JP5896714B2 - パックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム、及びパックインボックス包装体とその包装方法。 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は、
(1)ポリエチレン系多層フィルムを二軸延伸によりMD及びTD共に延伸倍率3.0倍以上で延伸した後、熱ロール処理により60〜100℃の温度でMDに1.2〜2.0倍に延伸して得られるパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(2)前記ポリエチレン系多層フィルムが、少なくとも片方の表層が密度0.910〜0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレンからなり、芯層が密度0.915〜0.925g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン50〜100重量%と、密度0.915〜0.925g/cm3の高圧法低密度ポリエチレン0〜50重量%との組成物からなることを特徴とする前記(1)記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(3)前記芯層に用いる高圧法低密度ポリエチレンのMFRが0.3〜1.0g/10分であることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(4)フィルム全体の厚みが25μm以下であることを特徴とする前記(1)〜(3)に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(5)フィルムのヘーズが5%以下、グロスが120%以上であり、80℃の熱収縮率のMDが10〜20%且つTDが5%未満であり、80℃の熱収縮力のMDが0.40N/cm以上且つTDが0.20N/cm未満であることを特徴とする前記(2)〜(4)のいずれか一項に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(6)フィルム内面の摩擦係数が0.15以上であり、衝撃強度が0.5J以上であり、突刺強力が4.0N以上であることを特徴とする(2)〜(5)のいずれか一項に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。
(7)(1)〜(6)のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムを用いたパックインボックス包装体。
(8)(7)の包装体を製造するときに用いる台紙について、当該台紙の端部に切欠部を有する台紙を用いるパックインボックス包装体。
(9)(8)に記載した包装体を製造するパックインボックスの包装方法。
に係るものである。
本発明は、まず未延伸のポリエチレン系多層フィルムについて二軸延伸を行う。二軸延伸のMDおよびTDの延伸倍率はそれぞれ3.0倍以上がよく、延伸温度は原料であるポリエチレンの融点より10〜30℃低い温度、好ましくは10〜20℃低い温度が良い。延伸倍率が3.0倍未満、延伸温度がポリエチレンの融点から0〜10℃低い温度であると、良好な透明性と光沢性、十分なフィルム強度が得られず、延伸温度がポリエチレンの融点から30℃以上低い温度であると横の収縮率が大きくなりすぎて好ましくない。
また、フィルム製造する際にチューブラー同時二軸延伸を行う場合は、延伸バブルの安定性を得るため、高圧法低密度ポリエチレンのMFRは0.3〜1.5g/10分が好ましい。
チューブラー延伸工程の後に、60〜100℃の加温ロールと20〜40℃の冷却ロール間にてMDに1.2〜2.0倍に延伸し、その後アニーリングを行う。加温ロールと冷却ロールの組み合わせは1対に限らず、2対以上になってもよい。製品厚みは、チューブラー延伸やロール一軸延伸の延伸倍率を考慮して、チューブ状未延伸フィルムの厚みで調整され、最終厚み25μm以下にする。本発明の効果を十分に得るには10μm以上25μm以下、更に好ましくは15μm以上25μm以下が好ましい。
<厚み> JIS Z 1709に準拠して、フィルムの厚みを測定した。
<ヘーズ> JIS K 7105に準拠して、フィルムの透明性について測定した。
<グロス> JIS K 7105に準拠して、フィルムの光沢性について測定した。
<収縮率> JIS Z 1709に準拠して、フィルムのMD及びTDについて測定した。
<収縮力> ASTM D 2838に準拠して、フィルムのMD及びTDについて測定した。
<摩擦係数>ASTM D 1894に準拠して、フィルムの滑り性について測定した。
<衝撃強度> JIS P 8134に準拠して、フィルムのMD及びTDについて測定した。
<突刺強力> JIS Z 1707に準拠して、フィルムの突刺強力について測定した。
<包装時の耐熱性> 加熱時にフィルムが溶融のため白化しているかどうかを目視で判断した。
○:白化無し。
△:全体的に白く曇ったように見える。
×:局部的に著しく白化が有り、フィルム強度が劣化若しくは穴が開いている。
<包装時の仕上がり> 包装後の天面の仕上がり状態を目視で評価した。
○:良好
△:天面に細かなシワが見られる。
×:天面やその他の箇所に皺やめくれがある、或いはフィルムに緩みがある。
<包装直後の結束性> 包装後の被包装物の結束状態で評価した。
○:良好。
△:ゆるみ小。
×:ゆるみ大、或いは被包装物がフィルムから落下している。
<輸送後の結束性> 包装した被包装物を輸送した後、結束状態を評価した。
○:良好。
△:ゆるみ小。
×:ゆるみ大、或いは被包装物がフィルムから落下している。
<輸送後の破れ> 包装した被包装物を輸送した後、破れ状態を評価した。
○:フィルムの破れなし。
△:フィルムに小さな破れがある。
×:フィルムに大きな破れがある。
LL1:メタロセン系触媒で重合された、C6コモノマーを有する直鎖状低密度ポリエチレンであり、密度は0.910g/cm3
LL2:チーグラー系触媒で重合された、C6コモノマーを有する直鎖状低密度ポリエチレンであり、密度0.920g/cm3
LL3:チーグラー系触媒で重合された、C8コモノマーを有する直鎖状低密度ポリエチレンであり、密度0.920g/cm3
LL4:チーグラー系触媒で重合された、C6コモノマーを有する直鎖状低密度ポリエチレンであり、密度0.925g/cm3
LD1:高圧法低密度ポリエチレンであり、密度0.915g/cm3
LD2:高圧法低密度ポリエチレンであり、密度0.924g/cm3
LD3:高圧法低密度ポリエチレンであり、密度0.920g/cm3
表1に示すように、密度0.913g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を両表層とし、密度0.915g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂80重量%と密度0.924g/cm3の高圧法低密度ポリエチレン樹脂20重量%を芯層として3台の押出機(芯層用、最内層用、最外層用)でそれぞれ170℃〜240℃にて溶融混練し、全層の厚みに対する芯層の厚みの割合が80%になるように各押出機の押出量を設定し、240℃に保った3層環状ダイスより下向きに共押出した。形成された3層構成チューブ状溶融樹脂を、内側は冷却水が循環している円筒状冷却マンドレルの外表面を摺動させながら、外側は水槽を通すことにより冷却して引き取り、未延伸フィルムを得た。最終的に得られるフィルムの厚みが10μmになるように、押出機のスクリュー回転数及び引き取り速度を調整することにより行った。このチューブ状未延伸フィルムを図2に示したチューブラー二軸延伸装置に導き、100〜110℃でMD3.0倍にTD3.0倍に延伸した後、40℃以下まで冷却し、2つに折りたたんだ。次いでこの延伸フィルムを熱ロール装置に導き、60℃加温ロールと30℃の冷却ロールの2つのロール間で1.2倍に延伸を行った後、更に30〜40℃に適宜調整された熱ロールで数%程度の弛緩処理を施した。チューブラー二軸延伸中の延伸バブルの安定性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、また熱ロール一軸延伸ではネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかった。得られた延伸フィルムの特性は、表1に示したように、優れた透明性と光沢性を有し、極めて低温収縮性に優れるものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装した結果、本3冊はしっかりと固定されていて、破袋やフィルムの白化もなく、収縮トンネル温度も比較的低温側で十分な収縮仕上り状態であった。包装品を輸送しても、緩みや破れなどはなかった。
表1に示すように、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を両表層とし、密度0.925g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂50重量%と密度0.915g/cm3の高圧法低密度ポリエチレン樹脂50重量%を芯層として、実施例1と同様に未延伸フィルムを得た。このチューブ状未延伸フィルムを実施例1と同様にチューブラー二軸延伸を行い、次いで100℃加温ロールと30℃の冷却ロールの2つのロール間で2.0倍に延伸を行った後、更に30〜70℃に適宜調整された熱ロールで数%程度の弛緩処理を施した。延伸中の延伸バブルの安定性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、又、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかった。得られた延伸フィルムの特性は、表1に示したように、優れた透明性と光沢性を有し、極めて低温収縮性に優れるものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装した結果、本3冊はしっかりと固定されていて、破袋やフィルムの白化もなく、収縮トンネル温度も比較的低温側で十分な収縮仕上り状態であった。包装品を輸送しても、緩みや破れなどはなかった。
表1に示すように、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を両表層とし、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を芯層として、実施例1と同様にして未延伸フィルムを得た。最終的に得られるフィルムの厚みが15μmになるように、押出機のスクリュー回転数及び引き取り速度を調整することにより行った。このチューブ状未延伸フィルムを図2に示したチューブラー二軸延伸装置に導き、100〜110℃でMD4.0倍にTD4.0倍に延伸した後、40℃以下まで冷却し、2つに折りたたんだ。次いでこの延伸フィルムを熱ロール装置に導き、80℃加温ロールと30℃の冷却ロールの2つのロール間で1.5倍に延伸を行った後、更に30〜40℃に適宜調整された熱ロールで数%程度の弛緩処理を施した。延伸中の延伸バブルの安定性は良好で、延伸点の上下動や延伸チューブの揺動もなく、又、ネッキングなどの不均一延伸状態も観察されなかった。得られた延伸フィルムの特性は、表1に示したように、優れた透明性と光沢性を有し、極めて低温収縮性に優れるものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装した結果、本3冊はしっかりと固定されていて、破袋やフィルムの白化もなく、収縮トンネル温度も比較的低温側で十分な収縮仕上り状態であった。包装品を輸送しても、緩みや破れなどはなかった。
表1に示すように、密度0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂を両表層とし、密度0.925g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂80重量%と密度0.920g/cm3の高圧法低密度ポリエチレン樹脂20重量%を芯層として、実施例1と同様にして、未延伸フィルムを得た。最終的に得られるフィルムの厚みが25μmになるように、押出機のスクリュー回転数及び引き取り速度を調整することにより行った。このチューブ状未延伸フィルムを熱ロール装置で1.2倍に延伸を行った以外は、実施例2と同様に延伸フィルムを得た。延伸フィルムの特性は、表1に示したように、優れた透明性と光沢性を有し、極めて低温収縮性に優れるものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装した結果、本3冊はしっかりと固定されていて、破袋やフィルムの白化もなく、収縮トンネル温度も比較的低温側で十分な収縮仕上り状態であった。包装品を輸送しても、緩みや破れなどはなかった。
チューブラー同時二軸延伸の延伸倍率をMD2.5倍にTD2.5倍にした以外は、実施例3と同様にして延伸フィルムを得た。延伸フィルムの特性は表2に示したように、優れた透明性と光沢性を有するものであったが、衝撃強度や突刺強力が低いものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装したが、ややフィルムの収縮が不足していて見映えが悪い印象となった。また、本3冊はしっかりと固定されていたが、包装品を輸送すると本の角からフィルムが破れていた。
105℃の熱ロールでMDに1.5倍に延伸にした以外は、実施例3と同様にして延伸フィルムを得た。延伸フィルムの特性は表2に示したように、優れた透明性と光沢性を有するものであったがMDの収縮率と収縮力が低いものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装したが、収縮が不足していて見映えが悪く、本3冊の固定は十分でなかった。包装品を輸送すると更に緩み、本の角からもフィルムが破れて、内容物がフィルムからでてしまっていた。
50℃の熱ロールでMDに1.5倍に延伸にした以外は、実施例3と同様にしたが、熱ロールの駆動モーター負荷が大きくなりすぎて、延伸フィルムを得ることができなかった。
80℃の熱ロールでMDに1.0倍に延伸にした以外は、実施例3と同様にして延伸フィルムを得た。延伸フィルムの特性は表2に示したように、優れた透明性と光沢性を有するものであったがMDの収縮率と収縮力が低いものであった。このフィルムで、コミック本3冊を図1に示した包装形態でパックインボックス包装したが、収縮が不足していて見映えが悪く、本3冊の固定は十分でなかった。包装品を輸送すると、破れはなかったが、更にフィルムが緩んで内容物がフィルムからでてしまうものもあった。
100℃の熱ロールでMDに2.5倍に延伸にした以外は、実施例3と同様にしたが、熱ロールの駆動モーター負荷が大きくなりすぎるとともに、フィルムが破断してしまい、延伸フィルムを得ることができなかった。
2 パックインボックス包装時の被包装物(商品)
3 パックインボックス包装時の段ボール
4 パックインボックス包装時のフィルムの溶断シール箇所
5 チューブラー延伸装置のニップロール
6 チューブラー延伸装置の予熱ヒーター
7 チューブラー延伸装置の主熱ヒーター
8 チューブラー延伸装置の冷却エアーリング
9 チューブラー延伸時のフィルム
Claims (7)
- ポリエチレン系多層フィルムにおいて、少なくとも片方の表層が密度0.910〜0.920g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン、芯層が密度0.915〜0.925g/cm3の直鎖状低密度ポリエチレン50〜100重量%と、密度0.915〜0.925g/cm3の高圧法低密度ポリエチレン0〜50重量%(0重量%を除く)との組成物である、ポリエチレン系多層フィルムを二軸延伸によりMD及びTD共に延伸倍率3.0倍以上で延伸した後、熱ロール処理により60〜100℃の温度でMDに1.2〜2.0倍に延伸して得られるパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法。
- 前記芯層に用いる高圧法低密度ポリエチレンのMFRが0.3〜1.0g/10分であることを特徴とする請求項1に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法。
- フィルム全体の厚みが25μm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法。
- フィルムのヘーズが5%以下、グロスが120%以上であり、80℃の熱収縮率のMDが10〜20%且つTDが5%未満であり、80℃の熱収縮力のMDが0.40N/cm以上且つTDが0.20N/cm未満であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法。
- フィルム内面の摩擦係数が0.15以上であり、衝撃強度が0.5J以上であり、突刺強力が4.0N以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法。
- 請求項1〜5のパックインボックス包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルムの製造方法により製造されたポリエチレン系熱収縮性多層フィルムを用いたパックインボックスの包装方法。
- 請求項6の包装体を製造するときに用いる台紙について、当該台紙の端部に切欠部を有する台紙を用いるパックインボックスの包装方法。
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