JP5701088B2 - 軌道系車両 - Google Patents
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また、特許文献2に記載の技術では、単に二つの構体同士を連結するだけであり、また、側構体に近い位置で連結するだけである。このため、効果的に車体の剛性を確保することは難しく、仮に必要な剛性を確保するためには連結する部材の断面積を大きくする必要があり、車体の重量が増加してしまう問題があった。
屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、を備え、前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該床構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装床板を有し、前記第二設備材は、前記第一設備材の前記内装床板よりも下方の部分に、前記接合部として一端部が接合され、他端部が前記床構体に剛結されている少なくとも一つの傾斜材を有することを特徴とする。
屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、を備え、前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体は、前記屋根構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装天板を有し、前記第二設備材の少なくとも前記接合部は、前記内装天板の上方に存在することを特徴とする。
屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、を備え、前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該床構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装床板と有し、前記第二設備材の少なくとも前記接合部は、前記内装床板の下方に存在することを特徴とする。
また、前記第一態様としての前記車幅方向梁材を有する前記軌道系車両において、前記第二設備材は、両端部が前記一対の側構体又は前記屋根構体の車幅方向の両側部に剛結されている少なくとも一つの幅方向梁材を有し、前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体は、該屋根構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装天板を有し、前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該内装天板と向かい合っている内装床板を有し、少なくとも一つの前記幅方向梁材は、前記内装天板と前記内装床板との間に設けられてもよい。この場合、前記幅方向梁材に吊り手が設けられていてもよい。当該軌道系車両では、車幅方向梁材が、内装天板と内装床板との間の車室内に存在するものの、吊り手を設ける梁として有効利用することができる。
まず、本発明に係る軌道系車両の第一実施形態について、図1及び図2を用いて説明する。
次に、第一実施形態の第一変形例について、図3を用いて説明する。
次に、本発明に係る軌道系車両の第二実施形態について、図4を用いて説明する。
次に、第二実施形態の第一変形例について、図5を用いて説明する。
次に、本発明に係る軌道系車両の第三実施形態について、図6を用いて説明する。
次に、第三実施形態の第一変形例について、図7を用いて説明する。
次に、第三実施形態の第二変形例について、図8を用いて説明する。
次に、第三実施形態の第三変形例について、図9を用いて説明する。
以上の実施形態及び変形例では、幅方向梁材40,45、傾斜材50,55、連結部材60,61,65,66,67,68を、いずれも、内装床体18の内装床材19よりも上方に配置している。しかしながら、図10及び図11に示すように、床構体15と内装床体18の内装床材19との間に、上下方向に比較的大きな間隙が形成される場合には、幅方向梁材46(図10)、傾斜材56(図11)、連結部材を、この間隙に配置してもよい。
Claims (11)
- 屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、
前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、
を備え、
前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該床構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装床板を有し、
前記第二設備材は、前記第一設備材の前記内装床板よりも下方の部分に、前記接合部として一端部が接合され、他端部が前記床構体に剛結されている少なくとも一つの傾斜材を有する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、
前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、
を備え、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体は、前記屋根構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装天板を有し、
前記第二設備材の少なくとも前記接合部は、前記内装天板の上方に存在する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 屋根構体、一対の側構体、及び床構体を有する車体フレームと、該車体フレームの内側に配置され前記屋根構体、一対の前記側構体、及び前記床構体に沿ってそれぞれ設けられている内装体と、を備えている軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体、及び前記床構体に沿って設けられている前記内装体を貫通し、該屋根構体及び該床構体のそれぞれに剛結されている第一設備材と、
前記第一設備材に接合された接合部を有するとともに、端部が前記側構体と前記屋根構体と前記床構体とのうちのいずれかに剛結されている第二設備材と、
を備え、
前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該床構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装床板と有し、
前記第二設備材の少なくとも前記接合部は、前記内装床板の下方に存在する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の軌道系車両において、
前記第二設備材は、両端部が前記一対の側構体又は前記屋根構体の車幅方向の両側部に剛結されている少なくとも一つの幅方向梁材を有する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1に記載の軌道系車両において、
前記第二設備材は、両端部が前記一対の側構体又は前記屋根構体の車幅方向の両側部に剛結されている少なくとも一つの幅方向梁材を有し、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体は、該屋根構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装天板を有し、前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該内装天板と向かい合っている内装床板を有し、
少なくとも一つの前記幅方向梁材は、前記内装天板と前記内装床板との間に設けられている、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項2又は4に記載の軌道系車両において、
前記第二設備材は、前記接合部として一端部が前記第一設備材に接合され、他端部が前記屋根構体に剛結されている少なくとも一つの傾斜材を有する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の軌道系車両において、
前記第一設備材を複数備え、
複数の前記第一設備材は、少なくとも一つの連結部材で相互に連結され、
該連結部材で連結される前記第一設備材同士は、相互に、前記連結部材の相手側の前記第一設備材に連結する部分を前記接合部として、前記連結部材とともに前記第二設備材を構成する、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の軌道系車両において、
前記第一設備材は、車幅方向における前記車体フレームの中央部に設けられている、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項7に記載の軌道系車両において、
前記屋根構体に沿って設けられている前記内装体は、該屋根構体との間で上下方向の空間を隔てて設けられている内装天板を有し、前記床構体に沿って設けられている前記内装体は、該内装天板と向かい合っている内装床材を有し、
前記連結部材は、前記内装天板と前記内装床材との間に設けられ、該連結部材には、吊り手が設けられている、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の軌道系車両において、
前記側構体には、前記車体フレームの内側から外側に向って貫通した開口が形成され、
前記第一設備材は、車体の前後方向で前記開口が存在する位置に設けられている、
ことを特徴とする軌道系車両。 - 請求項1から10のいずれか一項に記載の軌道系車両において、
前記屋根構体と前記側構体と前記床構体とのうち少なくとも一つは、互いに対向している一対の面板と、一対の面板相互を連結する複数のリブを有して構成されている、
ことを特徴とする軌道系車両。
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