JP6930465B2 - 配線チェック装置、配線チェック方法、および配線チェックプログラム - Google Patents

配線チェック装置、配線チェック方法、および配線チェックプログラム Download PDF

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Description

この発明は、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続をチェックする技術に関する。
従来、物品の製造が行われている製造現場に構築されているFAシステム(FactoryAutomation System)では、プレス機、切断機、研磨機、溶接機、産業用ロボット等の様々な種類の産業機械をPLC(プログラマブルコントローラ)で制御することが行われている(非特許文献1参照)。また、FAシステムでは、産業機械を制御するマシン制御と、製造現場の安全性を確保するための安全制御とを組み合わせている。安全制御は、安全性が確保されていない状況になると、産業機械の動作を制限し、産業機械を安全に停止させる制御である。
安全制御では、安全性が確保されている状況であるかどうかの判断を、非常停止ボタン、セーフティライトカーテン、セーフティマット等のセーフティデバイスを用いて行っている。例えば、非常停止ボタンが押されたときや、セーフティライトカーテンやセーフティマットにより管理区域への進入者を検出したときに、安全性が確保されている状況であると判断しない。セーフティデバイスは、安全制御を行うPLC(ここでは、このPLCをセーフティコントローラと言う。)に接続される。
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/devicenetsafety_sjlb-001_4_13.pdf?id=1626
しかしながら、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとが適正に接続されていなければ、安全制御を適正に行えない。このため、作業者が、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとが適正に接続されているかどうかを確認する配線チェックを行っている。
この配線チェックでは、セーフティデバイスをセーフティコントローラに適正に接続しているか(誤配線が生じていないか)、および誤ったセーフティデバイスを使用していないか(誤使用が生じていないか)を確認する。ここで言う誤使用とは、種類が異なるセーフティデバイスを使用している(例えば、非常停止ボタンを使用すべきところに、セーフティライトカーテンを使用している。)という限定的なものではなく、回路特性が適正でないセーフティデバイスを使用している(例えば、ノーマルクローズの非常停止ボタンを使用すべきところに、ノーマルオープンの非常停止ボタンを使用している。)というものも含んでいる。
一般的なFAシステムでは、セーフティコントローラに多種多様なセーフティデバイスが接続されるため、配線チェックを行う作業者が、セーフティコントローラの各端子に接続すべきセーフティデバイスの種類や回路特性を記憶しておくことは困難である。このため、セーフティコントローラに接続したセーフティデバイスの配線チェックは、作業者が設計図面(回路図)等を確認しながら行っており、煩雑で手間のかかる作業であった。
この発明の目的は、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続にかかる配線チェックが簡単に行え、チェックミスも抑えられる技術を提供することにある。
この発明のセーフティ装置は、上記目的を達するために、以下のように構成している。
この発明にかかる配線チェック装置は、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続チェックのため、特性情報記憶部が、セーフティデバイスの状態と出力の関係を示す特性情報を記憶する。状態推定部が、セーフティデバイスの出力を取得し、このセーフティデバイスの状態を特性情報に基づいて推定する。そして、表示部が、状態推定部が推定したセーフティデバイスの状態を示す画像を含む画面を表示器に表示する。
したがって、作業者は、セーフティコントローラに接続されているセーフティデバイスを操作し、その状態を変化させたとき、今回状態を変化させたセーフティデバイスが表示器に表示され、且つ表示されたセーフティデバイスの状態が今回変化させた状態であれば、セーフティデバイスをセーフティコントローラに適正に接続していること(誤配線が生じていないこと)、および誤ったセーフティデバイスを使用していないこと(誤使用が生じていないこと)を確認できる。これにより、作業者は、セーフティコントローラとセーフティデバイスとの接続にかかる配線チェックにおいて、設計図面(回路図)等を確認しなくてもよいので、この配線チェックが簡単に行え、チェックミスも抑えられる。
なお、セーフティ装置は、セーフティデバイスの出力を、セーフティコントローラから取得する構成であってもよいし、セーフティデバイスから取得する構成であってもよい。
また、表示部は、状態推定部が推定したセーフティデバイスの状態を示す画像、およびセーフティデバイスにかかる回路を含む配線図を示す画像を含む画面を表示器に表示する構成にしてもよい。このように構成すれば、配線チェックを行っている作業者に、セーフティデバイスにかかる回路を確認させることもできる。
また、セーフティデバイスを選択するデバイス選択部を備え、状態推定部は、デバイス選択部において選択された前記セーフティデバイスの状態を推定する、構成にしてもよい。このように構成すれば、セーフティコントローラに接続されているセーフティデバイスを作業者に1つずつ選択させながら、選択されたセーフティデバイスについて配線チェックを行わせることができる。
さらに、状態推定部は、出力が変化したセーフティデバイスの状態を推定する、構成にしてもよい。このように構成すれば、作業者は、セーフティデバイスを選択することなく、セーフティコントローラとセーフティデバイスとの接続にかかる配線チェックが行える。
この発明によれば、セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続にかかる配線チェックが簡単に行え、チェックミスも抑えられる。
FAシステム(Factory Automation System)を示す概略図である。 セーフティコントローラの主要部の構成を示すブロック図である。 情報処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。 特性情報記憶部が記憶する特性情報を示す図である。 配線チェックにおける情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 図6(A)、(B)は、表示器に表示される確認画面を示すである。 配線チェックにおける情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 別の例にかかるFAシステム(FactoryAutomation System)を示す概略図である。
以下、この発明の実施形態である配線チェック装置について詳細に説明する。
図1は、この発明にかかる配線チェック装置を用いたFAシステム(Factory AutomationSystem)を示す概略図である。このFAシステムは、物品の製造が行われている製造現場等に構築される。このFAシステムは、セーフティコントローラ1と、マシンコントローラ2と、セーフティデバイス群3と、ライン機器群4と、情報処理装置5とを備えている。セーフティコントローラ1、およびマシンコントローラ2が、PLC(Programmable Logic Controller)を構成する。セーフティコントローラ1は、主にラインにおける作業者の安全を確保するためのプログラムを実行する。マシンコントローラ2は、主にラインにおける物品の製造にかかるプログラムを実行する。
図1に示すセーフティデバイス群3は、複数のセーフティデバイスをまとめて図示したものである。非常停止ボタン、セーフティライトカーテン、セーフティマット等のセーフティデバイスがセーフティデバイス群3に属する。また、図1に示すライン機器群4は、物品の製造にかかる搬送や加工を行う複数のライン機器をまとめて図示したものである。プレス機、切断機、研磨機、溶接機、産業用ロボット等のライン機器がライン機器群4に属する。
情報処理装置5は、セーフティコントローラ1と、セーフティデバイスとの接続をチェックする作業者(配線チェックを行う作業者)等が操作する端末である。情報処理装置5は、公知のパーソナルコンピュータ(PC)で実現でき、この発明の配線チェック装置に相当する。また、情報処理装置5が備えるコンピュータが、この発明にかかる配線チェック方法を実行する。さらに、この発明にかかる配線チェックプログラムは、情報処理装置5が備えるコンピュータにインストールされる。
図1では、情報処理装置5は、ネットワークを介してセーフティコントローラ1、およびマシンコントローラ2に接続しているが、USBやRS−232C等のシリアルインタフェースで接続する構成であってもよい。また、情報処理装置5は、セーフティコントローラ1、およびマシンコントローラ2のそれぞれに個別に接続される構成であってもよい(すなわち、この例のFAシステムは、セーフティコントローラ1に接続される情報処理装置5、およびマシンコントローラ2に接続される情報処理装置5の2つの情報処理装置5を備える構成であってもよい。)。この場合、セーフティコントローラ1に接続される情報処理装置5が、この発明にかかる配線チェック装置に相当する。
図2は、セーフティコントローラの主要部の構成を示すブロック図である。セーフティコントローラ1は、制御部11と、セーフティデバイス接続インタフェース12(以下、セーフティデバイス接続I/F12と言う。)と、ライン機器接続インタフェース13(以下、ライン機器接続I/F13と言う。)と、ネットワーク接続インタフェース14(以下、ネットワーク接続I/F14と言う。)と、を備えている。
制御部11は、主にラインにおける作業者の安全を確保するためのプログラムを実行する。
セーフティデバイス接続I/F12には、セーフティデバイス群3に属する非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、セーフティマット33等のセーフティデバイスが接続されている。セーフティデバイス接続I/F12に接続されている非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、セーフティマット33等のセーフティデバイスの入力は、制御部11が実行するプログラムの変数として使用される。図2では、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイスとして、非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、およびセーフティマット33の3つを例示しているだけであって、他の種類のセーフティデバイスがセーフティデバイス接続I/F12に接続されていないという意味ではない。また、図示している非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、およびセーフティマット33のいずれか1つ以上がセーフティデバイス接続I/F12に接続されていない構成であってもよい。
ライン機器接続I/F13には、ライン機器群4に属するプレス機41、切断機42、産業用ロボット43等のライン機器が接続されている。この例では、セーフティコントローラ1は、ライン機器接続I/F13に接続されているライン機器群4に属するライン機器毎に、そのライン機器に対して主電源の接続/切断にかかる制御を行う。すなわち、セーフティコントローラ1は、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であると判断しなかったとき、ライン機器群4に属するライン機器に対して主電源を切断する等の制御を行い、このライン機器を安全に停止させる。セーフティコントローラ1は、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であるかどうかの判断を、制御部11で実行しているプログラムで行う。
なお、セーフティコントローラ1は、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であると判断しなかったとき、その旨をマシンコントローラ2に通知し、マシンコントローラ2がライン機器群4に属するライン機器を安全な状態に移行させた後に、ライン機器を停止させる構成であってもよい。
セーフティコントローラ1は、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であると判断しているときに、ライン機器の動作を許容し、反対に、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であると判断していないときに、ライン機器の動作を停止させることができれば、ライン機器に対する制御をどのような手法で行ってもよい。
図2では、ライン機器群4に属するライン機器として、プレス機41、切断機42、および産業用ロボット43の3つを例示しているだけであって、他の種類のライン機器がライン機器接続I/F13に接続されていないという意味ではない。また、図示しているプレス機41、切断機42、および産業用ロボット43のいずれか1つ以上がライン機器接続I/F13に接続されていない構成であってもよい。
ネットワーク接続I/F14には、情報処理装置5が接続される。セーフティコントローラ1は、ネットワーク接続I/F14に接続されている情報処理装置5から、制御部11で実行するプログラム等が入力される。また、セーフティコントローラ1は、制御部11で実行しているプログラムの状態や、セーフティデバイス接続I/F12に接続されているセーフティデバイス群3に属するセーフティデバイス毎に、そのセーフティデバイスの出力を情報処理装置5に入力する。
なお、図2では特に図示していないが、セーフティコントローラ1は、ネットワーク接続I/F14において、マシンコントローラ2と接続される。
図3は、情報処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。情報処理装置5、上述したように公知のPCである。情報処理装置5は、制御部51と、特性情報記憶部52と、表示部53と、操作部54と、ネットワーク接続部55と、を備えている。
制御部51は、情報処理装置5本体各部の動作を制御する。詳細については後述するが、制御部51は、状態推定部51aを有する。状態推定部51aは、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイス毎に、そのセーフティデバイスがノーマル状態であるか、非ノーマル状態であるかを判定する。
特性情報記憶部52は、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイス毎に、特性情報を記憶する。図4は、特性情報記憶部が記憶する特性情報を示す図である。図4に示すように、特性情報は、セーフティデバイスを識別するデバイスコード、デバイス名、デバイスの状態と出力(ノーマルクローズ、ノーマルオープン、OSSD等)の関係、ノーマル状態時におけるセーフティデバイスの画像、非ノーマル状態時におけるセーフティデバイスの画像、およびセーフティデバイスの出力回路を含む配線図を対応付けたものである。図4では、非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、およびセーフティマット33の3つについて特性情報を例示している。また、特性情報には、図4に示すノーマル状態における出力回路だけでなく、非ノーマル状態における出力回路も含まれている。
なお、特性情報記憶部52は、デバイスコード、デバイス名、デバイスの状態と出力の関係、ノーマル状態時の画像、非ノーマル状態時の画像、およびセーフティデバイスの出力回路を含む配線図を対応付けることができれば、どのような形式で特性情報を記憶してもよい。また、セーフティライトカーテン32、およびセーフティマット33は、出力信号開閉デバイス(Output signal switching device(OSSD))である。
表示部53は、接続されている表示器53aにおける画面表示を行う。操作部54は、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力デバイスを有し、オペレータによる入力デバイスの操作を情報処理装置5本体に対する入力として検知する。操作部54が、この発明で言うデバイス選択部に相当する。ネットワーク接続部55は、ネットワークを介して接続されているセーフティコントローラ1やマシンコントローラ2との間でデータ通信を行う。
この例にかかるFAシステムは、公知のシステムと同様に、主にセーフティコントローラ1が実行しているプログラムにより、作業者の安全が確保されている状態であるかどうかを判断し、マシンコントローラ2が実行しているプログラムにより、ライン機器を制御して物品の製造を行うシステムである。セーフティコントローラ1は、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイス(非常停止ボタン31、セーフティライトカーテン32、セーフティマット33等)の入力によって、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であるかどうかを判断し、その判断結果に応じてこのFAシステムを制御する。以下、セーフティコントローラ1と、セーフティデバイス群3に属する個々のセーフティデバイスとの接続を確認する配線チェックについて説明する。
この配線チェックでは、セーフティデバイス群3に属する個々のセーフティデバイスについて、セーフティコントローラ1に適正に接続しているか(誤配線が生じていないか)、および誤ったセーフティデバイスを使用していないか(誤使用が生じていないか)を確認する。
図5は、この配線チェックにおける情報処理装置の動作を示すフローチャートである。配線チェックを行う作業者は、情報処理装置5の操作部54において、配線チェックを行うセーフティデバイスを選択する操作を行う。情報処理装置5は、セーフティデバイスの選択を受け付けると(s1)、今回選択されたセーフティデバイスの特性情報を特性情報記憶部52から読み出す(s2)。また、情報処理装置5は、セーフティコントローラ1から、今回選択されたセーフティデバイスのその時点における出力を取得する(s3)。s2、s3にかかる処理の順番は、逆であってもよい。
情報処理装置5は、s2で読み出した特性情報と、s3で取得したセーフティデバイスの出力と、を用いてセーフティデバイスの現在状態(ノーマル状態、または非ノーマル状態)を推定する(s4)。例えば、情報処理装置5は、今回選択されたセーフティデバイスが、図4に示すデバイスコード0001である非常停止ボタン31である場合、セーフティコントローラ1から取得した非常停止ボタン31の出力が閉接点であると、ノーマル状態であると推定する。反対に、情報処理装置5は、セーフティコントローラ1から取得した非常停止ボタン31の出力が開接点であると、非ノーマル状態であると推定する。このs4にかかる処理は、制御部51の状態推定部51aにおいて行われる。
情報処理装置5では、s4の推定結果に基づく確認画面の生成が行われ、表示部53が生成された確認画面を表示器53aに表示する(s5)。図6は、s5で表示器に表示される確認画面を示すである。図6(A)は、デバイスコード0001である非常停止ボタン31が選択されており、その出力が閉接点であった場合の確認画面である。図6(B)は、デバイスコード0001である非常停止ボタン31が選択されており、その出力が開接点であった場合の確認画面である。
図6に示すように、表示器53aに表示された確認画面には、セーフティデバイスである非常停止ボタン31の状態を示す画像と、セーフティデバイスの回路を含む配線図が含まれている。非常停止ボタン31の状態を示す画像は、静止画像に限らず、アニメーション等の動画画像であってもよい。
また、情報処理装置5は、セーフティコントローラ1から取得している。この時点で選択されているセーフティデバイスの出力が変化すると(s6)、s4に戻って上記処理を繰り返す。したがって、作業者は、その時点で選択しているセーフティデバイスについて、誤配線や誤使用が生じているかどうかの確認を、選択しているセーフティデバイスの状態を、ノーマル状態から非ノーマル状態に変化させたり、逆に非ノーマル状態からノーマル状態に変化させたりする操作を行い、この操作に応じて表示器53aに表示されている確認画面のセーフティデバイスの状態が変化するかどうかを確認することによって行える。例えば、作業者は、非常停止ボタン31を選択している場合、以下に示す(a)、(b)の2つが確認できると、非常停止ボタン31とセーフティコントローラ1との接続において、誤配線、および誤使用が生じていないと判断する。
(a)非常停止ボタン31をノーマル状態から非ノーマル状態に変化させる操作を行ったときに、表示器53aに表示されている確認画面の非常停止ボタンの画像がノーマル状態から非ノーマル状態に変化した。
(b)非常停止ボタン31を非ノーマル状態からノーマル状態に変化させる操作を行ったときに、表示器53aに表示されている確認画面の非常停止ボタンの画像が非ノーマル状態からノーマル状態に変化した。
なお、(a)、(b)の一方のみの確認で、その時点で選択しているセーフティデバイスについて、誤配線や誤使用が生じているかどうかを判断してもよいが、信頼性の観点から(a)、(b)の両方の確認で、誤配線や誤使用が生じているかどうかを判断するのがよい。
また、情報処理装置5は、セーフティデバイスの選択を新たに受け付けると(s7)、s2に戻って記処理を繰り返す。したがって、配線チェックを行っている作業者は、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイスを順番に選択することで、各セーフティデバイスの配線ミス、およびセーフティデバイスの不良を確認できる。
さらに、情報処理装置5は、配線チェックにかかる作業の完了にかかる入力操作を受け付けると(s8)、本処理を終了する。
なお、s6、s7、s8にかかる判定の順番は、どのような順番で行われてもよい。
したがって、作業者は、セーフティデバイス群3に属する個々のセーフティデバイスと、セーフティコントローラ1との接続が適正であるかどうかを確認する配線チェックを簡単に行え、チェックミスも抑えられる。
また、情報処理装置5は、図7に示す処理を実行する構成としてもよい。情報処理装置5は、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイスの中で、出力が変化したセーフティデバイスがあると(s11)、そのセーフティデバイスについて、特性情報を読み出す(s12)。s12は、上述したs2と同じ処理である。
情報処理装置5は、s12で読み出した特性情報と、今回変化したセーフティデバイスの出力と、を用いてセーフティデバイスの状態(ノーマル状態、または非ノーマル状態)を推定する(s13)。s13は、上述したs4と同じ処理である。情報処理装置5は、s13における推定結果に基づく確認画面を生成し、表示器53aに表示し(s14)、s11に戻る。s14は、上述したs5と同じ処理である。
このようにすれば、作業者は、例えば、非常停止ボタン31の配線をチェックする場合に、この非常停止ボタン31を操作することによって表示された確認画面を確認することによって、配線ミス、およびセーフティデバイスの不良を確認できる。すなわち、作業者が、配線チェックを行うセーフティデバイスを選択する操作を不要にできる。
また、上記の例では、セーフティデバイス群3は、セーフティコントローラ1のセーフティデバイス接続I/F12に接続されている構成であるとしたが、図8に示すように、ネットワークに接続されている構成であってもよい。この場合、情報処理装置5は、セーフティデバイスの出力を、上記の例と同様にセーフティコントローラ1から取得してもよいし、当該セーフティデバイスからネットワークを介して直接取得してもよい。
なお、図8に示す構成であっても、セーフティコントローラ1は、セーフティデバイス群3に属するセーフティデバイスのそれぞれの出力を取得し、ラインにおける作業者の安全が確保されている状態であるかどうかを判断する。セーフティコントローラ1は、この断結果に応じてこのFAシステムを制御する。
1…セーフティコントローラ
2…マシンコントローラ
3…セーフティデバイス群
4…ライン機器群
5…情報処理装置
11…制御部
12…セーフティデバイス接続インタフェース
13…ライン機器接続インタフェース
14…ネットワーク接続インタフェース
31…非常停止ボタン
32…セーフティライトカーテン
33…セーフティマット
51…制御部
51a…状態推定部
52…特性情報記憶部
53…表示部
53a…表示器
54…操作部
55…ネットワーク接続部

Claims (6)

  1. セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続チェックに用いる配線チェック装置であって、
    前記セーフティデバイスの状態と出力の関係と、前記セーフティデバイスの状態別に、その状態時における当該セーフティデバイスの画像と、を含む特性情報を記憶する特性情報記憶部と、
    前記セーフティデバイスの出力を取得し、このセーフティデバイスの状態を前記特性情報に基づいて推定する状態推定部と、
    前記状態推定部が推定した状態時における前記セーフティデバイスの画像を含む確認画面を表示器に表示する表示部と、を備えた配線チェック装置。
  2. 前記表示部は、前記状態推定部が推定した状態時における前記セーフティデバイスの画像、および前記セーフティデバイスにかかる回路を含む配線図を示す画像を含む前記確認画面を表示器に表示する、請求項1に記載の配線チェック装置。
  3. 前記セーフティデバイスを選択するデバイス選択部を備え、
    前記状態推定部は、前記デバイス選択部において選択された前記セーフティデバイスの状態を推定する、請求項1、または2に記載の配線チェック装置。
  4. 前記状態推定部は、出力が変化した前記セーフティデバイスの状態を推定する、請求項1〜3のいずれかに記載の配線チェック装置。
  5. セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続をチェックする配線チェック方法であって、
    前記セーフティデバイスの状態と出力の関係と、前記セーフティデバイスの状態別に、その状態時における当該セーフティデバイスの画像と、を含む特性情報が特性情報記憶部に記憶され、
    前記セーフティデバイスの出力を取得し、このセーフティデバイスの状態を前記特性情報に基づいて推定する状態推定ステップと、
    前記状態推定ステップで推定した状態時における前記セーフティデバイスの画像を含む確認画面を表示器に表示させる表示ステップと、をコンピュータが実行する配線チェック方法。
  6. セーフティコントローラと、セーフティデバイスとの接続をチェックするための配線チェックプログラムであって、
    前記セーフティデバイスの状態と出力の関係と、前記セーフティデバイスの状態別に、その状態時における当該セーフティデバイスの画像と、を含む特性情報が特性情報記憶部に記憶され、
    前記セーフティデバイスの出力を取得し、このセーフティデバイスの状態を前記特性情報に基づいて推定する状態推定ステップと、
    前記状態推定ステップで推定した状態時における前記セーフティデバイスの画像を含む確認画面を表示器に表示させる表示ステップと、をコンピュータに実行させる配線チェックプログラム。
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