JPH0591651A - 電源端子台の過熱保護装置 - Google Patents

電源端子台の過熱保護装置

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JPH0591651A
JPH0591651A JP3247365A JP24736591A JPH0591651A JP H0591651 A JPH0591651 A JP H0591651A JP 3247365 A JP3247365 A JP 3247365A JP 24736591 A JP24736591 A JP 24736591A JP H0591651 A JPH0591651 A JP H0591651A
Authority
JP
Japan
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power supply
terminal block
type power
screw type
supply terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3247365A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ishikawa
晃一 石川
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication of JPH0591651A publication Critical patent/JPH0591651A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機のねじ式電源端子台の過熱保護動
作が働いた場合、空気調和機の部品の取り替えを不要と
することを目的としている。 【構成】 空気調和機107に設けたねじ式電源端子台
102のねじ部での電源線の結線102a、102bが
緩いと、前記電源線と前記ねじ部間の接触抵抗の増大を
招き、このねじ部に流れる大電流により、前記ねじ式電
源端子台102が発熱し、このねじ式電源端子台102
に密着させた感温式SW1がある設定温度で働き、直ち
にリレー103の接点を開にさせ、前記ねじ部に流れる
電流を遮断し、前記ねじ部での発熱を止め、この発熱が
治まり充分時間が経過した後、前記ねじ式電源端子台1
02の温度も下がり、感温式SW1が接片2の復帰温度
で復帰し、リレー103の接点が閉になり運転待機状態
に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設置工事者が直接に交
流電源を配電盤などから空気調和機のねじ式電源端子台
に接続する設置方法を取る空気調和機のねじ式電源端子
台の加熱保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、交流電源を配電盤などから直接に
接続し、かつ、この接続をねじ式電源端子台に行う設備
用の空気調和機の普及にともない、ねじ式端子台のねじ
部での接続不良による発熱・発火などの問題が発生して
おり、発火などに至らない安全な保護装置が働くような
構造のものが求められている。
【0003】また、同時に、不幸にして上記のような保
護動作に至ったとしても、部品交換することなく、ねじ
式電源端子台のねじ部での再結線だけで済むことも求め
られている。
【0004】従来、この種の空気調和機のねじ式電源端
子台の加熱保護装置は、図2に示すような構成が一般的
であった。以下、その構成について図2を参照しながら
説明する。
【0005】図に示すように、単相交流電源101を空
気調和機107のねじ式電源端子台102に接続し、こ
のねじ式電源端子台102からリレー103を介して機
器の内部に交流電源を供給している。前記ねじ式電源端
子台102には発熱が分かるように密着して温度ヒュー
ズ104を一体に形成し、この温度ヒューズ104の溶
断が分かるように制御装置105と、前記温度ヒューズ
104とを接続している。前記制御装置105と、前記
リレー103の巻線は、リレードライバー106を介し
て接続されている。
【0006】上記構成において、ねじ式電源端子台10
2のねじ部での電源線の結線102a、102bが緩い
状態で、空気調和機107の運転が行われ、前記電源線
に電流Iが流れた場合、前記ねじ式電源端子台102の
ねじ部と前記電源線との間の接触抵抗rが大きいため
に、この接触部で
【0007】
【数1】
【0008】もの単位時間当りの発熱量Qが発生する。
このため、前記ねじ式電源端子台102の発熱が高くな
り、このねじ式電源端子台102に密着させて任意に温
度設定した温度ヒューズ104がある設定温度に達した
ところで溶断し、同時にこの温度ヒューズ104の溶断
を制御装置105が感知するところとなる。そして、直
ちにリレー103の接点が開になる信号をリレードライ
バー106に送り、前記リレー103の接点が開になる
ので、前記電源線への電流が流れなくなり、前記ねじ式
電源端子台102のねじ部での発熱が治まることにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機のねじ式電源端子台加熱保護装置では、一度、ね
じ式電源端子台の過熱保護動作が働いてしまうと温度ヒ
ューズ102が溶断してしまっているために、再度空気
調和機を正しく運転させようとするには、ねじ式電源端
子台のねじ部での電源線の結線102a、102bの緩
みを直す他に、溶断した温度ヒューズ104を取り替え
る必要があるという課題があった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、空気調和機のねじ式電源端子台の過熱保護動作が働
き、再度空気調和機を正しく運転させたい場合、前記ね
じ式電源端子台のねじ部での電源線の結線緩みを直す以
外は、部品の取り替えを不要とすることができる電源端
子台の過熱保護装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流電源の電源線を空気調和機のねじ式電
源端子台のねじ部に接続し、このねじ式電源端子台から
空気調和機の内部回路への交流電源の通電を行うリレー
を接続し、前記ねじ式電源端子台の発熱が分かるように
密着して感温式SWを備え、この感温式SWの接片の開
閉状態が分かるように制御装置とこの感温式SWとを接
続し、前記制御装置と前記リレーの巻線とを、リレード
ライバーを介して接続する構成としたものである。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成により、空気調和機のね
じ式電源端子台の過熱保護動作が働くとき、前記ねじ式
電源端子台の異常発熱を検知する感温式SWの接片が、
閉から開になり、その後、前記ねじ式電源端子台の発熱
が治まると、前記感温式SWの接片が、開から閉にな
り、自動的に元の接続に戻ることができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照しながら説明する。なお、従来例に符した符号と同一
符号は同一物を示し、説明は省略する。
【0014】図1に示すように、単相交流電源101と
接続したねじ式電源端子台102の結線102a、10
2bが接続され、前記ねじ式電源端子台102と一体に
密着して形成された感温式SW1を設け、この感温式S
W1には、ねじ式電源端子台102の発熱が十分に検出
できるように接片2を設けて、所定の温度で矢印方向に
開放するようにしている。
【0015】上記構成により、ねじ式電源端子台102
のねじ部での電源線の結線102a、102bが緩い状
態で、空気調和機107の運転が行われ前記電源線に電
流Iが流れた場合、前記ねじ式電源端子台102のねじ
部と前記電源線との間の接触抵抗rが大きいために、こ
の接触部で
【0016】
【数2】
【0017】もの単位時間当りの発熱量Qが発生する。
このため、前記ねじ式電源端子台102の発熱が高くな
り、このねじ式電源端子台102に密着させて任意に温
度設定した感温式SW1の接片2が、ある設定温度に達
したところで、開になり、同時にこの感温式SW1の接
片2が開になったことを制御装置105が感知したとこ
ろとなる。そして、直ちにリレー103の接点が開にな
る信号をリレードライバー106に送り、このリレード
ライバー106で前記リレー103の巻線への通電を停
止させるので、リレー103の接点が開になり、前記電
源線に流れる電流Iも0(A)となり、前記ねじ式電源
端子台102のねじ部での発熱を治めることができる。
【0018】また、この発熱が治まることより、充分時
間が経過した後、前記ねじ式電源端子台102の温度も
下がるので、感温式SW1の接片2が閉として復帰温度
になったところで、この感温式SW1の接片2が開から
閉になり、この感温式SW1の接片が閉になったことを
制御装置105が感知するところとなり、直ちに、ある
いは遅延をして、前記リレー103の接点が閉になる信
号をリレードライバー106に送り、このリレードライ
バー106で前記リレー103の巻線に通電して、この
リレー103の接点を閉にさせて、自動復帰させ前記空
気調和機107の内部回路に単相交流電源101を供給
するとができる。
【0019】このように本発明の実施例の空気調和機1
07のねじ式電源端子台102の過熱保護装置によれ
ば、空気調和機107のねじ式電源端子台102が発熱
した場合は、発熱を止めることができるとともに、発熱
が治まった後は、空気調和機107を運転できる状態に
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、ねじ式電源端子台に感温式SWを設け、こ
の感温式SWの内部に所定の温度になると開放する接片
を設ける構成としたから、加熱によって、一度、空気調
和機のねじ式電源端子台の過熱保護動作が働いてしまっ
ても、再度空気調和機を正しく運転させようとするとき
に、ねじ式電源端子台のねじ部での電源線の結線緩みを
直すだけで良く、加熱焼損を防止し、部品交換が不要と
なる効果のある空気調和機のねじ式電源端子台の過熱保
護装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機のねじ式電源端
子台過熱保護装置の回路図
【図2】従来の空気調和機のねじ式電源端子台過熱保護
装置の回路図
【符号の説明】
1 感温式SW 2 感温式SWの接片 101 単相交流電源 102 ねじ式電源端子台 102a、102b ねじ式電源端子台の結線 103 リレー 105 制御装置 106 リレードライバー 107 空気調和機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の電源線を空気調和機のねじ式電
    源端子台のねじ部に接続し、このねじ式電源端子台から
    空気調和機の内部回路への交流電源の通電を行うリレー
    を接続し、前記ねじ式電源端子台の発熱が分かるように
    密着して感温式SWを備え、この感温式SWの接片の開
    閉状態が分かるように制御装置とこの感温式SWとを接
    続し、前記制御装置と前記リレーの巻線とを、リレード
    ライバーを介して接続した電源端子台の過熱保護装置。
JP3247365A 1991-09-26 1991-09-26 電源端子台の過熱保護装置 Pending JPH0591651A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081266A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 オムロン株式会社 端子台装置
JP2013176264A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Fanuc Ltd モータ制御装置
CN108599054A (zh) * 2018-06-06 2018-09-28 合肥博恒电气科技有限公司 一种电缆防火接线盒及其控制方法

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