JP5907328B2 - 巻上げ機 - Google Patents
巻上げ機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5907328B2 JP5907328B2 JP2011040770A JP2011040770A JP5907328B2 JP 5907328 B2 JP5907328 B2 JP 5907328B2 JP 2011040770 A JP2011040770 A JP 2011040770A JP 2011040770 A JP2011040770 A JP 2011040770A JP 5907328 B2 JP5907328 B2 JP 5907328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide mechanism
- cable
- end portion
- hoisting machine
- contracted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
また、別の関連技術としては、特許文献2に記載の吊下揚収物体の自動収納装置が知られている。この装置は、ケーブル及び滑車を介して吊下物体を機体の内部に揚収するものである。
さらに、別の関連技術としては、特許文献3に記載の物品吊り上げ搬送装置が知られている。この装置は、第1可動フレーム、第2可動フレーム、昇降フレーム、伸縮自在ロッドを備え、物品を吊り上げて所望位置へ搬送するものである。
航空機等に搭載した巻上げ機により送受波器を揚収して機体内部に収納する際に、機体が動揺すると、巻上げ機からケーブルで吊り下げられている送受波器が振れ回りを起こす。そのため、送受波器が機体下部のファンネルの周縁部に衝突して送受波器が損傷したり、ケーブルに曲げ負荷がかかりケーブルに損傷を与えたりする。
また、オペレータは送受波器の揚収を行う際に、送受波器の振れ回りが収まるのを待つか、あるいは機体側と送受波器側とのタイミングを合わせて揚収を行わなければならない。そのため、送受波器の揚収及び収納作業は容易ではない。
図1は、この発明の一実施形態である巻上げ機の構成を示す概略断面図である。また、図2は、巻上げ機のガイド機構が伸張状態となりガイド機構が送受波器に取り付いた状態を示す概略断面図である。また、図3は、巻上げ機のガイド機構が収縮状態となり送受波器がハウジングに収納された状態を示す概略断面図である。
図1に示すように、この実施形態の巻上げ機1は、巻上げ機本体部2、ハウジング3、ガイド機構4、ケーブル5、ロック部6を備えている。巻上げ機1は、航空機の機体7の内部に搭載され、ケーブル5に繋がれた送受波器8の吊り下げ及び揚収を行うものである。
巻上げ機1のハウジング3は、機体7の内側に設置されており、機体7の底面部に設けられたファンネル9に連通する開口部を有している。ファンネル9の内径は、送受波器8の挿通が可能な大きさに形成されている。また、ハウジング3の内径は、送受波器8を揚収した際に送受波器8の収納が可能な大きさに形成されている。
また、ガイド機構4は、収縮状態でロック部6によりロックされるように構成されている。また、後述するように、ガイド機構4は、収縮状態から伸張状態となって下端部が送受波器8の上端部に取り付いた際に、送受波器8の振れ回りを抑制可能な剛性を有している。
図1に示すように、巻上げ機1のガイド機構4は、ハウジング3内側の収縮状態ではロック部6によりロックされている。図1に示す状態では、ガイド機構4を貫通して下方に延びているケーブル5の下端部に繋がれた送受波器8が、機体付近、すなわちファンネル9の近傍まで揚収されている。なお、図示の2点鎖線は、送受波器8が実線で示す位置から図中矢印で示すように振れ回りした際の位置を示している。
上記したように、ガイド機構4の中央部の上下方向に沿って、送受波器8に繋がれたケーブル5が貫通している。そのため、ガイド機構4におけるハウジング内側天頂部の固定側とは反対側の非固定側が、ケーブル5を伝って伸張し降下することにより、送受波器8の上端部に取り付いた状態となる。ガイド機構4の下端部が送受波器8の上端部に取り付くため、ガイド機構4が有する剛性で送受波器8の振れ回りが抑制される。
また、送受波器8の振れ回りの抑制により、送受波器8及びケーブル5の損傷を低減することができる。
また、送受波器8の振れ回りの抑制により、機体内部への送受波器8の揚収及び収納を容易に行うことができる。
また、ガイド機構4を伸縮可能な構造としているので、巻上げ機1の小型化及び軽量化を図ることができる。
上記した実施形態では、巻上げ機を航空機に搭載して送受波器の吊り下げ及び揚収を行う際の送受波器の振れ回りを抑制する例について説明したが、これに限らない。巻上げ機を船舶に搭載して送受波器の吊り下げ及び揚収を行う際の送受波器の振れ回りを抑制する場合にも適用できる。
また、巻上げ機を海岸の岸壁等に設置して送受波器の吊り下げ及び揚収を行う際の送受波器の振れ回りを抑制する場合にも適用できる。
また、巻上げ機を船舶や岸壁等に設置して送受波器の吊り下げ及び揚収を行う際に、送受波器の収納箇所の近傍に側壁があるような状況での送受波器の振れ回りを抑制する場合にも適用できる。
2 巻上げ機本体部
3 ハウジング(収納部)
4 ガイド機構
5 ケーブル
6 ロック部(ロック手段)
7 機体(基部)
8 送受波器(機器)
9 ファンネル
Claims (6)
- 機器の吊り下げ及び揚収を行う巻上げ機であって、
巻上げ機本体部から延出され、下端部に前記機器が繋がれたケーブルと、
下方に開口部を有し、前記ケーブルに繋がれた前記機器を前記開口部を介して収納可能な収納部と、
前記ケーブルが上下方向に貫通されるともに上端部が前記収納部の内側上部に固定され、下方側が前記ケーブルに沿って伸張及び収縮が可能なガイド機構とを備え、
前記機器を揚収する際には、収縮状態の前記ガイド機構を伸張して降下させ、前記ガイド機構の下端部を前記機器の上端部に当接させ、前記機器が前記ガイド機構に当接された状態で、前記ガイド機構を収縮させながら前記機器を揚収して前記収納部に収納することを特徴とする巻上げ機。 - 機器の吊り下げ及び揚収を行う巻上げ機であって、
基部に固定された巻上げ機本体部から延出され、下端部に前記機器が繋がれたケーブルと、
前記基部に固定されるとともに下方に開口部を有し、前記ケーブルに繋がれた前記機器を前記開口部を介して収納可能な収納部と、
前記ケーブルが上下方向に貫通されるとともに上端部が前記収納部の内側天頂部に固定され、下方側が前記ケーブルに沿って伸張及び収縮が可能なガイド機構と、
前記収納部の内側で収縮状態の前記ガイド機構をロックするロック手段とを備え、
前記機器を揚収する際には、前記ロック手段による前記ガイド機構のロックを解除し、収縮状態の前記ガイド機構を伸張して降下させることで前記ガイド機構の下端部を前記機器の上端部に当接させ、前記機器が前記ガイド機構に当接された状態で、前記ガイド機構を収縮させながら前記機器を揚収して前記収納部に収納することを特徴とする巻上げ機。 - 前記機器を揚収する際には、前記機器を前記収納部の前記開口部の付近まで揚収し、収縮状態の前記ガイド機構を伸張して降下させることで前記ガイド機構の下端部を前記機器の上端部に当接させ、前記ガイド機構を収縮して前記機器を前記収納部に収納することを特徴とする請求項1記載の巻上げ機。
- 前記機器を揚収する際には、前記機器を前記収納部の前記開口部の付近まで揚収するとともに前記ロック手段による前記ガイド機構のロックを解除し、収縮状態の前記ガイド機構を伸張して降下させることで前記ガイド機構の下端部を前記機器の上端部に当接させ、前記ガイド機構を収縮して前記機器を前記収納部に収納することを特徴とする請求項2記載の巻上げ機。
- 前記ガイド機構は、蛇腹構造を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の巻上げ機。
- 前記ガイド機構は、下端部が前記機器の上端部に当接した状態で前記機器の振れ回りを抑制可能な剛性を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の巻上げ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011040770A JP5907328B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 巻上げ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011040770A JP5907328B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 巻上げ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012176828A JP2012176828A (ja) | 2012-09-13 |
JP5907328B2 true JP5907328B2 (ja) | 2016-04-26 |
Family
ID=46978982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011040770A Active JP5907328B2 (ja) | 2011-02-25 | 2011-02-25 | 巻上げ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5907328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107082373A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-22 | 无锡石油化工起重机有限公司 | 安装延伸性防风套筒的塔式起重机 |
JP7278988B2 (ja) * | 2020-05-22 | 2023-05-22 | グローブライド株式会社 | 落下防止部材を備えた伸縮式ライン案内具 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346720Y2 (ja) * | 1974-08-23 | 1978-11-08 | ||
JPS58170689A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | Nec Corp | 水中えい航体吊下引上装置 |
JPS59172383A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 株式会社竹中工務店 | 定置式クレ−ン |
JP2775201B2 (ja) * | 1991-05-10 | 1998-07-16 | 大成建設 株式会社 | 高揚程クレーンの揚重部材位置決め取付装置 |
JP2895334B2 (ja) * | 1992-12-15 | 1999-05-24 | ライト工業株式会社 | 防音装置 |
JP2001169425A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-22 | Sumitomo Densetsu Corp | ケーブル配線システム及びチューブホルダ |
JP2001286047A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Nippon Comsys Corp | ケーブル敷設用ガイド |
-
2011
- 2011-02-25 JP JP2011040770A patent/JP5907328B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012176828A (ja) | 2012-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6726803B2 (ja) | ドローンの宅配物搭載装置 | |
EP3188960B1 (en) | Vessel recovery system and method | |
JP5759246B2 (ja) | 水中航走体の着水揚収方法および水中航走体の着水揚収に用いる保持金具 | |
CA2872057C (en) | Method, handling unit and stand for acquiring a sample from a seabed top layer | |
US6920963B2 (en) | Apparatus having vertically movable personnel cages for a spreader | |
JP5907328B2 (ja) | 巻上げ機 | |
JP6243768B2 (ja) | 飛翔体及びパラシュートの開傘方法 | |
JP6432007B2 (ja) | 小型艇揚収装置 | |
KR101487298B1 (ko) | 멀티 라이저 크레인 | |
JP2016010997A (ja) | 船舶の荷役装置 | |
JP5731311B2 (ja) | コンクリートブロックの吊上げ用治具 | |
JP2018165090A (ja) | 水中機器の投入揚収装置および投入揚収方法 | |
CN116142390B (zh) | 一种止荡对接装置及其水下设备吊放回收系统 | |
KR101697815B1 (ko) | 갑판 하부 파이프 운송 기계용 포획 바스킷 시스템 | |
JP6942312B2 (ja) | 揚収装置 | |
KR102442560B1 (ko) | 라이저 이송 장치 | |
JP6739021B1 (ja) | 吊り上げ治具 | |
KR20140033158A (ko) | 진수 및 회수 시스템 | |
JP2009242082A (ja) | コンテナクレーン | |
JP2009154973A (ja) | チェーンおよびそれを用いた連続搬送装置 | |
CN104417721A (zh) | 移动式舷梯 | |
CN215326693U (zh) | 一种物料提升机 | |
JP4098199B2 (ja) | 錘の切り放し装置、錘の落下装置及び錘の落下方法 | |
TWI743390B (zh) | 運輸設備的伸縮裝置 | |
CN211223771U (zh) | 一种航行设备布放回收装置和航行设备布放回收系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5907328 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |