JP5901357B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の電子カメラ、フィルム用カメラ、放送用カメラ等に好適に用いられるものである。
撮影光学系に偶発的に振動が伝わると撮影画像に画像のブレが生じる。従来、この偶発的な振動による画像のブレを補償する機構(防振機構)を具備したズームレンズが種々と提案されている。防振機構として撮影光学系(ズームレンズ)を構成するレンズ群の一部を光軸と略垂直な方向に移動させて振動による画像ブレを補償する撮影光学系が知られている。このうち、物体側から像側へ順に、正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群より成る5群ズームレンズにおいて、第4レンズ群の全部又は一部のレンズ群を光軸と垂直方向に移動させて画像ぶれを補償するズームレンズが知られている(特許文献1、2)。
特開2006−227526号公報 特開2008−216440号公報
一般に撮影光学系が振動によって傾くと、撮影画像はその傾き角と撮影光学系の焦点距離に応じた量だけ変位する。このため静止画の撮像装置においては、画質の劣化を防止するために撮影時間を十分に短くしなければならないという問題があり、また動画の撮像装置においては、構図の設定を維持することが困難となるという問題がある。そのためこのような撮影の際には、撮影光学系が振動によって傾いた際にも撮影画像の変移、所謂撮影画像のブレが発生しないように補正することが必要となってくる。
この他、一般に撮影光学系の一部のレンズ群を振動させて撮影画像のブレをなくし、静止画像を得る機構には画像のブレの補正量が大きいことやブレ補正の為に振動させるレンズ群(防振レンズ群)の移動量や回転量が少ないことが要望されている。そして装置全体が小型であることが要望されている。
周知のとおり、防振レンズ群を偏心させると偏心収差が多く発生する。このため多くの場合、画像のブレを補正したときに偏心収差の発生によって画像がボケてくる。したがって防振機能を有した撮影光学系においては、防振レンズ群を光紬と直交する方向に移動させて偏心状態にしたときの偏心収差の発生量が少ないことが必要とされている。又、防振敏感度(防振レンズ群の単位移動量△Hに対する画像のブレの補正量△Xとの比△X/△H)の設定が適切であることや、画像のブレ補正の応答性を良好とするために、防振レンズ群の重量の軽減やレンズ外径の小型化等が必要とされている。
しかしながら、撮影光学系を大口径化した場合等では、防振レンズ群の重量が増大し、レンズ外径の小型化が困難になってくる。以上の理由により、防振機能を有するズームレンズではレンズ構成及び防振のために移動させる防振レンズ群のレンズ構成等を適切に設定することにより、防振において、偏心収差の発生量を少なくすることが重要になってくる。
本発明は、大口径でありながら、振動補償(防振)のための機構を具備し、振動補償時に良好な画像を得ることができるズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群から成り、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
前記第4レンズ群は、1枚の正レンズと1枚の負レンズを接合した接合レンズから成り、光軸と垂直方向の成分を持つ方向に移動することによって結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群であり、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき
4.3<f1/f3<6.0
0.15<|f2/ft|≦0.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、大口径でありながら、振動補償(防振)のための機構を具備し、振動補償時に良好な画像を得ることができる防振機能を有したズームレンズが得られる。
本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 (A)(B) 実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときの広角端と望遠端(長焦点距離端)における縦収差図 (A)(B) 実施例1のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの広角端と望遠端における横収差図 本発明の参考例1のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 (A)(B) 参考例1のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときの広角端と望遠端(長焦点距離端)における縦収差図 (A)(B) 参考例1のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの広角端と望遠端における横収差図 本発明の実施例のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図 (A)(B) 実施例のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときの広角端と望遠端(長焦点距離端)における縦収差図 (A)(B) 実施例のズームレンズにおいて無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの広角端と望遠端における横収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群からなっている。そしてズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。第4レンズ群は、1枚の正レンズと1枚の負レンズを接合した接合レンズから成り、光軸と垂直方向の成分を持つ方向に移動することによって結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群である
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図である。図2(A)、(B)は実施例1のズームレンズの広角端と望遠端(長焦点距離端)において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図である。図3(A)、(B)は実施例1のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの横収差図である。
図4は本発明の参考例1のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図である。図5(A)、(B)は参考例1のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図である。図6(A)、(B)は参考例1のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの横収差図である。
図7は本発明の実施例のズームレンズの広角端において無限遠物体に合焦したときのレンズ断面図である。図8(A)、(B)は実施例のズームレンズの広角端と望遠端において無限遠物体に合焦させたときの縦収差図である。図9(A)、(B)は実施例のズームレンズと望遠端において無限遠物体に合焦させたときでズームレンズが0.3°傾いた状態で防振させたときの横収差図である。図10は本発明のズームレンズを備えるカメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例と参考例のズームレンズはビデオカメラやデジタルカメラ、そして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。
レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、iは物体側からレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。図1、図4、図7のレンズ断面図においてL1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。ここで、第4レンズ群L4は、光軸と垂直方向の成分を持つように移動して結像位置を移動させる負の屈折力の防振用の部分群(防振レンズ群)ISを有している。
尚、屈折力とは光学的パワーのことであり、焦点距離の逆数である。SPは開口絞りであり、第3レンズ群L3の物体側に配置している。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する感光面が置かれる。
収差図においてd,gは各々d線,g線である。ΔM、ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。ωは半画角、FnoはFナンバーである。横収差図においてYは像高である。実線はメリディオナル像面、破線はサジタル像面である。又、横収差図において横軸は瞳面上における高さである。尚、以下の各実施例と参考例において広角端と望遠端は各レンズ群が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。矢印は広角端から望遠端へのズーミングにおける各レンズ群の移動軌跡を示している。
図1、図4、図7の実施例1、参考例1、実施例2では広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印の如く第1レンズ群L1は物体側へ移動している。第2レンズ群L2は第1レンズ群L1との間隔を増大しつつ移動している。第3レンズ群L3は第2レンズ群L2との間隔を減少しつつ物体側へ移動している。第4レンズ群L4は第3レンズ群L3との間隔を増大しつつ物体側へ移動している。第5レンズ群L5は第4レンズ群L4との間隔を減少しつつ物体側へ移動している。開口絞りSPは第3レンズ群L3と一体に移動している。尚、開口絞りSPはズーミングに際して、他のレンズ群と独立に移動するようにしても良い。
フォーカスは第2レンズ群L2を光軸方向に移動させて行っている。尚、フォーカスはズームレンズ全体又は任意の1つのレンズ群を移動させて行っても良い。各実施例と参考例において第4レンズ群L4の全部のレンズ群より防振用の部分群ISを構成している。そして部分群ISは、光軸と垂直方向の成分を持つように移動して、光軸と垂直方向に像を変移させてズームレンズ全体が振動したときの像ぶれを補正している。即ち防振を行っている。
実施例1、において第4レンズ群L4は防振用の部分群ISより構成している。参考例1において第4レンズ群L4は防振用の部分群ISと負の屈折力のレンズより構成している。部分群ISは正レンズと負レンズを接合した接合レンズよりなっている。尚、各実施例と参考例において第1レンズ群L1の物体側や最も像側のレンズ群の像側に屈折力の小さなレンズ群を付加しても良い。またテレコンバーターレンズやワイドコンバーターレンズ等を物体側や像側に配置しても良い。
次に、各実施例と参考例の特徴について説明する。一般にレンズ群を小型化するためには、レンズ外径(レンズ有効径)を小さくする必要がある。レンズ外径を小さくするためには、レンズ群に入射する光束をそのレンズ群の光入射側で充分に収斂させることが必要となる。そのために、各実施例と参考例では第2レンズ群L2の物体側に強い正の屈折力の第1レンズ群を配置している。
又、各実施例と参考例のズームレンズにおいては、ズーミングに際して、広角端に比べ望遠端での第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が大きくなるように第3レンズ群と第4レンズ群を移動させている。これにより軸上光束径が増大する望遠端において、第3レンズ群L3から射出した軸上光束が収斂する距離を確保しやすくして、防振用の部分群ISの小型化を容易にしている。また、各実施例と参考例のズームレンズでは、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
4.3<f1/f3<6.0・・・(1)
なる条件式を満足している。
条件式(1)は第1レンズ群L1と第3レンズ群L3の焦点距離の比を適切に設定するものである。条件式(1)の下限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が短くなると、望遠端において球面収差が増大し、その補正が困難となる。又、第3レンズ群L3の正の屈折力が弱くなり第3レンズ群L3による軸上光束の収斂作用が小さくなり過ぎるために防振用の部分群ISの小型化が困難になってくる。又上限値を超えて第3レンズ群L3の正の屈折力が強くなるとズーミングに伴う球面収差の変動を小さくするのが困難となる。
又、望遠端においてテレフォトタイプのパワー配置とするのが難しくなり、望遠端においてFナンバーを明るく(小さく)することが困難となる。更に好ましくは条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
4.4<f1/f3<5.0・・・(1a)
各実施例と参考例の光学系において、好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。それによれば各条件式に対応した効果が得られる。部分群ISの焦点距離をfIS、望遠端における全系の焦点距離をftとする。第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。
このとき、
0.3<|fIS/ft|<1.5 ・・・(2)
0.15<|f2/ft|≦0.23・・・(3)
なる条件式のうち1以上を満足するのが良い。
条件式(2)は、防振用の負の屈折力の部分群ISの焦点距離を適切に設定するものである。条件式(2)の上限値を越えて、部分群ISの負の屈折力が弱くなると、望遠端における防振敏感度を大きくするのが困難となる。又、下限値を越えて部分群ISの負の屈折力が強くなりすぎると防振敏感度が大きくなりすぎて防振を精度良く行うのが困難となるので良くない。
条件式(3)は第2レンズ群L2の焦点距離を適切に設定するものである。条件式(3)の下限値を越えて、第2レンズ群L2の負の屈折力が強くなりすぎると、特に広角端において負の歪曲収差が増大し、補正が困難となり、又上限値を越えて第2レンズ群L2の負の屈折力が弱くなると高いズーム比を確保するのが困難となってくる。更に好ましくは条件式(2)、(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.4<|fIS/ft|<1.4 ・・・(2a)
0.18<|f2/ft|≦0.23・・・(3a)
各実施例と参考例において、第1レンズ群L1は物体側から像側へ順に、負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、正レンズより構成している。
第2レンズ群L2は物体側から像側へ順に、負レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、正レンズ、負レンズより構成している。第3レンズ群L3は物体側から像側へ順に、正レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズより構成している。又は第3レンズ群L3は、物体側から像側へ順に正レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、正レンズより構成している。第5レンズ群L5は物体側から像側へ順に、正レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、正レンズより構成している。
以上のように各実施例と参考例によれば、大口径でありながら、振動補償(防振)のための機構を具備し、装置全体の小型化が容易で、かつ振動補償時に良好な画像を得ることができる防振機能を有したズームレンズを得ることができる。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いた実施例を図10を用いて説明する。図10において、10は一眼レフカメラ本体、11は本発明によるズームレンズを搭載した交換レンズである。12は交換レンズ11を通して得られる被写体像を記録する銀塩フィルムや被写体像を受光する固体撮像素子(光電変換素子)などの感光面である。13は交換レンズ11からの被写体像を観察するファインダー光学系、14は交換レンズ11からの被写体像を感光面12とファインダー光学系13に切り替えて伝送するための回動するクイックリターンミラーである。
ファインダーで被写体像を観察する場合は、クイックリターンミラー14を介してピント板15に結像した被写体像をペンタプリズム16で正立像としたのち、接眼光学系17で拡大して観察する。
撮影時にはクイックリターンミラー14が矢印方向に回動して被写体像は感光面記録手段12に形成される結像して記録される。このように本発明のズームレンズを一眼レフカメラ交換レンズ等の光学機器に適用することにより、高い光学性能を有した光学機器が実現できる。尚、本発明はクイックリターンミラーのないSLR(Single lens Reflex)カメラにも同様に適用することができる。また本発明のズームレンズはビデオカメラにも同様に適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下に、実施例1、参考例1、実施例2に各々対応する数値実施例1乃至3を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順番を示し、riは第i番目(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndi、νdiはそれぞれ第i番目のレンズの材料のd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。fは焦点距離、FnoはFナンバーである。(非球面データ)には、非球面を次式で表した場合の非球面係数を示す。
但し、
x:光軸方向の基準面からの変位量
h:光軸に対して垂直な方向の高さ
R:ベースとなる2次曲面の半径
k:円錐定数
An:n次の非球面係数
なお、「E−Z」の表示は「10-Z」を意味する。又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
[数値実施例1]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 256.516 2.00 1.84666 23.9
2 80.205 8.58 1.77250 49.6
3 770.556 0.15
4 51.899 5.86 1.80400 46.6
5 88.386 (可変)
6* 96.827 0.05 1.52421 51.4
7 61.208 1.50 1.88300 40.8
8 16.132 8.17
9 -44.889 1.20 1.75500 52.3
10 18.254 6.26 1.83400 37.2
11 137.231 0.15
12 75.532 3.50 1.80518 25.4
13 -125.489 3.69
14 -23.650 1.20 1.60300 65.4
15 -49.394 (可変)
16(絞り) ∞ 0.34
17 29.857 5.16 1.49700 81.5
18 240.448 0.15
19 33.821 1.60 1.83400 37.2
20 18.930 11.32 1.49700 81.5
21 -223.501 0.15
22* 73.830 8.32 1.77250 49.6
23 -23.883 1.50 1.83400 37.2
24 -60.570 (可変)
25 -74.277 4.16 1.80809 22.8
26 -21.944 1.20 1.81600 46.6
27* 45.883 (可変)
28 35.978 7.44 1.59240 68.3
29 -55.746 0.15
30 148.721 4.39 1.49700 81.5
31 -54.487 1.50 1.84666 23.9
32 51.278 1.62
33* 80.176 4.48 1.85006 40.2
34 -227.700 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.39226e-005 A 6=-1.09653e-008 A 8=-4.33385e-012 A10= 5.30223e-014

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-9.43667e-006 A 6=-1.73083e-009 A 8= 7.90583e-012 A10=-1.65238e-014

第27面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.95882e-006 A 6=-4.53732e-009 A 8= 3.85212e-011 A10=-1.07546e-013

第33面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.62804e-006 A 6=-7.21323e-009 A 8=-2.06486e-012 A10=-4.24052e-014

各種データ
ズーム比 2.75
広角 中間 望遠
焦点距離 24.70 36.42 67.88
Fナンバー 2.91 2.91 2.91
半画角(度) 41.22 30.71 17.68
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 164.87 172.85 196.79
BF 39.07 44.44 54.56

d 5 2.76 12.54 32.92
d15 14.94 7.78 1.22
d24 0.96 5.23 10.39
d27 11.37 7.10 1.94
d34 39.07 44.44 54.56

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 122.23
2 6 -15.38
3 16 26.71
4 25 -33.77
5 28 45.84
[数値実施例2]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 1018.919 1.80 1.84666 23.9
2 84.890 8.21 1.83481 42.7
3 3143.890 0.15
4 59.262 5.79 1.83481 42.7
5 117.304 (可変)
6* 98.182 0.05 1.52421 51.4
7 53.766 1.20 1.83481 42.7
8 16.625 7.87
9 -43.505 1.00 1.77250 49.6
10 17.574 4.72 1.83400 37.2
11 63.101 0.15
12 53.147 4.51 1.80518 25.4
13 -72.090 3.72
14 -20.873 1.20 1.77250 49.6
15 -33.228 (可変)
16(絞り) ∞ 0.49
17 31.905 4.45 1.49700 81.5
18 105.601 0.15
19 37.826 1.60 1.84666 23.9
20 23.210 10.83 1.49700 81.5
21 -68.228 0.15
22* 71.333 4.07 1.69680 55.5
23 -148.072 (可変)
24 -269.960 5.65 1.84666 23.9
25 -19.352 1.20 1.83400 37.2
26 97.049 3.33
27 -92.477 1.30 1.83400 37.2
28 242.849 (可変)
29 115.000 6.08 1.49700 81.5
30 -44.176 0.15
31 90.778 6.19 1.49700 81.5
32 -55.146 0.00
33 -55.146 2.00 1.84666 23.9
34* 169.829 0.96
35 329.543 3.81 1.77250 49.6
36 -87.758 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.47329e-005 A 6=-5.50082e-009 A 8=-3.25716e-011 A10= 1.59003e-013

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-8.23158e-006 A 6=-6.80915e-009 A 8= 1.43495e-012 A10=-3.20158e-014

第34面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.77114e-006 A 6=-7.83814e-010 A 8= 3.91683e-012 A10=-4.01873e-015

各種データ
ズーム比 2.76
広角 中間 望遠
焦点距離 24.70 34.88 68.18
Fナンバー 2.91 2.91 2.91
半画角(度) 41.22 31.81 17.61
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 165.79 174.26 199.67
BF 38.47 42.81 58.00

d 5 3.03 14.26 33.80
d15 17.78 10.67 1.36
d23 1.96 6.12 12.86
d28 11.79 7.63 0.89
d36 38.47 42.81 58.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 129.97
2 6 -17.09
3 16 28.36
4 24 -41.20
5 29 49.69
[数値実施例3]

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 371.811 2.00 1.84666 23.9
2 75.128 9.81 1.83481 42.7
3 1977.368 0.15
4 56.364 5.52 1.83481 42.7
5 96.407 (可変)
6* 111.475 0.05 1.52421 51.4
7 61.920 1.50 1.88300 40.8
8 16.594 8.08
9 -38.790 1.20 1.77250 49.6
10 18.778 5.47 1.83400 37.2
11 740.429 0.15
12 89.499 3.52 1.80518 25.4
13 -81.521 3.18
14 -22.389 1.20 1.61800 63.3
15 -52.289 (可変)
16(絞り) ∞ 0.49
17 29.528 4.57 1.49700 81.5
18 104.655 0.15
19 31.270 1.60 1.83400 37.2
20 18.877 12.55 1.49700 81.5
21 -108.113 0.15
22* 58.016 6.59 1.72916 54.7
23 -37.356 1.50 1.83400 37.2
24 -80.142 (可変)
25 -113.873 4.06 1.80809 22.8
26 -22.801 1.20 1.83481 42.7
27* 47.494 (可変)
28 67.541 5.07 1.59240 68.3
29 -38.417 0.15
30 -106.637 3.42 1.49700 81.5
31 -30.155 1.50 1.84666 23.9
32 206.883 4.03
33* 135.112 2.87 1.85006 40.2
34 -105.539 (可変)
像面 ∞

非球面データ
第6面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.53494e-005 A 6=-5.20845e-009 A 8=-4.15827e-011 A10= 1.50211e-013

第22面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.09937e-005 A 6=-2.18767e-009 A 8=-1.23509e-011 A10= 3.51553e-014

第27面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.73774e-006 A 6= 1.89462e-009 A 8=-3.41239e-011 A10= 1.42519e-013

第33面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.73629e-006 A 6=-2.17487e-009 A 8= 9.92522e-012 A10=-2.20403e-014

各種データ
ズーム比 3.22
広角 中間 望遠
焦点距離 24.70 39.67 79.43
Fナンバー 2.91 2.91 2.91
半画角(度) 41.22 28.61 15.24
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 161.98 171.74 200.99
BF 38.35 46.17 57.64

d 5 2.51 14.41 39.54
d15 17.72 7.77 0.41
d24 1.02 5.87 10.52
d27 10.64 5.79 1.14
d34 38.35 46.17 57.64

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 122.04
2 6 -15.92
3 16 26.21
4 25 -38.11
5 28 57.05
L1:第1レンズ群 L2:第2レンズ群 L3:第3レンズ群
L4:第4レンズ群 L5:第5レンズ群 SP:開口絞り
IP:像面 d:d線 g:g線 c:c線
ΔM:メリディオナル像面 ΔS:サジタル像面

Claims (5)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、正の屈折力の第3レンズ群と、負の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群から成り、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
    前記第4レンズ群は、1枚の正レンズと1枚の負レンズを接合した接合レンズから成り、光軸と垂直方向の成分を持つ方向に移動することによって結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群であり、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき
    4.3<f1/f3<6.0
    0.15<|f2/ft|≦0.23
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第4レンズ群の焦点距離をfIS、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    0.3<|fIS/ft|<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が減少し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が増大し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が減少するように各レンズ群が移動することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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