JP5897351B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータと、モータから延びる動力線と、動力線が接続されるネジ式端子台とを含んでいて、端子台および動力線を通じて電流をモータに流し、モータを駆動するモータ制御装置に関する。
モータとモータ制御装置との間には端子台が配置されている。端子台は、締結ネジによって端子と動力線とをそれぞれ固定し、モータとモータ制御装置とを互いに電気的に接続している。
ここで、特許文献1は、端子台の締結ネジの緩みに起因する異常発熱の検出を開示している。特許文献1においては、締結ネジが緩んで異常発熱が起きると、端子台の電流経路上に設けられた溶断体が溶断し、電流経路を遮断する。
また、特許文献2は、温度上昇によりガスを放出する塗布剤を端子台の一部に予め塗布することを開示している。そして、締結ネジの緩みに基づいて端子台が異常発熱すると、塗布剤からガスが放出され、外部に設けられたガス検知器によりガスが検知される。さらに、特許文献3は、接続不良検出回路を端子台に設け、締結ネジの緩みを電気的に検出することを開示している。
特開平11−353993号公報 特開平06−089747号公報 特開2011−165514号公報
このように、従来技術の締結ネジの緩みを検出する端子台においては、締結ネジの緩みに起因する物理量を検出するので、溶断体、温度上昇によりガスを放出する塗布剤、または接続不良検出回路といったハードウェアの追加が必要とされていた。このため、従来技術の端子台は、締結ネジの緩みを検出できない他の端子台に比較して、値段が高く、また端子台を保守するのに手間がかかるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、モータを制御するために用いられる電流および電圧の情報を流用して、ネジ式端子台の締結ネジの緩みに伴う接触抵抗の増加を捉えることで、端子台やモータ、モータ駆動装置のハードウェアに手を加えることなく端子台の締結ネジの緩みを検出することのできるモータ制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、モータと、該モータから延びる動力線と、該動力線が接続されるネジ式端子台とを含んでいて、前記端子台および前記動力線を通じて電流を前記モータに流し、前記モータを駆動するモータ制御装置において、前記端子台および前記動力線を通じて前記モータに電圧を指令する電圧指令部と、該電圧指令部によって前記モータに電圧が印加されたときに前記動力線に流れる電流を読取る電流読取部と、該電流読取部によって読取られた電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記ネジ式端子台のネジが緩んでいるか否かを判断する判断部とを具備することを特徴とするモータ制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記電圧指令部が前記モータの各相に同一に電圧を印加するよう指令したときに、前記電流読取部によって読取られた各相の電流値の差が第一閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断する。
3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記電圧指令部が各相に電圧を印加して前記電流読取部より読取られる前記モータの各相の電流値が同一になった後で、前記各相の電圧の差が第二閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断する。
4番目の発明によれば、1番目の発明において、前記判断部が、前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記モータの各相の抵抗を算出する抵抗算出部を含んでおり、前記抵抗算出部により算出された各相の抵抗の差が第三閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断する。
5番目の発明によれば、1番目の発明において、前記判断部が、前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記モータの各相の抵抗を算出する抵抗算出部を含んでおり、前記抵抗算出部により算出された各相の抵抗が所定の第四閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断する。
6番目の発明によれば、1番目の発明において、前記モータが電気的に独立した複数の巻線を有しており、前記複数の巻線のうちの少なくとも二つの巻線の電流値または電圧値を互いに比較し、それらの差が第五閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断する。
7番目の発明によれば、1番目の発明において、前記モータが電気的に独立した複数の巻線を有しており、前記判断部が前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて各巻線の抵抗を算出する抵抗算出部を有しており、前記複数の巻線のうちの少なくとも二つの巻線の抵抗を比較し、その差が第六閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいる。
8番目の発明によれば、1番目から7番目のいずれかの発明において、さらに、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断した場合に、前記判断部の判断内容を外部に出力する出力部をさらに含む。
1番目から8番目の発明においては、電流読取部によって読取られた電流値と電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、ネジ式端子台のネジが緩んでいるか否かを判断する。このため、端子台やモータなどのハードウェアに部材を追加する必要がない。従って、値段を高くすることなしにおよび保守を煩雑にすることなしに、端子台の締結ネジの緩みを検出することが可能となる。また、1番目から8番目の発明において用いられる電流および電圧の情報は、モータ制御を行うために用いられる電流および電圧の情報である。このため、モータ制御の一環としてネジ式端子台の締結ネジの緩みを検出することができ、モータを制御している間は任意のタイミングでネジ式端子台の締結ネジの緩みを検出することも可能である。
8番目の発明においては、判断部の判断内容を出力することにより操作者に注意を促すことができる。出力部は、モニタ、プリンタであってもよく、また出力部が音声や警報を出力してもよい。
本発明に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第五の実施形態に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第六の実施形態に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。図1においては、モータ10は動力線11によって端子台12に接続されている。この端子台12はモータ10を制御するモータ制御装置20に接続されている。端子台12は一般的なネジ式端子台であり、動力線11はネジ13aによって端子台12に固定されており、モータ制御装置20から延びる電気線はネジ13bによって端子台12に固定されている。
図1に示されるように、モータ制御装置20は、電圧を指令する電圧指令部21を含んでいる。従って、電圧指令部21は、端子台12および動力線11を通じてモータ10に電圧を指令する。動力線11は、モータ制御装置20の電流読取部22にも接続されている。電流読取部22は、電圧指令部21によってモータ10に電圧が印加されたときに動力線11に流れる電流を読取る。
さらに、モータ制御装置20は、電流読取部22によって読取られた電流値と電圧指令部21により指令された電圧とに基づいて、ネジ式端子台12のネジ13aが緩んでいるか否かを判断する判断部23を含んでいる。図1から分かるように、この判断部23は、モータ10が三相電動機である場合に、三相電動機の各相(U相、V相、W相)の抵抗を算出する抵抗算出部24を含んでいてもよい。モータ10が電気的に独立した複数の巻線を有している場合には、抵抗算出部24は、各巻線の抵抗を算出することもできる。
また、図1に示されるように、モータ制御装置20には出力部25、例えばモニタ、プリンタ等が接続されている。モータ制御装置20の判断部23によって判断された結果は、出力部25に適宜出力され、操作者に注意を促すことができる。また、出力部25が音声を出力してもよく、判断部23が端子台12のネジ13aが緩んでいると判断した場合には、出力部25から警報を発令することも可能である。
図2は本発明の第一の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。図2に示される動作、および後述する他の実施形態の動作は所定の制御周期毎に行われるものとする。なお、第一〜第四の実施形態において使用されるモータ10は単一または複数の巻線を有しており、三つの相を形成するものとする。
はじめに、図2のステップS101において、電圧指令部21がモータ10の各相に同一の電圧Vを印加する。次いで、ステップS102において、電流読取部22が各相の電流値を読取る。モータ10が三つの相を含む場合には、三つの電流値I1〜I3を読取るものとする。
次いで、ステップS103においては、判断部23が、各相の電流値の差が第一閾値以上であるか否かを判定する。第一閾値および後述する他の閾値は実験等により予め求められた値であり、モータ制御装置20の判断部23に記憶されているものとする。ステップS103においては、電流値の三つの差ΔI1(=|I1−I2|)、ΔI2(=|I2−I3|)、ΔI3(=|I3−I1|)が算出され、それぞれの差ΔI1、ΔI2、ΔI3が第一閾値と比較される。
そして、三つの差ΔI1、ΔI2、ΔI3のうちの少なくとも一つが第一閾値以上である場合には、ステップS104において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、三つの差ΔI1、ΔI2、ΔI3のうちの少なくとも一つが第一閾値以上でない場合には、ステップS105に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電流の監視を継続するものとする。
図3は本発明の第二の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。図3のステップS111においては、電流読取部22がモータ10の各相の電流値I1〜I3を読取る。次いで、ステップS112においては、モータ10の各相の電流値I1〜I3が互いに同一になるように電圧指令部21がモータ10の各相に電圧V1〜V3を印加する。ステップS111およびステップS112は、電流値I1〜I3が互いに同一になるまで繰返されるものとする。
次いで、ステップS113においては、判断部23が、各相の電圧の差が第二閾値以上であるか否かを判定する。具体的には、電圧の三つの差ΔV1(=|V1−V2|)、ΔV2(=|V2−V3|)、ΔV3(=|V3−V1|)が算出され、それぞれの差ΔV1、ΔV2、ΔV3が第二閾値と比較される。
そして、三つの差ΔV1、ΔV2、ΔV3のうちの少なくとも一つが第二閾値以上である場合には、ステップS114において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、三つの差ΔV1、ΔV2、ΔV3のうちの少なくとも一つが第二閾値以上でない場合には、ステップS115に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電圧の監視を継続するものとする。
図4は本発明の第三の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。図4のステップS121においては、電圧指令部21がモータ10の各相に電圧V1〜V3を印加する。そして、ステップS122において、電流読取部22がモータ10の各相の電流I1〜I3を読取る。
次いで、ステップS123においては、判断部23の抵抗算出部24が電圧V1〜V3と電流I1〜I3とに基づいて、モータ10の各相の抵抗R1(=V1/I1)、R2(=V2/I2)、R3(=V3/I3)を算出する。
次いで、ステップS124においては、判断部が、各相の抵抗の差が第三閾値以上であるか否かを判定する。具体的には、抵抗の三つの差ΔR1(=|R1−R2|)、ΔR2(=|R2−R3|)、ΔR3(=|R3−R1|)が算出され、それぞれの差ΔR1、ΔR2、ΔR3が第三閾値と比較される。
そして、三つの差ΔR1、ΔR2、ΔR3のうちの少なくとも一つが第三閾値以上である場合には、ステップS125において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、三つの差ΔR1、ΔR2、ΔR3のうちの少なくとも一つが第三閾値以上でない場合には、ステップS126に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電圧、電流の監視を継続するものとする。
図5は本発明の第四の実施形態に基づくモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。図5に示されるステップS131〜ステップS133は前述したステップS121〜ステップS123と同様であるので説明を省略する。
ステップS134においては、判断部23がモータ10の各相の抵抗R1〜R3が第四閾値以上であるか否かを判定する。そして、三つの抵抗R1、R2、R3のうちの少なくとも一つが第四閾値以上である場合には、ステップS135において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、三つの抵抗R1、R2、R3のうちの少なくとも一つが第四閾値以上でない場合には、ステップS136に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電圧、電流の監視を継続するものとする。
このように、本発明においては、モータ10が単一の巻線を含んでいる場合であっても、電流読取部22によって読取られた電流値と電圧指令部21により指令された電圧とに基づいて、ネジ式端子台12のネジ13aが緩んでいるか否かを判断できる。このため、端子台12やモータ10などのハードウェアに部材を追加する必要がない。従って、値段を高くすることなしにおよび保守を煩雑にすることなしに、端子台12のネジ13aの緩みを検出することができる。
さらに、図6は、本発明の第五の実施形態に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。図6においては、モータ10が電気的に独立した複数の巻線15〜15(「n」は自然数)を有している。そして、各巻線15〜15から延びる動力線11〜11のそれぞれに端子台12〜12が接続されているものとする。
さらに、モータ制御装置20は、端子台12〜12に応じて複数の電圧指令部21〜21および複数の電流読取部22〜22を含んでいる。図6から分かるように、電流読取部22〜22のそれぞれは、対応する動力線11〜11に流れる電流I〜Iを読取る。
図6に示される第五の実施形態において、判断部23は、ステップS141において、電流読取部22〜22が読取った電流I〜Iのうち同相の二つの電流の組合せを全て比較して差を算出する。そして、判断部23は、算出された二つの電流の組合せの差のうちの少なくとも一つの差が第五閾値を越えているか否かを判定する。
そして、少なくとも一つの差が第五閾値以上である場合には、ステップS142において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、少なくとも一つの差が第五閾値以上でない場合には、ステップS143に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電圧、電流の監視を継続するものとする。
さらに、図7は本発明の第六の実施形態に基づくモータ制御装置の機能ブロック図である。図7に示される構成は図6に示される構成と概ね同様であるが、判断部23が、複数の抵抗算出部24〜24を含んでいる点で異なるものとする。
図7から分かるように、抵抗算出部24〜24は、電圧指令部21〜21および電流読取部22〜22のそれぞれの組合せに接続されている。言い換えれば、これら抵抗算出部24〜24は巻線15〜15のそれぞれに対応している。これら抵抗算出部24〜24のそれぞれは、電流読取部22〜22のそれぞれによって読取られる電流値と電圧指令部21〜21のそれぞれにより指令された電圧とに基づいて、モータ10の巻線15〜15の抵抗R〜Rを算出する。
図7に示される第六の実施形態において、判断部23は、ステップS151において、抵抗算出部24〜24が算出した抵抗R〜Rのうち同相の二つの抵抗の組合せを全て比較して差を算出する。そして、判断部23は、算出された二つの抵抗の組合せの差のうちの少なくとも一つの差が第六閾値を越えているか否かを判定する。
そして、少なくとも一つの差が第六閾値以上である場合には、ステップS152において、判断部23が、端子台12のネジ13aが緩んでいるものと判断する。このとき、出力部25を通じて、判断結果を出力してもよい。なお、少なくとも一つの差が第六閾値以上でない場合には、ステップS153に進み、異常なしと判断する。この場合には、前述した電圧、電流の監視を継続するものとする。
このように、本発明においては、モータ10が複数の巻線を含んでいる場合に、電流読取部22によって読取られた電流値と電圧指令部21により指令された電圧とに基づいて、ネジ式端子台12のネジ13aが緩んでいるか否かを判断できる。このため、端子台12やモータ10などのハードウェアに部材を追加する必要がない。従って、値段を高くすることなしにおよび保守を煩雑にすることなしに、端子台12のネジ13aの緩みを検出することができる。
10 モータ
11 動力線
12 端子台
13a、13b ネジ
20 モータ制御装置
21、21〜21 電圧指令部
22、22〜22 電流読取部
23 判断部
24、24〜24 抵抗算出部
25 出力部

Claims (8)

  1. モータと、該モータから延びる動力線と、該動力線が接続されるネジ式端子台とを含んでいて、前記端子台および前記動力線を通じて電流を前記モータに流し、前記モータを駆動するモータ制御装置において、
    前記端子台および前記動力線を通じて前記モータに電圧を指令する電圧指令部と、
    該電圧指令部によって前記モータに電圧が印加されたときに前記動力線に流れる電流を読取る電流読取部と、
    該電流読取部によって読取られた電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記ネジ式端子台のネジが緩んでいるか否かを判断する判断部とを具備することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記電圧指令部が前記モータの各相に同一に電圧を印加するよう指令したときに、前記電流読取部によって読取られた各相の電流値の差が第一閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記電圧指令部が各相に電圧を印加して前記電流読取部より読取られる前記モータの各相の電流値が同一になった後で、前記各相の電圧の差が第二閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記判断部が、前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記モータの各相の抵抗を算出する抵抗算出部を含んでおり、
    前記抵抗算出部により算出された各相の抵抗の差が第三閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  5. 前記判断部が、前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて、前記モータの各相の抵抗を算出する抵抗算出部を含んでおり、
    前記抵抗算出部により算出された各相の抵抗が所定の第四閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  6. 前記モータが電気的に独立した複数の巻線を有しており、
    前記複数の巻線のうちの少なくとも二つの巻線の電流値または電圧値を互いに比較し、それらの差が第五閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  7. 前記モータが電気的に独立した複数の巻線を有しており、
    前記判断部が前記電流読取部によって読取られる電流値と前記電圧指令部により指令された電圧とに基づいて各巻線の抵抗を算出する抵抗算出部を有しており、前記複数の巻線のうちの少なくとも二つの巻線の抵抗を互いに比較し、それらの差が第六閾値を超える場合には、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  8. さらに、前記判断部が前記端子台のネジが緩んでいると判断した場合に、前記判断部の判断内容を外部に出力する出力部をさらに含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ制御装置。
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