JP5896419B2 - プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法 - Google Patents

プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5896419B2
JP5896419B2 JP2012276073A JP2012276073A JP5896419B2 JP 5896419 B2 JP5896419 B2 JP 5896419B2 JP 2012276073 A JP2012276073 A JP 2012276073A JP 2012276073 A JP2012276073 A JP 2012276073A JP 5896419 B2 JP5896419 B2 JP 5896419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
gas
plasma
processing chamber
frequency power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012276073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014120680A (ja
Inventor
良平 内田
良平 内田
悦治 竹田
悦治 竹田
雅光 寅丸
雅光 寅丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2012276073A priority Critical patent/JP5896419B2/ja
Publication of JP2014120680A publication Critical patent/JP2014120680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5896419B2 publication Critical patent/JP5896419B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、高周波電力が供給されるアンテナを介して処理室内にプラズマを発生させて所定の処理を行うプラズマ処理装置およびそのクリーニング方法に関するものである。
高周波を用いてプラズマを生成するプラズマ処理装置に属するものとして、代表的なものに、容量結合型プラズマを生成する容量結合型のプラズマ処理装置と、誘導結合型プラズマを生成するプラズマ処理装置とがある。
プラズマ処理装置ではアンテナに高周波電力を供給して電磁誘導により発生する誘電磁界によってプラズマを発生させるものである。
プラズマ処理装置の構成としては、アンテナを処理室外に配置したものや、アンテナを処理室内に配置したものが知られている(例えば非特許文献1参照)。
また、プラズマ処理装置では、アンテナを処理室外に配置する場合、アンテナから発生する磁界が処理室内に及ぶように処理室壁の一部を開口して誘電体窓を設けたり、アンテナを処理室内に配置する場合、プラズマによるアンテナエッチングを回避するためアンテナとプラズマ発生部との間に誘電体を配置したりするものが知られている。
このようなプラズマ処理装置をプラズマCVD装置などに使用する場合、例えばシリコン窒化膜(SiN膜)を成膜する場合には、原料ガスとして一般的にモノシラン(SiH)ガスが用いられる。
このような原料ガスを用いてプラズマ処理により成膜をする場合、ウエハなどの被処理体上のみならず、処理室の内壁面などの処理室内の部材上にシリコン系の膜が付着する。このような処理室内への膜の付着は、シリコン窒化膜(SiN膜)を成膜する場合だけでなく、種々の処理において生じることがある。付着膜は、ある程度の膜厚になると剥離してパーティクルとなって被処理体上に落下し、被処理体上に成膜中の薄膜に混入して薄膜の膜質が劣化するなどの不都合が生じることがある。また、アンテナ近傍や誘電体にも膜が形成されると、プラズマ生成に際し誘導磁界の作用が全体的または部分的に弱められてプラズマ発生が均一にできなかったり、不安定になったりする問題もある。
上記問題への対策としては、例えば特許文献1および2に提案されているクリーニング方法が知られている。これらのクリーニング方法では、処理室内の部材上に堆積した膜を除去するために、フッ素系ガスをクリーニングガスとして用いられている。
具体的には、例えば三フッ化窒素(NF)ガスなどのフッ素系ガスをクリーニングガスとして処理室内に導入するとともに、アンテナに高周波電流を流すことによりフッ素系ガスをプラズマ化する。プラズマ化されたフッ素系ガスは、処理室の内壁面などに堆積したシリコン系の膜と反応し、シリコン系の膜が分解されて四フッ化ケイ素(SiF)のガスとして処理室外に排出される。
青木克明、鈴木啓之、山内健資、「半導体・液晶プロセスに対応した高密度プラズマ源」、東芝レビュー、株式会社東芝、2000年、Vol.55、No.4、p.17−20
特開2003−151971号公報 特開2005−243765号公報
しかし、フッ素系ガスを用いたクリーニングでは、フッ素系ガスが、処理室内に堆積した膜の分解だけでなく処理室内の部材を腐食させる作用があるため、処理室内壁、防着板、ヒーターステージなどの処理室内の部材に耐食性に優れた材質を選定する必要があり、装置設備のコスト増を招く。
また、クリーニング後には、フッ素系ガスやその分解成分を処理室内から十分に排除する必要があり、処理に時間を要し生産効率が低下する。また、上記排除によっても処理室内においては、クリーニングの結果生じるフッ素成分を完全に除去することが難しく、クリーニング処理直後の通常処理では残存成分による悪影響が生じるおそれがある。
また、上記のようにフッ素系ガスは、腐食性の他、毒性、温室効果などの特性を有するものもあり、排ガスの除害処理を行うことが必要になるという負担もある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、フッ素系ガスによる上記各問題点を軽減するとともに、処理室内のクリーニングを効果的に行うことができるプラズマ処理装置およびそのクリーニング方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法のうち、第1の本発明は、高周波電力をアンテナに供給しプラズマを処理室内に発生させて処理を行うプラズマ処理装置のクリーニング方法であって、
プラズマ発生用のクリーニングガスを前記処理室内に導入し、前記クリーニングの際の高周波電力を、通常処理時の高周波電力よりも低くし、かつ、前記クリーニングの際の処理室内の圧力を通常処理時の処理室内の圧力よりも低くして、通常処理時よりも相対的に前記アンテナに近い側にプラズマを発生させ、前記プラズマによって前記処理室内のクリーニングを行い、前記クリーニングによる第1のクリーニングと、腐食性ガスを用いて前記第1のクリーニング時の高周波電力よりも高い高周波電力でプラズマを発生させる第2のクリーニングとをそれぞれ時機を異にして行うことを特徴とする。
の本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法は、前記第の本発明において、前記第1のクリーニングの際の高周波電力が、通常処理時の高周波電力の1/3以下であることを特徴とする。
の本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法は、前記第1または第2の本発明において、前記第1のクリーニングの際の処理室内圧力が、20Pa以下であることを特徴とする。
第4の本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法は、前記第1〜第3の本発明において、前記通常処理時の際の処理室内圧力が、20Pa超であることを特徴とする。
の本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記第1のクリーニングに用いられるクリーニングガスが、水素ガス、窒素ガス、およびアルゴンガスのうちの1種または2種以上からなることを特徴とする。
の本発明のプラズマ処理装置のクリーニング方法は、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記第1のクリーニングに用いられるクリーニングガスが、前記通常処理時に前記処理室内に導入するガスの少なくとも1種と同種であることを特徴とする。
一形態のプラズマ処理装置は、高周波電力が供給されるアンテナと、通常処理時用に高周波電力を供給する通常時高周波電源と、前記アンテナによって発生するプラズマによる処理が行われる処理室と、前記処理室にプラズマ発生用のクリーニングガスを導入するクリーニングガス導入ラインと、前記アンテナにクリーニング用として通常処理時よりも相対的に低い高周波電力を供給するクリーニング用高周波電源と、を備えることを特徴とする。
一形態のプラズマ処理装置は、他の形態において、前記通常処理によって薄膜を基板上に形成するものであることを特徴とする。
一形態のプラズマ処理装置は、他の形態において、前記アンテナと該アンテナへの高周波電力の供給によって生じるプラズマ発生空間とを隔てる誘電体を備えることを特徴とする。
本発明によれば、通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側でプラズマが発生し、プラズマの作用を受けたクリーニングガスまたはプラズマ化されたクリーニングガスによってアンテナに近い側での処理室内クリーニングが行われる。特にアンテナや誘電体に付着した膜を除去して通常処理時に際してのプラズマの均一化、安定化を図ることができる。
なお、通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側でプラズマが発生するとは、発生する位置が通常処理時よりもアンテナに近い側であること、また、プラズマの発生が通常処理時よりもアンテナに近い側に偏っていることの一方または両方を意味する。なお、通常処理には、成膜、エッチング処理などを含む。
本発明におけるクリーニングガスとしては、特定の種類のものに限定されるものではないが、窒素(N)ガス、Arなどの希ガスなどの不活性ガスや、水素(H)ガスなどを用いることができ、これらガスの1種または2種以上を用いることができ、2種以上のガスは混合ガスとして用いることもできる。クリーニング時に反応が生じないものが好適に用いられる。クリーニングガスとして腐食性ガスでないものを用いれば、クリーニングガスに由来する成分の除去負担が小さくなり、残存物の影響も小さくすることができる。
なお、本発明においても、クリーニングガスとして、フッ素系ガスなどの腐食性ガスを用いることも可能ではあり、プラズマの作用がアンテナに近い側に及ぶので、処理室全体に対するガスの悪影響は小さくなる。したがってフッ素系ガスなどの腐食性ガスを用いても、処理室内の部材への腐食ダメージが小さくなる。また、所望により腐食性ガスの量を少なくして処理をすることもできる。
また、クリーニングガスとしては、通常処理時に処理室内に導入するガスの少なくとも1種と同種のガスを用いることができる。例えば、通常処理としてモノシランガスと窒素ガスを処理室内に導入してシリコン窒化膜を成膜する場合に、成膜に用いるガスのうちの1種と同種である窒素ガスをクリーニングガスとして用いることができる。クリーニングガスと処理用のガスとを同種とすることで、クリーニング後のガス排除の負担や残存物による悪影響を大幅に軽減することができる。
通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側にプラズマを発生させる方法としては、特定の方法に限定されるものではないが、例えば、クリーニング時にアンテナに供給する高周波電力を、通常時にアンテナに供給する高周波電力より低くする。
例えば、クリーニングの際の高周波電力を、通常処理時の高周波電力の1/3以下にすることにより、クリーニングが可能な程度にプラズマを発生させることができる。
また、クリーニングの際にアンテナ1本あたりに供給する高周波電力を10W/cm未満とすることができる。
また、クリーニング時の処理室内の圧力は、必要とされるプラズマの状態などに応じて適宜設定することができるが、例えば、20Pa以下とするのが望ましく、10Pa以下とするのが一層望ましい。アンテナに供給する高周波電力を低くする際には、圧力を低くすることでプラズマ発生効率を高めることができる。
また、通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側に発生させるプラズマによるクリーニングは、腐食性ガスを用いて高周波電力を高くして(例えば通常時と同様の電力)、プラズマを発生させるクリーニングと併用することができ、両クリーニングを時機を異にして行うことができる。
通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側に発生させるプラズマによるクリーニングを適宜行うことで、アンテナによる誘導磁界を安定化することができる。アンテナ近傍への膜付着による影響は、処理室内全体への膜付着による影響よりも比較的短時間で生じる。このため、従来、腐食性ガスを用いたクリーニングでは、アンテナ近傍での膜付着による影響排除を考慮してクリーニング周期を定めている。一方、本発明では、アンテナ近傍の膜剥離は通常処理時よりも相対的にアンテナに近い側に発生させるプラズマによるクリーニングで行い、処理室全体への膜剥離は腐食性ガスを用いてクリーニングを行うことで、腐食性ガスを用いたクリーニングについて、回数を少なくし、またクリーニング間隔を長くすることができ、腐食性ガスを用いたクリーニングによる悪影響が軽減される上に、クリーニングが効果的になされる。
また、アンテナに高周波電力を供給する高周波電源としては、特に限定されるものではなく、種々のものを用いることができる。
例えば、単一の可変出力の高周波電源を用いて、クリーニング時にアンテナに供給する高周波電力と通常処理時の高周波電力とを調整するようにしてもよい。また、プラズマをアンテナに近い側に発生させるクリーニング時の高周波電源と、通常処理時の高周波電源とを別体で備えるものであってもよい。
なお、プラズマ処理装置における通常処理としては、プラズマ化学気相成長法(プラズマCVD法)による被処理体上への薄膜の成膜のほか、プラズマによる被処理体のエッチングなどを例示することができる。また、これら通常処理における被処理体としては、シリコンウエハなどの半導体基板、ガラス基板などを例示することができる。
以上説明したように、本発明によれば、腐食性ガスを用いてクリーニングする際の悪影響を軽減して、プラズマ処理装置の処理室内を効果的にクリーニングすることができる。
本発明の一実施形態のプラズマ処理装置を示す概略図である。 同じく、他の実施形態のプラズマ処理装置を示す概略図である。 同じく、さらに他の実施形態のプラズマ処理装置を示す概略図である。 同じく、本発明と従来のクリーニング処理の手順を説明するフローチャートである。
(実施形態1)
本発明の一実施形態の誘導結合型のプラズマ処理装置1について図1を用いて説明する。
この形態のプラズマ処理装置は、原料ガスにSiHを用い、Nとの反応により、SiN膜を形成する外部アンテナ式プラズマCVD装置に係るものである。
プラズマ処理装置1は、図示するように、真空減圧可能な処理室2を備えており、処理室2には、処理室2内を真空排気する真空排気系3が接続されている。
処理室2内には、被処理体である基板4を保持するための基板ホルダー5が設けられている。基板4は、シリコンウエハなどの半導体基板や、ガラス基板などである。基板ホルダー5には、図示しない基板用ヒーターを設けて基板ホルダー5上の基板4を加熱できるようにしてもよい。また、基板ホルダー5を処理室2と絶縁し、さらに図示しないバイアスを掛けられるバイアス電源を備えることで、基板ホルダー5上の基板4にバイアスを印加した状態でプラズマ処理を行うことができる。
また処理室2の外側上部には、一個もしくは複数の高周波プラズマ源6が設けられており、高周波印加プラズマ源6にはアンテナ7が内装されており、アンテナ7は、処理室2外部に配置されている。高周波プラズマ源6にはマッチングボックス10を介して高周波電源11の一方が接続されており、高周波電源11の他方は接地電位に接続されている。また、処理室2も同様に接地電位に接続されている。高周波電源11の出力周波数は、例えば13.56MHzである。
高周波プラズマ源6は処理室2の上部壁部に設けられた誘電体の窓8の外側直上に設置されており、誘電体の窓8を通して処理室2内のプラズマ生成部9でプラズマを発生させることができる。
処理室2の一側壁には、処理室2内に原料ガスであるSiHガスを供給する原料ガス供給部20が設けられており、原料ガス供給部20は、処理室2に一端が接続された原料ガス導入管21と、原料ガス導入管21の他端に接続された原料ガスソース22とを備えている。
一方、処理室2の他側壁には、処理室2内にSiN膜形成用の反応ガスとクリーニングガスを兼用するNガスを供給するNガス供給部25が設けられている。Nガス供給部25は、処理室2に一端が接続されたNガス導入管26と、Nガス導入管26の他端に接続されたNガスソース27とを備えている。Nガス供給部25は、本発明のクリーニングガス導入ラインにも相当する。
本実施形態では、原料ガスにSiHを用いているが、原料ガスがこれに限定されるものではない。また、原料ガスの供給部20が処理室2の側面に位置しているが、設置位置が限定されるものではなく、かつ複数でも構わない。
また、この実施形態ではクリーニングガスとして成膜用のNガスを兼用しているが、他の不活性ガス、例えばArガスやHを供給する供給部を別途設けて使用しても構わない。また、供給部の位置、数も原料ガスと同様に限定されるものではない。
この実施形態では、成膜用のガスを用いるため成膜に用いる導入管を用いているが、クリーニングガス専用の導入管を設けることも可能である。
次に、上記図1に示すプラズマ処理装置1の薄膜成膜(通常処理)時の動作について説明する。
基板ホルダー5上に、被処理体である基板4を載置して保持し、真空排気系3により処理室2内を真空排気して、処理室2内を所定の圧力の真空状態とする。処理室2内が所定圧力となった後、基板ホルダー5を基板用ヒーターで加熱し、基板ホルダー5上の基板4を所定の温度に調整する。なお、真空排気系3では、以後、処理室2内を所定の圧力に維持するように排気を継続する。
さらに、原料ガス供給部20において、原料ガスソース22から原料ガス導入管21を通してSiHガスを供給し、処理室2内にSiHガスを導入する。同じく、Nガス供給部25において、Nガスソース27からNガス導入管26を通して供給し、処理室2内にNガスを供給し、例えば処理室内の圧力が20Pa超に設定される。
また高周波プラズマ源6には、マッチングボックス10を介して高周波電源11から高周波電力を供給する。この場合、高周波電源11は、通常時高周波電源として機能する。すると、高周波プラズマ源6の近傍では、原料および反応ガスがプラズマ生成部9に送り出され、誘電体窓8を通して高周波プラズマ源6から発生する高周波電界に晒されてプラズマ化する。この結果、基板4にシリコン窒化膜からなる薄膜が堆積する。また、その一方で、基板4だけでなく、基板ホルダー5や誘電体の窓8を含む処理室2内の各構成部品(図示しない防着板など)に膜が付着し、堆積する。処理室2内の構成部品に堆積した膜は一定の厚みになるとパーティクルになる。
次に、上記図1に示すプラズマ処理装置1をクリーニングする方法について説明する。この実施形態では、特にアンテナ近傍に設置される誘電体の窓8に堆積した薄膜の除去を行う。
基板ホルダー5上に、基板4と同形状のダミー基板4aを載置して保持する。ダミー基板4aにより、クリーニングに際し基板ホルダー5が汚染されるのを防止できる。
次いで、真空排気系3により処理室2内を真空排気して、処理室2内を所定の圧力の真空状態とする。真空排気系3では、以後、処理室2内が所定の圧力に維持されるように排気を継続する。
所定圧力になった後、Nガス供給部25においてNガスソース27からNガス導入管26を通してNガスを供給し、処理室2内にNガスを導入する。この際のNガスはクリーニングガスとして処理室2内に導入される。Nガス導入後の処理室2内の圧力は20Pa以下、望ましくは10Pa以下に設定する。
また高周波プラズマ源6には、マッチングボックス10を介して高周波電源11から高周波電力を供給する。このとき印加する電力は、安定放電可能な電力、具体的には10W/cm以下が望ましい。これは通常処理時の高周波電力の1/3以下になっている。すなわち、この場合、高周波電源11は、クリーニング用高周波電源として機能する。
すると、高周波プラズマ源6近傍の誘電体の窓8の周りのみプラズマが生成される。このときプラズマが発生する印加電圧によりアンテナ7の表層に電子が絡みつきガスが活性化される。この活性化したガスが誘電体の窓8の最表面をたたき、堆積した薄膜が剥離される。この結果、フッ素系のガスクリーニングなしで物理的にアンテナ近傍の堆積膜のクリーニングができる。このクリーニングによってアンテナの誘電磁界が堆積した膜で損なわれないように回復処置を行うことができる。
本実施形態では、処理室2にてフッ素系のクリーニングガスを使用しないので、処理室内の構成部材に制限がなく、かつフッ素系クリーニングガス用の除害装置を必要としない。
また、フッ素系ガスなどの腐食性ガスを用いた場合でも、プラズマ発生がアンテナ近傍に限られるため、処理室2内の構成部品に与えるダメージが小さくなり、構成部品の耐食性を従来よりも低いものにすることができる。
(実施形態2)
なお、上記実施形態では、1つの高周波電源で、通常時高周波電源とクリーニング用高周波電源とを兼ねるものとしている。本発明としては、通常時高周波電源とクリーニング用高周波電源とを別体で構成するものにしてもよい。
図2のプラズマ処理装置1aは、高周波電源として通常時高周波電源11aとクリーニング用高周波電源11bとを備えるものであり、それぞれマッチングボックス10a、10bを介して高周波プラズマ源6に接続されている。なお、その他の構成では、前記実施形態と同様であり、前記実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
この実施形態では、通常時とクリーニング時とで高周波電源を切り替えて使用する以外は、通常時の処理およびクリーニング処理ともに前記実施形態のプラズマ処理装置1と同様に行うことができる。
(実施形態3)
なお、上記各実施形態では、外部アンテナ式のプラズマ処理装置について説明したが、処理室内部にアンテナを備えるものであってもよい。以下、図3に基づいて説明する。なお、前記各実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
この実施形態のプラズマ処理装置1bにおいても、原料ガスにSiHを用い、Nとの反応により、SiN膜を形成するプラズマCVD装置であり、内部アンテナ式である。
プラズマ処理装置1bは、処理室2を備え、処理室2には、処理室2内を真空排気する真空排気系3が接続されている。
処理室2内には、基板4を保持するための基板ホルダー5が設けられている。
処理室2の外側上部には、一個もしくは複数の高周波プラズマ源30が設けられ、高周波印加プラズマ源30にはアンテナ31が接続されて処理室2内に位置している。高周波プラズマ源30にはマッチングボックス10を介して高周波電源11の一方が接続されており、高周波電源11の他方は接地電位に接続されている。また、処理室2も同様に接地電位に接続されている。高周波電源11の出力周波数は、例えば13.56MHzである。
アンテナ31は、表面が誘電体32で覆われており、誘電体32を通して処理室2内のプラズマ生成部9でプラズマを発生させる。
処理室2の一側壁には、SiHガスを供給する原料ガス供給部20が設けられており、原料ガス供給部20は、処理室2に一端が接続された原料ガス導入管21と、原料ガス導入管21の他端に接続された原料ガスソース22とを備えている。処理室2の他側壁には、処理室2内にSiN膜形成用の反応ガスとクリーニングガスを兼用するNガスを供給するNガス供給部25が設けられている。Nガス供給部25は、処理室2に一端が接続されたNガス導入管26と、Nガス導入管26の他端に接続されたNガスソース27とを備えている。
次に、プラズマ処理装置1bの薄膜成膜(通常処理)時の動作について説明する。
基板ホルダー5上に、被処理体である基板4を載置して保持し、真空排気系3により処理室2内を真空排気して、処理室2内を所定の圧力の真空状態とする。処理室2内が所定圧力となった後、基板ホルダー5を基板用ヒーターで加熱し、基板ホルダー5上の基板4を所定の温度に調整する。なお、真空排気系3では、以後、処理室2内を所定の圧力(例えば20Pa超)に維持するように排気を継続する。
さらに、原料ガス供給部20において、原料ガスソース22から原料ガス導入管21を通してSiHガスを供給し、処理室2内にSiHガスを導入する。同じく、Nガス供給部25において、Nガスソース27からNガス導入管26を通して供給し、処理室2内にNガスを供給する。この実施形態においてもNガス供給部25はクリーニングガス導入ラインに相当する。
また高周波プラズマ源30には、マッチングボックス10を介して高周波電源11から高周波電力を供給する。この場合、高周波電源11は、通常時高周波電源として機能する。すると、アンテナ31の近傍では、原料および反応ガスがプラズマ生成部9に送り出され、誘電体窓32を通して発生する高周波電界に晒されてプラズマ化する。この結果、基板4にシリコン窒化膜からなる薄膜が堆積する。また、その一方で、基板4だけでなく、処理室2内の各構成部品に膜が付着し、堆積する。
次に、プラズマ処理装置1bをクリーニングする方法について説明する。この実施形態では、特にアンテナ31を覆う誘電体32に堆積した薄膜の除去を行う。
基板ホルダー5上に、基板4と同形状のダミー基板4aを載置して保持する。ダミー基板4aにより、クリーニングに際し基板ホルダー5が汚染されるのを防止できる。
次いで、真空排気系3により処理室2内を真空排気して、処理室2内を所定の圧力の真空状態とする。真空排気系3では、以後、処理室2内が所定の圧力に維持されるように排気を継続する。
所定圧力になった後、Nガス供給部25においてNガスソース27からNガス導入管26を通してNガスを供給し、処理室2内にクリーニングガスとしてNガスを導入する。Nガス導入後の処理室2内の圧力は20Pa以下、望ましくは10Pa以下に設定する。
また高周波プラズマ源30には、マッチングボックス10を介して高周波電源11から高周波電力を供給する。このとき印加する電力は、10W/cm以下が望ましい。これは通常処理時における高周波電力の1/3以下になっている。すなわち、この場合、高周波電源11は、クリーニング用高周波電源として機能する。
すると、高周波プラズマ源30近傍の誘電体32の周りのみプラズマが生成され、プラズマが発生する印加電圧によりアンテナ31の表層に電子が絡みつき、誘電体32の周りに存在するガスが活性化される。この活性化したガスが誘電体32の最表面をたたき、堆積した薄膜が剥離される。
この実施形態でも、高周波電源として通常時高周波電源とクリーニング用高周波電源とを別体で備えるものであってもよい。
上記各実施形態では、誘導結合型のプラズマ処理装置について特に好適なものとして説明をしたが、本発明としては誘導結合型に限定されるものではなく、例えば容量結合型のプラズマ処理装置に適用することもできる。
次にクリーニングの処理手順の例について従来法と対比して説明する。
従来は、図4(b)に示すように、所定の稼働時間が処理回数などに応じてフッ素系ガスなどの腐食性ガスを用いたクリーニングが行われている。この手順を図4(b)のフローチャートに基づいて説明する。なお、この例では、クリーニングを行う閾値として稼働時間Aが定められている。
装置が稼働した後、クリーニング後稼働合計時間T=0が初期セットされ、プラズマ処理(稼働時間t)が行われると、Tにtを加算する(ステップs10)。なお、Tは、プラズマ処理装置の不揮発メモリなどに格納しておき、装置が電源オフされた状態でも保持されるようにする。
加算されたTは閾値Aと比較され、TがA以上であるかの判定が行われる(ステップs11)。判定は、コンピュータによって行われるものでもよく、またオペレータが判定を行うものであってもよい。TがA以上でない場合、終了かを判定し(ステップs14)、終了でなければ(ステップs14、N)、ステップs10に戻って継続する。なお、この間、装置のオンオフとは関係なく、装置がオンになれば手順がその時点で開始される。
一方、稼働時間TがA以上になると(ステップs11、Y)、クリーニングが必要であるとしてフッ素系ガスを用いたクリーニングが行われる(ステップs12)、次いで、T=0にセットし、ステップs14で終了かを判定する。
上記手順により稼働時間がAに達する毎にフッ素系ガスを用いたクリーニングを行うことができる。
次に、本発明のクリーニング方法を含む手順について説明する。なお、この手順では、低電力でアンテナ近傍にプラズマガスを発生させてクリーニングを行う低電力不活性ガスクリーニング(この例ではクリーニングガスとして不活性ガスを用いる)と、高電力でフッ素系ガスを用いてクリーニングを行う高電力フッ素系ガスクリーニングとを組み合わせる。低電力不活性ガスクリーニングには、稼働時間における閾値bが設定される。また、高電力フッ素系ガスクリーニングには、稼働時間における閾値aが設定される。閾値aは、従来の閾値Aよりも小さく、閾値bは、閾値aよりも小さくなっている。
装置が稼働した後、低電力不活性ガスクリーニング後稼働合計時間T1=0が初期セットされ、高電力フッ素系ガスクリーニング後稼働合計時間T2=0が初期セットされる。
プラズマ処理(稼働時間t)が行われると、T1、T2にそれぞれtを加算する(ステップs1)。なお、T1、T2は、プラズマ処理装置の不揮発メモリなどに格納しておき、装置が電源オフされた状態でも保持されるようにする。
先ず、加算されたT1が閾値bと比較され、T1がb以上であるかの判定が行われる(ステップs2)。判定は、コンピュータによって行われるものでもよく、またオペレータが判定を行うものであってもよい。
T1がb以上でない場合(ステップs2、N)、ステップs5に移行し、T2が閾値aと比較され、T2がa以上であるかの判定が行われる(ステップs5)。判定は、コンピュータによって行われるものでもよく、またオペレータが判定を行うものであってもよい。
T2がa以上でなければ終了かを判定し(ステップs8)、終了でなければ(ステップs8、N)、ステップs1に戻って継続する。なお、この間、装置のオンオフとは関係なく、装置がオンになれば手順がその時点で開始される。
一方、稼働時間T1がb以上になると(ステップs2、Y)、クリーニングが必要であるとして不活性ガスを用いた低電力供給でのクリーニングが行われる(ステップs3)、次いで、T1=0にセットし(ステップs4)、ステップs5に移行する。
ステップs5でT2が閾値a以上であると判定されると(ステップs5、Y)、フッ素系ガスを用いた高電力供給でのクリーニングが行われる(ステップs6)。次いで、T2=0をセットし(ステップs7)、終了でなければ(ステップs8、N)、ステップs1に戻って継続する。
上記手順により短い周期で低電力不活性ガスクリーニングが行われ、長い周期で高電力フッ素系ガスクリーニングが行われることにより、全体としてフッ素系ガスを用いたクリーニングの回数を減らし、周期を長くすることができる。また、a+b>Aとすれば、クリーニング回数を増やすことなく効果的なクリーニングを行うことができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 プラズマ処理装置
1a プラズマ処理装置
1b プラズマ処理装置
2 処理室
4 基板
6 高周波プラズマ源
7 アンテナ
8 誘電体窓
9 プラズマ生成部
11 高周波電源
11a 通常処理時高周波電源
11b クリーニング用高周波電源
25 Nガス供給部
26 Nガス導入管
31 アンテナ
32 誘電体

Claims (6)

  1. 高周波電力をアンテナに供給しプラズマを処理室内に発生させて処理を行うプラズマ処理装置のクリーニング方法であって、
    プラズマ発生用のクリーニングガスを前記処理室内に導入し、前記クリーニングの際の高周波電力を、通常処理時の高周波電力よりも低くし、かつ、前記クリーニングの際の処理室内の圧力を通常処理時の処理室内の圧力よりも低くして、通常処理時よりも相対的に前記アンテナに近い側にプラズマを発生させ、前記プラズマによって前記処理室内のクリーニングを行い、前記クリーニングによる第1のクリーニングと、腐食性ガスを用いて前記第1のクリーニング時の高周波電力よりも高い高周波電力でプラズマを発生させる第2のクリーニングとをそれぞれ時機を異にして行うことを特徴とするプラズマ処理装置のクリーニング方法。
  2. 前記第1のクリーニングの際の高周波電力が、通常処理時の高周波電力の1/3以下であることを特徴とする請求項記載のプラズマ処理装置のクリーニング方法。
  3. 前記第1のクリーニングの際の処理室内圧力が、20Pa以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ処理装置のクリーニング方法。
  4. 前記通常処理時の際の処理室内圧力が、20Pa超であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラズマ処理装置のクリーニング方法。
  5. 前記第1のクリーニングに用いられるクリーニングガスが、水素ガス、窒素ガス、およびアルゴンガスのうちの1種または2種以上からなることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のプラズマ処理装置のクリーニング方法。
  6. 前記第1のクリーニングに用いられるクリーニングガスが、前記通常処理時に前記処理室内に導入するガスの少なくとも1種と同種であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のプラズマ処理装置のクリーニング方法。
JP2012276073A 2012-12-18 2012-12-18 プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法 Expired - Fee Related JP5896419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276073A JP5896419B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276073A JP5896419B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014120680A JP2014120680A (ja) 2014-06-30
JP5896419B2 true JP5896419B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=51175261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012276073A Expired - Fee Related JP5896419B2 (ja) 2012-12-18 2012-12-18 プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5896419B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230001280A (ko) * 2021-06-28 2023-01-04 주식회사 원익아이피에스 챔버내부처리방법 및 기판처리방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2913671B2 (ja) * 1989-06-29 1999-06-28 ソニー株式会社 Ecrプラズマcvd装置及びこれを用いた半導体装置の製造方法
JP2945420B2 (ja) * 1989-10-27 1999-09-06 株式会社日立製作所 プラズマ処理装置
JPH04192325A (ja) * 1990-11-24 1992-07-10 Hitachi Ltd マイクロ波プラズマ処理装置およびマイクロ波導入窓のクリーニング方法
JP3277552B2 (ja) * 1992-06-08 2002-04-22 ソニー株式会社 Ecrプラズマcvd法
JP3181473B2 (ja) * 1993-08-19 2001-07-03 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JPH08107073A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Hitachi Ltd プラズマ処理装置、及びその洗浄方法
JP3599834B2 (ja) * 1995-05-30 2004-12-08 アネルバ株式会社 プラズマ処理装置
JPH09148255A (ja) * 1995-11-27 1997-06-06 Sumitomo Metal Ind Ltd 反応容器内のクリーニング方法
JP3510434B2 (ja) * 1996-11-25 2004-03-29 株式会社アルバック プラズマ処理装置、クリーニング方法
JP3592878B2 (ja) * 1997-02-20 2004-11-24 株式会社日立製作所 プラズマクリーニング方法
JP5163894B2 (ja) * 2008-11-11 2013-03-13 信越化学工業株式会社 ドライエッチング時間の決定方法、及びドライエッチング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014120680A (ja) 2014-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102158307B1 (ko) 플라즈마 프로세싱 챔버에서의 인-시튜 챔버 세정 효율 향상을 위한 플라즈마 처리 프로세스
US6923189B2 (en) Cleaning of CVD chambers using remote source with cxfyoz based chemistry
JP4860087B2 (ja) エッチング方法
JP3571404B2 (ja) プラズマcvd装置及びその場クリーニング後処理方法
JP2012023385A (ja) 残存フォトレジスト及び残留側壁パッシベーションを除去する、その場でのポストエッチング工程
WO2009119627A1 (ja) 金属系膜の成膜方法および記憶媒体
US10553409B2 (en) Method of cleaning plasma processing apparatus
JP2021184505A (ja) 基板処理システム及び基板処理方法
JP5548028B2 (ja) 堆積チャンバのリモートクリーニング方法
KR101953149B1 (ko) 플라스마 처리 방법
KR20160149151A (ko) 플라즈마 처리 방법
JP2015211156A (ja) ドライクリーニング方法及びプラズマ処理装置
KR102538188B1 (ko) 플라즈마 처리 장치의 세정 방법
JP5896419B2 (ja) プラズマ処理装置およびそのクリーニング方法
US6545245B2 (en) Method for dry cleaning metal etching chamber
JP2003309105A (ja) プラズマ処理方法
JP2004214609A (ja) プラズマ処理装置の処理方法
KR20140001023A (ko) 반도체 제조장비용 ain 히터의 클리닝 장치 및 클리닝 방법
JP2011249405A (ja) ドライエッチング装置のプラズマクリーニング方法
JP2004296512A (ja) プラズマ処理装置のクリーニング方法
JP4958658B2 (ja) プラズマ処理方法
JP4052477B2 (ja) プラズマ処理装置のクリーニング方法
KR20090020925A (ko) 반도체 장비의 세정방법
JP2005142596A (ja) 半導体製造装置の洗浄方法、及び半導体装置の製造方法
JP2016076515A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5896419

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees