JPH11986A - スクリーン印刷方法 - Google Patents

スクリーン印刷方法

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JPH11986A
JPH11986A JP9172801A JP17280197A JPH11986A JP H11986 A JPH11986 A JP H11986A JP 9172801 A JP9172801 A JP 9172801A JP 17280197 A JP17280197 A JP 17280197A JP H11986 A JPH11986 A JP H11986A
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JP
Japan
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substrate
plate
screen
screen printing
printing
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JP9172801A
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English (en)
Inventor
Kikuichi Sato
菊一 佐藤
Hiroaki Watanabe
洋明 渡辺
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版の伸び等をモニターしながら、連続生産が
可能なスクリーン印刷方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 基板をステージ部に搬入する工程と、基
板にスクリーン印刷を行い基板に所定パターンと複数の
マークを形成する工程と、スクリーン印刷後、印刷され
た複数のマークをカメラで画像入力し画像処理された画
像データと予め記憶されている基準データとを比較して
スクリーンの伸び、位置合わせ精度の内の少なくとも一
つを測定する工程と、ステージ部から基板を搬出する工
程とを備えたスクリーン印刷方法からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理による位
置合わせを行い、印刷精度を向上させるスクリーン印刷
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像認識を用いたスクリーン印刷
方法が主流となっており、その一例について説明する。
スクリーン印刷機は、画像認識ステーションと印刷ステ
ーションの2つステーション(位置)を有し、基板を載
置したステージが各ステーションを移動可能に構成され
ている。
【0003】先ず、画像認識ステーションにおいて基板
が外部からステージ上に搬入されると、基板の位置規正
が行われる。次に、撮像カメラにて基板上の隅に形成さ
れている複数個のターゲットマークを認識し、その結果
により補正計算を行い、ずれ量を算出し、印刷ステーシ
ョンのスクリーン(版)を移動させることにより、基板
のずれ量に合わせた版の位置を補正する。
【0004】次に、ステージを印刷ステーションに配置
させた後、基板と版の位置を一致させスキージを版に押
し付けながら移動させ蛍光体を基板に印刷する。印刷後
は、基板を搬出した後、次の基板を搬入させ、以上の動
作を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、印刷状態に印刷ずれ等が発生してもチェック
する手段がないのでそのままの状態で流れてしまい、不
良基板の発生の原因となる。この印刷ずれの原因のひと
つとして、サイズが大きく、高精度の版では、印刷処理
を繰り返す毎にスキージによる力が版に加わりわずかづ
つ伸びることが確認されている。
【0006】このため、スクリーン印刷機に版をセット
する前に別の装置で版の伸びを測定し、その使用可否を
判断している。このように、別の装置で版の伸びを測定
する方法では、一旦セットされた版を印刷機から取り外
し洗浄して測定をしなければならず、その作業が煩雑と
なる。また、スクリーン印刷では、上述したように版を
スキージで若干伸ばしながら印刷するため、版そのもの
の形が印刷されない。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑み、版の伸び等
をモニターしながら、連続生産が可能なスクリーン印刷
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板をステージ部に搬入する工程と、基板にスクリーン
印刷を行い基板に所定パターンと複数のマークを形成す
る工程と、スクリーン印刷後、印刷された複数のマーク
をカメラで画像入力し画像処理された画像データと予め
記憶されている基準データとを比較してスクリーンの伸
び、位置合わせ精度の内の少なくとも一つを測定する工
程と、ステージ部から基板を搬出する工程とを備えたス
クリーン印刷方法からなる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のスクリーン印刷方法において、基準データは、スク
リーンの伸びを測定するための第1基準データとスクリ
ーンの位置合わせの精度を測定するための第2基準デー
タとからなり、第1基準データは、マスター基板に形成
された複数のターゲットマークをカメラで画像入力し画
像処理することにより予め記憶され、第2基準データ
は、ダミー基板にスクリーン印刷された複数のマークを
カメラで画像入力し画像処理することにより予め記憶さ
れていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は以上の方法を用いたので、基板にスク
リーン印刷する度に、基準データに対するスクリーン
(版)の伸び、位置合わせ精度の内の少なくとも一つを
測定するようにしたので、版の使用可否をその都度判断
しながら所定パターンが形成された基板を連続良品生産
することができる。
【0011】また、版の伸びと版の位置合わせの精度を
スクリーン印刷機に版をセットしたままで測定すること
ができるので、版の伸びを測定するために一旦セットさ
れた版を印刷機から取り外し洗浄する必要がなく、基板
の印刷結果からその都度現在の版の使用可否判断を簡単
に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて図面に基づいて以下に説明する。図1は、本発明
の一実施形態におけるスクリーン印刷方法で用いるスク
リーン印刷機の概略構成図である。スクリーン印刷機P
は、基板16上に所定のパターンを印刷する場合におけ
る位置指標となるマーク等の画像認識を行うための画像
認識ステーション1と基板16上にシルク印刷を行うた
めの印刷ステーション2とを備え、基板16を固定して
担持するステージ部3が、制御部(図示せず)の制御に
よって、ガイドレール4に沿って画像認識ステーション
1又は印刷ステーション2に配置可能に構成されてい
る。図1では、ステージ部3は、画像認識ステーション
1に配置される場合を実線で示し、印刷ステーション2
に配置される場合を点線で示している。
【0013】スクリーン印刷機Pの画像認識ステーショ
ン1には、ステージ部3が担持する基板16に形成され
た複数個のマーク等に対応した複数個の撮像カメラ5が
設けられている。各撮像カメラ5は、対応するマークを
それぞれ基板16の上方より撮像する。
【0014】また、上記制御部は、撮像カメラ5の撮像
結果により画像認識ステーション1に配置されたステー
ジ部3上の基板16上のマーク等の位置(座標)を認識
すると共に、予め記憶する基準データと比較してステー
ジ部3上の基板16の位置ずれを認識する。
【0015】一方、スクリーン印刷機Pの印刷ステーシ
ョン2には、スクリーン(版)がセットされたスクリー
ン部6及び、スキージ7が設けられている。版は、印刷
パターンと共に位置指標となるマークが印刷可能に形成
されたシルク版である。
【0016】また、上記制御部は、上述した基板16の
位置ずれに応じてパルスモータ(図示せず)を駆動し
て、スクリーン部6をX、Y、θ方向に適宜移動させて
版の位置を基板16の位置ずれに対応して調整する。ス
キージ7は、版を基板16に押しつけて印刷するための
ものであり、版の大きさに応じた範囲を移動可能に構成
される。
【0017】また、図2は、図1のスクリーン印刷機P
が備える制御部8の一例を示すブロック図である。制御
部8では、基板16に形成された複数個のマークを複数
個の撮像カメラ5によりそれぞれ撮像した画像信号が画
像処理装置9に入力され、処理後の画像データがコント
ロール部10に入力される。コントロール部10は、撮
像カメラ5からの画像データと予め測定され記憶されて
いる基準データとを比較し、版の伸び量及び版の位置合
わせ精度を測定する。
【0018】また、コントロール部10は、駆動制御部
11を介してパルスモータ(M)12を駆動制御してス
クリーン部6をX、Y、θ方向に位置補正する。また、
コントロール部10は、駆動制御部11を介してスライ
ダ13を駆動制御してステージ部3をガイドレール4に
沿って移動又は停止するように制御する。
【0019】また、制御部8は、投入コンベア14が基
板16をスクリーン印刷機P内に投入する場合に、この
投入動作に応じたタイミングでステージ部3を移動又は
停止させて、基板16をステージ部3上に搬入し、ステ
ージ部3上に載置させて固定する制御を行う。
【0020】スクリーン印刷機Pは概略このように構成
され、以下に示す印刷方法を用いることにより、版の使
用可否をその都度判断しながら所定パターンが形成され
た基板16を連続良品生産することができる。
【0021】即ち、スクリーン印刷機Pは、例えば図1
に示す投入コンベア14、排出コンベア15等と共に製
造ライン内に配置され、投入コンベア14によってステ
ージ部3上に順次送られてくる基板16を、制御部8の
制御により、一旦、印刷ステーション2に配置し基板1
6に対し印刷動作を行った後、印刷後の基板16を画像
認識ステーション1に配置するように制御し、撮像カメ
ラ5によって印刷されたマークを撮像して、マークの座
標位置を測定し、予め記憶されている基準データと比較
することによって、版の伸び量及び版の位置合わせ精度
を測定し、結果に応じて印刷が基板16上に適正に行わ
れたか否かを判断する。
【0022】また、この基準データは、予め印刷動作を
行う以前に、基準マーク(ターゲットマーク)が形成さ
れたマスター基板を画像認識ステーション1に配置し、
撮像カメラ5によってこのマークを撮像し座標位置を測
定することにより得られる。
【0023】次に、本発明の一実施形態におけるスクリ
ーン印刷方法を図3に基づいて詳述する。図3は、本発
明の一実施形態におけるスクリーン印刷方法を用いたス
クリーン印刷機Pの各部の動作フローチャートを示す図
であり、(a)は、マスター基板を用いて予め基準デー
タを得ると共にダミー基板を用いて版の試し刷りを行う
場合の動作のフローチャートを示し、(b)は、量産工
程における基板の連続印刷動作及び、基準データに基づ
いて行われる基板上の印刷結果の合否の判定動作のフロ
ーチャートを示している。
【0024】先ず、図3(a)の動作フローチャートを
説明する。ここでは、スクリーン印刷機Pは、先の図1
に示すように、投入コンベア14、排出コンベア15等
と共に製造ライン内に配置されているものとする。
【0025】図3(a)において、スクリーン印刷機P
の制御部8は、予めステージ部3を画像認識ステーショ
ン1に配置し、次いで、投入コンベア14によってスク
リーン印刷機P内に投入されるマスター基板をステージ
部3上に搬入させるように制御し、マスター基板をステ
ージ部3上に載置させて固定する(ステップS1)。
【0026】ここで、マスター基板は、例えば比較的寸
法の経年変化の少ない透明なガラス基板等の表面に、予
め正確な位置精度を有する複数の基準マーク(例えば、
基板16の4隅付近に印刷する4つのマークの位置基準
となるマーク)が付されて形成されている。
【0027】次に、制御部8は、撮像カメラ5によって
マスター基板上の各基準マークを撮像し、各基準マーク
に対応する映像信号を画像処理装置9に入力し、各基準
マークを認識してその座標に関するデータを算出し、算
出結果を位置データ(第1基準データ)としてコントロ
ール部10に記憶する(ステップS2)。
【0028】次に、制御部8は、ステージ部3を印刷ス
テーション2に配置させた後、マスター基板を排出コン
ベア15上に排出させる。このことにより、排出コンベ
ア15はマスター基板を搬出する(ステップS3)。
【0029】次に、制御部8は、ステージ部3をガイド
レール4上に沿って移動させて画像認識ステーション1
に配置させ、投入コンベア14によってスクリーン印刷
機P内に投入されるダミー基板をステージ部3上に搬入
させるように制御し、ダミー基板をステージ部3上に載
置させて固定する(ステップS4)。ここで、ダミー基
板とは、基板16のスクリーン印刷に先立って行われる
試し刷りのための基板16をいう。
【0030】次に、制御部8は、ダミー基板が固定され
たステージ部3をガイドレール4上に沿って移動させて
印刷ステーション2に配置させる(ステップS5)。
【0031】次に、制御部8は、スキージ7によって版
をダミー基板上に押しつけてスクリーン印刷を行うよう
に制御し、ダミー基板上に印刷パターンと共にマークを
印刷する(ステップS6)。
【0032】次に、制御部8は、パターン及びマークが
印刷されたダミー基板と共に、ステージ部3をガイドレ
ール4上に沿って移動させて再び画像認識ステーション
1に配置させる(ステップS7)。
【0033】次に、制御部8は、撮像カメラ5によって
ダミー基板上の各印刷マークを撮像し、各印刷マークに
対応する映像信号を画像処理装置9に入力し、各印刷マ
ークを認識してその座標に関するデータを算出し、算出
結果を位置データ(第2基準データ)としてコントロー
ル部10に記憶する(ステップS8)。
【0034】次に、制御部8は、先のステップS2にて
記憶した基準マークに対する位置データ(第1基準デー
タ)とステップS8にて記憶した印刷マークに対する位
置データ(第2基準データ)とを比較することでマスタ
ー基板の複数の基準マーク位置と印刷されたダミー基板
の複数のマーク位置を比較する(ステップS9)。
【0035】これにより、スキージ7によって版をダミ
ー基板上に押しつけて版を伸ばしながら複数のマークと
パターンをダミー基板上に実際印刷されたマークの各間
隔を基準マークの各間隔との比較の下に測定することが
できるので、ダミー基板上に複数のマークと共に実際印
刷されたパターンの大きさを精度良く測定することがで
き、この版が基板16の連続印刷に使用できるか否かが
版の伸び量に基づいて判断できる。
【0036】また、スキージ7によって版をダミー基板
上に押しつけて版を伸ばしながら実際に印刷することに
よって生じるダミー基板上の各印刷マーク又は各印刷マ
ーク間の位置ずれ量を精度良く測定することができるの
で、制御部8は、この位置ずれ量に基づいて、版がセッ
トされたスクリーン部6をX、Y、θ方向に適宜移動さ
せて版の位置を基板16の位置ずれに対応して調整する
ことで、基板16の連続印刷に先立って、基板16に対
する版の位置合わせを精度良く調整することができる。
【0037】また、制御部は、上記位置ずれ量に基づい
て、ダミー基板上の複数の印刷マークと共に実際印刷さ
れたパターンの伸び量によって版の伸び量を精度良く測
定することができ、この版の伸び量が基板16の連続印
刷に使用できる範囲内か否かが判断できる。
【0038】次に、制御部8は、ステージ部3を印刷ス
テーション2に配置させた後、ダミー基板を排出コンベ
ア15上に排出させる。このことにより、排出コンベア
15はダミー基板を搬出する(ステップS10)。
【0039】以上述べたように、マスター基板を用いて
予め基準データを得て版の試し刷りを行うことで、基板
16上への連続印刷に先立って版の伸び量の確認及び位
置合わせを行うことができる。
【0040】次に、図3(b)の動作フローチャートを
説明する。ここでは、スクリーン印刷機Pは、図3
(a)に示した各動作が既に行われていて、基板16へ
の連続印刷に適した版が適正に位置合わせされてセット
されているものとして説明する。
【0041】図3(b)において、先ず、スクリーン印
刷機Pの制御部8は、予めステージ部3を画像認識ステ
ーション1に配置し、次いで、投入コンベア14によっ
てスクリーン印刷機P内に順次投入される基板16を1
枚づつステージ部3上に搬入させるように制御し、基板
16をステージ部3上に載置させて固定する(ステップ
S11)。
【0042】次に、基板が固定されたステージ部3をガ
イドレール4上に沿って移動させて印刷ステーション2
に配置させる(ステップS12)。
【0043】次に、制御部8は、スキージ7によって版
を基板16上に押しつけてスクリーン印刷を行うように
制御し、基板16上に印刷パターンと共にマークを印刷
する(ステップS13)。
【0044】次に、制御部8は、マーク及びパターンが
印刷された基板16と共にステージ部3をガイドレール
4上に沿って移動させて再び画像認識ステーション1に
配置させる(ステップS14)。
【0045】次に、制御部8は、ステップS15にて、
撮像カメラ5によって基板16上の各印刷マークを撮像
し、各印刷マークに対応する映像信号を画像処理装置9
に入力し、各印刷マークを認識してその座標に関する位
置データを算出し記憶する。
【0046】なお、この位置データは、順次印刷される
基板16毎に記憶し、既に記憶している第2基準データ
(ステップS8参照)と共に、新たな第2基準データと
して更新しながら累積記憶する。
【0047】また、制御部8は、この算出された位置デ
ータを先のステップS2における第1基準データと比較
する。また、制御部8は、既に印刷された基板16に関
する位置データが記憶されている場合には、その位置デ
ータとも比較する。
【0048】次に、制御部8は、ステップS16に移行
し、基板16上に実際印刷された複数のマーク位置をス
テップS15における第1基準データとの比較結果に基
づいて精度良く測定し、その測定結果に基づいて、印刷
した最新の基板16に用いている版の伸び量が適正か否
か、また、現在用いている版が以降の基板16の連続印
刷に使用できる範囲内か否かを判定する。
【0049】また、制御部8は、ステップS16では、
最新の基板16に印刷された位置データを、上述した既
に記憶している第2基準データと比較することで、最新
の基板16の位置合わせ精度を測定することができ、現
在用いられている版の位置合わせが適正位置からずれて
いないか否かを判定できる。
【0050】制御部8は、ステップS16の判定結果に
より、印刷した最新の基板16に用いている版の伸び量
が適正であり、現在用いている版が以降の基板16の連
続印刷に使用できる範囲内であり、現在用いられている
版の位置合わせが適正位置からずれていないと判定した
場合(即ち、判定結果がOKの場合)には、ステップS
17に移行し、ステージ部3を印刷ステーション2に配
置させた後、基板16を排出コンベア15上に排出させ
る。このことにより、排出コンベア15は基板16を良
品として搬出する。
【0051】次に、制御部8は、ステージ部3をガイド
レール4上に沿って移動させて再び画像認識ステーショ
ン1に配置させる(ステップS18)。次いで、制御部
8は、ステップS11に移行して、投入コンベア14に
よってスクリーン印刷機P内に投入される次の基板16
をステージ部3上に搬入させるように制御し、基板16
をステージ部3上に載置させて固定した後、ステップS
12移行の各動作を繰り返す。
【0052】一方、ステップS16において、制御部8
は、印刷した最新の基板16に用いている版の伸び量が
適正でないと判定した場合や、現在用いている版が以降
の基板16の連続印刷に使用できないと判定した場合
や、現在用いられている版の位置合わせが適正位置から
ずれていると判定した場合(即ち、判定結果がNG)の
場合)には、ステップS19に移行してスクリーン印刷
機Pや投入コンベア14等の各部の動作を停止させる。
このことにより、印刷不良の基板16をステージ部3か
ら取り出すことができ、状況に応じて、版の交換や、版
の位置合わせを行うことができる。
【0053】上述の実施形態では、基板16の位置ずれ
に応じてパルスモータを駆動して、スクリーン部6を
X、Y、θ方向に移動させ位置合わせする例を示した
が、これに限らず、基板16をX、Y、θ方向に移動さ
せ位置合わせするように構成しても良い。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上の方法を用いたので、基板
にスクリーン印刷する度に、基準データに対するスクリ
ーン(版)の伸び、位置合わせ精度の内の少なくとも一
つを測定するようにしたので、版の使用可否をその都度
判断しながら所定パターンが形成された基板を連続良品
生産することができる。
【0055】また、版の伸びと版の位置合わせの精度を
スクリーン印刷機に版をセットしたままで測定すること
ができるので、版の伸びを測定するために一旦セットさ
れた版を印刷機から取り外し洗浄する必要がなく、基板
の印刷結果からその都度現在の版の使用可否判断を簡単
に行うことができる。その結果、不良基板の発生を防い
で連続良品生産を実現でき、検査装置を別に設けること
なく、従来のスクリーン印刷機に機能を付加するだけで
版の伸びを簡単かつ安価に監視できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるスクリーン印刷方
法で用いるスクリーン印刷機の概略構成図である。
【図2】図1のスクリーン印刷機Pが備える制御部8の
一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態におけるスクリーン印刷方
法を用いたスクリーン印刷機Pの各部の動作フローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・画像認識ステーション 2・・・・・印刷ステーション 3・・・・・ステージ部 4・・・・・ガイドレール 5・・・・・撮像カメラ 6・・・・・スクリーン部 7・・・・・スキージ 8・・・・・制御部 9・・・・・画像処理装置 10・・・・コントロール部 11・・・・駆動制御部 12・・・・パルスモータ 13・・・・スライダ 14・・・・投入コンベア 15・・・・排出コンベア 16・・・・基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板をステージ部に搬入する工程と、前
    記基板にスクリーン印刷を行い前記基板に所定パターン
    と複数のマークを形成する工程と、スクリーン印刷後、
    前記印刷された複数のマークをカメラで画像入力し画像
    処理された画像データと予め記憶されている基準データ
    とを比較してスクリーンの伸び、位置合わせ精度の内の
    少なくとも一つを測定する工程と、ステージ部から基板
    を搬出する工程とを備えたことを特徴とするスクリーン
    印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記基準データは、スクリーンの伸びを
    測定するための第1基準データとスクリーンの位置合わ
    せの精度を測定するための第2基準データとからなり、
    前記第1基準データは、マスター基板に形成された複数
    のターゲットマークをカメラで画像入力し画像処理する
    ことにより予め記憶され、第2基準データは、ダミー基
    板にスクリーン印刷された複数のマークをカメラで画像
    入力し画像処理することにより予め記憶されていること
    を特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷方法。
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