JP5906266B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解することにより電解水を生成する電解水生成装置に関する。
水素分子が溶け込んだ電解水素水(還元水)を生成できる電解水生成装置が知られている。電解水素水は、胃腸症状の改善に優れた効果を発揮するとして注目されている。また、電解水素水は、活性酸素の除去に適しているとして、酸化ストレスの低減に活用されている。
近年、普段の生活の中で電解水素水を気軽に摂取できるように、家庭用の電解水生成装置が普及しつつある。例えば、特許文献1には、水道水を浄化する着脱自在な浄水カートリッジ、浄水カートリッジによって浄化された水を電気分解する電解槽、及び、電解槽を制御する制御回路が実装された回路基板を備えた電解水生成装置が開示されている。
特開2000−350989号公報
電解水生成装置では、浄水カートリッジ及び電解槽の内部には水が満たされており、何らかの事情により、それらから水漏れが発生すると、制御回路に影響を及ぼすおそれがある。特に、ユーザーの手によって浄水カートリッジの交換がなされる家庭用の電解水生成装置では、水漏れから制御回路を効果的に保護する構造が求められている。
さらに、キッチンのシンク周辺に設置されることの多い家庭用の電解水生成装置は、小型化が強く要望されている。このため、コンパクトでありながら、浄水カートリッジ、電解槽及び回路基板を強固に保持できる強靱なフレーム構造も求められている。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、浄水カートリッジ、電解槽及びその周辺に生じた水漏れから制御回路を保護することができ、かつ、強靱なフレーム構造で、浄水カートリッジ、電解槽及び回路基板を強固に保持できる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、内部に収容空間を区画するケースと、前記収容空間を複数の空間に区分するフレームとを備え、前記収容空間内には、水道水を浄化する浄水カートリッジ、前記浄水カートリッジによって浄化された水を電気分解する電解槽、及び、前記電解槽を制御する制御回路が実装された回路基板が配された電解水生成装置であって、前記フレームは、前記収容空間を、前記浄水カートリッジが収容される第1空間と前記電解槽及び前記回路基板が収容される第2空間とに区分する第1隔壁と、前記第2空間を、前記電解槽が収容される第3空間と前記回路基板が収容される第4空間とに区分する第2隔壁とを有し、前記第1隔壁と前記第2隔壁とは、平面視でT字状に固着され、前記第4空間は、前記第1隔壁及び前記第2隔壁によって、前記第1空間及び前記第3空間から防水状態で隔離されていることを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記浄水カートリッジと前記電解槽とは、第1配管を介して接続され、前記フレームは、前記第1空間及び前記第4空間の下方に、前記第1配管が収容される第5空間を区画する第3隔壁をさらに有し、前記第1隔壁の下端及び前記第2隔壁の下端は、前記第3隔壁と固着され、前記第4空間は、前記第3隔壁によって、前記第5空間から防水状態で隔離されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記電解槽には、前記電解槽で生成された電解水素水を送出する第2配管と、前記電解槽で生成された電解酸性水を送出する第3配管とが接続され、前記第2配管及び前記第3配管は、前記第5空間に収容されていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記ケースは、前記第3隔壁と平行にのび、前記ケースの底部を閉じる底壁を有し、前記底壁の少なくとも一部は、その下方に第6空間を形成する上げ底部を含んでいることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2配管には、前記電解水素水を前記ケースの外部に送出する水素水送出ホースが接続され、前記第3配管には、前記電解酸性水を前記ケースの外部に送出する酸性水送出ホースが接続され、前記水素水送出ホース及び前記酸性水送出ホースは、前記第6空間を通って前記ケースの外部へとのびていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記水素水送出ホース及び前記酸性水送出ホースは、平面視で前記第2隔壁より前記第3空間の側に設けられていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記回路基板には電源ケーブルが接続され、前記電源ケーブルは、前記第6空間を通って前記ケースの外部へとのび、平面視で前記第2隔壁より前記第4空間の側に設けられていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記ケースは、前記電源ケーブルを係止するケーブル係止手段を有することが望ましい。
本発明の電解水生成装置は、内部に収容空間を区画するケースと、第1隔壁と第2隔壁とを有するフレームとを備える。第1隔壁によって浄水カートリッジが収容される第1空間が区分される。第1隔壁及び第2隔壁によって電解槽が収容される第3空間と回路基板が収容される第4空間とが区分される。第1隔壁と第2隔壁とは、平面視でT字状に固着されているので、フレームの曲げ剛性及びねじれ剛性が高められる。さらに、第4空間は、第1隔壁及び第2隔壁によって、第1空間及び第3空間から防水状態で隔離されているので、浄水カートリッジ又は電解槽を収容する第1空間又は第3空間で水漏れが発生しても、第4空間の防水状態は維持され、制御回路が保護される。
本発明の電解水生成装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1の電解水生成装置の内部構造を示す平断面図である。 図2の電解水生成装置の構成を示すブロック図である。 図2浄水カートリッジを交換する際の電解水生成装置の斜視図である。 図2のケースを透視してフレームの構造を示す斜視図である。 図1の電解水生成装置の内部構造を示す側断面図である。 図1の電解水生成装置における各ホース及び電源ケーブルの取り回し例を示す底面図である。 図1の電解水生成装置における各ホース及び電源ケーブルの別の取り回し例を示す底面図である。 図1の電解水生成装置の側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の外観を示す斜視図である。図2は、電解水生成装置1の内部構造を示す断面図である。本実施形態の電解水生成装置1は、内部に収容空間20を区画するケース2と、収容空間20を複数の空間に区分するフレーム3とを備えている。
ケース2は、電解水生成装置1の外表面を形成すると共に、収容空間20に配されている各種部品を被い保護する。ケース2は、平面視で長手方向を有する矩形状に形成されている。フレーム3は、収容空間20に配されている各種部品を保持する。
図3は、電解水生成装置1のブロック図である。図2、3に示されるように、電解水生成装置1は、水道水を浄化する浄水カートリッジ5と、浄水カートリッジ5によって浄化された水を電気分解する電解槽6と、電解槽6を制御する制御回路70が実装された回路基板7とを備えている。
浄水カートリッジ5は、円柱状に形成されており、収容空間20の端部に起立姿勢で装着される。浄水カートリッジ5は、フレーム3に対して着脱自在に構成されている。浄水カートリッジ5によって浄化された水は、電解槽6に供給される。
電解槽6は、隔膜6aで区分された陽極室6bと陰極室6cとを有する。陽極室6bに設けられた陽極板6dと、陰極室6cに設けられた陰極板6eとの間に直流電圧が印加されると、電気分解により陰極室6cで電解水素水が、陽極室6bで電解酸性水がそれぞれ生成される。陽極板6dと陰極板6eとの間に印加する直流電圧は、例えば、制御回路70によって制御される。
制御回路70は、回路基板7と、回路基板7に実装されたLSI、IC、トランス、コンデンサ等の各種の電子部品等とによって構成されている。回路基板7の一例として、一般的なプリント回路基板が挙げられるが、フレキシブルプリント基板であってもよい。
制御回路70は、電源部71と、極性切替部72と、制御部73を備えている。電源部71は、プラグ71aを介して商用交流電源に接続され、制御部73から入力された制御信号に応じて、陽極板6d及び陰極板6eに直流電圧を印加する。極性切替部72は、制御部73から入力された制御信号に応じて、陽極板6d及び陰極板6eに印加する直流電圧の極性を切り替える。
制御部73は、各部の制御を司る。例えば、制御部73は、電源部71、極性切替部72、陽極板6d及び陰極板6e等によって構成される回路に設けられている電流計(図示せず)から入力される信号や電源部71の出力電圧に基づいて、電源部71の出力をフィードバック制御する。さらに、制御部73は、時間を計数し、所定時間が経過する毎に、極性切替部72等の切替動作を制御する。極性切替部72等の切替動作の制御は、上記時間によって管理する形態に替えて、又は上記時間によって管理する形態に加えて、浄水カートリッジ5から送水される水量によって管理する形態であってもよい。この場合、制御部73は、例えば、浄水カートリッジ5の下流に設けられた流量計(図示せず)から入力される信号に基づいて、浄水カートリッジ5から送水される水量を積算し、所定水量が送水される毎に、極性切替部72等の切替動作を制御する。さらに、極性切替部72等の切替動作の制御は、所定の動作が行なわれる毎になされるものであってもよい。
図4には、ケース2の本体21からハッチ22を外した状態の電解水生成装置1が示される。図4では、ケース2の本体21は、2点鎖線にて示され、電解水生成装置1の内部構成の一部が透視されている。ハッチ22は、浄水カートリッジ5に隣接して設けられており、ハッチ22が本体21から外されることにより、浄水カートリッジ5が露出され、交換可能とされる。
図5には、電解水生成装置1のケース2及びフレーム3が示される。ケース2は、2点鎖線で示されている。フレーム3は、ケース2を透視することにより、実線及び1点鎖線で示されている。
図2、4及び5に示されるように、フレーム3は、第1隔壁31と、第2隔壁32とを有している。第1隔壁31は、ケース2の収容空間20を、浄水カートリッジ5が収容される第1空間2Aと電解槽6及び回路基板7が収容される第2空間2Bとに区分する。第2隔壁32は、第2空間2Bを、電解槽6が収容される第3空間2Cと回路基板7が収容される第4空間2Dとに区分する。回路基板7は、金属板からなるシャーシ74と共に、第2隔壁32に装着されている。回路基板7は、第2隔壁32と略平行に配設されている。
第1隔壁31と第2隔壁32とは、平面視でT字状に固着されている。「T字状に固着されている」とは、2つの隔壁が略垂直に接合されていることをいう。本実施形態では、第1隔壁31の一部が、浄水カートリッジ5に沿って平面視で円弧状に形成されているが、第1隔壁31と第2隔壁32とが接合される部分において、第1隔壁31と第2隔壁32とのなす角度は、略90゜である。これにより、簡素な構成でフレーム3の曲げ剛性及びねじれ剛性を高めることが可能となり、浄水カートリッジ5、電解槽6及び回路基板7が強固に保持される。
回路基板7が収容される第4空間2Dは、第1隔壁31及び第2隔壁32によって、第1空間2A及び第3空間2Cから防水状態で隔離されている。第4空間2Dが第1空間2A及び第3空間2Cから隔離されている防水状態とは、第1隔壁31及び第2隔壁32に水滴等が通過する開口が存在しない状態又は開口が存在してもその開口にグロメット等の封止部材が装着され、実質的又は実用的な防水状態が維持されている状態である。
本実施形態では、第1隔壁31及び第2隔壁32によって、第4空間2Dが、第1空間2A及び第3空間2Cから防水状態で隔離されているので、浄水カートリッジ5又は電解槽6を収容する第1空間2A又は第3空間2Cで水漏れが発生しても、第4空間2Dの防水状態は維持され、制御回路70が第1空間2A又は第3空間2Cで漏れた水から保護される。
図6は、電解水生成装置1の側断面を示している。図5、6に示されるように、フレーム3は、第1空間2A及び第4空間2Dの下方に、第5空間2Eを区画する第3隔壁33をさらに有している。第5空間2Eには第1配管41、第2配管42、第3配管43及び第4配管44が収容されている。
第1配管41は、浄水カートリッジ5と電解槽6とに接続され、浄水カートリッジ5で浄化された水を電解槽6の陽極室6b及び陰極室6cに供給する。第2配管42は、電解槽6に接続され、その陰極室6cで生成された電解水素水を送出する。第3配管43は、電解槽6に接続され、その陽極室6bで生成された電解酸性水を送出する。第4配管44は、浄水カートリッジ5に接続され、水道水を浄水カートリッジ5に供給する。
第1配管41、第2配管42及び第3配管43は、流路切替弁45を介して電解槽6に接続されている。第1配管41は、流路切替弁45の手前で第1子配管41a及び第1子配管41bに分岐する。流路切替弁45は、第1流路切替弁45aと第2流路切替弁45bとを有する。流路切替弁45は、駆動モーター(図示せず)の動力によって駆動される。第1流路切替弁45aは、制御部73から入力された制御信号に応じて駆動モーターが駆動されることにより、第1子配管41a及び第1子配管41bと、陽極室6b及び陰極室6cとの接続を切り替える。第2流路切替弁45bは、制御部73から入力された制御信号に応じて駆動モーターが駆動されることにより、電解槽6の陽極室6b及び陰極室6cと第2配管42及び第3配管43との接続を切り替える。
制御部73による管理の下で、極性切替部12及び流路切替弁45は、同期して動作可能である。より具体的には、極性切替部12が極板の極性を切り替えることにより、陽極室6bと陰極室6cとが相互に入れ替わる。このとき、流路切替弁45が動作して流路が切り替わることにより、極板の極性が切り替わっても、第2配管42からは陰極室6cで生成された電解水素水が送出され、第3配管43からは陽極室6bで生成された電解酸性水が送出される。なお、極性切替部12又は流路切替弁45が単独で動作することにより、第2配管42から陽極室6bで生成された電解酸性水を送出し、第3配管43から陰極室6cで生成された電解水素水を送出することも可能である。
図5、6に示されるように、第1隔壁31の下端31a及び第2隔壁32の下端32aは、第3隔壁33と固着されている。これにより、第4空間2Dは、第3隔壁33によって、第5空間2Eから防水状態で隔離される。従って、第1配管41、第2配管42、第3配管43及び流路切替弁45等を収容する第5空間2Eで水漏れが発生しても、第4空間2Dの防水状態は維持され、制御回路70が第5空間2Eで漏れた水から保護される。
図6に示されるように、ケース2は、本体21の内側下部に台座23を備える。台座23の上方には、フレーム3が搭載される。台座23は、フレーム3を支持する。台座23は、ケース2の底部を閉じる底壁24を有している。底壁24は、実質的に第3隔壁33と平行にのびている。底壁24は、その下方に第6空間2Fを形成する上げ底部25を含んでいる。本実施形態では、底壁24の4隅を除いた領域に上げ底部25が形成されているが、底壁24の少なくとも一部に上げ底部25が形成されていればよい。例えば、上げ底部25は、第1配管41、第2配管42、第3配管43及び第4配管44に対応する形状に形成されていてもよい。かかる上げ底部25によれば、電解水生成装置1の高さを抑え、小型化を図ることができる。
上げ底部25には、管継手46、47及び48が装着されている。管継手46、47及び48は、第6空間2Fに突出して装着されている。管継手46の基端は第2配管42と、管継手47の基端は第3配管43と及び管継手48の基端は第4配管44とそれぞれ接続されている。 管継手46の先端には水素水送出ホース51が、管継手47の先端には酸性水送出ホース52が、管継手48の先端には水道水供給ホース53がそれぞれ接続されている。
水素水送出ホース51は、第2配管42を流れる電解水素水をケース2の外部に送出する。酸性水送出ホース52は、第3配管43を流れる電解酸性水をケース2の外部に送出する。水道水供給ホース53は、第4配管44を介して水道水を浄水カートリッジ5に供給する。水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52及び水道水供給ホース53は、第6空間2Fを通ってケース2の外部へとのびている。
水素水送出ホース51及び水道水供給ホース53の先端は、例えば、キッチンの水道蛇口に設けられた分岐水栓(図示せず)に接続される。酸性水送出ホース52の先端は、例えば、シンク(図示せず)に固定される。電解水生成装置1をキッチンに設置する際に、キッチンのレイアウトに応じて、水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52及び水道水供給ホース53の取り回しを自由に変更できるように、管継手46、47及び48は、台座23に対して回動自在に設けられている。
図2及び6に示されるように、電解水生成装置1の電源ケーブル71bは、回路基板7上の制御回路70から第4空間2D及び第6空間2Fを通ってケース2の外部へとのびている。本実施形態では、フレーム3の第3隔壁33には、電源ケーブル71bを挿通させるための挿通部34が形成されている。また、台座23の底壁24には、電源ケーブル71bを挿通させるための貫通孔26が形成されている。貫通孔26には、第6空間2Fから第4空間2Dを防水状態で隔離すると共に、電源ケーブル71bを保護するためのグロメット27が装着されている。
図1、4及び6に示されるように、ケース2の長手方向端面28a、28bの下部には、水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52、水道水供給ホース53及び電源ケーブル71bを挿通させてケース2の外部に導くための開口29a、29bが設けられている。開口29a、29bは、本体21、ハッチ22及び台座23の側端面に形成されている。キッチンのレイアウトに応じて、水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52、水道水供給ホース53及び電源ケーブル71bの取り回しを変更できるように、開口29aが第1空間2A側の長手方向端面28aに、開口29bが第2空間2B側の長手方向端面28bに、それぞれ設けられている。
図7及び図8は、水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52、水道水供給ホース53及び電源ケーブル71bの取り回しのバリエーションを、電解水生成装置1の底面図で示している。図7では、電源ケーブル71bが、開口29aからケース2の外部に引き出された形態が示され、(a)は、水素水送出ホース51、酸性水送出ホース52及び水道水供給ホース53(以下、水素水送出ホース51等とする)が開口29bからケース2の外部に引き出された形態であり、(b)は、水素水送出ホース51等が開口29aからケース2の外部に引き出された形態である。図8では、電源ケーブル71bが、開口29bからケース2の外部に引き出された形態が示され、(a)は、水素水送出ホース51等が開口29bからケース2の外部に引き出された形態であり、(b)は、水素水送出ホース51等が開口29aからケース2の外部に引き出された形態である。
本実施形態では、管継手46及び47が、平面視(底面視)で第2隔壁32より第3空間2Cの側に設けられている。これに伴い、図7、8に示されるいずれの形態においても、水素水送出ホース51及び酸性水送出ホース52は、平面視で第2隔壁32より第3空間2Cの側をのびてケース2の外部に引き出される。さらに、水道水供給ホース53は、水素水送出ホース51又は酸性水送出ホース52に隣接しながらのびてケース2の外部に引き出される。
一方、電源ケーブル71bを挿通させるための貫通孔26は、平面視で第2隔壁32より第4空間2Dの側に設けられている。これに伴い、図7、8に示されるいずれの形態においても、電源ケーブル71bは、平面視で第2隔壁32より第4空間2Dの側をのびてケース2の外部に引き出される。これにより、水素水送出ホース51等と電源ケーブル71bとが第6空間2Fで互いに絡み合うことが抑制される。従って、電解水生成装置1の設置作業が容易に行えるようになる。
図9は、ケース2の長手方向端面28a及び28bを示している。台座23の開口29a及び29bには、電源ケーブル71bを係止するケーブル係止部(ケーブル係止手段)29cが設けられている。ケーブル係止部29cは、開口29a及び29bの第4空間2D側の端縁から突設されている。ケーブル係止部29cは、側面視で釣り針状に形成されている。
図7乃至9に示されるように、電源ケーブル71bがケーブル係止部29cに係止されることにより、電源ケーブル71bが平面視で第2隔壁32より第4空間2Dの側に留められる。これにより、水素水送出ホース51等と電源ケーブル71bとが第6空間2Fで互いに絡み合うことがより一層抑制される。従って、電解水生成装置1の設置作業が容易に行えるようになる。
図2に示されるように、本実施形態の浄水カートリッジ5には、浄水カートリッジのID情報を記憶するRFID(Radio Frequency Identification)タグ5aが埋設されている。RFIDタグ5aに記憶されたID情報は、ID読み取り部(ID読み取り手段)76によって非接触通信にて読み取られる。ID読み取り部76は、回路基板77と回路基板77に実装されている電子部品等によって構成されている。ID読み取り部76によって読み取られたID情報は、制御部73に出力される。
回路基板77は、第1隔壁31と第2隔壁32とによって区分された第4空間2Dに設けられている。より具体的には、回路基板77は、第1隔壁31の第4空間2D側の壁面に沿って配設されている。第1隔壁31を挟んでRFIDタグ5aとID読み取り部76との間で、無線通信がなされる。既に述べたように、第4空間2Dは、隣り合う第1空間2A、第3空間2C及び第5空間2Eから防水状態で隔離されているので、第1空間2A、第3空間2C及び第5空間2Eで水漏れが発生しても、第4空間2Dの防水状態は維持され、ID読み取り部76が第1空間2A、第3空間2C及び第5空間2Eで漏れた水から保護される。
以上のような構成を有する本実施形態の電解水生成装置1によれば、第1隔壁31によって浄水カートリッジ5が収容される第1空間2Aが区分され、第1隔壁31及び第2隔壁32によって電解槽6が収容される第3空間2Cと回路基板7が収容される第4空間2Dとが区分される。第1隔壁31と第2隔壁32とは、平面視でT字状に固着されているので、フレーム3の曲げ剛性及びねじれ剛性が高められる。これにより、コンパクトでありながら、浄水カートリッジ5、電解槽6及び回路基板7を強固に保持するフレーム3が得られ、電解水生成装置1のデザイン性を高めることが可能となる。さらに、第4空間2Dは、第1隔壁31及び第2隔壁32によって、第1空間2A及び第3空間2Cから防水状態で隔離されているので、浄水カートリッジ5又は電解槽6等で水漏れが発生しても、第4空間2Dの防水状態は維持され、制御回路70が保護される。
以上、本発明の電解水生成装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、フレーム3が、ケース2の収容空間20を、浄水カートリッジ5が収容される第1空間2Aと、電解槽6が収容される第3空間2Cと、回路基板7が収容される第4空間2Dとに区分する第1隔壁31及び第2隔壁32を有し、第1隔壁31と第2隔壁32とは、平面視でT字状に固着され、第4空間2Dは、第1隔壁31及び第2隔壁32によって、第1空間2A及び第3空間2Cから防水状態で隔離されていればよい。
1 電解水生成装置
2 ケース
2A 第1空間
2B 第2空間
2C 第3空間
2D 第4空間
2E 第5空間
2F 第6空間
3 フレーム
5 浄水カートリッジ
5a RFIDタグ
6 電解槽
7 回路基板
24 底壁
25 上げ底部
29c ケーブル係止部(ケーブル係止手段)
31 第1隔壁
32 第2隔壁
33 第3隔壁
41 第1配管
42 第2配管
43 第3配管
51 水素水送出ホース
52 酸性水送出ホース
70 制御回路
71b 電源ケーブル
76 ID読み取り部(ID読み取り手段)

Claims (5)

  1. 内部に収容空間を区画するケースと、前記収容空間を複数の空間に区分するフレームとを備え、
    前記収容空間内には、水道水を浄化する浄水カートリッジ、前記浄水カートリッジによって浄化された水を電気分解する電解槽、及び、前記電解槽を制御する制御回路が実装された回路基板が配された電解水生成装置であって、
    前記フレームは、前記収容空間を、前記浄水カートリッジが収容される第1空間と前記電解槽及び前記回路基板が収容される第2空間とに区分する第1隔壁と、
    前記第2空間を、前記電解槽が収容される第3空間と前記回路基板が収容される第4空間とに区分する第2隔壁とを有し、
    前記第1隔壁と前記第2隔壁とは、平面視でT字状に固着され、
    前記第4空間は、前記第1隔壁及び前記第2隔壁によって、前記第1空間及び前記第3空間から防水状態で隔離され、
    前記浄水カートリッジと前記電解槽とは、第1配管を介して接続され、
    前記フレームは、前記第1空間及び前記第4空間の下方に、前記第1配管が収容される第5空間を区画する第3隔壁をさらに有し、
    前記第1隔壁の下端及び前記第2隔壁の下端は、前記第3隔壁と固着され、
    前記第4空間は、前記第3隔壁によって、前記第5空間から防水状態で隔離され、
    前記電解槽には、前記電解槽で生成された電解水素水を送出する第2配管と、前記電解槽で生成された電解酸性水を送出する第3配管とが接続され、
    前記第2配管及び前記第3配管は、前記第5空間に収容され、
    前記ケースは、前記第3隔壁と平行にのび、前記ケースの底部を閉じる底壁を有し、
    前記底壁の少なくとも一部は、その下方に第6空間を形成する上げ底部を含んでいることを特徴とする電解水生成装置。
  2. 前記第2配管には、前記電解水素水を前記ケースの外部に送出する水素水送出ホースが接続され、
    前記第3配管には、前記電解酸性水を前記ケースの外部に送出する酸性水送出ホースが接続され、
    前記水素水送出ホース及び前記酸性水送出ホースは、前記第6空間を通って前記ケースの外部へとのびている請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 前記水素水送出ホース及び前記酸性水送出ホースは、平面視で前記第2隔壁より前記第3空間の側に設けられている請求項2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記回路基板には電源ケーブルが接続され、
    前記電源ケーブルは、前記第6空間を通って前記ケースの外部へとのび、平面視で前記第2隔壁より前記第4空間の側に設けられている請求項3に記載の電解水生成装置。
  5. 前記ケースは、前記電源ケーブルを係止するケーブル係止手段を有する請求項4に記載の電解水生成装置。
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