JP5904609B2 - 会計装置、会計システム、会計方法及び会計プログラム - Google Patents

会計装置、会計システム、会計方法及び会計プログラム Download PDF

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Description

本発明は、会計を行うための会計装置、会計システム、会計方法及び会計プログラムに関する。
複数人で飲食をした後に飲食代金を精算する際、各人が支払うべき金額を算出する会計方法としては様々な方法が考えられる。
代表的な会計方法としては、以下のような会計方法が挙げられる。
(1)利用金額の合計をグループの人数で均等に割る方法。
(2)グループ内の各人が注文して飲食した商品分の代金を各人毎に算出する方法。
まず、上記の(1)は誰が何れの商品を注文したのかということや、誰が何れの商品を飲食したかということは一切考慮しない、という会計方法である。この場合には、利用金額の合計を単純にグループの人数で割ることから、各人の支払金額は同額となる。そのため、場合によっては、自分の注文していない商品の代金や自分が飲食していない商品の代金も支払うこととなり、公平な会計とはならない場合が多い。
この点、上記の(2)では、誰が何れの商品を注文したのかということを考慮している。この場合には、各人は各々自分が注文した商品の代金を支払うこととなる。そのため、各人が自身の注文した商品のみを飲食するような場合であれば公平な会計を行うことができる。
ただし、飲食店においては、各人が自身の注文した商品のみを飲食する場合ばかりではなく、何れかの顧客が注文した単一の商品を、複数の顧客で分けあって飲食するという場合もありえる。しかしながら、上記の(2)では、誰が何れの商品を注文したのかということは考慮されているが、誰が何れの商品を飲食したかということは考慮されていない。そのため、単一の商品を複数人で分けあって飲食するような場合には、上記(2)のような方法でも公平な会計とはならない。
そこで、注文された商品の代金を注文時の顧客の人数で割ることにより各人の支払い代金を算出することが考えられる。このような算出を容易に実行するための技術が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の技術では、顧客グループで飲食をしている途中に人数の変更があったか否かに関わらず、商品の注文が発生するたびに、割り前勘定金額を計算する。ここで、割り前勘定金額とは、注文された商品の代金を、その時点でのグループにいる顧客の人数で均等に割った値である。そして、特許文献1に記載の技術では、精算時に割り前勘定金額の積算額を各人毎に算出する。これにより、集金作業を速やかに行うことが可能となる。
また、特許文献2にも単一の商品を複数人で分けあって飲食するような場合を想定した技術が記載されている。
具体的に特許文献2には、Shared精算処理が可能な会計処理装置が開示されている。ここで、Shared精算処理とは、単一の商品を複数人で分け合った場合に、この単一の商品の代金を、この単一の商品を分けあった複数人で均等に分割して負担する、という会計方法である。これら各特許文献に記載の技術を利用することにより、単一の商品を複数人で分けあって飲食するような場合における会計額を算出することができる。
特開2005−165756号公報 特開2008−065574号公報
上述したように、各特許文献に記載の技術では、単一の商品を複数人で分けあって飲食するような場合を想定してはいる。
しかしながら、各特許文献に記載の技術では、顧客グループに属する顧客全員が各商品を、均等に、それぞれ同じ量だけ取り分けて飲食することが前提となっている。もっとも実際は、各人の飲食量は同一ではなく、異なっていることが多い。
そのため、顧客で取り分けた商品の代金を顧客の人数で均等に割ってしまうと、飲食量が多い顧客は実際に飲食した量に応じた金額よりも少ない代金を支払い、飲食量が少ない顧客は実際に飲食した量に応じた金額よりも多くの代金を支払うことになる。そのため、公平な会計方法とはならず、各人に不公平感が生まれてしまうといった問題がある。
以上まとめると、注文した商品を、各人が異なる量取り分けるような場合には、上述した何れの会計方法であっても公平な会計を行えないということとなる。
そこで本発明は、複数人で構成されるグループに含まれる各人が、商品をそれぞれ異なる量取り分けるような場合であっても公平な会計を行うことが可能な、会計装置、会計システム、会計方法及び会計プログラムを提供することを目的とするにある。
本発明の第1の観点によれば、複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と、前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、を備えることを特徴とする会計装置が提供される。
本発明の第2の観点によれば、本発明の第1の観点により提供される会計装置と、撮像して得られた撮像データを前記監視手段に送信する第1のカメラと、撮像して得られたデータを前記監視手段に送信する第2のカメラとを備える会計システムであって、前記監視手段が、前記第1のカメラから受信した撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視し、前記監視手段が、前記第2のカメラから受信した撮像データを解析することにより、顧客の来店及び顧客の精算指示を検知して、該検知した内容を前記制御手段に通知することを特徴とする会計システムが提供される。
本発明の第3の観点によれば、複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視ステップと、前記監視ステップにて監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御ステップと、を会計装置が実行することを特徴とする会計方法が提供される。
本発明の第4の観点によれば、複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、を備える会計装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする会計プログラムが提供される。
本発明によれば、複数人で構成されるグループに含まれる各人が、商品をそれぞれ異なる量取り分けるような場合であっても公平な会計を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態における全体の基本的構成を表すブロック図である。 本発明の各実施形態における第1のカメラの設置場所を表すブロック図である。 本発明の各実施形態におけるコントローラの構成を表すブロック図である。 本発明の各実施形態における顧客画像マスタを表す図である。 本発明の各実施形態における従業員画像マスタを表す図である。 本発明の各実施形態における商品画像マスタを表す図である。 本発明の各実施形態におけるトランザクションデータを表す図である。 本発明の各実施形態における飲食途中の飲食状況データを表す図である。 本発明の各実施形態における精算時の飲食状況データを表す図である。 本発明の各実施形態における動作を表すフローチャート(1/2)である。 本発明の各実施形態における動作を表すフローチャート(2/2)である。 本発明の各実施形態における精算時の表示例を表す図である。 本発明の第1の実施形態における全体の基本的構成を表すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図1乃至図13を参照して、詳細に説明する。
まず、図1を参照すると、本発明の第1の実施形態である会計システム1000は、第1のカメラ101、コントローラ102、POS(point of sales)端末103、第2のカメラ111、厨房端末104、アクセスポイント105及び複数の注文端末200を含む。
そして、第1のカメラ101、コントローラ102、POS端末103、第2のカメラ111、アクセスポイント105及び厨房端末104は有線で通信可能に接続される。また、複数の注文端末200の各々は、アクセスポイント105と無線で通信可能に接続される。これにより、複数の注文端末200の各々は、アクセスポイント105を介してコントローラ102と通信を行うことが可能となる。
ここで、会計システム1000は、店舗内で商品の取り分けを行った顧客グループに属する各顧客の支払金額を、各顧客の取り分に応じて決定する、というシステムである。
次に、会計システム1000に含まれる各機器について説明する。
第1のカメラ101は、顧客グループに含まれる各顧客と、店舗のテーブルに配膳されて置かれた各商品とを認識して識別するために、各顧客及び各商品の双方を撮像する。また、第1のカメラ101は、撮像した撮像データをコントローラ102に送信する。第1のカメラ101の設置位置に関しては、図2を参照して後述する。
コントローラ102は、会計システム1000全体を制御するための装置であり、例えば、本実施形態特有のプログラムを組み込んだサーバ装置等により実現される。コントローラ102の詳細な内容に関しては、図3を参照して後述する。
POS端末103は、コントローラ102で算出した顧客毎の支払い金額を表示し、精算処理を行うための端末である。会計システム1000が設置された店舗の従業員(以下、単に「従業員」と呼ぶ。)は、POS端末103を利用して精算処理を行う。
第2のカメラ111は、顧客を撮像し、撮像により得られた撮像データをコントローラ102に送信する。第2のカメラ111により撮像された撮像データは、商品注文前と精算時に、顧客を認識して識別するために使用する。第2のカメラ111は、商品注文前と精算時に顧客を認識及び識別できる場所であれば任意の場所に設置可能だが、一例として、店舗の入り口やPOS端末103、若しくはPOS端末103の近傍に設置される。
厨房端末104は、コントローラ102から受信した顧客の注文情報を出力する装置である。出力は、例えばディスプレイへの表示や、プリンタによる紙への印字及び出力により実現する。従業員は、出力された注文情報を参照して調理を行う。また、従業員は、調理された商品を、商品を注文した顧客のテーブルへと運び、配膳する。
アクセスポイント105は、会計システム1000により構築されるLAN(Local Area Network)に含まれるアクセスポイントである。アクセスポイント105により、複数の注文端末200の各々は、無線通信を実現する。アクセスポイント105は、注文端末200から送信された顧客の注文情報をコントローラ102に転送する。
注文端末200は、従業員が携帯して使用する端末である。注文端末200は、従業員から顧客の注文の入力を受け付ける。そして、注文端末200は、受け付けた入力内容を、顧客の注文情報として、アクセスポイント105を介してコントローラ102に送信する。
以上、会計システム1000に含まれる各機器について説明した。次に、顧客、商品及び第1のカメラ101の位置的な関係について図2を参照して説明する。
本実施形態における第1のカメラ101は、少なくとも、1つの顧客グループに含まれる全ての顧客と、この1つの顧客グループに提供された全ての商品を撮像可能な位置に設置される必要がある。
この点、図2の例であれば、1つの顧客グループに含まれる全ての顧客(顧客A、B、C及びD)と、この1つの顧客グループに提供される全ての商品(商品1、2及び3)を撮像可能な場所に第1のカメラ101が設置される。具体的には、例えば、商品が提供されるテーブルが配置された室内の、天井や壁面といった部屋の上部等に設置される。
なお、図2において破線で表すのは第1のカメラ101が撮像することが可能な範囲である。また、図2は、もっぱら顧客及び商品と第1のカメラ101の位置的な関係を表すための図であるため、これに直接関係しない厨房端末104、アクセスポイント105及び注文端末200については、図2では図示を省略する。
次に、コントローラ102の構成及びコントローラ102の処理の内容について図3を参照して詳細に説明する。
図3を参照するとコントローラ102は、制御部102−1、撮像データ解析部102−2、記憶部102−3及び送受信部102−4を含む。
制御部102−1は、会計システム1000全体の制御を行う。また、撮像データ解析部102−2は撮像データの解析を行う。
更に、記憶部102−3は、制御部102−1及び撮像データ解析部102−2の要求に応じて所定のデータを記憶する。また、記憶部102−3は、制御部102−1及び撮像データ解析部102−2の要求に応じて記憶している所定のデータを読み出す。
更に、送受信部102−4は、制御部102−1及び撮像データ解析部102−2の要求に応じてコントローラ102外部の機器と情報を送受信する。
次に、制御部102−1の処理について説明する。制御部102−1は上述したように会計システム1000全体の制御を行うと共に、もっぱら以下のような処理を行う。
まず、制御部102−1は、顧客の注文情報を管理する処理を行う。具体的には、注文端末200が受け付けた顧客の注文情報を、アクセスポイント105及び送受信部102−4を介して受信する。そして、受信した顧客の注文情報を記憶部102−3に記憶させて管理する。ここで、顧客の注文情報には、何れの顧客グループが何れの商品を注文したかを表す情報が含まれる。なお、顧客の注文情報には、どの顧客グループがどの商品を注文したかという情報が含まれていれば良く、どの顧客グループ内の「どの顧客」が商品を注文したのかという情報までは含まれていなくても良い。
また、制御部102−1は、顧客毎の飲食量に応じた支払金額を算出する処理を行う。算出は、記憶部102−3が記憶している「顧客の注文情報」、記憶部102−3が記憶している商品マスタに含まれる「商品の単価」、及び、「撮像データ解析部102−2による解析結果」等に基づいて行われる。
具体的な、注文情報管理方法及び支払金額の算出方法については後述する。
更に制御部102−1は、顧客の注文情報を、送受信部102−4を介して厨房端末104に送信することにより、調理を行うように従業員に指示をするための処理を行う。
加えて、制御部102−1は、精算時、送受信部102−4を介してPOS端末103に対して顧客毎の支払金額を送信する処理を行う。
次に、撮像データ解析部102−2について説明する。撮像データ解析部102−2は、第1のカメラ101及び第2のカメラ111が撮像した撮像データを、送受信部102−4を介して受信する。そして、受信した撮像データを画像解析技術によって解析する。
そして、解析によって、顧客グループに含まれる各顧客の認識と識別、顧客グループに提供された商品の認識と識別、及び、顧客グループに含まれる各顧客の飲食量の把握を行う。制御部102−1は、これらの解析によって得られた情報に基づいて顧客毎の飲食量を算出する。
より詳細には、撮像データ解析部102−2は、以下のように解析を行う。
まず、撮像データ解析部102−2は、顧客が来店した際に第2のカメラ111により撮像された撮像データに基づいて、来店した各顧客の認識と識別を行う。認識及び識別の結果は制御部102−1に対して送信される。
これに応じて制御部102−1は、顧客の画像データを記憶部102−3に記憶する。また、制御部102−1は、記憶された顧客の画像データと、注文端末200から送信された顧客が何れの顧客グループに属するのかという情報とに基づいて、顧客画像マスタを作成し、新規顧客を登録する。顧客画像マスタは、例えば図4に表されるように、顧客グループを識別するための顧客グループ識別子、顧客それぞれを識別するための顧客識別子、及び顧客の画像データを紐付けて作成される。
そして、撮像データ解析部102−2は、顧客画像マスタに新規顧客が登録された後に、更に新規な顧客を検出した場合には、かかる更に新規な顧客の画像データを何れかの顧客グループの新規顧客の画像データとして制御部102−1に出力する。制御部102−1は、新規顧客に新たに顧客識別子を割り当て、対応する顧客グループ識別子及び顧客の画像データを紐付けて顧客画像マスタに新たに登録する。
なお、従業員の画像データを予め登録しておき、撮像データに従業員の画像データが映り込んでいても、かかる画像データは認識対象からは除外して、顧客と認識することのないようにすることが好ましい。
そのためには、例えば予め、第1のカメラ101又は第2のカメラ111により従業員を撮像しておく。そして、撮像により得られた画像データを撮像データ解析部102−2が解析する。また、解析により得られた従業員の画像データと、従業員を識別するための従業員識別子とを紐付けた従業員画像マスタを作成しておく。ここで、これらの情報が含まれる従業員画像マスタの一例を図5に表す。なお、従業員画像マスタは撮像データ解析部102−2、及び撮像データ解析部102−2から従業員の画像データを受信した制御部102−1、の何れかが又は双方が協働して作成する。
そして、撮像データ解析部102−2は、撮像データを解析する際に、従業員画像マスタに登録されている画像データと一致しない画像データが撮像データに含まれている場合には、顧客が撮像データに含まれていると判断する。一方で、従業員画像マスタに登録されている画像データと一致する画像データが撮像データに含まれている場合には、撮像データに含まれているのは従業員であり、顧客ではないと判断する。
次に、撮像データ解析部102−2による、顧客グループに提供された商品の認識と識別について説明する。
ここで、商品の認識と識別を行う前提として、記憶部102−3には商品マスタが記憶されており、画像データ解析部102−2は、この商品マスタを参照できるものとする。そのためには、例えば予め、第1のカメラ101又は第2のカメラ111により商品を撮像しておく。そして、撮像により得られた画像データを撮像データ解析部102−2が解析する。また、解析により得られた商品の画像データと、商品を識別するための情報や商品の単価等とを紐付けた商品マスタを作成しておく。ここで、商品マスタの一例を図6に表す。なお、商品マスタは、撮像データ解析部102−2、及び撮像データ解析部102−2から商品の画像データを受信した制御部102−1、の何れかが又は双方が協働して作成する。
商品マスタの一例を図6に表す。図6を参照すると、商品マスタには、各商品に割り当てられた商品No、各商品の名称、各商品の価格及び各商品の画像データが含まれる。
そして、撮像データ解析部102−2は、第1のカメラ101から受信した撮像データに写っている各商品の画像データを画像解析技術によって認識する。次に、予め商品マスタに記憶された各商品の画像データと認識した各商品の画像データとを照らし合わせることにより、認識した各商品が商品マスタに記憶された商品の内のどの商品と一致するのかを識別する。そして、識別結果として、少なくともかかる一致した商品を識別するための情報(例えば、商品No及び商品名称の何れか又は双方)を制御部102−1に対して送信する。
次に、撮像データ解析部102−2による各顧客の飲食量の把握について説明する。撮像データ解析部102−2は、定期的に解析を行い、顧客が商品を自身の取り分とした際に、各顧客の飲食量を把握する。
ここで、商品の取り分けのパターンとしては以下の3つが考えられ、それぞれの場合に応じて以下のように各顧客の飲食量を把握する。
まず、商品が盛り付けられた皿から、顧客が自身の取り皿に商品を取り分け、この取り分けた商品を自身の取り分とするパターンである。このパターンの場合には、商品が盛り付けられた皿等から、どの顧客がどの商品をどの程度取り分けて自身の取り皿に置いたかを、撮像データを監視することにより検知する。そして、検知内容に応じて各顧客の飲食量を把握する。
次に、顧客又は従業員が、取り皿に商品を取り分け、取り分けた商品が乗せられた取り皿を何れかの顧客の前に置き、前に取り皿を置かれた顧客が取り分けた商品を自身の取り分とするパターンである。このパターンの場合には、商品が盛り付けられた皿等から、商品がどの程度取り皿に取り分けられ、その取り皿がどの顧客の前に置かれたかを、撮像データを監視することにより検知する。そして、検知内容に応じて各顧客の飲食量を把握する。
最後に、顧客が商品を取り分けて、直接自身の口に入れることにより、この取り分けた商品を自身の取り分とするパターンである。このパターンの場合には、どの顧客がどの商品をどの程度取り分けて直接口にいれたか、すなわち、どの顧客がどの商品をどの程度取得したかを、撮像データを監視することにより検知する。そして、検知内容に応じて各顧客の飲食量を把握する。
なお、何れのパターンであっても、皿等に盛り付けられた料理だけでなく、飲み物についても同様にして、各顧客の飲食量を把握する。
そして、撮像データ解析部102−2は、各顧客の飲食量を把握するたびに、商品を自身の取り分とした顧客の顧客識別子、取り分とされた商品を識別するため情報(商品No及び商品名称の何れか又は双方)、及び取り分とした量(飲食量)等を含んだデータをトランザクションデータとして生成する。生成したトランザクションデータは、撮像データ解析部102−2が制御部102−1に送信する。
図7に、撮像データ解析部102−2が生成するトランザクションデータの一例を表す。図7を参照すると、トランザクションデータには、トランザクションNo、顧客識別子、商品名称及び飲食量が含まれる。
トランザクションNoは、顧客が商品を自身の取り分としたことにより新たなトランザクションデータの項目が作成されるたびに、新たなトランザクションデータの項目に割り当てられる番号である。顧客識別子は、顧客を識別するための識別子であり、顧客画像マスタにおいて顧客に割り当てられている顧客識別子と同一のものが使用される。商品名称は何れかの顧客の取り分となった商品を識別するための名称であり、商品マスタにおいて商品に割り当てられている名称と同一のものが使用される。また、飲食量とは、各顧客が各商品の全体の量のうち自己の取り分とした量の割合である。
撮像データ解析部102−2は、注文した商品を各顧客が自己の取り分とする都度これらの情報をトランザクションデータとして生成して制御部102−1に送信する。或る顧客が或る商品を何回かに分けて自己の取り分とした場合も、当該商品を自己の取り分とする都度トランザクションデータとして生成して制御部102−1に送信する。
以上が、撮像データ解析部102−2が行う解析処理の内容である。次に、トランザクションデータを受信した制御部102−1における、支払額の算出処理について説明する。
制御部102−1は、受信したトランザクションデータを記憶部102−3に記憶して管理する。そして、記憶部102−3に記憶されている、トランザクションデータ、顧客画像マスタ及び商品マスタを参照することにより飲食状況データを作成する。
飲食途中の段階での飲食状況データの一例を図8に表す。また、精算時の飲食状況データの一例を図9に表す。ここで、図8では飲食途中の段階であることから、全ての項目にはデータが存在しないので、全ての項目のデータが存在する図9を参照して、飲食状況データについて説明する。
図9を参照すると、飲食状況データには、各顧客グループを識別するための顧客番号、顧客が着席しているテーブルを表す卓番号、注文した商品の商品No・名称・注文された数量・単価・商品の単価及び注文数を乗じた値(図中では「商品小計」と記載)、各顧客が支払うべき商品代金の合計額(すなわち、顧客フループ全体の支払額、図中では「総計」と記載)、顧客識別子、各顧客が自己の取り分とした商品名、各顧客が各商品を自己の取り分とした量の割合(飲食量)、及び、各商品について各顧客が支払うべき金額(図中では「顧客小計」と記載)等が含まれる。顧客番号は、顧客グループ識別子(図4参照)と同一であってもよいし、顧客グループ識別子(図4参照)と紐付けられた異なるものであってもよい。更に、飲食状況データには、顧客と顧客の画像データとが組になって含まれている。
飲食状況データは、顧客グループが商品を注文したり、各顧客が各商品を自己の取り分としたり、遅れて参加した新規顧客が登録される都度更新される。
ここで、制御部102−1は、顧客グループに属する各顧客が支払うべき金額を次の手順で算出する。
まず、制御部102−1が作成した飲食状況データから、顧客グループが注文した各商品の全体の量(複数の注文が有った場合には、1つの商品の全体の量と注文個数を乗じた量)のうち各顧客が自己の取り分とした量の占める割合を取得する。
次に、各商品の単価(複数の注文が有った場合には、単価と注文個数を乗じた値)に、前記割合を乗じることで、各商品について各顧客が支払うべき金額を求める。この算出を顧客グループが注文した全ての商品について行い、顧客毎に各商品についての算出された金額を合計する。この合計額が、顧客グループの精算時に各顧客が支払うべき金額(図中の「顧客小計」に相当。)となる。
なお、上述の各説明において生成した各マスタやトランザクションデータ及び飲食状況データ等は、記憶部102−3に記憶されて、制御部102−1や撮像データ解析部102−2に適宜利用される。また、上述した各識別子は、連番で採番される。
以上、制御部102−1による支払額の算出処理について説明した。
次に、図10及び図11を参照して、会計システム1000の動作について説明する。具体的には、飲食店に来店した新規顧客を第2のカメラ111が撮像してから、顧客グループに含まれる各顧客が、飲食量に応じた代金を精算して、精算処理を終了させるまでの処理について説明する。
まず、第2のカメラ111が飲食店に新規に来店した各顧客を撮像する(ステップS1)。撮像された各新規顧客の画像データは、従業員画像マスタ及び顧客画像マスタには登録されていない。そのため、撮像データ解析部102−2は、撮像された画像データは新規な顧客のものであると判断して、各新規顧客の画像データを制御部102−1に送信する。制御部102−1は、受信した各新規顧客の画像データを、アクセスポイント105及び送受信部102−4を介して全ての注文端末200に対して送信する。
一方で、従業員が顧客グループをテーブルに案内する。この従業員の注文端末200には、制御部102−1から送信された、顧客データベースに未登録の新規顧客の画像データが表示される。従業員は未登録の新規顧客の画像データの中からテーブルに案内した各顧客の容姿に一致する画像データを選択すると共に、顧客を案内したテーブルの卓番号を入力する。入力された情報は、アクセスポイント105及び送受信部102−4を介して制御部102−1に送信される。
制御部102−1は受信した各情報に基づいて各新規顧客の画像データと卓番号とを対応付け、新たな顧客グループとして顧客画像マスタに登録する。これにより顧客画像マスタは更新される(ステップS2)。
なお、ステップS2において、従業員にテーブルの卓番号と新規顧客の画像データの組み合わせを入力させるのではなく、会計システム1000が自動的にテーブルの卓番号と新規顧客の画像データとの組み合わせを把握できるようにしても良い。
例えば、予め、店舗内のテーブルの位置を記憶部102−3に記憶しておき、第1のカメラ101の撮像データからどのテーブルであるかを判断して卓番号を特定する。そして、特定した卓番号と、テーブルに案内された顧客の画像データにより、顧客を認識して識別することにより取得した新規顧客の画像データとを、紐付けて新規の顧客グループとして顧客画像マスタに登録することにより自動的に顧客画像マスタを更新することができる。
また、第1のカメラ101をテーブル毎に設置するものとし、予め、第1のカメラ101と、その第1のカメラ101が撮像するテーブルの卓番号の組み合わせを記憶部102−3に記憶しておく。こうすることにより、新規顧客の画像データの送信元が複数存在する第1のカメラ101の内の何れの第1のカメラ101であるかを特定することにより、組になっている卓番号も特定することができる。そして、特定した卓番号と、テーブルに案内された顧客を認識して識別することにより取得した新規顧客の画像データとを、紐付けて新規の顧客グループとして顧客画像マスタに登録することにより自動的に顧客画像マスタを更新することができる。
また、卓番号の特定は、テーブルに卓番号を表示しておき、画像データから卓番号を認識及び識別して特定するものであってもよい。
なお、ステップS2の段階では、図8に表される飲食状況データに含まれている、商品に関する情報(注文品の情報や顧客の飲食量の情報)は未だ記憶されていない。
次に、顧客グループから商品の注文があったか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、顧客グループから商品の注文があった場合(ステップS3においてYes)、注文端末200は、従業員による注文情報の入力を受け付ける。受け付けられた注文情報は、アクセスポイント105及び送受信部102−4を介して制御部102−1に送信される。
注文情報を受信した、制御部102−1は、飲食状況データを更新する。更に、制御部102−1は、受信した注文情報を、アクセスポイント105及び送受信部102−4を介して、厨房端末104に送信する。(ステップS4)。その後、ステップS5へ移行する。また顧客の注文情報を受信した、厨房端末104は、コントローラ102から受信した顧客の注文情報を出力する。また、従業員は、調理された商品を、商品を注文した顧客のテーブルへと運び、配膳する。
一方、注文がなかった場合(ステップS3においてNo)は、特に処理を行わずにステップS5へ移行する。
ステップS5では、撮像データ解析部102−2が、第1のカメラ101による撮像データに基づいて、何れかの顧客が何れかの商品を自己の取り分としたか否かを判断する。
ここで、撮像データ解析部102−2の解析に基づいて何れかの顧客が何れかの商品を自己の取り分としたことが判明した場合(ステップS5においてYes)、撮像データ解析部102−2から、何れかの顧客が何れかの商品を自己の取り分とした旨の通知を受けた制御部102−1は、図7に表すようなトランザクションデータに、トランザクションNoと共に、顧客識別子、商品名称及び飲食量を追加する。その後、ステップS7へ移行する。
一方、撮像データ解析部102−2が解析した結果、何れの顧客も商品を自己の取り分としなかった場合(ステップS5においてNo)は、ステップS7に移行する。
ステップS7では、顧客の新規顧客を検出したか否かを判断する。
ここで、第2のカメラ111又は第1のカメラ101の撮像データを撮像データ解析部102−2が解析し、新規顧客を認識及び識別した場合(ステップS7においてYes)、図8に表されているような飲食状況データに、当該新規顧客の画像データや顧客識別子を追加する(ステップS8)。その後、ステップS9に移行する。なお、第2のカメラ111にて新規顧客を認識及び識別した場合は、ステップS2の処理と同様に、従業員にテーブルの卓番号と新規顧客の画像データの組み合わせを入力させる等の処理を行う。
一方、撮像データ解析部102−2が解析したが、第2のカメラ111及び第1のカメラ101の双方の画像データから新規顧客が検出されなかった場合(ステップS7においてNo)は、特に処理を行わずにステップS9に移行する。
ステップS9では、精算指示の入力があったか否かを判断する。
例えば、第2のカメラ111が顧客を検出した場合、当該顧客が属する顧客グループの精算指示の入力があったと判断して(ステップS9においてYes)、ステップS10へ移行する。また、精算指示は、注文端末200やPOS端末103から入力しても良い。他にも、例えば顧客が自ら操作する端末であるセルフオーダ端末がテーブル等に設置されている場合は、かかるセルフオーダ端末から精算指示の入力を受け付けた場合に、精算指示の入力があったと判断し(ステップS9においてYes)、ステップS10へ移行するようにしてもよい。
一方、精算指示の入力がなかった場合(ステップS9においてNo)は、ステップS3に戻り、処理を継続する。
精算指示の入力があったと判断した(ステップS9においてYes)場合は、図11のステップS10へ移行し、精算のための処理を開始する。
まず、各注文商品が取り分けられずに残っているものがないか判断する。また、残っている場合には、どの程度残っているのかも判断する。
判断の方法であるが、或る商品について、顧客グループ内の全ての顧客の飲食量を合算する。そして、飲食量を合算した値が100%であれば、かかる或る商品は全て取り分けられていると判断できる。
一方で、飲食量を合算した値が100%に満たないのであれば、かかる或る商品は全て取り分けられてはおらず、一部又は全部が残っていると判断できる。この場合には、どの程度が取り分けられずに残っているのかも判断する。例えば、飲食量を合算した値が80%なのであれば、100%に満たない分、すなわち20%が取り分けられずに残っていると判断できる。
注文商品の中で全部が取り分けられず残っているものがあった場合(ステップS10においてYes)は、残っている分を顧客グループ内の顧客で等分に振り分けることにより、各顧客が自身の取り分としたものとみなす(ステップS11)。
振り分け方としては、2つの方法が考えられる。まず、第1の方法は、取り分けられず残っている商品を、自身の取り分にしたか否かを考慮することはせず、残った分を顧客グループ内の全ての顧客に等分に振り分ける、という方法である。
例えば、或る商品について、顧客Aは40%を自身の取り分としており、顧客Bは20%を自身の取り分としており、顧客C及び顧客Dはこの或る商品については自身の取り分とはしていない、という状況を考える。この場合には、残りの40%を顧客A、B、C及びDの4人に等分に振り分け、それぞれが10%ずつを自身の取り分としたものとみなす。結果、かかる或る商品の取り分は、顧客Aが50%、顧客Bが30%、顧客Cが10%及び顧客Dが10%となる。
次に、第2の方法は、取り分けられず残っている商品を自身の取り分にした顧客に、商品の残った分を等分に振り分ける、という方法である。
上述の例と同じく、或る商品について、顧客Aは40%を自身の取り分としており、顧客Bは20%を自身の取り分としており、顧客C及び顧客Dはこの或る商品については自身の取り分とはしていない、という状況を考える。この場合には、ある商品を自身の取り分とした顧客A及びBに残りの40%を等分に振り分け、それぞれが20%ずつを更に自身の取り分としたものとみなす。結果、かかる或る商品の取り分は、顧客Aが60%、顧客Bが40%、顧客Cが0%及び顧客Dが0%となる。
この第2の方法を採用した場合には、1人だけが取り分けた商品については、その1人が残りも取得したものとなる。また、複数人が取り分けた商品については、第1の方法を採用すると共に、例外的に、1人だけが取り分けた商品については、その1人が残りも取得したものとなるようにしても良い。
一方、注文商品の中で全部が取り分けられず残っているものがなかった場合(ステップS10においてNo)は、ステップS12に移行する。
次に、精算のため、制御部102−1は、飲食状況データを、送受信部102−4を介してPOS端末103に送信する(ステップS12)。図9は、精算のための該顧客の飲食状況データの一例である。今回の例では、3つの商品が注文されており、4人の顧客により商品が取り分けられている。そして、ステップS11の処理が行われたため、注文商品の中で全部が取り分けられたとみなされており、残っている商品はない、という状況となっている。つまり、それぞれの商品について各顧客の飲食量を合算すると100%になっていることが分かる。
注文データを受信したPOS端末103は、顧客が精算を行うための処理を行う(ステップS13)。図12は、精算時にPOS端末103の顧客用の画面に表示される情報の一例である。本例では、注文された商品の商品名称及び単価といった注文商品の情報と共に、顧客毎に、顧客の画像と支払うべき金額が表示される。
図12に表示される情報を、画面に表示するのに代えて、又は、画面に表示すると共に、POS端末103に含まれるレシート印刷用プリンタから、紙に印刷して出力するようにしてもよい。また、従業員用の表示画面にも図12に表示される情報を表示するようにしても良い。
なお、精算は、一括で行うか、顧客毎に行うかを選択可能とする。
精算を一括で行う場合は、各顧客は、POS端末103の顧客用の画面に表示される情報や、POS端末103に含まれるレシート印刷用プリンタから、紙に印刷して出力される情報を参照して、自己の支払うべき金額に応じた代金を顧客グループの代表者に渡す。そして、各顧客から代金を徴収した代表者が一括して従業員に支払う。
一方で、精算を顧客毎に行う場合は、顧客用の画面において、支払いが終了した顧客の表示を削除する、網掛けする、色を変える等して表示態様を変えて、まだ支払いの終了していない顧客を容易に判別可能とすると良い。
何れの場合であっても、精算が完了した場合には、POS端末103は、精算完了の通知を、送受信部102−4を介して制御部102−1に送信する。
次に、制御部102−1は、POS端末103から精算完了の通知があったか否かを判断する(ステップS14)。
精算完了の通知があった場合(ステップS14においてYes)は、ステップS15に移行する。一方、精算完了の通知が未だない場合(ステップS14においてNo)は、ステップS14を繰り返す。
最後に、制御部102−1は、当該顧客の飲食状況データは、精算済みであることを記憶部に記憶する(ステップS15)。
以上説明した本実施形態によれば、飲食店等を複数人で構成されるグループで利用する時に、注文商品を取り分けて各人で飲食した場合に、各人の飲食量に応じた各人の負担すべき金額を算出することが可能となる。
すなわち、複数人で構成されるグループに含まれる各人が、商品をそれぞれ異なる量取り分けるような場合であっても公平な会計を行うことが可能となる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
その変形の一例として、図13を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。ここで、図13は本発明の第2の実施形態である会計システム2000の基本的構成を表す図である。
ここで、本発明の第2の実施形態である会計システム2000は、第1のカメラ101、コントローラ102、POS(point of sales)端末103、厨房端末104、アクセスポイント105及び複数の注文端末200を含む。
本第2の実施形態と、上述の第1の実施形態の相違点は、第1の実施形態には、第2のカメラ111が含まれていたが、第2の実施形態には第2のカメラ111が含まれていない点である。その他の各機器の構成については第1の実施形態と、第2の実施形態とで共通するため、再度の説明を省略する。
そして、本実施形態では、第2のカメラ111が含まれていないことから、図10及び図11に表される、新規の顧客の登録から、注文商品の代金の精算までの処理については、以下の点で相違している。
まず、ステップS1において、実施形態1では第2のカメラ111によって、顧客を撮像していたが、本実施形態では、第1のカメラ101によって顧客を撮像する。そのため。本実施形態では、ステップS2において使用する画像データは、第1のカメラ101によって撮像したものとする。
次に、ステップS9において、実施形態1では第2のカメラ111によって、顧客を撮像した場合に精算指示を受け付けたものとして取り扱っていたが、本実施形態では、精算指示の入力を、注文端末200やPOS端末103にて受け付けた場合に精算指示を受け付けたものとして取り扱う。
他にも、例えば顧客が自ら操作する端末であるセルフオーダ端末がテーブル等に設置されている場合は、かかるセルフオーダ端末から精算指示の入力を受け付けた場合に、精算指示を受け付けたものとして取り扱うようにしても良い。
このようにすることにより、本実施形態では、入り口等に設置する第2のカメラ111を省略することが可能となる。
その他にも、第1の実施形態及び第2の実施形態をそれぞれ以下のように変形するようにしても良い。
上述の説明では、コントローラ102とPOS端末103が会計システム1000(又は会計システム2000)に含まれていた。しかし、コントローラ102とPOS端末103とを統合し、POS端末103がコントローラ102としての機能を有するようにしても良い。これにより、コントローラ102とPOS端末103の双方ではなく、POS端末103のみを含む構成としても良い。
上述の説明では、第1のカメラ101、コントローラ102、POS端末103、第2のカメラ111、アクセスポイント105及び厨房端末104は有線で通信可能に接続されていた。また、複数の注文端末200の各々は、アクセスポイント105と無線で通信可能に接続されていた。しかしながら、接続方法はこれには限定されず、有線接続の一部又は全部を無線接続に置き換えたり、無線接続の一部又は全部を有線接続に置き換えたりしても良い。
図1及び図10では注文端末200−1、200−2及び200−nの3台の注文端末が図示されているが、これはあくまで例示であり、任意の台数の注文端末200を含むことが可能である。同様に、第1のカメラ101、コントローラ102、POS端末103、第2のカメラ111、厨房端末104及びアクセスポイント105の台数も限定されず、任意の台数を含むようにしても良い。
また、第1のカメラ101は、1つ又は複数のテーブルについて1台であっても良いが、撮像及びこれに伴う解析の精度を高めるために1つのテーブルについて2台以上の複数台を設置するようにしてもよい。また、撮像及びこれに伴う解析が可能ならば、複数のテーブルについて1台の第1のカメラ101を設置するようにしてもよい。
更に、会計システム1000(又は会計システム2000)にセルフオーダ端末を含ませる場合は、セルフオーダ端末に第1のカメラ101を設けるようにしてもよい。このようにすれば、顧客がセルフオーダ端末を使用する際に、顧客が第1のカメラ101に正対することから、撮像及びこれに伴う解析の精度を高めることも可能となる。
撮像データに含まれる顧客の顔を、顔認識技術により分析することにより、各顧客を認識及び識別するようにしても良く、これに代えて、又はこれと共に、撮像データに含まれる顧客の服装や体型に基づいた分析を行って各顧客を認識及び識別するようにしても良い。
ステップS13にて、精算を顧客毎に行う場合は、第2のカメラ111にて同時に撮像できる顧客の人数を1人にするようにするのも良い。そして、現在第2のカメラ111にて撮像されている顧客の支払金額のみを表示や印刷するようにしたり、現在第2のカメラ111にて撮像されている顧客の支払金額のみを網掛けする、色を変える等して表示態様を変えるようにすると良い。こうすることにより、各顧客は自身が支払うべき金額を容易に把握することが可能となる。そして、各顧客が順番に第2のカメラ111にて撮像できる範囲に移動することにより、顧客グループ全員の支払いを完了することが可能となる。
更に、顧客グループに含まれる顧客の内の一部の顧客が途中離脱したか否かの判定を行い、これに応じた処理を行うステップを追加するようにしても良い。
例えば、或る顧客グループに含まれる顧客の内の1人が、第2のカメラ111にて撮像されたにも関わらず、第1のカメラ101でこの或る顧客グループに含まれる他の顧客が未だ撮像されているような場合に、顧客の内の一部の顧客が途中離脱したと判定する。そして、その場合には、図8の表示例のような情報をPOS端末103の顧客用の画面に表示する。
具体的には、制御部102−1が、途中離脱した顧客についての支払額を算出して、算出した支払額と、注文された商品の商品名称及び単価といった注文商品の情報とをPOS端末103に送信する。そして、POS端末103が、注文商品の情報と共に、途中離脱した顧客についての支払額を表示したり印刷したりする。また、その時点での全員の支払額は表示等するが、途中離脱した顧客についての支払額だけは、表示態様を変えるようにしても良い。
これにより、途中離脱した顧客は自身の支払額を容易に把握でき、自己が支払うべき金額を支払って途中離脱することが可能となる。
なお、この場合には、途中離脱された時点での、途中離脱した顧客飲食量に商品の単価を乗じたものを各商品毎に算出する。そして、算出された金額を全ての商品について合算した金額が、途中離脱した顧客の支払い金額となる。なお、以後、途中離脱した顧客は取り分けを行うことがないので、かかる途中離脱した顧客が支払うべき金額は増えることはない。よって、最終的に支払額が不足することはない。また、最終的に残った商品については、ステップS11同様に途中離脱していない他の顧客で均等に分けるようにすれば良い。
かかる顧客グループに含まれる顧客の内の一部の顧客が途中離脱したか否かの判定を行い、これに応じた処理を行うステップは任意の箇所に追加すると良いが、例えば、ステップS7及びステップS8の後であってステップS9の前に追加すると良い。そして、かかる追加したステップでの処理が終了するとステップS9に移行するようにすると良い。
また、会計システム1000(又は会計システム2000)にセルフオーダ端末を含ませる場合は、飲食の途中で、セルフオーダ端末からの要求によって、その時点における各顧客の商品の取得量に基づいて支払うべき金額を算出し、図8のようにその画面に表示するようにしてもよい。このようにすることにより、各顧客は飲食の途中であっても自身の支払額を知ることが可能となる。また、自身の支払額を支払い、上述のように途中離脱することも可能となる。
この場合には、例えば、顧客ごとに途中離脱のボタンを用意し、かかるボタンを押下した後は、かかる顧客の支払い金額を増加させないようにする。例えば最終的に残った商品については、ステップS11同様に途中離脱していない他の顧客で均等に分けるようにする。
こうすることにより、途中離脱する顧客は自身の支払額に対応する代金を顧客グループの代表者に渡して、途中離脱するようなことが可能となる。
なお、上記の会計システムに含まれる各機器のそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の会計システムに含まれる各機器のそれぞれにより行なわれる会計方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記憶媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記憶媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記憶媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と
前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、
を備えることを特徴とする会計装置。
(付記2) 前記割合に応じて複数の商品それぞれについて各顧客の商品あたりの支払額を算出し、算出した商品あたりの支払額を全て合算することにより、各顧客の支払額の総額を算出することを特徴とする付記1に記載の会計装置。
(付記3) 精算時まで何れの顧客も自身の取り分としなかった商品については、前記複数の顧客全員が等分に自身の取り分としたものとして前記割合を算出することを特徴とする付記1又は2に記載の会計装置。
(付記4) 前記複数の顧客全員の内の一部の顧客が自身の取り分とした商品であって、且つ、前記一部の顧客以外の顧客は自身の取り分としなかった商品が精算時に一部取り分けられずに残っている場合には、前記残っている商品を前記一部の全員が等分に自身の取り分としたものとして前記割合を算出することを特徴とする付記1又は2に記載の会計装置。
(付記5) 前記複数の顧客を撮像することにより得られた撮像データの解析結果に基づいて各顧客を識別することから、ユーザによる前記顧客を識別するための情報の入力を不要とすることを特徴とする付記1乃至4の何れか1に記載の会計装置。
(付記6) 撮像データの解析結果に基づいて前記複数の顧客に更に新規な顧客が加わったことを検知した場合には、該新規な顧客についても前記支払額の算出の対象とすることを特徴とする付記1乃至5の何れか1に記載の会計装置。
(付記7) 前記複数の顧客の内の一部の顧客のみが途中離脱する際に、該一部の顧客以外の顧客の支払額の算出に先立って、該一部の顧客の支払額を算出することを特徴とする付記1乃至6の何れか1に記載の会計装置。
(付記8) 付記1乃至7の何れか1に記載の会計装置と、撮像して得られた撮像データを前記監視手段に送信する第1のカメラと、撮像して得られたデータを前記監視手段に送信する第2のカメラとを備える会計システムであって、
前記監視手段が、前記第1のカメラから受信した撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視し、
前記監視手段が、前記第2のカメラから受信した撮像データを解析することにより、顧客の来店及び顧客の精算指示を検知して、該検知した内容を前記制御手段に通知することを特徴とする会計システム。
(付記9) 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視ステップと
前記監視ステップにて監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御ステップと、
を会計装置が実行することを特徴とする会計方法。
(付記10) 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と
前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、
を備える会計装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする会計プログラム。
本発明は、上述したように飲食店における飲食の会計に好適だが、1つの商品を複数人で取り分けられるような業態であれば、飲食の会計以外の用途に利用することにも好適である。
101 第1のカメラ
102 コントローラ
102−1 制御部
102−2 撮像データ解析部
102−3 記憶部
102−4 送受信部
103 POS端末
104 厨房端末
105 アクセスポイント
111 第2のカメラ
200 注文端末
1000、2000 会計システム

Claims (10)

  1. 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と、
    前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、
    を備えることを特徴とする会計装置。
  2. 前記割合に応じて複数の商品それぞれについて各顧客の商品あたりの支払額を算出し、算出した商品あたりの支払額を全て合算することにより、各顧客の支払額の総額を算出することを特徴とする請求項1に記載の会計装置。
  3. 精算時まで何れの顧客も自身の取り分としなかった商品については、前記複数の顧客全員が等分に自身の取り分としたものとして前記割合を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の会計装置。
  4. 前記複数の顧客全員の内の一部の顧客が自身の取り分とした商品であって、且つ、前記一部の顧客以外の顧客は自身の取り分としなかった商品が精算時に一部取り分けられずに残っている場合には、前記残っている商品を前記一部の顧客の全員が等分に自身の取り分としたものとして前記割合を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の会計装置。
  5. 前記複数の顧客を撮像することにより得られた撮像データの解析結果に基づいて各顧客を識別することから、ユーザによる前記顧客を識別するための情報の入力を不要とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の会計装置。
  6. 撮像データの解析結果に基づいて前記複数の顧客に更に新規な顧客が加わったことを検知した場合には、該新規な顧客についても前記支払額の算出の対象とすることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の会計装置。
  7. 前記複数の顧客の内の一部の顧客のみが途中離脱する際に、該一部の顧客以外の顧客の支払額の算出に先立って、該一部の顧客の支払額を算出することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の会計装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の会計装置と、撮像して得られた撮像データを前記監視手段に送信する第1のカメラと、撮像して得られたデータを前記監視手段に送信する第2のカメラとを備える会計システムであって、
    前記監視手段が、前記第1のカメラから受信した撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視し、
    前記監視手段が、前記第2のカメラから受信した撮像データを解析することにより、顧客の来店及び顧客の精算指示を検知して、該検知した内容を前記制御手段に通知することを特徴とする会計システム。
  9. 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視ステップと、
    前記監視ステップにて監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御ステップと、
    を会計装置が実行することを特徴とする会計方法。
  10. 複数の顧客それぞれによる商品の取り分けを撮像して得られた撮像データを解析することにより、何れの顧客が、商品全体に占めるどの程度の割合で商品を自身の取り分としたのかを監視する監視手段と、
    前記監視手段が監視した前記割合に応じて各顧客の支払額を算出する制御手段と、
    を備える会計装置としてコンピュータを機能させることを特徴とする会計プログラム。
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