JP5897655B2 - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、エレベータの群管理制御装置に関する。
通常、エレベータの利用者は、エレベータホールに設置されたホール呼びボタンで所望の行先方向を指定してホール呼びを登録し、乗りかごを呼び寄せる。その際、建物内に複数のエレベータが設置されていても、群管理される一群のエレベータの中でのホール呼びは、同一階において同方向には1つしか登録することができない。
特開2009−120346号公報
しかしながら、エレベータの利用者が多数になり、1台の乗りかごの定格積載量(定員)を超える人数の利用者が同一階でホール待ちをしている場合、ホール呼びに応答して到着した1台目の乗りかごには全員が乗り切れないことがある。この場合、エレベータホールに残った利用者は、再度ホール呼びの操作を行って2台目の乗りかごを待たなければならない。
このとき、1台目の乗りかごが出発した後でなければ次のホール呼びを登録することができない。ここで、複数台の乗りかごが近接して同方向に移動する、いわゆる団子運転状態になっている場合、2台目の乗りかごを呼び寄せるためのホール呼びを登録しても、1台目に近接している乗りかごは当該ホール呼びへの応答が間に合わず、通過してしまうことがある。その場合、さらに次の乗りかごが到着するまでには時間がかかり、エレベータホールの利用者の待ち時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、群管理される複数のエレベータが設置された建物において、同一階床のエレベータホールに、同一方向を行先方向とする多数のエレベータ利用者がいる場合に、利用者の待ち時間を短縮させるエレベータの群管理制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータの群管理制御装置は、建物内に設置された複数のエレベータを管理するものであり、呼び登録部とかご割り当て処理部とを備える。これら複数のエレベータはそれぞれ、既登録のホール呼びに応答して、乗りかごが所定の階床に着床して戸開した後、戸閉動作中に、当該階床のエレベータホールに設置された、当該ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンが短押し操作されたときに、当該乗りかごを再度戸開させるように動作する。また呼び登録部は、既登録のホール呼びに応答して、いずれかの乗りかごが所定の階床に着床して戸開しているときに、当該階床のエレベータホールに設置された、当該ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンが長押し操作されると、当該階床から前記行先方向に移動するためのホール呼びを追加登録する。かご割り当て処理部は、追加登録したホール呼びに応答させる乗りかごとして、既登録のホール呼びに応答して戸開している乗りかご以外の乗りかごを割り当てる。
第1実施形態〜第5実施形態によるエレベータの群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成を示す全体図。 第1実施形態によるエレベータの群管理制御装置に接続されたホール操作盤を示す外観図。 第1実施形態〜第5実施形態によるエレベータの群管理制御装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態によるエレベータの群管理制御装置の動作を示すフローチャート。 他の形態によるエレベータの群管理制御装置で管理する複数のエレベータのエレベータホールを示す外観図。 (a)および(b)は、他の形態によるエレベータの群管理制御装置に接続されたホール操作盤を示す外観図。 (a)および(b)は、他の形態によるエレベータの群管理制御装置に接続されたホール操作盤を示す外観図。 第2実施形態によるエレベータの群管理制御装置に接続されたホール操作盤を示す外観図。 第2実施形態によるエレベータの群管理制御装置の動作を示すフローチャート。 (a)および(b)は、他の形態によるエレベータの群管理制御装置に接続されたホール操作盤を示す外観図。 第3実施形態によるエレベータの群管理制御装置の動作を示すフローチャート。 第4実施形態によるエレベータの群管理制御装置の動作を示すフローチャート。 第5実施形態によるエレベータの群管理制御装置の動作を示すフローチャート。
《第1実施形態》
〈第1実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Aが搭載された建物には、第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の2台のエレベータが設置されており、第1エレベータ2−1は、乗りかご21−1と、乗りかご21−1に接続された第1エレベータ制御装置22−1とを有し、第2エレベータ2−2は、乗りかご22−2と、乗りかご22−2に接続された第2エレベータ制御装置22−2とを有する。乗りかご21−1にはかごドア211−1およびかご操作盤212−1が設置され、乗りかご21−2にはかごかごドア211−2およびかご操作盤212−2が設置されている。
第1エレベータ制御装置22−1は、かごドア211−1の操作情報に基づいて、乗りかご21−1の昇降、かごドア211−1の開閉、ホールドア31−1の開閉等を制御する。第2エレベータ制御装置22−2は、かごドア211−2の操作情報に基づいて、乗りかご21−2の昇降、かごドア211−2の開閉、ホールドア31−2の開閉等を制御する。
また当該建物のエレベータホール3には、第1エレベータ2−1に対応したホールドア31−1と、第2エレベータ2−2に対応したホールドア31−2と、第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2に共有のホール操作盤32Aとを有する。ホール操作盤32Aはインジケータであり、図2に示すように、第1エレベータ2−1の乗りかご21−1の現在位置情報および走行方向を表示する現在情報表示部321−1と、第2エレベータ2−2の乗りかご21−2の現在位置情報および走行方向を表示する現在情報表示部321−2と、上方向のホール呼びボタン322と、下方向のホール呼びボタン323とが設けられている。図1においては、建物の中の1つのエレベータホール3のみについて示しているが、実際には建物内の各階床ごとに、同様のエレベータホール3が設けられている。
またエレベータシステム1Aは、第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2を群管理する群管理制御装置4Aを備える。
群管理制御装置4Aは、図3に示すように、動作状況取得部41と、操作情報取得部42と、呼び登録部43と、ボタン点灯制御部44と、かご割り当て処理部45と、指令送信部46とを有する。
動作状況取得部41は、第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に関する情報を取得する。操作情報取得部42は、ホール操作盤32Aの操作情報を取得する。呼び登録部43は、操作情報取得部42で取得したホール操作盤32Aの操作情報に基づいて、ホール呼びを登録する。本実施形態において呼び登録部43には、同一階床の同一方向に関する複数のホール呼びを登録することが可能である。ボタン点灯制御部44は、呼び登録部43におけるホール呼びの登録状況および指令送信部46の処理状況に基づいて、ホール操作盤32Aのホール呼びボタンの点灯制御を行う。かご割り当て処理部45は、動作状況取得部41で取得された第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に基づいて、呼び登録部43に登録されたホール呼びに応答させる乗りかごの割り当て処理を行う。指令送信部46は、かご割り当て処理部45で割り当てられた乗りかごに対応するエレベータ制御装置に、ホール呼びに対する応答指令を送信する。
応答指令を受けたエレベータ制御装置は、当該応答指令に基づいて、該当する乗りかごの昇降、かごドアの開閉、ホールドアの開閉等を制御する。
〈第1実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Aの動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。図4は、エレベータホール3にいる利用者によりホール操作盤32Aが操作されたときに、群管理制御装置4Aで実行される処理を示している。
本実施形態においてエレベータシステム1Aの稼働中は、群管理制御装置4Aの動作状況取得部41において第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に関する情報、例えば乗りかご21−1、21−2の現在位置情報や行き先方向、かごドア211−1、211−2、およびホールドア31−1、31−2の開閉状況等が、所定時間間隔で取得されている。
そして、エレベータホール3にいる利用者により1階のホール操作盤32Aのホール呼びボタン(ここでは、上方向のホール呼びボタン322)が操作されると(S1の「YES」)、当該操作情報が群管理制御装置4Aの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するための1つ目のホール呼びaが登録される。ここで、ホール呼びaが登録されたことをエレベータホール3の利用者に報知するため、ボタン点灯制御部44により、1階のホール操作盤32Aの上方向のホール呼びボタン322が点灯される(S2)。
次に、かご割り当て処理部45において、動作状況取得部41で取得された第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に基づいて、呼び登録部43に登録されたホール呼びaに応答させる乗りかご(最短時間で到着すると判断された乗りかご)の割り当て処理が行われる(S3)。ここでは、ホール呼びaに応答させる乗りかごとして、第1エレベータ2−1の乗りかご21−1が割り当てられたものとする。
ホール呼びaに乗りかご21−1が割り当てられると、指令送信部46により、割り当てられた乗りかご21−1に対応するエレベータ制御装置22−1に、ホール呼びaに対する応答指令が送信される。そしてエレベータ制御装置22−1により、当該応答指令に基づいて、乗りかご21−1を1階に着床させてかごドア211−1およびホールドア31−1を戸開させるよう制御される。かごドア211−1およびホールドア31−1が戸開すると、乗りかご21−1にエレベータホール3の利用者が乗車を開始する。
また、指令送信部46からホール呼びaに対する応答指令が送信されると、ボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322を点灯から点滅に切り替えることで、1階のエレベータホール3にいる利用者に、ホール呼びaに対応する乗りかご21−1の他の乗りかごを呼び寄せるための操作が可能な状態であることが報知される(S4)。
そして、乗りかご21−1が満員になりエレベータホール3にいる利用者が乗りきれず、他の乗りかごを呼び寄せるために点滅している上方向のホール呼びボタン322が利用者により長押し操作されると(S5の「YES」)、当該操作が群管理制御装置4Aの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するためのホール呼びbが追加登録される。また、ホール呼びbが追加登録されると、ボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322を点滅から点灯に切り替えるよう制御される(S6)。
次に、かご割り当て処理部45において、既にホール呼びaに応答している乗りかご21−1以外の乗りかごを、追加登録されたホール呼びbに応答させる乗りかごとして割り当てる処理が行われる(S7)。ここでは、ホール呼びbに応答させる乗りかごとして、第2エレベータ2−2の乗りかご21−2が割り当てられる。
ホール呼びbに乗りかご21−2が割り当てられると、指令送信部46により、割り当てられた乗りかご21−2に対応するエレベータ制御装置22−2に、ホール呼びbに対する応答指令が送信される。そしてエレベータ制御装置22−2により、当該応答指令に基づいて、乗りかご21−2を1階に着床させてかごドア211−2およびホールドア31−2を戸開させるよう制御される。
ここで、ホール呼びaに対応して1階に着床している乗りかご21−1のかごドア211−1が戸閉する前に、上方向のホール呼びボタン322が短押し操作されると(S8の「YES」)、当該かごドア211−1が戸閉動作中であるときには、再度戸開される(S9)。かごドア211−1が戸閉し、乗りかご21−1が上方向に出発すると(S10の「YES」)、呼び登録部43に登録されているホール呼びaが消去されてステップS4に戻る。そしてボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322を点灯から点滅に切り替えることで、1階のエレベータホール3にいる利用者に、ホール呼びbに対応する乗りかご21−2の他の乗りかごを呼び寄せるための操作が可能な状態であることが報知される(S4)。
その後、上方向のホール呼びボタン322が長押し操作されず(S5「NO」)、ホール呼びbに対応して1階に着床している乗りかご21−2のかごドア211−2が戸閉する前に、上方向のホール呼びボタン322が短押し操作されると(S11の「YES」)、当該かごドア211−2が戸閉動作中であるときには、再度戸開される(S12)。
かごドア211−2が戸閉し、乗りかご21−2が上方向に出発すると(S13の「YES」)、呼び登録部43に登録されているホール呼びbも消去されてすべての呼びへの応答が終了し、ボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322が消灯される(S14)。
以上の第1実施形態によれば、ホール呼びに応答して乗りかごが呼び登録階に着床している間は、ホール呼びボタンを押下する時間長さで、通常の動作(着床している乗りかごに対して有効となり、当該乗りかごが戸閉動作しているときには反転戸開する動作)と、ホール呼びの追加登録の動作(着床している乗りかご以外の乗りかごに対して有効となり、追加したホール呼びに応答させる動作)とを使い分けるようにしている。このため、既存の設備で同一階における同一方向に関する複数のホール呼びを同時に登録可能とし、エレベータホールに同一方向を行先方向とする多数のエレベータ利用者がいる場合にも、利用者の待ち時間を短縮させることができる。
上述した第1実施形態においては、エレベータシステム1A内に2台のエレベータが設置され、各階床にはそれぞれ1つのホール操作盤が設置されている場合について説明した。しかしこれらの数には限定されず、図5に示すように、同一階床に複数のホール操作盤を設置していてもよい。その場合、ステップS2やS6においてホール呼びが登録されたときに、該当する階のすべてのホール操作盤の、同方向のホール呼びボタンが点灯するよう制御される。
また、上述した第1実施形態ではステップS4において、登録されたホール呼びに応答して乗りかごが着床し戸開したときに、ボタン点灯制御部44により、操作された階の該当方向のホール呼びボタンを点滅に切り替える場合について説明した。しかし報知の方法はボタンの点滅には限定されず、同一階床に複数のホール操作盤がある場合、操作されたホール呼びボタンでは点灯状態を維持しつつ、他のホール操作盤の該当方向のホール呼びボタンは消灯させることで、当該階床のエレベータホールにいる利用者に、他の乗りかごを呼び寄せるための操作が可能な状態であることを報知するようにしてもよい。ここで各エレベータに対しそれぞれ1つのホール操作盤が対応して設置されている場合には、当該階のホール呼びの対象とすることができるエレベータのホール呼びボタンのみが消灯され、最終的には建物内のエレベータの台数分のホール呼び登録を同時に登録することが可能になる。
この場合、既に着床して戸開している乗りかごが戸閉する前に、当該乗りかごに対応する操作盤で上方向のホール呼びボタンが短押し操作されると、当該かごドアが戸閉動作中であるときには再度戸開される。また、着床していた乗りかごが戸閉し出発すると、当該乗りかごに対応するホール呼びボタンが消灯し、当該エレベータを、以降のホール呼びへの応答の対象に含めることができる。
また上述した第1実施形態では、ホール操作盤がインジケータで構成された場合について説明したが、ホール操作盤を図6(a)に示すような液晶パネルまたは図6(b)に示すような液晶タッチパネルで構成し、液晶画面上にホール呼びボタンの操作方法を表示するようにしてもよい。
図6(a)および(b)では、短押し操作をしたときには既に到着している乗りかごに対して処理が行われ、長押し操作をしたときには次に到着する乗りかごに対する処理が行われることが明示されている。また図7(a)および(b)では、既に着床した乗りかごが戸開しているときに、満員の際にもう一度ホール呼びボタンを操作するよう促すメッセージが表示されている。
《第2実施形態》
〈第2実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成は、第1実施形態において図1で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態においてエレベータホール3に設置されたホール操作盤32Bは、図8に示すように、第1エレベータ2−1の乗りかご21−1の現在位置情報および走行方向を表示する現在情報表示部321−1と、第2エレベータ2−2の乗りかご21−2の現在位置情報および走行方向を表示する現在情報表示部321−2と、先発用の乗りかごを呼びよせるための上方向のホール呼びボタン324および下方向のホール呼びボタン325と、次発用の乗りかごを呼びよせるための上方向のホール呼びボタン326および下方向のホール呼びボタン327とが設けられている。つまり、上下方向のホール呼びボタンのセットが、先発用と次発用との2セット分、設置されている。
〈第2実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Bの動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9は、エレベータホール3にいる利用者によりホール操作盤32Bが操作されたときに、群管理制御装置4Bで実行される処理を示している。
本実施形態において、エレベータホール3にいる利用者により1階のホール操作盤32Bの先発用のホール呼びボタン(ここでは、上方向のホール呼びボタン324)が操作されると(S21の「YES」、S22の「YES」)、当該操作情報が群管理制御装置4Bの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するための先発用のホール呼びcが登録される。ここで、ホール呼びcが登録されたことをエレベータホール3の利用者に報知するため、ボタン点灯制御部44により、1階のホール操作盤32Bの先発用の上方向のホール呼びボタン324が点灯される(S23)。
また、ステップS22において次発用のボタンが操作された場合でも(S22の「NO」)、先発用の上方向のホール呼びが登録済みではないとき(S24の「NO」)には、ステップS23に移行して当該操作により先発用のホール呼びが登録される。
次に、かご割り当て処理部45において、動作状況取得部41で取得された第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に基づいて、呼び登録部43に登録されたホール呼びcに応答させる乗りかご(最短時間で到着すると判断された乗りかご)の割り当て処理が行われる(S25)。ここでは、ホール呼びcに応答させる乗りかごとして、第1エレベータ2−1の乗りかご21−1が割り当てられたものとする。ホール呼びcに乗りかご21−1が割り当てられると、指令送信部46により、割り当てられた乗りかご21−1に対応するエレベータ制御装置22−1に、ホール呼びcに対する応答指令が送信される。そしてエレベータ制御装置22−1により、当該応答指令に基づいて、乗りかご21−1を1階に着床させてかごドア211−1およびホールドア31−1を戸開させるよう制御される(S26)。かごドア211−1およびホールドア31−1が戸開すると、乗りかご21−1にエレベータホール3の利用者が乗車を開始する。
そして、乗りかご21−1が満員になりエレベータホール3にいる利用者が乗りきれず、他の乗りかごを呼び寄せるために利用者により次発用の上方向のホール呼びボタン326が操作されると(S27の「YES」)、当該操作が群管理制御装置4Bの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するためのホール呼びdが追加登録される。また、ホール呼びdが追加登録されると、ボタン点灯制御部44により、次発用の上方向のホール呼びボタン326が点灯される(S28)。
次に、かご割り当て処理部45において、動作状況取得部41で取得された第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に基づいて、既にホール呼びcに応答している乗りかご21−1以外の乗りかごを、追加登録されたホール呼びdに応答させる乗りかごとして割り当てる処理が行われる(S29)。ここでは、ホール呼びdに応答させる乗りかごとして、第2エレベータ2−2の乗りかご21−2が割り当てられる。
ホール呼びdに乗りかご21−2が割り当てられると、指令送信部46により、割り当てられた乗りかご21−2に対応するエレベータ制御装置22−2に、ホール呼びdに対する応答指令が送信される。そしてエレベータ制御装置22−2により、当該応答指令に基づいて、乗りかご21−2を1階に着床させてかごドア211−2およびホールドア31−2を戸開させるよう制御される。
ここで、ホール呼びcに対応して1階に着床している乗りかご21−1のかごドア211−1が戸閉する前に、先発用の上方向のホール呼びボタン324が短押し操作されると(S30の「YES」)、当該かごドア211−1が戸閉動作中であるときには、再度戸開される(S31)。かごドア211−1が戸閉し、乗りかご21−1が上方向に出発すると(S32の「YES」)、呼び登録部43に登録されているホール呼びcが消去され、ホール呼びdが先発用の呼びに切り替わる。これに対応してボタン点灯制御部44により、次発用の上方向のホール呼びボタン326が消灯され、先発用の上方向のホール呼びボタン326が点灯されるように切り替えられる(S33)。
その後、次発用の上方向のホール呼びボタン326が操作されず(S27の「NO」)、ホール呼びdに対応して1階に着床している乗りかご21−2のかごドア211−2が戸開する前に、先発用の上方向のホール呼びボタン326が短押し操作されると(S34の「YES」)、当該かごドア211−2が戸閉動作中であるときには、再度戸開される(S35)。
かごドア211−2が戸閉し、乗りかご21−2が上方向に出発すると(S36の「YES」)、呼び登録部43に登録されているホール呼びdも消去されてすべての呼びへの応答が終了し、ボタン点灯制御部44により、先発用の上方向のホール呼びボタン324が消灯される(S37)。
以上の第2実施形態によれば、ホール操作盤に、上下方向に対するホール呼びボタンのセットを複数設置することにより、複数のホール呼びを同時に登録可能とし、エレベータホールに同一方向を行先方向とする多数のエレベータ利用者がいる場合にも効率よく運転を行って利用者の待ち時間を短縮させることができる。
上述した第2実施形態においては、エレベータシステム1B内に2台のエレベータが設置され、各階床にはそれぞれ1つのホール操作盤が設置されている場合について説明したが、これらの数には限定されず、図5に示すように、同一階床に複数のホール操作盤を設置していてもよい。その場合、ステップS22やS26においてホール呼びが登録されたときに、該当する階のすべてのホール操作盤の、先発用または次発用の同方向のホール呼びボタンが点灯するよう制御される。
また上述した第2実施形態では、1つのホール操作盤内に、上方向のホール呼びボタンと下方向のホール呼びボタンとを2セット(先発用および次発)設置した場合について説明したが、この数には限定されず、3セット以上の上下方向のホール呼びボタンを設置してさらに多くのホール呼びを同時に登録できるようにしてもよい。
また上述した第2実施形態では、ホール操作盤がインジケータで構成された場合について説明したが、ホール操作盤を図10(a)に示すような液晶パネルまたは図10(b)に示すような液晶タッチパネルで構成し、液晶画面上にホール呼びボタンの操作方法を表示するようにしてもよい。図10(a)では、上段のホール呼びボタンが先発用に操作するためのボタンであり、下段のホール呼びボタンが次発用に操作するためのボタンであることが明示され、図10(b)では、既に着床した乗りかごが戸開しているときに、満員の際に次発用のホール呼びボタンを操作するよう促すメッセージが表示されている。。
《第3実施形態》
〈第3実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータシステム1Cの構成は、第1実施形態において図1で説明したエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において群管理制御装置4Cは、各乗りかご21−1、21−2にかかる荷重量をそれぞれ検出する荷重検出装置(図示せず)に接続され、呼び登録部43はホール操作盤32Cの操作情報および荷重検出装置で検出された荷重量に基づいて、ホール呼びを登録する。
〈第3実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Cの動作について、図11のフローチャートを参照して説明する。図11は、エレベータホール3にいる利用者によりホール操作盤32Cが操作されたときに、群管理制御装置4Cで実行される処理を示している。
本実施形態においてエレベータホール3にいる利用者により、図2に示す1階のホール操作盤32Cのホール呼びボタン(ここでは、上方向のホール呼びボタン322)が操作されると(S41の「YES」)、当該操作情報が群管理制御装置4Cの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するためのホール呼びeが登録される。ここで、ホール呼びeが登録されたことをエレベータホール3の利用者に報知するため、ボタン点灯制御部44により、1階のホール操作盤32Cの上方向のホール呼びボタン322が点灯される(S42)。
次に、かご割り当て処理部45において、動作状況取得部41で取得された第1エレベータ2−1および第2エレベータ2−2の動作状況に基づいて、呼び登録部43に登録されたホール呼びeに応答させる乗りかご(最短時間で到着すると判断された乗りかご)の割り当て処理が行われる(S43)。ここでは、ホール呼びeに応答させる乗りかごとして、第1エレベータ2−1の乗りかご21−1が割り当てられたものとする。ホール呼びeに乗りかご21−1が割り当てられると、指令送信部46により、割り当てられた乗りかご21−1に対応するエレベータ制御装置22−1に、ホール呼びeに対する応答指令が送信される。そしてエレベータ制御装置22−1により、当該応答指令に基づいて、乗りかご21−1を1階に着床させてかごドア211−1およびホールドア31−1を戸開させるよう制御される。かごドア211−1およびホールドア31−1が戸開すると、乗りかご21−1にエレベータホール3の利用者が乗車を開始する。
また、指令送信部46からホール呼びeに対する応答指令が送信されると、ボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322が消灯される(S44)。
そして、乗りかご21−1が満員状態になり、乗りかご21−1の荷重検知装置により算出された当該乗りかご21−1の荷重量が定格積載量を超えたと判定されると(S45の「YES」)、当該操作が群管理制御装置4Cの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するためのホール呼びfが追加登録される。また、ホール呼びfが追加登録されると、ボタン点灯制御部44により、上方向のホール呼びボタン322が点灯される(S46)。
以降、ステップS47〜S50で実行される処理は、第1実施形態において説明したステップS7〜S10の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、ステップS45において乗りかご21−1の荷重量が定格積載量以下であると判定されたとき(S45の「NO」)に実行されるステップS51〜S54の処理は、第1実施形態において説明したステップS11〜S14の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上の第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、ホール呼び応答して着床した1台目の乗りかごの荷重量から、当該乗りかごが満員状態でありエレベータホールの利用者が乗り切れないと判定されたときには、ホール呼びを追加登録するための操作の有無にかかわらず、自動で次のホール呼びが登録されて他の乗りかごが呼び寄せられるため、さらに効率よく利用者の待ち時間を短縮させることができる。
上述した第3実施形態において、同一階床に複数のホール操作盤がある場合、登録されたホール呼びに応答して乗りかごが着床し戸開したときに、操作されたホール呼びボタンでは点灯状態を維持しつつ、他のホール操作盤の該当方向のホール呼びボタンは消灯させることで、当該階床のエレベータホールにいる利用者に、他の乗りかごを呼び寄せるための操作が可能な状態であることを報知するようにしてもよい。
この場合、既に着床して戸開している乗りかごが戸閉する前に、当該乗りかごに対応するホール操作盤で上方向のホール呼びボタンが短押し操作されると、当該かごドアが戸閉動作中であるときには再度戸開される。また、既に着床して戸開している乗りかごが戸閉する前に、当該乗りかごに対応するホール操作盤以外のホール操作盤で上方向のホール呼びボタンが短押し操作されたときには、操作されたホール呼びボタンが、既に着床している乗りかごに対応するホール呼びボタンではなければ、ホール呼びが追加登録される。
《第4実施形態》
〈第4実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータシステム1Dの構成は、第3実施形態によるエレベータシステム1Cの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
〈第4実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Dの動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。図12は、エレベータホール3にいる利用者によりホール操作盤32Dが操作されたときに、群管理制御装置4Dで実行される処理を示している。
本実施形態において、ステップS61〜S71で実行される処理は、第3実施形態において説明したステップS41〜S50の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、ステップS65において乗りかご21−1の荷重量が定格積載量以下であると判定されたとき(S65の「NO」)には、さらに上方向のホール呼びボタン322が長押し操作されたか否かが監視され(S66)、長押し操作されたときには(S66の「YES」)ステップS67に移行し、ホール呼びが追加登録されるとともに、上方向のホール呼びボタンが点灯される(S67)。
また、ステップS66において長押し操作がされなかったとき(S66の「NO」)には、第3実施形態で説明したステップS51〜S54と同様の処理が実行される(S72〜S75)。
以上の第4実施形態によれば、ホール呼びに応答して着床した1台目の乗りかごが満員状態と判定されたとき、または利用者により追加で呼びを登録する所定の操作が行われたときには他の乗りかごが呼び寄せられるため、さらに効率よく利用者の待ち時間を短縮させることができる。
《第5実施形態》
本発明の第5実施形態によるエレベータシステム1Eの構成は、第2実施形態によるエレベータシステム1Bの構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において群管理制御装置4Eは、各乗りかご21−1、21−2にかかる荷重量をそれぞれ検出する荷重検出装置(図示せず)に接続され、呼び登録部43はホール操作盤32Eの操作情報および荷重検出装置で検出された荷重量に基づいて、ホール呼びを登録する。
〈第5実施形態による群管理制御装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータシステム1Eの動作について、図13のフローチャートを参照して説明する。図13は、エレベータホール3にいる利用者によりホール操作盤32Eが操作されたときに、群管理制御装置4Eで実行される処理を示している。
本実施形態において、ステップS81〜S86で実行される処理は、第2実施形態において説明したステップS21〜S26の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
そして、乗りかご21−1が満員状態になり、乗りかご21−1の荷重検知装置により算出された当該乗りかご21−1の荷重量が定格積載量を超えたと判定されると(S87の「YES」)、ステップS89に移行し、当該操作が群管理制御装置4Eの操作情報取得部42で取得され、呼び登録部43に、1階から上方向に移動するためのホール呼びが追加登録されとともに、上方向のホール呼びボタンが点灯される(S89)。以降、第2実施形態のステップS30〜S33と同様の処理が実行される(S91〜S94)。
また、ステップS87において乗りかご21−1の荷重量が定格積載量以下であると判定されたとき(S88の「NO」)には、さらに次発用の上方向のホール呼びボタン326が操作されたか否かが監視され(S88)、ホール呼びボタン326が操作されたときには(S88の「YES」)ステップS89に移行し、ホール呼びが追加登録されるとともに、上方向のホール呼びボタン326が点灯される(S89)。
また、ステップS88において次発用の上方向のホール呼びボタン326が操作されなかったとき(S88の「NO」)には、第2実施形態で説明したステップS34〜S37と同様の処理が実行される(S95〜S98)。
以上の第5実施形態によれば、ホール呼びに応答して着床した1台目の乗りかごが満員状態と判定されたとき、または利用者により次発用の呼びを登録する操作が行われたときには他の乗りかごが呼び寄せられるため、さらに効率よく利用者の待ち時間を短縮させることができる。
なお、上述した第1実施形態〜第5実施形態において、群管理制御装置で管理される各エレベータは、ホール呼びの追加登録に応答する乗りかごが、当該追加登録のためにホール呼びの操作が行われた階床に向かうまでの間は、当該乗りかごにかかる荷重量が、通常の定格積載量よりも少ない所定積載量を超えないように制御し、ホール呼び操作階に向かう途中で他の階床に着床した際に、当該所定積載量を超えると、ブザーを鳴らしたり最後に乗車した人に降車を促すメッセージを流すなどの報知処理を行うようにしてもよい。この場合、ホール呼びの操作が行われた階床に着床すると、通常の定格積載量を超えないように制御される状態に戻る。このように処理が行われることにより、追加登録に応答してホール呼び操作階で戸開した際に、確実に利用者が乗車することができ、当該ホール呼び操作階におけるさらなるホール呼びの追加登録の発生を防ぐことができる。
また、上述した第1実施形態〜第5実施形態において、建物内の複数の階床でのホール呼びの追加登録が発生した場合には、群管理制御装置により、過去の所定期間における各階床でのホール呼びの追加登録の発生回数に応じて、各追加登録に応答させる乗りかごの応答回数の配分を決定するようにしてもよい。例えば、3階と5階とで同時期にホール呼びの追加登録が行われた場合、過去1時間の間にホール呼びの追加登録が、3階で10回発生し、5階で5回発生していたときには、追加登録に応答する乗りかごは3階と5階とで2対1の割合の応答回数になるように割り付ける(所定時間内に、3階に2回に対して5階に1回の割合で割り付ける)ように配分を決定することができる。このように割り付けることで、多くの利用者がホール待ちをしている階に優先的に追加登録の乗りかごを割り付けることができ、さらに効率のよい制御を行うことができる。
また上述した第1実施形態〜第5実施形態においては、建物内に設置された2台のエレベータを制御するエレベータシステムについて説明したが、3台以上のエレベータを制御するようにしてもよい。この場合、1台目のエレベータのホール呼び応答中に2台目のエレベータが追加登録され、当該2台目のエレベータの乗りかごが所定の階床に着床して戸開しているときに、さらに追加登録の処理が行われると、同一階床で同一方向に移動する3台目のエレベータを追加登録することができる。同様に、4台目、5台目・・・をさらに追加登録することもできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A、1B、1C、1D、1E…エレベータシステム、2−1…第1エレベータ、2−2…第2エレベータ、3…エレベータホール、4A、4B、4C、4D、4E…群管理制御装置、22−1…第1エレベータ制御装置、22−2…第2エレベータ制御装置、31−1、31−2…ホールドア、32A、32B、32C、32D、32E…ホール操作盤、41…動作状況取得部、42…操作情報取得部、43…呼び登録部、44…ボタン点灯制御部、45…かご割り当て処理部、46…指令送信部、211−1、211−2…かごドア、212−1、212−2…かご操作盤、321−1、321−2…現在情報表示部、322、323、324、325、326、327…ホール呼びボタン

Claims (5)

  1. 建物内に設置された複数のエレベータを管理するエレベータの群管理制御装置において、
    前記複数のエレベータはそれぞれ、既登録のホール呼びに応答して、乗りかごが所定の階床に着床して戸開した後、戸閉動作中に、当該階床のエレベータホールに設置された、当該ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンが短押し操作されたときに、当該乗りかごを再度戸開させるように動作するものであり、
    既登録のホール呼びに応答して、いずれかのエレベータの乗りかごが所定の階床に着床して戸開しているときに、当該階床のエレベータホールに設置された、当該ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンが長押し操作されると、当該階床から前記行先方向に移動するためのホール呼びを追加登録する呼び登録部と、
    前記呼び登録部で追加登録したホール呼びに応答させる乗りかごとして、前記既登録のホール呼びに応答して戸開している乗りかご以外の乗りかごを割り当てるかご割り当て処理部と、
    前記かご割り当て処理部で割り当てられた乗りかごを、該当するホール呼びに応答させるための応答指令を、該当するエレベータに送信する指令送信部と
    を備えることを特徴とするエレベータの群管理制御装置。
  2. 前記既登録のホール呼びに応答して、いずれかのエレベータの乗りかごが所定の階床に着床して戸開しているときに、
    当該階床のエレベータホールに設置された、前記ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンを点滅させるかまたは、
    当該階床のエレベータホールに設置された、前記ホール呼びで指定された行先方向と同方向のホール呼びボタンのうち、戸開している乗りかごに対応するホール呼びボタンを点灯させ、それ以外のホール呼びボタンを消灯させるボタン点灯制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの群管理制御装置。
  3. 前記呼び登録部は、既に登録したホール呼びに応答して、いずれかのエレベータの乗りかごが所定の階床に着床して戸開しているときに、当該乗りかごにかかる荷重量が所定値を超えると、前記ホール呼びを追加登録するための操作の有無にかかわらず、当該階床から前記行先方向に移動するためのホール呼びを追加登録する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの群管理制御装置。
  4. 管理対象の前記複数のエレベータはそれぞれ、前記ホール呼びの追加登録に応答する乗りかごが、前記追加登録のためにホール呼びの操作が行われた階床に向かうまでの間は、当該乗りかごにかかる荷重量が、予め設定された定格積載量よりも少ない所定積載量を超えないように制御される
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータの群管理制御装置。
  5. 前記かご割り当て処理部は、前記建物内の複数の階床でのホール呼びの追加登録が発生した場合には、過去の所定期間における各階床でのホール呼びの追加登録の発生回数が多い階床程、追加登録への応答回数が多くなるように、割り当て処理を行う
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータの群管理制御装置。
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