JP5900994B2 - 設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラム - Google Patents

設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラム Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2012−142798号(2012年6月26日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラムに関し、特に、作業員が効率良く設備を点検できるように支援する設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラムに関する。
現代社会においては、様々な設備に対する点検作業が行われている。例えば、ビル、マンション、ホテルなどの建物に設置された電気設備の点検、自動車、電気製品などの生産ラインにおける工作機械の点検、オフィスに設置された情報通信機器の点検などが、設備を管理する業者の作業員や、設備を利用する利用者自身によって行われている。
一例として、特許文献1には、調査員が電気設備の定期調査を効率良く行うための支援システムが記載されている。
特開2008−140317号公報
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
特許文献1に記載された支援システムは、電気設備が配置された構造物の見取り図を表示するとともに、点検すべき電気設備の配置箇所を示すマークを見取り図中に表示したり、調査時のノウハウを文章化したコメントを見取り図中に挿入する機能を有する。これらの機能によると、作業者が事前に電気設備の配置箇所を知っている必要がなくなると同時に、作業者のノウハウを蓄積して後の定期調査に引き継ぐことも可能となる。
ところで、大規模な点検作業においては、点検項目が多岐に亘り、点検対象となる設備の数も多数となる場合がある。特に、高層ビル、工場、プラントのような大規模な設備を点検する場合、設備が複数の階層に跨る場合がある。一例として、ビル内の電気設備を点検する場合には、「ビル全体」に関連する電気設備が「第1の(最上位の)階層」の設備に相当し、「各フロア(階)」に対して設けられた電気設備が「第2の階層」の設備に相当し、「各フロアの各部屋」に設置された電気設備が「第3の階層」の設備に相当すると見なすことができる。
このようなビル内の電気設備の点検を行う場合、作業者は、第1の階層の設備を点検する際、ビル全体の構造とともに第1の階層の設備の配置を示した配置図を参照する必要がある。また、作業者は、第2の階層の設備を点検する際、各フロアのレイアウトとともに第2の階層の設備の配置を示したより詳細な配置図を参照する必要がある。さらに、作業者は、第3の階層の設備を点検する際、各部屋のレイアウトとともに第3の階層の設備の配置を示したさらに詳細な配置図を参照する必要がある。
このように、被点検設備が複数の階層に跨る場合、作業者は、点検作業の際、各階層の配置図として複数の紙ベースの配置図を携行しなければならず、非常に煩わしい上、作業効率の低下を招くという問題がある。また、異なる階層の設備を点検する都度、携行した複数の配置図の中から該当する配置図を探し出さなければならないという問題もある。
特許文献1に記載された支援システムは移動型(モバイル型)ではなく、作業者が作業現場において使用することはできない上、点検対象の設備が複数の階層に跨ることも考慮されていない。したがって、特許文献1に記載された支援システムによると、上述の問題を解消することができない。
そこで、作業者が複数の階層に跨る設備を効率良く点検できるようにすることが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点に係る設備点検支援装置は、
点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を保持する記憶手段と、
前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する表示手段と、
前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示するように前記表示手段に指示する制御手段と、を備える。
前記制御手段は、前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更するように前記表示手段に指示する。
本発明の第2の視点に係る設備点検支援方法は、
コンピュータが、点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を記憶手段に保持する工程と、
前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する工程と、
前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示する工程と、
前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示する工程と、を含む。
前記設備点検支援方法は、前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更する工程を含む。
本発明の第3の視点に係るプログラムは、
点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を記憶手段に保持する処理と、
前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する処理と、
前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示する処理と、
前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示する処理と、をコンピュータに実行させる。
前記プログラムは、前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更する処理を前記コンピュータに実行させる。
なお、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
本発明に係る設備点検支援装置、設備点検支援方法およびプログラムによると、作業者が複数の階層に跨る設備を効率良く点検することが可能となる。
実施形態に係る設備点検支援装置の構成を一例として示すブロック図である。 実施形態に係る設備点検支援装置の動作を一例として示すフロー図である。 第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図がディスプレイに表示された状態を示す図である。 第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面がディスプレイに表示された状態を示す図である。 第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図がディスプレイに表示された状態を示す図である。 点検済みの設備同士を点検順に結んだ経路、および、最後に点検した設備から次に点検すべき設備への経路がディスプレイに表示された状態を示す図である。
(実施形態)
実施形態に係る設備点検支援装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る設備点検支援装置10の構成を一例として示すブロック図である。図1を参照すると、設備点検支援装置10は、記憶手段11、表示手段12、ディスプレイ13、および、制御手段14を備える。設備点検支援装置10は、スマートフォン、タブレット端末、ノート型PC(Personal Computer)その他のモバイル端末であってもよいが、これらに限定されない。また、ディスプレイ13は、一例として、タッチパネルであってもよい。
なお、以下では、一例として、点検対象とされる設備が2つの階層(上位の階層から順に階層L1、L2とする。)に跨る場合について説明するが、階層の数は3つ以上であってもよい。
記憶手段11は、点検業務において点検対象とされる階層L1の設備の配置を示す配置図(配置図F1とする。)と、階層L2の設備の配置を示す第2の配置図(配置図F2とする。)を保持する。
表示手段12は、階層L1の設備の点検箇所を示すアイコン(アイコンIC1とする。)と、配置図F2に対するリンクを表すアイコン(アイコンIC2とする。)を、配置図F1に重ねてディスプレイ13に表示する。
制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC1が選択された場合、階層L1の設備の点検結果を入力または表示するための画面をディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示する。一方、制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC2が選択された場合、階層L2の設備の点検箇所を示す第3のアイコン(アイコンIC3とする。)を配置図F2に重ねてディスプレイ13に表示するように表示手段12に指示する。ここで、ディスプレイ13がタッチパネルである場合、アイコンの選択とは、アイコンが表示された箇所への接触が検出されることをいう。また、設備点検支援装置10が音声入力機能を有する場合、ユーザの音声入力に応じてアイコンが選択されるようにしてもよい。ただし、アイコンの選択方法は、これらに限定されない。
次に、設備点検支援装置10の動作について、図面を参照して説明する。図2は、設備点検支援装置10の動作を一例として示すフロー図である。
図2を参照すると、記憶手段11は、点検業務において点検対象とされる階層L1の設備の配置を示す配置図F1、および、階層L2の設備の配置を示す配置図F2を保持する(ステップS1)。
表示手段12は、階層L1の設備の点検箇所を示すアイコンIC1、および、配置図F2に対するリンクを表すアイコンIC2を、配置図F1に重ねてディスプレイ13に表示する(ステップS2)。
制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC1が選択された場合(ステップS3のYes)、階層L1の設備の点検結果を入力または表示するための画面をディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示する(ステップS4)。
また、制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC2が選択された場合(ステップS5のYes)、階層L2の設備の点検箇所を示すアイコンIC3を配置図F2に重ねてディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示する(ステップS6)。
設備点検支援装置10によると、作業者が複数の階層に跨る設備を効率良く点検することが可能となる。作業者は、被点検設備が複数の階層に跨る場合であっても、各階層の配置図として複数の紙ベースの配置図を携行する必要がなくなるとともに、他の階層の設備の配置を示す図面へのリンクを辿ることで、他の階層に対する詳細な配置図に対して容易にアクセスすることができるからである。
以下では、具体的な実施例に基づいて、上記実施形態に係る設備点検支援装置10の動作について説明する。一例として、「ABC工場のA棟の1Fに設けられた設備の日次点検」を行う場合について説明する。設備点検支援装置10は、作業者が容易に持ち運び得る携帯端末とする。
また、ABC工場のA棟1Fには、日次点検において点検対象とされる設備が配置された「機材保管倉庫」が含まれるものとする。ここでは、A棟1Fを第1の階層L1とし、その一部である機材保管倉庫を第2の階層L2とする。なお、一例として、階層が2層である場合について説明するが、階層の数は3層以上であってもよいし、第1の階層には、複数の第2の階層が含まれていてもよい。
記憶手段11は、階層L1(A棟1F)に含まれる設備の配置を示す配置図F1と、階層L2(機材保管倉庫)に含まれる設備の配置を示す配置図F2を保持する(図2のステップS1)。
図3は、階層L1(A棟1F)の設備の配置を示す配置図F1がディスプレイ13に表示された状態を示す図である。図3を参照すると、表示手段12は、階層L1(A棟1F)の設備の点検箇所を示すアイコンIC11〜IC13と、階層L2(機材保管倉庫)に含まれる設備の配置を示す配置図F2に対するリンクを表すアイコンIC21とを、配置図F1に重ねてディスプレイ13に表示する(図2のステップS2)。ここでは、アイコンIC11は、階層L1の設備であるベルトコンベアーの点検箇所を示すアイコンとする。なお、図3には、配置図F2以外の配置図に対するリンクとして、アイコンIC22〜IC24も表示されている。
制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC11が選択された場合(図2のステップS3のYes)、階層L1の設備であるベルトコンベアーの点検結果を入力または表示するための画面をディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示する(図2のステップS4)。
図4は、階層L1の設備であるベルトコンベアーの点検結果を入力または表示するための画面がディスプレイ13に表示された状態を示す図である。作業者は、点検結果として、文字データなどのメモを、図4に示した画面に記入することができる。また、作業者は、点検前後の設備を撮影した静止画、動画などを画面に追加することもできる。
一方、制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC21が選択された場合(図2のステップS5のYes)、階層L2(機材保管倉庫)の設備の点検箇所を示すアイコンを、配置図F2に重ねてディスプレイ13に表示するように、表示部12に指示する(図2のステップS6)。
図5は、階層L2(機材保管倉庫)の設備の配置を示す配置図F2がディスプレイ13に表示された状態を示す図である。図5を参照すると、階層L2(機材保管倉庫)の設備の点検箇所を示すアイコンIC31〜IC36が、配置図F2上に表示されている。図5に示した右下のボタンB1は、上位の階層である階層L1(A棟1F)の配置図F1に戻るためのボタンである。制御手段14は、ボタンB1が選択されると、図5に示した画面表示を、図3に示した画面表示に切り替えるように、表示手段12に指示する。
設備点検支援装置10によると、作業者は、被点検設備が階層L1、L2に跨る場合であっても、各階層の配置図として複数の紙ベースの配置図を携行する必要がなくなるとともに、他の階層の設備の配置を示す図面へのリンクを辿ることで、他の階層に対する詳細な配置図に対して容易にアクセスすることができる。したがって、設備点検支援装置10によると、作業者が複数の階層に跨る設備を効率良く点検することが可能となる。
制御手段14は、図4の画面に入力された階層L1の設備であるベルトコンベアーの点検結果に応じて、配置図F1上におけるアイコンIC11の表示態様を変更するように、表示手段12に指示することが好ましい。制御手段14は、一例として、点検結果が「OK」である場合、アイコンIC11を「緑色」とし、点検結果が「注意喚起」状態である場合、アイコンIC11を「黄色」とし、点検結果が「警告」状態である場合、アイコンICを「赤色」に変更するように、表示手段12に指示してもよい。また、アイコンの表示態様として、アイコンの色を変更する代わりに、アイコンのサイズ、形状、模様などを変更するようにしてもよい。ただし、アイコンの表示態様は、これらに限定されない。
図3を参照すると、アイコンIC11は黄色であり、アイコンIC12、IC13は緑色である。したがって、階層L1(A棟1F)に含まれる設備のうちのベルトコンベアーの点検結果のみが「注意喚起」状態であり、その他の設備の点検結果は「OK」となっている。
図5を参照すると、アイコンIC31〜IC34、IC36は緑色である、アイコンIC35は赤色である。したがって、階層L2(機材保管倉庫)に含まれる設備のうちの、アイコンIC35に関連付けられた設備の点検結果みが「警告」状態であり、その他の設備の点検結果は「OK」となっている。
図3および図5に示すように、点検結果に従ってアイコンの表示態様を変更することで、作業者は、各階層に含まれる複数の設備の状況を一目で把握することができる。
図5の状態において、制御手段14は、アイコンIC31が選択された場合、階層L2の設備であって、アイコンIC31に関連付けられた設備の点検結果を入力または表示するための画面をディスプレイ13に表示する。ここで、表示される画面は、図4に示した画面と同様のものとすることができる。ここで、制御手段14は、表示した画面に入力された点検結果に応じて、図5に示した配置図F2上におけるアイコンIC31の表示態様を変更するとともに、図3に示した配置図F1上におけるアイコンIC21の表示態様を変更するように、表示手段12に指示することが好ましい。
階層L2の配置図F2(図5)におけるアイコンIC31の表示態様は、上述したアイコンIC11の表示態様と同様に、点検結果に応じて変更することが好ましい。一方、階層L1の配置図F1(図3)におけるアイコンIC21の表示態様は、階層L2の設備の点検結果に従って次のように変更することが好ましい。
一例として、制御手段14は、階層L2内のすべての設備の点検結果が「OK」である場合、アイコンIC21を「緑色」とし、階層L2内のすべての設備の点検結果が「OK」または「注意喚起」状態であり、少なくとも1つ「注意喚起」状態である場合、アイコンIC21を「黄色」とし、それ以外の場合、すなわち、階層L2内の設備の点検結果のうちの少なくとも1つが「警告」状態である場合、アイコンIC21を「赤色」に変更するように、表示手段12に指示することが考えられる。また、アイコンの表示態様として、アイコンの色を変更する代わりに、アイコンのサイズ、形状、模様などを変更するようにしてもよい。ただし、アイコンの表示態様は、これらに限定されない。
このように、下位の階層L2の配置図F2に対するリンクを表すアイコン(例えば、図3のアイコンIC21)の表示態様を、上位の階層L1の配置図F1上で変更することにより、作業者は、下位の階層に含まれる設備の点検結果を、上位の階層の図面を参照しただけで把握することができる。
図3を参照すると、制御手段14は、ディスプレイ13に表示された配置図F1上の所定の箇所への入力(例えば、ディスプレイ13がタッチパネルである場合には、タッチパネル上の所定の箇所に対する長押し)を検出した場合、階層L1において点検対象とされる新たな設備の点検箇所を示すアイコンIC41を、配置図F1上の当該所定の箇所に表示するように、表示手段12に指示してもよい。また、制御手段14は、ディスプレイ13上のアイコンIC41が選択された場合、新たな設備の点検結果を入力または表示するための画面をディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示することが好ましい。ここで、画面は、図4に示した画面と同様のものを採用することができる。
かかる構成によると、点検作業の途中で点検すべき設備を追加する必要が生じた場合に、作業者は、各階層の配置図に対して新たな設備の情報を容易に追加することができる。
制御手段14は、階層L1の設備のうちの点検済みの設備同士を点検順に結んだ経路、および、階層L1の設備のうちの最後に点検した設備から次に点検すべき設備への経路を、配置図F1に重ねてディスプレイ13に表示するように、表示手段12に指示することが好ましい。ここで、設備を点検する順序および経路は予め記憶手段11に記憶されており、制御手段14は記憶手段11に記憶された順序および経路に従って、上述の経路表示を行うものとする。
図6は、点検済みの設備同士を点検順に結んだ経路R1〜R3、および、最後に点検した設備から次に点検すべき設備への経路R4がディスプレイ13に表示された状態を示す図である。図6に示すように、点検済みの設備同士を点検順に結んだ経路R1〜R3と、最後に点検した設備から次に点検すべき設備への経路R4は、互いに区別できるように表示することが好ましい。例えば、一方を実線で表示し、他方を破線や点線で表示してもよい。ただし、経路の表示方法は、これらに限定されない。
かかる構成によると、作業者は、点検済みの設備を容易に把握でき、次にどの設備の点検を行えばよいのかを容易に把握することができる。また、図6に示した経路R1〜R4の情報を、設備点検支援装置10からサーバ(非図示)に送出することで、点検作業の監督者(責任者)は、作業現場から離れた場所において、点検の進捗状況や作業者の現在位置を把握することができる。特に、危険を伴う点検作業において、アクシデントの発生時に作業者の位置情報を素早く把握し、把握した位置情報に基づいて作業者を捜索することも可能となる。
上記実施例では、一例として、「ABC工場のA棟の1Fに設けられた設備の日次点検」を行う場合について説明したが、本発明に係る設備点検支援装置は、これ以外にも様々な点検作業に適用することができる。また、設備点検支援装置は、2階層に限らず、より多くの階層に跨る点検作業にも適用することができる。さらに、点検対象は工場、ビルなどの施設に限定されず、水道、電気、ガスなどのライフライン、自動車、電子機器などの製品、訪問介護、在宅医療における被介護者、患者などであってもよい。例えば、点検対象が自動車である場合には、車体を第1の階層とし、自動車の各モジュール(エンジン、ドア、空調機器など)を第2の階層とし、各モジュールに含まれる部品を第3の階層とみなすことができる。
なお、上記の特許文献等の先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 設備点検支援装置
11 記憶手段
12 表示手段
13 ディスプレイ
14 制御手段
B1 ボタン
F1、F2 配置図
IC1〜IC3 アイコン
IC11〜IC13、IC21〜IC24、IC31〜IC36、IC41 アイコン
R1〜R4 経路

Claims (11)

  1. 点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を保持する記憶手段と、
    前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する表示手段と、
    前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示するように前記表示手段に指示する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更するように前記表示手段に指示する、設備点検支援装置。
  2. 前記制御手段は、表示した画面に入力された前記第1の階層の設備の点検結果に応じて、前記第1の配置図上における前記第1のアイコンの表示態様を変更するように前記表示手段に指示する、請求項1に記載の設備点検支援装置。
  3. 前記制御手段は、前記ディスプレイに表示された前記第1の配置図上の所定の箇所への入力を検出した場合、前記第1の階層において点検対象とされる新たな設備の点検箇所を示す第4のアイコンを、前記第1の配置図上の前記所定の箇所に表示するように前記表示手段に指示する、請求項1または2に記載の設備点検支援装置。
  4. 前記制御手段は、前記ディスプレイ上の前記第4のアイコンが選択された場合、前記新たな設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示するように前記表示手段に指示する、請求項3に記載の設備点検支援装置。
  5. 前記所定の箇所への入力は、前記ディスプレイがタッチパネルである場合には、前記ディスプレイに対する所定の期間以上の接触である、請求項3または4に記載の設備点検支援装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の階層の設備のうちの点検済みの設備同士を点検順に結んだ経路、および、前記第1の階層の設備のうちの最後に点検した設備から次に点検すべき設備への経路を、前記第1の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示するように前記表示手段に指示する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の設備点検支援装置。
  7. スマートフォン、タブレット端末、ノート型PC(Personal Computer)その他のモバイル端末である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の設備点検支援装置。
  8. コンピュータが、点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を記憶手段に保持する工程と、
    前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する工程と、
    前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示する工程と、
    前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示する工程と、
    前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更する工程と、を含む、設備点検支援方法。
  9. 前記コンピュータが、表示した画面に入力された前記第1の階層の設備の点検結果に応じて、前記第1の配置図上における前記第1のアイコンの表示態様を変更する工程を含む、請求項8に記載の設備点検支援方法。
  10. 点検業務において点検対象とされる第1の階層の設備の配置を示す第1の配置図、および、第2の階層の設備の配置を示す第2の配置図を記憶手段に保持する処理と、
    前記第1の階層の設備の点検箇所を示す第1のアイコン、および、前記第2の配置図に対するリンクを表す第2のアイコンを、前記第1の配置図に重ねてディスプレイに表示する処理と、
    前記ディスプレイ上の前記第1のアイコンが選択された場合、前記第1の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示する処理と、
    前記ディスプレイ上の前記第2のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検箇所を示す第3のアイコンを前記第2の配置図に重ねて前記ディスプレイに表示する処理と、
    前記ディスプレイ上の前記第3のアイコンが選択された場合、前記第2の階層の設備の点検結果を入力または表示するための画面を前記ディスプレイに表示し、表示した画面に入力された点検結果に応じて、前記第2の配置図上における前記第3のアイコンの表示態様を変更するとともに、前記第1の配置図上における前記第2のアイコンの表示態様を変更する処理と、をコンピュータに実行させる、プログラム。
  11. 表示した画面に入力された前記第1の階層の設備の点検結果に応じて、前記第1の配置図上における前記第1のアイコンの表示態様を変更する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項10に記載のプログラム。
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