JP5896782B2 - 屋根構体 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両の屋根を構成する屋根構体に関する。
鉄道車両構体は、鉄道車両のボディを構成するものであって、主に鉄道車両のボディの側面を構成する側構体と、主に鉄道車両のボディの屋根を構成する屋根構体と、主に鉄道車両のボディの端面を構成する妻構体と、を備えている。特許文献1に記載されている屋根構体は、外板の外表面上に様々な構造の突出部を設けて屋根構体の剛性を確保するようにしている。
特開2009−113690号公報
この屋根構体では、鉄道車両の長手方向(鉄道車両の進行方向)に沿って例えば所定の間隔を空けて複数の突出部が配列される。鉄道車両が駅のプラットホームなどで停車すると、溜まっている雨水が、相互に隣接する突出部同士の間から側構体に向かって流れ、まとまって大量の雨水が鉄道車両の側面側に排水される。このような排水は乗務員や乗客にかかってしまうことがあり、その範囲において快適なものではなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、乗務員や乗客に不快な思いをさせずに排水することが可能な屋根構体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、
鉄道車両の屋根を構成する屋根構体であって、
鉄道車両の一対の側構体及び一対の妻構体に結合される主板と、
前記主板の外表面に形成される複数の凸部を有する凸部群と、を備え、
前記凸部群は、第1凸部と第2凸部とを有し、前記第1凸部に沿って流れた水が、前記第2凸部に当たってから前記側構体に向かって流れるように構成されている屋根構体が提供される。
こうした屋根構体では、主板の外表面に溜まった水は、まず第1凸部に沿って流れ、その後に第2凸部に当たってから側構体に向かって流れる。その結果、水がなにものにも一切当たらずに側構体に向かって流れる場合に比べて、第2凸部で水を受けることによって流れる水の勢いが低減されるので、側構体に向かって大量の水が一度にまとまって流れることを防止することができる。従って、乗務員や乗客に不快な思いをさせない排水を実現することができる。
本発明に係る屋根構体では、前記第1及び第2凸部は、前記鉄道車両の長手方向に延びる前記鉄道車両の短手方向の中心線に対して直角ではない角度で交差する方向に延びることが好ましい。こうした構成によれば、第1凸部及び第2凸部は、中心線に対して傾斜した方向に延びるので、第1凸部から第2凸部へ、及び、第2凸部から側構体へ円滑に水を流すことができる。
本発明に係る屋根構体では、前記第1凸部は、前記長手方向における前記鉄道車両の一端側に配置される一端よりも前記長手方向における前記鉄道車両の他端側に配置される他端で前記中心線に近づき、前記第2凸部は、前記他端側に配置される他端よりも前記一端側に配置される一端で前記中心線に近づくことが好ましい。こうした構成によれば、第1凸部及び第2凸部は相互に交差する方向に延びるので、第1凸部に沿って流れた水は、第2凸部に沿って第1凸部の方向と交差する方向に流れるので、流れる水の勢いを確実に低減させることができる。
本発明に係る屋根構体では、前記第1凸部と前記第2凸部とは相互に離隔して形成されることが好ましい。こうした構成によれば、第1凸部から第2凸部に流れた水が第2凸部に沿って流れるのを第1凸部が阻害しないので、第1凸部から第2凸部に向かって円滑な排水を可能にすることができる。
前記第1凸部の仮想延長線上に前記第2凸部が配置されることが好ましい。こうした構成によれば、第1凸部から仮想延長線に沿って水が勢いよく流れ出ても第2凸部で確実に水を受けることができるので、流れる水の勢いを確実に低減させることができる。
以上のように、本発明によれば、乗務員や乗客に不快な思いをさせずに排水することが可能な屋根構体を提供することができる。
一具体例に係る鉄道車両構体を概略的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る屋根構体を概略的に示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る屋根構体を概略的に示す部分拡大平面図である。 図3の4−4線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態に係る屋根構体を概略的に示す部分拡大平面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。図1は、一具体例に係る鉄道車両構体BDを概略的に示す斜視図である。この鉄道車両構体BDは、鉄道車両の長手方向に延びつつ水平面に沿って広がる床構体FBと、床構体FBに対向する屋根構体CBと、を備えている。床構体FB及び屋根構体CBは、鉛直面に沿って相互に平行に広がる一対の側構体SB、SBと、同様に鉛直面に沿って相互に平行に広がる一対の妻構体EB、EBと、によって相互に接合されている。
床構体FBは、鉄道車両構体BDの床部を構成する部分であり、屋根構体CBは、鉄道車両構体BDの屋根部を構成する部分である。側構体SBは、鉄道車両本体BDの側部を構成する部分であり、長手方向に直交する鉄道車両構体BDの短手方向に対称に配置されている。妻構体EBは、鉄道車両本体BDの端部を構成する部分であり、車両構体BDの一端すなわち前端と他端すなわち後端とに配置されている。床構体FB、屋根構体CB、側構体SB及び妻構体EBが鉄道車両構体BDの内部空間を形成する。
側構体SBは、ドアユニットDUと、ドア上部パネルDPと、側構体ブロックSB1と、側構体ブロックSB2と、窓ユニットWU1と、窓ユニットWU2と、を備えている。ドアユニットDUは、鉄道車両構体BDの出入り口を構成するユニットであって、一方の側構体SBに4つ配置されている。ドア上部パネルDPは、ドアユニットDUの上縁部と屋根構体CBの側縁部との間に配置されて、屋根構体CBの側縁部に接合されている。
側構体ブロックSB1は、妻構体EBとドアユニットDUとの間に配置される部分であって、一方の側構体SBの前端及び後端に2つ配置されている。側構体ブロックSB1は、上側の幕パネルUP1と、一対の吹寄パネルMP1、MP2と、下側の腰パネルLP1と、を備えている。これら幕パネルUP1、吹寄パネルMP1、MP2及び腰パネルLP1が窓ユニットWU1を取り囲んでおり、窓ユニットWU1が、側構体ブロックSB1に配置される窓を構成する。
幕パネルUP1は、窓ユニットWU1の上縁部と屋根構体CBとの間に配置されて、屋根構体CBの側縁部に接合されている。吹寄パネルMP1は、妻構体EBと窓ユニットWU1との間に配置される。吹寄パネルMP1、MP2は、ドアユニットDUと窓ユニットWU1との間に配置される。腰パネルMP1は、窓ユニットWU1の下縁部と床構体FBとの間に配置され、床構体FBの側縁部に接合されている。
側構体ブロックSB2は、ドアユニットDU、DU同士の間に配置される部分であって、一方の側構体SBに3つ配置されている。側構体ブロックSB2は、上側の幕パネルUP2と、一対の吹寄パネルMP3、MP3と、下側の腰パネルLP2と、を備えている。これら幕パネルUP2、吹寄パネルMP3、MP3及び腰パネルLP2が窓ユニットWU2を取り囲んでおり、窓ユニットWU2が、側構体ブロックSB2に配置される窓を構成する。
幕パネルUP2は、窓ユニットWU2の上縁部と屋根構体CBとの間に配置されて、屋根構体CBの側縁部に接合されている。吹寄パネルMP3は、妻構体EBと窓ユニットWU2との間に配置される。腰パネルMP1は、窓ユニットWU2の下縁部と床構体FBとの間に配置され、床構体FBの側縁部に接合されている。なお、床構体FBの底面は、車輪やモータなどの各構成部品を組み込んだ例えば2つの台車(図示せず)によって支持されている。
図1の鉄道車両構体BDにおいて、水平面に沿って鉄道車両構体BDの長手方向にx軸が設定され、水平面に沿ってこのx軸に直交する鉄道車両構体BDの短手方向にy軸が設定される。また、水平面に直交する鉛直方向にz軸が設定される。言い替えれば、x軸は、鉄道車両構体BDの進行方向に沿って延び、y軸は、レールの各枕木が延在する方向に沿って延び、及び、z軸は鉄道車両構体BDの高さ方向に延びる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る屋根構体CBの構造を概略的に示す平面図である。屋根構体CBは、長手方向(x軸方向)において3つの部分に分割されている。具体的には、鉄道車両構体BDの前端に区画される前端側セクションSS1と、鉄道車両構体BDの後端に区画される後端側セクションSS2と、前端側及び後端側セクションSS1、SS2の間に区画される中央セクションCSと、に分割されている。中央セクションCSには、鉄道車両構体BDの内部空間用の空調装置ACが搭載されている。
前端側及び後端側セクションSS1、SS2は主板Pから形成されている。主板Pの前縁、後縁及び両側縁は、鉄道車両の一対の妻構体EB、EBの上縁及び一対の側構体SB、SBの上縁に接合されている。本実施形態の場合、主板Pには、5〜8mm程度の金属板が使用されることが好ましい。主板Pの外表面には、短手方向(y軸方向)の中心に規定されて長手方向に延びる中心線CLが規定される。主板Pの外表面には、その外表面から突出する複数の凸部PPを各々が有する例えば複数の凸部群PGが形成される。
図2から明らかなように、各セクションSS1、SS2において、例えば六対の凸部群PGが、中心線CLを含む仮想鉛直面に対して相互に面対称に主板Pの外表面に形成される。図3は、屋根構体CBの外表面を概略的に示す部分拡大平面図である。以下、中心線CLを挟んで短手方向において鉄道車両構体BDの右側の外表面に形成される複数の凸部PPについて説明する。上述したように、複数の凸部PPは仮想鉛直面に対して面対称に形成されることから、短手方向において鉄道車両構体BDの左側の外表面に形成された複数の凸部PPについての重複した説明は省略する。
図3に示すように、各凸部群PGは、短手方向に配列される複数の第1凸部PP1と、長手方向に第1凸部PP1の配列に隣接して同様に短手方向に配列される複数の第2凸部PP2と、を備える。本実施形態では、4つの第1凸部PP1と4つの第2凸部PP2とで1つの凸部群PGが形成される。図3から明らかなように、長手方向に1つの凸部群PGに隣接する凸部群PGは、当該1つの凸部群PGに対して間隔を空けずに外表面に形成されることが好ましい。
図4は、図3の4−4線に沿った断面図である。図4に示されるように、主板Pの外表面は、中心線CLから主板Pの側縁部に向かうにつれて高さを減少させる湾曲面から形成される。ただし、主板Pの外表面が中心線CLから側縁に向かって傾斜する限り、主板Pの外表面には少なくとも部分的に平坦面が形成されてもよい。凸部PPは、主板Pの外表面に一体的に形成された凸部として図示しているものの、凸部PPは、金属板にプレス加工を施すことによって主板Pの湾曲と凸部PPの突出とを同時に形成してもよい。
図3に戻ると、各第1凸部PP1は、長手方向に沿って規定されるその前端より後端で中心線CLに近づく。すなわち、各第1凸部PP1は、中心線CLに対して鋭角αで交差する第1方向D1に沿って延びる。その一方で、各第2凸部PP2は、長手方向に沿って規定されるその後端より前端で中心線CLに近づく。すなわち、各第2凸部PP2は、中心線CLに対して鋭角βで交差する第2方向D2に沿って延びる。本実施形態では鋭角α及びβとは等しく設定される。なお、鋭角α及びβは相互に異なっていてもよい。
図3から明らかなように、第1凸部PP1及び第2凸部PP2はそれぞれ、第1方向D1及び第2方向D2に沿って直線的に延びているものの、第1方向D1及び第2方向D2に沿ってそれぞれ形成されている限りにおいていくらか湾曲して延びていてもよい。各第2凸部PP2は、対応の各第1凸部PP1から短手方向に所定の均等な距離でずれて配置されている。本実施形態では第1凸部PP1及び第2凸部PP2は、短手方向において均等ではない間隔で配置されているものの、短手方向に均等な間隔で配置されてもよい。
長手方向に規定される第1凸部PP1の前端は、同様に長手方向に規定される第2凸部PP2の後端よりも前方に配置される。また、第1凸部PP1の前端から前方に延びる仮想延長線EL上に対応の第2凸部PP2が配置される。同様に、第2凸部PP2の後端から後方に延びる仮想延長線EL上に第1凸部PP1が配置される。同時に、第1凸部PP1と当該第1凸部PP1よりも短手方向に外側の対応の第2凸部PP2とは相互に離隔して形成されている。同様に、第2凸部PP2と当該第2凸部PP2よりも短手方向に外側の第1凸部PP1とは相互に離隔して形成されている。
なお、第2凸部群PG2と当該第2凸部群PG2の前方側に隣接する第1凸部群PG1との間において、長手方向に規定される第2凸部PP2の前端は、同様に長手方向に規定される第1凸部PP1の後端よりも前方に配置されることが好ましい。こうした構成によれば、相互に隣接する凸部群PG同士の間に間隔を形成することがないので、主板Pの外表面に溜まった雨水が第1凸部PP1や第2凸部PP2に当たらずに側構体SBに到達することを防止することができる。
第1及び第2凸部PP1、PP2の各々は、延在する方向D1、D2に沿って例えば800〜1000mm程度の長さを有することが好ましい。また、延在する方向D1、D2に直交する方向に規定される第1及び第2凸部PP1、PP2の各々の幅は例えば10〜15mm程度に設定されることが好ましい。鉄道車両構体BDの短手方向に規定される相互に隣接する凸部PP同士の間隔は例えば500〜1000mm程度に設定されることが好ましい。なお、凸部PPは主板Pの外表面上に満遍なく形成されているので、外表面に沿ってほぼ一様な剛性を確保することができる。
以上のような鉄道車両構体BDでは、降雨によって屋根構体CB上に溜まった雨水が中心線CLから側構体SBに向かって流れ落ちる。このとき、雨水は、主板Pの外表面上で第1凸部PP1に沿って第1方向D1に流れた後、当該第1凸部PP1の仮想延長線ELに交差する第2凸部PP2に受け止められる。その後、雨水は第2凸部PP2に沿って第2方向D2に流れた後、同様に当該第2凸部PP2の仮想延長線ELに交差する第1凸部PP1に受け止められる。第1凸部PP1と第2凸部PP2とは相互に離隔して配置されているので、第2凸部PP2に沿った雨水の円滑な排水が可能となる。
こうして第1凸部PP1と第2凸部PP2との間で雨水の受け渡しが繰り返され、最終的に短手方向の最外位置に配置された第2凸部PP2から側構体SBに向かって雨水が排水される。このとき、一方の凸部PPから他方の凸部PPに受け渡されるたびに雨水は凸部PPに当たってから当該凸部に沿って流れるので、雨水の流れの勢いは確実に低減される。その結果、側構体SBに向かって大量の雨水が一度にまとまって流れ落ちないので、乗務員や乗客に大量の排水が降りかかるような事態を確実に回避することができる。乗務員や乗客に不快な思いをさせることはない。
しかも、前述したように、第2凸部PP2は、第1凸部PP1の前端から延びる仮想延長線EL上に配置されるので、例えば第1凸部PP1に沿って流れる水の勢いが強くて仮想延長線ELに沿って第1凸部PP1から流れ落ちたとしても、第2凸部PP2で確実に雨水を受けることができる。また、第1方向D1と第2方向D2とは相互に交差するので、第1凸部PP1又は第2凸部PP2から流れ出た雨水の勢いを第2凸部PP2又は第1凸部PP1で確実に低減することができる。その結果、側構体SBに向かって大量の雨水が一度にまとまって流れ落ちないので、乗務員や乗客に大量の排水が降りかかるような事態を確実に回避することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る屋根構体CBの構造を概略的に示す部分拡大平面図である。この屋根構体CBでは、第1凸部PP1及び第2凸部PP2はそれぞれ、中心線CLに直交する仮想鉛直面VPに対して面対称に形成される。第1凸部PP1は、第1実施形態と同様の構成を有する第1凸片PP1aと、第1凸片PP1aに面対称に形成される第2凸片PP1bと、を備える。第1及び第2凸片PP1a、PP1bは、中心線CLに対して鋭角αでそれぞれ交差する第1方向D1及び第2方向D2に沿ってそれぞれ延びる。第1凸片PP1aの後端は第2凸片PP1bの前端に結合される。
その一方で、第2凸部PP2は、第1凸部PP1とは反対に、第1実施形態と同様の構成を有する第1凸片PP2aと、第1凸片PP2aに面対称に形成される第2凸片PP2bと、を備える。第1及び第2凸片PP2a、PP2bは、中心線CLに対して鋭角βでそれぞれ交差する第1方向D1及び第2方向D2に沿ってそれぞれ延びる。第1凸片PP2aの前端は第2凸片PP2bの後端に結合される。その他、前述の第1実施形態と均等な構成には同一の参照符号を付して、ここでの重複した説明は省略する。
こうした第2実施形態の屋根構体CBでは、前述の第1実施形態と同様に、第1凸部PP1の第1凸片PP1aと第2凸部PP2の第1凸片PP2aとの間で雨水が受け渡される。同様に、第1凸部PP1の第2凸片PP2bと第2凸部PPP2の第2凸片P2bとの間で雨水が受け渡される。こうして前述の第1実施形態と同様の作用効果を実現することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかしながら、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。また、上述した各実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
CB 屋根構体
SB 側構体
EB 妻構体
P 主板
PP 凸部
PG 凸部群
PP1 第1凸部
PP2 第2凸部
CL 中心線
EL 仮想延長線

Claims (4)

  1. 鉄道車両の屋根を構成する屋根構体であって、
    鉄道車両の一対の側構体及び一対の妻構体に結合される主板と、
    前記主板の外表面に形成される複数の凸部を有する凸部群と、を備え、
    前記凸部群は、第1凸部と第2凸部とを有し、前記第1凸部に沿って流れた水が、前記第2凸部に当たってから前記側構体に向かって流れるように構成され
    前記第1及び第2凸部は、前記鉄道車両の長手方向に延びる前記鉄道車両の短手方向の中心線に対して直角ではない角度で交差する方向に延びることを特徴とする屋根構体。
  2. 前記第1凸部は、前記長手方向における前記鉄道車両の一端側に配置される一端よりも前記長手方向における前記鉄道車両の他端側に配置される他端で前記中心線に近づき、前記第2凸部は、前記他端側に配置される他端よりも前記一端側に配置される一端で前記中心線に近づくことを特徴とする請求項に記載の屋根構体。
  3. 前記第1凸部と前記第2凸部とは相互に離隔して形成されていることを特徴とする請求項又はに記載の屋根構体。
  4. 前記第1凸部の仮想延長線上に前記第2凸部が配置されることを特徴とする請求項に記載の屋根構体。
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