JP2008168239A - アルカリイオン整水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンクの前方に位置する使用者による浄水カートリッジの着脱操作を行い易くしたアルカリイオン整水器を提供する。
【解決手段】シンク周りに設置される整水器本体1の内部に配設した水経路2に、上流側から順に、供給される原水を濾過する濾材を収納した浄水カートリッジ3と、浄水カートリッジ3にて濾過された浄水を電気分解してアルカリ性又は酸性にする電解槽4とを配設して成るアルカリイオン整水器である。浄水カートリッジ3を着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所5を整水器本体1の前面1aに開口させるように形成する。浄水カートリッジ3の取出口となるカートリッジ収納凹所5の前方開口を塞ぐように整水器本体1の前面1aに前面蓋6を着脱自在に被着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルカリイオン整水器に関するものである。
従来から、シンク周りに設置される整水器本体の内部に配設した水経路に、上流側から順に、供給される原水を濾過する濾材を収納した浄水カートリッジと、浄水カートリッジにて濾過された浄水を電気分解してアルカリ性又は酸性にする電解槽とを配設して成るアルカリイオン整水器が、知られている(たとえば特許文献1参照)。
ところで、このアルカリイオン整水器にあっては、浄水カートリッジは整水器本体の後面から整水器本体に着脱されるようになっている。したがって、シンクの前方に前面を向けて配設される整水器本体では、シンクの前方に位置する使用者にとって浄水カートリッジの着脱操作が行い難い、という問題があった。
特開2005−211812号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シンクの前方に位置する使用者による浄水カートリッジの着脱操作を行い易くしたアルカリイオン整水器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係るアルカリイオン整水器にあっては、シンク周りに設置される整水器本体1の内部に配設した水経路2に、上流側から順に、供給される原水を濾過する濾材を収納した浄水カートリッジ3と、浄水カートリッジ3にて濾過された浄水を電気分解してアルカリ性又は酸性にする電解槽4とを配設して成るアルカリイオン整水器において、浄水カートリッジ3を着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所5を整水器本体1の前面1aに開口させるように形成し、浄水カートリッジ3の取出口となるカートリッジ収納凹所5の前方開口を塞ぐように整水器本体1の前面1aに前面蓋6を着脱自在に被着したことを特徴とする。
これによると、シンク周りに設置される整水器本体1の前面1aに浄水カートリッジ3を着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所5を開口させるように形成し、浄水カートリッジ3の取出口となるカートリッジ収納凹所5の前方開口を塞ぐように整水器本体1の前面1aに前面蓋6を着脱自在に被着したので、シンク28の前方に位置した使用者はシンク周りに設置された整水器本体1の前面蓋6を外して整水器本体1の前面1aから浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5に対して着脱させることができるのであり、浄水カートリッジ3の着脱を容易に行うことができる。
また、請求項2に係るアルカリイオン整水器にあっては、請求項1において、水経路2の一部に浄水カートリッジ3への接続口である一対の本体側接続口7を備え、一方の本体側接続口7をカートリッジ収納凹所5の上面部に配置して本体側上接続口7aとすると共に、他方の本体側接続口7をカートリッジ収納凹所5の下面部に配置して本体側下接続口7bとし、カートリッジ収納凹所5に浄水カートリッジ3を収納した際に、浄水カートリッジ3の上部に設けたカートリッジ側上接続口8aを本体側上接続口7aに嵌合して接続可能にすると共に、浄水カートリッジ3の下部に設けたカートリッジ側下接続口8bを本体側下接続口7bに嵌合して接続可能にし、カートリッジ収納凹所5の下面部に、本体側下接続口7bにカートリッジ側下接続口8bを接続させた浄水カートリッジ3を上方に付勢してカートリッジ側上接続口8aを本体側上接続口7aに嵌合接続させて浄水カートリッジ3のカートリッジ収納凹所5への収納状態を維持させるための弾性部9を設け、カートリッジ収納凹所5の前方開口の上縁部に、弾性部9の付勢に抗って浄水カートリッジ3の上面部を下方に押し込んでカートリッジ側上接続口8aと本体側上接続口7aとの嵌合接続を解除させるための指挿入用凹部10を設けたことを特徴とする。
これによると、弾性部9の付勢によって、カートリッジ側下接続口8bと本体側下接続口7bとを嵌合接続させると共にカートリッジ側上接続口8aと本体側上接続口7aとを嵌合接続させた状態で、カートリッジ収納凹所5に浄水カートリッジ3を強固に収納維持できるのであり、また、収納状態にある浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5から取り外す際には、シンク28の前方に位置した使用者は、整水器本体1の前面1aから指挿入用凹部10に指を入れて浄水カートリッジ3の上面部を下方に押し込むことで容易に行うことができる。
また、請求項3に係るアルカリイオン整水器にあっては、請求項1又は2において、前面蓋6の裏面に、カートリッジ側下接続口8bが本体側下接続口7bに嵌合接続した状態で且つカートリッジ側上接続口8aが本体側上接続口7aに嵌合接続していない状態の未収納状態の浄水カートリッジ3を後方に押し込んでカートリッジ収納凹所5に収納させるための押込部11を設けたことを特徴とする。
これによると、整水器本体1の前面1aに前面蓋6を被着してカートリッジ収納凹所5を塞いだ際に、前面蓋6の裏面の押込部11によって未収納状態にある浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5に自動的に収納させることができ、浄水カートリッジ3の収納不良を回避できると共に、浄水カートリッジ3の収納操作の容易化を図ることができる。
また、請求項4に係るアルカリイオン整水器にあっては、請求項3において、押込部11を、前面蓋6の端縁間に亙るように形成されて前面蓋6の剛性強度を向上させるための補強リブ12で構成したことを特徴とする。
これによると、前面蓋6の押込部11を補強リブ12で構成したので、未収納状態にある浄水カートリッジ3の押し込み時に押込部11にかかる負荷によって押込部11や前面蓋6が変形してしまうことを有効に防止できる。
本発明にあっては、シンクの前方に位置する使用者による浄水カートリッジの着脱操作を行い易くする、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
アルカリイオン整水器は、原水からアルカリイオン水や酸性イオン水を生成したり、あるいは原水を浄水して吐水管14より吐水させるものである。
図5のように、アルカリイオン整水器の整水器本体1内には、水経路2及び、アルカリイオン整水器の主体となる浄水カートリッジ3、カルシウム供給部13、電解槽4をはじめとする機器が収容されている。水経路2の上流側端部には水道等の原水管40が接続されており、水経路2の途中には上流側から順に浄水部4、流量センサ41、カルシウム供給部13、電解槽4が配設してあると共に、電解槽4から下流側は、電解槽4で生成されるアルカリイオン水・酸性イオン水の一方または浄水を使用者に供給する吐水管14と、前記吐水管14からアルカリイオン水・酸性イオン水の一方を吐水する際にアルカリイオン水・酸性イオン水の他方を排出する排水管15とに分岐されている。また、排水管15には排水側電磁弁20が設けてある。
浄水カートリッジ3は、水経路2を経て供給される原水を濾過する濾材を円柱状の容器に収納してあり、整水器本体1の前面1aに開口して前面蓋6で蓋がされるカートリッジ収納凹所5に収納された状態で、整水器本体1に着脱自在(交換可能)に配設される。詳しくは、濾材としては、原水中の残留塩素を吸収する活性炭、及び、一般細菌や不純物を取り除く中空紙膜を備えている。また、浄水カートリッジ3には水経路2への接続口である一対のカートリッジ側接続口8が備えられているが、この一対のカートリッジ側接続口8は浄水カートリッジ3の上部に突設したカートリッジ側上接続口8aと、浄水カートリッジ3の下部に突設したカートリッジ側下接続口8bとで構成されている。また、水経路2の一部には浄水カートリッジ3への接続口である一対の本体側接続口7が備えられているが、この一対の本体側接続口7はカートリッジ収納凹所5の上面部及び下面部に臨むように配置された本体側上接続口7a及び本体側下接続口7bによって構成されている。浄水カートリッジ3がカートリッジ収納凹所5に収納された状態では、カートリッジ側下接続口8bが本体側下接続口7bに嵌合接続されて水経路2からの原水を浄水カートリッジ3内に導入可能にすると共に、カートリッジ側上接続口8aが本体側上接続口7aに嵌合接続されて浄水カートリッジ3の内部を経て生成された浄水を水経路2に供給可能にしている。
流量センサ41は、通水を確認して後述する制御部16に制御指示を行うものである。カルシウム供給部13は、グリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に投与して導電率を高めるものである。また、カルシウム供給部13は、グリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に投与して導電率を高めるものである。
電解槽4は、隔膜17によって槽内が二分されて形成された各電極室に電極板18,19を備えている。そして、一方の電極板18を備えた側の電極室には、この電極室にて生成される使用水(電極板18が陰極の場合はアルカリイオン水、陽極の場合は酸性イオン水)を吐出するための上記吐水管14が接続される。これに対して、他方の電極板19を備えた側の電極室には、この電極室にて生成される使用されない方の水(電極板19が陽極の場合は酸性イオン水、陰極の場合はアルカリイオン水)を排出するための上記排水管15が接続されており、排水側電磁弁20を開いて排水を行い得るようにされている。また、排水管15の排水側電磁弁20の上流側の部分には、内部配管の電解槽4の上流側の部分から分岐した排水用バイパス管15aが接続され、この途中に設けたバイパス弁15bを開いて電解槽4内の滞留水や浄水カートリッジ3内の滞留水が排水可能にされている。なお、バイパス弁15bは流路を絞った絞りで代用してもよい。また、排水管15には、電解槽4で電解水を効率よく生成するため流量調整弁等からなる流量調節部21が設けてある。
また整水器本体1には、浄水カートリッジ3の有無を検出する浄水器センサ22、商用の交流電源に接続される電源投入用プラグ23、電源投入用プラグ23からの交流電源を直流電源に変える制御用電源部24、整水器本体1の動作を制御する制御部16、整水器本体1の作動操作を行うと共に作動状態を表示する操作表示部25が設けてある。
操作表示部25は、操作部26と表示部27とを備えている。操作部26は、アルカリイオン水生成モードと浄水モードと酸性イオン水生成モードのいずれかを選択して切替える各モード切替ボタン26a,26b,26cを有する。この操作部26によって、三つのモードのうちのいずれかを選択すると、表示部27に選択されたモードが表示される。また、モード選択の後に通水すると制御部16によって極性(すなわち一方の電極板18を備えた側の電極室からアルカリイオン水生成と酸性イオン水生成のいずれが生成されるか)と通水状態が判断され、電解槽4での電気分解後にいずれかのモードにて選択された水が吐出される。なお、アルカリイオン水生成モードにおいては、pH調節ボタン26a〜26aによって強モード、中上モード、中下モード、弱モードのいずれか一つのモードを選択することもでき、表示部27ではこれらの動作状態をLEDまたはLCDにより表示し、且つ必要に応じて報知音を発生させる報知音発生手段が併設される。
制御部16は、MPU16a(Micro Processing Unit)、極性切換部16b、電解電圧スイッチング部16cを備えており、MPU16aが流量センサ41や浄水器センサ14や操作部26から制御指示を得て演算処理して必要に応じて排水側電磁弁20、表示部27に動作指示をする。極性切換部16bは、MPU16aからの動作指示に応じて極性を切り換えるものである。電解電圧スイッチング部16cは、MPU16aからの動作指示に応じて、制御用電源部16から出力された直流電圧電流をパルス変調することで電解槽4に印加する平均電圧を変化させる。そして、この電解電圧スイッチング部16cでパルス変調された平均電圧に応じて、アルカリイオン水のpH濃度を変化させることができる。
ところで、整水器本体1は、図1や図4のように、平行な面となる後面1bと前面1aとの間の両側面1cが前方ほど離れて位置するような平面視台形状に形成されている。この整水器本体1は流し台のシンク周りに設置されるのであるが、たとえば整水器本体1をシンク28の後縁フランジ部に置いて流し台や台所の後壁29aに整水器本体1の後面1bを沿わせると共に整水器本体1の前面1aをシンク28の前方に向けるようにして設置するようにしたり、たとえば整水器本体1をシンク28の角部フランジ部に置いてシンク28の角部で直交する流し台や台所の後壁29aと側壁29bとに対して整水器本体1の両側面1cを近接させると共に整水器本体1の前面1aを開けた空間となるシンク28の中央部に向けるように(整水器本体1の前面1aをシンク28の斜め前方に向けるように)して設置することができる。殊に後者の場合、たとえば本例の整水器本体1と平面積が同等の平面視長方形状の整水器本体1´をシンク28の角部に設置した場合に比べて、シンク28の中央側への突出寸法を抑えることができて好ましい(図4参照)。つまり、本例の整水器本体1はその前面1aをシンク28の前方に位置する使用者側に向かせてシンク周りに設置するに適した形状となっている。
ここで、整水器本体1の平面視台形状の上面1dには操作表示部25が設けられている。操作表示部25を設けた整水器本体1の上面1dは、シンク28の前方に位置する使用者から見易く、操作し易くするために、前方ほど下方に位置するような下り傾斜状に施されている。なお、整水器本体1の上面1dから突出する吐水管14は、使用者による操作表示部25の操作や使用者の操作表示部25への視界を妨げないように、整水器本体1の上面1dにおける後端部から突出されている。
また、整水器本体1の前面1aには、浄水カートリッジ3を着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所5が前方に開口するように形成されている。詳しくは、整水器本体1の前面1aには後方に引き込む引込凹部30が形成されており、引込凹部30に対して前面蓋6が着脱自在に被着されて、図2のように被着した前面蓋6の表面が整水器本体1の外面と面一になるようにされている。そして、カートリッジ収納凹所5は引込凹部30内に位置して設けられており、引込凹部30に被着した前面蓋6によってカートリッジ収納凹所5の前方開口が閉塞されるようになっている。このように、シンク周りに設置される本例の整水器本体1にあっては、その前面1aに浄水カートリッジ3を着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所5を開口させるように形成し、浄水カートリッジ3の取出口となるカートリッジ収納凹所5の前方開口を塞ぐように前面蓋6を着脱自在に被着する構造が採用されているので、図1のように、シンク28の前方に位置した使用者はシンク周りに設置された整水器本体1から前面蓋6を外して整水器本体1の前面1aから浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5に対して着脱させることができるのであり、浄水カートリッジ3の着脱を容易に行うことができるようになっている。
ところで、図2のように、カートリッジ収納凹所5の下面部に設けた水経路2の本体側下接続口7bは上方に突出する下側管材31によって構成されている。この下側管材31は、バネ材9aで構成した弾性部9を介して整水器本体1に組み込まれており、弾性部9によって上方に突出付勢された状態でカートリッジ収納凹所5の下面部における平面視略中央部に露出した状態で配設されている。また、カートリッジ収納凹所5の上面部に設けた水経路2の本体側上接続口7aは下方に突出する上側管材32によって構成されている。この上側管材32は、覆い壁33によってその前方が覆われた状態でカートリッジ収納凹所5の上面部に配設されている。
浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5に収納するには、まず、図3のように浄水カートリッジ3を前斜め上方からカートリッジ収納凹所5に挿入して、浄水カートリッジ3のカートリッジ側下接続口8bを本体側下接続口7bに対して外嵌し、次いで、浄水カートリッジ3の上面部を弾性部9の付勢に抗うように下方に押して下側管材31を下方へ押し込み、覆い壁33の下方を浄水カートリッジ3の上端となるカートリッジ側上接続口8aをくぐらせるようにして、カートリッジ収納凹所5の前方開口に位置する浄水カートリッジ3の上部を後方に移動させ、浄水カートリッジ3の全体をカートリッジ収納凹所5の内部に収めた状態で浄水カートリッジ3の上面部に負荷させていた下方への押し込みを解除することで、弾性部9の弾性復帰によって下側管材31と一体に浄水カートリッジ3が上方に移動し、カートリッジ側上接続口8aと本体側上接続口7aとが嵌合接続される。浄水カートリッジ3がカートリッジ収納凹所5に収納された状態では、図2のように、カートリッジ側下接続口8bが本体側下接続口7bに嵌合接続されると共に、カートリッジ側上接続口8aが本体側上接続口7aに嵌合接続された状態となるが、この状態でも弾性部9は浄水カートリッジ3を上方に付勢し続けており、つまり、弾性部9の付勢によって浄水カートリッジ3を水経路2との接続を保持しつつカートリッジ収納凹所5に対して強固に収納維持されるようになっている。なお、カートリッジ収納凹所5から浄水カートリッジ3を取り出すには上記収納動作と逆の動作を行わせる。
ここで、カートリッジ収納凹所5の前方開口の上縁部には、カートリッジ収納凹所5に収納した浄水カートリッジ3の上面部の前縁部分が臨むような、前方に開口せる指挿入用凹部10が連設されている。指挿入用凹部10は、その上面とカートリッジ収納凹所5に収納した浄水カートリッジ3の上面部の前縁部分との間に、指を挿入できる程度の隙間を形成している。また、指挿入用凹部10の奥面が覆い壁33の前面を構成するようになっている。
この指挿入用凹部10を設けたことで、収納状態にある浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5から取り外す際に、シンク28の前方に位置した使用者は、整水器本体1の前面1aから指挿入用凹部10に指を入れ、指挿入用凹部10に臨む浄水カートリッジ3の上面部を下方に押し込むことができるのであり、容易に浄水カートリッジ3のカートリッジ収納凹所5からの取外し操作を行うことが可能にされている。無論、浄水カートリッジ3のカートリッジ収納凹所5への収納動作において、浄水カートリッジ3の上面部を下方に押しつつ浄水カートリッジ3の上部を後方へ移動させる際に、浄水カートリッジ3の上面部を押圧しつつ後方へ移動させる指を指挿入用凹部10に挿入することができ、つまり整水器本体1に指を干渉させずに済むから、浄水カートリッジ3のカートリッジ収納凹所5への収納操作の作業性の向上にも資することができる。
なお、本体側上接続口7aへのカートリッジ側上接続口8aの嵌合接続、本体側下接続口7bへのカートリッジ側下接続口8bの嵌合接続は、それぞれ本体側接続口7に対してカートリッジ側接続口8が外嵌されることで、本体側接続口7の外周に設けたパッキン42を介して水密的に接続されるようになっている。また、覆い壁33の下端の前縁部には、浄水カートリッジ3の収納動作の際に、浄水カートリッジ3のカートリッジ側上接続口8aを摺接させて本体側上接続口7aに向けて覆い壁33をくぐらせ得るように、前方ほど上方に位置する傾斜溝状に形成した収納ガイド部34が形成されている。なお、図示はしないが、覆い壁33の下端の後縁部に、浄水カートリッジ3の取り外し動作の際に、浄水カートリッジ3のカートリッジ側上接続口8aを摺接させて整水器本体1の前方に向けて覆い壁33をくぐらせ得るように、後方ほど上方に位置する傾斜溝状に形成した取外しガイド部を形成させることも好ましい。
ところで、前面蓋6は引込凹部30に被着することで浄水カートリッジ3を収納したカートリッジ収納凹所5の前方開口を塞いで整水器本体1の良好な外観を現出させるものであるが、前面蓋6の裏面には、カートリッジ側下接続口8bが本体側下接続口7bに嵌合接続した状態で且つカートリッジ側上接続口8aが本体側上接続口7aに嵌合接続していない状態の未収納状態の浄水カートリッジ3を後方に押し込んで浄水カートリッジ3をカートリッジ収納凹所5に収納状態にするための押込部11が設けられ、浄水カートリッジ3の収納不良を回避すると共に浄水カートリッジ3の収納操作の容易化を図るという工夫も施されており、以下に詳述する。
前面蓋6は主体となる蓋板部36の上部両側及び下部両側にそれぞれ係止脚37が突設されており、引込凹部30の上部両側及び下部両側に設けた被係止部38に対して上記係止脚37を係止させることで前面蓋6が引込凹部30に被着される。詳しくは、本例の前面蓋6の下部の係止脚37aは蓋板部36から後方に突出した後に下方に屈曲されるL字片状に形成されると共に引込凹部30の下部の被係止部38aは上方に開口する穴状に形成され、また前面蓋6の上部の係止脚37bは後方に突出する片状に形成されると共に引込凹部30の上部の被係止部38bは前方に開口する穴状に形成されている。そして、下部の係止脚37aを下部の被係止部38aに対して斜め前上方から挿入して前側に抜けない係止状態にした上で、この係止部位を回転中心として前面蓋6の上部を後方に回動させ(図3中矢印A)、上部の係止脚37bを上部の被係止部38bに対して係止させることで、前面蓋6が引込凹部30に前方から被着させ得るようにされている。なお、上部の係止脚37bは爪部39を有し、上部の被係止部38bの内側面に爪部39を引っ掛けることで、両者の係止が行われている。
また、蓋板部36の裏面には両側端縁間に亙るような補強リブ12が後方へ向けて突設されており、前面蓋6の剛性強度の向上が図られている。図2のように、前面蓋6を引込凹部30に被着した際には補強リブ12の一部がカートリッジ収納凹所5の前方開口に位置するようにされている。
浄水カートリッジ3は、弾性部9による付勢を受ける構造上、カートリッジ収納凹所5への収納過程で、図3のように浄水カートリッジ3の上端を構成するカートリッジ側上接続口8aが覆い壁33の下端面に引っ掛かった状態、つまりカートリッジ側下接続口8bが本体側下接続口7bに嵌合接続した状態で且つカートリッジ側上接続口8aが本体側上接続口7aに嵌合接続していない状態である未収納状態で、カートリッジ収納凹所5の前方開口に位置し続けることもある。しかしながら、上記カートリッジ収納凹所5の前方開口に位置する浄水カートリッジ3は、叙述のように前面蓋6を引込凹部30に前方から被着した際にカートリッジ収納凹所5の前方開口に位置する補強リブ12に当接されて後方へ押し込まれ、カートリッジ収納凹所5に正常に収納されるのである。つまり、未収納状態にある浄水カートリッジ3に当接する上記補強リブ12が叙述の押込部11を構成している。このように押込部11が前面蓋6の剛性補強を図る補強リブ12で構成されたことで、未収納状態にある浄水カートリッジ3の押し込み時に押込部11にかかる負荷によって押込部11や前面蓋6が変形してしまうことも有効に防止されている。
本発明の実施の形態の例のアルカリイオン整水器の前面蓋を開けた状態の斜視図である。 同上のアルカリイオン整水器の前面蓋を被着した状態の縦断面図である。 同上のアルカリイオン整水器の浄水カートリッジの未収納状態を説明する縦断面図である。 同上のアルカリイオン整水器のシンク周りへの設置を説明する平面図である。 同上のアルカリイオン整水器の概略構成図である。
符号の説明
1 整水器本体
1a 前面
2 水経路
3 浄水カートリッジ
4 電解槽
5 カートリッジ収納凹所
6 前面蓋
7 本体側接続口
7a 本体側上接続口
7b 本体側下接続口
8 カートリッジ側接続口
8a カートリッジ側上接続口
8b カートリッジ側下接続口
9 弾性部
10 指挿入用凹部
11 押込部
12 補強リブ

Claims (4)

  1. シンク周りに設置される整水器本体の内部に配設した水経路に、上流側から順に、供給される原水を濾過する濾材を収納した浄水カートリッジと、浄水カートリッジにて濾過された浄水を電気分解してアルカリ性又は酸性にする電解槽とを配設して成るアルカリイオン整水器において、浄水カートリッジを着脱自在に収容するカートリッジ収納凹所を整水器本体の前面に開口させるように形成し、浄水カートリッジの取出口となるカートリッジ収納凹所の前方開口を塞ぐように整水器本体の前面に前面蓋を着脱自在に被着したことを特徴とするアルカリイオン整水器。
  2. 水経路の一部に浄水カートリッジへの接続口である一対の本体側接続口を備え、一方の本体側接続口をカートリッジ収納凹所の上面部に配置して本体側上接続口とすると共に、他方の本体側接続口をカートリッジ収納凹所の下面部に配置して本体側下接続口とし、カートリッジ収納凹所に浄水カートリッジを収納した際に、浄水カートリッジの上部に設けたカートリッジ側上接続口を本体側上接続口に嵌合して接続可能にすると共に、浄水カートリッジの下部に設けたカートリッジ側下接続口を本体側下接続口に嵌合して接続可能にし、カートリッジ収納凹所の下面部に、本体側下接続口にカートリッジ側下接続口を接続させた浄水カートリッジを上方に付勢してカートリッジ側上接続口を本体側上接続口に嵌合接続させて浄水カートリッジのカートリッジ収納凹所への収納状態を維持させるための弾性部を設け、カートリッジ収納凹所の前方開口の上縁部に、弾性部の付勢に抗って浄水カートリッジの上面部を下方に押し込んでカートリッジ側上接続口と本体側上接続口との嵌合接続を解除させるための指挿入用凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整水器。
  3. 前面蓋の裏面に、カートリッジ側下接続口が本体側下接続口に嵌合接続した状態で且つカートリッジ側上接続口が本体側上接続口に嵌合接続していない状態の未収納状態の浄水カートリッジを後方に押し込んでカートリッジ収納凹所に収納させるための押込部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のアルカリイオン整水器。
  4. 上記押込部を、前面蓋の端縁間に亙るように形成されて前面蓋の剛性強度を向上させるための補強リブで構成したことを特徴とする請求項3に記載のアルカリイオン整水器。
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