JP2006145426A - 電流センサ - Google Patents
電流センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006145426A JP2006145426A JP2004337534A JP2004337534A JP2006145426A JP 2006145426 A JP2006145426 A JP 2006145426A JP 2004337534 A JP2004337534 A JP 2004337534A JP 2004337534 A JP2004337534 A JP 2004337534A JP 2006145426 A JP2006145426 A JP 2006145426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- magnetic flux
- coil
- failure
- primary conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 コア3のエアギャップ2にホール素子4を配置しコア3を貫通する導線6の電流値を測定する電流センサにおいて、コア3に磁束発生用のコイル5を巻装し、制御装置9から制御可能な電流源を前記コイル5に接続し、導線6への通電停止時に、制御装置9を介して前記コイル5に検査電流を流し、この時に前記ホール素子4により検出された電流値に基づいて故障を判定することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
また、前記エアギャップにおいて、磁束検出素子を2つ以上配置しているため、この磁束検出素子の設置スペースが個数分必要となり、前記電流センサが大型化してしまうという問題がある。
このように構成することで、集磁コアのエアギャップに1つの磁束検出素子を配置するだけで故障の判定を行うことができ、集磁コアを小型化することができる。
このように構成することで、車両用のモータの通電電流を監視する電流センサの故障を車両の走行前に判定することができる。
このように構成することで、前記モータとバッテリとが接続されていない状態で故障を判定することができる。
このように構成することで、1次導体の近傍に磁束検出素子を1つだけ配置した状態で磁束検出素子の故障判定を行うことができる。
このように構成することで、複数の磁束検出素子を用いずに、前記磁束検出素子にいわゆる固着状態や無信号状態等の故障が発生しているか否かを判定することができる。
このように構成することで、前記電流変化量の差が所定値以上である場合に磁束検出素子の検出値が、例えば、出力低下などの異常値であることを検出することができる。
このように構成することで、1次導体が通電状態であっても、前記監視用のコイルを用いて故障の判定を行うことができるため、1次導体の通電の有無に関わらず故障判別することができる。
このように構成することで、1次導体が通電状態であっても、前記監視用のコイルを用いて故障の判定を行うことができるため、1次導体の通電の有無に関わらず故障判別することができる。
また、前記1次導体の電流が変化している時であればいつでも故障判定を行うことができるため、瞬時に正確な故障判定を行うことができる効果がある。
図1はモータMの駆動・回生電流を検出する電流センサの全体構成を示すものである。同図において1はセンサ部を示しており、前記センサ部1はエアギャップ2を備えた略C字状のコア(集磁コア)3と、このエアギャップ2に配置されたホール素子(磁束検出素子)4と、前記ホール素子4と対称位置の前記コア3に巻装されたコイル5とで構成されている。
まず、ステップS1ではモータ(MOT)停止モードか否かを判定する。判定結果が「YES」(モータ停止モード)である場合はステップS2に進み、判定結果が「NO」(モータ停止モードではない)である場合は処理を終了する。ここで、モータ停止モードではインバータとバッテリとの間に設けられたコンタクタが解放状態となる。
そして、コンタクタCがOFF状態、つまり、前記モータMとインバータ7とが接続されていない無通電状態で故障を判定することができるため、確実、且つ、正確に前記故障判定を行うことができる。
図5に示すように、センサ部1にはこれを制御する制御装置(ECU)9が接続されている。前記センサ部1は、前述した第一の実施の形態と同様に、磁性体で形成されエアギャップ2を備えた略C字状のコア3と、前記エアギャップ2に配置されたホール素子4と、前記コア3に巻回されたコイル5とで構成されている。前記コア3の内側の空間には被測定電流Iaが貫通するように導線6が配置されている。
まず、ステップS1〜ステップS3では、第一の実施の形態と同じ処理を行う。次に、ステップS10では比較信号であるPWM信号をONにして前記コイルに通電を行う。
図7に示すように、センサ部1は磁性体でエアギャップ2を有した略C字状に形成されたコア3と、前記エアギャップ3の磁束を検出するホール素子4と、前記コア3の内側の空間を貫通する電流の変化量を検出するコイル5とで構成されている。前記ホール素子4と前記コイル5とは、様々な入力信号に基づいて各種判定を行う信号処理回路17に接続されている。前記コア3の内側の空間には被測定電流が貫通するようにインバータ(図示略)7とモータ(図示略)Mとを接続する導線6が配置されている。
まず、ステップS13ではコイルの検出信号に変化が有るか否かを判定する。判定結果が「YES」(変化あり)である場合はステップS14に進み、判定結果が「NO」(変化なし)である場合はステップS17に進む。
しかしながら、前記検出信号の電圧値が変化していても、この電圧値が正常値でないような故障モードでは上述の故障判定処理を用いて故障状態を判定することができず、その結果、故障判定の精度が低くなってしまう。そこで、上述の故障判定処理に加え、前記コイル5と前記ホール素子4との各々の検出信号から被測定電流の電流変化量を算出し、これらの変化量を比較することで検出信号の異常状態を判定する故障判定処理を行っている。これを図10と図12に基づいて具体的に説明する。
まず、ステップS20ではコイルの検出信号に基づいて被測定電流の電流変化量を算出する。ステップS21ではホール素子の検出信号に基づいて被測定電流の電流変化量を算出する。ステップS22では算出された各電流変化量が等しいか否かを判定する。判定結果が「YES」(等しい)である場合はステップS23に進み正常状態と判定し処理を終了する。一方、判定結果が「NO」(等しくない)である場合はステップS24に進み異常状態と判定し処理を終了する。
また、コイル5の検出信号に基づいて算出された電流変化量とホール素子4の検出信号に基づいて算出された電流変化量との差が所定値以上である場合に異常状態であることを判定することができるため、各検出信号は変化しているが、この値が異常であるような状態であっても、確実に故障と判定することができる。
また、上記第一、第二の実施の形態ではモータ制御モード時に故障判定を行っているが、電流が流れていないモードであればモータ制御モード以外のモードで故障判定を行ってもよい。また、ハイブリッド車両のモータに限られるものではなく、例えば、電気自動車のモータ等、種々のモータに用いることができる。
さらに、上述した各実施の形態のコアを省略して、ホール素子を直接1次導体近傍に配置するタイプの電流センサに用いてもよく、被測定電流の変化量を検出する検出用のコイルを1次導体に巻装してもよい。また、第一、第二の実施の形態のコア又は1次導体に第三の実施の形態の被測定電流の変化量を検出する検出用のコイルを巻装して故障を判定しても良い。
3 コア(集磁コア)
4 ホール素子(磁束検出素子)
5 コイル
6 導線(1次導体)
8 電流源
9 制御装置
M モータ
B バッテリ
C コンタクタ(開閉器)
Claims (8)
- 集磁コアのエアギャップに磁束検出素子を配置し集磁コアを貫通する1次導体の電流値を測定する電流センサにおいて、集磁コアに磁束発生用のコイルを巻装し、制御装置から制御可能な電流源を前記コイルに接続し、1次導体への通電停止時に、制御装置を介して前記コイルに検査電流を流し、この時に前記磁束検出素子により検出された電流値に基づいて故障を判定することを特徴とする電流センサ。
- 前記1次導体は車両用のモータの駆動電流を通電する導線であって、エンジン始動前又はアイドルストップ時に故障の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
- 前記モータと該モータへ電力供給するバッテリとの間に設けられた開閉器が開放状態の時に故障の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
- 1次導体近傍に磁束検出素子を配置して1次導体の電流値を測定する電流センサにおいて、1次導体に監視用のコイルを巻装し、前記1次導体の電流の変化を監視用のコイルで検出した際に、磁束検出素子の検出電流に変化がない場合に故障と判定することを特徴とする電流センサ。
- 集磁コアのエアギャップに磁束検出素子を配置し集磁コアを貫通する1次導体の電流値を測定する電流センサにおいて、集磁コアに監視用のコイルを巻装し、前記1次導体の電流の変化を監視用のコイルで検出した際に、磁束検出素子の検出電流に変化がない場合に故障と判定することを特徴とする電流センサ。
- 監視電流の変化量と磁束検出素子による電流変化量の差が所定値以上の時に故障と判定することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電流センサ。
- 1次導体に監視用のコイルを巻装し、前記1次導体の電流の変化を監視用のコイルで検出した際に、磁束検出素子の検出電流に変化がない場合に故障と判定することを特徴とする請求項1記載の電流センサ。
- 前記集磁コアに監視用のコイルを巻装し、前記1次導体の電流の変化を監視用のコイルで検出した際に、磁束検出素子の検出電流に変化がない場合に故障と判定することを特徴とする請求項1記載の電流センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337534A JP2006145426A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 電流センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004337534A JP2006145426A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 電流センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006145426A true JP2006145426A (ja) | 2006-06-08 |
JP2006145426A5 JP2006145426A5 (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=36625288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004337534A Pending JP2006145426A (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 電流センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006145426A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180693A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Tdk Corp | 電流センサと電子制御ユニットとの間の断線検知システム |
KR101886250B1 (ko) * | 2017-03-23 | 2018-08-07 | 한밭대학교 산학협력단 | 에너지 미터링 기기 및 그 동작방법 |
JP2020112387A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | 住友電気工業株式会社 | センサ異常検出装置、分散型電源ユニット、及びセンサ異常判定方法 |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004337534A patent/JP2006145426A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009180693A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Tdk Corp | 電流センサと電子制御ユニットとの間の断線検知システム |
KR101886250B1 (ko) * | 2017-03-23 | 2018-08-07 | 한밭대학교 산학협력단 | 에너지 미터링 기기 및 그 동작방법 |
JP2020112387A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | 住友電気工業株式会社 | センサ異常検出装置、分散型電源ユニット、及びセンサ異常判定方法 |
JP7215175B2 (ja) | 2019-01-09 | 2023-01-31 | 住友電気工業株式会社 | センサ異常検出装置、分散型電源システム、及びセンサ異常判定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4848216B2 (ja) | 昇圧回路、モータ駆動回路及び電動パワーステアリング制御装置 | |
US8164298B2 (en) | System and method for detecting loss of isolation while an AC motor is operating | |
JP5882691B2 (ja) | インバータシステムの故障検知装置 | |
KR101818916B1 (ko) | 영구자석 모터 고장진단장치, 시스템 및 방법 | |
JP6649509B2 (ja) | 車載制御装置 | |
JP6516878B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
KR20070021573A (ko) | 모터 제어 장치, 그 제어방법 및 인버터부의 고장검출장치 | |
JP2013088284A (ja) | 電流センサの故障診断装置、センサシステム、電流センサの故障診断方法 | |
JP2007068249A (ja) | 電気自動車用リーク検出装置 | |
CN105445525B (zh) | 在具有霍尔传感器的电流传感器中的过电流识别 | |
JP2010175276A (ja) | 磁気比例式電流センサ | |
JP2005521058A (ja) | 電流回路を検査するための回路装置および方法 | |
JP4556918B2 (ja) | 回生エネルギー消費回路を備える電源装置 | |
JP2006145426A (ja) | 電流センサ | |
KR101348543B1 (ko) | 영구자석 모터의 권선 고장 판단 장치 및 그 방법 | |
JP5678287B2 (ja) | 電流センサ | |
JP2008263763A (ja) | 車両用半導体リレー診断装置及び診断方法 | |
US20100156432A1 (en) | Method for Checking an Inductive Load | |
JP2011007542A (ja) | 温度センサ異常判定装置 | |
JP4534612B2 (ja) | モータ駆動制御装置 | |
JP2010522531A (ja) | 制御装置におけるエラー検出 | |
JP2006345683A (ja) | 電流検出装置 | |
JP5537360B2 (ja) | 電気車制御装置 | |
JP2006313135A (ja) | ソレノイド故障検出装置 | |
JP2006271159A (ja) | 電動機巻線の絶縁破壊検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061025 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090602 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090730 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090908 |