JPWO2003089150A1 - 電解水噴霧装置 - Google Patents

電解水噴霧装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2003089150A1
JPWO2003089150A1 JP2003585891A JP2003585891A JPWO2003089150A1 JP WO2003089150 A1 JPWO2003089150 A1 JP WO2003089150A1 JP 2003585891 A JP2003585891 A JP 2003585891A JP 2003585891 A JP2003585891 A JP 2003585891A JP WO2003089150 A1 JPWO2003089150 A1 JP WO2003089150A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolyzed water
spray
main body
discharge port
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003585891A
Other languages
English (en)
Inventor
昌司 粕谷
昌司 粕谷
裕史 橋本
裕史 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Publication of JPWO2003089150A1 publication Critical patent/JPWO2003089150A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/22Phase substances, e.g. smokes, aerosols or sprayed or atomised substances
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/46Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
    • C02F1/461Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
    • C02F1/46104Devices therefor; Their operating or servicing

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

本発明に係る電解水噴霧装置(100)は、電解槽(12)とその電解槽(12)から所定の電解水を流出する電解水流出管(26)とを備えた電解水噴霧装置主体(102)と、前記電解水流出管(26)の吐出口からの電解水を外部に噴霧するための噴霧素子(40)を備える噴霧部(104)とを別体に形成し、電解水噴霧装置主体(102)と噴霧部(104)とを着脱自在とする。噴霧部(104)が電解水噴霧装置主体(102)と着脱自在としたので、噴霧素子(40)が噴霧不良になった場合に、噴霧部(104)のみを簡単に交換することができ、故障に素早く対応できる。

Description

技術分野
本発明は、電解質水溶液を電気分解して、各種機能を有する陽極電解水や陰極電解水を製造して噴霧する電解水噴霧装置に関し、更に詳述すれば電解水噴霧部の交換が簡単で、携帯に便利な電解水噴霧装置に関する。
背景技術
隔膜としてイオン交換樹脂を膜状にした荷電膜やマイクロポーラス構造を有する非荷電膜を介して、又は隔膜を介することなく、白金あるいは白金合金等からなる不活性電極をその内部に配置した電解槽を用いて、NaCl等の電解質の希薄水溶液を電解し、陽極側で電解生成されるpHの低い陽極電解水(酸性水)を取出し、これを殺菌や消毒に利用する技術は既に良く知られている。
陽極側で生成される陽極電解水はその中に次亜塩素酸が生成されていることから、次亜塩素酸の強力な酸化作用と塩素化作用を利用し、殺菌や消毒に利用するもので、この様な利用方法は医療機関等で普及している。また陽極電解水中に微量に含まれるオゾンや溶存酸素は肉芽生成促進作用を有することから、外科治療の補助としての利用も研究されている。
一方、陰極側で生成される陰極電解水(アルカリ水)は、希薄電解質溶液の代りに水道水を用いて、これを電解することにより得られ、従来飲用等に利用されている。
特開平8−243562号公報には、電解水の流路に流量検出器を設け、電解槽に送水される送水量と、電解水の生成量を流量検出器で検出し、電解水のpHを一定に保つ電解水製造装置が記載されている。このような従来の電解水製造装置は、比較的大型で、電解水を使用する場所に固定するタイプのものが多い。
一方、携帯式の電解水製造装置も従来知られている(PCT/JP95/01503等)。
本発明者らは、従来携帯式電解水製造装置を開発してきた(特開2002−52069、特開2002−65819)。これらの電解水製造装置は小型、軽量で、電池を内蔵する携帯式のものである。この装置においては、電解質水溶液を電気分解して生成する電解水を微細な霧状にして噴霧し、皮膚等に塗布するように構成してあり、使用勝手が良好なものである。
しかし、上記装置を長期間にわたり使用すると、噴霧素子等に付着した電解水が乾燥して電解水に溶解している電解質が析出固化し、これが噴霧素子等を閉塞して電解水の噴霧を不能にする場合がある。
この場合、噴霧素子等の交換をする必要があるが、噴霧素子等は精密装置であり、しかも電解水製造装置内に組込まれているので、装置を一旦分解し、各種流路等を取外して噴霧素子を交換する必要がある。このため、通常のユーザーには、噴霧素子等は簡単に交換し難い問題がある。
発明の開示
本発明は上記問題を解決するために為されたもので、その目的とするところは、電解水噴霧素子等の交換が簡単で、携帯用に適する電解水噴霧装置を提供することにある。本発明の他の目的は、電解水の誤噴霧を防止し、更に電解水の漏出等も防止できる電解水噴霧装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕 電解質水溶液タンクと、前記電解質水溶液タンク内の電解質水溶液を電解槽入口側に送液するポンプと、内部に互いに対向する陽極及び陰極を備えた流通型電解槽と、前記電解槽の出口側に連結され一方の電極側電解水を流出する電解水流出管と、前記電解槽の出口側に連結され他方の電極側電解水を排出する排出管と、前記排出管に連結された廃液タンクと、電源と、制御部とを有する電解水噴霧装置主体と;
前記電解水噴霧装置主体に着脱自在に取付けられるものであって前記電解水流出管の吐出口から流出する電解水を噴霧するための噴霧素子を備える噴霧部と、を有する電解水噴霧装置。
〔2〕 前記噴霧部が噴霧部本体とその噴霧部本体に対して移動自在な噴霧部開閉カバーとから構成し、前記電解水流出管の吐出口を開閉するためのものであって前記噴霧部開閉カバーと連動して移動する吐出口開閉手段を有する〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔3〕 前記吐出口開閉手段を前記噴霧部開閉カバーと別体に形成し、前記吐出口開閉手段に表面より外部に突出する突起を一体に形成し、前記吐出口開閉手段を前記噴霧部本体に形成した溝に挿入し、前記突起が前記溝内に位置した時に前記突起が前記吐出口開閉手段を前記電解水流出管の吐出口に密着させるようにした請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔4〕 前記電解水噴霧装置主体に一方を側面に開口する第一空間部と他方を上方に開口する第二空間部とを連結した空間を形成し、前記噴霧部に腕とその先端の係止突起とを形成し、前記係止突起を前記第一空間部の開口部から挿入し、前記空間を形成する壁部材に前記係止突起を係合させて前記噴霧部を前記電解水噴霧装置主体に取付け、前記第二空間部の開口部から分離手段を挿入してその分離手段で前記係止突起を押して前記係止突起と前記第一壁部材との係合状態を外して前記噴霧部と前記電解水噴霧装置主体とを分離するようにした請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔5〕 前記空間を形成する壁部材における前記分離手段の挿入先端位置を傾斜面とした請求項〔4〕に記載の電解水噴霧装置。
〔6〕 前記電解水噴霧装置主体に前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクの開口部を開閉する蓋を備え、その蓋によって前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを閉鎖しているときに前記第二空間部が覆われ、前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを開いたときに前記第二空間部が開かれるようにした請求項〔4〕に記載の電解水噴霧装置。
〔7〕 前記噴霧部がスイッチ作動手段を有し、前記電解水噴霧装置主体が前記スイッチ作動手段によって作動するスイッチを有し、前記噴霧部が電解水流出管の吐出口を閉塞している時に、前記スイッチ作動手段の働きによって前記スイッチがポンプに供給する電力回路を切断するか前記電源をOFFするかの少なくとも一方を行わせる請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔8〕 前記電解水流出管の周辺に前記電解水噴霧装置主体内部と外部とを遮蔽する防水手段を備えた請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
発明を実施するための第1の最良の形態
以下、図面を参照しながら本発明の電解水噴霧装置の一例につき説明する。
第1図中、100は電解水噴霧装置で、電解水噴霧装置主体102と、その電解水噴霧装置主体102に着脱自在に取付けられた噴霧部104とからなる。2は、略直方体状の電解水噴霧装置主体102のハウジングである。4は、前記ハウジング2内に収納された電解質水溶液タンクで、その内部には電解質水溶液が収納されている。電解質としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等のアルカリ金属塩やアルカリ土類塩、アスコルビン酸等の有機酸が好ましい。電解質濃度としては、0.015〜0.9質量%が好ましい。
前記電解質水溶液タンク4の下方には、ポンプ6が取付けられており、前記電解質水溶液タンク4内に収納されている電解質水溶液は電解質水溶液供給管8を通して前記ポンプ6に供給される。前記ポンプ6に供給された電解質水溶液は、次いでポンプ6により圧送されて送出管10を通って電解槽12に供給される。
第4図は、電解槽12を示す拡大図である。電解槽12は、扁平な電解槽ハウジング14内に、平行に配設された陽極16、及び陰極18を有する。なお、20は陽極16に接続された陽極端子、22は陰極18に接続された陰極端子で、それぞれ前記電解槽ハウジング14の下端から外部に引出されている。
前記ポンプ6から供給される電解質水溶液は電解槽12の下部に形成された流入孔24から電解槽12内に供給され、層流状態を保ちながら電解槽12内を上方に移動すると共に、陽極16、陰極18間に印荷されている電圧により電気分解され、陽極16の近傍には陽極水(酸性水)が生成し、陰極18近傍には陰極水(アルカリ性水)が生成する。
電解槽12内の電解質水溶液は層流状態で流れているので、生成した陽極水は陽極16の表面に沿って矢印Aで示される様に上方に流れ、陽極水のみが電解槽12の上部側に形成された電解水流出管26を通って、後述する噴霧素子28に供給される。
一方、電解槽12内で生成した陰極水は、第4図に示す矢印Bによって示される様に、陰極18に沿って上方に移動し、電解槽12の上部側に連結された排出管30から後述する廃液タンク32に送られ廃液として一時的に蓄えられる。
第1図において、前記電解槽12の上部側に形成された流出管26の前方には噴霧部104が電解水噴霧装置主体102に着脱自在に取付けられている。第2図は、噴霧部104を電解水噴霧装置主体102から取外した状態を示している。
噴霧部104の取付け方法としては、例えばスライドガイドや、係止突起等を用いる通常の嵌合手段が例示される。
第1図に示すように、着脱自在の噴霧部104は、内部に前記噴霧素子28を収納した噴霧部本体34と、その上部に取付けた噴霧部開閉カバー36とで構成されている。
噴霧素子28は、多孔板28aとピエゾ振動子28bとからなる。多孔板28aは、孔径18〜24μmの貫通孔が多数形成されており、その端部が前記ピエゾ振動子28bに固定されている。従って、前記ピエゾ振動子28bに交流やパルス電圧を印荷する事によりピエゾ振動子28bが振動し、これに伴いピエゾ振動子28bに固定された多孔板28aが振動する。これにより、後述するように流出管26から供給される電解水は多孔板28aに形成された多数の貫通孔を通して外部に微細液滴として噴霧される。
噴霧部開閉カバー36は、前記噴霧素子28の多孔板28aを露出させたり隠したりするもので、前記噴霧部本体34に対して上下方向に摺動できるように前記噴霧部本体34に取付けられている。前記噴霧部開閉カバー36の電解水噴霧装置主体102側には、カバー36上部から流出管26にかけて、平板からなる吐出口開閉手段38が垂設されている。多孔板28aを隠すようにカバー36を閉じた時に、流出管26の先端の吐出口は前記吐出口開閉手段38で閉塞され、流出管26の吐出口から電解水は漏出しない。
前記カバー36の上部にはスイッチ作動手段としてのマグネット40が取付けてあり、対応する電解水噴霧装置主体102側に取付けたリードスイッチ42と協働してカバー36の位置を検出できるようになっている。
44はマイクロプロセッサを組込んだ制御部で、この制御部44の制御により、ポンプ6、電解槽12、噴霧素子28等が制御され、またリードスイッチ42の信号が取込まれる。46は、制御部44、ポンプ6、電解槽12、噴霧素子28等に電力を供給する駆動電源である。駆動電源46としては、一次電池、二次電池の何れも使用できる。
なお、54は駆動電源46の電力を制御部44に供給する配線、48は電気分解に適する制御された電力を電解槽12に供給する配線、50はリードスイッチ42と制御部44とを結ぶ信号線、52は制御部44からポンプ6に制御された電力を供給する配線である。
また、55、56はハウジング2内壁と電解槽12との間に介装されたゴム等の弾性体からなるパッキングで、これらにより防水手段を構成している。この防水手段により、陽極水が電解水噴霧装置主体102内部に侵入することを防いでいる。
次に、上記電解水噴霧装置を用いて電解水を噴霧する場合につき説明する。
第3図に示すように、先ずカバー36を上方に引上げる。これにより、吐出口開閉手段38も上方に移動し、流出管26の吐出口は閉塞状態から、開口状態になる。
一方、カバー36に取付けられたマグネット40も上方に移動され、リードスイッチ42から離れる。この状態を検知した制御部44は駆動電源46の電力をポンプ6、電解槽12、吐出手段28に供給し、これによりポンプ6が作動し、電解質水溶液タンク4内の電解質水溶液は電解質水溶液供給管8、ポンプ6、送出管10を通って電解槽12に送られ、ここで電気分解される。
電解槽12内の陽極側で生成した陽極水は流出管26を通り、その先端の吐出口から液滴58になって振動している多孔板28aに供給され、更に多孔板28aに形成された微細貫通孔を通って多孔板28aの前方に噴霧される。
一方、陰極水は排出管30を通って廃液タンク32に送られ、ここで一時的に貯留された後、適宜外部に排出される。
電解水の噴霧が終り、噴霧を停止する際には、カバー36を下方に押下げる。すると、マグネット40がリードスイッチ42に近づき信号線50を通して信号が制御部44に送られる。これにより電解槽12及びポンプ6に供給される電力が切断され、電解水の噴霧が停止される。なお、マグネット40がリードスイッチ42に近づいた時に制御部44によって駆動電源46をOFFにし、マグネット40がリードスイッチ42から離れた時に駆動電源46をONにして、ポンプ6や電解槽12や制御部44に電力が供給されるようにしても良い。
上記例においては、リードスイッチ42が電解水噴霧動作のスイッチの役割を果しているが、これに限られず、電源スイッチを別途設け、カバー36をあけた後電源スイッチを入れることにより電解水の噴霧が始るように構成しても良い。この場合は、リードスイッチ42と電源スイッチのアンド条件で電解水の噴霧が始るようにすることにより、カバー36を上に引上げていないときに、電源スイッチを入れても電解水は噴霧されず、誤操作による誤噴霧を確実に防止できる。
次に、長期間本発明電解水噴霧装置を使用している内に、電解水の噴霧不良を生じた場合につき第2図を参照して説明する。電解水の噴霧不良は、噴霧素子に電解水が付着したまま乾燥して析出する電解質により多孔板28aの貫通孔が目詰りする等の原因により起きる。
噴霧不良を生じた場合は、噴霧部104を第2図に示すように電解水噴霧装置主体102から取外し、正常に噴霧する噴霧部104と交換する。噴霧部104の取付けは前述のようにスライド式のガイドや係止突起等により簡単に取外し交換できるようになっているので、それぞれの取付け構造に応じて操作すれば良く、特に専門知識は要求されない。
取外した噴霧部104は、例えば界面活性剤を含む洗浄液等を用いて適宜洗浄することにより、当初の性能に復帰させることができる。この場合、噴霧部104は電解水噴霧装置主体102から分離されているので、噴霧部104の取扱いは簡単である。
第2図において、その他の構成は第1図と同様であるので、同一構成の主要部に同一符号を付して、その説明を省略する。
なお、本例においては電解水噴霧装置を構成する各部品の形状、配置を上記のようにしたがこれに限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形して差支えない。
発明を実施するための第2の最良の形態
次に、本発明に係る他の電解水噴霧装置を第5図及び第6図に示す。第5図は噴霧部108を電解水噴霧装置主体106に取付けた状態を示し、第6図は噴霧部108を電解水噴霧装置主体106から取外した状態を示す。第5図及び第6図において、第1図と同一参照番号は同一部材を示す。電解水噴霧装置主体106には、側面即ち噴霧部108側に開口する第一空間部60aと、上方に開口する第二空間部60bとを連結して成る略L字形の空間60が形成されている。この空間60は、第一壁部材61と第二壁部材62との間に形成される。第一壁部材61は、第二空間部60bに面する上下方向の壁面63を有する。第二壁部材62は、第二空間部60bに面する上下方向の壁面64と、その上下方向の壁面64から続く傾斜面65と、その傾斜面65から続く水平方向の壁面66とを有する。傾斜面65は上部側に開口する第二空間部60bの延長線上に位置する。第二壁部材62には、リードスイッチ42と、電解槽12並びに流出管26と、電気端子67とが固定されている。
電解水噴霧装置主体106には、第5図に示すように、電解質水溶液タンク4と廃液タンク32の上部開口部を開閉するための蓋70が、ヒンジ71を中心に揺動自在に取付けられている。蓋70の閉鎖状態と開放状態とは、フック72を操作することによって行う。
第5図,第6図及び第7図に示すように、噴霧部108は主に噴霧部本体73と噴霧部開閉カバー74とから成る。噴霧部開閉カバー74は噴霧部本体73に対してスライドによって変位できるように設定されており、その噴霧部開閉カバー74の移動によって多孔板28aが露出したり隠したりする。噴霧部本体73のハウジング75には電解水噴霧装置主体106側に向けて伸びる腕76が形成され、その腕76の先端にフック状の係止突起77が一体に形成されている。噴霧部本体73のハウジング75内部には、多孔板28aと振動子28bとから成る噴霧素子28が備えられる。ハウジング75には前記流出管26の先端を収容する穴78が形成され、その穴78の先に間隔を開けて多孔板28aが配置されている。
第5図,第6図,第7図及び第8図に示すように、開閉カバー74には噴霧部本体73に向けて伸びる筒状の腕部79が形成され、その腕部79の内部にスイッチ作動手段としてのマグネット80が取り付けられている。開閉カバー74の腕部79の先端に、流出管26の吐出口を閉鎖して液垂れを防止するための吐出口開閉手段81を取付ける。吐出口開閉手段81は、第7図に示すように、中央に前記開閉カバー74の腕部79を嵌合させるための穴82を形成した上部保持部83と、その上部保持部83と一体に形成した舌部84とから成る。上部保持部83または舌部84の少なくとも一方に外面より外側に突出する複数の突起85を一体に形成する。前記吐出口開閉手段81の穴82に開閉カバー74の腕部79を嵌合させることで、吐出口開閉手段81は開閉カバー74と共に噴霧部本体73に対して変位する。
第7図に示すように、噴霧部本体73には溝86が形成される。この溝86に、前記吐出口開閉手段81の舌部84を挿入する。この状態で、開閉カバー74を噴霧部本体73に対して移動させると、吐出口開閉手段81の舌部84は、噴霧部本体73に形成された穴78(そこに流出管26の吐出口が備えられる)と多孔板28aとの間を遮断(第5図及び第6図)したり連絡(第8図)したりする。
また、開閉カバー74を噴霧部本体73に対して移動させることで、開閉カバー74は多孔板28aを外部から隠したり(第5図及び第6図)、外部に露出させたり(第8図)する。開閉カバー74の移動によって、開閉カバー74に取付けたマグネット80がリードスイッチ42をオンオフさせて、電解槽12やポンプ6等への電力の供給を断続させる。
第6図に示すように、噴霧部本体73における電解水噴霧装置主体106側には、前記第二壁部材62に固定されている前記電気端子67と接続するための電機端子87が固定されている。これら電気端子67と電機端子87とを接続することによって、噴霧素子28へ電力が供給される。
以上のように構成された電解水噴霧装置において、電解水噴霧装置主体106に対する噴霧部108の着脱について説明する。第6図に示す噴霧部108が電解水噴霧装置主体106から外れた状態から、噴霧部108の腕76の先端の係止突起77を電解水噴霧装置主体106の第一空間部60aに挿入して、噴霧部108を電解水噴霧装置主体106に接合させる。この結果、係止突起77が第一壁部材61の壁面63の下端に係合して、噴霧部108が電解水噴霧装置主体106に取付けられる(第5図)。この第5図の状態では、流出管26がハウジング75の穴78に収容され、流出管26の吐出口は吐出口開閉手段81の舌部84と接触する位置に突出する。
第5図の状態から、噴霧部108を電解水噴霧装置主体106から外す場合には、第9図に示すように、第二空間部60bに上から棒状または板状の分離手段としての専用治具88を挿入し、専用治具88で係止突起77を下側に押し下げ、係止突起77と第一壁部材61の壁面63との係合状態を外す(第10図)。係止突起77と第一壁部材61の壁面63との係合状態を外した後、噴霧部108を電解水噴霧装置主体106から引き離して第6図の状態とする。
第10図に示すように、第二空間部60bの延長線上に傾斜面65が位置するので、第二空間部60bに挿入した専用治具88の先端は、第二壁部材62の傾斜面65に接触または衝突する。専用治具88の先端が傾斜面65に接触または衝突した状態では、第10図に示すように、係止突起77と第一壁部材61の壁面63との係合状態が外れるように設定する。このように、専用治具88の先端が傾斜面65に接触または衝突するようにするのは、係止突起77を下側に押し過ぎないようにして、腕76が折れるのを防止するためである。また、専用治具88の先端が傾斜面65に接触した後、傾斜面65に沿って専用治具88が腕76側に移動し、その結果、専用治具88で噴霧部108を電解水噴霧装置主体106から外れる方向に押し出す働きをする。更に、専用治具88を傾斜面65に接触または衝突させることで、第二壁部材62と専用治具88との衝突力を緩和させる。
第5図並びに第6図においては、専用治具88を挿入する第二空間部60bは常に開いたままである。このため、第11図に示すように、蓋70に第二空間部60bの開口部を覆うための延長部89を一体に形成するようにしても良い。蓋70に延長部89を一体に形成した場合には、蓋70を水平にした状態では第二空間部60bの開口部が覆われ、蓋70を鉛直に立てた場合には第二空間部60bの開口部が開いて、第二空間部60bに専用治具88が挿入できるようになる。蓋70を鉛直に立てた場合には、第二壁部材62に延長部89が当接するようにして、蓋70のそれ以上の回転を防止すると共に、蓋70に沿って第二空間部60bに専用治具88を挿入し易くする。
第7図に示すように、噴霧部本体73には吐出口開閉手段81を挿入するための溝86が形成されている。この溝86は第7図及び第8図に示すように、梁部90とハウジング75との間に形成される。第8図に示すように、溝86の幅をHとし、吐出口開閉手段81の舌部84の厚みをhとすると、幅Hは厚みhより大となる。このため、吐出口開閉手段81が厚み方向にガタついて、吐出口開閉手段81によって流出管26の吐出口を確実に閉鎖できないおそれがある。
第12図に示すように、開閉カバー74が多孔板28aを隠す位置に移動した時に、吐出口開閉手段81に形成した突起85が溝86に位置するようにし、それと共に吐出口開閉手段81によって流出管26の吐出口を閉鎖するようにする。吐出口開閉手段81の素材を合成樹脂とし、突起85の位置での厚みはHと同じか僅かに大とする。これによって、突起85が溝86に位置した時に(第12図)、吐出口開閉手段81における突起85と反対側の面がハウジング75の接合面91に押し付けられ、吐出口開閉手段81の厚み方向の位置が安定し、流出管26の吐出口が吐出口開閉手段81の舌部84によって確実に閉鎖され、液垂れを防止することができる。
産業上の利用可能性
本発明の電解水噴霧装置は、電解水噴霧装置主体と噴霧素子を備えた噴霧部とを別体に形成し、噴霧素子を備えた噴霧部を電解水噴霧装置主体に対して着脱自在に取付けるように構成したのである。よって、噴霧素子の噴霧状態が不調の場合等に、噴霧素子を備えた噴霧部のみを交換すれば良く、故障に素早く対応でき、装置全体を交換する場合と比べて経済効率が良い。その上、噴霧部の交換が簡単で、しかもに交換には専門的知識を必要としない。
また、噴霧部に開閉カバーと連動して移動する吐出口閉塞手段を備えることで、開閉カバーで多孔板を隠した時に、吐出口閉塞手段で流出管の吐出口を閉鎖して、使用しない時における流出管の吐出口からの電解水の漏出を防止する。
更に、噴霧部が開閉カバーと連動するスイッチを有し、開閉カバーが噴霧素子の多孔板を覆っている時にポンプに供給する電力回路を切断するようにして、誤噴霧の発生を確実に防止できる。
また更に、電解水流出管の周辺に電解水噴霧装置主体内部と外部とを遮蔽する防水手段を備えることで、装置内に電解水等が侵入することを防止することができる。
本発明の電解水噴霧装置では、電解水噴霧装置主体に噴霧部側に開口すると共に上部側に開口する略L字形の空間を形成し、噴霧部に係止突起を形成する。その係止突起を噴霧部側の空間から挿入して噴霧部を電解水噴霧装置主体に取付け、上部側の空間から専用治具を挿入して係止突起による係合を外して、電解水噴霧装置主体と噴霧部とを分離する。このように、噴霧部の電解水噴霧装置主体への取付けは、噴霧部の電解水噴霧装置主体への挿入だけで良く、噴霧部の電解水噴霧装置主体からの取外しは、専用治具の電解水噴霧装置主体への挿入だけで良く、噴霧部の電解水噴霧装置主体への着脱を容易に行うことができる。
専用治具を挿入する空間における挿入先端方向の壁面に専用治具の先端と接触する傾斜面を形成することで、専用治具による係止突起の押し過ぎをなくして、係止突起を支持する腕が折れるのを防止する。専用治具の先端を傾斜面に接触させることで、その専用治具が傾斜面に沿って移動し、噴霧部を電解水噴霧装置主体から外れ易くする。
開閉カバーと連動して移動する吐出口閉塞手段を開閉カバーと別体とし、その吐出口閉塞手段を溝を通過するようにし、吐出口閉塞手段に厚みを厚くする突起を形成する。これによって、開閉カバーで多孔板を覆った際に、吐出口閉塞手段の位置が移動しないようにすることができ、流出管の吐出口を閉鎖して非使用時における流出管の吐出口からの電解水の漏出を防止することができる。
専用治具を挿入する第二空間部の開口部を、専用治具を使用しない時に蓋によって閉鎖するので、第二空間部へのゴミの侵入を防止し、専用治具の使用が阻害されないようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電解水噴霧装置の一例を示す概略構成図、第2図は第1図の電解水噴霧装置の噴霧部を取外した状態を示す説明図、第3図は第1図の電解水噴霧装置の噴霧状態を示す説明図、第4図は第1図の電解水噴霧装置の電解槽を示す拡大構成図、第5図は本発明に係る他の電解水噴霧装置の要部断面図、第6図は第5図の状態から噴霧部を取外した状態を示す断面、第7図は第5図の噴霧部を分解した斜視図、第8図は第5図に示す噴霧部で開閉カバーを開いた状態を示す要部断面図、第9図は第5図に示す噴霧部と電解水噴霧装置本体との係止箇所を示す断面図、第10図は第9図に示す噴霧部と電解水噴霧装置本体との係止箇所を専用治具で外す状態を示す断面図、第11図は他の蓋を用いた第9図相当図、第12図は第5図における要部拡大断面図である。
【0003】
前記電解水噴霧装置主体に着脱自在に取付けられるものであって前記電解水流出管の吐出口から流出する電解水を噴霧するための噴霧素子を備える噴霧部と、を有する電解水噴霧装置。
〔2〕 前記噴霧部が噴霧部本体とその噴霧部本体に対して移動自在な噴霧部開開カバーを有する、ことを特徴とする請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔3〕 前記噴霧部が、前記電解水流出管の吐出口を開閉するためのものであって前記噴霧部開閉カバーと連動して移動する吐出口開閉手段を有する請求項〔2〕に記載の電解水噴霧装置。
〔4〕 前記吐出口開閉手段を前記噴霧部開閉カバーと別体に形成し、前記吐出口開閉手段に表面より外部に突出する突起を一体に形成し、前記吐出口開閉手段を前記噴霧部本体に形成した溝に挿入し、前記突起が前記溝内に位置した時に前記突起が前記吐出口開閉手段を前記電解水流出管の吐出口に密着させるようにした請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔5〕 前記電解水噴霧装置主体に一方を側面に開口する第一空間部と他方を上方に開口する第二空間部とを連結した空間を形成し、前記噴霧部に腕とその先端の係止突起とを形成し、前記係止突起を前記第一空間部の開口部から挿入し、前記空間を形成する壁部材に前記係止突起を係合させて前記噴霧部を前記電解水噴霧装置主体に取付け、前記第二空間部の開口部から分離手段を挿入してその分離手段で前記係止突起を押して前記係止突起と前記第一壁部材との係合状態を外して前記噴霧部と前記電解水噴霧装置主体とを分離するようにした請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔6〕 前記空間を形成する壁部材における前記分離手段の挿入先端位置を傾斜面とした請求項〔5〕に記載の電解水噴霧装置。
〔7〕 前記電解水噴霧装置主体に前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクの開口部を開閉する蓋を備え、その蓋によって前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを閉鎖しているときに前記第二空間部が覆われ、前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを開いたときに前記第二空間部が開かれる
【0004】
ようにした請求項〔5〕に記載の電解水噴霧装置。
〔8〕 前記噴霧部がスイッチ作動手段を有し、前記電解水噴霧装置主体が前記スイッチ作動手段によって作動するスイッチを有し、前記噴霧部が電解水流出管の吐出口を閉塞している時に、前記スイッチ作動手段の働きによって前記スイッチがポンプに供給する電力回路を切断するか前記電源をOFFするかの少なくとも一方を行わせる請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔9〕 前記電解水流出管の周辺に前記電解水噴霧装置主体内部と外部とを遮蔽する防水手段を備えた請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔10〕前記電解水噴霧装置主体には前記噴霧部を固定するための凹部を、前記噴霧部に該凹部に嵌合される凸部が設けられ、前記凹部と前記凸部とにより前記噴霧部が前記電解水噴霧装置主体に嵌合されることを特徴とする請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
〔11〕電解水噴霧装置主体には空間を形成する第一壁部材と第二壁部材を有し、前記第二壁部材には電解槽、流出管、電気端子の少なくとも何れか一つが固定されていることを特徴とする請求項〔1〕に記載の電解水噴霧装置。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の電解水噴霧装置の一例を示す概略構成図、第2図は第1図の電解水噴霧装置の噴霧部を取外した状態を示す説明図、第3図は第1図の電解水噴霧装置の噴霧状態を示す説明図、第4図は第1図の電解水噴霧装置の電解槽を示す拡大構成図、第5図は本発明に係る他の電解水噴霧装置の要部断面図、第6図は第5図の状態から噴霧部を取外した状態を示す断面、第7図は第5図の噴霧部を分解した斜視図、第8図は第5図に示す噴霧部で開閉カバーを開いた状態を示す要部断面図、第9図は第5図に示す噴霧部と電解水噴霧装置本体との係止箇所を示す断面図、第10図は第9図に示す噴霧部と電解水噴霧装置本体との係止箇所を専用治具で外す状態を示す断面図、第11図は他の蓋を用いた第9図相当図、第12図は第5図における要部拡大断面図である。
発明を実施するための第1の最良の形態
以下、図面を参照しながら本発明の電解水噴霧装置の一例につき説明する。
第1図中、100は電解水噴霧装置で、電解水噴霧装置主体102と、その電解水噴霧装置主体102に着脱自在に取付けられた噴霧部104とからなる。2は、略直方体状の電解水噴霧装置主体102のハウジングである。4は、前記ハウジング2内に収納された電解質水溶液タンクで、その内部には電解質水溶液が収納されている。電解質としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム等のアルカリ金属塩やアルカリ土類塩、アスコル

Claims (8)

  1. 電解質水溶液タンクと、前記電解質水溶液タンク内の電解質水溶液を電解槽入口側に送液するポンプと、内部に互いに対向する陽極及び陰極を備えた流通型電解槽と、前記電解槽の出口側に連結され一方の電極側電解水を流出する電解水流出管と、前記電解槽の出口側に連結され他方の電極側電解水を排出する排出管と、前記排出管に連結された廃液タンクと、電源と、制御部とを有する電解水噴霧装置主体と;
    前記電解水噴霧装置主体に着脱自在に取付けられるものであって前記電解水流出管の吐出口から流出する電解水を噴霧するための噴霧素子を備える噴霧部と、を有する電解水噴霧装置。
  2. 前記噴霧部が噴霧部本体とその噴霧部本体に対して移動自在な噴霧部開閉カバーとから構成し、前記電解水流出管の吐出口を開閉するためのものであって前記噴霧部開閉カバーと連動して移動する吐出口開閉手段を有する請求項1に記載の電解水噴霧装置。
  3. 前記吐出口開閉手段を前記噴霧部開閉カバーと別体に形成し、前記吐出口開閉手段に表面より外部に突出する突起を一体に形成し、前記吐出口開閉手段を前記噴霧部本体に形成した溝に挿入し、前記突起が前記溝内に位置した時に前記突起が前記吐出口開閉手段を前記電解水流出管の吐出口に密着させるようにした請求項1に記載の電解水噴霧装置。
  4. 前記電解水噴霧装置主体に一方を側面に開口する第一空間部と他方を上方に開口する第二空間部とを連結した空間を形成し、前記噴霧部に腕とその先端の係止突起とを形成し、前記係止突起を前記第一空間部の開口部から挿入し、前記空間を形成する壁部材に前記係止突起を係合させて前記噴霧部を前記電解水噴霧装置主体に取付け、前記第二空間部の開口部から分離手段を挿入してその分離手段で前記係止突起を押して前記係止突起と前記第一壁部材との係合状態を外して前記噴霧部と前記電解水噴霧装置主体とを分離するようにした請求項1に記載の電解水噴霧装置。
  5. 前記空間を形成する壁部材における前記分離手段の挿入先端位置を傾斜面とした請求項4に記載の電解水噴霧装置。
  6. 前記電解水噴霧装置主体に前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクの開口部を開閉する蓋を備え、その蓋によって前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを閉鎖しているときに前記第二空間部が覆われ、前記電解質水溶液タンクと前記廃液タンクを開いたときに前記第二空間部が開かれるようにした請求項4に記載の電解水噴霧装置。
  7. 前記噴霧部がスイッチ作動手段を有し、前記電解水噴霧装置主体が前記スイッチ作動手段によって作動するスイッチを有し、前記噴霧部が電解水流出管の吐出口を閉塞している時に、前記スイッチ作動手段の働きによって前記スイッチがポンプに供給する電力回路を切断するか前記電源をOFFするかの少なくとも一方を行わせる請求項1に記載の電解水噴霧装置。
  8. 前記電解水流出管の周辺に前記電解水噴霧装置主体内部と外部とを遮蔽する防水手段を備えた請求項1に記載の電解水噴霧装置。
JP2003585891A 2002-04-22 2003-04-18 電解水噴霧装置 Pending JPWO2003089150A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002118784 2002-04-22
JP2002118784 2002-04-22
PCT/JP2003/004938 WO2003089150A1 (fr) 2002-04-22 2003-04-18 Dispositif de pulvérisation d'eau électrolytique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2003089150A1 true JPWO2003089150A1 (ja) 2005-09-02

Family

ID=29243539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003585891A Pending JPWO2003089150A1 (ja) 2002-04-22 2003-04-18 電解水噴霧装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2003089150A1 (ja)
CN (1) CN1691986A (ja)
WO (1) WO2003089150A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005097350A1 (ja) * 2004-04-09 2008-02-28 株式会社ミクニ 噴霧装置及び噴霧方法
JP2008036450A (ja) * 2004-11-24 2008-02-21 Mikuni Corp 噴霧装置及び圧電振動子の駆動制御方法
JP4483856B2 (ja) * 2006-11-20 2010-06-16 パナソニック株式会社 電解ミスト発生装置とそれを用いた洗濯機
WO2011052758A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 三洋電機株式会社 携帯用電解水噴霧器
FR2975926B1 (fr) * 2011-06-06 2019-08-02 Soluscope Sas Dispositif securise d'assemblage demontable
JP5858384B2 (ja) * 2012-05-07 2016-02-10 株式会社栄光社 液体噴霧装置
EP2862584B1 (en) * 2013-10-21 2019-03-20 ICinnovation BV Electrosorption and decomposition device for the purification of blood and other fluids
CN108263758A (zh) * 2017-01-03 2018-07-10 中国农业大学烟台研究院 一种便携式电解水喷瓶

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3521346B2 (ja) * 1994-08-19 2004-04-19 東陶機器株式会社 液体噴霧装置
WO2000066277A1 (fr) * 1999-04-28 2000-11-09 Omron Corporation Dispositif pulverisateur de liquide
JP2002052069A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Mikuni Corp 酸性水噴霧器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003089150A1 (fr) 2003-10-30
CN1691986A (zh) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI273094B (en) Electrolyzed water spraying device
EP1188719B1 (en) Acidic liquid apparatus
MXPA03007923A (es) Metodo y aparato para producir agua potencial oxidativa reductiva positiva y negativa.
JPWO2003089150A1 (ja) 電解水噴霧装置
KR100841102B1 (ko) 전해수 생성장치
JP2003062569A (ja) 電解水生成装置
CN114150332A (zh) 消毒液制造装置及其控制方法
JP6118359B2 (ja) 電解水生成装置
JP2002065819A (ja) 酸性水噴霧器
JP4572902B2 (ja) アルカリイオン整水器
JP2000093966A (ja) 電解装置
KR102218951B1 (ko) 휴대형 살균 전해수 제조 스프레이장치
JP3356161B2 (ja) バッチ式電解水生成装置
JPH1190457A (ja) 水処理装置
JPH0731190U (ja) イオン水生成器におけるタンク装着構造
JPH06233982A (ja) 電解イオン水生成装置
JP2021122813A (ja) 携帯用電解水噴霧器
JP2007111647A (ja) 電解器
JPH0731189U (ja) 強酸性水生成器
JP2021122812A (ja) 携帯用電解水噴霧器
JP2001225073A (ja) 電解水生成装置
JP2000233184A (ja) 機能水生成器
JP2003251349A (ja) イオン水生成装置
JPH07299459A (ja) 殺菌用強酸性イオン水生成方法並びにイオン水生成装置及び電解促進ユニット
JPH0731191U (ja) 強酸性水生成器

Legal Events

Date Code Title Description
AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090818