JP5897927B2 - 電線切断・接続補助工具 - Google Patents

電線切断・接続補助工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5897927B2
JP5897927B2 JP2012036785A JP2012036785A JP5897927B2 JP 5897927 B2 JP5897927 B2 JP 5897927B2 JP 2012036785 A JP2012036785 A JP 2012036785A JP 2012036785 A JP2012036785 A JP 2012036785A JP 5897927 B2 JP5897927 B2 JP 5897927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
shaft
spiral
rotating
moving piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012036785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013172622A (ja
Inventor
伸也 貫井
伸也 貫井
健治 中嶋
健治 中嶋
西口 昌利
昌利 西口
慧子 増田
慧子 増田
Original Assignee
株式会社関電工
ヨツギ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社関電工, ヨツギ株式会社 filed Critical 株式会社関電工
Priority to JP2012036785A priority Critical patent/JP5897927B2/ja
Publication of JP2013172622A publication Critical patent/JP2013172622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5897927B2 publication Critical patent/JP5897927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

この発明は、変圧器の2次側の配線、引き込み線、ジャンパー線等の電線の切断、接続作業において使用する補助工具に関するものである。
従来、柱上変圧器の2次側は口出し線が導出しており、立ち上がりケーブルとは低圧開閉器で接続されていた。従って、前記変圧器の機能を停止する作業の際は、ループ切替の活線作業となるが、ループ状態となったときに変圧器の2次側の低圧開閉器を切って前記作業を行っていた。この時、高圧側からの回り込みもあるため開路した両側が充電状態である。
しかしながら、配電設備のコストダウンを図るため、現在では前記口出し線と立ち上がりケーブルとの接続を、前記低圧開閉器に替えて、羽子板端子やスリーブで接続していることが多い。
このような箇所において、前記変圧器等の架空配電線工事を行う場合、変圧器の2次側の電路を一旦遮断し、工事作業の終了後に再び当該電路を接続する作業を強いられている。
このような柱上作業においては、電線の切断時は作業者一人の場合であると、一方の手で電線を把持し、他方の手でカッターを把持して、カッターの柄の一方を作業者の体で押すことにより切断していたが、切断した電線の片方しか把持できず、他方は把持できない状態である。このため、充電部である他方の電線は切断時に跳ねて作業者に接触したり、スリーブ等が落下したり、装柱金具に接触し、地絡、感電する可能性があり、充分な安全性を確保することができなかった。
また、切断した電線相互をC型スリーブで再び接続するときも、芯線が露出した2本の電線を接続位置に持ちながら圧縮工具を使用するため、他相や接地体との接触の恐れがあるが、接続位置で保持することも困難であった。
また、作業者の員数を増やすと、柱上での作業のためスペースがなく、かえって作業効率が悪くなるおそれがあり、さらに、作業員の員数の増加は作業コストのアップにもつながる。
そこで、前述のような作業において、作業者の員数を増やさず、安全で作業効率の良い補助工具が開発された。特許文献1のものは、絶縁体から成る主軸と、主軸の両端に設けられた絶縁体から成る2つのクランプとを備え、前記2つのクランプは、いずれも2軸ヒンジによって前記主軸に接続された電線把持具である。
この電線把持具は、切断する電線の両側を、それぞれの方向に合わせて各クランプの角度を変えて電線を把持し、この状態で電線を切断するため、作業者は手があき、両手でカッターを操作できるので切断作業が容易となる。また電線の切断端がむやみに跳ねたり、スリーブ等が落下したりせず、安全、確実に切断作業ができる。
特開2008−167591号公報
しかしながら、前記特許文献1のものは、作業者が切断する電線の両側を把持して、スリーブの両端を切断したり、羽子板端子の場合はボルトを緩めて外すことはできるが、切断又は接続の解除をした箇所の電線を再びスリーブや羽子板端子で接続する場合は両者を引き寄せなければならない。特にスリーブの場合は、スリーブの両端の電線を切断するため、電線が切断の前より短くなり、接続の際は強固に電線端を引っ張らなければならない。前記特許文献1のものには、この様に把持した電線端部を近接させる等の機能はない。
そこで、この発明は、前記スリーブや端子での接続箇所の電線の切断又は接続の解除しようとする電線を把持し、これらの切断電線端を引き離して安全な離隔を保持すると共に再びこれらの電線を接続する場合に、容易に2つの電線端を近接させて接続できる等、スリーブによる接続や端子による接続の場合等の種々のケースに容易且つ確実に対応できる補助工具を提供することを目的としたものである。
請求項1の発明は、略同じ長さの主軸と回転螺旋軸とを平行に位置させてこれらの両端を支持片で支持し、前記回転螺旋軸は前記支持片に対して回転自在とし、当該回転螺旋軸の中央部に、外周に螺旋のない把手部を設け、当該回転螺旋軸の前記把手部を除く外周には螺旋状凹凸が形成され、当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、前記主軸と回転螺旋軸にまたがった移動駒を両側にそれぞれ設け、各移動駒は前記主軸に係止され、かつ自体の螺旋孔に前記回転螺旋軸を螺合して通し、前記回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該回転螺旋軸及び主軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、前記各移動駒の一端部で電線把持体を支持した、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記各移動駒の一端部に接続した支持片の先端部を二股にし、当該二股の先端に夫々電線把持体を設けた、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項3の発明は、略同じ長さの主軸と、当該主軸を挟んで2本の回転螺旋軸とを平行に位置させてこれらの両端を支持片で支持し、前記各回転螺旋軸は前記支持片に対して回転自在とし、当該2本の各回転螺旋軸の略中央部から相互に反対方向にずれた位置に、外周に螺旋のない把手部を設け、また当該各回転螺旋軸の前記各把手部を除く外周には螺旋状凹凸が夫々形成され、当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、前記主軸と前記2本のうちの片方の回転螺旋軸に夫々またがった移動駒を各回転螺旋軸の両側に夫々設け、各移動駒は他端部が前記主軸に係止され、中央部の螺旋孔に前記各回転螺旋軸を螺合して通し、前記各回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該各回転螺旋軸及び主軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、各移動駒の一端部で電線把持体を支持した、電線・接続補助工具とした。
また、請求項4の発明は、回転螺旋軸の両端を支持片で回転自在に支持し、前記回転螺旋軸は略中央部に大径の把手部が設けられ、当該回転螺旋軸の前記把手部を除く外周には螺旋状凹凸が夫々形成され、当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、当該回転螺旋軸の左右両側の各螺旋状凹凸は、前記両側の支持片に各一端を支持された筒状体によって夫々被われ、各筒状体の一側には長孔が設けられ、前記回転螺旋軸の各螺旋状凹凸に他端を螺合させ、その一端を前記長孔を通して筒状体の外方に突出させた移動駒を、前記回転螺旋軸の把手部を挟んだ両側に夫々設け、前記回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該回転螺旋軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、前記筒状体の外側の前記各移動駒の一端部で電線把持体を支持した、電線・接続補助工具とした。
また、請求項5の発明は、請求項1〜4の発明において、前記電線把持体は、電線を入れる溝と、当該溝に対向する押圧片とから成り、当該押圧片はボルトの回転により前記溝に向けて押圧自在な構成とした、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項6の発明は、請求項1〜5の発明において、前記各移動駒の一端部での電線把持体の支持は角度調整手段を具備し、当該角度調整手段は前記電線把持体の支持片と前記移動駒の一端部とを、前記回転螺旋軸と2個の前記移動駒とで構成される面で回転、固定自在に接続した、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記角度調整手段が、前記各移動駒の一端部と前記電線把持体の各支持片との間に継手が介在し、当該各継手と前記各移動駒の一端部とは、2個の前記各移動駒と回転螺旋軸とで構成される面で回転、固定自在に接続され、前記継手と前記電線把持体とは、前記面に対して直交する面で回転、固定自在に接続された構成である、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項8の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、前記各移動駒は、主軸に対してボルトの締め付けにより固定自在である、電線切断・接続補助工具とした。
また、請求項9の発明は、通電状態の電線の切断の際、切断端の電線が跳ねないように、切断する電線の両側を、請求項1〜8に記載の電線切断・接続補助工具の相対向する2つの電線把持体で把持した状態で切断し、切断後は、前記2つの電線把持体を有する各移動駒を引き離して電線切断部を絶縁処理して工事作業を行い、作業後は前記移動駒を戻して、電線の芯線を接続する、荷電状態の電線切断・接続方法とした。
請求項1の発明では、当該補助工具の2つの電線把持体で電線の両側を把持し、2つの電線把持体の間の電線を切断することができるが、その際切断端の電線が当該補助工具に把持されているため、電線が跳ねたり、落下したりすることがない。しかも、当該補助工具は合成樹脂等の絶縁材で製造できるため、軽量となり、切断する電線に支持できる。また、電線は切断する前も後も当該補助工具で支持されているため、作業者は両手でカッターを安全に操作することができる。
また、切断後に、作業者は、当該補助工具の主軸を一方の手で持って、他方の手で把手部を回すことにより各移動駒が回転螺旋軸及び主軸に沿って動き、これにより両側の電線の切断端を離すことが出来る。その際、各移動駒は主軸に一端が係止されているため、供回りせず、回転螺旋軸の回転によって回転螺旋軸及び主軸上を移動する。この様に主軸は、回転螺旋軸を回す際、当該補助工具が把手部4と一緒に回らないように作業者が手で固定できるための持ち手として役立つ。また、この状態を保持することが出来る。この場合、各移動駒は回転螺旋軸に螺着されているため、各移動駒に荷重がかかってもむやみに動かない。
さらに、切断した電線を再び接続する場合は、作業者は前記把手部をもって螺旋軸を反対に回転させると、2つの移動駒は相互に近接し、2つの電線端を重ねてその上からC型スリーブで圧縮し、電線を接続することが出来る。また、電線が端子接続されている場合であっても、端子接続を解除する際、両側の電線を把持して端子を切り離すことができ、また、切り離した電線端をさらに引き離すこともでき、さらに再びこれらの端部を容易に引き戻すこともできる。
この様に、この発明の補助工具を用いれば、電線を切断する際は当該補助工具の各電線把持体で切断する箇所を挟んで両側の電線を把持した状態で切断でき、また切断した各切断端を引き離した状態に保持でき、電線の接続の際は、容易に把持した電線端を引き寄せることが出来る。従って、作業者はこれらの作業を一人で安全かつ容易に、また確実にすることが出来る。さらに、この発明の補助工具を用いての作業は、電線がスリーブで接続されている場合や端子で接続されている場合を問わず、容易に行えることが出来る。
また、当該補助工具はその長さを50センチ以下にすることが出来、また、上述のように軽量にすることが出来るため、電線の切断、接続作業が柱上の場合、通い袋に入れて柱上に送ることができる。
また、請求項2の発明によれば、同時に2本の電線を把持することができ、上述の変圧器の2次側の口出し線と立ち上がり線との接続箇所の切断又は切り離し、作業後の再接続の場合等に2本同時に処理することが出来、作業効率が上がる。
また、請求項3の発明によれば、同時に2本の電線を把持することができ、上述の変圧器の2次側の口出し線と立ち上がり線との接続箇所の切断又は切り離し、作業後の再接続の場合等に2本同時に処理することが出来、作業効率が上がる。
また、請求項4の発明によれば、回転螺旋軸と主軸を平行に並べず、回転螺旋軸の外周に主軸の働きをする筒状体を設けているため、補助工具を小型化でき、柱上での電線の切断や切り離し、及び接続作業の場合、作業者が柱上に運びやすく、保管、輸送の際も嵩張らず、便利である。
また、請求項5の発明によれば、さらに、電線把持体は、溝部に電線を入れて当該溝部に対向する押圧片で、ボルトを回転させて電線を押圧する構成となっているため、電線を強固に把持することが出来る。また、このように溝に電線を嵌めて反対側から押圧するため、種々の径の電線を把持することができる。
また、請求項6の発明によれば、さらに、各移動駒に対する電線把持体の角度を調整することが出来るため、電線が曲線を形成している場合など、電線の角度に合わせて、電線把持体を曲げることができ、作業が容易である。また、前記移動駒で切断した電線を引き離した状態で、さらに2つの電線端を引き離したい場合は、前記角度調整手段で電線把持体を傾斜させれば、さらに前記電線端を離すことができる。
また、請求項7の発明によれば、さらに、角度調整手段が直交する2方向で回転、固定自在とした2軸ヒンジとなっているため、把持する電線の湾曲角度に合わせて電線把持体を曲げる角度の自由度が増し、電線の把持作業が極めて容易となる。
また、請求項8の発明によれば、さらに、各移動駒は主軸に対して移動自在であり、各移動駒は回転螺旋軸に螺着されているため、止めた箇所でむやみに動かない。しかしながら、各移動駒を確実に固定する必要がある場合は、ボルトの締め付けにより各移動駒を主軸に固定することができるため、切断した2つの電線を離した状態や重合させた状態をそのまま保持でき、切断、接続作業を確実に行うことが出来る。
また、請求項9の発明の方法によれば、前記請求項1と同様の効果を有する。さらに、電線の切断又は切り離しの際、通電状態の電線であれば接地体との接触による地絡や感電等の事故の恐れがあるが、この方法では電線の両端を当該補助工具の2つの電線把持体で把持するため、通電状態の電線が跳ねたりすることなく、接地体などへの接触が避けられより安全である。また、引き離した電線端の保持、及び引き離した電線端を再び接近させる等の作業が容易かつ迅速に行える。
また、電線の接続作業に際しては、充電部である芯線がむき出しの状態で接続する電線を検相するため、電線が固定されていないと他相や接地体に接触する可能性がある。この点、当該補助工具では柱上の不安定な場所での充電した電線を検相しやすい間隔で固定することができ、安全な作業性を確保できる。また、検相後はそのまま任意の位置に近づけることが出来るため、異相接続を防止することが出来る。
この発明の実施例1の側面図である。 この発明の実施例1の縦断面図である。 この発明の実施例1の角度調整部の断面説明図である。 この発明の実施例1の角度調整部の重合する双方の内側面図である。 この発明の実施例1の電線を把持した状態を示す側面図である。 この発明の実施例1の電線を把持した状態の縦断面図である。 この発明の実施例1の切断した2本の電線を引き離した状態を示す側面図である。 この発明の実施例1の切断した2本の電線を接近させてスリーブで接続する状態を示す側面図である。 この発明の実施例1の変形例の側面図である。 この発明の実施例1の変形例の縦断面図である。 この発明の実施例1の他の変形例の縦断面図である。 この発明の実施例2の側面図である。 この発明の実施例3の縦断面図である。 この発明の実施例4の側面図である。 この発明の実施例5の一部断面側面図である。 この発明の実施例5の縦断面図である。
この発明は、略同じ長さの主軸と回転螺旋軸とを平行に位置させてこれらの両端を支持片で支持し、前記回転螺旋軸は前記支持片に対して回転自在とし、当該回転螺旋軸の外周には螺旋状凹凸が形成され、当該螺旋状凹凸は中央部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、前記主軸と回転螺旋軸にまたがった移動駒を前記把手部の両側にそれぞれ設け、各移動駒は一端部が前記主軸に係止され、中央部の螺旋孔に前記回転螺旋軸を螺合して通し、前記回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該回転螺旋軸及び主軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、前記各移動駒の他端部で電線把持体を支持した、電線切断・接続補助工具である。
この補助工具を用いることにより、電線切断作業及び電線接続作業が容易かつ確実に、また安全にできる。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。この発明の補助工具は、略同じ長さの主軸1と回転螺旋軸2とを平行に位置させてこれらの両端を支持片3で支持している。前記主軸1は前記支持片3に対して固定されているが、前記回転螺旋軸2は前記支持片3に対して回転自在となっている。
また、前記回転螺旋軸2の中央部には、やや大径となった把手部4が設けられ、この把手部4の両側の回転螺旋軸2の外周には、螺旋状凹凸5が形成され、当該螺旋状凹凸5は前記把手部4の左右両側で螺旋方向が逆となっている。
また、前記主軸1と回転螺旋軸2にまたがった2つの移動駒6を前記把手部4の両側にそれぞれ設けている。各移動駒6は、図2に示すように、直方体の本体6aに、内周が前記回転螺旋軸2の螺旋状凹凸5に螺合する螺旋状凹凸を有する螺旋孔6bが穿ってあり、当該螺旋孔6bに前記回転螺旋軸2が螺合して貫通している。
また、前記本体6aの下に二股脚6cが設けられ、当該二股脚6cで前記主軸1を挟持している。さらに、主軸1を挟持した二股脚6cには締め付けボルト7が螺着貫通している。この締付けボルト7を緩めると主軸1に対する二股脚6cの挟持が解け、移動駒6は主軸1に沿って摺動自在となり、締付けボルト7を締め付けると移動駒6は主軸1に固定される。
各移動駒6の上端部には、電線把持体8を設けており、これらの接続に角度調整手段9が用いられている。この角度調整手段9は、具体的には図2及び図3に示すように、前記移動駒6の本体6aの上から接続片6dが立設しており、これと電線把持体8から垂下した支持片10とが重合され、これらを調整ボルト11が貫通し、貫通端でナット12を螺着している。
また、図4に示すように、前記接続片6dと支持片10の各内側面の前記調整ボルト11の貫通孔の周囲には、同心円上に多数の放射歯13と14とが夫々設けられ、これらの放射歯13と14が噛み合うようになっており、これらの放射歯13と14の噛み合いをずらして調整ボルト11を締め付けると、接続片6dと支持片10とが適宜の角度で固定される。図1の一点鎖線は角度調整手段9により移動駒6に対して電線把持体8を傾斜させたものである。
また、前記電線把持体8は、図2に示すように、上部に横長の開口溝15を有し、当該開口溝15の一端が電線を入れる溝15aとなっており、当該溝15aに対向して押圧片16が、開口溝15内で摺動自在に設けられている。この押圧片16は、電線把持体8の側部を螺着貫通した押圧ボルト17の先端が回転自在に接続され、押圧ボルト17を回すと、押圧片16が開口溝15内を摺動し、前記電線を入れる溝15aに対して接近したり、離れたりする。
次にこの補助工具を用いて、C型スリーブSで接続された電線Dを切断するには、図5に示すように、C型スリーブSの両端の電線Dを2つの電線把持体8で把持する。その際、作業者は、一方の手で主軸1をもち、他方の手で把手部4を持ち、把手部4を回して2つの移動駒6を回転螺旋軸2及び主軸1に沿って移動させ、2つの移動駒6の位置を決める。
そして、電線Dの電線把持体8による把持は、図6に示すように、押圧ボルト17を予め緩めて開口溝15の溝15aに電線Dを挿入し、押圧ボルト17を締め付けると押圧片16が溝15aに入った電線Dを押圧し、電線Dを強力に把持する。
この状態で、図5に示すように、作業者はカッター(図示省略)でC型スリーブSの両端の電線DのX箇所を切断する。そして作業者は、図7に示すように、把手部4を回転させて2つの移動駒6を引き離す。この状態で各移動駒6の固定ボルト7を締め付けることにより、二股脚6cで主軸1を挟持し、各移動駒6を主軸1に固定する。その際、前記固定ボルト7は2個あるが、そのうちの1個でも良い。これにより各移動駒6はむやみに動かない。また、この状態で各電線Dの端部にエンドキャップ18を被せ、絶縁する。
この様に電線Dの電路を切った状態で、電線Dが接続された変圧器を停止状態にして作業をすることが出来る。そして、当該作業が終了した時点で再び前記電線Dを接続する場合、作業者は前記各移動駒6の固定ボルト7を緩め、各移動駒6が移動できるようにし、把手部4を前記と逆に回す。これにより図8に示すように、2つの移動駒6は相互に接近し、2つの電線Dの先端を重合させる位置まで接近させる。この場合前記螺旋状凹凸5のピッチを細かくすることにより、C型スリーブS部分を切って短くなった電線Dを引き寄せるのに多く回転螺旋軸2を多く回転させなければならないが、力は少なくて済む。そして、各電線Dの端部の被覆を剥ぎ、芯線をむき出しにして、再びC型スリーブSをこれらの電線D端に被せて、圧縮工具で圧縮し、接続することが出来る。なお、図8では2つの電線Dの芯線が前後に重なった状態である。
また、図示は省略するが、電線Dが羽子板端子により接続されている場合も、前記C型スリーブSと同様に電線Dを当該電線把持体8で把持した状態で、羽子板端子のボルトを外して羽子板端子の接続を解除することが出来る。その際も、手で電線の充電部付近に触れることなく充電部から安全な離隔をもって回転力で2つの移動駒6を動かして電線端を引き離すことが出来る。また、当該電線Dの電路の修理等の作業が終了した際は、2つの移動駒6を動かして2つの羽子板端子が重合するように2本の電線Dを近接させることができる。
なお、上記実施例1では、各移動駒6の接続片6dを有する上部側である、回転螺旋軸2の側に角度調整手段9を介して電線把持体8を設けているが、図9及び図10に示すように、主軸1側から突出した移動駒6の端部に角度調整手段9を介して電線把持体8を設けても良い。この場合、各移動駒6の貫通孔6eに主軸1を遊貫させて移動駒6を主軸1に係止し、一側に設けたネジ孔に固定ボルト7´を螺着し、当該固定ボルト7´の先端を主軸1に押し付けて、移動駒6を固定させるものである。他の構成は実施例1と同じである。この場合、作業者は一方の手で主軸1を掴み、他方の手で把手部4を持って回すが、前記実施例1より把手部4を持って回す作業者の手が充電部から離れ、作業がより安全に行える。
また、上記実施例1では、図2に示すように、主軸1、回転螺旋軸2、移動駒6及び電線把持体8が略一直線上に位置するが、図11に示すように、移動駒6に対して電線把持体8は曲がっていても良い。この場合、把持する電線に近接した電線がある場合等、電線に沿った空間を大きく取れないときに作業スペースを小さくできる。
図12は、この発明の実施例2を示す。この実施例2の補助工具は前記角度調整手段19が実施例1と異なり、他の構成は同じである。実施例2の角度調整手段19は、いわゆる2軸ヒンジとなっている。各移動駒6の他端部の接続片6dと継手20の一端とが調整ボルト11で、前記主軸1と回転螺旋軸2とで構成される面で回転、固定自在に接続され、さらに当該継手20の他端が、前記面に対して直交する面で、電線把持体8の支持片10に第2調整ボルト21で回転、固定自在に接続されている。
この様に、移動駒6と電線把持体8との間の角度調整手段19が2軸ヒンジとなっているため、把持する電線の湾曲角度に合わせて電線把持体8を曲げる角度の自由度が増し、電線の把持作業が極めて容易となる。なお、この実施例2の補助工具は、前記図11の補助工具を更に改良したものであり、電線把持体8の曲げ角度を調整できる。
図13はこの発明の実施例3を示す。この実施例3の補助工具は、2つの各移動駒6に夫々前記電線把持体8が2つ設けられたもので、前記支持片10が二股に分かれた枝片22、22にそれぞれ電線把持体8が支持された構成である。他の構成は実施例1と同じである。
この実施例3の場合は、同時に2本の電線を把持することができ、上述の変圧器の2次側の口出し線と立ち上がり線との接続箇所の切断又は切り離し、作業後の再接続の場合等に2本同時に処理することが出来、作業効率が上がるものである。
図14はこの発明の実施例4を示す。この実施例4の補助工具は主軸1を中心として対称位置に2本の回転螺旋軸2が支持片3によって支持され、各2つの移動駒6及び2つの電線把持体8がそれぞれ設けられている。また、回転螺旋軸2の各把手部4は各回転螺旋軸2の中央部からやや外れた対称位置に設けられている。他の構成は実施例1と同じである。
この実施例4の場合も、前記実施例3と同様に、同時に2本の電線を把持することができ、上述の変圧器の2次側の口出し線と立ち上がり線との接続箇所の切断又は切り離し、作業後の再接続の場合等に2本同時に処理することが出来、作業効率が上がるものである。
図15及び図16はこの発明の実施例5を示す。この実施例5の補助工具は、回転螺旋軸2の両端を円形の支持片25で回転自在に支持し、前記回転螺旋軸2は略中央部に大径の把手部26が設けられ、当該回転螺旋軸2の前記把手部26を除く外周には螺旋状凹凸5が形成され、当該螺旋状凹凸5は前記把手部26を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成している。
当該回転螺旋軸2の左右両側の螺旋状凹凸5は、前記両側の支持片25に各一端を支持された筒状体27によって夫々被われ、各筒状体27の他端は、前記把手部26の両端の環状段部26aに当接している。ただ、この当接は、把手部26は筒状体27の端部と当接しているが回転自在となっている。また、各筒状体27の一側には長孔28が設けられている。また、前記回転螺旋軸2の両側の螺旋状凹凸5には、その一端の螺孔を螺合させ、その他端を前記長孔28を通して筒状体27の外方に突出させた移動駒6が夫々設けられている。
また、前記各移動駒6の、前記筒状体27の外方に突出した他端には、実施例1と同じ電線把持体8が角度調整手段9を介して設けられている。さらに、前記把手部26の両端の環状段部26a外周に当接した筒状体27の端部には固定ボルト29が夫々螺着され、当該固定ボルト29は対向する環状段部26aをその先端で押圧することにより、把手部26の回転を阻止できる構成となっている。なお、当該固定ボルト29は2個設けているが、1個でもよい。
そして、作業者が一方の手で筒状体27を持ち、他方の手で前記把手部26を持って回すと、回転螺旋軸2の回転により、各移動駒6は当該回転螺旋軸2に沿って相互に接近又は離れるように移動する構成となっている。なお、前記筒状体27は断面円形に限らず、断面矩形、断面多角形の角筒、その他の断面形状の筒状態を含む。
この実施例5の場合、前記実施例1〜4の補助工具より、小型化でき、柱上での電線の切断や切り離し、及び接続作業の場合、作業者が柱上に運びやすく、保管、輸送の際も嵩張らず、便利である。
なお、前記各実施例では、回転螺旋軸2はその外周に螺旋状凹凸5を設けたものであるが、螺旋状凹凸にはネジも含むものである。また、前記各実施例では、移動駒6の二股脚6cで主軸1を把持して主軸1に移動駒6を固定しているが、これに限らず、移動駒6の一端に貫通孔を設け、この貫通孔に主軸を通し、当該貫通孔に達するネジ穴にボルトをねじ込み、当該ボルト先端で主軸1を押圧して、移動駒6を固定する方法等、種々の方法がある。
1 主軸 2 回転螺旋軸
3 支持片 4 把手部
5 螺旋状凹凸 6 移動駒
6a 本体 6b 螺旋孔
6c 二股脚 6d 接続片
6e 貫通孔 7 固定ボルト
7´ 固定ボルト 8 電線把持体
9 角度調整手段 10 支持片
11 調整ボルト 12 ナット
13 放射歯 14 放射歯
15 開口溝 15a 溝
16 押圧片 17 押圧ボルト
18 エンドキャップ 19 角度調整手段
20 継手 21 第2調整ボルト
22 枝片 25 支持片
26 把手部 26a 環状段部
27 筒状体 28 長孔
29 固定ボルト

Claims (9)

  1. 略同じ長さの主軸と回転螺旋軸とを平行に位置させてこれらの両端を支持片で支持し、前記回転螺旋軸は前記支持片に対して回転自在とし、
    当該回転螺旋軸の中央部に、外周に螺旋のない把手部を設け、当該回転螺旋軸の前記把手部を除く外周には螺旋状凹凸が形成され、当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、
    前記主軸と回転螺旋軸にまたがった移動駒を両側にそれぞれ設け、各移動駒は前記主軸に係止され、かつ自体の螺旋孔に前記回転螺旋軸を螺合して通し、
    前記回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該回転螺旋軸及び主軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、
    前記各移動駒の一端部で電線把持体を支持したことを特徴とする、電線切断・接続補助工具。
  2. 前記各移動駒の一端部に接続した支持片の先端部を二股にし、当該二股の先端に夫々電線把持体を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の電線切断・接続補助工具。
  3. 略同じ長さの主軸と、当該主軸を挟んで2本の回転螺旋軸とを平行に位置させてこれらの両端を支持片で支持し、前記各回転螺旋軸は前記支持片に対して回転自在とし、
    当該2本の各回転螺旋軸の略中央部から相互に反対方向にずれた位置に、外周に螺旋のない把手部を設け、また当該各回転螺旋軸の前記把手部を除く外周には螺旋状凹凸が夫々形成され、当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、
    前記主軸と前記2本のうちの片方の回転螺旋軸に夫々またがった移動駒を各回転螺旋軸の両側に夫々設け、各移動駒は他端部が前記主軸に係止され、中央部の螺旋孔に前記各回転螺旋軸を螺合して通し、
    前記各回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該各回転螺旋軸及び主軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、
    各移動駒の一端部で電線把持体を支持したことを特徴とする、電線・接続補助工具。
  4. 回転螺旋軸の両端を支持片で回転自在に支持し、前記回転螺旋軸は略中央部に大径の把手部が設けられ、当該回転螺旋軸の前記把手部を除く外周には螺旋状凹凸が夫々形成され、
    当該螺旋状凹凸は前記把手部を境に左右両側で逆方向の螺旋を形成し、当該回転螺旋軸の左右両側の各螺旋状凹凸は、前記両側の支持片に各一端を支持された筒状体によって夫々被われ、
    各筒状体の一側には長孔が設けられ、前記回転螺旋軸の各螺旋状凹凸に他端を螺合させ、その一端を前記長孔を通して筒状体の外方に突出させた移動駒を、前記回転螺旋軸の把手部を挟んだ両側に夫々設け、
    前記回転螺旋軸の回転により、各移動駒は当該回転螺旋軸に沿って相互に接近又は離れるように移動し、
    前記筒状体の外側の前記各移動駒の一端部で電線把持体を支持したことを特徴とする、電線・接続補助工具。
  5. 前記電線把持体は、電線を入れる溝と、当該溝に対向する押圧片とから成り、当該押圧片はボルトの回転により前記溝に向けて押圧自在な構成としたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の電線切断・接続補助工具。
  6. 前記各移動駒の一端部での電線把持体の支持は角度調整手段を具備し、当該角度調整手段は前記電線把持体の支持片と前記移動駒の一端部とを、前記回転螺旋軸と2個の前記移動駒とで構成される面で回転、固定自在に接続したことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の電線切断・接続補助工具。
  7. 前記角度調整手段が、前記各移動駒の一端部と前記電線把持体の各支持片との間に継手が介在し、当該各継手と前記各移動駒の一端部とは、2個の前記各移動駒と回転螺旋軸とで構成される面で回転、固定自在に接続され、前記継手と前記電線把持体とは、前記面に対して直交する面で回転、固定自在に接続された構成であることを特徴とする、請求項6に記載の電線切断・接続補助工具。
  8. 前記各移動駒は、主軸に対してボルトの締め付けにより固定自在であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の電線切断・接続補助工具。
  9. 通電状態の電線の切断の際、切断端の電線が跳ねないように、切断する電線の両側を、請求項1〜8に記載の電線切断・接続補助工具の相対向する2つの電線把持体で把持した状態で切断し、切断後は、前記2つの電線把持体を有する各移動駒を引き離して電線切断部を絶縁処理して工事作業を行い、作業後は前記移動駒を戻して、電線の芯線を接続することを特徴とする、荷電状態の電線切断・接続方法。
JP2012036785A 2012-02-22 2012-02-22 電線切断・接続補助工具 Active JP5897927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036785A JP5897927B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 電線切断・接続補助工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012036785A JP5897927B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 電線切断・接続補助工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013172622A JP2013172622A (ja) 2013-09-02
JP5897927B2 true JP5897927B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49266215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012036785A Active JP5897927B2 (ja) 2012-02-22 2012-02-22 電線切断・接続補助工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5897927B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5897627B2 (ja) * 2014-03-17 2016-03-30 中国電力株式会社 高圧引下線用切断補助具
JP5941088B2 (ja) * 2014-03-25 2016-06-29 中国電力株式会社 操作棒操作具
CN111193231B (zh) * 2020-02-22 2021-03-16 邱凤玲 一种防止建筑工程临时电缆拖地的装置
CN112186378A (zh) * 2020-10-12 2021-01-05 国网河南省电力公司镇平县供电公司 一种高原地区使用的抗瞬间高温的电力传输用接续线夹

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08251746A (ja) * 1995-03-07 1996-09-27 Yazaki Corp 被覆電線の剥皮方法および装置
JP3565971B2 (ja) * 1996-02-19 2004-09-15 株式会社永木精機 ジャンパー線の切断端面を離開する作業方法
JP4270671B2 (ja) * 1999-09-08 2009-06-03 米沢電線株式会社 電線保持工具
JP5235152B2 (ja) * 2009-03-24 2013-07-10 株式会社きんでん 架線拡幅工具および架線拡幅保持方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013172622A (ja) 2013-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5897927B2 (ja) 電線切断・接続補助工具
US10811856B2 (en) System for servicing cable
JP5980844B2 (ja) 電線仮接続装置及び電線仮接続方法
JP5878193B2 (ja) 接地短絡器具用挟持体
JP2015070651A (ja) 電線切り分け工事用柱間引留工具及びその着脱方法
CN107425309B (zh) 地面操作高处接线用电气试验夹具
JP5455465B2 (ja) 高圧引下線上部縁線支持具
JP2015019497A (ja) 接地短絡器具
KR101858536B1 (ko) 로봇용 용접토치
CN102944705A (zh) 一种交直流高压耐压试验用工具
KR102295139B1 (ko) 케이블 탈피기
JP2006340457A (ja) 短絡接地器具のための操作絶縁棒
CN210898306U (zh) 一种电力施工现场用电缆紧线器
CN209929847U (zh) 一种电力运维线路检修线头固定装置
CN203422397U (zh) 高压试验用引线接头固定接地工具
JP2020065418A (ja) スリーブカバー
CN201118148Y (zh) 滑车式导线接地装置
JP2006246579A (ja) 電力用ケーブルの補修方法
CN103855671A (zh) 裸导线放线器
JP2001078321A (ja) 電線保持工具
CN203422391U (zh) 高压试验用引线接头固定工具
JP6565659B2 (ja) 間接活線工事用圧縮スリーブ
CN105048132A (zh) 一种高压接地线装置
JP5872519B2 (ja) 間接活線作業用ラチェット工具
JP2018126002A (ja) 引下線支持具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250