JP5897057B2 - 無線通話システム - Google Patents
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Description
記第1入力部に入力された音声を前記無線通信装置の音声入力部へ出力する第2出力部とを含み、前記中継局電話装置と前記無線通信装置とを接続するアダプタ装置と、を有する。前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置が前記固定局電話装置から受信した音声を、前記無線通信装置から前記移動局に送信し、前記無線通信装置を制御するとともに、前記無線通信装置が前記移動局から受信した音声を、前記中継局電話装置から前記固定局電話装置へ送信する制御を行い、前記アダプタ装置は、前記無線通信装置が前記移動局から音声を受信すると、前記中継局電話装置の音声入力部にプレストーク開始通知を出力するとともに、前記第2入力部と前記第1出力部の接続をオンにして、前記無線通信装置が受信した音声の前記中継局電話装置の音声入力部への出力を開始する。
また、本発明において、前記アダプタ装置は、前記無線通信装置による前記移動局からの音声の受信が終了すると、前記中継局電話装置の音声入力部にプレストーク終了通知を出力して前記中継局電話装置から前記固定局電話装置に対してプレストーク終了通知を出力するとともに、前記第2入力部と前記第1出力部の接続をオフにして前記無線通信装置が受信した音声の前記中継局電話装置の音声入力部への出力を終了する、ことも好ましい。
さらに、移動局からの送信があるときにのみ受信音声を固定局に送信することができる。
のものではない。
<システム概要>
本発明の第1の実施形態は、消防本部と現場の消防隊員との間で消防無線による通話を可能とする消防無線システム(無線通話システム)である。図1(A)は、本実施形態にかかる消防無線システムの概要を示す図である。
以下、本実施形態にかかる消防無線システムの構成について、図1(B)を参照してより詳細に説明する。図1(B)は、本部1および通信車両3の機能ブロックを示す図である。
本部1は、大略、衛星通信装置11、IP−PBX12、IP電話機13、ハンドセット14を有する。図2は、電話機13およびハンドセット14の詳細な構成を示す。なお、本部1は、本発明における固定局に該当する。
声は、音声出力部132からIP−PBX12に出力される。また、IP−PBX12からIP電話機13の音声入力部133に入力された音声信号は、スピーカ出力134から電話線を介してハンドセット14の音声入力部143に入力される。ハンドセット14に入力された音声は、スピーカ144から出力される。
通信衛星2は、無線通信を中継するために宇宙空間を飛翔する通信装置である。通信衛星2は、本部1と通信車両3との間の通信を中継可能であれば、任意の通信衛星を採用することができる。通信衛星2は、典型的には静止軌道を公転する静止衛星を用いることができるが、準天頂衛星や非静止衛星などを用いてもよい。
通信車両3は、大略、衛星通信装置31、VoIPゲートウェイ装置32、アナログ電話機33、アダプタ装置34、無線通信装置35を搭載した車両である。図3は、アナログ電話機33、アダプタ装置34、および無線通信装置35の詳細な構成を示す。なお、通信車両3は、本発明における中継局に該当する。
である。衛星通信用アンテナは自動衛星捕捉機能を備えて、衛星捕捉を自動的に行う。衛星通信装置31は、VoIPゲートウェイ装置32から受け取ったデータに対して符号化処理や変調処理などを施して無線信号として通信衛星2に対して送信する。また、衛星通信装置31は、通信衛星2から無線信号を受信し、復調処理や復号処理などを施してVoIPゲートウェイ装置32へ出力する。なお、ここでは衛星通信を用いてIP電話接続のみを行うように説明しているが、衛星通信を用いてIP電話以外の任意のデータ通信が行われる。
消防隊員無線通信装置4は、現場の消防隊員が携帯する無線通信装置4である。消防隊員無線通信装置4は、他の消防隊員無線通信装置4や通信車両3の無線通信装置35と無線通信を行う。なお、消防隊員無線通信装置4は、本発明における移動局無線通信装置に該当する。
次に、本実施形態にかかる消防無線システムにおける通話処理の流れについて、説明する。なお通話処理の前提として、本部1の電話機13と通信車両3のアナログ電話機33の間で電話接続(呼接続)が確立しているものとする。
まず、図4および図5を参照して、本部1から消防隊員無線通信装置4へ送信する場合の処理の流れについて説明する。図4は、本部1のハンドセット14が行う処理の流れを示し、図5は、通信車両3のアダプタ装置34が行う処理の流れを示す。
次に、図6および図7を参照して、消防隊員無線通信装置4から本部1へ送信する場合の処理の流れについて説明する。図6は、通信車両3のアダプタ装置34が行う処理の流れを示し、図7は、本部1のハンドセット14が行う処理の流れを示す。
本実施形態にかかる消防無線システムによれば、現場での消防無線に消防本部1も参加できる。したがって、消防本部1から現場の消防隊員に対して直接指示を送ることができ、また、現場の消防隊員から消防本部1に対して状況報告などを直接行うことができる。
第1の実施形態においては、本部1から送信を行う際に、送信の開始と終了をDTMF信号によって本部1のハンドセット14から通信車両3のアダプタ装置34へ通知していた。しかしながら、本部1から送信を開始する際および送信を終了する際にDTMF信号を送信しなくても、上記と同様の処理を実現できる。
第1の実施形態において、消防隊員無線通信装置4から本部1に送信を行う場合、アダプタ装置34は無線通信装置35の音声出力部352から無線機側入力部343に対して所定の音量以上の入力があるか否かを判断して、消防隊員無線通信装置4からの送信があるか否かを判断していた。しかしながら、消防隊員無線通信装置4から本部1へ送信を行う場合に、このような音声制御(VOX制御)ではなく、送信の開始および終了を通知する明示的な制御信号を無線通信装置35からアダプタ装置34に出力してもよい。
4からのプレストークが終了したことを表す制御信号をアダプタ装置34へ出力するようにしてもよい。また、受信音量ではなく送受信部353における受信電力を基準として制御信号をアダプタ装置34へ出力するようにしてもよい。
上述した実施形態の構成は本発明の一具体例を示したものにすぎず、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本発明はその技術思想を逸脱しない範囲において、種々の具体的構成を採り得るものである。
11:衛星通信装置 12:IP−PBX 13:IP電話機 14:ハンドセット
2:通信衛星
3:通信車両(中継局)
31:衛星通信装置 32:VoIPゲートウェイ装置 33:アナログ電話機
34:アダプタ装置 35:無線通信装置
4:消防隊員無線通信装置
Claims (8)
- 固定局と移動局の間の通話を、中継局を介して行う通話システムであって、
前記固定局は、衛星通信を介して前記中継局との間でIP電話による通信を行う固定局電話装置を有し、
前記中継局は、
衛星通信を介して前記固定局との間でIP電話による通信を行う中継局電話装置と、
移動局との間で単信方式の無線通信を行う無線通信装置と、
前記中継局電話装置のスピーカ出力から音声の入力を受け付ける第1入力部と前記無線通信装置の音声出力部から音声の入力を受け付ける第2入力部と、前記第2入力部に入力された音声を前記中継局電話装置のマイク入力に出力する第1出力部と、前記第1入力部に入力された音声を前記無線通信装置の音声入力部へ出力する第2出力部とを含み、前記中継局電話装置と前記無線通信装置とを接続するアダプタ装置と、
を有し、
前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置が前記固定局電話装置から受信した音声を、前記無線通信装置から前記移動局に送信し、前記無線通信装置が前記移動局から受信した音声を、前記中継局電話装置から前記固定局電話装置へ送信する制御を行い、
前記アダプタ装置は、前記無線通信装置が前記移動局から音声を受信すると、前記中継局電話装置の音声入力部にプレストーク開始通知を出力するとともに、前記第2入力部と前記第1出力部の接続をオンにして、前記無線通信装置が受信した音声の前記中継局電話装置の音声入力部への出力を開始する、
ことを特徴とする通話システム。 - 前記アダプタ装置は、前記無線通信装置による前記移動局からの音声の受信が終了すると、前記中継局電話装置の音声入力部にプレストーク終了通知を出力して前記中継局電話装置から前記固定局電話装置に対してプレストーク終了通知を出力するとともに、前記第2入力部と前記第1出力部の接続をオフにして前記無線通信装置が受信した音声の前記中継局電話装置の音声入力部への出力を終了する、
請求項1に記載の通話システム。 - 前記プレストーク開始通知および前記プレストーク終了通知は、DTMF信号として出力される、
請求項2に記載の通話システム。 - 前記固定局電話装置は、送信を開始するプレストークボタンを有しており、
前記固定局電話装置は、前記プレストークボタンが押下されると、プレストーク開始通知を前記中継局電話装置へ送信するとともに、入力された音声の前記中継局電話装置への送信を開始し、
前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置から前記プレストーク開始通知を受信すると、前記無線通信装置に対して送信を開始する制御信号を出力するとともに、前記第1入力部と前記第2出力部の接続をオンにして、前記中継局電話装置から受信した音声を前記無線通信装置の音声入力部へ出力する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通話システム。 - 前記固定局電話装置は、前記プレストークボタンの押下が終了すると、プレストーク終了通知を前記中継局電話装置へ送信するとともに、前記中継局電話装置への送信を終了し、
前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置から前記プレストーク終了通知を受信すると、前記第1入力部と前記第2出力部の接続をオフにして、前記無線通信装置に対して送信を終了する制御信号を出力する、
請求項4に記載の通話システム。 - 前記固定局電話装置は、送信を開始するプレストークボタンを有しており、
前記固定局電話装置は、前記プレストークボタンが押下されると、入力された音声の前記中継局電話装置への送信を開始し、
前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置から所定の音量以上の音声を受信すると、前記無線通信装置に対して送信を開始する制御信号を出力するとともに、前記第1入力部と前記第2出力部の接続をオンにして、前記中継局電話装置から受信した音声を前記無線通信装置の音声入力部へ出力する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の通話システム。 - 前記固定局電話装置は、前記プレストークボタンの押下が終了すると、前記中継局電話装置への送信を終了し、
前記アダプタ装置は、前記中継局電話装置からの受信する音声の音量が所定の音量よりも小さくなると、前記無線通信装置に対して送信を終了する制御信号を出力する、
請求項6に記載の通話システム。 - 前記中継局は、前記中継局電話装置、前記アダプタ装置、および前記無線通信装置を搭載した車両である、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の通話システム。
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