JP5907110B2 - スクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置に関し、特に基板における印刷パターンの位置決めを行うスクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置に関する。
太陽電池における拡散層や電極のパターン形成には、低コストで基板を処理できることから一般的にスクリーン印刷が多用されている。
図1に、従来のスクリーン印刷装置の構成例を示す。図1に示すように、スクリーン印刷装置901は供給コンベア904で基板をプレステージ902に供給し、プレステージ902で基板の印刷位置決め後、位置情報を記憶したまま移載コンベア905により基板をプレステージ902から印刷部903に移載し、印刷部903において印刷後、排出コンベア906により基板を排出する機構を備えている。
図2に、プレステージ902の概略図を示す。一般に、プレステージ902は、基台上に設置され、矩形の基板Sを固定して支持する基板支持テーブル923と、基板支持テーブル923上の矩形の基板Sの基板辺を基板支持テーブル923の上方から撮像する撮像手段924A、924B、924Cとを備えている。
撮像手段924A、924B、924Cは撮像カメラ、照明及びコンピュータから構成されており、図2に示すように、撮像手段924A、924B、924Cのうち、2つの撮像手段924A、924Bが基板Sの同一の1辺を撮像し、この一辺に対して直角な辺を残り1つの撮像手段924Cが撮像し、撮像領域925A、925B、925Cの撮像データを得、この撮像データを基に画像処理を行い、それぞれの撮像領域の中心線に基板辺が合うように、基板支持テーブル923を移動及び回動させ基板Sの印刷位置を決定する機能を有する。
従来のスクリーン印刷における基板の印刷位置決め処理は、スクリーン版を基準にして次のように行われる。
まず、スクリーン版を印刷部903のスクリーン支持部分に固定し、基板をプレステージ902から印刷部903に移載後、印刷部903において試し刷り(テスト印刷)を行う。次に、移載コンベア905によりその印刷位置を保存したまま、基板をプレステージ902上に戻す。試し刷りのパターンと所望のパターン位置のずれを可能な限り小さくなるように、撮像手段924A、924B、924Cのカメラの位置を調整し、固定する。以上のような撮像手段924A、924B、924Cのカメラの位置調整後、本印刷へと移る。本印刷では、基板に印刷するための前処理として、上述したようにプレステージ902において画像処理により撮像手段924A、924B、924Cの撮像領域925A、925B、925Cの中心線に基板辺が合うように基板支持テーブル923を移動及び回動させてステージが微調整されて基板Sの印刷位置が決定される。そして、基板Sを移載コンベア905により、決定した印刷位置を記憶して(即ち、撮像手段924A、924B、924Cに対する位置関係を保持したまま)印刷部903へ移載する。印刷部903において、塗布剤が基板S上に所定のパターン形状に塗布される。
従来のスクリーン印刷では、基板の印刷位置決めを上記のように基板の2辺を基準に行うため、処理する基板の形状が規格(角度、辺大きさ)から逸脱している場合、印刷パターンが基板内で基準辺に偏る、又は基板の4辺と印刷パターンへの距離が一定でなくなるという問題がある。また、基板認識用のカメラが3台以上必要となるため、機器設備費用が高くなり、点検が頻繁になるという問題がある。
また、太陽電池用基板の形状は矩形、特に正方形であることが多く、基板角に丸みのある擬似正方形も頻繁に用いられるが、このような太陽電池用基板は1本のシリコンインゴットを約100〜1,000枚にスライスして得られることから、インゴットごとにサイズが異なっていたり、切削角度にバラツキが生じたりするため厳密には基板の形状は1枚1枚異なっている。このため、上述のように太陽電池セル用のスクリーン印刷を行う際、例えば図3(a)に示すように、基板サイズが平均的なものよりも大きく基板辺の長さが大きい基板Saを用いる場合や、図3(b)に示すように、基板の角部Kbの角度が90°ではない基板Sbを用いる場合に、基板と印刷パターンとのずれが大きくなり、図3(a)に示すように印刷パターンが基板Sa内で2つの基準辺に偏ったり、図3(b)に示すように基準辺でない辺から印刷パターンまでの距離が一定でなくなったりするという問題が発生する。
なお、本発明に関連する先行技術として、特開平8−150696号公報(特許文献1)、特開2001−121672号公報(特許文献2)がある。
特開平8−150696号公報 特開2001−121672号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、基板のサイズや形状によらずに精度よくかつ簡単に基板の位置決めを行い、基板面内に偏りがなく適切に印刷パターンを形成することが可能なスクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、下記のスクリーン印刷方法及びスクリーン印刷装置を提供する。
〔1〕 矩形の基板を移動又は回動可能なテーブルに固定し、該テーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、該位置決めした基板にスクリーン印刷手段によりスクリーン印刷を行うに際し、予め上記スクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段それぞれにより上記基板の対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいて上記テーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、スクリーン印刷を行うことを特徴とするスクリーン印刷方法。
〔2〕 上記撮像手段により撮像を行う前に上記2つの撮像手段を位置決めする方法であって、上記テーブルに固定されたテスト用の矩形の基板の対角となる2つの角部にそれぞれアライメントマークを印刷し、これらアライメントマークをそれぞれ2つの撮像手段で撮像してその撮像手段に付随した基準マークを付加した画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して上記基準マークとアライメントマークの位置ずれを算出し、その位置ずれを解消するように上記2つの撮像手段を移動又は回動して該2つの撮像手段の位置決めを行うことを特徴とする〔1〕記載のスクリーン印刷方法。
〔3〕 上記2つのアライメントマークの印刷をテスト印刷を兼ねて行うことを特徴とする〔2〕記載のスクリーン印刷方法。
〔4〕 上記2つのアライメントマークが本印刷の印刷パターンを兼ねていることを特徴とする〔3〕記載のスクリーン印刷方法。
〔5〕 上記2つのアライメントマークは互いに平行となる直線部分を有するマークであることを特徴とする〔2〕〜〔4〕のいずれかに記載のスクリーン印刷方法。
〔6〕 上記2つの撮像手段のスクリーン印刷位置に対する位置決めは、スクリーン印刷手段のスクリーン版が更新されるまで保持されることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のスクリーン印刷方法。
〔7〕 上記基板において対象となる角部が欠けているとき、基板の2辺を延長して交わる部分を角部とみなすことを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のスクリーン印刷方法。
〔8〕 上記基板は半導体基板であり、該基板に太陽電池用の拡散剤又は電極用ペーストをスクリーン印刷することを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のスクリーン印刷方法。
〔9〕 矩形の基板を固定して支持する印刷テーブルと、該印刷テーブル上の基板にスクリーン印刷を行う印刷手段とを有するスクリーン印刷部と、上記矩形の基板を固定して支持する位置決めテーブルと、該位置決めテーブルをそのテーブル面の水平方向に移動させ回動させるテーブル移動機構と、予め上記スクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段と、上記2つの撮像手段の画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいて位置決めテーブルの移動量を演算する演算手段とを有し、演算手段の演算結果に基づいて基板の位置決めを行う位置決め部と、上記位置決め部とスクリーン印刷部との間で搬送元における配置位置を記憶したまま基板を搬送先に搬送し載置する基板移載手段とを備え、上記2つの撮像手段それぞれにより位置決めテーブルに固定した基板の対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、演算手段がこれらの画像データから位置決めテーブルの移動量を求め、テーブル移動機構がこの移動量に基づき上記位置決めテーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、この位置決めを行った基板を印刷テーブルに移載し、スクリーン印刷を行うことを特徴とするスクリーン印刷装置。
本発明によれば、予めスクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段それぞれにより基板の対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいてテーブルを移動又は回動して基板の位置決めを行うので、基板のサイズや形状によらずに精度よくかつ簡単に基板の位置決めを行い、基板面内に偏りがなく適切にスクリーン印刷パターンを形成することが可能となる。
従来のスクリーン印刷装置の全体構成を示すブロック図である。 図1のスクリーン印刷装置における基板の印刷位置決めを行うプレステージの構成を示す斜視図である。 従来のスクリーン印刷装置における印刷位置決めに関する問題の事例を示す正面図であり、(a)は基板内での印刷パターンの偏りが発生した例、(b)は基準辺でない辺から印刷パターンまでの距離が一定でない例である。 本発明に係るスクリーン印刷装置の全体構成を示すブロック図である。 図4のスクリーン印刷装置における基板の印刷位置決めを行うプレステージの構成を示す斜視図である。 図4のスクリーン印刷装置における印刷部の構成を示す断面図である。 アライメントマークを印刷パターンとは別に設けた場合の撮像手段の位置決めを行う様子を示す概略図であり、(a)は位置決め前の状態、(b)は位置決め後の状態である。 アライメントマークが印刷パターンを兼ねたものである場合の撮像手段の位置決めを行う様子を示す概略図であり、(a)は位置決め前の状態、(b)は位置決め後の状態である。 位置決めした撮像手段を用いた基板の位置決めの仕方を示す概略図である。 角部が欠落した矩形の基板の例を示す正面図である。
以下に、本発明に係るスクリーン印刷方法について説明する。
まず、図4〜図6を用いて、本発明のスクリーン印刷方法で使用するスクリーン印刷装置について説明する。図4は本発明に係るスクリーン印刷装置の全体構成を示すブロック図であり、図5は図4のスクリーン印刷装置における基板の印刷位置決めを行うプレステージの構成を示す斜視図であり、図6は図4のスクリーン印刷装置における印刷部の構成を示す断面図である。
本発明で用いるスクリーン印刷装置は、プレステージ102を除いて図1の従来のスクリーン印刷装置の構成と同じであり、図4に示すように、プレステージ102に基板を移載する供給コンベア104と、撮像手段の位置決め及び基板の印刷位置決めを行うプレステージ(位置決め部)102と、基板の印刷位置を記憶したままプレステージ102と印刷部103との間で相互に基板を移載できる移載コンベア(基板移載手段)105と、塗布剤を基板上に印刷塗布する印刷部(スクリーン印刷部)103と、印刷した基板を移載する排出コンベア106とを備えている。
ここで、プレステージ102は、撮像手段204A、204B及び基板Sの位置決め部であって、図5に示すように、基板Sを固定して支持する基板支持テーブル(位置決めテーブル)203と、プレステージ基台(不図示)上において基板支持テーブル203をそのテーブル面の水平方向(x軸方向及びx軸に直交する方向であるy軸方向)に移動させる第1移動機構及び基板支持テーブル203をテーブル面に対して垂直なz軸を中心に所定角度rだけに回動させる回動機構からなるテーブル移動機構(不図示)と、基板支持テーブル203の上方に配置され該テーブル上の基板Sの対角となる2つの角部及びその周辺(角部付近)をそれぞれ撮像する2つの撮像手段204A、204Bと、2つの撮像手段204A、204Bを撮像光軸に直交する水平方向(基板支持テーブル203のテーブル面に対して水平な方向)に移動させ撮像光軸中心に回動させる撮像手段移動機構(不図示)と、2つの撮像手段204A、204Bの撮像結果(画像データ)に基づいて画像処理を行い撮像手段移動機構及びテーブル移動機構の移動量を演算する演算手段(不図示)と、該演算手段の演算結果に基づき上記撮像手段移動機構又はテーブル移動機構により撮像手段204A、204B又は基板支持テーブル203を移動及び/又は回動させる制御手段(不図示)とを有する。なお、図5において、撮像領域205A、205Bは、それぞれ撮像手段204A、204Bで撮像される矩形の撮像領域(撮像画面)である。また、これら2つの撮像手段204A、204Bで撮像した撮像領域205A、205Bを映し出すモニタ(不図示)を備えてもよい。
本発明で用いられる基板Sは、略矩形を有しており、例えば正方形、長方形、角部の一部又は全部が欠けた正方形や長方形、丸みのある角部とした正方形や長方形及び角部の角度が90°からわずかに外れた(90°から最大±1.5°程度外れた)擬似矩形のものが含まれる。また、基板Sは、例えばシリコンインゴットから切り出した半導体基板であって、太陽電池用基板として用いられるものが例示される。
基板支持テーブル203は、基板Sをテーブル面に固定するための機構(例えば真空吸着機構)を備えている。
撮像手段204A、204Bは、基板支持テーブル203上の基板Sに光を照射する照明装置を有し、基板Sを認識可能に撮像するカメラである。また、その撮像領域205A、205Bは、それぞれ基板Sの1つの角部及びその周辺(角部付近)が後述する画像処理が可能に含まれる正方形又は長方形の撮像視野である。
演算手段は、撮像手段204A、204Bで撮像された基板Sの対角線上の角部及びその周辺からなる2つの撮像領域205A、205Bの画像データを画像処理し、この得られた画像処理情報を基に撮像手段204A、204B又は基板Sの位置決めのための移動量を算出する。例えば、演算手段は基板S上に印刷されたアライメントマークを認識し、このアライメントマークと対象の撮像手段に付属した基準マークとの位置のずれをこの撮像手段の移動量として求めるものである。また、演算手段は光照射されている基板Sの部分を黒色部分と判定し、基板支持テーブル203部分を白色部分と判定し、この黒色部分と白色部分の境界線を基板辺と認識し、この基板辺と対象の撮像手段に付随する基準マークとの位置関係を求め、更に2つの撮像領域205A、205Bそれぞれにおける基板Sの角部の基板辺の長さ(即ち、各角部の位置データ)から基板Sの移動量を求めるものである。
印刷部103は、上記基板Sを固定して支持する印刷テーブルと、該印刷テーブル上の基板Sにスクリーン印刷を行う印刷手段とを有する。その一例を図6に示す。
図6に示すように、印刷部103は、印刷基台302上に設置され、その上に基板Sを固定して支持する基板支持テーブル303と、この基板支持テーブル303の上方に配置されたスクリーン支持手段304及びスクリーン版305と、スクリーン版305の上方に配置された一対の印刷ヘッド306A、306Bとを備えている。Cpはスクリーン印刷の中心(スクリーン版305の中心)である。
スクリーン印刷するに当たっては、移載コンベア105によりプレステージ102から基板Sが基板支持テーブル303上に移載された後、スクリーン版305上に拡散剤ペーストや導電性の電極ペースト等の印刷用のペーストが供給され、印刷ヘッド306A、306Bに付属のスクレッパーによりスクリーン版305のパターン孔内にペーストを充填し、印刷ヘッド306A、306Bのスキージをスクリーン版に摺動させることによりパターン孔内からペーストを吐出させ、基板Sに所望の印刷パターンを形成する。
拡散剤ペーストは、例えばリン化合物やボロン化合物等の拡散剤、拡散剤を溶かす溶剤及び粘性を上げるバインダーを含有するのが好ましい。また、電極ペーストは、例えば銀、銅、金、白金等の金属粉末、有機ビヒクル及びガラスフリットを含有するのが好ましい。
上記コンベア104、105、106には、例えば特開2012−038755号公報に記述されているような搬送コンベアを使用できる。この搬送コンベアは、左右一対のコンベアベルト、駆動モータなどで構成されており、また昇降脚の中間高さ位置に一対のガイドレールが搬送方向に平行に配設されている。このような構造により、駆動モータを回転させると上記コンベアベルトは輪転駆動され、ベルト上面のコンベア搬送面に基板Sを載置して搬送することができる。また移載中、基板Sにほとんど振動を伝えないことが望ましい。
なお、移載コンベア105は、決定した印刷位置を記憶して移載できる機能、即ち搬送元のテーブルの基台における基板Sの位置関係のまま搬送先のテーブル上に該基板Sを載置する機能を有するのであって、プレステージ102のプレステージ基台における位置と印刷部103の印刷基台302における位置が1対1に対応するように基板Sを基板支持テーブル203、303相互間で移載することできる。ここで、プレステージ102において初期状態ではプレステージ基台の中心と基板支持テーブル203の中心が一致するように基板支持テーブル203がプレステージ基台上に配置されるが、テーブル移動機構により移動及び/又は回動した基板支持テーブル203の中心はプレステージ基台の中心からずれるようになる。一方、印刷部103においては印刷基台302の中心と基板支持テーブル303の中心は常に一致している。従って、初期状態では、プレステージ102の基板支持テーブル203の中心(つまり、プレステージ基台中心)に配置された基板Sは移載コンベア105によって印刷部103の基板支持テーブル303の中心に移載される。即ち、初期状態で、印刷部103で試し刷りした基板Sをプレステージ102の基板支持テーブル203に移載した場合、プレステージ102のプレステージ基台における基板Sの試し刷りされた印刷パターンのスクリーン印刷の中心の位置は印刷部103におけるスクリーン印刷の中心Cpの位置(印刷基台302におけるスクリーン印刷の中心Cpの位置)に対応したものとなる。また、プレステージ102においてテーブル移動機構によって基板支持テーブル203及び基板Sを移動又は回動させると基板Sはプレステージ基台の中心からずれるが、その状態で移載コンベア105で基板Sを移載すると、基板支持テーブル303上においてプレステージ基台の中心からのずれに対応する位置関係で基板支持テーブル303の中心(つまり、印刷基台302の中心)からずれた位置に配置されるようになる。
スクリーン印刷装置101の連続稼動時には、供給コンベア104の駆動は移載コンベア105及び排出コンベア106の駆動と連動しており、こうすることで基板Sを供給コンベア104からプレステージ102へ供給し、プレステージ102にある基板Sを移載コンベア105から印刷部103へ移載し、印刷部103にある基板Sを排出コンベア106で排出することを同時にすることができ、次いでプレステージ102及び印刷部103で同時に処理することにより、連続してスクリーン印刷処理することが可能である。
このスクリーン印刷装置101を用いた本発明のスクリーン印刷方法では、次の手順で撮像手段の位置決め及び基板の位置決めが行われる。
(撮像手段の位置決め)
まず、供給コンベア104からテスト用の基板Sをプレステージ102の基板支持テーブル203に供給し、更に移載コンベア105によりプレステージ102から印刷部103の基板支持テーブル303に移載し、印刷部103において基板Sに試し刷り(テスト印刷)を行う。このとき、基板Sに、図7(a)に示すように、試し刷りの印刷パターンP1とは別に、基板Sの対角関係となる2つの角部付近にアライメントマークMa1、Ma2をそれぞれ印刷する。この2つのアライメントマークMa1、Ma2はスクリーン印刷の中心から基板Sの対角方向にそれぞれ等距離となる位置に形成されるマークであって、互いに平行となる直線部分を有するマークであることが好ましい。また、アライメントマークMa1、Ma2は直線部分を含んでいれば三角形、四角形、カギ形等の図形であっても構わない。図7では、所定の長さをもつ線分で互いに平行なアライメントマークMa1、Ma2を示している。
次に、試し刷りをした基板Sを移載コンベア105によりその基台における印刷位置を保持しながらプレステージ102の基板支持テーブル203上に移載する。このとき、例えば基板S、基板支持テーブル203、プレステージ基台それぞれの中心が一致した状態にある。
このときの基板SのアライメントマークMa1、Ma2と撮像領域205A、205Bの基準マークMs1、Ms2との位置関係は、図7(a)に示すように、互いの位置がずれた状態となっている。
ここで、プレステージ102の演算手段が、まず撮像領域205A、205Bの画像データそれぞれを画像処理して、撮像領域205Aにおける基準マークMs1とアライメントマークMa1との位置ずれ及び撮像領域205Bにおける基準マークMs2とアライメントマークMa2との位置ずれを求める。ここで、基準マークMs1、Ms2は、それぞれ撮像領域205A、205Bにおいて撮像手段204A、204Bに付属した撮像領域205A、205Bそれぞれの特定の位置に固定されたマークであり、撮像手段204A、204Bを撮像手段移動機構によりプレステージ基台上方で移動及び/又は回動させると、撮像領域205A、205Bと共に移動及び/又は回動するものである。図7(a)においては、基準マークMs1、Ms2をそれぞれ矩形の撮像領域(撮像画面)205A、205Bそれぞれの一辺をなす直線状であって、一端に基準点Ts1、Ts2を有するマークとして示している。次に、演算手段がそれぞれの上記位置ずれを可能な限り小さくして解消するための基準マークMs1、Ms2の移動量を撮像手段204A、204Bの移動量として求める。具体的には、基準マークMs1の線分とアライメントマークMa1の線分とが平行となるように基準マークの回動角度を求め、更に基準マークMs1端部の基準点Ts1がアライメントマークMa1の一方の端部と一致するように水平方向(xy方向)の移動距離を求める。基準マークMs2についても同様である。
次いで、この演算結果(撮像手段204A、204Bの移動量)に基づいて、撮像手段移動機構により撮像手段204A、204Bを移動及び/又は回動させる。これにより、図7(b)に示すように、基準点Ms1とアライメントマークMa1の端点とが一致し、基準マークMs1とアライメントマークMa1が重なり合った状態となるように撮像領域205A(即ち撮像手段204A)が移動し、基準点Ms2とアライメントマークMa2の端点とが一致し、基準マークMs2とアライメントマークMa2が重なり合った状態となるように撮像領域205B(即ち撮像手段204B)が移動する。
これにより、プレステージ102のプレステージ基台上方において撮像手段204A、204Bがスクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で、即ちスクリーン印刷の中心から基板Sの対角方向に等距離の位置に位置決めされ、更に撮像領域205A、205Bにおける基準マークMs1、Ms2が所用の対応関係(例えば、互いの直線部分が平行な関係)となる。なお、図7(a)の状態を映し出したモニタを見ながら手動で撮像手段移動機構により撮像手段204A、204Bを移動及び/又は回動させて図7(b)の状態になるように撮像手段の位置決めを行うようにしてもよい。
次に、必要に応じて(基板Sのサイズに応じて)、後述する基板Sの位置決めを行う前に、位置決めを行った2つの撮像手段204A、204Bそれぞれで次の本印刷用の基板Sの対角となる角部及びその周辺が適切に含まれる撮像領域が得られるように、該2つの撮像手段204A、204Bをスクリーン印刷の中心を基準として点対象となる位置関係を維持しつつ互いに等距離だけ移動させる。
また、上記撮像手段204A、204Bの位置決めに用いる2つのアライメントマークが本印刷の印刷パターンを兼ねているようにしてもよい。例えば、図8に示すように、印刷パターンP2の上部、下部それぞれが対角となる2つの角部付近まで延びる線分であって互いに平行となっていることから、これらの部分をそれぞれアライメントマークMa3、Ma4とするとよい。
この場合にも上記と同様に撮像手段の位置決めを行うことができる。即ち、試し刷りした基板Sを移載コンベア105によりその基台における印刷位置を保持しながらプレステージ102の基板支持テーブル203上に移載すると、図8(a)に示すように、基板SのアライメントマークMa3、Ma4と撮像領域205A、205Bの基準マークMs1、Ms2との互いの位置がずれた状態となっている。
ここで、プレステージ102の演算手段が、まず撮像領域205A、205Bの画像データそれぞれを画像処理して、撮像領域205Aにおける基準マークMs1とアライメントマークMa3との位置ずれ及び撮像領域205Bにおける基準マークMs2とアライメントマークMa4との位置ずれを求める。次に、演算手段がそれぞれの上記位置ずれを可能な限り小さくして解消するための基準マークMs1、Ms2の移動量を撮像手段204A、204Bの移動量として求める。具体的には、基準マークMs1の線分とアライメントマークMa3の線分とが平行となるように基準マークの回動角度を求め、更に基準マークMs1端部の基準点Ts1がアライメントマークMa3端部の点Ta3と一致するように水平方向(xy方向)の移動距離を求める。基準マークMs2についても同様である。
次いで、この演算結果(撮像手段204A、204Bの移動量)に基づいて、撮像手段移動機構により撮像手段204A、204Bを移動及び/又は回動させる。これにより、図8(b)に示すように、基準点Ts1とアライメントマーク点Ta3とが一致し、基準マークMs1とアライメントマークMa1が一直線となった状態となるように撮像領域205A(即ち撮像手段204A)が移動し、基準点Ts2とアライメントマーク点Ta4とが一致し、基準マークMs2とアライメントマークMa4が一直線となった状態となるように撮像領域205B(即ち撮像手段204B)が移動する。
これにより、プレステージ102のプレステージ基台上方において撮像手段204A、204Bがスクリーン印刷の中心から基板Sの対角方向に等距離の位置に位置決めされる。
なお、上記撮像手段の位置決めでは、アライメントマークの直線部分と基準マークの直線部分が平行となるように撮像手段(撮像領域)を回動させる例を示したが、アライメントマークの直線部分と基準マークの直線部分が垂直となる(直交する)ように撮像手段(撮像領域)を回動させるようにしてもよい。例えば、図7における矩形の撮像領域205Aの基準マークMs1の辺に隣接し、この基準マークMs1の辺に垂直な辺をなす直線部分を基準マークとして、アライメントマークMa1と垂直となるように撮像領域205Aを回動させるとよい。
(基板の位置決め)
次に、上記試し刷りした基板Sは移載コンベア105、排出コンベア106により排出され、供給コンベア104から別の本印刷用の略矩形の基板Sをプレステージ102の基板支持テーブル203に載置する。
ここで、予め上記スクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段204A、204Bそれぞれにより基板Sの対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいて基板支持テーブル203を移動及び/又は回動して基板Sの位置決めを行う。詳しくは、上記位置決めされた2つの撮像手段204A、204Bの撮像によって上記スクリーン印刷位置に対して互いに所用の対応関係となった基準マークを付随した基板Sの対角となる2つの角部付近の画像データを取得し、各画像データにおける基準マークに対する角部の位置データから上記スクリーン印刷位置に対する基板Sの位置ずれを算出し、その位置ずれを解消するように基板支持テーブル203を移動又は回動して基板Sの位置決めを行うものである。更に詳しくは、基板支持テーブル203に固定した別の基板Sの対角となる2つの角部及びその周辺それぞれを上記位置決めを行った2つの撮像手段204A、204Bそれぞれで撮像し、それぞれの撮像領域における基板Sの角部をなす辺と上記基準マークとが所用の対応関係となるように調整すると共に2つの撮像領域それぞれにおける基板Sの角部をなす辺であって互いに対向する辺の撮像領域に含まれる長さが略一致するように基板支持テーブル203をテーブル移動機構により移動及び/又は回動させて基板Sの位置決めを行うものである。
図9は、基板支持テーブル203に固定した本印刷用の基板Sの対角となる2つの角部及びその周辺それぞれを上記位置決めを行った2つの撮像手段204A、204Bそれぞれで撮像した様子を示す概略図である。
図9に示すように、撮像領域205A内に基板Sの角部K1及びその周辺が撮像されており、撮像領域205B内に基板Sの角部K1の対角となる角部K2及びその周辺が撮像されている。
ここで、プレステージ102の演算手段が、まず撮像領域205A、205Bの画像データそれぞれを画像処理して、基板Sの角部をなす辺と上記基準マークの直線部分との位置関係が所用の対応関係となるような基板支持テーブル203の移動量を求める。具体的には、図9において、撮像領域205A内の角部K1をなす2辺のうち、一方の辺(図9では○印を付した辺)と基準マークMs1の直線部分とが平行となるような基板Sの回動角度(仮に角度θ1)を求め、撮像領域205B内の角部K2をなす2辺のうち、一方の辺(図9では○印を付した辺)と基準マークMs2の直線部分とが平行となるような基板Sの回動角度(仮に角度θ2)を求める。このとき、角度θ1、θ2の値が異なる場合には、その平均値を基板Sの回動角度として採用する。
更に、演算手段が2つの撮像領域205A、205Bそれぞれにおける基板Sの角部K1、K2をなす辺であって互いに対向する辺の撮像領域に含まれる長さが略一致するように基板Sの水平方向(xy方向)の移動量を求める。具体的には、図9において、撮像領域205Aにおいて角部K1をなす2辺のうち、一方の辺(図9における○印を付した辺)が撮像領域205A内に含まれる長さL1と、撮像領域205Bにおいて角部K2をなす2辺のうち、一方の辺(図9における○印を付した辺)が撮像領域205B内に含まれる長さL2とが同じとなる基板Sの水平方向(xy方向)の移動量を求める。
次に、この演算結果(基板Sの移動量)に基づいて、テーブル移動機構により基板支持テーブル203を移動及び/又は回動させる。これにより、基板Sはその板面の中心がプレステージ基台におけるスクリーン印刷の中心に相当する位置に移動する。
なお、上記基板の位置決めでは、基板の角部をなす辺と基準マークの直線部分とが平行となるように基板(基板支持テーブル203)を回動させる例を示したが、基板の角部をなす辺と基準マークの直線部分とが垂直となる(直交する)ように基板(基板支持テーブル203)を回動させるようにしてもよい。例えば、図9の撮像領域205Aにおける基板Sの角部K1をなす△印を付した辺と基準マークMs1の直線部分とが垂直となるように基板Sを回動させるとよい。
(本印刷)
次に、プレステージ102における基板Sの印刷位置決め後に、プレステージ102からプレステージ基台における位置情報を保存したまま移載コンベア105により基板Sを印刷部103の基板支持テーブル303に移載する。印刷部103では、スクリーン版305上にペーストを供給し、印刷ヘッド306A、306Bのスクレッパーによりスクリーン版305のパターン孔内にこのペーストを充填し、次いで印刷ヘッド306A、306Bのスキージによりスクリーン版305の孔内のペーストを摺動し、吐出させることで、基板Sに所望のパターンで本印刷を行う。
印刷部103における本印刷後、排出コンベア106により基板Sは排出される。
以上の処理において、スクリーン版305が変更されない限り、新たな略矩形の基板Sを供給するたびに、上記基板の位置決めと本印刷の処理を一連の処理として行う。また、スクリーン版305が更新された場合には、上記撮像手段の位置決め処理を行った後に、上記基板の位置決めと本印刷の処理を行う。
これにより、基板Sのサイズによらずに精度よくかつ簡単に基板Sの位置決めを行い、スクリーン印刷の中心に基板Sの中心が一致した状態で印刷を行うことから、基板Sの面内に偏りがなく適切にスクリーン印刷パターンを形成することが可能となる。
なお、被印刷物である基板Sの形状は、上述したように略矩形であることが望ましいが、図10に示すように、基板辺で成す四角形が正方形又は長方形であれば角部が欠落していてもよい。この場合、基板Sの2辺を延長して交わる部分を仮想の角部Kvとみなすとよい。また、この基板Sの角部の欠落の範囲は、基板の位置決めの精度の関係から仮想の角部Kvまでの欠落部分の長さとして10mm以下が好ましい。
また、本発明のスクリーン印刷方法では、基板の対角となる2つの角部を利用したスクリーン印刷と基板の中心合わせを採用しており、サイズや形状の異なる基板を印刷処理する場合において、図3に示すような従来の辺合わせ型よりも印刷の位置ずれが生じづらく、基板内でのパターンの偏りも少なくて済む。また、基板認識カメラとしての撮像手段は2つのみであり、従来よりも台数が少なくて済むという利点がある。
なお、これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
101、901 スクリーン印刷装置
102、902 プレステージ
103、903 印刷部
104、904 供給コンベア
105、905 移載コンベア
106、906 排出コンベア
203、303、923 基板支持テーブル
204A、204B、924A、924B、924C 撮像手段
205A、205B、925A、925B、925C 撮像領域
302 印刷基台
304 スクリーン支持手段
305 スクリーン版
306A、306B 印刷ヘッド
Cp スクリーン印刷の中心
K1、K2 基板の対角関係となる角部
Ka、Kb 3つの撮像領域が関わる2辺が挟む基板の角部
Kv 仮想角部
Ma1、Ma2、Ma3、Ma4 アライメントマーク
Ms1、Ms2 基準マーク
P、P1、P2 印刷パターン
Ta3、Ta4 アライメントマーク点
Ts1、Ts2 基準点
S、Sa、Sb 基板

Claims (9)

  1. 矩形の基板を移動又は回動可能なテーブルに固定し、該テーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、該位置決めした基板にスクリーン印刷手段によりスクリーン印刷を行うに際し、予め上記スクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段それぞれにより上記基板の対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいて上記テーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、スクリーン印刷を行うことを特徴とするスクリーン印刷方法。
  2. 上記撮像手段により撮像を行う前に上記2つの撮像手段を位置決めする方法であって、上記テーブルに固定されたテスト用の矩形の基板の対角となる2つの角部にそれぞれアライメントマークを印刷し、これらアライメントマークをそれぞれ2つの撮像手段で撮像してその撮像手段に付随した基準マークを付加した画像データを取得し、これらの画像データを画像処理して上記基準マークとアライメントマークの位置ずれを算出し、その位置ずれを解消するように上記2つの撮像手段を移動又は回動して該2つの撮像手段の位置決めを行うことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷方法。
  3. 上記2つのアライメントマークの印刷をテスト印刷を兼ねて行うことを特徴とする請求項2記載のスクリーン印刷方法。
  4. 上記2つのアライメントマークが本印刷の印刷パターンを兼ねていることを特徴とする請求項3記載のスクリーン印刷方法。
  5. 上記2つのアライメントマークは互いに平行となる直線部分を有するマークであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載のスクリーン印刷方法。
  6. 上記2つの撮像手段のスクリーン印刷位置に対する位置決めは、スクリーン印刷手段のスクリーン版が更新されるまで保持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のスクリーン印刷方法。
  7. 上記基板において対象となる角部が欠けているとき、基板の2辺を延長して交わる部分を角部とみなすことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のスクリーン印刷方法。
  8. 上記基板は半導体基板であり、該基板に太陽電池用の拡散剤又は電極用ペーストをスクリーン印刷することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のスクリーン印刷方法。
  9. 矩形の基板を固定して支持する印刷テーブルと、該印刷テーブル上の基板にスクリーン印刷を行う印刷手段とを有するスクリーン印刷部と、上記矩形の基板を固定して支持する位置決めテーブルと、該位置決めテーブルをそのテーブル面の水平方向に移動させ回動させるテーブル移動機構と、予め上記スクリーン印刷位置に対して所用の対応関係で位置決めされた2つの撮像手段と、上記2つの撮像手段の画像データを画像処理して得られる各角部の位置データに基づいて位置決めテーブルの移動量を演算する演算手段とを有し、演算手段の演算結果に基づいて基板の位置決めを行う位置決め部と、上記位置決め部とスクリーン印刷部との間で搬送元における配置位置を記憶したまま基板を搬送先に搬送し載置する基板移載手段とを備え、上記2つの撮像手段それぞれにより位置決めテーブルに固定した基板の対角となる2つの角部付近それぞれを撮像して画像データを取得し、演算手段がこれらの画像データから位置決めテーブルの移動量を求め、テーブル移動機構がこの移動量に基づき上記位置決めテーブルを移動又は回動して上記基板の位置決めを行い、この位置決めを行った基板を印刷テーブルに移載し、スクリーン印刷を行うことを特徴とするスクリーン印刷装置。
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