JP4865239B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4865239B2
JP4865239B2 JP2005044497A JP2005044497A JP4865239B2 JP 4865239 B2 JP4865239 B2 JP 4865239B2 JP 2005044497 A JP2005044497 A JP 2005044497A JP 2005044497 A JP2005044497 A JP 2005044497A JP 4865239 B2 JP4865239 B2 JP 4865239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
refractive power
vibration
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005044497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006227526A5 (ja
JP2006227526A (ja
Inventor
誠 三坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005044497A priority Critical patent/JP4865239B2/ja
Publication of JP2006227526A publication Critical patent/JP2006227526A/ja
Publication of JP2006227526A5 publication Critical patent/JP2006227526A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4865239B2 publication Critical patent/JP4865239B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/145Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only
    • G02B15/1451Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive
    • G02B15/145121Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having five groups only the first group being positive arranged +-+-+

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の電子カメラやフィルム用カメラや放送用カメラ等に好適に用いられるものである。
撮影系に偶発的に振動が伝わると撮影画像に画像のブレが生じる。従来、この偶発的な振動による画像のブレを補償する機構(防振機構)を具備したズームレンズが種々と提案されている。例えば光学系(ズームレンズ)を構成するレンズ群の一部を光軸と略垂直な方向に移動させて振動による画像ブレを補償する光学系が知られている(特許文献1〜7)。
一般に撮影系が振動によって傾くと、撮影画像はその傾き角と撮影系の焦点距離に応じた量だけ変位する。このため静止画の撮像装置においては、画質の劣化を防止するために撮影時間を十分に短くしなければならないという問題があり、また動画の撮像装置においては、構図の設定を維持することが困難となるという問題がある。そのためこのような撮影の際には、撮影系が振動によって傾いた際にも撮影画像の変倍、所謂撮影画像のブレが発生しないように補正することが必要となってくる。
特許文献1は、主として一眼レフカメラ用の望遠型のズームレンズに適用するのに好適な実施形態を開示している。特許文献1では、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群より構成される5群のズームレンズにおいて、第5レンズ群を負レンズ群と正レンズ群で構成し、前記負レンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特許文献2は、主として一眼レフカメラ用の標準型のズームレンズに適用するのに好適な実施形態を開示している。特許文献2では、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群より構成される4群のズームレンズにおいて、第2レンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特許文献3は、主として一眼レフカメラ用の標準型のズームレンズに適用するのに好適な実施形態を開示している。特許文献3では、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、負の屈折力を有する第5レンズ群、正の屈折力を有する第6レンズ群より構成される6群のズームレンズにおいて、第5レンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特許文献4は、主として一眼レフカメラ用の大口径望遠型のズームレンズに適用するのに好適な実施形態を開示している。
特許文献4では、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有し変倍中固定の第5レンズ群より構成される5群のズームレンズにおいて、第5レンズ群を正の屈折力のレンズ群、負の屈折力のレンズ群、正の屈折力のレンズ群で構成し、前記負の屈折力のレンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特許文献5,6は、主として放送用カラーテレビカメラ用のズームレンズに適用するのに好適な実施形態を開示している。特許文献5,6では、物体側から像側へ順に、ズーミング時固定の正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正又は負の屈折力を有する第3レンズ群、ズーミング時固定の正の屈折力を有する第4レンズ群を有し、前記第4レンズ群中に配置された負の屈折力のレンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特許文献7では、物体側から像側へ順に正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、正の屈折力を有する第5レンズ群より構成される5群のズームレンズにおいて、第4レンズ群を光軸と略垂直な方向に移動させることによって画像のブレを補償する構成を開示している。
特開平5−224160号公報 特開平8−136862号公報 特開平10−133113号公報 特開2002−162564号公報 特開2001−100099号公報 特開2004−126631号公報 特開平10−90601号公報
一般に撮影系の一部のレンズ群を振動させて撮影画像のブレをなくし、静止画像を得る機構には画像のブレの補正量が大きいことやブレ補正の為に振動させるレンズ群(防振レンズ群)の移動量や回転量が少ないこと、そして装置全体が小型であること等が要望されている。
周知のとおり、防振レンズ群を偏心させたときに偏心収差が多く発生すると、画像のブレを補正したときに偏心収差の発生によって画像がボケてくる。したがって防振機能を有した光学系においては、防振レンズ群を光紬と直交する方向に移動させて偏心状態にしたときの偏心収差発生量が少ないことや、防振敏感度(防振レンズ群の単位移動量△Hに対する画像のブレの補正量△Xとの比△X/△H)の設定が適切であることや、画像のブレ補正の応答性を良好とするために、防振レンズ群の重量の軽減やレンズ外径の小型化等が必要とされている。
本発明は、振動補償(防振)のための機構を具備し、装置全体の小型化を可能とし、かつ振動補償時に良好な画像を得ることができるズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より構成され、広角端に比べて望遠端において、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が大きくなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が小さくなり、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が大きくなり、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が小さくなるズームレンズにおいて、前記第4レンズ群は、光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動することによって像位置を変化させる防振レンズ群を有し、単一レンズまたは接合レンズを1つのレンズ成分とするとき、前記第3レンズ群は、少なくとも3つの正レンズ成分を備えると共に、少なくとも1つの非球面形状のレンズ面を含み、望遠端における前記防振レンズ群の横倍率をβist、望遠端における前記防振レンズ群より像側に位置する光学系の横倍率をβrt、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
1.0<|(1−βist)×βrt|<2.0
0.872≦f1/ft<1.3
0.05<|f2|/ft<0.2
0.25<f5/ft<0.7
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、振動補償(防振)のための機構を具備し、装置全体の小型化を可能とし、かつ振動補償時に良好な画像を得ることができる防振機能を有したズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1(A),(B),(C)は本発明の実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図、図2,図3,図4はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図5(A),(B),(C)は本発明の実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図、図6,図7,図8はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図9(A),(B),(C)は本発明の実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図、図10,図11,図12はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図13(A),(B),(C)は本発明の実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図、図14,図15,図16はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図17は本発明のズームレンズを備えるデジタルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。
各実施例のズームレンズは撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図1,5,9,13において、左方が被写体側(前方)で右方が像側(後方)である。
各実施例のズームレンズは、レンズ断面図に示すように、光軸に対し垂直方向の成分を持つように移動させて像位置を変える負の屈折力の防振レンズ群ISを含む全体として負の屈折力のレンズ群Bと、レンズ群Bの物体側に隣接して配置された正の屈折力のレンズ群Aを有し、ズーミングに際して、レンズ群Aとレンズ群Bとが間隔を変えながら移動するズームレンズである。
ここでレンズ群Aは少なくとも3つの正レンズ成分(1つのレンズ成分は単一レンズ又は接合レンズで構成される)と、少なくとも1つの非球面形状のレンズ面を含んでいる。
一般にレンズ群を小型化するためには、レンズ外径(レンズ有効径)を小さくする必要がある。レンズ外径を小さくするためには、レンズ群に入射する光束をそのレンズ群の光入射側で充分に収斂させることが必要となる。
そのためには、レンズ群の物体側に強い正の屈折力を有するレンズ群を配置すればよいが、屈折力をあまり強くすると、球面収差等の収差が多く発生しやすくなり、良好なる光学性能を維持することが困難になってくる。
そこで各実施例では防振レンズ群ISの物体側に、正の屈折力の少なくとも3つの正レンズ成分を有し、かつ少なくとも1つの非球面形状のレンズ面を有するレンズ群Aを配置し、防振レンズ群ISの外径を小型化にしている。レンズ群Aの正の屈折力を3つの正レンズ成分で分担し、更に非球面を配置することで、強い屈折力と収差補正を同時に達成しやすくしている。このとき、非球面形状は光軸から離れるにしたがって(レンズ中心から周辺にいくにつれて)正の屈折力が小さくなる形状が望ましい。
また、光学系全体で効率良くズーミングするために、ズーミングに際してレンズ群Aと防振レンズ群ISを含むレンズ群Bとの間隔を変化させ、変倍に寄与できるようにしている。さらに、ズーミングに伴う軸上色収差の変動を抑制しやすくする為に、レンズ群A中の正レンズの材料のアッベ数の平均値よりも小さいアッベ数の材料より成る負レンズをレンズ群A中に少なくとも1枚配置している。
又、ズーミングに際しては、広角端に比べ望遠端でのレンズ群Aとレンズ群Bとの間隔が大きくなるようにレンズ群Aとレンズ群Bは移動している。
これにより軸上光束径が増大する望遠端において、レンズ群Aから射出した軸上光束が収斂する距離を確保しやすくして、防振レンズ群ISの小型化を容易にしている。
各実施例においてレンズ群Bは負の屈折力の防振レンズ群ISと負の屈折力のサブレンズ群BSより成っている。
図1,図5,図9の実施例1〜3ではレンズ群Bはズーミングに際して防振レンズ群ISとサブレンズ群BSとの間隔は変化しないように双方を一体的に移動させている。
図13の実施例4ではレンズ群Bはズーミングに際して、防振レンズ群ISとサブレンズ群BSとの間隔が変化するように双方を移動させている。
レンズ群Bの像側には、正の屈折力のレンズ群Cが配置されており、広角端に比べ望遠端での防振レンズ群ISを含むレンズ群Bとレンズ群Cとの間隔が小さくなるようにズーミングに際してレンズ群Cを移動させている。
これにより、光学系全体のズーム比の確保と望遠端における防振敏感度を適切に確保している。
特に広角端から望遠端へのズーミングの際、レンズ群Aとレンズ群Bの距離が小さくなり、レンズ群B中の負の屈折力を有する防振レンズ群ISとレンズ群Cの距離が小さくなるようにして、光学系全体で効率よく変倍している。特にレンズ群Cの増倍効果によって、所定の大きさの防振敏感度の確保を容易にしている。
レンズ群Aの物体側には、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2が配置されており、広角端に比べ望遠端での第1レンズ群L1と該第2レンズ群L2の間隔が大きく、第2レンズ群L2とレンズ群Aの間隔が小さくなるように、ズーミングに際して各レンズ群が移動している。
これによりポジティブリードタイプのパワー配置とすることができ、所定のズーム比を効果的に得ている。
次に各実施例のズームレンズの構成について説明する。
図1,図5,図9,図13のレンズ断面図において、L1は正の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。
ここで第3レンズ群L3はレンズ群A、第4レンズ群L4はレンズ群B、第5レンズ群L5はレンズ群Cに相当している。
第4レンズ群L4は、防振レンズ群ISに相当する負の屈折力の第4aレンズ群L4aと、サブレンズ群BSに相当する負の屈折力の第4bレンズ群とを有している。第3レンズ群L3は、2つの正の屈折力の単レンズと、1つの正の屈折力の接合レンズの3つのレンズ成分で構成されている。
SPは開口絞り、FSはズーミングに際して開口径を変化させるFナンバー絞りであり、各々第3レンズ群L3中と第3レンズ群L3の物体側に位置している。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する。
各実施例では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように、第1レンズ群L1は、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2との間隔が広がるように物体側へ移動している。第2レンズ群L2は像側に凸形状の軌跡を有するように移動している。第3レンズ群L3は、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間隔が狭くなるように物体側へ移動している。第4レンズ群L4は、第3レンズ群L3との間隔が広がるように物体側へ移動している。第5レンズ群L5は、第4レンズ群L4との間隔が狭くなるように第3レンズ群L3と一体的に物体側へ移動している。
図1,図5,図9の実施例1,2,3ではズーミングに際して、第4aレンズ群L4aと第4bレンズ群L4bは一体的に移動している。
図13の実施例4では、ズーミングに際して第4aレンズ群L4aと第4bレンズ群L4bとの間隔を変えるように該第4aレンズ群L4aと第4bレンズ群L4bは移動している。これによってズーミングに伴う像面変動を少なくなるようにしている。
開口絞りSPとFナンバー絞りFSは、ズーミングに際して第3レンズ群L3と一体的に移動する。
各実施例においてフォーカスは第2レンズ群L2を移動させて行っている。
尚、フォーカスはレンズ系全体又は複数のレンズ群を移動させて行っても良い。
防振用の第4aレンズ群L4aは、光軸と垂直方向の成分を持つように移動させて、ズームレンズ全系が形成する結像位置を光軸と垂直方向に変化させている。
第4aレンズ群L4aは、正レンズと負レンズとの接合レンズより成り、第4bレンズ群L4bは正レンズと負レンズの接合レンズより成っている。
尚、各実施例において、第4bレンズ群L4bを防振レンズ群としても良く、又第4レンズ群L4全体を防振レンズ群としても良い。
各実施例では、結像位置(画像)の変位を行う防振レンズ群ISを前述の如く構成することによって、高い防振敏感度を確保し、かつ防振時に発生する偏芯倍率色収差が少なくなるようにしている。
尚、図1,図5,図9の実施例1,2,3は全体として5つのレンズ群より成る5群ズームレンズとして、又図13の実施例4は全体として6つのレンズ群より成る6群ズームレンズとして取り扱うことができる。
物体側から像側へ順に、正、負、正、負、正の屈折力のレンズ群を有し、広角端から望遠端のズーミングの際、各レンズ群が間隔変化を行うズームレンズは、ズーム効率が高いことで知られており、従来から様々な高変倍のズームレンズに採用されている。
ここで、上記レンズタイプを含め所謂ポジティブリードタイプのズームレンズは前玉に加えて、主変倍レンズ群である負の屈折力の第2レンズ群も比較的大型のレンズ系となる。したがって、各実施例のズームレンズを上記ズームタイプに適用しようとすると、正の屈折力の第3レンズ群をレンズ群Aとし、負の屈折力の第4レンズ群をレンズ群Bとし、第4レンズ群を構成する少なくとも一部のレンズ群を光軸と略垂直方向の成分を持つように移動させることによって防振を行えば、効率よく防振レンズ群ISの小型化ができ、高ズーム比と装置全体の小型化を両立しやすくなる。
さらに後述するように条件式(1)を満足することによって、望遠端における防振敏感度を適切に設定している。
又、第3レンズ群L3中に設ける非球面形状は光軸から離れるにしたがって正の屈折力が小となる形状とし、また、ズーミングに伴う軸上色収差の変動を抑制しやすくする為に、第3レンズ群L3中の正レンズの材料のアッベ数の平均値よりもアッベ数の小さい材料より成る負レンズを第3レンズ群中に少なくとも1枚配置している。
又、各実施例では次の条件式のうち1以上を満足するようにして、各条件式に相当する効果を得ている。
望遠端における防振レンズ群ISの横倍率をβist、望遠端における防振レンズ群ISより像側に位置する光学系の横倍率βrt、望遠端における全系の焦点距離をft、防振レンズ群ISの焦点距離をfis、レンズ群A,B,C(第3,第4,第5レンズ群)の焦点距離を順にf3f4f5、防振レンズ群ISの最も物体側の面の曲率半径をRis1、第1,第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、レンズ群Bが光軸と垂直方向の成分を持つように移動して像位置を変える防振レンズ群ISと、ズーミングに際して防振レンズ群ISとの間隔を変えるサブレンズ群BSとを有するときの、望遠端におけるレンズ群Bの焦点距離をf4tとするとき、
1.0 < |(1−βist)×βrt|< 2.0 ・・・・・(1)
0.3 < |fis|/ft < 0.7 ・・・・・(2)
0.15< |f4|/ft<0.45 ・・・・・(3)
0.3 < |Ris1|/ft ・・・・・(4)
0.15<f3/ft<0.3 ・・・・・(5)
0.872 ≦ f1 /ft < 1.3 ・・・・・(6)
0.05 < |f2|/ft < 0.2 ・・・・・(7)
0.25 < f5 /ft < 0.7 ・・・・・(8)
0.15 < |f4t|/ft < 0.45 ・・・・・(9)
の条件のうち1以上を満足するようにしている。
条件式(1)は、防振レンズ群ISの望遠端における防振敏感度を適切に設定するための条件である。下限を越えると防振敏感度が小さくなりすぎ、画像のブレ補正時の防振レンズ群ISの変位量が大きくなりすぎる。このために、防振レンズ群ISの変位スペースや、防振レンズ群を変位させる為のアクチュエータが大型化するため、結果として装置全体が大型化するので望ましくない。また上限を超えると、防振敏感度が大きくなりすぎるため、防振レンズ群ISの変位量の制御が困難となり、良好な防振性能を得るのが難しくなる。
条件式(2)は、防振レンズ群ISの焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると望遠端における防振敏感度をある程度大きくするのが困難となる。又、上限を越えると防振敏感度が大きくなりすぎるので良くない。
条件式(3)はレンズ群B、条件式(9)は望遠端におけるレンズ群B(第4レンズ群L4)の焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると光学系全体で所定のズーム比を確保するのが難しくなり、又上限を越えるとズーミングに伴う球面収差の変動の抑制が困難となる。
条件式(4)は防振レンズ群ISの最も物体側の面の曲率半径を適切に設定するものである。下限を越えると防振時の収差の補正が困難になる。
条件式(5)はレンズ群A(第3レンズ群L3)の焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると光学系全体で所定のズーム比を確保するのが難しくなり、又レンズ群Aによる軸上光束の収斂作用が小さくなり過ぎるために防振レンズ群ISの小型化が困難になってくる。上限を越えるとズーミングに伴う球面収差の変動を小さくするのが困難となる。
条件式(6)は第1レンズ群L1の焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると特に、望遠端における球面収差の補正が困難となり、又上限を越えるとテレフォトタイプのパワー配置とするのが難しくなり、望遠端のFナンバーを明るくすることが困難となる。
条件式(7)は第2レンズ群L2の焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると特に広角端における負の歪曲収差の補正が困難となり、又上限を越えると高いズーム比を確保するのが困難となってくる。
条件式(8)はレンズ群C(第5レンズ群L5)の焦点距離を適切に設定するものである。下限を越えると特に、広角端において、所定の長さのバックフォーカスを確保するのが困難となる。又、上限を越えると特に、広角端における負の歪曲収差を少なくするのが困難となってくる。
尚、各実施例において、更に好ましくは、前述の条件式(1)〜(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.2 < |(1−βist)×βrt|< 1.7 ・・・・・(1a)
0.35< |fis|/ft < 0.6 ・・・・・(2a)
0.20< |f4|/ft<0.35 ・・・・・(3a)
0.4 < |Ris1|/ft ・・・・・(4a)
0.18<f3/ft<0.27 ・・・・・(5a)
0.872 ≦ f1 /ft < 1.10 ・・・・・(6a)
0.1 < |f2|/ft < 0.17 ・・・・・(7a)
0.35 < f5 /ft < 0.60 ・・・・・(8a)
0.20 < |f4t|/ft < 0.35 ・・・・・(9a)
以上のように各実施例によれば、標準域を含み高いズーム比を持ちながらも全ズーム域にわたって良好な光学性能を維持するとともに、振動補償(防振)のための機構を具備した際にも装置全体の小型化を可能とし、かつ振動補償時にも良好な画像を得ることができる防振機能を有したズームレンズが得られる。
以下に、実施例1〜4に各々対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順番を示し、Riは各面の曲率半径、Diは第i面と第i面+1面との間の部材肉厚又は空気間隔、Ni、νiはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてXとするとき、
で表わされる。但し、Rは近軸曲率半径、A,B,C,D,Eは非球面係数である。
又、[e−X]は[×10−X]を意味している。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を表わす。
又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を[表1]に示す。

数値実施例 1

f= 24.92〜 101.90 Fno= 4.12 〜 4.92 2ω=81.9 〜 24.0

R 1 = 162.088 D 1 = 1.80 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 63.118 D 2 = 8.44 N 2 = 1.603112 ν 2 = 60.6
R 3 = ∞ D 3 = 0.15
R 4 = 47.827 D 4 = 6.11 N 3 = 1.804000 ν 3 = 46.6
R 5 = 108.632 D 5 = 可変
* R 6 = 137.316 D 6 = 0.05 N 4 = 1.524210 ν 4 = 51.4
R 7 = 78.840 D 7 = 1.20 N 5 = 1.834807 ν 5 = 42.7
R 8 = 13.922 D 8 = 6.47
R 9 = -29.385 D 9 = 1.00 N 6 = 1.882997 ν 6 = 40.8
R10 = 57.649 D10 = 0.15
R11 = 36.545 D11 = 5.26 N 7 = 1.805181 ν 7 = 25.4
R12 = -26.885 D12 = 0.67
R13 = -20.037 D13 = 1.21 N 8 = 1.772499 ν 8 = 49.6
R14 = -46.820 D14 = 可変
R15 = Fno絞り D15 = 0.00
R16 = 31.436 D16 = 3.52 N 9 = 1.438750 ν 9 = 95.0
R17 = -824.359 D17 = 1.14
R18 = 絞り D18 = 0.06
R19 = 28.850 D19 = 1.30 N10 = 1.784723 ν10 = 25.7
R20 = 16.816 D20 = 7.77 N11 = 1.487490 ν11 = 70.2
R21 = -70.416 D21 = 0.15
* R22 = 54.991 D22 = 4.01 N12 = 1.583126 ν12 = 59.4
R23 = -67.724 D23 = 可変
R24 = -57.414 D24 = 3.19 N13 = 1.846660 ν13 = 23.9
R25 = -16.614 D25 = 0.80 N14 = 1.762001 ν14 = 40.1
R26 = 62.852 D26 = 2.78
R27 = -83.505 D27 = 2.29 N15 = 1.805181 ν15 = 25.4
R28 = -28.764 D28 = 1.00 N16 = 1.834000 ν16 = 37.2
R29 = 803.160 D29 = 可変
* R30 = 140.201 D30 = 0.08 N17 = 1.524210 ν17 = 51.4
R31 = 198.013 D31 = 6.28 N18 = 1.589130 ν18 = 61.1
R32 = -26.480 D32 = 0.15
R33 = -325.617 D33 = 6.72 N19 = 1.487490 ν19 = 70.2
R34 = -21.088 D34 = 2.00 N20 = 1.846660 ν20 = 23.9
R35 = -68.803


\焦点距離 24.92 50.00 101.90
可変間隔\
D 5 2.47 18.46 34.54
D14 19.55 8.26 1.34
D23 2.00 7.11 10.79
D29 9.80 4.69 1.01


非球面係数

6面 : A=0.00000e+00 B=1.78133e-05 C=-2.42673e-08 D=-4.58457e-11
E=4.70544e-13 F=0.00000e+00

22面 : A=0.00000e+00 B=-1.20966e-05 C=-5.81218e-09 D=8.34478e-12
E=-6.61383e-14 F=0.00000e+00

30面 : A=0.00000e+00 B=-8.50471e-06 C=2.78091e-09 D=1.69396e-11
E=-3.55921e-14 F=0.00000e+00

数値実施例 2

f= 24.70〜 101.90 Fno= 4.12 〜 4.88 2ω=82.4 〜 24.0

R 1 = 163.414 D 1 = 2.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 63.931 D 2 = 8.56 N 2 = 1.603112 ν 2 = 60.6
R 3 = -6534.851 D 3 = 0.15
R 4 = 47.133 D 4 = 6.18 N 3 = 1.804000 ν 3 = 46.6
R 5 = 104.404 D 5 = 可変
* R 6 = 111.469 D 6 = 1.25 N 4 = 1.834807 ν 4 = 42.7
R 7 = 13.619 D 7 = 6.55
R 8 = -28.098 D 8 = 1.00 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 63.117 D 9 = 0.15
R10 = 37.714 D10 = 4.80 N 6 = 1.805181 ν 6 = 25.4
R11 = -25.864 D11 = 0.61
R12 = -19.726 D12 = 1.32 N 7 = 1.772499 ν 7 = 49.6
R13 = -45.083 D13 = 可変
R14 = Fno絞り D14 = 0.00
R15 = 30.043 D15 = 3.75 N 8 = 1.438750 ν 8 = 95.0
R16 = -783.410 D16 = 1.11
R17 = 絞り D17 = 0.03
R18 = 29.513 D18 = 1.30 N 9 = 1.784723 ν 9 = 25.7
R19 = 16.612 D19 = 7.58 N10 = 1.487490 ν10 = 70.2
R20 = -73.923 D20 = 0.15
* R21 = 52.860 D21 = 4.11 N11 = 1.583126 ν11 = 59.4
R22 = -65.809 D22 = 可変
R23 = -59.753 D23 = 3.12 N12 = 1.846660 ν12 = 23.9
R24 = -17.099 D24 = 0.80 N13 = 1.762001 ν13 = 40.1
R25 = 64.048 D25 = 2.62
R26 = -81.495 D26 = 2.65 N14 = 1.805181 ν14 = 25.4
R27 = -23.512 D27 = 1.00 N15 = 1.834000 ν15 = 37.2
R28 = 526.731 D28 = 可変
* R29 = 123.553 D29 = 6.59 N16 = 1.583126 ν16 = 59.4
R30 = -25.580 D30 = 0.15
R31 = -201.300 D31 = 6.50 N17 = 1.487490 ν17 = 70.2
R32 = -19.764 D32 = 2.00 N18 = 1.846660 ν18 = 23.9
R33 = -62.989


\焦点距離 24.70 50.00 101.90
可変間隔\
D 5 2.47 17.81 34.61
D13 19.60 8.02 1.39
D22 2.00 7.23 10.72
D28 9.74 4.51 1.02


非球面係数

6面 : A=0.00000e+00 B=1.18577e-05 C=-1.33021e-08 D=-5.00695e-11
E=3.57384e-13 F=0.00000e+00

21面 : A=0.00000e+00 B=-1.19171e-05 C=-5.42206e-09 D=3.92367e-12
E=-4.88323e-14 F=0.00000e+00

29面 : A=0.00000e+00 B=-7.59788e-06 C=5.23723e-09 D=1.24060e-11
E=-2.68296e-14 F=0.00000e+00


数値実施例 3

f= 24.70〜 101.89 Fno= 4.12 〜 4.90 2ω=82.4 〜 24.0

R 1 = 158.837 D 1 = 2.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 65.553 D 2 = 8.20 N 2 = 1.592400 ν 2 = 68.3
R 3 = -9068.522 D 3 = 0.15
R 4 = 47.059 D 4 = 6.00 N 3 = 1.804000 ν 3 = 46.6
R 5 = 101.765 D 5 = 可変
* R 6 = 104.095 D 6 = 1.25 N 4 = 1.834807 ν 4 = 42.7
R 7 = 13.810 D 7 = 6.63
R 8 = -29.327 D 8 = 1.00 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 59.023 D 9 = 0.15
R10 = 36.956 D10 = 5.00 N 6 = 1.805181 ν 6 = 25.4
R11 = -26.906 D11 = 0.66
R12 = -19.935 D12 = 1.21 N 7 = 1.772499 ν 7 = 49.6
R13 = -45.313 D13 = 可変
R14 = Fno絞り D14 = 0.00
R15 = 33.668 D15 = 3.49 N 8 = 1.496999 ν 8 = 81.5
R16 = -3404.268 D16 = 1.18
R17 = 絞り D17 = 0.03
R18 = 29.521 D18 = 1.30 N 9 = 1.784723 ν 9 = 25.7
R19 = 16.704 D19 = 7.66 N10 = 1.487490 ν10 = 70.2
R20 = -65.979 D20 = 0.15
* R21 = 56.138 D21 = 4.06 N11 = 1.583126 ν11 = 59.4
R22 = -67.959 D22 = 可変
R23 = -57.542 D23 = 3.10 N12 = 1.846660 ν12 = 23.9
R24 = -17.078 D24 = 0.80 N13 = 1.762001 ν13 = 40.1
R25 = 66.347 D25 = 2.57
R26 = -88.635 D26 = 2.60 N14 = 1.805181 ν14 = 25.4
R27 = -24.683 D27 = 1.00 N15 = 1.834000 ν15 = 37.2
R28 = 431.537 D28 = 可変
* R29 = 169.426 D29 = 6.36 N16 = 1.583126 ν16 = 59.4
R30 = -25.975 D30 = 0.15
R31 = -346.720 D31 = 6.31 N17 = 1.496999 ν17 = 81.5
R32 = -21.075 D32 = 2.00 N18 = 1.846660 ν18 = 23.9
R33 = -68.473


\焦点距離 24.70 50.01 101.89
可変間隔\
D 5 2.47 17.90 34.62
D13 19.96 8.17 1.39
D22 2.00 7.24 10.87
D28 9.90 4.66 1.03


非球面係数

6面 : A=0.00000e+00 B=1.12669e-05 C=-1.22832e-08 D=-4.03407e-11
E=3.10610e-13 F=0.00000e+00

21面 : A=0.00000e+00 B=-1.06404e-05 C=-2.82821e-09 D=1.61365e-11
E=-5.24940e-14 F=0.00000e+00

29面 : A=0.00000e+00 B=-7.67472e-06 C=1.84327e-09 D=1.97516e-11
E=-4.59622e-14 F=0.00000e+00

数値実施例 4

f= 24.70〜 101.90 Fno= 4.12 〜 4.89 2ω=82.4 〜 24.0

R 1 = 168.793 D 1 = 2.00 N 1 = 1.846660 ν 1 = 23.9
R 2 = 64.266 D 2 = 8.38 N 2 = 1.603112 ν 2 = 60.6
R 3 = -4334.683 D 3 = 0.15
R 4 = 46.720 D 4 = 6.15 N 3 = 1.804000 ν 3 = 46.6
R 5 = 104.405 D 5 = 可変
* R 6 = 105.467 D 6 = 1.25 N 4 = 1.834807 ν 4 = 42.7
R 7 = 13.577 D 7 = 6.65
R 8 = -28.166 D 8 = 1.00 N 5 = 1.882997 ν 5 = 40.8
R 9 = 65.531 D 9 = 0.15
R10 = 37.847 D10 = 4.95 N 6 = 1.805181 ν 6 = 25.4
R11 = -26.028 D11 = 0.61
R12 = -19.917 D12 = 1.21 N 7 = 1.772499 ν 7 = 49.6
R13 = -45.900 D13 = 可変
R14 = Fno絞り D14 = 0.00
R15 = 33.981 D15 = 3.67 N 8 = 1.496999 ν 8 = 81.5
R16 = -488.332 D16 = 1.06
R17 = 絞り D17 = 0.03
R18 = 29.761 D18 = 1.30 N 9 = 1.784723 ν 9 = 25.7
R19 = 16.390 D19 = 7.56 N10 = 1.487490 ν10 = 70.2
R20 = -80.456 D20 = 0.15
* R21 = 56.798 D21 = 4.16 N11 = 1.583126 ν11 = 59.4
R22 = -59.803 D22 = 可変
R23 = -63.166 D23 = 3.02 N12 = 1.846660 ν12 = 23.9
R24 = -17.903 D24 = 0.80 N13 = 1.762001 ν13 = 40.1
R25 = 66.095 D25 = 可変
R26 = -64.435 D26 = 2.83 N14 = 1.805181 ν14 = 25.4
R27 = -20.053 D27 = 1.00 N15 = 1.834000 ν15 = 37.2
R28 = 1076.865 D28 = 可変
* R29 = 123.114 D29 = 6.68 N16 = 1.583126 ν16 = 59.4
R30 = -25.160 D30 = 0.15
R31 = -304.733 D31 = 6.92 N17 = 1.487490 ν17 = 70.2
R32 = -19.636 D32 = 2.00 N18 = 1.846660 ν18 = 23.9
R33 = -63.219


\焦点距離 24.70 50.00 101.90
可変間隔\
D 5 2.47 17.77 34.24
D13 20.01 8.16 1.39
D22 2.00 7.50 10.94
D25 4.00 2.73 2.19
D28 8.15 3.92 1.02


非球面係数

6面 : A=0.00000e+00 B=1.10425e-05 C=-1.13013e-08 D=-5.57536e-11
E=3.43203e-13 F=0.00000e+00

21面 : A=0.00000e+00 B=-1.00629e-05 C=9.87555e-12 D=1.36411e-11
E=1.79752e-14 F=0.00000e+00

29面 : A=0.00000e+00 B=-7.67333e-06 C=5.53403e-09 D=1.67441e-11
E=-4.06057e-14 F=0.00000e+00

次に、本発明のズームレンズを用いた一眼レフカメラシステムの実施形態を、図17を用いて説明する。図17において、10は一眼レフカメラ本体、11は本発明によるズームレンズを搭載した交換レンズ、12は交換レンズ11を通して得られる被写体像を受光するフィルムや撮像素子などの感光面、13は交換レンズ11からの被写体像を観察するファインダー光学系、14は交換レンズ11からの被写体像を感光面12とファインダー光学系13に切り替えて伝送するための回動するクイックリターンミラーである。ファインダーで被写体像を観察する場合は、クイックリターンミラー14を介してピント板15に結像した被写体像をペンタプリズム16で正立像としたのち、接眼光学系17で拡大して観察する。撮影時にはクイックリターンミラー14が矢印方向に回動して被写体像は感光面12上に結像する。18はサブミラー、19は焦点検出装置である。
このように本発明のズームレンズを一眼レフカメラ交換レンズ等の光学機器に適用することにより、高い光学性能を有した光学機器が実現できる。
尚、本発明はクイックリターンミラーのない一眼レフカメラにも同様に適用することができる。
以上のように各実施例によれば、ズームレンズが振動(傾動)したときの画像のブレを、ズームレンズを構成する一部のレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることにより、光学的に補正して静止画像が得られ、撮影画像の安定化を図った写真用カメラや、ビデオカメラ、電子スチルカメラ、デジタルカメラそして3-CCD対応の電子カメラ等の撮像装置が得られる。
実施例1のレンズ断面図 実施例1に対応する数値実施例の広角端における収差図 実施例1に対応する数値実施例の中間のズーム位置における収差図 実施例1に対応する数値実施例の望遠端における収差図 実施例2のレンズ断面図 実施例2に対応する数値実施例の広角端における収差図 実施例2に対応する数値実施例の中間のズーム位置における収差図 実施例2に対応する数値実施例の望遠端における収差図 実施例3のレンズ断面図 実施例3に対応する数値実施例の広角端における収差図 実施例3に対応する数値実施例の中間のズーム位置における収差図 実施例3に対応する数値実施例の望遠端における収差図 実施例4のレンズ断面図 実施例4に対応する数値実施例の広角端における収差図 実施例4に対応する数値実施例の中間のズーム位置における収差図 実施例4に対応する数値実施例の望遠端における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
L5 第5レンズ群
FS Fナンバー絞り
SP 開口絞り
IP 像面
d d線
g g線
S.C 正弦条件
ΔS サジタル像面
ΔM メリディオナル像面
Y 像高

Claims (7)

  1. 物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より構成され、広角端に比べて望遠端において、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が大きくなり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が小さくなり、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が大きくなり、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が小さくなるズームレンズにおいて、前記第4レンズ群は、光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動することによって像位置を変化させる防振レンズ群を有し、単一レンズまたは接合レンズを1つのレンズ成分とするとき、前記第3レンズ群は、少なくとも3つの正レンズ成分を備えると共に、少なくとも1つの非球面形状のレンズ面を含み、望遠端における前記防振レンズ群の横倍率をβist、望遠端における前記防振レンズ群より像側に位置する光学系の横倍率をβrt、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    1.0<|(1−βist)×βrt|<2.0
    0.872≦f1/ft<1.3
    0.05<|f2|/ft<0.2
    0.25<f5/ft<0.7
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第4レンズ群は、ズーミングに際して前記防振レンズ群との間隔が変化するサブレンズ群を有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 望遠端における前記第4レンズ群の焦点距離をf4t、前記防振レンズ群の焦点距離をfis、前記防振レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をRis1とするとき、
    0.3<|fis|/ft<0.7
    0.15<|f4t|/ft<0.45
    0.3<|Ris1|/ft
    なる条件を満足することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群の焦点距離をf4、前記防振レンズ群の焦点距離をfis、前記防振レンズ群の最も物体側の面の曲率半径をRis1とするとき、
    0.3<|fis|/ft<0.7
    0.15<|f4|/ft<0.45
    0.3<|Ris1|/ft
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とするとき、
    0.15<f3/ft<0.3
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズーミングと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
JP2005044497A 2005-02-21 2005-02-21 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Expired - Fee Related JP4865239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005044497A JP4865239B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005044497A JP4865239B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006227526A JP2006227526A (ja) 2006-08-31
JP2006227526A5 JP2006227526A5 (ja) 2008-03-27
JP4865239B2 true JP4865239B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=36988927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005044497A Expired - Fee Related JP4865239B2 (ja) 2005-02-21 2005-02-21 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4865239B2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5201809B2 (ja) * 2006-07-06 2013-06-05 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US7804652B2 (en) 2007-05-30 2010-09-28 Hoya Corporation Zoom lens system
JP5100411B2 (ja) * 2008-01-23 2012-12-19 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US7974012B2 (en) 2008-03-31 2011-07-05 Nikon Corporation Zoom lens system, optical device with the zoom lens system, and method of manufacturing the zoom lens system
CN102112905B (zh) * 2008-07-28 2013-10-16 株式会社尼康 变焦镜头、具有其的光学设备、和制造变焦镜头的方法
JP5641680B2 (ja) * 2008-07-28 2014-12-17 株式会社ニコン ズームレンズ、これを有する光学機器
JP5344279B2 (ja) * 2008-07-28 2013-11-20 株式会社ニコン ズームレンズ、これを有する光学機器及び変倍方法
JP5448028B2 (ja) * 2008-07-28 2014-03-19 株式会社ニコン ズームレンズ、これを有する光学機器
JP5344589B2 (ja) * 2009-03-31 2013-11-20 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5448574B2 (ja) 2009-05-26 2014-03-19 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
EP2360504B1 (en) * 2010-02-24 2016-04-06 Nikon Corporation Zoom lens system, optical apparatus and method for manufacturing zoom lens system
JP5895497B2 (ja) * 2010-12-17 2016-03-30 株式会社ニコン 光学系、撮像装置、光学系の製造方法
WO2012081603A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 株式会社ニコン 光学系、撮像装置、光学系の製造方法
US9519155B2 (en) 2010-12-17 2016-12-13 Nikon Corporation Optical system, imaging apparatus and method for manufacturing the optical system
JP6238153B2 (ja) * 2012-06-15 2017-11-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP6172947B2 (ja) * 2013-01-11 2017-08-02 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP6323045B2 (ja) * 2014-02-17 2018-05-16 株式会社ニコン 変倍光学系
US10126536B2 (en) 2016-02-24 2018-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and image pickup apparatus including the same
JP2016128930A (ja) * 2016-02-24 2016-07-14 リコーイメージング株式会社 ズームレンズ系及びこれを備えた電子撮像装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2621387B2 (ja) * 1988-07-26 1997-06-18 キヤノン株式会社 防振機能を有した変倍光学系
JPH07152002A (ja) * 1993-11-29 1995-06-16 Nikon Corp 防振機能を備えたズームレンズ
JPH1039210A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Nikon Corp ズームレンズ
JPH1039216A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Nikon Corp ズームレンズ
JPH1090601A (ja) * 1996-09-12 1998-04-10 Nikon Corp 防振機能を備えたズームレンズ
JP3564014B2 (ja) * 1999-09-28 2004-09-08 キヤノン株式会社 防振機能を有したズームレンズ及びそれを有するテレビカメラ
JP3598971B2 (ja) * 2000-04-07 2004-12-08 ミノルタ株式会社 撮像レンズ装置
JP3524482B2 (ja) * 2000-09-26 2004-05-10 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP2003287681A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Minolta Co Ltd 撮像レンズ装置
JP4360088B2 (ja) * 2003-01-22 2009-11-11 株式会社ニコン ズームレンズ
JP4333151B2 (ja) * 2003-02-03 2009-09-16 株式会社ニコン ズームレンズ
JP4586961B2 (ja) * 2004-03-30 2010-11-24 株式会社ニコン 防振機能を有するズームレンズ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006227526A (ja) 2006-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4865239B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5100411B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4834360B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5201809B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5142829B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5202003B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5006634B2 (ja) ズームレンズ及びこれを有する撮像装置
US6646804B2 (en) Zoom lens system and optical apparatus using the same
JP4944499B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4146977B2 (ja) ズームレンズ
JP5053750B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4928165B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2009175324A5 (ja)
JP4695912B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2007316288A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置
JP2007148056A (ja) ズーム光学系
JP2008046208A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2007003600A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2006058584A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2009042270A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2006189627A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4545849B2 (ja) 変倍光学系
JP4677210B2 (ja) ズームレンズおよびそれを用いた撮像装置
JP5305671B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2005215518A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees