JP3421318B2 - 固体過負荷継電器 - Google Patents

固体過負荷継電器

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JP3421318B2
JP3421318B2 JP2000502567A JP2000502567A JP3421318B2 JP 3421318 B2 JP3421318 B2 JP 3421318B2 JP 2000502567 A JP2000502567 A JP 2000502567A JP 2000502567 A JP2000502567 A JP 2000502567A JP 3421318 B2 JP3421318 B2 JP 3421318B2
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    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
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  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野) 本発明は、電気過負荷継電器に関し、より詳しくは、固
体多重位相過負荷継電器に関する。
【0002】(背景技術) 過負荷継電器は、典型的には過熱に起因し、ひいては過
度の電流の流れにより生じる損傷から電気機器を保護す
るため産業設備において採用される電気スイッチであ
る。典型的な場合では、電気機器は、三相モータであ
り、これは一般に接触器と呼ばれる別の継電器を介して
電源に接続される。接触器は、典型的には遠方に位置す
る別のスイッチにより制御される。
【0003】従来の装備においては、過負荷継電器は、
接触器を制御する制御スイッチに直列に接続される。過
負荷状態が過負荷継電器により検出されると、過負荷継
電器は、スイッチを作動し、次に電気機器への電源を遮
断する接触器を減磁し、これにより電気機器への損傷を
防止する。
【0004】過去において、例えば、米国特許出願(U
S−A−4876622およびUS−A−545759
1)に開示されるように、過負荷継電器は、バイメタル
素子と熱伝達関係にある抵抗性ヒータを各位相に対して
利用しており、これがスイッチを制御する。例えば、十
分な熱入力が抵抗性ヒータからバイメタル素子に存在す
るような過負荷が感知されると、バイメタル素子は、接
触器コイルを減磁し関連する電気機器を電源から切離す
ため、その関連するスイッチを開く。
【0005】より最近には、この抵抗性ヒータとバイメ
タル素子形式の継電器は、電気過負荷継電器により代え
られた。このような継電器は、例えば、米国特許出願
(US−A−5179495)または欧州特許出願(E
P−A−0469207)に開示されている。このよう
な回路の出力は、比較的に低い電力であり、この結果、
出力が接触器コイル電流を制御するためには、電気−機
械スイッチが要求される。
【0006】ある場合において、過負荷継電器が一旦、
引外しされると、開いた位置に残り、接触器への電流の
流れを妨げ、手動でリセットしなければならない。通
常、押しボタンが採用され、これにより操作員がシステ
ムをリセットするため押しボタンを押し、過負荷継電器
の接点を閉じ、電流を再度、接触器コイルに流し、接触
器接点を閉じ、電流を電気機器に供給する。
【0007】過負荷の期間中、従来技術の過負荷継電器
は、典型的には過負荷がある期間に発生した後、引外
す。この遅延された引外しは、信号中の小さな変動又は
雑音による厄介な引外しを防げることとなる。しかし、
これらの継電器は、典型的には、最初の過負荷の検出と
継電器の引外しの期間は、警報又はアラームを発しな
い。この結果、使用者は、過負荷が発生しているのに気
付かずに、引外しのための修正動作を取ることができな
い。
【0008】位相喪失の期間中、従来技術の継電器は、
典型的には、位相喪失が比較的短い時間期間に存在した
後に引外す。しかし、従来技術の継電器は、これらの遅
延間隔を決定するためRCタイミング回路を使用する。
RCタイミング回路は、熱と湿度の変化に影響され易い
ので、RC時定数は、これらの変化と共に変化し、これ
が厄介な又は誤った継電器引外しを生じさせ、これがひ
いてはモータを損傷させる。
【0009】(発明の開示) 引外しされた後、自動的にリセットする過負荷継電器を
提供することが望ましい。この様な場合、自動リセット
回路は、リセット押しボタン又は類似の機構を操作する
ことなく継電器を自動的にリセットするため周期的にリ
セット信号を引外し機構へ送る。
【0010】過負荷継電器にとって、継電器の引外しに
先立って過負荷警報信号又は位相喪失警報信号を提供す
ることも望ましい。この警報は、使用者に過負荷又は位
相喪失が発生したことを知らせ、モータが運転停止され
る前に修正動作を取ることを可能にする。
【0011】更に、過負荷継電器にとって、温度及び湿
度の変動の影響の少ない正確なタイミング回路を使用す
ることが望ましい。経済的に製造できる小さなパッケー
ジの信頼性があり、且つ正確な過負荷継電器を提供する
ことも望ましい。その上、選択された過負荷の値におけ
る引外しに正確にセットできる過負荷継電器を提供する
ことが望ましい。
【0012】本発明は、新しく且つ改善された固体過負
荷継電器を提供する。好ましい実施例においては、この
継電器は、三相負荷、典型的にはモータをモニタする。
この過負荷継電器は、複数の電流感知回路を含み、その
各々が負荷への位相入力に関連し、夫々の位相入力への
電流を表す信号を提供する。加算回路は、これらの信号
を受け、位相入力への平均電流に関する信号を与える。
電源は、基準信号を与えるため動作可能であり、RC回
路は、加算回路に接続される。比較器が基準信号及びR
C回路の両方に接続され、RC回路からの信号を基準信
号と比較し、平均電流信号が過負荷を示す時は、過負荷
信号を与える。スイッチが過負荷信号に応じ、負荷への
電力の流れを阻止するため使用され、このスイッチに過
負荷継電器を関連させても良い。
【0013】好ましくは、電源は、電流センサに接続さ
れ、電力を電流センサから受ける。好ましくは、電流セ
ンサは、変流器であり、相互に並列に接続され、その入
力は、電源と直列に接続される。
【0014】好ましくは、電圧クランプ装置が変流器と
電源の間に接続される。好ましい実施例においては、こ
のクランプ装置は、ツエナ・ダイオードである。一実施
例においては、電力ダンプ回路が電圧クランプ装置に接
続され、その電力消失を減少させる。
【0015】好ましくは、本発明の過負荷継電器は、電
流感知装置に、具体的には、回路変圧器に位相入力の1
つの位相の喪失を感知するため加算回路に接続される障
害検出回路を含む。好ましくは、障害検出回路は、複数
の比較器を含み、各比較器が負荷の各位相に提供され、
各比較器に入力回路が提供される。各入力回路は、関連
する位相に対する電流信号を受けるため対応する電流感
知回路に接続され、平均電流信号を受け、その合計に関
する信号を対応する比較器に供給するため加算回路に接
続される。
【0016】好ましい実施例においては、デジタル・パ
ルス拡張器回路が比較器とスイッチの間に介在し、電流
が対応する導体に存在するかどうかを示すため比較器か
らのパルス列をDC信号に変換する。このデジタル・パ
ルス拡張器回路は、位相の喪失が所定の時間期間におい
て検出された後に位相喪失信号を発するデジタル位相喪
失タイマに接続される。これは、継電器が信号の小さな
変動又は雑音で引外されるのを防止する。
【0017】本発明の別の面によれば、過負荷又は位相
喪失状態が検出された時、警報信号を発する過負荷又は
位相喪失警報回路が提供される。大体の場合において、
最初の過負荷又は位相喪失状態と継電器の引外しの間に
は遅延があるので(面倒な引外しを防止するために)、
これらの警報信号は、継電器の引外しに先立って発せら
れ、そのため操作員に過負荷又は位相喪失が発生したこ
とを警告し、これにより使用者が引外しに先立って修正
動作を取ることを可能にする。他の利点は、添付図面に
関して行われる以下の記載により明らかになる。
【0018】(発明を実施するための最良の形態) 本発明による過負荷継電器の例示として実施例が図1に
おて概略の形態で全体的に示される。本発明は、一般的
に三相負荷に結合されるが、用途は、これに限定されな
い。位相導体は、10、12、14で示され、これら
は、負荷(示されず)に接続される。個々の変流器1
6、18、20は、それぞれ導体10、12、14に関
連し、導線22を経由して並列に接続される。
【0019】各変流器16、18、20に関連するの
は、電流感知抵抗24である。各変流器16、18、2
0とその関連する電流感知抵抗24との間に位置するの
は、接続点26、28、30であり、この接続点から関
連する位相導体を流れる電流を表す電流信号が取出され
る。ダイオード31、32は、位相導体の各電流信号に
対して整流器として機能し、その直流信号が線22を経
由して全体的に34で示される第1の電源回路に印加さ
れる。ツエナ・ダイオード36は、電気クランプとして
共通点と第1の電源回路34の間に位置し、具体的に
は、ダイオード31、32の整流器と第1の電源回路3
4の間に接続される。
【0020】第1の電源回路34は、負荷抵抗38と電
圧を蓄積するコンデンサ44を含む。全体的に示される
48は、障害中に障害回路に給電するため(以下に詳細
に述べるように)第2の電源回路を提供する。第2の電
源回路48は、ダイオード40と電圧を蓄積するコンデ
ンサ42を含む。第1の電源回路34のコンデンサ44
は、第2の電源回路48とダイオード41により分離さ
れている。以下に、より詳細に記述されるように、これ
は、コンデンサ44に蓄積された電圧が障害中に余りに
も早く減少するのを防止する。
【0021】好ましい実施例においては、継電器は、集
積回路50を含む。図1に示すように、集積回路50
は、位相喪失検出回路100、位相喪失タイマ回路12
0、電圧ロックアウト回路130、過負荷警報回路14
0、発振回路150、自動リセット回路160、三相増
幅回路170、位相喪失比較回路180、出力ドライバ
回路190および警報回路210を含む。
【0022】電圧ロックアウト回路130は、基準電圧
V+を提供する基準電圧回路132を含む。この電圧
は、図1並びに図2Aおよび2Bにおいて記号V+を持
つ種々の構成部分の基準電圧として使用される。電圧ロ
ックアウト回路130は、比較器134及び分圧抵抗1
36、138を含む。この抵抗136、138は、電圧
Vccを第1の電源34から受け、この電圧に比例する電
圧139を発生する。電圧139は、基準電圧V+と比
較するため比較器134に与えられる。比較器134
は、電圧139が所定値より高く且つ基準電圧V+が安
定している時はいつでも「電力良好」信号を与える。電
圧ロックアウト回路130は、基準電圧が安定していな
い時に過負荷継電器が誤って引外されるのを防止するた
め利用される。電圧ロックアウト回路130は、第2の
電源回路48のコンデンサ42がソレノイドを引外すた
めに十分なエネルギを有することを保証する。
【0023】集積回路50の三相増幅回路170は、反
転演算増幅器172を含み、全体的に80で示す図1の
ポテンショメータ回路に接続される。三相増幅回路17
0およびポテンショメータ回路80は、接続点26、2
8、30からの信号を加算し増幅するように構成され
る。より詳しくは、接続点26、28、30からの信号
は、負であり、これらは、加算接続点46に供給され、
この接続点は、三相増幅回路170の反転演算増幅器1
72の入力に接続される。三相増幅回路172の正の出
力は、位相導体10、12、14を流れる平均電流に比
例する。ポテンショメータ82を含む調節可能な帰還回
路は、接続点46と反転演算増幅器172の出力の間に
接続される。使用者は、この調節可能な帰還回路を選択
されたモータの過負荷アンペア数に応じて継電器を引外
すために調節することができる。
【0024】当業者には理解されるように、反転演算増
幅器172の帰還構成により過負荷アンペア数の設定値
は、ポテンショメータ82の抵抗の逆関数である。従っ
て、ポテンショメータ82の抵抗が減少すると、アンペ
ア数の設定が増加し、この逆が成り立つ。しかし、アン
ペア数は、抵抗の逆関数であるので、ポテンショメータ
82の抵抗が比較的に低い(アンペア数が比較的に高
い)時は、抵抗の小さな変化がアンペア数の設定に大き
な影響を有する。これに対し、ポテンショメータ82の
抵抗が比較的に高い(アンペア数が比較的に低い)時
は、抵抗の変化は、アンペア数の設定への影響が少な
い。この結果、より高いアンペア数の設定において、ポ
テンショメータ82を正確にセットすることは困難であ
る。その理由は、抵抗の小さな変化が結果としてアンペ
ア数の設定に実質的な変化を生じるからである。このこ
とは、固体過負荷継電器は、通常、小形であり、小さな
ポテンショメータを有するので、特に問題である。
【0025】この問題を軽減するため、ポテンショメー
タ82が調節されるとき、アンペア数の設定に対して、
より線形な効果を有するように、その抵抗を変化させる
のが好ましい。このことは、使用者がポテンショメータ
82を所定のアンペア数の設定に対して、より正確に設
定することを可能にする。図3は、ポテンショメータの
ノブの回転の関数としてポテンショメータ82の好まし
い抵抗を示す。この例において、ノブは、0度の位置か
ら280度の位置まで回転でき、ポテンショメータ82
の抵抗は、ノブ回転の関数として増加する。しかし、従
来のポテンショメータとは異なり、ノブが回転される
と、ポテンショメータ82の抵抗は、第1の直線割合で
増加しノブが所定の回転位置において第2の直線割合に
変化する。
【0026】より詳しくは、図3に示すように、ポテン
ショメータ82の抵抗は、ノブが約140度(最大回転
の約50パーセント)回転するまでは第1の直線割合で
増加し、約140度から280度までは第2の直線割合
で増加する。この結果、ポテンショメータ82のノブが
最大回転の約50パーセント回転すると、ポテンショメ
ータ82の抵抗は、その最大の50パーセントより少な
い値だけ増加する。この点において、ノブが50パーセ
ントを超えて回転すると、抵抗は、その約100パーセ
ントまで、より高い直線割合で増加する。これに対し
て、従来のポテンショメータは、典型的にはノブの全体
の回転の間、単一の抵抗の直線割合を有する。2つの直
線割合を有するポテンショメータ82は、使用者がポテ
ンショメータのノブの設定によって特定の過負荷定格を
より容易にセットすることを可能にし、特にポテンショ
メータの最少抵抗の設定(これは継電器の最大過負荷定
格に対応する)を可能にしている。
【0027】当業者には、本質的に同じ効果、例えば、
対数割合、非直線割合、多重直線割合(2つ以上)等を
達成するため、ノブの回転に対して他の抵抗変化割合を
有するようにポテンショメータ82を構成できることが
理解される。開示された2つの直線割合のポテンショメ
ータは、単なる例である。同様に、0から280度のノ
ブの回転を有する開示されたポテンショメータは、例に
過ぎなく、いかなる形式の可変抵抗も使用できる。
【0028】反転演算増幅器172の出力は、抵抗器5
4、56及びコンデンサ58から成るRC回路90に接
続され、その出力は、集積回路50の位相喪失比較回路
180に入力される。より具体的には、RC回路90の
出力信号は、過負荷比較器182に入力され、基準電圧
信号V+と比較される。この過負荷比較器182は、発
振を防ぐために内蔵されたヒステリシスを有する。この
構成により、平均電流を示す信号が基準電圧信号V+を
所定の量だけ超過すると、過負荷信号が過負荷比較器1
82の出力184に出される。この出力184は、出力
ドライバ回路190のORゲート192の入力に接続さ
れ、ORゲート192の出力は、いつ電力レベルが良好
かを示す電圧ロックアウト回路130の電力良好出力と
共に、ANDゲート194の入力に接続される。AND
ゲート194の両方の入力が存在すれば、ANDゲート
194は、MOSFETの出力ドライバ196をターン
オンするための過負荷信号を出力する。出力ドライバ1
96は、スイッチング・トランジスタ92に接続され
る。スイッチング・トランジスタ92は、障害コイル・
スイッチ94及び第2の電源回路48と直列に接続され
ている。
【0029】この結果、平均電流を示す信号が基準電圧
信号V+を所定の量だけ超過または電力レベルが良好で
あると、継電器を従来の方法で機械的に引外すために障
害コイルスイッチ94は励磁される。MOSFETの出
力ドライバ196は、障害コイル・スイッチ94の動作
を可能にするために十分な長さのパルスをスイッチング
・トランジスタ92に与えるために使用される。比較回
路180の比較器182と電圧ロックアウト回路130
の比較器134のヒステリシスは、継電器の引外しを確
保するために十分な長さのパルス幅を受ける。
【0030】抵抗54、56及びコンデンサ58から成
るRC回路90は、所定の時間期間内に引外しがあった
かどうかを決定するメモリを提供し、このメモリは、引
外しがあれば、RC回路を迅速に引外しをさせる。RC
回路90は、さらに、負荷が過度の電力を要求する始動
時のように、短い過負荷状態を発生させるための遅延を
提供する。抵抗54と56及びコンデンサ58を含むR
C回路90の時定数は、コンデンサ58の比較的遅い放
電のために比較的大きい値を有する。この結果、平均電
流の別の増加により決定された引外しの直前に以前の引
外しがあった場合、コンデンサ58は、完全に放電せ
ず、終局的にMOSFETの出力ドライバ196をトリ
ガするレベルに迅速に充電される。明らかに、繰返し始
動時のように、現在の引外しと以前の引外しとの間の経
過時間が短い程、より迅速に現在の引外しは発生する。
この特徴は、引外し時間があらゆる情況において一定で
ある場合に生じるような負荷の加熱を防止するために意
図されている。このような場合、相互に短時間に発生す
る引外しは、負荷の十分な冷却を許さず、損傷が生じる
結果となる。
【0031】障害コイル・スイッチ94が励磁される
と、第1の電源回路34及び第2の電源回路48は、ダ
イオード40、コンデンサ42及び障害コイル・スイッ
チ94のソレノイドを経由して短絡される。この結果、
第1の電源回路34の電圧は、障害コイル・スイッチが
励磁される期間を減少する。第1の電源回路34の電圧
が減少して、基準電圧V+より小さくなると、電圧ロッ
クアウト回路130の比較器134は、電力良好信号を
低下する。この状態は、ANDゲート194に入力さ
れ、出力ドライバ196をリセットし、スイッチング・
トランジスタ92をリセットし、障害コイル・スイッチ
94を減磁する。このことは、所定値以下の電圧の間、
出力ドライバ196がラッチするのを抑え、第1の電源
回路34を短絡させ、第1の電源回路34が正常動作電
圧に達するのを妨げる。
【0032】過負荷継電器は、1つ又はそれ以上の位相
喪失時に引外しをする手段を提供する。即ち、位相導体
10、12、14の1つの電力が無くなると、その状態
は、感知され残りの2つの動作位相の対応する増加と無
関係に引外しを生じさせる。
【0033】より詳しくは、位相喪失検出回路100の
一連の3つの比較器101、102、103は、それぞ
れ図1及び図2Aに示す関連する位相導体を通る電流及
び全部の位相導体を通る平均電流の合計を示す信号を受
けるように接続される。図2Aから理解できるように、
比較器103の入力は、導線106であり、2つの抵抗
110、112の接続点108に接続される。抵抗11
2は、平均電流信号を受けるため演算増幅器172の入
力に接続され、抵抗110は、関連する位相導体の電流
を示す信号を受けるため接続点30に接続される。比較
器101、102の入力も、同様な導線及び抵抗が同様
に接続される。
【0034】比較器101、102、103の出力は、
それぞれ、パルス拡張回路114、116、118に接
続される。好ましくは、パルス拡張回路114、11
6、118は、デジタル・タイマである。比較器10
1、102、103の出力は、デジタル・タイマ11
4、116、118のリセット入力に入力される。デジ
タル・タイマは、リセット入力が低状態のままである
と、タイムアウト・シーケンスを始め、所定の時間後、
より詳しくは、所定数のクロック信号を受けた後、非反
転出力を高状態(反転出力を低状態)にする。この間
に、デジタル・タイマがリセット信号を受信すると、デ
ジタル・タイマは、リセットされ、タイムアウト・シー
ケンスを再開する。デジタル・タイマの反転出力は、ミ
ラーである。この結果、位相が導体10、12、14に
存する時は、パルス信号が比較器101、102、10
3から出力されることが理解される。これらのパルス信
号は、デジタル・タイマ114、116、118をリセ
ットし、タイマがタイムアウト・シーケンスを完了する
のを妨げる。この結果、デジタル・タイマ114、11
6、118の反転出力は、高状態のままである。
【0035】デジタル・パルス拡張器114、116、
118の反転出力は、位相喪失タイマ回路120のNA
NDゲート121の入力に接続され、その出力は、NA
NDゲート122に接続され、NANDゲート122
は、いつ電力が良好であるかを示す信号を電圧ロックア
ウト回路130から受ける。図2Aは、選択的位相喪失
可能化信号123を示す。この選択信号も、NANDゲ
ート122に入力され、制御信号として動作する。
【0036】NANDゲート122の出力は、位相喪失
タイマ124のリセット入力に入力される。好ましく
は、位相喪失タイマ124は、デジタル・タイマであ
る。
【0037】従って、NANDゲート122に入力され
る信号のいずれかが低状態であれば、高信号が位相喪失
タイマ124のリセット入力に入力され、このタイマ1
24がタイムアウトになるのを防止し、その非反転出力
126を低状態のままにすることは理解される。従っ
て、選択的位相喪失可能化信号123が低状態であれ
ば、位相喪失タイマ124は、高リセット信号を受け、
その非反転出力を高状態にすることができないことが理
解される。このことは、電力良好信号が低状態でも同様
である。位相が導体10、12、14が存在すれば、N
ANDゲート121の出力は、低状態のままであり、N
ANDゲート122の出力が高状態のままにされ、位相
喪失タイマ124がタイムアウトになるのを防止する。
【0038】しかし、導体10、12、14の1つの位
相が喪失すると、NANDゲート121の出力は、高状
態になることが理解される。電力良好信号及び選択的位
相喪失可能化信号123が高状態であれば、低リセット
信号が位相喪失タイマ124に入力される。これによ
り、タイマ124は、タイムアウト・シーケンスを開始
し、所定数のクロック信号を受信した後、その非反転出
力126を高状態にする。デジタル・タイマ124は、
リセット信号が低状態になると、デジタル・タイマの非
反転出力126は、所定数のクロック信号を受信した
後、好ましくは、リセット信号が低状態になった後、約
2.0から2.9秒後に高状態になる。この時間期間の遅
延は、面倒な引外しを防止する。
【0039】デジタル・タイマ124の非反転出力12
6は、出力ドライバ回路190のORゲート192に入
力される。上述のように、ORゲート192の出力は、
いつ電力レベルが良好であるかを示す電圧ロックアウト
回路130からの信号と共にANDゲート194に入力
される。ANDゲート194の両方の入力が存在すれ
ば、ANDゲート194は、過負荷信号をMOSFET
の出力ドライバ196に供給し、障害コイル・スイッチ
94と直列に接続されたスイッチング・トランジスタ9
2を動作させる。
【0040】この結果、導体10、12、14の少なく
とも1つの位相が喪失し、ある時間期間、好ましくは約
2.0から2.9秒にわたり位相が喪失したままである
と、継電器を従来の方法で磁気的に引外すため障害コイ
ル・スイッチ90は、励磁される。再び、MOSFET
の出力ドライバ196は、障害コイル・スイッチ94の
動作を可能にするのに十分の長さのパルスをスイッチン
グ・トランジスタ92に与えるため使用される。比較器
134のヒステリシスは、継電器の引外しを確実にする
ために十分な長さのパルス幅を受ける。
【0041】好ましい実施例においては、パルス拡張器
114、116、118は、位相喪失タイマ124と共
に離散的RC回路タイマではなく、集積回路のデジタル
・タイマから成る。一般に、デジタル・タイマは、RC
タイマよりもより正確であり、温度及び湿度の変化に余
り影響されず、製造又は使用中に余り汚染されない。加
えて、デジタル・タイマは、集積回路で実施でき、これ
は、スペースを節約し、効率的且つ一貫した製造に便利
である。この結果、集積回路のデジタル・タイマ11
4、116、118、124は、小さく且つ安価なパッ
ケージにおける信頼性のある回路を有する。
【0042】発振回路150の発振器152は、クロッ
ク信号154を発生する。クロック信号154は、従来
の方法でタイマをクロックするためデジタル・タイマ1
14、116、118、124の各々に入力される。
【0043】好ましい実施例において、過負荷継電器
は、140で全体的に示される過負荷警報回路を含み、
継電器の引外しに先立って警報信号を提供する。より詳
しくは、導体10、12、14を流れる平均電流を示す
増幅器172の出力は、比較器142に入力される。こ
の信号は、比較器142に入力される基準信号V+と比
較される。この構成により、平均電流を示す信号が基準
信号V+を所定値だけ超えると、比較器142から信号
が出力され、ANDゲート146に接続される。この比
較器142は、発振を防ぐためヒステリシスを含んでい
る。いつ電力レベルが良好であるかを示す電圧ロックア
ウト回路130からの信号もANDゲート146の入力
に印加される。両方の信号が存在すると、ANDゲート
146は、MOSFETのドライバ148のゲートに信
号を与え、共通点への警報信号路を完成する。この警報
信号路は、可聴又は可視アラーム(図示されない)の信
号路を従来の方法で完成するため使用できる。これは、
使用者に継電器の引外しに先立って過負荷状態が発生し
たという迅速な警告を与え、修正行動を取ることを可能
にする。
【0044】位相喪失中の別個の警報回路が210によ
り全体的に図2Aに示される。より詳しくは、上述のN
ANDゲート122の出力は、導体10、12、14の
いずかの位相が喪失している間は、低状態であり、イン
バータ212に接続される。インバータ212は、NA
ND122からの信号を反転し、この信号をMOSFE
Tのドライバ214のゲートに入力し、共通点への位相
喪失出力信号路を完成する。共通点へのこの信号路は、
従来の方法における可聴又は可視アラーム(図示されな
い)のための信号路を完成するために使用できる。この
結果、導体10、12、14のいずれかの位相が喪失す
ると、位相喪失出力信号を発することができる。この信
号は、位相喪失タイマ124により提供される遅延の前
に発せられる。これは、使用者に継電器の引外しに先立
って過負荷状態が発生したという迅速な警告を与え、修
正行動を取ることを可能にする。
【0045】1つの実施例においては、過負荷継電器の
発振回路150は、発振器152、スイッチ・モード・
ドライバ157、デユーテイ・サイクル・スイッチ15
8及びMOSFET159を含む。スイッチ・モード・
ドライバ157は、発振器152に接続され、デユーテ
イ・サイクル信号156を出力する。このデユーテイ・
サイクル信号156は、MOSFET159のゲートに
接続され、第1の電源34と共通点の間に直列に接続さ
れる。この結果、デユーテイ・サイクル信号が高状態で
あると、MOSFET159は、導通し、第1の電源回
路34は、共通点で短絡される。これは、ツエナダイオ
ード36の電力浪費を低下させ、継電器の全体の電力消
費を低下させ、継電器により発生する熱を減少させる。
スイッチ・モード・ドライバ157のデユーテイ・サイ
クル信号は、デユーテイ・サイクル・スイッチ158を
閉じることにより選択的に変更できる。例えば、スイッ
チ・モード・ドライバ157は、スイッチ158が開い
ている時、第1のデユーテイ・サイクルを提供し、デユ
ーテイ・サイクル・スイッチ158が閉じている時、第
2のデユーテイ・サイクルを提供する。
【0046】加えて、集積回路のデユーテイ・サイクル
・ピンは、図2Bに示すように発振器152に接続され
る。発振器152は、テスト中は、テスト入力153が
共通点に接続され信号が基準クロック信号154を不能
にする。別個の予め選択されたクロック信号は、デユー
テイ・サイクル・ピンを経由して発振器152に入力さ
れ、この別個の信号は、テスト・クロック信号としてク
ロック線154に出力される。
【0047】本発明の電力ダンプ回路及びテスト・クロ
ック回路は、本質的に集積回路50に含まれることが理
解される。このことは、これらの装置をデジタルで実施
することを可能にし、スペースを節約し、コンポーネン
トの数を減少させ、効率的且つ信頼性のある製造を容易
にする。
【0048】好ましい実施例において、継電器は、全体
的に160及び200で示す第1および第2の自動リセ
ット回路を含む。図1に示すように、第1の電源回路3
4は、コンデンサ202と抵抗204を含む第2の自動
リセット回路200に接続される。正常動作中は、コン
デンサ202は、第1の電源回路34の電圧に比例する
電圧を蓄積する。過負荷引外し状態の後にコンデンサ2
02に発生した電圧は、抵抗204を経て減少する。ダ
イオード206は、第2の自動リセット回路160の別
の共通点(Vs)を提供する。これは、第1および第2の自
動リセット回路160、200が他の継電器回路、例え
ば、第1の電源回路34の電圧(Vcc)と共通点(Vs)の間
に接続される回路とは無関係に動作することを可能にす
る。
【0049】第2の自動リセット回路160は、第1の
自動リセット回路200のコンデンサ202に発生した
電圧が基準電圧以下に減少した時にパルスを提供する。
このパルスは、リセット・コイル・スイッチ208をラ
ッチするのに使用される。より詳しくは、コンデンサ2
02の電圧は、抵抗161、162により分割される。
これは、コンデンサ202に発生した電圧に比例する電
圧信号を接続点163に提供する。接続点163の電圧
は、比較器164に入力される。自動リセット基準電圧
は、自動リセット基準回路165により提供され、この
基準電圧も、接続点163の電圧と比較するため比較器
164に入力される。接続点163の電圧が基準電圧以
下に減少した時、比較器164は、信号をパルス発生器
166に出力し、そのパルス信号をリセット・コイル・
スイッチ208と直列に接続されるスイッチング・トラ
ンジスタ207に出力する。この結果、スイッチング・
トランジスタ207がパルスをパルス発生器166から
受けると、コンデンサ202からリセット・コイル・ス
イッチ208を経てVへの信号路を完成する。これ
は、継電器をリセットするリセット・コイル・スイッチ
208をラッチする。従って、障害の間、コンデンサ2
02の電圧は、一定時間の期間に減少し、継電器をリセ
ットすることが理解される。
【0050】前述のことから、本発明による過負荷継電
器は、ヒータの必要性およびヒータ又はこれからの熱を
消散する手段を収容する容積を除外していることが理解
される。さらに、本発明は、位相喪失の場合に負荷のい
ずれの部分も過熱される前に急速に切離しできるよう
に、残りの動作位相導体の電流レベルの増加と無関係に
引外しを可能にしている。
【0051】デジタル・タイマ114、116、11
8、124は、高度に正確なタイミング機能を提供し、
熱及び湿度の変動に余り影響されない信頼性がありコン
パクトな電気継電器を提供することが理解される。更
に、過負荷警報回路140は、継電器の引外しに先立っ
て警報信号を出す。この警報信号は、負荷の運転停止に
先立って使用者に警告するために使用でき、望むならば
対抗手段を取れるようにすることが理解される。加え
て、第1および第2の自動リセット回路160、200
は、引外し後の自動リセット機能を有する。これは、使
用者による継電器の手動リセットの必要性が除外できる
ことが理解される。
【0052】幾つかの場合においては、本発明を高温度
環境のような苛酷な環境において使用するのが望まし
い。従って、本発明において使用されるコンデンサは、
より高い温度において対抗し、正確に動作するように製
造される。このことは、さらに本発明の継電器がより高
い温度の定格コンデンサで一定の温度範囲において使用
される場合、そのコンデンサは、より低い温度の定格コ
ンデンサよりも実質的に長い寿命を有する利益を与え
る。この理由は、コンデンサの定格寿命が典型的には定
格電圧及び温度の関数であり、定格値より低い電圧及び
温度で動作するコンデンサがその寿命を著しく増加させ
るからである。
【0053】事実、好ましい実施例においては、本発明
の過負荷継電器は、摂氏105度の定格コンデンサを使
用する。これは、高い温度環境(例えば、摂氏85度付
近)において正確な動作を行い、実質的にコンデンサの
より長い寿命を有する。同様に、本発明において使用さ
れるコンデンサは、本発明のコンデンサに印加される電
圧が一般的に約14.5ボルトの直流電圧の範囲内であ
るが、好ましくは、25ボルトの直流電圧の定格を有す
る。これは、障害率を減少させ、コンデンサの寿命を実
質的に延長する。
【0054】過負荷継電器に使用される回路板及び電気
素子の耐久性及び寿命を増加させるため、基板及び素子
をシリコーン又はポリウレタンのような保護被覆に浸漬
又は塗布しても良い。
【0055】最後に、本発明は、多重位相負荷の過負荷
継電器であるとして説明したが、当業者には前記のもの
は単一位相の負荷保護にも有用性が見出されることが理
解される。このような場合、過負荷保護に関する限り、
本発明の利益を達成するため、3つの変流器16、1
8、20を経て単相導体を通過させればよい。 [図面の簡単な説明]
【図1】本発明による過負荷継電器の概略図である。
【図2】本発明による集積回路のブロック図である。
【図3】本発明によるポテンショ・メータの抵抗対ポテ
ンショ・メータのノブ回転のグラフ図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/04 - 3/253 H02H 7/06 - 7/097

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導機に電力を供給する少なくとも1つ
    の位相導体(10、12、14)を監視するモニタ装置
    であって、前記モニタ装置は、 前記位相導体に流れる電流を示す少なくとも1つの電流
    信号を提供する電流感知回路(16、18、20、2
    4)と、 前記位相導体を前記誘導機から切離す切離しスイッチ
    (94)と、 前記位相導体を前記誘導機に接続する接続スイッチ(2
    08)と、 前記電流感知回路に接続され、前記電流信号の少なくと
    も1つの所定の状態に応じて前記切離しスイッチを作動
    させる切離し信号を発生する障害決定回路(50)と、 前記切離しスイッチが作動した後、前記接続スイッチを
    自動的に作動させる自動リセット信号を発生するリセッ
    ト回路(160、200)と、 前記電流感知回路から前記電流信号を受け電源電圧(Vc
    c)を供給する電源回路(34)とを含み、 前記リセット回路は、前記電源回路に接続されコンデン
    サ(202)および抵抗(204)を有する第1の自動
    リセット回路(200)と、前記電源回路に接続され自
    動リセット基準電圧を発生する自動リセット基準回路
    (165)および前記自動リセット基準電圧と前記コン
    デンサの電圧に比例する電圧(163)とを受ける比較
    器(164)を有する第2の自動リセット回路(16
    0)とを含み、 前記第1の自動リセット回路の前記コンデンサは、正常
    動作時は前記電源電圧に比例する電圧を蓄積し、前記切
    離しスイッチが前記位相導体を前記誘導機から切離す時
    は前記抵抗を通して放電し、 前記第2の自動リセット回路の前記比較器は、前記コン
    デンサの電圧に比例する前記電圧が前記自動リセット基
    準電圧より減少するときに前記接続スイッチを自動的に
    作動させる前記自動リセット信号を発生することを特徴
    とする前記モニタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモニタ装置であって、前
    記第1のリセット回路(200)の前記コンデンサは、
    摂氏105度まで25ボルトの直流電圧で動作する前記
    モニタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のモニタ装置であって、前
    記第1のリセット回路(200)は、保護被覆されてい
    る前記モニタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のモニタ装置であって、前
    記障害決定回路(50)は、デジタル・パルス拡張器
    (114、116、118)を有する位相喪失検出回路
    (100)を含む前記モニタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のモニタ装置であって、前
    記所定の状態は、前記導体の位相の喪失を含む前記モニ
    タ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のモニタ装置であって、前
    記所定の状態は、前記電流信号の少なくとも1つが所定
    値を超えることを含む前記モニタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のモニタ装置であって、さ
    らに、前記障害決定回路に接続され、前記位相導体の電
    流の受入不可能な増加に対応する所定値を設定する調整
    可能なポテンショメータ回路(80)を含む前記モニタ
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のモニタ装置であって、前
    記ポテンショメータ回路(80)は、調節時に多重直線
    割合で変化する可変抵抗(82)を含む前記モニタ装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のモニタ装置であって、前
    記ポテンショメータ(80)は、調節時に非直線割合で
    変化する可変抵抗(82)を含む前記モニタ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のモニタ装置であって、
    前記障害決定回路(50)は、前記位相導体の電流の受
    入不能な増加に応じて前記切離しスイッチを作動する前
    に警報信号を発生する過負荷警報回路(140)を含む
    前記モニタ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のモニタ装置であって、
    前記障害決定回路(50)は、前記所定の状態の下で前
    記切離しスイッチの作動を妨げる電圧決定信号を発生す
    る電圧決定回路(130)を含む前記モニタ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のモニタ装置であっ
    て、前記電圧決定回路は、保護被覆されている前記モニ
    タ装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のモニタ装置であって、
    前記位相導体は、前記電流感知回路と磁気的に結合され
    ている前記モニタ装置。
  14. 【請求項14】 請求項12記載のモニタ装置であっ
    て、前記電圧決定回路(130)は、基準電圧を発生す
    る基準電圧発生器(132)を含む前記モニタ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のモニタ装置であっ
    て、前記電圧決定回路(130)は、前記基準電圧器
    (132)に接続された比較器(134)を含み、前記
    比較器の出力は、位相喪失タイマ回路(120)に接続
    されるモニタ装置。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のモニタ装置であって、
    前記障害決定回路(50)は、前記電流信号の少なくと
    も1つの所定の状態に応じて警報信号を発する警報回路
    (140)を含み、前記警報信号は、前記切離しスイッ
    チの作動に先立って発生するモニタ装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のモニタ装置であっ
    て、更に前記位相導体の平均電流に関係する信号を提供
    する加算回路を含み、前記警報回路は、前記位相導体の
    平均電流に関係する信号を基準信号と比較し、前記平均
    電流に関係する信号が前記基準信号より大きい時に警報
    信号を発する前記モニタ装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載のモニタ装置であっ
    て、前記所定の状態は、前記位相導体の位相の喪失を含
    む前記モニタ装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のモニタ装置であっ
    て、更に、前記位相導体の平均電流に関係する信号を提
    供する加算回路を含み、 前記障害決定回路は、前記加算回路に結合され、比較回
    路(101、102、103)および前記比較回路に結
    合されたデジタル・パルス拡張器回路(114、11
    6、118)を含む位相喪失検出回路(100)と、前
    記位相喪失検出回路に接続された位相喪失タイマ回路
    (120)と、前記位相喪失タイマ回路に接続された警
    報回路(210)とを含む前記モニタ装置。
  20. 【請求項20】 請求項17又は請求項19に記載のモ
    ニタ装置であって、更に、前記加算回路に接続された遅
    延回路(90)を含み、前記遅延回路は、前記位相導体
    の平均電流を表す遅延された信号を発生し、遅延された
    信号は、三相比較回路(180)に入力され、前記三相
    比較回路は、遅延された信号が過度電流状態を示す時に
    前記切離しスイッチを作動する前記モニタ装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のモニタ装置であっ
    て、前記遅延回路は、抵抗およびコンデンサを有するR
    C回路含む前記モニタ装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載モニタ装置であって、
    前記RC回路は、摂氏105度まで動作する定格を有す
    るコンデンサ(58)を含む前記モニタ装置。
  23. 【請求項23】 請求項21記載のモニタ装置であっ
    て、前記RCタイミング回路は、保護被覆される前記モ
    ニタ装置。
  24. 【請求項24】 請求項21記載のモニタ装置であっ
    て、前記遅延回路は、前記切離しスイッチの前の作動を
    記憶し、前記切離しスイッチが所定の以前の時間期間内
    に作動された場合に少ない遅延で接続スイッチを作動す
    る前記モニタ装置。
  25. 【請求項25】 請求項21記載のモニタ装置であっ
    て、更に、 基準電圧信号を発生する基準電圧発生器(132)を含
    み、 前記三相比較回路は、遅延された前記信号を前記基準電
    圧信号と比較する第1の比較器(182)を含み、 前記警報回路は、少なくとも1つの位相導体の平均電流
    に関係する前記信号を前記基準電圧信号と比較する第2
    の比較器(142)を含む前記モニタ装置。
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