JP5895079B1 - 相乗り支援システム、携帯端末、プログラム、相乗り支援方法、および賃貸借支援システム - Google Patents
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Abstract
Description
前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断された後で、前記運転者および前記同乗者の少なくとも一方に課金するステップとを有する相乗り支援方法を提供する。
図1は、一実施形態に係る相乗り支援システム1の概要を示す図である。相乗り支援システム1は、自家用車の相乗り(同乗)を支援するためのサービス(以下「相乗り支援サービス」という)を提供するシステムである。自家用車とは、事業用自動車以外の、一般的な用途に使用される自動車をいう。自家用車はいわゆるマイカーであり、タクシーやハイヤーは含まない。ある統計によれば、自家用車の平均乗車人数は1台あたり1.3人である。仮に乗車定員を4人とすると、自家用車は平均で2.7人分の座席が空いた状態で走行していることになる。この空席を有効に利用することができれば、移動コストの低減や、環境負荷の低減、および駐車場不足や渋滞の解消などができることが期待される。
相乗り支援システム1の動作について説明する。相乗り支援システム1は、相乗り支援サービスを提供する事業者に運営される。相乗り支援サービスを利用しようとするユーザは、事前にユーザ登録を行う。ユーザ登録時にはユーザ自身のプロフィール情報(固有情報)が入力される。プロフィール情報は、例えば、ユーザ名、パスワード、性別、年齢、居住地、メールアドレス、および顔写真を含む。なお、相乗り支援システム1において、ユーザ登録時には運転者および同乗者(同乗希望者)の区分は存在しないが、ここでは説明の便宜上、「運転者」および「同乗者(同乗希望者)」という語を用いる。運転者となるユーザのプロフィール情報はさらに、例えば、車種、年式、色、および外観写真など、所有している自家用車に関する情報を含む。これらのプロフィール情報は、サーバ10のユーザデータベースに記録される。
図7は、マッチング処理の詳細を例示するシーケンスチャートである。この例で、マッチングは、まず運転者となるユーザがある旅程について同乗者を募集し、それに対し同乗者希望者であるユーザが応募(予約)することによって行われる。以下においては、運転者が所有する携帯端末20を携帯端末20Dといい、同乗者が所有する携帯端末20を携帯端末20Aという。
目的:サッカー観戦
タイトル:2/28 東京vs松本 観戦
出発日時:2015年2月28日 9:00
出発地:新宿駅西口
目的地:松本スタジアム
募集人数:3名
費用:2,000円/人
運転者が「確定」ボタンを押すと、入力された募集要項のデータが、サーバ10に送信される。ここで、「目的」の項は、上述のコミュニティに相当する。旅程の目的は、サーバ10においてあらかじめ設定されている選択肢の中から、ユーザにより選択される。
目的:サッカー観戦
出発日時:2015年2月28日
出発地:東京23区内
目的地:松本市内
この絞り込み条件の一部は、メニュー等により階層化されていてもよい。例えば、旅程一覧のトップ画面に目的(コミュニティ)の一覧が表示され、そのうちの1つを選択すると、対応する旅程の一覧が表示されてもよい。例えば、トップ画面から「サッカー観戦」の項目を選択すると、サッカー観戦を目的とする旅程の一覧が表示される。
図14は、相乗りから課金までの処理の詳細を例示するシーケンスチャートである。予約した相乗りの出発日時が近づくと(例えば出発日時の10分前になると)、携帯端末20AのOSはクライアントアプリを起動させる(ステップS201)。
これはすなわち、運転者と同乗者とが識別信号の到達範囲内に近づいている状態がしきい値時間(例えば、10分)継続したことを示す。運転者と同乗者とは基本的に見知らぬ人同士であるので、両者が偶然に接近する可能性は非常に低い。両者が識別信号の到達範囲内に近づき、さらにその状態が一定時間継続しているときは、待ち合わせが成功して相乗りが成立したと判断することが妥当である。
例えば以下の例を考える。ある旅程について、2人の同乗者(同乗者AおよびBという)が相乗りの予約をした。同乗者Aは出発時刻の20分前に出発地(待ち合わせ場所)に到着し、同乗者Bは出発時刻ギリギリに到着した。この例で、例えば上記の条件(a)で判定のしきい値が15分に設定されていたとすると、同乗者Aについては出発前に相乗り成立の判断がされてしまうことになる。後述するように相乗り成立は課金と関係してくるので、判定のしきい値の設定によってはユーザの不満を招く可能性がある。そこで、ここでは、携帯端末20Aが同一の識別信号を受信したままの状態(運転者と同乗者が近接したままの状態)で移動した距離がしきい値距離(例えば10km)を超えた場合に、相乗りが成立したと判断される。
これは、例えば条件(b)と組み合わせて使うと有効である。条件(b)で相乗り成立が判断される場合において、例えば渋滞に遭遇してしまい出発して30分経つのに5kmしか移動していないときは、移動距離がしきい値を超えないので携帯端末20Aは移動距離を計測し続ける。測位手段による測位を継続し続けることは、消費電力の観点から好ましくない場合がある。そこで、条件(c)では、原則として移動距離が第1しきい値(例えば10km)を超えた場合を相乗り成立としつつ、移動距離が第1しきい値に達していない場合であっても、移動開始後(すなわち移動距離が第2しきい値(第1しきい値より短い距離、例えば500m)を超えた後)の経過時間がしきい値時間(例えば20分)を超えたときに、相乗りが成立したと判断される。
(d)ある旅程について複数の同乗者がいる場合に、同乗者全員が同一の識別信号を継続して受信している時間がしきい値を超えた。
サーバ10は、ある旅程について複数の同乗者が予約されている場合において、識別信号を受信している旨の通知を、すべての同乗者から受信した場合、またはすべての同乗者からその通知を受信している状態がしきい値時間継続した場合、相乗りが成立したと判断する。なお、この条件において「同乗者全員が同一の識別信号を継続して受信している時間」という条件に代わり「同乗者のうち一定割合(例えば半分)以上が同一の識別信号を継続して受信している時間」という条件が用いられてもよい。
(1)運転者の受け取り金額
2,000円/人×2人−200円 = 3,800円
(2)同乗者の支払い金額
2,000円+100円 = 2,100円
(3)運営事業者の受け取り金額
200円+100円×2 = 300円
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
相乗り判定を行う主体はサーバ10に限定されない。例えば、同乗者の携帯端末20Aが相乗り判定を行ってもよい。この場合、携帯端末20Aは、相乗り判定に用いられる情報をサーバ10に送信する必要はない。また、この場合、携帯端末20Aは、自身で取得可能な情報(例えば携帯端末20Aが同一の識別信号を継続して受信している時間、または携帯端末20Aが同一の識別信号を受信したままの状態で移動した距離)を用いて相乗り判定を行う。この例によれば、携帯端末20Aとサーバ10との通信量を削減し、またサーバ10における処理負荷を低減することができる。
相乗りの成立条件は実施形態で例示したものに限定されない。実施形態で例示したものに変えて、または加えて、別の条件が用いられてもよい。例えば、以下の条件(e)が用いられてもよい。
(e)運転者および同乗者の現在位置と相乗りの予約情報により特定される経路とを対比し、両者と経路との距離がしきい値以下である。
相乗りの成立条件におけるしきい値(時間のしきい値または距離のしきい値)は、各種の属性に応じて動的に変更されてもよい。例えば、これらのしきい値は、出発地と目的地との距離に応じて決められてもよい(例えば、出発地と目的地との距離の10%をしきい値とする、等)。あるいは、出発日時に応じてしきい値が変動してもよい(例えば、夕方の時間帯は渋滞が予想されるのでしきい値を短く、等)。これらの場合、サーバ10は、相乗りの募集要項が登録された後で、相乗り成立のためのしきい値を決定する。サーバ10は、決定されたしきい値を予約情報に含めて、携帯端末20Aに送信する。別の例で、相乗りの成立条件として条件(a)が用いられる場合において、しきい値時間経過しても出発してからの移動距離がしきい値距離に満たないときは、クライアントアプリはしきい値時間を延長してもよい。
相乗り実施の際、チェックイン処理が用いられてもよい。この場合、クライアントアプリの画面にチェックインボタンが設けられる。同乗者は、出発地(待ち合わせ場所)で運転者と会ったとき(または予約した同乗者が全員揃って出発したとき)に、チェックインボタンを押してチェックイン処理を行う。チェックイン処理が行われると、クライアントアプリは、チェックインが行われた旨をサーバ10に通知する。チェックイン処理が行われると、クライアントアプリは、識別信号のサーチや位置情報の取得を停止してもよい。このチェックイン処理は、同乗者ではなく運転者に課してもよい。この場合、運転者は、同乗者が全員揃って出発する直前に携帯端末20Dのクライアントアプリにより表示されたチェックインボタンを押してチェックイン処理を行う。
実施形態においては相乗りの成立条件が満たされると課金が行われた。すなわち、課金の契機となる条件は相乗りの成立条件であった。しかし、課金の契機となる条件を相乗りの成立条件と異ならせてもよい。例えば、実施形態で説明した相乗りの成立条件に加え、チェックイン処理またはチェックアウト処理もしくはその両方が行われたことが、課金を行う条件として用いられてもよい。
チェックイン処理またはチェックアウト処理が行われた場合、その時点における運転者または同乗者の位置が併せてサーバ10に通知されてもよい。サーバ10は、この位置情報を用いて、実際に相乗りが行われたことを検証してもよい。サーバ10は、この位置情報をデータベースに記録してもよい。運転者の位置情報を記録しておけば、それはすなわち自家用車の位置情報を記録していることと等しい。例えば、チェックイン処理が行われたときの運転者の位置情報を記録しておけば、同乗者を運転者のところまで案内するための情報として用いることができる。あるいは、相乗りの目的地が広大な施設(遊園地、野球場、サッカー場、コンサートホールなど)であった場合においてチェックアウト処理が行われたときの運転者の位置情報を記録しておけば、目的地で用事を済ませた後の帰り、運転者を車の場所まで案内することができる。例えば広大な駐車場のうちどこに車を停めたのか覚えていなくても、運転者は、容易に自分の車まで到達することができる。
相乗りの予約を行う際、旅程を検索する条件は実施形態で説明したものに限定されない。例えば、携帯端末20Aは、識別信号出力装置30から出力される識別信号をキーとして、旅程の検索を行ってもよい。例えば、広大な駐車場に識別信号出力装置30を搭載した自家用車が多数停まっているような状況においては、その駐車場にいる同乗希望者がクライアントアプリを起動して識別信号をサーチすれば、周囲に停車している自家用車のうち識別信号出力装置30を搭載した自動車から、識別信号を検出することができる。1または複数の識別信号を検出すると、クライアントアプリは、検出した識別信号からそれぞれ識別番号を抽出する。クライアントアプリは、旅程の一覧の送信要求をサーバ10に送信する。この要求には、識別信号から抽出された1または複数の識別番号が含まれている。サーバ10は、予約データベースの中から、この識別番号に対応する運転者が作成した募集要項を抽出する。サーバ10は、抽出した旅程の中から条件を満たすもの(例えば、出発日時当日であり、残席がゼロでないもの)を、要求の送信元である携帯端末20Aに送信する。
識別信号は、携帯端末20とは別の識別信号出力装置30から出力されるものに限定されない。運転者の所有する携帯端末20D自身が、識別信号を出力してもよい。あるいは、カーナビゲーション装置やカーステレオ装置など、自家用車自体に取り付けられている装置が識別信号を出力してもよい。これらの場合は、識別信号出力装置30は不要である。識別信号は、実施形態で説明したBLE技術によるビーコン信号に限定されず、BluetoothまたはWiFi規格に準拠した信号、または音(例えばいわゆる音声すかしを用いたもの)による信号が用いられてもよい。
本発明の適用対象は自家用車の相乗りに限定されない。個人間の賃貸借に本発明が適用されてもよい。実施形態で説明した相乗り支援システム1は、自家用車の空席を賃貸借の目的物、運転者を賃貸人、同乗者を賃借人とする賃貸借支援システムとして一般化することができる。この場合、相乗り支援システム1は、賃貸借の目的物を所有する賃貸人およびこの目的物を賃借する賃借人をマッチングするマッチング手段と、目的物および賃借人が所定の範囲内に近づいたことを検知する検知手段と、目的物および同乗者が範囲内に近づいている状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、賃貸借が行われているか判断する判断手段と、賃貸借が行われていると判断された後で、賃貸人および賃借人の少なくとも一方に課金する課金手段とを有する賃貸借支援システムの一例であるといえる。
相乗り支援システム1において、サーバとクライアントとの機能の分担は実施形態で説明したものに限定されない。実施形態においてサーバの機能として説明されたものの一部がクライアントに実装されてもよいし、クライアントの機能として説明されたものの一部がサーバに実装されてもよい。あるいは、同乗者の携帯端末20Aの機能の一部を運転者の携帯端末20Dに実装してもよい。
Claims (11)
- 自家用車を運転する運転者および当該自家用車に同乗する同乗者をマッチングするマッチング手段と、
前記自家用車に搭載され又は前記運転者に携帯された第1装置および前記同乗者により携帯された第2装置の一方の装置から出力され、他方の装置により受信された識別信号の信号強度がしきい値より強い場合、前記運転者および前記同乗者が当該識別信号の到達範囲内にいることを検知する検知手段と、
前記運転者および前記同乗者が前記識別信号の到達範囲内にいることが検知された状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、前記同乗者が前記自家用車に同乗しているか判断する判断手段と、
前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断された後で、前記運転者および前記同乗者の少なくとも一方に課金する課金手段と
を有する相乗り支援システム。 - 前記判断手段は、前記時間または前記移動距離がしきい値を超えた場合、前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の相乗り支援システム。 - 前記判断手段は、前記移動距離がしきい値距離に達していない場合において前記時間がしきい値を超えたときは、前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断する
請求項2に記載の相乗り支援システム。 - 前記第1装置は、前記運転者に所有される識別信号出力装置であって、当該識別信号出力装置に固有の前記識別信号を出力する識別信号出力装置である
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の相乗り支援システム。 - 前記同乗者に携帯され、情報を表示する表示手段を有する携帯端末を有し、
前記同乗者が前記運転者に近づいたことが前記検知手段により検知された場合、前記表示手段は、当該運転者に固有の情報を表示する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の相乗り支援システム。 - 複数の自家用車について行き先を示す行き先情報を記憶する記憶手段を有するサーバを有し、
前記携帯端末は、前記複数の自家用車の中から所望の自家用車を検索するための検索条件の入力を受け付ける受け付け手段を有し、
前記表示手段は、前記複数の自家用車の中から抽出された、前記検索条件に適合する自家用車の一覧を表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の相乗り支援システム。 - 前記記憶手段は、前記複数の自家用車の少なくとも一部の自家用車の現在位置を示す情報を記憶しており、
前記表示手段は、前記現在位置を含む前記一覧を表示する
ことを特徴とする請求項6に記載の相乗り支援システム。 - 運転者が運転する自家用車に同乗する同乗者に携帯される携帯端末であって、
前記運転者および前記同乗者をマッチングするマッチング手段を有するサーバから、当該マッチングの結果を受信する第1受信手段と、
前記自家用車に搭載され又は前記運転者に携帯された、前記携帯端末とは別の装置から出力された識別信号を受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段により受信された識別信号の信号強度がしきい値より強い場合、前記運転者および前記同乗者が当該識別信号の到達範囲内にいることを検知する検知手段と、
前記運転者および前記同乗者が前記識別信号の到達範囲内にいることが検知された状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、前記同乗者が前記自家用車に同乗しているか判断する判断手段と、
前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断されたことを前記サーバに通知する通知手段と
を有する携帯端末。 - コンピュータに、
自家用車を運転する運転者および当該自家用車に同乗する同乗者をマッチングするマッチング手段を有するサーバから、当該マッチングの結果を受信するステップと、
前記自家用車に搭載され又は前記運転者に携帯された第1装置および前記同乗者により携帯された第2装置の一方の装置から出力され、他方の装置により受信された識別信号の信号強度がしきい値より強い場合、前記運転者および前記同乗者が当該識別信号の到達範囲内にいることを検知するステップと、
前記運転者および前記同乗者が前記識別信号の到達範囲内にいることが検知された状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、前記同乗者が前記自家用車に同乗しているか判断するステップと、
前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断されたことを前記サーバに通知するステップと
を実行させるためのプログラム。 - 自家用車を運転する運転者および当該自家用車に同乗する同乗者をマッチングした結果を示すデータを携帯端末がサーバから受信するステップと、
前記自家用車に搭載され又は前記運転者に携帯された第1装置および前記同乗者により携帯された第2装置の一方の装置から出力され、他方の装置により受信された識別信号の信号強度がしきい値より強い場合、前記運転者および前記同乗者が当該識別信号の到達範囲内にいることを検知するステップと、
前記運転者および前記同乗者が前記識別信号の到達範囲内にいることが検知された状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、前記同乗者が前記自家用車に同乗しているか前記携帯端末または前記サーバが判断するステップと、
前記同乗者が前記自家用車に同乗していると判断された後で、前記運転者および前記同乗者の少なくとも一方に前記サーバが課金するステップと
を有する相乗り支援方法。 - 賃貸借の目的物を所有する賃貸人および当該目的物を賃借する賃借人をマッチングするマッチング手段と、
前記目的物に搭載され又は前記賃貸人に携帯された第1装置および前記賃借人により携帯された第2装置の一方の装置から出力され、他方の装置により受信された識別信号の信号強度がしきい値より強い場合、前記目的物および前記賃借人が当該識別信号の到達範囲内にいることを検知する検知手段と、
前記目的物および前記賃借人が前記識別信号の到達範囲内にいることが検知された状態が継続している時間および当該状態における移動距離の少なくとも一方に基づいて、前記賃貸借が行われているか判断する判断手段と、
前記賃貸借が行われていると判断された後で、前記賃貸人および前記賃借人の少なくとも一方に課金する課金手段と
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