JP5904061B2 - リフタ機構付部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、任意形状の部品に適用可能なリフタ機構を備え、貯留部の部品をリフタ機構を用いて搬送供給する部品供給装置に関する。
貯留部に収容される多量の同一形状部品を、製造組立ラインへ順に供給するために、パーツフィーダ(部品供給機)が用いられる。パーツフィーダは、例えば、貯留部にリフタ等を付設して、リフタの上下動作で部品を持ち上げて、供給レーンに移し替えている。従来技術として、特許文献1には、棒状試料を収容する傾斜面を持った受皿と、この受皿の端部に配置され、階段状の傾斜面を持った上下動自在なリフタを有する供給装置が開示されている。また、階段状のリフタに対応する階段状の固定部材を有している。
特許文献1の供給装置は、階段状のリフタの各段を棒状試料の幅に対応させてあり、転がり移動した棒状試料を1本ずつ持ち上げて、並設させた固定部材の傾斜面に移動させる。これを繰り返すことで棒状試料を連続的に移動させ、階段状のリフタ上部から次工程へ1本ずつ振り分け供給するようになっている。
実開平4−107717号公報
しかしながら、一般的なリフタを用いた装置では、リフタの上下動作による移し替えに時間がかかるために、部品供給を短い時間で連続的に行うことは容易でなく、サイクルタイムが長くなるおそれがある。一方、特許文献1に記載される装置は、連続的な移送は可能であるものの、1本ずつ階段状のリフタから固定部材の各段へ移し替えていくために、大幅な時間短縮とはならず、また、供給搬送可能な形状が制限される。すなわち、可動側の傾斜レールから固定側の傾斜レールへ転動可能な丸物であること、可動側の下降時に固定側の傾斜レール上に引掛けて載せることが可能な長さを有すること、の2点を満足する必要があることから、実質的に丸スティック形状に制限され、それ以外の形状、特にボルトのような頭部を有するバランスの悪い形状には適さない。
そこで、本発明の目的は、特定の形状に限定されることなく、貯留部から搬送路へ効率よく部品を移送することが可能であり、任意形状の部品に対応してサイクルタイムを短縮することのできるリフタ機構を備えた部品供給装置を実現することにある。
本発明の請求項1に記載の装置は、
収容する部品量に応じて部品載置部が昇降可能な貯留部と、
該貯留部から供給される部品を上方に位置する搬送供給路へ移送するリフタ機構を備え、
該リフタ機構は、第1リフタおよび第2リフタと、これら第1リフタおよび第2リフタを連動して昇降動作させる連動昇降手段を有し、上記第1リフタが下端位置で上記貯留部から部品を受け取り、上記第1リフタの上端位置で、下端位置にある上記第2リフタに部品を移し替え、上記第2リフタが上端位置で上記搬送供給路へ部品を移し替える動作を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明の請求項に記載の装置は、上記貯留部の部品載置面を傾斜面とするとともに、該傾斜面の下端位置に沿って振動搬送部を設け、この振動搬送部の端部に上記第1リフタを配置する。
本発明の請求項に記載の装置は、上端位置にある上記第1リフタの頂面と、下端位置にある上記第2リフタの頂面が、同一面内にあり、上記第1リフタ側から上記第2リフタ側へ向けて下り傾斜する傾斜面を形成する。
本発明の請求項に記載の装置において、上記連動昇降手段は、一体回転する一対の回転体と、これら一対の回転体と上記第1リフタおよび上記第2リフタとをそれぞれ連結し、回転動作を昇降動作に変換する一対のリンク部材を有し、上記第1リフタおよび上記第2リフタを逆向きに昇降させる。
本発明の請求項に記載の装置において、上記第1リフタの頂面の面積は、上記第2リフタの頂面の面積より小さい。
本発明の請求項に記載の装置において、上記部品は、頭部を有する軸状部材である。
本発明の請求項1の装置において、貯留部の部品は、部品載置部の上昇によってリフタ機構に供給され、第1リフタに至る。第1リフタが下端位置で受け取った部品は、連動昇降手段によって第1リフタが上端位置に移動すると、下端位置にある第2リフタに移し替えられ、第2リフタが上端位置に移動すると、さらに搬送供給路に移し替えられる。これら動作を繰り返すことで、第1リフタによる部品受け取りと第2リフタによる移送動作を同時に進行させ、貯留部の大量の部品を順にリフタ機構で持ち上げ、効率よく搬送することができる。この機構は、適用可能な部品形状が限定されず、部品供給を短い時間で連続的に行うことができるので、生産性を大幅に向上できる。
また、本発明の請求項の装置は、貯留部の傾斜する部品載置面の下端に達した部品を、振動搬送部によって第1リフタへ振動搬送するので、部品の重なり等を解消しながら、連続的に順に適当量の部品をリフタ機構へ供給することができる。
本発明の請求項の装置は、部品載置面となる第1リフタの頂面から第2リフタの頂面へ部品をスムーズに移送することができる。
本発明の請求項の装置は、連動昇降手段を、一体回転する一対の回転体とリンク部材を用いて構成し、第1リフタおよび第2リフタを逆向きに昇降動作させることで、上記一連の動作を容易に実現することができる。
本発明の請求項の装置は、部品載置面となる第1リフタの頂面からより面積の大きい第2リフタへ部品を移動させるので、部品の重なり等を解消しながら効果的に移し変えできる。
本発明の請求項の装置は、従来効率的な搬送に不向きであった頭部を有する部品を対象として、上記リフタ機構を用いた連続搬送を実現して生産性を向上する効果を高める。
本発明の第1実施形態におけるリフタ機構付部品供給装置の構成を示す全体斜視図である。 第1実施形態の部品供給装置の要部であるリフタ機構の概略構成図である。 リフタ機構の昇降動作を説明するための工程図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、部品投入時の状態を示す図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、貯留部上昇時の状態を示す図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、リフト機構への部品の振動搬送による供給時の状態を示す図である。 図6Aの状態における装置斜視図およびリフタ機構の拡大図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、第1リフトから第2リフトへの部品の移し替え時の状態を示す図である。 図7Aの状態における装置斜視図およびリフタ機構の拡大図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、第2リフトから整列供給部への部品の移し替え時の状態を示す図である。 図8Aの状態における装置斜視図およびリフタ機構の拡大図である。 第1実施形態の部品供給装置の作動を説明するための図で、整列供給部から次工程への部品供給の状態を示す図である。 対象とする部品形状例を示す図である。
以下に、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のリフタ機構付部品供給装置1の全体構成を、図2は、その要部であるリフタ機構2の構成を示している。図1において、部品供給装置1は、多量の同一形状の部品Wを収容可能な貯留部3と、貯留部3からリフタ機構2へ部品Wと移動させる振動搬送部4と、リフタ機構2で持ち上げた部品Wを次工程へ供給するための搬送供給路としての整列供給部5を備えている。これら貯留部3、振動搬送部4、整列供給部5は、図1の手前側から奥側へ配置され、部品載置面が順に高くなっている。
リフタ機構2は、第1リフタ21および第2リフタ22と、駆動手段6を含む連動昇降手段20からなる。リフタ機構2は、任意形状の部品搬送に適しており、第1リフタ21の背面側に接して第2リフタ22が設けられる。第1リフタ21と第2リフタ22の頂面211、221は、手前側から奥へ下り傾斜する傾斜面となっている(図2参照)。連動昇降手段20は、第1リフタ21と第2リフタ22を、連動して逆向きに昇降動作させることによって、部品Wを移し替える。ここでは一例として、頭部を有するボルト状の部品Wを図示している。部品Wのその他の形状例、好適例等については、後述する。
貯留部3は、装置基台11上に立設した両側壁12間に可動式の載置部31を配置して構成される。部品Wが載置される載置部31は、図の左右方向を長手方向とする厚肉板状で、部品載置面となるその上面は、図中手前から奥へ向けて下り傾斜する傾斜面となっており、投入される部品Wは、載置部31上を転がりまたは滑りながら移動して奥側に溜まる。載置部31は、下方に配置された昇降機構32によって、上下方向に移動可能であり、部品Wの貯留量に応じてその位置を制御するようになっている。例えば、図示しない光電管式センサを用いて、貯留部3の部品Wの最上部位置を検知することができ、その位置が常に振動搬送部4より上方の所定位置となるように、昇降機構32を制御することで、部品供給を安定的に行なうことができる。
振動搬送部4は、載置部31の傾斜面下端側に接して位置し、傾斜面下端縁に沿って配置される振動供給レーン41を備えている。振動供給レーン41の背面側には、整列供給部5との間に中間高さの段部42が設けられて階段状となっている。振動供給レーン41は、公知の振動発生手段による振動で部品Wを移動させ、その長手方向の一端側(図の右端側)に位置するリフタ機構2の第1リフタ21に、部品Wを供給する。第2リフタ22は、振動供給レーン41の背面側に設けられた段部42の延長上に位置し、第2リフタ22と段部42の間には隔壁43が設けられる。手前側の第1リフタ21に対し、背面側の第2リフタ22は長手方向長がより長く、部品載置面積が大きくなっている。第2リフタ22の長手方向長は第1リフタ21より長く、部品載置面積が大きく形成される。これにより、第1リフタ21から移動する部品Wの重なりが抑制され、整列供給部5への移し替えを容易にする。
整列供給部5は、第2リフタ22に沿って配置される供給レーン51と、その先端側に配置された整列部52と、整列部52から前方(図1の左方)へ延出する供給レール53とからなる。整列供給部5は、下方に配置した振動発生手段54により振動を与えることで部品Wを移動させるようになっており、供給レーン51は、第2リフタ22から移し替えられた部品Wの重なりを解消しながら整列部52へ送る。第2リフタ22の端部には、供給レーン51上方に突出する隔壁43が配置され、供給方向に移動する部品Wが、供給レーン51の側方にはみ出した場合には、隔壁43に衝突して向きを整えられ、あるいは落下して第2リフタ22上に戻る。
整列部52は、複数の縦壁を有して、部品W幅に応じた間隔で立設する縦壁間を通過する部品Wの向きを整える。整列部52を通過しない部品Wは、供給レーン51から落下し、振動搬送部4へ戻される。供給レール53は、複数のレールが間隔をおいて並列し、レール間に細溝を形成しており、その基端部上に整列部52が設けられている。本実施形態では、供給レール53の細溝を、ボルト状の部品Wの頭部が通過せず、軸部が通過する幅に設定することで、部品Wを頭部が上向きとなるように整列させることができる。
図2に示すように、リフタ機構2の連動昇降手段20は、第1リフタ21を昇降させる第1昇降部23と、第2リフタ22を昇降させる第2昇降部24を有する。第1昇降部23および第2昇降部24は、第1リフタ21および第2リフタ22の下端部にそれぞれ設けた連結部25a、26aに一端を回動可能に連結したリンク部材25、26と、リンク部材25、26の他端が回動可能に連結される第1回転体27および第2回転体28からなる。第1回転体27と第2回転体28は、回転軸29の両端に設けられて一体回転する一対の回転体であり、その外周部にリンク部材25、26との連結部25b、26bが、180度ずらして設けられる。回転軸29は、中間部周りに設けたプーリにチェーン等を懸架し、図1の駆動手段6の動力を伝達することによって回転駆動される。
この時、回転軸29の回転動作に伴い、第1回転体27と第2回転体28が一体回転すると、第1昇降部23のリンク部材25と第2昇降部24のリンク部材26が従動回転し、第1リフタ21と第2リフタ22が交互に昇降する動作に変換される。第1リフタ21と第2リフタ22は、装置側壁12と隔壁43、振動搬送部4に取り囲まれて側方への移動が規制されるために、上下方向にのみ移動し、リンク部材25、26はそれらの動きに追従するように、連結部25a、26aと連結部25b、26bを中心に揺動する。
図2は、第1昇降部23が第1リフタ21を上端位置に上昇させ、第2昇降部24が第2リフタ22を下端位置に下降させた状態を示している。第1昇降部23のリンク部材25は第1回転体27の上端位置にあり、第2昇降部24のリンク部材26は第2回転体28の下端位置にある。この位置で、第1リフタ21の傾斜する頂面211と第2リフタ22の傾斜する頂面221は同一面内にあり、連続する傾斜面を形成する。この位置から、第1回転体27と第2回転体28がさらに回転すると、第1リフタ21は下降し、第2リフタ22が上昇する。
図3(1)〜(6)は、第1昇降部23と第2昇降部24が連動して、第1リフタ21と第2リフタ22を昇降させる様子を模式的に示している。ここでは、一形状例として平板状の部品Wを例示している。図3(1)は、第1リフタ21が下端位置に、第2リフタ22が上端位置にあり、頂面211と頂面221が最大離間した状態を示している。この位置で、第1リフタ21に振動搬送部4から部品Wが供給され、次いで、図3(2)のように、第1リフタ21が、第1昇降部23によって上昇を開始する一方、第2リフタ22が、第2昇降部24によって下降を開始する。さらに、図3(3)のように、第1リフタ21が上端位置に、第2リフタ22が下端位置に達すると、第1リフタ21上の部品Wが下り傾斜する頂面211に沿って、面一となった第2リフタ22の頂面221へ移動する。
その後、図3(4)のように、第1リフタ21が下降し、第2リフタ22が上昇する。図3(5)のように、第2リフタ22が整列供給部5の位置まで上昇する(図3(1)の位置へ戻る)と、整列供給部5に向けて下り傾斜する頂面221から、部品Wが供給レーン51に移動する。一方、第1リフタ21は下端位置に達して、図3(1)と同様に、再び振動搬送部4からの部品Wを受け取った後、図3(6)のように、再び上昇して、第2リフタ22への受け渡し位置へ向かう。部品Wは供給レーン51から次工程へ供給される。
このように、リフタ機構2の連動昇降手段20は第1リフタ21と第2リフタ22を逆方向に昇降するように作動し、中間位置の受け渡し位置へ向けて、または中間位置から離れる方向へ、交互に上昇または下降させる。これにより、部品Wのリフトに要する時間を短縮して、整列供給部5へ移送される部品の供給能力を向上させる。
次に本実施形態による、リフタ機構付部品供給装置1の作動を、図4〜8を用いて説明する。図4は、貯留部3へ部品Wを投入した状態を示しており、載置部31は下方位置にある。この状態から、図5のように、昇降機構32を駆動して載置部31を上昇させると、載置部31に収容される部品Wの上面が、振動搬送部4より上方位置となって、部品Wが載置部31から振動搬送部4の供給レーン41へ移動する。
図6Aにおいて、振動搬送部4の供給レーン41上を部品Wが振動搬送され、その端部に位置するリフタ機構2へ到達する。ここで、リフタ機構2は、上述したように連動昇降手段20によって第1リフタ21と第2リフタ22が連動して昇降動作しており、図6Bのように、第1リフタ21が下端位置となった時に、振動搬送部4上を搬送された部品Wが第1リフタ21に供給される。この時、第2リフタ22は、上端位置にある。
次に、図7A、7Bにおいて、リフタ機構2の動作により、第1リフタ21が上端位置まで上昇し、第2リフタ22が下端位置まで下降する。そして、両者の頂面211、221が同一傾斜面を形成する図示の位置となると、第1リフタ21によって持ち上げられた部品Wが、第2リフタ22の頂面221へ滑りまたは転がりながら移動する。この時、より載置面積の広い第2リフタ22へ、部品Wが移動しながら、重なりが解消され姿勢を整える。あるいは、リフタ機構2から落下して、振動搬送部4または貯留部3へ戻る。
さらに、図8A、8Bにおいて、リフタ機構2の動作により、再び第1リフタ21が下降し、第2リフタ22が上昇する。そして、第2リフタ22が上端位置となった時に、傾斜する頂面221上の部品Wが、搬送供給部5の供給レーン51へ滑りまたは転がりながら移動する。供給レーン51へ移し替えられた部品Wは、順に整列部52、供給レール53を経て、次工程へ供給される。一方、第1リフタ21は、再び下端位置となって、振動搬送部4から搬送される部品Wを受け取る。
図9において、搬送供給部5の部品Wは、供給レーン51から整列部52へ振動搬送され、供給レール53から頭部を上にした整列状態で、次工程へ供給される。貯留部3の部品量が減少すると、これに応じて昇降機構32が載置部31を上昇させる。このように、本実施形態のリフタ機構付部品供給装置1は、これら一連の動作を繰り返すことで、部品Wを連続的に、途切れることなく供給することができる。特に、リフタ機構2を第1リフタ21と第2リフタ22に分けて、中間位置で部品の移し替えを行う構成としたので、効率的に部品搬送を行って、サイクルタイムを大幅に短縮することができる。
また、供給搬送可能な部品形状が制限されず、部品Wがリフタ機構2の第1リフタ21に載置可能なサイズであれば、第2リフタ22を経て搬送供給部5への移し替えを確実に行うことができる。この時、部品載置面を傾斜面として移し替えを容易にし、さらに、搬送供給部5の供給レーン51、整列部52、供給レール53を順に通過させることで、一定の姿勢で次工程へ供給できる。したがって、部品Wが頭部を有するバランスの悪い形状であっても、容易に整列させることができ、はじかれた部品Wは前工程へ戻るので、効率よい搬送ができる。
図10は、頭部を有する軸状の部品Wの具体的形状例であり、一端側に六角部を他端側にネジ部を有する長軸の六角ボルト(W1)、頭部に六角穴を有する短軸の丸頭ボルト(W2)等が挙げられる。その他にも種々の形状のボルト、ネジといった部品に好適に使用できる。
上記実施形態では、部品Wの好適な形状例として、頭部を有する軸状部材としてのボルトを例示したが、本発明の対象部品は、特にこれに制限されることはない。具体的には、図3に示した平板状の他、丸棒状、角棒状、ブロック状、その他、種々の形状の部品に適用することができる。また、貯留部3や振動搬送部4、整列供給部5の形状や構成も、部品形状等に応じて適宜変更することができる。
本発明のリフタ機構付部品供給装置を採用することで、貯留部に収容される多量の同一形状部品を、製造組立ラインへ連続的に高速で搬送できる。よって、効率よい部品供給が可能であり、各種製品の製造工程に利用されて、生産性の向上に大きく寄与することができる。
W 部品
1 リフタ機構付部品供給装置
2 リフタ機構
21 第1リフタ
22 第2リフタ
20 連動昇降手段
23 第1昇降部
24 第2昇降部
25、26 リンク部材(一対のリンク部材)
27 第1回転体(一対の回転体)
28 第2回転体(一対の回転体)
3 貯留部
31 載置部(部品載置部)
4 振動搬送部
5 整列供給部(搬送供給路)

Claims (5)

  1. 収容する部品(W)量に応じて部品載置部(31)が昇降可能な貯蓄部(3)と、
    該貯蓄部から供給される部品を上方に位置する搬送供給路(5)へ移送するリフタ機構(2)を備え、
    該リフタ機構は、第1リフタ(21)および第2リフタ(22)と、これら第1リフタおよび第2リフタを連動して昇降動作させる連動昇降手段(20)を有し、上記第1リフタが下端位置で上記貯蓄部から部品を受け取り、上記第1リフタの上端位置で、下端位置にある上記第2リフタに部品を移し替え、上記第2リフタが上端位置で上記搬送供給路へ部品を移し替える動作を繰り返し、
    上記貯蓄部の部品載置面を傾斜面とするとともに、該傾斜面の下端位置に沿って振動搬送部(4)を設け、前記振動搬送部の端部に上記第1リフタを配置することを特徴とするリフタ機構付部品供給装置。
  2. 上端位置にある上記第1リフタの頂面(211)と、下端位置にある上記第2リフタの頂面(221)が、同一面内にあり、上記第1リフタ側から上記第2リフタ側へ向けて下り傾斜する傾斜面を形成する請求項1に記載のリフタ付部品供給装置。
  3. 上記連動昇降手段は、一体回転する一対の回転体(27、28)と、これら一対の回転体と上記第1リフタおよび上記第2リフタとをそれぞれ連結し、回転動作を昇降動作に変換する一対のリンク部材(25、26)を有し、上記第1リフタおよび上記第2リフタを逆向きに昇降させる請求項1または2に記載のリフタ機構付部品供給装置。
  4. 上記第1リフタの頂面の面積は、上記第2リフタの頂面の面積より小さい請求項1ないしのいずれか一項に記載のリフタ機構付部品供給装置。
  5. 上記部品は、頭部を有する軸状部材である請求項1ないしのいずれか一項に記載のリフタ機構付部品供給装置。
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