JP4829586B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置に用いられる撮像素子は、高画素化が進んでいる。それに対応して高画素の撮像素子を備える撮像装置で用いる撮影レンズ(撮像光学系)には、高解像力で、しかも高ズーム比のズームレンズであることが求められている。
高解像力のズームレンズであるためには、まず球面収差やコマ収差等の単色(単波長)での像性能に関わる諸収差が良く補正されていることが必要である。更に、それに加え、白色光の照明光を用いたときに得られる像に色にじみがないように色収差が十分良く補正されていることが必要である。
又、高ズーム比のズームレンズであることは、撮影領域の拡大の為必要である。
一般に高ズーム比化を図るために、望遠端のズーム位置での焦点距離をより長くすると、広角側のズーム位置では諸収差のうち倍率色収差が多く発生し、又望遠側のズーム位置では倍率色収差及び軸上色収差が多く発生してくる。そのため色収差として、一時スペクトルのみならず、二次スペクトルでの補正を良好に行うことが高画質な像性能を得るために重要になっている。
一般に撮影光学系では、レンズ全長(第1面から像面までの距離、光学全長ともいう)を短縮すればするほど軸上色収差及び倍率色収差などの色収差が多く発生し、光学性能が低下する。
特にテレフォトタイプ(望遠タイプ)の光学系では、焦点距離を伸ばすほど色収差が拡大し、レンズ全長の短縮に伴う色収差が増大してくる。
このような色収差の発生を低減する方法として、異常部分分散材料を用いた色消し方法が一般的によく知られている。
望遠型(テレフォトタイプ)のズームレンズとして、物体側より像側に順に、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る4群構成のズームレンズにおいて異常分散性を有するガラスを用いて色収差を補正したものが知られている(特許文献1、2)。
又、物体側から実施例へ順に、正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群より成り、異常分散性を有するガラスより成るレンズを用いて色収差を補正したズームレンズが知られている(特許文献3〜5)。
特開2000−321499号公報 特開平8−248317号公報 特開2001−350093号公報 特開2002−62478号公報 特開2001−194590号公報
デジタルカメラやビデオカメラ等において、高解像度の画像を得るには、白色光の照明下において色にじみ具合や像の解像感を左右する色収差を十分補正したズームレンズであることが必要である。
特に広角側において倍率色収差を良好に補正したズームレンズであることが必要である。
色収差補正用に用いられている蛍石等の大きな異常分散特性を有するガラスは、一般に材料の屈折率が低い。このためズームレンズおいてこれらの硝材を用いて所望の二次スペクトルの補正を行うためには各レンズ群内のレンズ構成及びレンズの材料を適切に設定する必要がある。
例えば、蛍石のようなアッベ数の大きい低分散ガラスを使った光学系では、レンズ面の屈折力を大きく変化させないと色収差が変化しない。このため、高ズーム比のズームレンズでは色収差の補正と、球面収差、コマ収差、非点収差などの諸収差を全ズーム範囲でバランス良く補正することができるレンズ構成とする必要がある。
本発明は、色収差、特に倍率色収差の2次スペクトルを始めとする諸収差を全ズーム域にわたって良好に補正することができ、高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群全体として正の屈折力を有する後群より成り、該後群は正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より成り、ズーミングに際して各レンズ群間の空気間隔が変化するズームレンズにおいて、前記第2レンズ群は3枚の負レンズと2枚の正レンズを有し、iを物体側から像側へ数えたときの順序とし、広角端と望遠端における第iレンズ群と第i+1レンズ群の空気間隔を各々Diw、Dit、前記第2レンズ群を構成する正レンズのうち屈折力が最も大きい正レンズの材料のアッベ数及び部分分散比を各々νd、θgFとするとき、
D1w < D1t
D2w > D2t
D3w < D3t
D4w > D4t
30 < νd
θgF < −1.79×10−3・νd +0.654
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、色収差、特に倍率色収差の2次スペクトルを始めとする諸収差を全ズーム域にわたって良好に補正することができ、高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置が得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図、図2、図3はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。
図4は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図5、図6はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図7は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図8、図9はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図10は本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図11、図12はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図13は、本発明の撮像装置の要部概略図である。
本発明のズームレンズは、デジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置や、望遠鏡、双眼鏡の観察装置、複写機、プロジェクター等の光学機器に用いられるものである。
図1、4,7,10に示したレンズ断面図において、左方が前方(物体側、拡大側)で、右方が後方(像側、縮小側)である。
iは物体側から数えたときの順序を示し、Liは第iレンズ群である。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、複数のレンズ群を含む全体として正の屈折力の後群LRより成っている。そして第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔及び第2レンズ群L2と後群LRとの間隔を変えてズーミングを行っている。
各実施例では後群LRは正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5より成っている。
P2A、P2Bは正レンズである。L4a、L4bは負の屈折力のレンズ群である。
SPは開口絞りであり、各実施例では、第3レンズ群L3中に配置されている。
SSPはフレアーカット絞りであり、各実施例では第3レンズ群L3の物体側に配置している。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する感光面が置かれる。
収差図において、d、g、C,Fは各々d線、g線、C線、F線である。S・Cは正弦条件である。ΔdM、ΔdSはd線のメリディオナル像面、サジタル像面、ΔgM,ΔgSはg線のメリディオナル像面、サジタル像面である。fnoはFナンバー、ωは半画角である。
各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように、各レンズ群を移動させている。
具体的には、広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1は物体側へ、第2レンズ群L2は像側へ、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5は各々のレンズ群に挟まれた空気間隔を変化させつつ物体側へ移動している。
各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群が機構上、光軸上移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
次に、各実施例の特徴について説明する。
第2レンズ群L2は3枚の負レンズと2枚の正レンズを有している。そして第2レンズ群L2中の最も正の屈折力の強い正レンズP2Aの材料のアッベ数及び部分分散比を各々νd、θgFとする。
このとき、
30<νd・・・・・(1)
θgF<-1.79×10−3・νd + 0.654・・・・・(2)
なる条件を満足している。
ここで光学部材のアッベ数νdと部分分散比θgFは次のとおりである。
今、フラウンフォーファー線のg線、F線、d線、C線に対する屈折率をそれぞれN、N、N、Nとする。このときアッベ数νdと部分分散比θgFは
νd=(N−1)/(N−N
で表される。
従来、広角域を含む高ズーム比のズームレンズは、物体側より順に、正、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る4群構成のものや、正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群より成る5群構成のものが知られていた。負の屈折力の第2レンズ群の構成は、像面側に強い凹面を有したメニスカス形状の負レンズ、両レンズ面が凹形状の負レンズ、正レンズ、物体側の面が凹形状の負レンズの4枚構成のものが多い。そして第2レンズ群中の正レンズに、球面収差、コマ収差等を補正するために高屈折率で、且つ、色収差を補正するために高分散の材料を用いていた。そのため現在実用化されている硝材の中からこの条件を満たす硝材を選択すると、部分分散比θgFが大きいものしか存在しないため、広角側での倍率色収差の二次スペクトルが大きくなる傾向にあった。
そこで、各実施例では、第2レンズ群L2を3枚の負レンズと2枚の正レンズを有する構成としている。そして正レンズの内、屈折力の大きな正レンズP2Aの硝材を条件式(1)、(2)を満足する範囲で選択している。
条件式(1)を満足することは、従来に比べ比較的低分散側の硝材を用いることになる。このため、正レンズ一枚だけでは第2レンズ群L2で発生する色収差が大きくなる。そこで少なくとももう一枚の正レンズP2Bを用いることで、色消しを行い、第2レンズ群L2で発生する色収差を小さくしている。
第2レンズ群L2は物体側より像側へ順に、像側の面が凹でメニスカス形状の負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより構成している。
先の条件式(1)、(2)を満足するとともに、第2レンズ群L2のレンズ構成をこのように構成することによって、第2レンズ群L2内における色消しを容易に行っている。
後群LRは、広角端から望遠端へのズーミングに際して、物体側へ移動する少なくともひとつの正の屈折力のレンズ群を有し、レンズ群中の少なくともひとつの正レンズの材料の部分分散比をθgFa、アッベ数をνdaとするとき、
60 < νda・・・(3)
−0.0015×νda+0.6425<θgFa・・・(4)
なる条件を満足している。
後群LRの正の屈折力のレンズ群中に条件式(3)、(4)を満足する異常分散硝子を用いて主に、広角側で発生する倍率収差の二次スペクトルを小さくしている。
尚、前述した後群LR中の正の屈折力のレンズ群は、第5レンズ群L5であり、第5レンズ群L5中の2つの正レンズは、いずれも条件式(3)、(4)を満足している。
第2レンズ群L2は少なくとも1つの非球面を有している。
このとき第2レンズ群L2中の最も物体側のメニスカス形状の負レンズの物体側の面を、レンズ中心からレンズ周辺へ行くに従って正の屈折力の強くなる非球面形状としている。これによって主にズーミングによる歪曲収差の変動を小さく抑えている。
第1レンズ群と第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、広角端と望遠端における全系の焦点距離を各々fw、ftとするとき、
なる条件を満足している。
条件式(5)は広角端における全系の焦点距離に対する第1レンズ群L1の焦点距離の範囲を規定するものである。条件式(5)の下限値を超えて第1レンズ群L1の正の屈折力が強くなりすぎると所定の長さのバックフォーカスを確保するのが困難になる。条件式(5)の上限値を超えて第1レンズ群L1の正の屈折力が弱くなりすぎると、バックフォーカスは長くなる方向となるが、レンズ系が大型化してくるので良くない。
条件式(6)は広角端における全系の焦点距離と望遠端における全系の焦点距離の積の平方根に対する第2レンズ群L2の焦点距離の範囲を規定するものである。条件式(6)の下限値を超えて第2レンズ群L2の負の屈折力が強くなりすぎるとレンズ系の小型化には有利な方向であるが、第2レンズ群L2で発生する諸収差が大きくなりこれを他のレンズ群でバランス良く補正することが困難となる。条件式(6)の上限値を超えて第2レンズ群L2の負の屈折力が弱くなりすぎると収差補正には有利であるが、レンズ系が大型化するので良くない。
更に好ましくは、条件式(5)、(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
◎iを物体側から像側へ数えたときの順序を示し、第iレンズ群の焦点距離をfiとする。
このとき、
1.5<f3/|f2|<2.5・・・(7)
2<|f4/f2|<3.5・・・(8)
2<f5/|f2|<5・・・(9)
なる条件を満足している。
条件式(7)は第2レンズ群L2の焦点距離の絶対値に対する第3レンズ群L3の焦点距離の範囲を規定するものである。条件式(7)の下限値を超えて第3レンズ群L3の正の屈折力が強くなりすぎるとレンズ系の小型化には有利な方向であるが、第3レンズ群L3で発生する諸収差が大きくなりこれを他のレンズ群でバランス良く補正することが困難となる。条件式(7)の上限値を超えて第3レンズ群L3の正の屈折力が弱くなりすぎると収差補正には有利であるが、レンズ系が大型化するので良くない。
条件式(8)は第2レンズ群L2の焦点距離の絶対値に対する第4レンズ群L4の焦点距離の絶対値の範囲を規定するものである。条件式(8)の下限値を超えて第4レンズ群L4の負の屈折力が強くなりすぎると、第4レンズ群L4で発生する諸収差が大きくなりこれを他のレンズ群でバランス良く補正することが困難となる。条件式(8)の上限値を超えて第4レンズ群L4の負の屈折力が弱くなりすぎると収差補正には有利であるが、所定のズーム比を得るための各レンズ群の移動量が大きくなり、レンズ系が大型化するので良くない。
条件式(9)は第2レンズ群L2の焦点距離の絶対値に対する第5レンズ群L5の焦点距離の範囲を規定するものである。条件式(9)の下限値を超えて第5レンズ群L5の正の屈折力が強くなりすぎると、長いバックフォーカスの確保には有利であるが第5レンズ群L5で発生する諸収差が大きくなりこれを他のレンズ群でバランス良く補正することが困難となる。条件式(9)の上限値を超えて第5レンズ群L5の正の屈折力が弱くなりすぎると収差補正には有利であるが、レンズ系が大型化するので良くない。
更に好ましくは、条件式(7)〜(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.6<f3/|f2|<2.0・・・(7a)
2.2<|f4/f2|<3.0・・・(8a)
2.3<f5/|f2|<4.0・・・(9a)
広角端でのバックフォーカスをSKwとするとき、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
1.8<SKw/fw<2.9・・・(10)
なる条件を満足している。
条件式(10)は広角端の焦点距離に対する広角端のバックフォーカスの比を規定したものである。ズームレンズの像面側にクイックリターンミラーやローパスフィルター、赤外カットフィルター等の部材を配置するためのスペースを確保する意味のものである。条件式(10)の下限値を超えて広角端のバックフォーカスが短くなると前述の部材を配置するスペースが小さくなりすぎるので良くない。又、条件式(10)の上限値を越えて広角端のバックフォーカスが長くなりすぎると、レンズ全長が長くなってくるので良くない。
尚、ここでいうバックフォーカスとは空気中での最終レンズ面(屈折力のある面)から像面までの長さであり、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等を除いたときの長さである。
更に好ましくは、条件式(10)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.9<SKw/fw<2.5・・・(10a)
iを物体側から像側へ数えたときの順序を示し、広角端及び望遠端における第iレンズ
群と第i+1レンズ群のレンズ群間の空気間隔をDiw,Ditとするとき、
D1w < D1t
D2w > D2t
D3w < D3t
D4w > D4t
なる条件を満足している。
このように、ズーミングに際して各レンズ群に変倍を分担することで、少ない移動量で所定のズーム比を達成することが可能となり、レンズ系全体をコンパクトにしている。
第5レンズ群L5の最も物体側のレンズ面は、レンズ中心からレンズ周辺へ行くにしたがって正の屈折力の弱くなる非球面形状として、主に像面湾曲を補正している。そして、第3レンズ群L3にレンズ中心からレンズ周辺に行くに従って正の屈折力の弱くなる形状の非球面を用いることで、主にズーミングによる球面収差の変動を小さくしている。
無限遠物体から至近物体へのフォーカシングを第2レンズ群L2を光軸方向物体側へ移動させて行っている。このように所謂インナーフォーカス方式を用いることで、第1レンズ群L1でフォーカスを行うのに比べ、第1レンズ群L1のレンズ径を小型化でき、さらに、レンズ全長の小型化を容易にしている。
第4レンズ群の全部又は一部のレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させて結像位置の変移を行っている。具体的には、第4レンズ群L4を負の屈折力の第4aレンズ群L4aと負の屈折力の第4bレンズ群L4bに分割し、第4aレンズ群L4aを光軸と略垂直方向の成分を持つように移動させて、手ぶれ等による画像ブレの劣化を防止する、所謂、防振を行なっている。
以上のように各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、及び全体として正の屈折力を有する後群LRより構成している。そして第2レンズ群L2を前述の如く構成することで、全系がコンパクトで広角端から望遠端まで色収差が良好に補正された高い光学性能を得ている。
特に広角域を含み、異常分散特性を有するガラスや蛍石等の使用枚数を増加させることなく良好な色収差補正、特に倍率色収差の二次スペクトルを良好に補正することのできるズームレンズを得ている。
以下に本発明の数値実施例1〜4を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、niとνiは第i番目の光学部材のd線に対する屈折率とアッベ数である。f、fno、2ωはそれぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときの全系の焦点距離、Fナンバー、画角を表している。
又、物体側から像側へ数えて第iレンズGiの材料のd、g、c、f線に対する屈折率も同様に示す。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正、Rを近軸曲率半径、kを離心率、b、c、d、eを各々非球面係数としたとき、
X=(1/R)H/(1+(1−(1+k)(H/R)1/2)
+bH+CH+dH+eH10
なる式で表している。
また、例えば、「E−Z」の表示は「10−Z」を意味する。
そして、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。

数値実施例1
f= 17.5〜53.4 fno=1:2.9 2ω=75.9°〜28.7°
r 1= 217.373 d 1= 1.90 n 1=1.84666 ν 1=23.9
r 2= 74.677 d 2= 8.65 n 2=1.60311 ν2=60.6
r 3= -799.538 d 3= 0.15
r 4= 48.982 d 4= 7.03 n 3=1.71300 ν3=53.9
r 5= 122.553 d 5= 可変
r 6= 74.290(非球面)d 6= 0.05 n 4=1.51640 ν4=52.2
r 7= 59.996 d 7= 1.20 n 5=1.80400 ν5=46.6
r 8= 12.277 d 8= 6.81
r 9= -37.400 d 9= 1.00 n 6=1.83481 ν6=42.7
r10= 37.400 d10= 0.15
r11= 27.209 d11= 4.93 n 7=1.83400 ν7=37.2
r12= -36.493 d12= 0.53
r13= -25.912 d13= 0.90 n 8=1.80400 ν8=46.6
r14= 25.912 d14= 3.60 n 9=1.80518 ν9=25.4
r15= -225.909 d15= 可変
r16=フレアーカット絞りd16= 0.00
r17= 254.806 d17= 3.50 n10=1.58913 ν10=61.1
r18= -39.891 d18= 1.00
r19= 開口絞り d 19= 2.32
r20= 36.378(非球面)d20= 8.54 n11=1.58313 ν11=59.4
r21= -16.418 d21= 2.50 n12=1.84666 ν12=23.9
r22= -26.192 d22= 可変
r23= -51.807 d23= 2.61 n13=1.84666 ν13=23.9
r24= -18.890 d24= 0.80 n14=1.69680 ν14=55.5
r25= 61.977 d25= 5.05
r26= -28.304 d26= 1.20 n15=1.84666 ν15=23.9
r27= -85.924 d27= 1.98 n16=1.58913 ν16=61.1
r28= -39.814 d28= 可変
r29= 129.162(非球面)d29= 0.08 n17=1.51640 ν17=52.2
r30= 154.426 d30= 1.32 n18=1.83400 ν18=37.2
r31= 36.157 d31= 6.47 n19=1.49700 ν19=81.5
r32= -36.157 d32= 0.15
r33= 64.804 d33= 8.20 n20=1.49700 ν20=81.5
r34= -23.782 d34= 1.70 n21=1.74950 ν21=35.3
r35= -38.936

焦点距離 17.50 28.70 53.44
可変間隔
d 5 3.30 16.65 32.55
d 15 17.20 9.08 2.26
d 22 2.20 6.49 10.69
d 28 9.72 5.44 1.23
kinF 35.29 39.38 47.67

非球面係数
第 6面 B c d e
1.457415e-05 -3.790177e-08 6.739559e-11 -1.117466e-13
第20面 B c d e
-8.402971e-06 -1.432432e-08 9.773360e-11 -2.555962e-13
第29面 B c d e
-6.201996e-06 1.518167e-08 -5.562855e-11 1.910063e-13



数値実施例2
f= 17.6〜53.5 fno=1:2.9 2ω=75.8°〜28.7°
r 1= 223.608 d 1= 2.00 n 1=1.84666 ν1=23.9
r 2= 74.292 d 2= 8.00 n 2=1.71300 ν2=53.9
r 3= 753.184 d 3= 0.15
r 4= 56.699 d 4= 6.85 n 3=1.71300 ν3=53.9
r 5= 156.652 d 5= 可変
r 6= 151.553(非球面)d 6= 0.08 n 4=1.52421 ν4=51.4
r 7= 75.460 d 7= 1.20 n 5=1.80400 ν5=46.6
r 8= 14.406 d 8= 6.90
r 9= -38.154 d 9= 1.00 n 6=1.83481 ν6=42.7
r10= 34.113 d10= 0.15
r11= 29.904 d11= 6.18 n 7=1.85026 ν7=32.3
r12= -34.673 d12= 1.04
r13= -20.470 d13= 1.10 n 8=1.83481 ν8=42.7
r14= 113.547 d14= 2.76 n 9=1.76182 ν9=26.5
r15= -44.975 d15= 可変
r16=フレアーカット絞りd16= 0.00
r17= 91.970 d17= 4.00 n10=1.70154 ν10=41.2
r18= -55.085 d18= 1.00
r19= 開口絞り d19= 1.68
r20= 49.212 d20= 4.59 n11=1.62299 ν11=58.2
r21= -30.911 d21= 1.20 n12=1.84666 ν12=23.9
r22= -243.465 d22= 0.15
r23= 139.830 d23= 3.55 n13=1.58313 ν13=59.4
r24= -45.129(非球面)d24= 可変
r25= -55.323 d25= 2.65 n14=1.84666 ν14=23.9
r26= -19.675 d26= 0.80 n15=1.71300 ν15=53.9
r27= 55.427 d27= 5.06
r28= -18.369 d28= 1.30 n16=1.84666 ν16=23.9
r29= -31.472 d29= 2.77 n17=1.56384 ν17=60.7
r30= -20.827 d30= 可変
r31= 178.749(非球面)d31= 1.40 n18=1.83400 ν18=37.2
r32= 51.188 d32= 6.17 n19=1.49700 ν19=81.5
r33= -33.030 d33= 0.15
r34= 64.597 d34= 7.79 n20=1.43875 ν20=95.0
r35= -23.981 d35= 1.70 n21=1.74950 ν21=35.3
r36= -40.355

焦点距離 17.56 32.24 53.48
可変間隔
d 5 3.66 22.77 35.80
d 15 18.69 7.91 1.43
d 24 1.91 7.04 11.52
d 30 10.39 5.26 0.78
kinF 35.08 40.14 46.98

非球面係数
第 6面 B c d e
2.366100e-05 -7.419836e-08 2.614834e-10 -2.601540e-13
第24面 B c d e
5.394064e-06 1.270430e-08 -1.149192e-10 4.704737e-13
第31面 B c d e
-2.882469e-06 7.626800e-09 -2.682456e-11 5.805594e-14



数値実施例3
f= 17.6〜53.5 fno=1:2.9 2ω=75.8°〜28.7°
r 1= 224.523 d 1= 2.00 n 1=1.84666 ν1=23.9
r 2= 69.716 d 2= 8.24 n 2=1.71300 ν2=53.9
r 3= 727.700 d 3= 0.15
r 4= 54.571 d 4= 7.04 n 3=1.71300 ν3=53.9
r 5= 160.021 d 5= 可変
r 6= 175.325(非球面)d 6= 0.08 n 4=1.52421 ν4=51.4
r 7= 74.902 d 7= 1.20 n 5=1.77250 ν5=49.6
r 8= 13.343 d 8= 6.74
r 9= -43.218 d 9= 1.00 n 6=1.83481 ν6=42.7
r10= 50.929 d10= 0.15
r11= 33.704 d11= 4.47 n 7=1.83400 ν7=37.2
r12= -58.516 d12= 1.60
r13= -19.122 d13= 1.10 n 8=1.80400 ν8=46.6
r14= 149.586 d14= 2.69 n 9=1.84666 ν9=23.9
r15= -40.439 d15= 可変
r16=フレアーカット絞りd16= 0.00
r17= 61.659 d17= 4.00 n10=1.51633 ν10=64.1
r18= -42.423 d18= 1.00
r19= 開口絞り d19= 1.68
r20= 48.836(非球面)d20= 7.18 n11=1.58313 ν11=59.4
r21= -18.938 d21= 1.40 n12=1.84666 ν12=23.9
r22= -28.812 d22= 可変
r23= -46.118 d23= 3.13 n13=1.84666 ν13=23.9
r24= -17.935 d24= 0.80 n14=1.71300 ν14=53.9
r25= 68.666 d25= 5.36
r26= -26.651 d26= 1.30 n15=1.84666 ν15=23.9
r27= -90.221 d27= 3.22 n16=1.48749 ν16=70.2
r28= -27.740 d28= 可変
r29= 67.879(非球面)d29= 1.40 n17=1.83400 ν17=37.2
r30= 33.134 d30= 7.49 n18=1.49700 ν18=81.5
r31= -34.462 d31= 0.15
r32= 93.341 d32= 7.11 n19=1.49700 ν19=81.5
r33= -25.633 d33= 1.70 n20=1.74950 ν20=35.3
r34= -49.869

焦点距離 17.56 33.13 53.49
可変間隔
d 5 3.54 22.30 34.49
d 15 17.23 7.05 1.45
d 22 1.95 7.50 11.11
d 28 9.95 4.40 0.79
kinF 35.09 40.05 47.00

非球面係数
第 6面 B c d e
2.787928e-05 -8.535193e-08 2.858855e-10 -2.859387e-13
第20面 B c d e
-1.196077e-05 -1.273960e-08 1.028722e-10 -3.649232e-13
第29面 B c d e
-2.809630e-06 1.303811e-08 -7.214413e-11 2.150567e-13


数値実施例4
f= 17.6〜53.5 fno=1:2.9 2ω=75.8°〜28.7°
r 1= 223.998 d 1= 2.00 n 1=1.84666 ν1=23.9
r 2= 68.670 d 2= 8.43 n 2=1.71300 ν2=53.9
r 3= 842.660 d 3= 0.15
r 4= 54.455 d 4= 7.10 n 3=1.71300 ν3=53.9
r 5= 165.442 d 5= 可変
r 6= 193.952(非球面)d 6= 0.08 n 4=1.52421 ν4=51.4
r 7= 79.212 d 7= 1.20 n 5=1.77250 ν5=49.6
r 8= 13.179 d 8= 6.60
r 9= -43.430 d 9= 1.00 n 6=1.83481 ν6=42.7
r10= 53.044 d10= 0.15
r11= 34.427 d11= 4.40 n 7=1.83400 ν7=37.2
r12= -57.174 d12= 1.48
r13= -19.452 d13= 1.10 n 8=1.80400 ν8=46.6
r14= 94.049 d14= 2.73 n 9=1.84666 ν9=23.9
r15= -43.384 d15= 可変
r16=フレアーカット絞りd16= 0.00
r17= 63.048 d17= 4.00 n10=1.51633 ν10=64.1
r18= -43.046 d18= 1.00
r19= 開口絞り d19= 1.68
r20= 46.885(非球面)d20= 8.46 n11=1.58313 ν11=59.4
r21= -18.432 d21= 1.50 n12=1.84666 ν12=23.9
r22= -27.966 d22= 可変
r23= -47.631 d23= 3.16 n13=1.84666 ν13=23.9
r24= -18.114 d24= 0.80 n14=1.71300 ν14=53.9
r25= 62.441 d25= 5.25
r26= -27.320 d26= 1.30 n15=1.84666 ν15=23.9
r27= -104.690 d27= 3.16 n16=1.48749 ν16=70.2
r28= -29.617 d28= 可変
r29= 66.348(非球面)d29= 1.40 n17=1.83400 ν17=37.2
r30= 34.187 d30= 0.07
r31= 33.653 d31= 7.27 n18=1.49700 ν18=81.5
r32= -35.005 d32= 0.15
r33= 98.702 d33= 7.28 n19=1.49700 ν19=81.5
r34= -25.109 d34= 0.08
r35= -25.085 d35= 1.70 n20=1.74950 ν20=35.3
r36= -46.868

焦点距離 17.56 33.03 53.48
可変間隔
d 5 3.48 21.91 33.79
d 15 16.87 7.03 1.43
d 22 1.95 7.07 10.26
d 28 9.14 4.01 0.82
kinF 35.08 40.40 48.04

非球面係数
第 6面 B c d e
2.875922e-05 -8.692215e-08 2.658157e-10 -2.499509e-13
第20面 B c d e
-1.210348e-05 -1.180873e-08 9.305176e-11 -3.053666e-13
第29面 B c d e
-3.670667e-06 1.219098e-08 -6.645631e-11 1.718782e-13




数値実施例1
屈折率
d g c F
G1 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G2 1.603112 1.615409 1.600078 1.610024
G3 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
樹脂 1.516400 1.528843 1.513427 1.523331
G4 1.804000 1.825699 1.798815 1.816080
G5 1.834807 1.859527 1.828974 1.848514
G6 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G7 1.804000 1.825699 1.798815 1.816080
G8 1.805181 1.847285 1.796106 1.827775
G9 1.589130 1.601034 1.586188 1.595824
G10 1.583126 1.595279 1.580134 1.589954
G11 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G12 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G13 1.696797 1.712339 1.692974 1.705522
G14 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G15 1.589130 1.601034 1.586188 1.595824
樹脂 1.516400 1.528843 1.513427 1.523331
G16 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G17 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G18 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G19 1.749500 1.776810 1.743260 1.764470

数値実施例2
屈折率
d g c F
G1 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G2 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G3 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
樹脂 1.524210 1.537048 1.521150 1.531355
G4 1.804000 1.825699 1.798815 1.816080
G5 1.834807 1.859527 1.828974 1.848514
G6 1.850259 1.884505 1.842582 1.868918
G7 1.834807 1.859527 1.828974 1.848514
G8 1.761821 1.799923 1.753567 1.782296
G9 1.701536 1.723323 1.696503 1.713515
G10 1.622992 1.636296 1.619739 1.630450
G11 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G12 1.583126 1.595279 1.580134 1.589954
G13 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G14 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G15 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G16 1.563839 1.575316 1.561001 1.570295
G17 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G18 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G19 1.438750 1.444420 1.437334 1.441953
G20 1.749500 1.776810 1.743260 1.764470

数値実施例3
屈折率
d g c F
G1 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G2 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G3 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
樹脂 1.524210 1.537048 1.521150 1.531355
G4 1.772499 1.791972 1.767798 1.783374
G5 1.834807 1.859527 1.828974 1.848514
G6 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G7 1.804000 1.825699 1.798815 1.816080
G8 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G9 1.516330 1.526214 1.513855 1.521905
G10 1.583126 1.595279 1.580134 1.589954
G11 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G12 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G13 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G14 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G15 1.487490 1.495964 1.485344 1.492285
G16 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G17 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G18 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G19 1.749500 1.776810 1.743260 1.764470


数値実施例4
屈折率
d g c F
G1 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G2 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G3 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
樹脂 1.524210 1.537048 1.521150 1.531355
G4 1.772499 1.791972 1.767798 1.783374
G5 1.834807 1.859527 1.828974 1.848514
G6 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G7 1.804000 1.825699 1.798815 1.816080
G8 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G9 1.516330 1.526214 1.513855 1.521905
G10 1.583126 1.595279 1.580134 1.589954
G11 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G12 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G13 1.712995 1.729435 1.708974 1.722210
G14 1.846660 1.893856 1.836554 1.871929
G15 1.487490 1.495964 1.485344 1.492285
G16 1.834000 1.862781 1.827376 1.849819
G17 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G18 1.496999 1.504509 1.495138 1.501233
G19 1.749500 1.776810 1.743260 1.764470
次に実施例1〜4に示したズームレンズを撮像装置に適用した実施例を図13を用いて説明する。
図13は一眼レフカメラの要部概略図である。図13において、10は実施例1〜4のズームレンズ1を有する撮影レンズである。ズームレンズ1は保持部材である鏡筒2に保持されている。20はカメラ本体であり、撮影レンズ10からの光束を上方に反射するクイックリターンミラー3、撮影レンズ10の像形成位置に配置された焦点板4、焦点板4に形成された逆像を正立像に変換するペンタダハプリズム5、その正立像を観察するための接眼レンズ6等によって構成されている。7は感光面であり、CCDセンサやCMOSセンサ等の像を受光する固体撮像素子(光電変換素子)や銀塩フィルムが配置される。撮影時にはクイックリターンミラー3が光路から退避して、感光面7上に撮影レンズ10によって像が形成される。
実施例1〜4にて説明した利益は、本実施例に開示したような撮像装置において効果的に享受される。
実施例1のズームレンズのレンズ断面図 実施例1のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例1のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例2のズームレンズのレンズ断面図 実施例2のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例2のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例3のズームレンズのレンズ断面図 実施例3のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例3のズームレンズの望遠端における諸収差図 実施例4のズームレンズのレンズ断面図 実施例4のズームレンズの広角端における諸収差図 実施例4のズームレンズの望遠端における諸収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
SSP フレアーカット絞り
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
C C線
F F線
S・C 正弦条件
ΔdM d線のメリディオナル像面
ΔdS d線のサジタル像面

Claims (11)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群全体として正の屈折力を有する後群より成り、該後群は正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より成り、ズーミングに際して各レンズ群間の空気間隔が変化するズームレンズにおいて、前記第2レンズ群は3枚の負レンズと2枚の正レンズを有し、iを物体側から像側へ数えたときの順序とし、広角端と望遠端における第iレンズ群と第i+1レンズ群の空気間隔を各々Diw、Dit、前記第2レンズ群を構成する正レンズのうち屈折力が最も大きい正レンズの材料のアッベ数及び部分分散比を各々νd、θgFとするとき、
    D1w < D1t
    D2w > D2t
    D3w < D3t
    D4w > D4t
    30 < νd
    θgF < −1.79×10−3・νd +0.654
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群は物体側より像側へ順に、像側の面が凹でメニスカス形状の負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより成ることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記第3レンズ群及び前記第5レンズ群の少なくとも1つの正レンズの材料の部分分散比をθgFa、アッベ数をνdaとするとき、
    −0.0015×νda+0.6425<θgFa
    60 < νda
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群は少なくとも1つの非球面を有することを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき
    4.5<f1/fw<8
    0.35<|f2|/√(fw×ft)<0.6
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、前記第4レンズ群の焦点距離をf4、前記第5レンズ群の焦点距離をf5とするとき、
    1.5<f3/|f2|<2.5
    2<|f4/f2|<3.5
    2<f5/|f2|<5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群を光軸方向に移動させてフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記第4レンズ群の全部又は一部のレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させて結像位置を移動させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項のズームレンズ。
  9. 広角端でのバックフォーカスをSKw、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    1.8 <SKw/fw< 2.9
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項のズームレンズ。
  10. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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