JP2003167946A - 相乗り予約システム - Google Patents

相乗り予約システム

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JP2003167946A
JP2003167946A JP2001366642A JP2001366642A JP2003167946A JP 2003167946 A JP2003167946 A JP 2003167946A JP 2001366642 A JP2001366642 A JP 2001366642A JP 2001366642 A JP2001366642 A JP 2001366642A JP 2003167946 A JP2003167946 A JP 2003167946A
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JP2001366642A
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Shigeru Ouchi
茂 大内
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COSMO BRAIN KK
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COSMO BRAIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相乗りの利用者と提供者とが直接話し合うこ
となく相乗りの予約を行う相乗りの予約システムを提供
することを課題としている。 【解決手段】 相乗り可能な相乗り便Wが予め登録され
ている予約センタ施設A側のシステムサーバ1が、上記
相乗り便Wのデータから所定の相乗り便Wを、相乗りの
利用予約を行う相乗り予約者R側の予約端末3に表示せ
しめる相乗り便W表示手段と、予約端末3側から送信さ
れる相乗りの予約データを受信し、該相乗り予約に該当
する相乗り便Wの提供者Pの電子データ受信端末側に、
相乗り予約情報を送信処理する予約連絡手段と、予約連
絡データに対する提供者P側からの予約承諾データを受
信し、上記予約者Rの電子データ受信端末側に、予約承
諾情報を送信処理する予約承諾連絡手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は所定の目的地まで
移動する自動車等に相乗りを希望する相乗りの利用者
と、相乗りする自動車等を提供する相乗りの提供者との
間において相乗りの予約等を行う相乗り予約システムに
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来相乗
り予約システムとして、大学生の旅行・帰省などのよう
な同じ方向に行くものどうしを相乗りさせる乗り物相乗
り装置及び乗り物相乗り方法が、特開2000−903
97号公報に示されている。
【0003】しかし上記装置及び方法は、いわば相乗り
の提供者と相乗りの利用者のコンピュータネットワーク
を利用した電子掲示板であり、利用者と提供者とが上記
システムから得る情報に基づいて直接連絡を取り合い、
相乗りを成立させるものである。
【0004】このためベーシックな予約のみの段階から
当事者同士が直接話し合う必要があり、相乗り予約の手
続きが煩雑であるという欠点がある。この欠点に鑑み利
用者と提供者が直接話し合うことなく相乗りの予約を行
う相乗りの予約システムを提供することを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の相乗り予約システムは、第1に相乗りの利用
予約を行う相乗り予約者R側の予約端末3と、相乗り可
能な相乗り便Wが予め登録されている予約センタ施設A
と、該予約センタ施設Aにおいて、前記相乗り便Wのデ
ータを備えて上記予約端末3とコンピュータネットワー
クを介して通信を行うシステムサーバ1とを設け、該シ
ステムサーバ1が、上記相乗り便Wのデータから所定の
相乗り便Wを上記予約端末3に表示せしめる相乗り便表
示手段と、予約端末3側から送信される相乗りの予約デ
ータを受信し、該相乗り予約に該当する相乗り便Wの提
供者Pの電子データ受信端末側に、相乗り予約情報を送
信処理する予約連絡手段と、上記予約連絡データに対す
る提供者P側からの予約承諾データを受信し、上記予約
者Rの電子データ受信端末側に、予約承諾情報を送信処
理する予約承諾連絡手段とを備え、予約データに対する
予約承諾情報を予約者Rに送信することによって相乗り
の予約を完了させることを特徴としている。
【0006】第2にシステムサーバ1側が、所定の条件
に基づいて相乗り便Wのデータから相乗り便Wを検索す
る検索手段13と、予約端末3側からの検索条件データ
を受信し、検索結果を予約端末3側に表示させる検索結
果表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】第3に相乗り予約情報及び予約承諾情報が
電子メールからなることを特徴としている。
【0008】第4にシステムサーバ1が、予約端末3側
から送信される相乗りの予約取消データを受信して相乗
りの予約を取り消す予約取消手段と、予約が取り消され
る相乗り便Wの提供者の電子データ受信端末側に、予約
の取消情報を送信処理する予約取消連絡手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0009】第5に予約取消情報が電子メールからなる
ことを特徴としている。
【0010】第6に提供者P側がシステムサーバ1側へ
のデータ送信が可能な通信端末2を備え、システムサー
バ1が、前記通信端末2からの相乗り便Wの提供データ
を受信する提供情報受信手段を備えることを特徴として
いる。
【0011】第7に提供者P側がシステムサーバ1側へ
のデータ送信が可能な通信端末2を備え、システムサー
バ1が、前記通信端末2からの相乗り便Wの提供を取り
消す提供取消データを受信して相乗り便Wの提供を取り
消す提供取消手段と、当該相乗り便Wに対応する相乗り
予約の予約者の電子データ受信端末側に、提供の取消情
報を送信処理する提供取消連絡手段とを備えたことを特
徴としている。
【0012】第8に提供取消情報が電子メールからなる
ことを特徴としている。
【0013】第9にシステムサーバ1側に、提供取消デ
ータに基づいて検索手段13を起動して、取り消される
相乗り便Wの代替え便を検索する代替え便検索手段を設
け、代替え便検索手段によって出力された代替え便の情
報を提供取消情報に含めることを特徴としている。
【0014】第10にシステムサーバ1が端末側との通
信用のウェブサーバ6を備え、システムサーバ1に対す
る通信用の端末が、ウェブブラウザが起動可能なパーソ
ナルコンピュータ又は携帯情報端末、あるいはウェブサ
ーバ6から送信されるHTMLに基づいたマークアップ
言語を処理して表示することができる携帯電話であるこ
とを特徴としている。
【0015】第11に提供者P及び予約者Rが予め登録
された会員であり、システムサーバ1側が前記会員のデ
ータベース18を備え、該データベース18が少なくと
も各会員のIDとパスワードのデータを持つことを特徴
としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態について
図面に従って説明する。本発明は図1に示されるよう
に、相乗りの利用を予約する予約者Rが、当該予約者R
の行き先と同方向に行く相乗り提供者Pの自動車等の相
乗り便Wに所定の乗車地Sから相乗りして、目的地Eま
で移動する相乗り移動に対して、相乗りの予約者Rと提
供者Pとの間に介在し、相乗りの予約等を行うシステム
となっている。
【0017】本発明の相乗り予約システムは、図2に示
されるように、相乗り予約の予約センタ施設Aに配置さ
れてシステムの中枢をなすシステムサーバ1と、相乗り
用の自動車等の交通機関(相乗り便)Wを提供する相乗
り提供者P側に配されるクライアント端末2と、相乗り
便Wを利用(予約)する予約者R側に設けられるクライ
アント端末3と、システムサーバ1と各クライアント端
末2,3との間で通信を行うためのデータ通信回線網
(インターネット)4とによって構成されている。
【0018】そして本相乗り予約システムにおいては、
図3に示されるように、まず予約者Rがクライアント端
末3を予約端末として予約センタ施設Aのシステムサー
バ1にアクセスして予約手続きを行う。これによって予
約センタA側(システムサーバ1)からは提供者P側に
予約の連絡を行う。
【0019】その後提供者Pがクライアント端末2を通
信端末として予約センタ施設Aのシステムサーバ1にア
クセスして予約承諾の手続きを行うことによって、予約
センタ施設Aのシステムサーバ1が予約者R側に予約が
承諾されたことを連絡して予約が完了する。
【0020】すなわち以上のように予約者Rが予約手続
きした後、システムサーバ1から予約が承諾されたこと
の連絡が入ることによって、予約者Rが提供者Pと直接
連絡を取ることなく相乗りの予約が完了し、予め決めら
れている乗車地Sから相乗り便Wに相乗りして目的地に
行くことが可能となる。
【0021】なお本実施形態においてはデータ通信回線
網4としてインターネットを使用しているが、システム
サーバ1とクライアント端末2,3との通信が可能であ
ればいかなる回線を使用しても良い。
【0022】またシステムサーバ1にはウェブサーバが
備えられており、該ウェブサーバが、予約等の各種手続
きを行うためにクライアント端末2,3側に表示させる
インターフェースのサービスを行う。
【0023】このためクライアント端末2,3にはウェ
ブクライアント(ウェブブラウザ)が必要となり、本シ
ステムの利用者(予約者及び提供者)は、ウェブブラウ
ザからウェブサーバ側にアクセスし、システムサーバ1
から送信されるインターフェースをウェブブラウザによ
り表示し、各種手続きを実行するデータをウェブブラウ
ザからシステムサーバ1側(ウェブサーバ)に送信して
相乗りの予約や相乗り便Wの提供等の各種手続きを行
う。
【0024】すなわちクライアント端末2,3として、
WWW側と通信する通信システムとウェブブラウザとを
備えた通信端末が要求され、例えばパーソナルコンピュ
ータや携帯電話、PDA等の情報携帯端末を使用するこ
とができる。なお本実施形態においてはクライアント端
末2,3としてディスプレイを備えた携帯電話を例に説
明する。また提供者として常時所定の配達先に向かって
移動している宅配便の配達員(自動車)等が考えられ
る。
【0025】次に上記システムサーバ1の構造について
説明する。システムサーバ1はハードディスクにインス
トールされた所定のOSにより作動するコンピュータに
よって構成されており、さらにWWW側と通信する通信
システム(ハードウエアびソフトウエア)を備えてい
る。
【0026】そしてシステムサーバ1は、図4のブロッ
ク図に示されるようにウェブサーバ6が備えられてお
り、該ウェブサーバ6は上記ハードウエア資源を使用し
てウェブブラウザからのアクセスを受け付けるととも
に、該ウェブブラウザに対して各手続き用のインターフ
ェース(各種メニュー)を提供する。
【0027】なおウェブサーバ6は従来公知のものであ
り、このため当然ウェブブラウザからのデータを受信す
ることもできる。また図4のブロック図はシステムサー
バ1における相乗り予約システムに関わる部分のみ示し
てあり、通信システム等は省略してある。
【0028】一方ウェブブラウザはウェブサーバ6から
送信されるデータによって手続き用の各種メニューを表
示することができるとともに、該メニューによりウェブ
サーバ6に所定の手続きを行うためのデータ(手続きデ
ータ)を送信することができる。なおウェブブラウザと
ウェブサーバ6との間の通信は従来公知であるため、詳
細な説明は省略する。
【0029】システムサーバ1には、ウェブサーバ6の
他、ウェブブラウザからのシステムへのログオンの管理
を行う認証システム7,各種データを蓄積するデータベ
ース部8,予約及び提供データを追加及び取消を行うデ
ータ追加部9,電子メール(ファイル)を自動作成する
メール作成部11,インターネット4を介して電子メー
ルを予約者R又は提供者P側に送信するメールサーバ1
2,相乗り情報の検索を行う検索部13,ウェブブラウ
ザに表示せしめるメニューのデータを作成するインター
フェース作成部14等から構成されている。
【0030】なお上記各部7,8,9,11,12,1
3,14はハードウエア又はソフトウエアにより構成さ
れ、コンピュータ内に組み込まれている。そしてシステ
ムサーバ1(コンピュータ)のハードディスク等の記憶
装置に記憶せしめられたシステムの作動フローに従って
上記各部が作動せしめられ、相乗り便Wの予約者Rと提
供者Pの間で相乗り予約等を行う。
【0031】次に上記各部について説明する。
【0032】1.認証システム 本システムによる相乗りの予約は会員制を前提としてい
る。つまり予約や相乗りの提供は、会員にのみ許可され
る。このためシステムサーバ1には認証システム7が設
けられる。そして後述するように認証が必要な手続きを
ウェブブラウザ側に提供する際に認証システム7が起動
され、ウェブサーバ6からの該当サービス用のメニュー
のウェブブラウザへの送信を規制する。
【0033】2.データベース部 本システムは少なくとも相乗り便Wの情報(相乗りデー
タ)と会員情報(会員データ)とをデータベースとして
蓄積する必要がある。なお相乗りデータとは相乗り便W
の提供時のデータ(提供データ)に予約状況等のデータ
(状況データ)を付加したものとする。
【0034】例えば提供者Pが「YY年XX月ZZ日の
A地点からB地点経由C地点行きの自動車、相乗り定員
2名」という相乗り便Wを提供しており、予約者Rが
「B地点からC地点までの予約者1名」という相乗り予
約を行っている場合、「YY年XX月ZZ日のA地点か
らB地点経由C地点行きの自動車、相乗り定員2名」を
数値化したものが提供データであり、「B地点からC地
点までの予約者1名」を数値化したものが状況データ
(この場合は予約状況)であり、「YY年XX月ZZ日
のA地点からB地点経由C地点行きの自動車、相乗り定
員2名の相乗り便に対してB地点からC地点までの予約
者が1名ある」を数値化したものが相乗りデータとな
る。
【0035】このためシステムサーバ1のデータベース
部8は従来公知のリレーショナルデータベースからな
り、提供データのデータベース(提供データテーブル)
16と状況データのデータベース(状況データテーブ
ル)17と会員データのデータベース(会員データテー
ブル)18とを備え、各テーブルが連係せしめられ、相
乗りデータのデータベース(相乗りデータテーブル)1
9を構成している。
【0036】具体的には、提供データテーブル16に
は、提供情報ID,提供者ID,日付,出発地,目的
地,経由地,出発時刻,到着時刻,定員,提供取消フラ
グ,備考の各フィールドが備えられている。また状況デ
ータテーブル17には、提供情報ID,予約者ID,乗
り込み希望地,目的地,人数の各フィールドが備えられ
ている。そして会員データテーブル18には会員ID,
会員名,電子メールアドレス,電話番号等の各フィール
ドが備えられている。そして提供データテーブル16と
状況データテーブル17とが提供情報IDをキーとして
連係せしめられているとともに、提供者ID及び予約者
IDが会員IDに連係されている。
【0037】これにより提供情報ID,提供者名(提供
者IDに基づき表示),日付,出発地,目的地,経由
地,出発時刻,到着時刻,定員,予約人数,備考,取消
フラグの各フィールドが備えられた相乗りデータテーブ
ルが構築される。そして前述のデータ追加部9によって
各テーブルを更新することが可能となっている。
【0038】また後述するようにシステムは、相乗りの
予約又は取消し時に相乗り便Wの予約者R又は提供者P
に電子メールを送信する。このためデータベース部8に
は電子メールに添付する複数の本文をデータベース化し
て、メールテンプレートテーブル21に保存している。
【0039】3.データ追加部 クライアント端末2,3側からは予約や取消又は相乗り
便Wの提供のデータが入力される。すなわちデータベー
ス部8に蓄積されるデータは、この入力データによって
更新され、入力データをデータベース部8の各テーブル
に書き込む必要がある。このためデータ追加部9はデー
タベース部8と連係して設けられ、クライアント端末
2,3側からの予約データ,提供データ,予約の取消デ
ータ,提供の取消データ等に対して起動され、データベ
ース部8内の各テーブルに対して新規のデータを書き込
み、その他入力データに起因して発生する各種処理を行
う。
【0040】4.メール作成部 本システムは後述するフローに従って予約や取消時には
予約者又は提供者に対して電子メールを送信する。この
ためメール作成部11は予約者又は提供者宛の電子メー
ルを各データテーブル等から情報を得て自動的に生成す
る。
【0041】5.メールサーバ メール作成部11により自動作成された電子メールを受
信者(予約者R又は提供者P)宛に送信する少なくとも
SMTPをサポートした電子メールサーバである。
【0042】6.検索部 データベース部8に連係して設けられ、データベース8
内のデータを検索して出力させることが可能なシステム
である。これにより利用者が希望する相乗り便Wをピッ
クアップすることができる。
【0043】7.インターフェース作成部 ウェブブラウザに表示させるメニューのデータを作成し
て、ウェブサーバ6に送るシステムであって、各手続き
に応じたメニュー用のデータを選択してウェブサーバ6
側に送る。
【0044】システムサーバ1の各部は以上のような構
成となっている。
【0045】そしてシステムサーバ1は、システムの作
動フローに従って上記各部を作動させて、相乗り予約を
行う予約手続きやその他の手続き(ユーティリティ手続
き)を行うことができる。なお上記ユーティリティ手続
きとして、提供者Pが相乗り便Wの提供を行うための提
供データ登録手続き,所定の相乗り便Wの相乗りデータ
をピックアップする相乗り検索手続き,予約者Rが予約
を取消すための予約取消手続き,提供者Pが相乗り便W
の提供を取消すための提供取消手続き、提供者Pが予約
を受けてこの予約を承諾する予約承諾手続き等がある。
【0046】一方ウェブサーバ6は上記のようにクライ
アント端末2,3側のオペレータが各手続きを行うこと
ができるように、各手続きを行うためのメニューのデー
タをウェブブラウザに対して送信する。これによって上
記データを受信したクライアント端末2,3側において
は、各データに対応したメニュー画面がディスプレイに
表示され、予約者R及び提供者Pは表示されるメニュー
画面に対してデータ入力等を行うことにより各手続きを
行うことができる。
【0047】次に各メニュー画面(ウェブブラウザでの
表示状態)について説明する。なお各メニュー画面には
本システムの利用者となる予約者R又は提供者Pが実行
できる選択肢が画面上に表示され、各選択肢は携帯電話
のポインティングデバイスにより選択して実行(クリッ
ク)することができるものである。
【0048】1.メインメニュー クライアント端末2,3(ウェブブラウザ)からシステ
ムサーバ1(ウェブサーバ)にアクセスすると最初にウ
ェブブラウザに表示されるメニューが、図5に示される
メインメニュー22である。そして「提供データ登録手
続き」を行うためのメニュー画面を表示させる相乗り情
報提供選択肢23と、「相乗り情報の検索手続き」又は
「予約手続き」又は「予約又は提供の取消手続き」又は
「予約承諾手続き」を行うためのメニュー画面を表示さ
せる検索/予約/取消選択肢24と、システムを終了さ
せる終了選択肢26とが表示される。
【0049】2.検索メニュー 相乗り情報を検索する条件を入力するためのメニューが
図6に示される検索メニュー27であり、メインメニュ
ー22の検索/予約/取消選択肢24を選択実行するこ
とによって表示される。そして検索条件を入力するボッ
クス(本実施形態の場合「日付」,「時刻」,「目的
地」を入力するボックス28,29,31と検索を実行
させる実行選択肢32が表示される。
【0050】3.検索結果 上記検索メニュー27により検索された相乗り便Wの相
乗りデータテーブル17上の情報を連続的に表示するメ
ニューが、図7に示される検索結果33である。
【0051】4.予約/取消/承諾メニュー メインメニュー22の検索/予約/取消選択肢24を選
択実行し、検索メニュー27から検索を実行し、検索結
果が表示された際に、検索結果と共に表示されるメニュ
ーが図7に示される予約/取消/承諾メニュー34であ
る。そして「予約手続き」を行うためのメニュー画面を
表示させる予約登録選択肢36と、「予約取消手続き」
を行うためのメニュー画面を表示させる予約取消選択肢
37と、「提供取消手続き」を行うためのメニュー画面
を表示させる提供取消選択肢38と、再度検索を行うた
めに検索メニュー27を表示させるための検索画面に戻
る選択肢39と、「予約承諾手続き」を行うためのメニ
ュー画面を表示させる予約承諾選択肢41が表示され
る。
【0052】5.予約登録メニュー 予約情報を入力するためのメニューが図8に示される予
約登録メニュー42であり、予約/取消/承諾メニュー
34の予約登録選択肢36を選択実行することによって
表示される。そして予約情報(本実施形態においては
「情報ID」,「乗込希望地」,「目的地」,「人
数」)を入力するボックス43,44,46,47と予
約手続きを実行させる実行選択肢48が表示される。
【0053】6.提供登録メニュー 提供する相乗り便Wの相乗りデータを入力するためのメ
ニューが図9される提供登録メニュー49であり、メイ
ンメニュー22の相乗り情報提供選択肢23を実行する
ことによって表示される。「提供者ID」,「日付」,
「出発地」,「目的地」,「経由地」,「出発時刻」,
「到着時刻」,「定員」,「備考」を入力するボックス
51,52,53,54,56,57,58,59,6
1と提供データ登録手続きを実行させる(提供データを
ウェブサーバ6側に送信する)実行選択肢62が表示さ
れる。
【0054】7.認証メニュー 認証システムの起動により表示されるメニューが図10
に示される認証メニュー63である。会員IDとパスワ
ードの入力ボックス64,66が表示され、入力された
会員IDとパスワードをウェブサーバ6側に送信する実
行選択肢67が表示される。
【0055】そしてシステムサーバ1側が各手続きに従
って上記各メニューをウェブブラウザ側に送信し、予約
者R又は提供者Pがウェブブラウザを介してクライアン
ト端末2,3に各メニューを表示させることによって、
予約者R又は提供者Pはメニュー画面からデータを入力
して各手続きを行うことができる。
【0056】次に各手続きの操作順をメニューに従って
説明し、その後各手続きのフローについて詳細に説明す
る。なお以下の説明は各メニューの操作以前にクライア
ント端末2,3のウェブブラウザとシステムサーバ1の
ウェブサーバ6との通信が確立しており、ウェブブラウ
ザ(クライアント端末2,3のディスプレイ)にはメイ
ンメニュー22が表示されているものとする。また図中
の網掛けは選択実行状態を示す。
【0057】1.提供データ登録手続き 提供者Pが相乗り便Wを提供する際に行う手続きであ
る。図11に示されるように、提供者Pはまずメインメ
ニュー22の画面から相乗り情報提供選択肢23を選択
実行する。これにより認証システム7が作動し、認証メ
ニュー63が表示される。そして会員IDとパスワード
を入力して実行選択肢67を選択実行することによっ
て、認証システム7が認証を行い、認証が通れば提供登
録メニュー49が表示される。そして提供者が提供登録
メニュー49に提供情報を入力し、実行選択肢62を選
択実行することによって提供データ登録手続きが完了し
て相乗り便Wの提供が行われる。
【0058】2.予約手続き 予約者Rの相乗り予約の際に行う手続きである。図12
に示されるように、予約者Rはまずメインメニュー22
の画面から検索/予約/取消選択肢24を選択実行す
る。これにより認証システム7が作動し、認証メニュー
63が表示される。そして会員IDとパスワードを入力
して実行選択肢67を選択実行することによって、認証
システム7が認証を行い、認証が通れば検索メニュー2
7の画面が表示される。
【0059】そして検索メニュー27に検索条件を入力
して実行選択肢32を選択実行することによって、相乗
りを希望するルートの相乗り便Wの情報が表示された検
索結果33と予約/取消/承諾メニュー34が表示され
る。そして予約/取消/承諾メニュー34の予約登録選
択肢36を選択実行することによって予約登録メニュー
42が表示され、予約内容を入力して実行選択肢48を
選択実行することにより予約情報がシステムサーバ1側
に送信される。
【0060】この時点で予約者Rの予約の意志がシステ
ムサーバ1側に送信されるが、ただし予約は予約した相
乗り便Wの提供者が予約承諾手続きを完了するまで、す
なわち提供者Pが予約を承諾するまでは成立しない。こ
のためこの予約登録メニュー42が実行された後、シス
テムサーバ1側は相乗り予約に該当する相乗り便Wの提
供者P側に、相乗り予約を連絡する電子メール形式の予
約連絡データを送信し、該当提供者Pに予約承諾手続き
を促す。
【0061】そして後述する提供者Pの予約承諾手続き
の完了によってシステムサーバ1側からの予約完了の電
子メール(予約承諾連絡データ)が予約者R側に送信さ
れ、この電子メールを予約者Rが受信して確認すること
によって予約が完了する。
【0062】すなわち予約手続きの手続きフローは図1
3に示されるように、まずステップS1でメインメニュ
ー22の画面から検索/予約/取消選択肢24を選択実
行し、ステップS2に進み認証を行い、認証が通ればス
テップS3に進み相乗り便Wの検索を行い、認証が通ら
ない場合はステップS4に進み予約手続きが終了とな
る。
【0063】そしてステップS3での相乗り便Wの検索
後はステップS5に進み予約/取消/承諾メニュー34
の予約登録選択肢36を選択実行し、ステップS6に進
み予約登録メニュー42を表示させ、予約内容をシステ
ムサーバ1側に送信する。その後システムサーバ1側か
らの予約承諾連絡データを待ち、ステップS7において
予約承諾連絡データを受信すると予約が完了する。
【0064】3.予約承諾手続き 予約者Rが相乗り便Wの予約手続きを行うと後述する作
動フローに従ってシステムサーバ1側から相乗り便Wの
予約があることを連絡する電子メール形式の予約連絡デ
ータが提供者Pに送信される。この予約連絡データの受
信により提供者Pは予約承諾手続きを行う。なおこの予
約承諾手続きが行われない場合は、前述のように予約が
完了しない。
【0065】予約承諾手続きは、図14に示されるよう
に、提供者Pはまずメインメニュー22から検索/予約
/取消選択肢24を選択実行する。これにより認証シス
テム7が作動し、認証メニュー63が表示される。そし
て会員IDとパスワードを入力して実行選択肢67を選
択実行することによって、認証システム7が認証を行
い、認証が通れば検索メニュー27が表示される。
【0066】そして予約承諾を行う相乗り情報を表示さ
せるように検索メニュー27に検索条件を入力して実行
選択肢32を選択実行する。これにより相乗りの予約を
承諾する相乗り便Wのみが表示された検索結果33と予
約/取消/承諾メニュー34が表示される。そして予約
/取消/承諾メニュー34の予約承諾選択肢39を選択
実行することによって承諾情報(予約承諾データ)がシ
ステムサーバ1側に送信され予約承諾が完了し、システ
ムサーバ1側が予約者R側に電子メール形式の予約承諾
連絡データを送信する。
【0067】4.予約の取消手続き 予約者Rが相乗り予約のキャンセルを行う場合の手続き
であり、図15に示されるように、予約者Rはまずメイ
ンメニュー22の画面から検索/予約/取消選択肢24
を選択実行する。これにより認証システム7が作動し、
認証メニュー63が表示される。そして会員IDとパス
ワードを入力して実行ボタンを選択実行することによっ
て、認証システム7が認証を行い、認証が通れば検索メ
ニュー27が表示される。
【0068】そして取消を行う相乗り情報を表示させる
ように検索メニュー27に検索条件を入力して実行選択
肢32を選択実行する。これにより予約を取消する相乗
り便Wのみが表示された検索結果33と予約/取消/承
諾メニュー34が表示される。そして予約/取消/承諾
メニュー34の予約取消選択肢37を選択実行すること
によって予約の取消情報(予約取消データ)がシステム
サーバ1側に送信され、予約の取消が完了し、システム
サーバ1側は予約が取り消された相乗り便Wの提供者P
側に、予約の取消を連絡する電子メール形式の予約取消
連絡データを送信する。
【0069】5.提供の取消手続き 提供者Pが相乗り便Wの提供をキャンセルする際に行う
手続きであり、図16に示されるように、提供者Pはま
ずメインメニュー22から検索/予約/取消選択肢24
を選択実行する。これにより認証システム7が作動し、
認証メニューが表示される。そして会員IDとパスワー
ドを入力して実行選択肢67を選択実行することによっ
て、認証システム7が認証を行い、認証が通れば検索メ
ニュー27が表示される。
【0070】そして取消を行う相乗り情報のみを表示さ
せるように検索メニュー27に検索条件を入力して実行
選択肢32を選択実行する。これにより提供を取消す相
乗り便Wのみが表示された検索結果33と予約/取消/
承諾メニュー34が表示される。そして予約/取消/承
諾メニュー34の提供取消を選択実行することによって
提供の取消情報(提供取消データ)がシステムサーバ1
側に送信される。そしてその後当該相乗り便Wに予約が
ある場合、システムサーバ1側から予約者Rに提供の取
り消しを連絡する電子メール形式の提供取消連絡データ
が送信され提供の取消が完了する。
【0071】なお相乗り便Wの検索手続きは上記予約登
録手続き又は予約取消手続き又は提供取消手続き等を実
行して、相乗り便Wの検索終了時点で手続きを終了する
ことによって実現される。また会員の登録及び削除はシ
ステムサーバ1側で行うことができ、オペレータがシス
テムサーバ1を作動させて手動で行う。
【0072】次に本相乗り予約システムの作動フローに
ついて説明する。なお作動フローは、作動フローのメイ
ンフローに対して相乗り便登録フローと検索/予約/取
消処理フローの2つのサブルーチンを持ち、前述の各手
続きを実現するように構成されている。以下にメインフ
ロー及び提供データ登録フロー及び検索/予約/取消処
理フローを詳細に説明する。
【0073】1.メインフロー メインフローは図17のフローチャートに示されるよう
に、まずステップS1において予約者R又は提供者Pの
クライアント端末2,3からシステムサーバ1のウェブ
サーバ6に対するアクセスの有無をチェックし、アクセ
スが有ればステップS2に進み、ウェブブラウザにメイ
ンメニュー22を表示させるメインメニューデータをイ
ンターフェース作成部14からウェブサーバ6に送ら
せ、ウェブサーバ6はアクセスのあったクライアント端
末2,3にメインメニューデータを送信する。これによ
りウェブブラウザにはメインメニュー22が表示され
る。
【0074】その後ステップS3に進み、クライアント
端末2,3側からのデータがメインメニュー22の終了
選択肢26を選択実行した場合のデータ(終了データ)
か否かをチェックする。そして終了データの場合はスタ
ートに戻る。また終了データでない場合は、次にステッ
プS4に進みメインメニューの相乗り情報提供選択肢2
3を選択実行した場合のデータ(相乗り提供選択デー
タ)か否かをチェックする。
【0075】そして相乗り提供選択データの場合、提供
者Pが相乗り便Wの提供手続きを行うものと解釈して
「提供データ登録フロー」に進み、相乗り提供選択デー
タではない場合はステップS5に進み、メインメニュー
22の検索/予約/取消選択肢22を選択実行した場合
のデータ(検索/予約/取消データ)か否かをチェック
する。そして検索/予約/取消データの場合は予約者R
又は提供者Pが予約手続き又は予約取消手続き又は提供
取消手続き又は予約承諾手続きを行うものと解釈して
「検索/予約/取消処理フロー」に進む。そして検索/
予約/取消データでは無い場合は相乗り情報を更新して
スタートに戻る。
【0076】これによりクライアント端末2,3からの
データに応じてシステムサーバ1側においては提供デー
タ登録フロー又は検索/予約/取消処理フローが呼び出
され、予約者R及び提供者P側においては、提供データ
登録フロー又は検索/予約/取消処理フローに従って前
述の各種手続きを各メニューから行うことができる。
【0077】2.提供データ登録フロー 提供データ登録フローは提供者Pの相乗り便Wの提供
(登録)手続きを実現するものであり、図18に示され
るように、まずステップS1において認証メニュー63
をウェブブラウザに表示させる認証メニューデータをイ
ンターフェース作成部14からウェブサーバ6に送ら
せ、ウェブサーバ6は認証メニューデータをアクセスの
あったクライアント端末2,3のウェブブラウザに送
る。
【0078】これによってウェブブラウザには認証メニ
ュー63が表示され、相乗り便Wの提供者Pは会員ID
とパスワードを入力して実行選択肢67を選択実行する
ことによってシステムサーバ1側に認証データ(会員I
Dとパスワード)を送信することが可能となる。そして
システムサーバ1側はクライアント端末2側からの会員
IDとパスワードを受信すると、ステップS2に進み認
証システム7を起動させて認証を行う。
【0079】そして認証が通った場合にのみステップS
3に進み、提供登録メニューをウェブブラウザに表示さ
せる提供登録メニューデータをインターフェース作成部
14からウェブサーバ6に送らせ、ウェブサーバ6は提
供登録メニューデータをウェブブラウザに送信する。こ
れによりクライアント端末2のウェブブラウザには提供
登録メニューが表示される。
【0080】そしてウェブブラウザ側において提供登録
メニューから相乗り便Wの提供データを入力して実行選
択肢62を選択実行すると、ウェブブラウザ側から提供
データが送信される。そしてウェブサーバ6側で提供デ
ータを受信すると、ステップS4においてデータ追加部
9を起動して、上記受信した提供データを提供データテ
ーブルに新規のデータ(レコード)として追加する。
【0081】そしてステップS5に進み、最新の相乗り
情報をシステムサーバ1に認識させて、その後メインフ
ローのメインループに戻る。以上のように新規の相乗り
便Wが追加されてシステムに反映される。
【0082】3.検索/予約/取消処理フロー 検索/予約/取消処理フローは、予約手続きと予約の取
消手続きと提供の取消手続きと検索手続きと予約承諾手
続きを実現するものであり、図19に示されるように予
約手続きを行う予約登録フローと予約の取消手続きを行
う予約取消フローと提供の取消手続きを行う提供取消フ
ローと予約承諾を行う予約承諾フローとをサブルーチン
として持つ。
【0083】上記検索/予約/取消フローはまずステッ
プS1においてインターフェース作成部14側から検索
メニュー27をウェブブラウザに表示させる検索メニュ
ーデータをウェブサーバに送らせ、ウェブサーバ6は検
索メニューデータを送信する。これによりクライアント
端末2,3のウェブブラウザには検索メニュー27が表
示される。
【0084】そして予約者R又は提供者Pがウェブブラ
ウザ側において検索メニュー27に検索条件を入力して
実行選択肢32を選択実行すると、ウェブブラウザ側か
ら検索条件のデータが送信される。そしてウェブサーバ
6側で上記検索条件のデータを受信すると、ステップS
2において検索部13を起動し、ウェブサーバ6側から
検索条件のデータを検索部13に渡し、検索部13がデ
ータベース部内8の相乗りデータテーブル19を検索し
て検索条件に合致した相乗りデータを引き出し、インタ
ーフェース作成部14に送る。
【0085】その後インターフェース作成部14は、上
記検索された相乗りデータが挿入された検索結果をウェ
ブブラウザに表示させる検索結果データと予約/取消/
承諾メニューをウェブブラウザに表示させる予約/取消
/承諾メニューデータをウェブサーバ6側に送り、ウェ
ブサーバ6は検索結果データと予約/取消/承諾メニュ
ーデータを送信する。これによりクライアント端末2,
3のウェブブラウザには検索された相乗り便Wの情報と
予約/取消/承諾メニューが表示される。
【0086】そしてステップS3に進み、クライアント
端末2,3側で予約/取消/承諾メニューの予約登録選
択肢36を選択実行した場合のデータ(予約データ)が
送られたか否かをチェックする。そして予約データが送
られた場合は予約登録フローに進み、予約データ以外の
場合はステップS4に進み、クライアント端末2,3側
で予約/取消/承諾メニューの予約承諾選択肢41を選
択実行した場合のデータ(承諾データ)が送られたか否
かをチェックする。
【0087】そして承諾データが送られた場合は予約承
諾フローに進み、承諾データ以外の場合はステップS5
に進み、クライアント端末2,3側で予約/取消/承諾
メニューの予約取消選択肢37を選択実行した場合のデ
ータ(予約取消データ)が送られたか否かをチェックす
る。
【0088】そして予約取消データが送られた場合は予
約取消フローに進み、予約取消データ以外の場合はステ
ップS6に進み、クライアント端末2,3側で提供取消
選択肢38を選択実行した場合のデータ(提供取消デー
タ)が送られたか否かをチェックする。
【0089】そして提供取消データが送られた場合は提
供取消フローに進み、提供取消データ以外の場合はステ
ップS7に進み、クライアント端末2,3側で再度検索
を行うために検索画面に戻るという選択肢39を選択実
行した場合のデータ(再検索データ)が送られたか否か
をチェックする。そして再検索データを受信した場合は
ステップS1にもどる。また再検索データ以外の場合は
メインループに戻る。
【0090】これによりクライアント端末2,3におけ
るメニュー画面の操作によりシステムサーバ1側におい
ては予約フロー又は予約承諾フロー又は予約取消フロー
又は提供取消フローが呼び出され、予約者R又は提供者
P側においては、各フローに従って予約,予約の承諾,
予約及び提供の取消の各手続きを行うことができる。
【0091】次に予約フロー,予約承諾フロー,予約取
消フロー,提供取消フローについて説明する。
【0092】1.予約フロー 図20に示されるように、まずステップS1において認
証メニューをウェブブラウザに表示させる認証メニュー
データをインターフェース作成部14からウェブサーバ
6に送らせ、データ認証データをウェブサーバ6からア
クセスのあったクライアント端末3のウェブブラウザに
送る。
【0093】これによって上記ウェブブラウザには認証
メニューが表示され、予約者Rは会員IDとパスワード
を入力して実行選択肢67を選択実行することによって
システムサーバ1側に認証データ(会員IDとパスワー
ド)を送信することが可能となる。そしてシステムサー
バ1側はクライアント端末3側から会員IDとパスワー
ドが送信されると、ステップS2に進み認証システム7
を起動させて認証を行う。
【0094】そして認証が通った場合にのみステップS
3に進み、インターフェース作成部14から予約登録メ
ニューをクライアント端末2,3に表示させる予約登録
メニューデータをウェブサーバ6に送らせ、ウェブサー
バ6から予約登録メニューデータを送信させる。これに
よってクライアント端末3のウェブブラウザには予約登
録メニュー42が表示される。
【0095】そして予約者Rが、予約登録メニュー42
に、予約を行う相乗り情報のID(提供情報ID)と、
乗込希望地と、目的地と、相乗り人数とを入力して、実
行選択肢48を選択実行することによって提供情報I
D,乗込希望地,目的地,相乗り人数の情報を含んだ予
約データがシステムサーバ1側に送信される。
【0096】そしてシステムサーバ1側は上記予約デー
タを受信すると、ステップS4においてデータ追加部9
を起動して、上記予約データを状況データとして状況デ
ータテーブルに追加し、相乗りデータテーブル19を更
新する。これによって予約が行われた相乗り便Wに対し
て予約の状況データが追加される。
【0097】そしてステップS5に進み、メール作成部
11を起動し、当該相乗り便W提供者Pに電子メールを
送信する。すなわちメール作成部11は、まず予約が行
われた相乗り便Wの提供者Pの電子メールアドレスをデ
ータベース部8(会員データテーブル18)から検索部
13を起動して検索して得るとともに、メールテンプレ
ートテーブル21から予約テンプレートを読みだす。
【0098】次にメール作成部11は、提供者Pの電子
メールアドレスを電子メールのTo:フィールドに、予約
テンプレートをテキストファイルとして本文のフィール
ドに各書き込み、提供者P宛の予約が入った旨の電子メ
ールを自動作成し、当該電子メールを予約情報としてメ
ールサーバ12に送る。これにより提供者に予約情報が
電子メールとして送られる。そしてその後予約フローは
検索/予約/取消/承諾フローに戻る。
【0099】2.予約承諾フロー 図21に示されるように、まずステップS1においてシ
ステムサーバ1が、クライアント端末2において予約承
諾選択肢41を選択実行した場合にクライアント端末2
側から送信される承諾データを受信すると、ステップS
2に進み、認証メニューデータをインターフェース作成
部14からウェブサーバ6に送らせ、認証メニューデー
タをウェブサーバ6からアクセスのあったクライアント
端末2のウェブブラウザに送る。
【0100】これによってウェブブラウザには認証メニ
ュー63が表示され、相乗り便Wの提供者Pは会員ID
とパスワードを入力して実行選択肢67を選択実行する
ことによってシステムサーバ1側に認証データ(会員I
Dとパスワード)を送信することが可能となる。そして
システムサーバ1は、クライアント端末2側からの会員
IDとパスワードを受信すると、ステップS3に進み認
証システム7を起動させて認証を行う。
【0101】この場合の認証は、該当する相乗り便Wの
提供データの提供者Pとこの予約承諾を行う提供者Pが
一致しているか否かをチェックする。なおこのチェック
は入力された会員IDとパスワードが、該当相乗り便W
の提供データの提供者Pのデータと一致するか否かによ
り行うことができる。
【0102】そして相乗り便Wの提供者Pと予約承諾を
行う提供者Pとが一致している場合にのみステップS4
においてデータ追加部9を起動して、上記承諾データを
状況データテーブル17に追加する。これによって予約
が行われた相乗り便Wに対して予約承諾の状況データが
追加される。
【0103】その後ステップS5に進み、メール作成部
11を起動し、予約者Rに電子メールを送信する。すな
わちメール作成部11は、まず予約承諾を行った相乗り
便Wの予約者Rの電子メールアドレスを検索部13を起
動してデータベース部8(会員データテーブル18)か
ら検索して得るとともに、メールテンプレートテーブル
21から予約承諾テンプレートを読みだす。
【0104】そしてメール作成部11は、予約者の電子
メールアドレスを電子メールのTo:フィールドに、予約
承諾テンプレートをテキストファイルとして本文のフィ
ールドに各書き込み、予約者R宛の予約が承諾された旨
の電子メールを自動作成し、予約承諾情報として当該電
子メールをメールサーバ12に送る。これにより予約者
Rに予約承諾情報が電子メールによって送信される。
【0105】そして前述のようにこの時点で予約者Rに
おいては、相乗り便Wの予約が完了する。その後予約承
諾フローは検索/予約/取消/承諾フローに戻る。
【0106】3.予約取消フロー 図22に示されるように、まずシステムサーバ1が、ス
テップS1においてクライアント端末3において予約取
消選択肢37を選択実行した場合にクライアント端末3
側から送信される予約取消データを受信すると、ステッ
プS2に進み、認証メニューデータをインターフェース
作成部11からウェブサーバ6に送らせ、該認証メニュ
ーデータをウェブサーバ6からアクセスのあったクライ
アント端末3のウェブブラウザに送る。
【0107】これによってウェブブラウザには認証メニ
ュー63が表示され、相乗り便Wの予約者Rは会員ID
とパスワードを入力して実行選択肢67を選択実行する
ことによってシステムサーバ1側に認証データ(会員I
Dとパスワード)を送信することが可能となる。そして
クライアント端末2,3側から会員IDとパスワードが
送信されると、ステップS3に進み認証システム7を起
動させて認証を行う。
【0108】この場合の認証は、該当する相乗り便Wの
提供データの予約者Rとこの予約取消を行う予約者Rが
一致しているか否かをチェックする。なおこのチェック
は入力された会員IDとパスワードが、該当相乗り便W
の相乗りデータの予約者Rのデータと一致するか否かに
より行うことができる。
【0109】そして相乗り便Wの相乗りデータの予約者
Rと予約取消を行う予約者Rとが一致している場合にの
みステップS4においてデータ追加部9を起動して、上
記予約取消データを状況データとして状況データテーブ
ル17に追加して、予約データを削除する。これによっ
て予約が行われた相乗り便Wに対して予約情報が削除さ
れる。
【0110】その後ステップS5に進み、メール作成部
11を起動し、提供者Pに電子メールを送信する。すな
わちメール作成部11は、該当相乗り便Wの提供者Pの
電子メールアドレスを検索部13を起動してデータベー
ス部8(会員データテーブル18)から検索して得ると
ともに、メールテンプレートデータテーブル21から予
約キャンセルテンプレートを読みだす。
【0111】そしてメール作成部11は、上記提供者P
の電子メールアドレスを電子メールのTo:フィールド
に、予約取消テンプレートをテキストファイルとして本
文のフィールドに書き込み、提供者P宛の予約が取り消
された旨の電子メールを自動作成し、予約取消情報とし
て当該電子メールをメールサーバ12に送る。これによ
り提供者Pに予約取消情報が電子メールとして送られ
る。そしてその後予約承諾フローは検索/予約/取消/
承諾フローに戻る。
【0112】4.提供取消フロー 図23に示されるように、まずシステムサーバ1が、ス
テップS1において提供取消選択肢38を実行した場合
にクライアント端末2側から送信される予約取消データ
を受信すると、ステップS2に進み、認証メニューデー
タをインターフェース作成部14からウェブサーバ6に
送らせ、該認証メニューデータをウェブサーバからアク
セスのあったクライアント端末2のウェブブラウザに送
信する。
【0113】これによってウェブブラウザには認証メニ
ュー63が表示され、相乗り便Wの提供者Pは会員ID
とパスワードを入力して実行ボタン67を実行すること
によってシステムサーバ1側に認証データ(会員IDと
パスワード)を送信することが可能となる。そしてクラ
イアント端末2側からの会員IDとパスワードとを受信
すると、ステップS3に進み認証システム7を起動させ
て認証を行う。
【0114】この場合の認証は、該当する相乗り便Wの
提供者Pと、この提供取消を行う提供者Pとが一致して
いるか否かをチェックする。なおこのチェックは入力さ
れた会員IDとパスワードが、該当相乗り便Wの提供者
Pのデータと一致するか否かにより行うことができる。
【0115】そして相乗り便Wの提供者Pと提供取消を
行う提供者が一致している場合にのみステップS4にお
いてデータ追加部9を起動して、上記提供取消データを
状況データとして状況データテーブル17に追加する。
【0116】その後ステップS5に進み、提供取消が行
われた相乗り便Wの相乗りデータに予約データが付加さ
れているか否かをチェックする。そして予約データが付
加されている場合は、ステップS6に進み、メール作成
部11を起動し、当該予約者Rに電子メールを送信す
る。すなわちメール作成部11は、この提供を取り消す
相乗り便Wの予約者Rの電子メールアドレスを検索部1
3を起動してデータベース部8(会員データテーブル1
8)から検索して得るとともに、メールテンプレートデ
ータテーブル21から提供取消テンプレートを読みだ
す。
【0117】そしてメール作成部11は、上記予約者R
の電子メールアドレスを電子メールのTo:フィールド
に、提供取消テンプレートをテキストファイルとして本
文のフィールドに各書き込み、予約者R宛の提供がキャ
ンセルされた旨の電子メールを提供取消情報として自動
作成する。
【0118】そしてステップS7に進み検索部13を起
動して、予約データの情報を検索条件として検索部13
を自動作動させ、当該提供が取り消される相乗り便Wの
代替えとなる代替え便を検索させ、ステップS8に進
み、代替え便の有無をチェックする。
【0119】そして代替え便がある場合は、ステップS
9に進み、代替え便の情報をメール作成部11に送り、
メール作成部11が上記自動作成された電子メールの本
文に代替え便の情報を追加して、ステップS10に進
み、上記電子メールをメールサーバ12に送る。
【0120】なおステップS8において代替え便がない
場合は、そのままステップS10に進み、上記電子メー
ルをメールサーバに送る。これにより予約者Rには、提
供取消情報が電子メールとして送られる。このとき代替
え便がある場合は代替え便の情報が提供取消情報に付加
されて送信されるため、予約者Rは提供取消情報の電子
メールを代替え便の予約に利用することができる。
【0121】その後ステップS11に進み、取消された
相乗り便Wの状況データに取消が行われたことを示す取
消フラグを立てる。なお取消フラグは検索部13が使用
し、当該相乗り便Wの提供者P及び予約者Rの相乗り情
報の検索時には、取消フラグを無視してすべてのレコー
ドから相乗り便Wを検索し、上記以外の予約者R及び提
供者Pが相乗り便Wを検索する際には、検索対象レコー
ドから外す。
【0122】これにより提供取消がなされた相乗り便W
は、当該相乗り便Wの提供者P及び予約者Rにのみ表示
され、当該相乗り便Wの提供者P及び予約者R以外には
表示されずに隠される。そしてその後予約承諾フローは
検索/予約/取消/承諾フローに戻る。なおステップS
5において当該相乗り便Wに対して予約データが追加さ
れていない場合は直接ステップ11に進む。
【0123】本発明の相乗り予約システムは以上のよう
に構成されており、相乗りの予約者Rは、予約センタ施
設Aのシステムサーバ1に対してアクセスして予約の手
続きを行うことにより、システムサーバ1が自動的に、
予約者Rからの予約データに基づいて相乗り便Wの提供
者Pに予約情報を送信し、提供者Pからの予約承諾を受
信した後に予約者Rに予約承諾情報を送信することによ
り相乗りの予約を完了させ、予約者Rが提供者Pと直接
コンタクトを取ることなく、相乗りの予約が完了し、予
約者Rは相乗り便Wを利用することができる。
【0124】一方相乗りの提供者Pにおいては、予約セ
ンタ施設A側(システムサーバ1)からの情報(電子メ
ール)により予約情報を確認することができ、また予約
の承諾を予約者個人ではなく予約センタ施設Aに送るこ
とによって予約の承諾を完了することができる。
【0125】すなわち予約承諾等の提供者P側の予約に
対する手続きは、予約センタ施設A側に対して行われ、
上記手続き等を容易に行うことができるほか、予約の管
理等を予約センタ施設Aに任せることができるため、提
供者Pが各予約者Rと個別にコンタクトを取る場合に比
較して、相乗り便Wに対する予約の管理が容易となる。
【0126】このときシステムサーバ1がウェブサーバ
6を備え、クライアント端末2,3側にウェブサービス
によってメニュー等を提供し、クライアント端末2,3
のウェブブラウザの情報を受信することにより相乗りの
予約や提供、あるいは相乗りや予約の提供の取消の処理
を行う。
【0127】このため通信網としてパケット通信網やイ
ンターネットを使用することができるだけでなく、相乗
り予約等を行うための特別なクライアント端末やアプリ
ケーションを使用する必要が無く、クライアント端末
2,3として携帯電話等を使用してより容易に相乗りの
予約等を行うことができる。
【0128】なおシステムをバージョンアップする際に
はシステムサーバ1側のアップグレードのみで良く、シ
ステムのアップグレード等も容易である。またクライア
ント端末2,3が携帯電話であるため、相乗り予約の手
続き等を場所を選ばずに行うことができ、手続きの自由
度が高くなる。
【0129】さらにGPS等を応用して相乗り便Wの位
置をリアルタイムで確認することによって、相乗り便W
の予約をリアルタイムに行うように構成することもでき
る。この場合もクライアント端末2,3が携帯電話であ
ると、システムの自由度が上がり効果が向上する。さら
に提供者Pが宅配便等の輸送業種の配達員(自動車)の
場合も、リアルタイムに自動車の位置を把握することが
できるため、相乗りを円滑に行うことができる。
【0130】一方予約情報,予約承諾情報が電子メール
により構成されるため、予約者R及び提供者Pはパーソ
ナルコンピュータや携帯情報端末(PDA),携帯電話
等の通信端末によって予約情報,予約承諾情報を読むこ
とができ、相乗りの予約に関する予約者Rや提供者Pへ
の連絡を容易に、且つ確実に行うことができる。
【0131】すなわち予約者R及び提供者Pには相乗り
便Wの予約に関する連絡がシステムサーバ1側からの電
子メールにより行われ、予約ミス等を防止することがで
き、特に相乗り便Wの予約は、提供者Pからの予約承諾
の電子メールがシステムサーバ1側に送られた後に完了
するため、情報の行き違い等による予約漏れ等を防止す
ることができ、予約の確実性は高い。
【0132】また上記提供者Pが予約情報を読んだ端末
をクライアント端末2として予約の承諾手続きを行うこ
とや、予約者Rが予約手続きを行ったクライアント端末
によって予約承諾情報を読んだりすることもできるた
め、各手続きを効率よく行うこともできる。
【0133】さらに予約者R及び提供者Pへの電子メー
ルに、予約者R又は提供者Pの電話番号等直接連絡する
ことが可能な情報を添付しても良い。この場合は当日の
急な変更事項等にも容易に対応することが可能となる。
【0134】なおシステムサーバ1側には、検索部13
が備えられているおり、予約者Rは検索部13によって
希望するコースを経由する相乗り便Wを容易に検索し
て、予約者R側のクライアント端末3に表示させること
ができ、予約者Rは相乗り予約をより容易に行うことが
できる。
【0135】一方予約又は提供を取り消す場合も、提供
者P及び予約者Rに電子メールによって予約取消情報又
は提供取消情報が送信され、提供者P及び予約者Rへの
情報の伝達が確実に行われる。特に提供を取り消す場
合、代替え便をシステムサーバ1が自動検索して、代替
え便が存在している場合は、該当相乗り便Wの予約者R
に代替え便の情報が提供取消情報に付加されて送信され
るため、予約者Rは代替え便の検索を容易に行うことが
でき、予約変更が容易である
【0136】また上記のように提供者P及び予約者Rが
予め登録された会員である会員制のシステムであるた
め、システムのセキュリティーは比較的高く、課金等も
容易となり、ビジネスモデルとしての展開も容易であ
る。さらに提供者P及び予約者R宛の電子データの送信
先等も会員のデータベースから検索して決定することが
でき、システムの一層の自動化を図ることもできる。
【0137】なお予約者の予約端末となるクライアント
端末3及び提供者の通信端末となるクライアント端末2
を携帯電話とすることによって、各手続き及び電子メー
ルの受信を携帯電話によって行うことができ、電子メー
ルを予約者R又は提供者Pにより確実に届けることがで
きるほか、場所を選ばずに手続き等を行うことができ
る。
【0138】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、予約センタ施設のシステムサーバが予約データ
を受信すると、自動的にこの予約データに基づいて相乗
り便の提供者に予約の連絡を行い、提供者からの予約承
諾を受けた後に予約者に予約承諾連絡を行うことにより
相乗りの予約を完了させる。このため予約者と提供者が
直接連絡を取り合う必要が無く、相乗り予約を円滑に行
うことができるという効果がある。
【0139】このときシステムサーバ側に、検索手段と
検索結果表示手段とを設けることによって、予約者側が
希望するコースを経由する相乗り便を容易に検索するこ
とができ、相乗り予約はさらに容易になるという利点が
ある。
【0140】また予約情報及び予約承諾情報を電子メー
ルとすることによって、予約者及び提供者は電子データ
受信端末としてパーソナルコンピュータや携帯情報端末
(PDA),携帯電話等を使用することができ、予約者
や提供者との連絡を容易に、且つ確実に行うことができ
る。
【0141】一方システムサーバに予約取消手段と予約
取消連絡手段とを設けることによって、予約の取消(キ
ャンセル)が自動的に行われ、且つ提供者にシステムサ
ーバ側から取消の連絡が送信されるため、予約の取り消
し時にも提供者と予約者とが直接連絡を取り必要が無
く、予約の取り消しが容易に行われるという利点もあ
る。そして予約取消情報を電子メールとすることによっ
て、提供者への連絡を容易且つ確実に行うことができ
る。
【0142】一方提供者側に通信端末を設け、システム
サーバが提供情報受信手段を備えることにより、提供者
が相乗り便のデータ(提供データ)を通信端末からリモ
ートでシステムサーバに提供することができ、相乗り便
の提供を容易に行うことができる。
【0143】さらにシステムサーバに提供取消手段と提
供取消連絡手段を設けることによって、提供の取消(キ
ャンセル)が自動的に行われ、この取り消された相乗り
便の予約者にシステムサーバ側から相乗り便の取消情報
が送信されるため、相乗り便の取り消し時にも提供者と
予約者とが直接連絡を取る必要が無く、相乗り便の取り
消しが容易に行われるという利点もある。そして提供取
消情報を電子メールとすることによって、予約者への連
絡を容易且つ確実に行うことができる。
【0144】またシステムサーバ側に代替え便検索手段
を設けることによって、相乗り便が取り消された場合、
当該相乗り便に対して予約を行っていた予約者に対して
代替え便の情報を送ることができ、これによって予約者
は代替え便を容易に知ることができ、代替え便に対して
予約等を容易に行うことができる。
【0145】一方システムサーバと各端末とがウェブサ
ーバとウェブブラウザによって通信するように構成する
ことによって、通信網としてパケット通信網やインター
ネットを使用することができ、ウェブサーバからWWW
(World Wide Web)に発信されるウェブページをシステ
ムサーバと通信を行う端末側に表示させることによっ
て、各操作を行うインターフェース(メニュー等)を端
末側に表示させて、予約等の各種手続きを行うことがで
きる。
【0146】これにより端末側に特別な専用のアプリケ
ーションをインストールする必要が無く、携帯電話等に
より容易に相乗りの予約等を行うことができる他、シス
テムをバージョンアップする際にはシステムサーバ側の
アップグレードのみで良く、システムのアップグレード
等も容易となる。
【0147】また提供者及び予約者が予め登録された会
員である会員制のシステムとすることによって、システ
ムのセキュリティーが高まり、課金等も容易となるほ
か、提供者及び予約者宛の電子データの送信先等も会員
のデータベースから検索して決定することができ、シス
テムの一層の自動化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】相乗り予約システムを使用した場合の相乗り移
動の概要を示す概念図である。
【図2】相乗り予約システムの概要を示すブロック図で
ある。
【図3】相乗り予約の流れを示すブロック図である。
【図4】システムサーバのブロック図である。
【図5】携帯電話に表示されるメインメニューである。
【図6】携帯電話に表示される検索メニューである。
【図7】携帯電話に表示される検索結果と予約/取消/
承諾メニューである。
【図8】携帯電話に表示される予約登録メニューであ
る。
【図9】携帯電話に表示される提供登録メニューであ
る。
【図10】携帯電話に表示される認証メニューである。
【図11】提供データ登録手続き時のメニューの流れを
示す。
【図12】予約手続き時のメニューの流れを示す。
【図13】予約手続きにから予約が完了するまでのフロ
ー図である。
【図14】予約承諾手続き時のメニューの流れを示す。
【図15】予約取消手続き時のメニューの流れを示す。
【図16】提供取消手続き時のメニューの流れを示す。
【図17】作動フローのメインフローのフローチャート
である。
【図18】提供データ登録フローのフローチャートであ
る。
【図19】検索/予約/取消処理フローのフローチャー
トである
【図20】予約フローのフローチャートである。
【図21】予約承諾フローのフローチャートである。
【図22】予約取消フローのフローチャートである。
【図23】提供取消フローのフローチャートである。
【符号の説明】
1 システムサーバ 2 クライアント端末(通信端末) 3 クライアント端末(予約端末) 6 ウェブサーバ 13 検索部(検索手段) 18 会員データテーブル(会員のデータベース) A 予約センタ施設 P 提供者 R 予約者 W 相乗り便

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相乗りの利用予約を行う相乗り予約者
    (R)側の予約端末(3)と、相乗り可能な相乗り便
    (W)が予め登録されている予約センタ施設(A)と、
    該予約センタ施設(A)において、前記相乗り便(W)
    のデータを備えて上記予約端末(3)とコンピュータネ
    ットワークを介して通信を行うシステムサーバ(1)と
    を設け、該システムサーバ(1)が、上記相乗り便
    (W)のデータから所定の相乗り便(W)を上記予約端
    末(3)に表示せしめる相乗り便(W)表示手段と、予
    約端末(3)側から送信される相乗りの予約データを受
    信し、該相乗り予約に該当する相乗り便(W)の提供者
    (P)の電子データ受信端末側に、相乗り予約情報を送
    信処理する予約連絡手段と、上記予約連絡データに対す
    る提供者(P)側からの予約承諾データを受信し、上記
    予約者(R)の電子データ受信端末側に、予約承諾情報
    を送信処理する予約承諾連絡手段とを備え、予約データ
    に対する予約承諾情報を予約者(R)に送信することに
    よって相乗りの予約を完了させる相乗り予約システム。
  2. 【請求項2】 システムサーバ(1)側が、所定の条件
    に基づいて相乗り便(W)のデータから相乗り便(W)
    を検索する検索手段(13)と、予約端末(3)側から
    の検索条件データを受信し、検索結果を予約端末(3)
    側に表示させる検索結果表示手段とを備えた請求項1の
    相乗り予約システム。
  3. 【請求項3】 相乗り予約情報及び予約承諾情報が電子
    メールからなる請求項1又は2の相乗り予約システム。
  4. 【請求項4】 システムサーバ(1)が、予約端末
    (3)側から送信される相乗りの予約取消データを受信
    して相乗りの予約を取り消す予約取消手段と、予約が取
    り消される相乗り便(W)の提供者の電子データ受信端
    末側に、予約の取消情報を送信処理する予約取消連絡手
    段とを備えた請求項1又は2又は3の相乗り予約システ
    ム。
  5. 【請求項5】 予約取消情報が電子メールからなる請求
    項4の相乗り予約システム。
  6. 【請求項6】 提供者(P)側がシステムサーバ(1)
    側へのデータ送信が可能な通信端末(2)を備え、シス
    テムサーバ(1)が、前記通信端末(2)からの相乗り
    便(W)の提供データを受信する提供情報受信手段を備
    える請求項1又は2又は3又は4又は5の相乗りの予約
    システム。
  7. 【請求項7】 提供者(P)側がシステムサーバ(1)
    側へのデータ送信が可能な通信端末(2)を備え、シス
    テムサーバ(1)が、前記通信端末(2)からの相乗り
    便(W)の提供を取り消す提供取消データを受信して相
    乗り便(W)の提供を取り消す提供取消手段と、当該相
    乗り便(W)に対応する相乗り予約の予約者の電子デー
    タ受信端末側に、提供の取消情報を送信処理する提供取
    消連絡手段とを備えた請求項1又は2又は3又は4又は
    5又は6の相乗り予約システム。
  8. 【請求項8】 提供取消情報が電子メールからなる請求
    項6又は7の相乗りの予約システム。
  9. 【請求項9】 システムサーバ(1)側に、提供取消デ
    ータに基づいて検索手段(13)を起動して、取り消さ
    れる相乗り便(W)の代替え便を検索する代替え便検索
    手段を設け、代替え便検索手段によって出力された代替
    え便の情報を提供取消情報に含める請求項7又は8の相
    乗り予約システム。
  10. 【請求項10】 システムサーバ(1)が端末側との通
    信用のウェブサーバ(6)を備え、システムサーバ
    (1)に対する通信用の端末が、ウェブブラウザが起動
    可能なパーソナルコンピュータ又は携帯情報端末、ある
    いはウェブサーバ(6)から送信されるHTMLに基づ
    いたマークアップ言語を処理して表示することができる
    携帯電話である請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6又は7又は8又は9の相乗りの予約システム。
  11. 【請求項11】 提供者(P)及び予約者(R)が予め
    登録された会員であり、システムサーバ(1)側が前記
    会員のデータベース(18)を備え、該データベース
    (18)が少なくとも各会員のIDとパスワードのデー
    タを持つ請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は
    7又は8又は9又は10の相乗りの予約システム。
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