301に出力する。さらに、画像処理IC102は、背面バックライト141及びEVFバックライト302を制御する。なお、ライブビュー画像の表示先は、撮影者の選択によって決められ、背面液晶140およびEVF液晶301のいずれか一方、あるいは両方に表示してもよい。
図2は、画像処理IC102の表示制御に関する処理を説明するブロック図である。画像処理IC102は、背面液晶140及びEVFユニット300にライブビュー画像を表示する表示制御部103を有する。
表示制御部103は、入力部103a、表示画像生成部103b、輝度検出部103c、安定化輝度算出部103d、LV露出制御部103e、EVFバックライト制御部103f、背面バックライト制御部103g、低輝度撮影判断部103hを有する。表示制御部103は、表示制御装置とも呼ぶ。
入力部103aは、ライブビューモードで撮影された撮像素子駆動IC110から出力される撮像出力を入力するものである。表示画像生成部103bは、撮像出力を処理して、表示画像データを生成するものである。表示画像生成部103bは、表示される被写体の動きが不自然にならないように、記録用の画像処理に比べて処理を簡易化して、高速な画像処理を行う。表示画像生成部103bは、生成した表示画像データを背面液晶140及びEVF液晶301に出力する。
輝度検出部103cは、入力部103aから入力される撮像出力から、撮影された被写体の輝度を検出する。被写体輝度の検出は、画面全体の輝度を平均化してもよいし、あるいは画面の中央あるいは中央を含む複数箇所の輝度に基づいて行ってもよい。
安定化輝度算出部103dは、輝度検出部103cで検出した被写体輝度から、背面バックライト141及びEVFバックライト302の輝度及びLV露出制御部103eによる露出レベルを制御するための安定化輝度StabBvを算出する。
背面バックライト141及びEVFバックライト302の輝度は、被写体輝度の変化に追従するよう制御されるが、バックライトの明るさ変動が頻繁過ぎると、視認性が阻害されるおそれがある。そこで、安定化輝度算出部103dは、前記被写体輝度の変化に対応する前記表示画像に係る輝度の変化が前記視認性を阻害しないようにするために、前記被写体輝度の変化を修正した安定化輝度StabBvを算出する。
LV(ライブビュー)露出制御部103eは、絞り値Av、シャッタ速Tv及びISO感度Svを所定値に設定することにより、ライブビューモードでの露出を制御する。LV露出制御部103eは、安定化輝度StabBvに基づき、絞り値Av、シャッタ速(素子シャッタ)Tv、ISO感度Svをそれぞれ設定する。LV露出制御部103eは、設定した絞り値Avを制御用CPU101に出力し、設定したシャッタ速TvとISO感度Svを撮像素子駆動IC110に出力する。LV露出制御部103eは、露出制御部とも称す。
制御用CPU101は、LV露出制御部103eから出力された絞り値Avに対応して絞り駆動機構202を制御する。撮像素子駆動IC110は、LV露出制御部103eから出力されたシャッタ速(素子シャッタ)Tvに応じて、撮像素子111を駆動する。撮像素子駆動IC110は、LV露出制御部103eから出力されたISO感度Svに応じて、ゲインを調整する。
EVFバックライト制御部103fは、安定化輝度StabBvに基づき、EVFバックライト302に加わる電流を制御して、EVFバックライト302から発光される輝度を制御する。背面バックライト制御部103gは、安定化輝度StabBvに基づき、背面バックライト141に加わる電流を制御して、背面バックライト141の発光される輝度を制御する。
なお、以下で、EVFバックライト302と背面バックライト141を区別する必要がない場合には、まとめてバックライトと称す。同様に、背面液晶140とEVF液晶301を区別する必要がない場合には、まとめて液晶と称す。また、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gを、まとめて表示輝度制御部とも称す。
低輝度撮影判断部103hは、輝度検出部103cで検出された輝度に基づき、撮影される被写体が所定以下の低輝度であるかを判断するものである。低輝度とは、例えば−6EV@ISO100(ISO100において、−6EVの意。以下、同様)以下の輝度である。低輝度撮影判断部103hで低輝度であると判断された状態から輝度が高くなった場合には、安定化輝度算出部103dは、通常よりもさらにバックライトがゆっくり明るくなるような安定化輝度StabBvを算出する。被写体が低輝度状態から急激に明るくなった場合に、連動してバックライトを急に明るくすると、特に被写体の視認に悪影響があるから。これを押さえるためである。
図3は、被写体輝度の変化に対する、バックライト輝度の制御処理を説明するフローチャートである。電源ONによりデジタルカメラ10が起動される(ステップS10)。制御用CPU101は、操作部材150の電源スイッチの押下を検出して、デジタルカメラ10を起動する。制御用CPU101は、各種設定値の初期化を行う(ステップS12)。絞りやシャッタ速等がデフォルトに設定される。
ライブビュー動作を開始する(ステップS14)。デジタルカメラ10で撮影モードが選択された場合には、制御用CPU101は、ライブビュー動作を開始する。ライブビュー動作開始時に、LV露出制御部103eは、デフォルトのAv,Tv,Svを決める。また、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、デフォルトのバックライト輝度を決める。
ライブビュー露出を設定(変更)する(ステップS16)。スタート直後は、絞り203、撮像素子駆動IC110のシャッタ速(素子シャッタ)及びISO感度は、決められたデフォルトのAv,Tv,Svにそれぞれ設定される。なお、LV露出制御部103eは、ライブビューの露出を、ステップS30からの2回目以降のループにおいて、被写体輝度(安定化輝度StabBv)に応じて適宜変更する。
バックライトの輝度を設定(変更)する(ステップS18)。EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、スタート直後は、ステップS14で決めたデフォルトのバックライト輝度を設定する。
被写体輝度Bvを算出する(ステップS20)。輝度検出部103cが、画像処理IC102に入力された撮像出力から被写体輝度Bvを算出する。安定化輝度StabBvを算出する(ステップS22)。安定化輝度算出部103dは、輝度検出部103cにより算出された被写体輝度Bvから安定化輝度StabBvを算出する。安定化輝度StabBvの算出についての詳細は、図5、図6で説明する。
バックライト輝度とライブビュー露出を算出する(ステップS24)。算出された安定化輝度StabBvに基づき、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、バックライト輝度を算出する。また、算出された安定化輝度StabBvに基づき、LV露出制御部103eは、ライブビュー露出(Av´,Tv´,Sv´)を算出する。
レリーズONであるかを判断する(ステップS26)。制御用CPU101は、操作部材150に含まれるレリーズスイッチが押下されたかを判断する。レリーズONであると判断すると(ステップS26Yes)、制御用CPU101は、ライブビューからスチル撮影に移行する(ステップS28)。スチル撮影終了後は、ステップS30に進む。
レリーズON?ではないと判断すると(ステップS26No)、さらに、電源がOFFされたか?を判断する(ステップS30)。制御用CPU101は、操作部材150の電源スイッチにより、電源がOFFされたと判断すると(ステップS30Yes)、デジタルカメラ10の終了処理を行う。
電源がOFFされていないと判断すると(ステップS30No)、ステップS16に戻る。このように、ステップS16〜ステップS30のループで、実際に検出した被写体輝度からバックライトの輝度を安定させるための安定化輝度StabBvを算出して、安定化輝度StabBvに基づいてバックライトの輝度を制御するようにする。
図4は、表示制御部103において、入力される撮像出力から、LV露出とバックライト輝度制御が設定されるプロセスを示す図である。LV露出(Av,Tv,Sv)が設定され、撮像出力が得られる。入力部103aに入力される撮像出力から、輝度検出部103cにより、被写体輝度Bvが検出される。安定化輝度算出部103dにより、被写体輝度Bvから安定化輝度StabBvが算出される。算出された安定化輝度StabBvに基づき、LV露出制御部103eにより、新たな露出(Av´,Tv´,Sv´)が設定される。また、算出された安定化輝度StabBvに基づき、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gにより、それぞれバックライトの輝度が制御される。
ここで、安定化輝度StabBvが被写体輝度の変化量に追従するまでの、安定化輝度StabBvの変化分(変化量)を輝度調整値AddBvとすると、安定化輝度StabBv=(Av+Tv―Sv)+AddBvとなる。なお、BV=Av+Tv―Svの関係になる。
図5は、輝度調整値AddBvの算出を説明するグラフである。輝度調整値AddBv(縦軸)は、露出ズレ量の絶対値│(BV―(Av+Tv―Sv)│(横軸)に略比例するように定められる。折れ線(実線)はその一例である。輝度調整値AddBvは、露出ズレ量の絶対値│(BV―(Av+Tv―Sv)│に対して、折れ線の関係に従って設定される。例えば、露出ズレが「b1」である場合には、輝度調整値AddBvはb1より小さい「a1」に設定される。
これにより、安定化輝度StabBvは、実際の被写体輝度の変化に対して所定時間遅れて追従することになる。安定化輝度StabBvは、被写体輝度の変化への追従速度が制限されたものなので、安定化輝度StabBvによる処理は「追従速度制限有り」と呼ぶこともできる。
これに対して、安定化輝度StabBvによらない処理は、被写体輝度の変化への追従速度を制限しないものになり、「追従速度制限無し」と呼ぶこともできる。輝度調整値AddBvが露出ズレ量の絶対値と同一となることから、追従速度制限無しの場合が、図5の45°の直線(一点鎖線)となる。
また、安定化輝度StabBvによる処理では、実線で示される折れ線は、露出ズレが小さい範囲では傾きが小さく設定され、露出ズレが大きい範囲では傾きが大きく設定されている。つまり、露出ズレが大きい場合には、輝度調整値AddBvを大きくし、露出ズレが小さい場合には、輝度調整値AddBvを小さくなるよう設定することで、輝度調整値AddBvは変化開始時(追従開始時)には変化量が大きく、次第に変化量が小さくなるように設定される。
図6は、被写体輝度Bvの変化に対して、安定化輝度StabBvが追従する様子の例を示すグラフ1,2である。図6Aが追従速度制限有りの場合を示し、図6Bが追従速度制限無し(安定化輝度処理を行わない)の場合を示す。
図6Aから説明する。横軸は経過時間Tで、縦軸は輝度である。被写体輝度Bvは、ステップ状に輝度が高くなった(明るくなった)とする。これに対して、安定化輝度StabBvは、図5の実線から算出される輝度調整値AddBvに従って、輝度を高くしていく。ここでは、輝度調整値AddBvを1フレーム単位(例えば30フレーム/sec)で変化させる場合を示す。もちろん、1フレームではなく複数フレーム単位でもよい。
図5に対応して、被写体輝度Bvがb1だけ高くなったとすると、露出ズレが最初はb1になり、対応する輝度調整値AddBvはa1になるので、最初の第1フレームでは、輝度をa1だけ増加させる。第2フレームでは、露出ズレが(b1−a1)に減るので、図5のグラフから(b1−a1)に対応する輝度調整値AddBv分増加させる。第2フレームの輝度調整値AddBvはa1より小さい値となる。そして、輝度調整値AddBvの値を次第に小さくしながら、所定時間経過後(t0)に、安定化輝度StabBvは変化した被写体輝度BVに追いつく。所定時間は、例えば、0.5〜1secであるが、一定ではなく、被写体輝度の変化量に応じて変動するようにしてよい。
図6Bは、追従速度制限無しの場合である。前述した安定化輝度StabBvの処理が行われない場合のカーブをBv´とすると、Bv´は変化した被写体輝度Bvとほぼ同じカーブになる。
図7は、安定化輝度StabBvに対するバックライト輝度の調整範囲を示すグラフである。算出された安定化輝度StabBvに基づき、バックライト輝度が調整される値を示すグラフである。安定化輝度StabBvの変化範囲に比べて、バックライトの輝度の調整可能範囲が狭いからである。
安定化輝度StabBvの中間的な範囲では、安定化輝度StabBvの変化に比例するように、バックライト輝度を変化させるが、安定化輝度StabBvの低い範囲と高い範囲では、バックライト輝度を変化させないようにする。
図8は、ライブビューモードにおいて、被写体輝度変化に対するバックライト輝度等の変化を示す図である。図8のカーブaは、被写体輝度Bvの時間変化を示す線図である。図6の場合と同様に、被写体輝度Bvが、ステップ状に輝度が高く変化したとする。
安定化輝度StabBvは、図6Aで説明したように、所定時間かけて緩やかに被写体輝度Bvの変化に追従するカーブとして算出される(図8のカーブb)。バックライト輝度は、安定化輝度StabBvに従って制御され、安定化輝度StabBvと同等なカーブになり、所定時間後被写体輝度Bvが高くなった分高くなる(図8のカーブc)。なお、ここでは、安定化輝度StabBvの変化範囲が、図7で示したバックライト輝度の調整可能範囲内にあるとする。
撮像出力は、基準撮像出力(118)を狙うよう制御される(図8のカーブd)。撮像出力は、入力部103aで取込まれる画像データである。本図では、撮像出力の縦軸は8ビット相当値で示し、基準撮像出力を仮に118とする。
撮像出力は、LV露出制御部103eで制御される各値(Av,Tv,Sv)により決定される。そして、LV露出制御部103eは、撮像出力が118の基準撮像出力に収束するカーブ(p2)の形状が、安定化輝度StabBvの曲線部分(p1)と水平な軸を中心として略対称な形状となるように、露出を制御する。そして、画像処理IC102から液晶に出力される表示用データも、撮像出力と同等なカーブとなる。
LV露出制御部103eは、撮像装置の露出レベルを被写体輝度の変化に対応する目標の露出レベルに合わせるよう制御する。つまり、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gによって表示画像に係る輝度の変化量を追従中に時間経過に伴って次第に小さくするのにあわせて、LV露出制御部103eは、目標の露出レベルに近づくに従って、露出レベルの追従させる速度を低下させるよう制御する。換言すれば、LV露出制御部103eは、算出された安定化輝度StabBvに従い、表示輝度制御部によって求められた表示画像に係る輝度を補う輝度で且つ輝度の時間変化が同じ追従速度になるように制御する。
図8のカーブeは、撮像出力とバックライト輝度が合成されたカーブである。背面液晶140またはEVF液晶301を見ている撮影者が感じる輝度の変化に相当する。合成されたカーブは、被写体輝度Bvのカーブ(図8のカーブa)と同等になる。
図9は、ライブビューモードにおいて、被写体輝度が低下した場合の、バックライト輝度等の変化を示す図である。図8では、被写体輝度がステップ状に高く変化した例を説明したが、逆にステップ状に低下した場合を説明する(図9のカーブa)。被写体輝度が低下した場合も、安定化輝度StabBvは、図6Aで説明したように、所定時間かけて緩やかに被写体輝度Bvの変化に追従するカーブとして算出される(図9のカーブb)。
同様にバックライト輝度も、安定化輝度StabBvに従った緩やかカーブで下降して、所定時間後(t0)に被写体輝度Bvが低下した分低くなる(図9のカーブc)。撮像出力も、基準撮像出力118からいったん下がった後に、基準撮像出力118に安定化輝度StabBvのカーブ(q1)と対称な形状のカーブ(q2)で、基準撮像出力118に復帰する(図9のカーブd)。撮像出力とバックライト輝度が合成されたカーブも、被写体輝度Bvのカーブ(図9のカーブa)の変化と同等な変化になる(図9のカーブe)。
図10は、バックライト輝度に速度制限を設けないようにした場合の、バックライト輝度等の変化を示す図である。バックライト輝度に対して速度制限がされない場合を、図8や図9で説明したような速度制限がされた場合と対比するための図である。被写体輝度の変化(図10のカーブa)に応じて、安定化輝度StabBvが算出される(図10のカーブb)。バックライト輝度は、速度制限が設けられていないとするので、被写体輝度の変化と同様にステップ状に高くなる(図10のカーブc)。撮像出力は、図8の場合と同様に、安定化輝度StabBvに対応した制御がされるとする(図10のカーブd)。そして、撮像出力とバックライト輝度が合成されたカーブは、図10のカーブeのようになる。
<低輝度撮影>
人間の目は急に明るくなると、明るさに慣れるまでに時間がかかる性質があり、これは明順応とも呼ばれる。低輝度撮影時に、画面に急に明るい被写体が入ったりあるいは画角が動いて輝度が急に高くなったりした場合に、連動してバックライトの輝度が急に上がり画面全体が明るくなると、明るくなった画面に急には目が慣れないために、被写体を見失ってしまうおそれがある。そこで、低輝度撮影時には、通常の明るさの場合よりも、更にバックライト輝度の変化を遅くするように制御する。
図11〜図14を用いて、低輝度撮影時のおけるバックライト輝度の制御を説明する。図11は、低輝度時における、バックライト輝度の制御処理を説明するフローチャートである。なお、図3の処理と重複する処理については、説明を簡単にする。
電源ONによりデジタルカメラ10を起動する(ステップS40)。制御用CPU101は、各種設定値の初期化を行う(ステップS42)。画像処理IC102は、ライブビュー動作を開始する(ステップS44)。LV露出制御部103eは、ライブビュー露出を設定(変更)する(ステップS46)。EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、バックライトの輝度を設定(変更)する(ステップS48)。輝度検出部103cは、被写体輝度Bvを算出する(ステップS50)。
続いて、低輝度撮影判断部103hは、低輝度撮影判断を行う(ステップS52)。図12は、低輝度撮影判断処理の手順を説明するサブルーチンである。輝度検出部103cは、過去10秒間の輝度平均値BvTenAveを算出する(ステップS70)。制御用CPU101は、現在の撮影モードがバルブ又は露出設定モードであるかを確認する(ステップS72)。
画像処理IC102は、BvTenAve<−6EV@ISO100であるかを判断する(ステップS74)。Ev@ISO100はBv値を+5した値で、0Ev@ISO100=−5Bvとなる。Ev:−6〜−10の被写体のときに、表示部(EVF)の明るさがEV1(約0.2cd/m)を超えると、明順応時間がかかることが経験的に知られているので、ここでは、低輝度判断の閾値を−6EV@ISO100とする。
画像処理IC102は、BvTenAve<−6EV@ISO100であると判断すると(ステップS74Yes)、低輝度撮影を行う(ステップS80)。BvTenAve<−6EV@ISO100でないと判断すると(ステップS74No)、撮影モードで、バルブ又は露出設定が−6EV@ISO100以下であるかを判断する(ステップS76)。撮影モードで、バルブ又は露出設定が−6EV@ISO100以下であると判断すると(ステップS76Yes)、低輝度撮影を行う(ステップS80)。撮影モードで、バルブ又は露出設定が−6EV@ISO100以下でないと判断すると(ステップS76No)、通常撮影と判断する(ステップS78)。ステップS78またはステップS80の後に、図11に戻る。
安定化輝度算出部103dは、安定化輝度StabBvを算出する(ステップS54)。安定化輝度算出部103dは、輝度検出部103cにより算出された被写体輝度BVから安定化輝度StabBvを算出する。
図13は、低輝度撮影時に、輝度調整値AddBvの算出を説明するグラフである。図5のグラフに、低輝度撮影(明順応を考慮)のカーブを追加したものである。実線が低輝度撮影(明順応を考慮)で、破線が通常撮影のカーブである。低輝度撮影(明順応を考慮)の輝度調整値AddBvは、通常撮影の場合よりも緩やかに追従させるために、通常撮影の場合よりも角度の浅いカーブに設定される。安定化輝度算出部103dは、低輝度撮影時には、図13の実線に従って、露出ズレ量から輝度調整値AddBvを求めて、安定化輝度StabBvを算出する。
図11に戻る。バックライト輝度及びライブビュー露出を算出する(ステップS56)。算出された安定化輝度StabBvに基づき、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、それぞれバックライト輝度を算出する。また、算出された安定化輝度StabBVに基づき、LV露出制御部103eは、ライブビュー露出(Av´,Tv´,Sv´)を算出する。
制御用CPU101は、レリーズON?であるかを判断する(ステップS58)。レリーズON?であると判断すると(ステップS58Yes)、ライブビューからスチル撮影に移行する(ステップS60)。スチル撮影終了後は、ステップS62に進む。
制御用CPU101は、レリーズON?ではないと判断すると(ステップS58No)、さらに、電源がOFFされたか?を判断する(ステップS62)。電源がOFFされたと判断すると(ステップS62Yes)、デジタルカメラ10の終了処理を行う。電源がOFFされていないと判断すると(ステップS62No)、ステップS46に戻る。
LV露出制御部103eは、ステップS56で算出されたライブビュー露出に基づき、ライブ露出を変更する(ステップS46)。また、EVFバックライト制御部103f及び背面バックライト制御部103gは、ステップS56で算出されたバック輝度に基づきバックライト輝度を変更する(ステップS48)。
図14は、低輝度撮影における、被写体輝度変化に対するバックライト輝度等の変化を示す図である。被写体輝度Bvが、低輝度状態(−9〜−6)から、ステップ状に+1くらいまで高くなったとする(図14のカーブa)。図14のカーブbは、被写体輝度Bvの変化に対応して算出された安定化輝度StabBvのカーブである。図13に示した輝度調整値AddBvにより、実線で示す安定化輝度StabBvが算出される。破線は、図8で示した通常時の安定化輝度StabBvのカーブである。低輝度撮影のカーブは、通常時よりも緩やかに、かつ長い時間(t0→t1)をかけて被写体輝度Bvの変化に追従する。t1は、例えば、0.8〜2secである。
図14のカーブcは、バックライト輝度のカーブである。バックライト輝度は、安定化輝度StabBvに従ったカーブである。なお、ここでも、安定化輝度StabBvの変化範囲は、図7で示したバックライト輝度の調整可能範囲内であるとする。図14のカーブdは、撮像出力のカーブである。安定化輝度StabBvと対称形状のカーブとなる。撮像出力とバックライト輝度の合成のカーブは省略する。
以上により、被写体の視認性を阻害しないように、被写体輝度変化に応じて背面液晶140及びEVF液晶301のバックライトの輝度を制御する表示制御部が実現される。
また、安定化輝度StabBvによるバックライト制御を、背面液晶140とEVF液晶301で同じように制御することを説明したが、背面液晶140とEVF液晶301で、図5で示した輝度調整値AddBvのカーブを変えるようにしても良い。また、視認性をより重視するEVF液晶301対してのみ安定化輝度StabBvによるバックライト制御を行うようにしたり、EVF液晶301に対しては背面液晶140よりも輝度変化をより緩やかにしてもよい。
画像表示の視認性を改善するために輝度を調節するバックライトとしては、様々な構成のものに適用できることはもちろんである。例えば、外光をバックライトとして取り込む構成の液晶シャッターや、OLED(有機EL)の発光輝度を調整する制御などにも適用することができる。また、表示制御部による処理をICによるハードウェア構成で説明したが、一部または全部をソフトウエアで構成するようにしても当然に良い。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
10 デジタルカメラ
100 ボディユニット
101 制御用CPU
102 画像処理IC
103 表示制御部
103a 入力部
103b 表示画像生成部
103c 輝度検出部
103d 安定化輝度算出部
103e LV露出制御部
103f EVFバックライト制御部
103g 背面バックライト制御部
103h 低輝度撮影判断部
108 SDRAM
110 撮像素子駆動IC
111 撮像素子
140 背面液晶
141 背面バックライト
150 操作部材
200 レンズユニット
300 EVFユニット
301 EVF液晶
302 EVFバックライト

Claims (7)

  1. 撮像装置に設けられる被写体視認用の表示装置に表示する表示画像を制御する表示制御装置において、
    撮影により得られた撮像出力を入力する入力部と、
    前記入力される撮像出力から撮影された被写体の輝度を検出する輝度検出部と、
    前記輝度検出部により検出された被写体輝度の変化に基づき、当該被写体輝度の時間変化をより緩やかな時間変化に修正した安定化輝度を算出する安定化輝度算出部と、
    前記表示画像の輝度を制御するものであって、前記算出された安定化輝度に従って、前記被写体輝度の変化時間に対して前記表示画像に係る輝度の変化時間が長くなるように、前記被写体輝度の変化に対する前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する表示輝度制御部と、を有し
    前記表示輝度制御部は、前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくまでの当該安定化輝度の変化量を輝度調整値とし、前記輝度調整値を次第に小さくしながら前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくよう制御する
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示装置はバックライトを備える液晶表示装置であって、前記表示輝度制御部は、前記バックライトの輝度を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記撮像装置の露出レベルを前記被写体輝度の変化に対応して露出制御する露出制御部を備え、
    前記露出制御部は、前記算出された安定化輝度に従い、前記表示輝度制御部によって求められた前記表示画像に係る輝度を補う輝度で且つ輝度の時間変化が同じ追従速度になるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記撮影される被写体が所定以下の低輝度であるかを判断する低輝度撮影判断部を備え、
    前記表示輝度制御部は、前記低輝度撮影判断部により判断される低輝度から前記被写体輝度が高くなる変化をした場合には、前記表示画像に係る輝度が前記低輝度でない場合に比べてより長い時間で対応する輝度になるよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 前記撮像装置の露出レベルを前記被写体輝度の変化に対応して露出制御する露出制御部を備え、
    前記露出制御部は、前記算出された安定化輝度が前記被写体輝度の変化量に追従するまでの輝度調整値を設定するようになされた
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  6. 撮像装置に設けられる被写体視認用の表示装置に表示される表示画像を制御する表示制御方法において、
    撮影により得られた撮像出力を入力し、
    前記入力される撮像出力から撮影された被写体の輝度を検出し、
    前記被写体の輝度検出により検出された被写体輝度の変化に基づき、当該被写体輝度の時間変化をより緩やかな時間変化に修正した安定化輝度を算出し、
    前記算出された安定化輝度に従って、前記被写体輝度の変化時間に対して前記表示画像に係る輝度の変化時間が長くなるように、前記被写体輝度の変化に対する前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する処理を行い、
    前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する処理においては、前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくまでの当該安定化輝度の変化量を輝度調整値とし、前記輝度調整値を次第に小さくしながら前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくよう制御する
    ことを含む表示制御方法。
  7. 撮像装置に設けられる被写体視認用の表示装置に表示される表示画像を制御する表示制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    撮影により得られた撮像出力を入力し、
    前記入力される撮像出力から撮影された被写体の輝度を検出し、
    前記輝度検出により検出された被写体輝度の変化に基づき、当該被写体輝度の時間変化をより緩やかな時間変化に修正した安定化輝度を算出し、
    前記算出された安定化輝度に従って、前記被写体輝度の変化時間に対して前記表示画像に係る輝度の変化時間が長くなるように、前記被写体輝度の変化に対する前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する処理を行い、
    前記表示画像の輝度変化の追従速度を制御する処理においては、前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくまでの当該安定化輝度の変化量を輝度調整値とし、前記輝度調整値を次第に小さくしながら前記被写体輝度の変化に前記安定化輝度が追いつくよう制御する
    ことを含むプログラム。
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