JP2005152847A - 電解水生成装置 - Google Patents

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JP2005152847A JP2003398161A JP2003398161A JP2005152847A JP 2005152847 A JP2005152847 A JP 2005152847A JP 2003398161 A JP2003398161 A JP 2003398161A JP 2003398161 A JP2003398161 A JP 2003398161A JP 2005152847 A JP2005152847 A JP 2005152847A
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Hiroshige Oshiro
博成 大城
Eiji Ando
栄司 安藤
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Abstract

【課題】 本発明は、電気回路部が水回路部から隔離されて水洩れによる冠水を防ぎ、また、電気回路部と電解槽を着脱自在に接続させることにより着脱が容易になり、着脱時間を大幅に短縮することができ、保守、点検が容易に出来る電解水生成装置を提供する。
【解決手段】 少なくともフィルターカートリッジ4および電解槽5を有する水回路部と
、少なくとも電力供給部および制御部を有する電気回路部6とを具備し、これらが電解水生成装置1の筺体2内部に収められている。電気回路部6と水回路部とが隔壁25,27を介して隔離され、かつ電気回路部6と、水回路部の電解槽5とが電気的に接続されている。また、水回路部のカートリッジ4と電解槽5とが隔壁26,28を介して隔離され、かつ水管によって互いに接続されている。カートリッジ4と、電解槽5と、電気回路部6とが筺体2の外周壁部の内面に沿って配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電解水生成装置に関するものである。
一般に、電解水生成装置は、水道水がフィルタで濾過されて浄水された後、電解槽で電
気分解される。このとき、浄水に塩および/またはカルシウム(カルシウム含有物質)が
調整されて電解槽に供給されることが多い。電解槽では、内部に隔膜を介して設けられた
少なくとも一対の電極基板によって水が電気分解され、陰極側にアルカリ性水、および陽
極側に酸性水が生成される。極性によって電気分解の作用が制御され、陰極側に弱から強
アルカリ性水、また陽極側に弱から強酸性水が生成される。
電解水生成装置は、電解槽および表示部等への電力供給、制御からなる電気回路部と、
フィルターカートリッジおよび電解槽等への水供給、制御からなる水回路部とから構成さ
れている。水管濾布は、少なくともフィルターカートリッジおよび電解槽を有し、必要に
応じて、塩供給部、カルシウム供給部、ポンプ、および/または弁が具備されている。
これら従来の電解水生成装置の課題は、まず第1に、水回路部の水洩れが電気回路部に
冠水することによる腐食や接点不良等のトラブルが発生することである。第2に、電解槽にカルシウムのスケール付着等のトラブルが発生することである。
ところで、従来、水を電気分解してアルカリ性水と酸性水とを生成する電解水生成装置
としては、つぎの特許文献が知られている。
特開平11−253946号公報 この特許文献1記載の発明は、電解水生成装置に関するもので、特許文献1の電解水生成装置は、外箱内に組付けた流水式の電解槽にて水が電気分解されて電解水が生成されるようにした電解水生成装置において、電解槽に一体的に設けた電解水取出管が外箱の本体に設けた取付孔を貫通して下方に延出するようにしたことを特徴とするものであり、電解槽に一体的に設けた電解水取出管が外箱の本体に設けた取付孔を貫通して下方に延出するようにしたため、電解水取出管とこれに接続される部品間にて水漏れが生じた場合にも、電解水は外箱外に漏れ出て外箱内部を濡らすことはなく、外箱内に組付けられた電気部品等及び金属部品等への電解水の付着を防止することができる。 特開平11−253953号公報 この特許文献2記載の発明は、電解水生成装置に関するもので、電解水生成装置を、ボトムプレートの中間部位に前後方向にて門形のフレームを設けてなる外箱本体と、この外箱本体に組付けられる電解槽を含む水路系部品(門形フレームに向かって左方に組み付けられるもの)及び電解槽での水の電気分解を制御する電気部品(門形フレームに向かって右方に組み付けられるもの)と、門形フレームの両側にて外箱本体に脱着可能に組付けられて水路系部品及び電気部品を外側から被覆する一対の外装カバーとを備え、門形フレームに水路系部品の配管口を設けてなる構成としたものであり、水路系部品と電気部品の保守・点検が容易な電解水生成装置を提供するというものであった。
しかしながら、電解水生成装置は、酸性水およびアルカリ性水の吐水部の他に数カ所の
水管接続部を有しているため、上記特許文献1記載の電解水生成装置のように、水洩れに
よる冠水の防止は、酸性水およびアルカリ性水の吐水部を電解槽下部に設けるだけでは、
充分ではない。ここで、他の水管接続部とは、電解槽の給水口、カートリッジ、塩供給部
、カルシウム供給部、ポンプ等との接続部である。
また、上記特許文献2記載の電解水生成装置のように、水洩れを門形フレーム上部の凹
形状に誘導する方法も、接続部の一部に限られており、吹き出る水洩れに対しては有効で
はない。そのため、水洩れによる電気回路部の冠水を防止することができないという重大
な問題があった。
また、従来の電解水生成装置では、カートリッジを交換するのに簡便なように、着脱自
在に設けられているが、その他の部品については、交換また保守、点検することを前提に
しておらず、取り外しばかりでなく、取付けにおいても多くの時間を必要とするという問
題があった。従って、電解水生成装置のメンテナンスの際、保守、点検が簡便にできない
という問題があった。
本発明の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、電解水生成装置の筺体内部に設けら
れた隔壁により、電気回路部が水回路部から隔離されて、水洩れによる冠水を防ぐととも
に、水洩れ部を特定することを可能とし、電気回路部および水回路部の配置、設計により
、特に電気回路部および電解槽を着脱自在に接続させることにより、着脱が容易になり、
着脱時間を大幅に短縮することができ、保守、点検が容易にできる電解水生成装置を提供
しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明は、少なくともフィルター
カートリッジおよび電解槽を有する水回路部と、少なくとも電力供給部および制御部を有
する電気回路部とを具備し、これらが電解水生成装置の筺体内部に収められている電解水
生成装置において、電気回路部と水回路部とが隔壁を介して隔離され、かつ電気回路部と
、水回路部の電解槽とが電気的に接続されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、
水回路部のフィルターカートリッジと電解槽とが隔壁を介して隔離され、かつ水管によっ
て互いに接続されていることを特徴としている。
本発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、フィル
ターカートリッジと、電解槽と、電気回路部とが、電解水生成装置の筺体の外周壁部の内
面に沿って配置されていることを特徴としている。
また、本発明の請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、
水回路部に、塩供給部および/またはカルシウム(カルシウム含有物質)供給部が具備さ
れていることを特徴としている。
本発明の請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の電解水生成装置において、フィル
ターカートリッジと、電解槽と、塩供給部および/またはカルシウム(カルシウム含有物
質)供給部と、電気回路部とが、隔壁を介して隔離されていることを特徴としている。
本発明の請求項6記載の発明は、上記請請求項1〜5のうちのいずれか一項記載の電解
水生成装置であって、水回路部に、ポンプおよび/または弁が具備されていることを特徴
としている。
本発明の請求項7記載の発明は、上記請請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の電解
水生成装置であって、電気回路部に、電解水生成装置の筺体から着脱自在な電気コネクタ
ーが具備されていることを特徴としている。
本発明の請求項8記載の発明は、上記請請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の電解
水生成装置であって、電解槽に、水管部から着脱自在な水管接続部が具備されていること
を特徴としている。
本発明の請求項1記載の電解槽の発明は、上述のように、少なくともフィルターカート
リッジおよび電解槽を有する水回路部と、少なくとも電力供給部および制御部を有する電
気回路部とを具備し、これらが電解水生成装置の筺体内部に収められている電解水生成装
置において、電気回路部と水回路部とが隔壁を介して隔離され、かつ電気回路部と、水回
路部の電解槽とが電気的に接続されていることを特徴とするもので、本発明によれば、電
解水生成装置の筺体内部に設けられた隔壁によって、電気回路部が水回路部から隔離され
て、水洩れによる冠水を防ぐとともに、電気回路部および水回路部の配置、設計によって
、保守、点検が容易にできる。すなわち、電気回路部が水回路部から隔離され、かつ電気
回路部と、水回路部の電解槽とが電気的に接続されるため、水洩れによる電気回路部の冠
水を防止できるという効果を奏する。
また、本発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、
水回路部のフィルターカートリッジと電解槽とが隔壁を介して隔離され、かつ水管によっ
て互いに接続されていることを特徴とするもので、本発明によれば、電解水生成装置の筺
体内部に設けられた隔壁により、水回路部のフィルターカートリッジと電解槽と電気回路
部が隔離されて、水洩れによる冠水を防ぐとともに、水洩れ部を特定することを可能とし
、保守、点検が容易にできるという効果を奏する。
本発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、フィル
ターカートリッジと、電解槽と、電気回路部とが、電解水生成装置の筺体の外周壁部の内
面に沿って配置されていることを特徴とするもので、本発明によれば、カートリッジ、電
解槽、および電気回路部の主要部品が電解水生成装置の筺体の外周壁部の内面に沿って配
置されているため、保守、点検が容易にできるという効果を奏する。
また、本発明の請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の電解水生成装置において、
水回路部に、塩供給部および/またはカルシウム供給部が具備され、本発明の請求項5記
載の発明は、この請求項4記載の電解水生成装置において、フィルターカートリッジと、
電解槽と、塩供給部および/またはカルシウム供給部と、電気回路部とが、隔壁を介して
隔離されていることを特徴とするもので、本発明によれば、電解水生成装置の筺体内部に
設けられた隔壁により、フィルターカートリッジと、電解槽と、塩供給部および/または
カルシウム供給部と、電気回路部とが隔離されるため、水洩れによる電気回路部の冠水を
防ぐとともに、水洩れ部を特定することを可能で、保守、点検が容易にできるという効果
を奏する。
本発明の請求項6記載の発明は、上記請請求項1〜5のうちのいずれか一項記載の電解
水生成装置であって、水回路部に、ポンプおよび/または弁が具備されていることを特徴
とするもので、本発明によれば、電解水生成装置の筺体内部に設けられた隔壁によって、
電解槽のフィルターカートリッジおよび電解槽、さらには、塩供給部および/またはカル
シウム供給部、さらには、ポンプおよび/または弁、が隔離されるため、冠水した時に、
他の部品に及ぼす影響が少なくなるばかりか、その水洩れ部を特定することができるため
、保守、点検が容易になるという効果を奏する。
本発明の請求項7記載の発明では、電気回路部に、電解水生成装置の筺体から着脱自在
な電気コネクターが具備され、さらに、本発明の請求項8記載の発明では、電解槽に、水
管部から着脱自在な水管接続部が具備されているもので、これらの発明によれば、電解水
生成装置の筺体内への電気回路部の着脱、および水回路部のカートリッジと電解槽との着
脱が容易になり、着脱時間を大幅に短縮することができ、保守、点検が容易にできるとい
う効果を奏する。
つぎに、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明による電解水生成装置の第1実施形態を示すものである。まず、
図1を参照すると、本発明による電解水生成装置1は、フィルターカートリッジ4、およ
び水を電気分解して電解水を生成するための少なくとも一対の電極基板(図示略)を具備
する電解槽5を有する水回路部と、少なくとも電力供給部および制御部を有する電気回路
部6とを具備し、これらが電解水生成装置1の筺体(ケーシング)2の内部に収められて
いる。電気回路部6と水回路部とが隔壁を介して隔離され、かつ電気回路部6と、水回路
部の電解槽5とが電気的に接続されている。
この第1実施形態において、電解水生成装置1の筺体2は、曲面状の前面部21と背面
部22とを有し、背面部22の左右側縁部には、左側面部23と右側面部24とが一体に
かつ前方突出状に設けられ、かつ背面部22の中央部より若干左側に、隔壁26が一体に
かつ前方突出状に設けられている。一方、曲面状の前面部21の左側縁部には隔壁27が
後方突出状に、かつ隔壁27の先端部が背面部22の隔壁26と連なるように設けられ、
さらに、隔壁27の後端寄り部分から左方に連なりかつカートリッジ4の背面部分に適宜
の間隔をおいて沿うように水平断面略半円形の隔壁28が設けられ、水平断面略半円形の
隔壁28の左側縁部には左側面部29が後方突出状に、かつ左側面部29の先端部が背面
部22の左側面部23と連なるように設けられている。曲面状の前面部21の右側縁部に
は右側面部30が後方突出状に、かつ右側面部30の先端部が背面部22の右側面部24
と連なるように設けられている。
電解水生成装置1の筺体2の前面部21左側縁部の隔壁27と右側面部30との間には
、隔壁25が背面部22と平行状に渡されており、結局、電解水生成装置1の筺体2は、
4つのゾーンに区分されている。そして、前面部21左側縁部の隔壁27と、水平断面略
半円形の隔壁28と、左側面部29との前側に形成されたゾーンに、フィルターカートリ
ッジ4が収められ、該ゾーンの前部開口部に蓋3が着脱自在に被せられている。曲面状の
前面部21と隔壁25との間のゾーンには、電気回路部6が収められ、背面部22の略右
半部と、右側面部24と、隔壁26と、隔壁25とによってほゞ囲まれたゾーンには、電
解槽5が収められ、残りの背面部22の略左半部と、左側面部23と、隔壁26と、水平
断面略半円形の隔壁28とによってほゞ囲まれたゾーンには、塩供給部7およびカルシウ
ム(カルシウム含有物質)供給部8が収められている。
このように、水回路部のフィルターカートリッジ4と電解槽5とが隔壁25〜28を介
して隔離され、かつ水管(図示略)によって互いに接続されている。また、フィルターカ
ートリッジ4と、電解槽5と、電気回路部6とが、電解水生成装置1の筺体2の外周壁部
の内面に沿って配置されている。さらに、フィルターカートリッジ4と、電解槽5と、塩
供給部7およびカルシウム供給部8と、電気回路部6とが、隔壁を介して隔離されている
なお、図示は省略したが、電解水生成装置1の水回路部には、ポンプおよび/または弁
が具備されている。また、電解槽5には、水管部から着脱自在な水管接続部(図示略)が
具備されている。さらに、電気回路部6に、電解水生成装置1の筺体2から着脱自在な電
気コネクターが具備されている。
上記において、電解水生成装置1の筺体2は、曲面状の前面部21と、その反対側の背
面部22とに2分割される。隔壁26は筺体2の背面部22と一体に設けられ、隔壁27
,28は前面部21と一体に設けられている。隔壁26は電解槽5を残るその他の水回路
部から隔離し、隔壁28はカートリッジ4を残るその他の水回路部から隔離している。そ
の結果、同時に塩供給部7およびカルシウム供給部8が残るその他の水回路部から隔離さ
れている。
一方、カートリッジ4、電解槽5、塩供給部7、カルシウム供給部8、ポンプ、および
弁等が、隔壁26,28の下部で水管により連通され、水回路部が形成されている。従っ
て、カートリッジ4、電解槽5、塩供給部7、カルシウム供給部8が水管により接続され
ているものの、かつそれぞれが隔壁26,27,28によって隔離されているため、冠水
した時に他の部品に及ぼすトラブルが少なくなるばかりか、水回路部からの水洩れ箇所の
特定が可能になり、水回路部の保守、点検が容易になる。
つぎに、図2を参照すると、電解水生成装置1の筺体2の前面部21の左側縁部の隔壁
27と右側面部30との間に渡された隔壁25は、着脱自在に取り付けられている。すな
わち、隔壁27の内面に2本のリブ20,20が、隔壁25の厚みより若干大きい幅の所
定の間隔をおいて上下方向に平行状に設けられ、これに対向するように右側面部30の内
面に2本のリブ20,20が同様に所定間隔をおいて上下方向に平行状に設けられていて
、隔壁25の左右両側縁部がこれらのリブ20,20同士の間の間隙にスライド自在に嵌
め込まれている。なお、図示は省略したが、隔壁25をスライド自在に取り付けるには、
これらのリブ20,20の代わりに、筺体2の隔壁27の内面と、これに対向する右側面
部30の内面とに、隔壁25の左右両側縁部嵌合用の溝をそれぞれ設けるようにしても良
い。
図3に示すように、隔壁25は、略方形の平板状の隔壁本体25aの上端に、天板部2
5bが前方突出状に連設され、天板部25bの前縁部は、筺体2の前面部21の上端部に
沿う同じ曲面形状となされている。隔壁25の天板部25bは、電解水生成装置1の筺体
2の天面部(図示略)と、隙間なく嵌合されるように設計されるものである。また、隔壁
本体25aの右側縁部の上端寄り部分に電気コード挿通孔31が設けられている。なお、
電気コード挿通孔31の位置は、隔壁本体25aの任意の位置で良く、電解槽5やポンプ
(図示略)などの配置によりなり決定されるものであるが、できるだけ隔壁本体25aの
上部に設けるのが、好ましい。また、この挿通孔31に、コードブッシュを取り付けるこ
とにより、隙間なく電気コードを挿通することができる。
従って、隔壁25は、電気回路部6を水回路部と電気的に接続するが、隔壁25と27
とによって、電気回路部6を水回路部からは隔離するために、水回路部からの水洩れによ
る冠水を防ぐことができる。
また、図1を参照すると、上記のフィルターカートリッジ4と、電解槽5と、電気回路
部6とが、電解水生成装置1の筺体2の外周壁部の内面に沿って配置されている。電解水
生成装置1の筺体2は、前面部21と背面部22とに分割される。電解槽5は背面部22
側に固定され、電気回路部6は前面部21側に固定されている。
分割された電解水生成装置1の筺体2の前面部21には、電気回路部6を中心とする電
気系のみが固定され、同背面部22には、電解槽5を中心とする水回路部みが固定されて
いる。また、筺体2の前面部21の外面には、液晶表示部、電解水の選択スイッチ、およ
び電源スイッチ(いずれも図示略)が設けられている。従って、隔壁25を取り外すと、
電解水生成装置1の筺体2の前面部21は、電気系の保守、点検が容易にできる。一方、
筺体2の背面部22側には、電解槽5以外に、塩供給部7、カルシウム供給部8、および
ポンプ(図示略)等が設けられ、フィルターカートリッジ4以外の水回路部の保守、点検
が容易にできる。
また、電気回路部6は、電解水生成装置1の筺体2の前面部21の下部に固定されてい
る。電気コネクター(図示略)を固定して、回路部6を着脱自在にすることにより、より
一層、電気回路部6の保守、点検が容易になり、好ましい。
さらにまた、上記のように、電解水生成装置1の筺体2の背面部22の下部に電解槽5
が固定されている。電解槽5の給水口、吐水口が迅速継ぎ手によって着脱自在に接続され
るものとすることにより、より一層、電解槽5の保守、点検が容易になり、好ましい。
一方、電解水生成装置1の筺体2の一部を構成する蓋3、およびフィルターカートリッ
ジ4は、該カートリッジ4を交換するのに、カートリッジ・リング(図示略)を取り外す
ことにより、簡便に着脱できるようになされている。
つぎに、図4は、本発明による電解水生成装置の第2実施形態を示すものである。ここ
で、上記第1実施形態の場合と異なる点は、電解水生成装置1のフィルターカートリッジ
4、電解槽5、および電気回路部6の配置、並びに隔壁26,27,28の配置にある。
すなわち、電解水生成装置1の筺体2の背面部22の中央部より若干左側に前方突出状
に設けられている隔壁26が、曲面状の前面部21にまで至るように伸びており、この隔
壁26より右側部分の筺体2内のゾーンに、電気回路部6が収められている。また、この
隔壁26より左側部分には、上記実施形態1の場合と同様に、筺体2の曲面状の前面部2
1の左側縁部より後方突出状に設けられた隔壁27と、この隔壁27の後端寄り部分から
左方に連なりかつカートリッジ4の背面部分に適宜の間隔をおいて沿う水平断面略半円形
の隔壁28が設けられ、水平断面略半円形の隔壁28の左側縁部には、左側面部29が後
方突出状にかつ背面部22の左側面部23と連なるように設けられている。そして、隔壁
26より左側部分において、隔壁27と隔壁28によって仕切られた筺体2内の平面より
みて略L形のゾーンに、電解槽5、塩供給部7、およびカルシウム供給部8が収められ、
隔壁27と隔壁28より前方の筺体2内のゾーンに、カートリッジ4が収められている。
こうして、フィルターカートリッジ4と、電解槽5と、電気回路部6とが、電解水生成装
置1の筺体2の外周壁部の内面に沿って配置されているとともに、フィルターカートリッ
ジ4と、電解槽5、塩供給部7およびカルシウム供給部8と、電気回路部6とが、隔壁2
6,27,28を介して隔離されているものである。
なお、上記の実施形態は、本発明による電解水生成装置を、最低限の構成部品による配
置例をもって説明したものであり、本発明は、上記実施形態に記載したものに限定される
ものではない。また、上記実施形態では、電解水生成装置1の筺体2が2分割されている
場合について説明したが、これに限定されず、その他、3以上の多分割ほど技術的に簡便
であることは、言うまでもない。さらに、上記実施形態では、隔壁26,27,28が、
電解水生成装置1の筺体2と一体に設けられている場合を示したが、これらを別個に作製
して取り付けても良く、その取付手段に関しては、拘束されるものではない。
本発明の電解水生成装置の第1実施形態を示す一部を破断した斜視図である。 図1の要部拡大断面図である。 図1の電解水生成装置に用いた天板部を有する隔壁部材の拡大斜視図である。 本発明の電解水生成装置の第2実施形態を示す一部を破断した斜視図である。
符号の説明
1:電解水生成装置
2:筺体
3:蓋
4:カートリッジ
5:電解槽
6:電気回路部
7:塩供給部
8:カルシウム供給部
20:リブ
21:前面部
22:背面部
25:隔壁
25a:隔壁本体
25b:天板部
26:隔壁
27:隔壁
28:隔壁
31:電気コード挿通孔

Claims (8)

  1. 少なくともフィルターカートリッジおよび電解槽を有する水回路部と、少なくとも電力
    供給部および制御部を有する電気回路部とを具備し、これらが電解水生成装置の筺体内部
    に収められている電解水生成装置において、電気回路部と水回路部とが隔壁を介して隔離
    され、かつ電気回路部と、水回路部の電解槽とが電気的に接続されていることを特徴とす
    る、電解水生成装置。
  2. 水回路部のフィルターカートリッジと電解槽とが隔壁を介して隔離され、かつ水管によ
    って互いに接続されていることを特徴とする、請求項1記載の電解水生成装置。
  3. フィルターカートリッジと、電解槽と、電気回路部とが、電解水生成装置の筺体の外周
    壁部の内面に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1記載の電解水生成装置。
  4. 水回路部に、塩供給部および/またはカルシウム(カルシウム含有物質)供給部が具備
    されていることを特徴とする、請求項1〜3記載の電解水生成装置。
  5. フィルターカートリッジと、電解槽と、塩供給部および/またはカルシウム(カルシウ
    ム含有物質)供給部と、電気回路部とが、隔壁を介して隔離されていることを特徴とする
    、請求項4記載の電解水生成装置。
  6. 水回路部に、ポンプおよび/または弁が具備されていることを特徴とする、請求項1〜
    5のうちのいずれか一項記載の電解水生成装置。
  7. 電気回路部に、電解水生成装置の筺体から着脱自在な電気コネクターが具備されている
    ことを特徴とする、請求項1〜6のうちのいずれか一項記載の電解槽を用いた電解水生成装置。
  8. 電解槽に、水管部から着脱自在な水管接続部が具備されていることを特徴とする請求項
    1〜6のうちのいずれか一項記載の電解槽を用いた電解水生成装置。
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