JP5893817B1 - 濃度計及び内視鏡リプロセッサ - Google Patents

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Abstract

本発明の濃度計は、開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部と、前記開口部を封止した透過膜と、前記透過膜から所定の距離離れて前記透過膜に対向する保水部と、前記透過膜及び前記保水部の間の隙間と、前記本体部の外部空間とを連通する開口である流出入部と、を備える。

Description

本発明は、溶液の濃度を測定する濃度計及び内視鏡リプロセッサに関する。
医療分野において使用される内視鏡は、使用後に洗浄処理及び消毒処理が施される。また、内視鏡の洗浄処理及び消毒処理を自動的に行う内視鏡リプロセッサが知られている。内視鏡リプロセッサに消毒液等の溶液の使用の可否を自動的に判定する機能を持たせる場合には、溶液の濃度を測定する濃度計が必要となる。
濃度計は、例えば日本国特開2009−216523号公報に開示されているように、特定の気体やイオンを選択的に透過する透過膜と電極を用いた形態のものが知られている。この形態の濃度計を用いて溶液の濃度を測定する場合には、透過膜が設けられた部位であるセンサ部を溶液中に浸漬する。
溶液の濃度を測定するための透過膜を備える濃度計は、センサ部が空気中に放置されている状態では透過膜が乾燥する。透過膜が乾燥している場合、透過膜が湿潤状態である場合に比して、透過膜が溶液中に浸漬されてから溶液の濃度の安定した測定結果が得られるようになるまでにより長い待機時間が必要となる。このため、透過膜を備える濃度計によって、より短い時間で溶液の濃度測定結果を得るには、センサ部が空気中に存在している状態でも透過膜を湿潤状態に保つ必要がある。
本発明は、上述した点を解決するためのものであって、センサ部が空気中に存在している場合においても、透過膜を長い時間湿潤状態に保つことが可能な濃度計及び内視鏡リプロセッサを提供することを目的とする。
本発明の一態様による濃度計は、所定の溶液の濃度を測定する濃度計であり、開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部と、前記開口部を封止した透過膜と、記透過膜に対向する保水部と、前記透過膜及び前記保水部の間の隙間と、前記本体部の外部空間とを連通する開口である流出入部と、を有し、前記透過膜と前記保水部とは、空気中において、表面張力によって前記溶液が前記透過膜と前記保水部とに接触して保持される距離離れている
また、本発明の別の態様による濃度計は、開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部と、前記開口部を封止した透過膜と、前記透過膜から所定の距離離れて前記透過膜に対向する保水部と、前記透過膜及び前記保水部の間の隙間と、前記本体部の外部空間とを連通する開口である流出入部と、測定対象となる溶液よりも比重が小さく、かつ空気よりも比重が大きいフロートと、を有し、前記フロートは、前記本体部に対して第1の位置及び第2の位置の間で相対的に移動可能であり、前記透過膜が前記溶液中に浸漬している場合には、浮力によって前記第1の位置に移動して前記流出入部を前記本体部の外部に露出し、前記透過膜が空気中に露出している場合には、自重によって前記第2の位置に移動して前記流出入部を閉塞又は狭窄する。
また、本発明の一態様による内視鏡リプロセッサは、溶液を貯留する貯留容器と、前記貯留容器内に固定され、開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部、及び、前記開口部を封止した透過膜を有する濃度計と、前記透過膜から所定の距離離れて前記透過膜に対向する対向面を有し、前記透過膜及び前記対向面の間の隙間と前記貯留容器内の空間とを連通する流出入部が形成されるように前記貯留容器内に固定された保水部と、を有する。
第1の実施形態の濃度計のセンサ部の構成を示す断面図である。 第1の実施形態のセンサ部の斜視図である。 図1のIII-III断面図である。 第1の実施形態のセンサ部において、隙間に溶液が滞留している状態を示す断面図である。 第1の実施形態の保水部の変形例を示す図である。 第2の実施形態の濃度計において、フロートが第1の位置にある場合のセンサ部の斜視図である。 第2の実施形態の濃度計において、フロートが第2の位置にある場合のセンサ部の斜視図である。 第2の実施形態の濃度計において、フロートが第1の位置にある場合のセンサ部の断面図である。 第2の実施形態の濃度計において、フロートが第2の位置にある場合のセンサ部の断面図である。 第3の実施形態の濃度計のセンサ部の斜視図である。 第3の実施形態の濃度計のセンサ部の断面図である。 第3の実施形態の保水部の変形例を示す図である。 第4の実施形態の内視鏡リプロセッサの構成を示す図である。 第4の実施形態の内視鏡リプロセッサにおいて、貯留容器から全ての溶液を排出した状態を示す図である。 第5の実施形態の内視鏡リプロセッサの貯留容器の構成を示す図である。
以下に、本発明の好ましい形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
なお、以下の説明において、上方とは比較対象に対してより地面から遠ざかった位置のことを指し、下方とは比較対象に対してより地面に近づいた位置のことを指す。また、以下の説明における高低とは、重力方向に沿った高さ関係を示すものとする。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の実施形態の一例としての第1の実施形態を説明する。図1に示す濃度計1は、溶液10(図1には不図示)の濃度を測定する際に当該溶液10中に浸漬されるセンサ部2を備える。
センサ部2は、開口部3aが設けられた容器状の本体部3を備える。開口部3aは、透過膜4によって封止されている。本体部3の開口部3aよりも内側には、内部液5と電極6が収容されている。透過膜4は、溶液中の所定の分子が透過する多孔を有する。透過膜4を構成する材料は、濃度計1によって濃度測定する対象である溶液10の種類に応じて選択されるものであり、特に限定されるものではない。
電極6と透過膜4とは内部液5によってつながった状態となっている。ここで言う「つなぐ」とは、透過膜4を透過して内部液5中に到達した測定対象である物質が、内部液5を媒体として電極6に到達できる状態を指す。
透過膜4の本体部3の外側の空気に触れる面である外面4aの形状は、本実施形態では一例として平面状である。なお、透過膜4の外面4aの形状は、平面状に限られるものではなく、円筒面状や球面状等の曲面であってもよい。外面4aは、溶液10の濃度測定時に、透過膜4が溶液10と触れる箇所であると言い換えることができる。
図2に示すように、本実施形態では一例として、本体部3は円筒形状であり、開口部3aは本体部3の一方の端面に設けられた円形状の有底の穴部である。したがって、円形状の開口部3aを封止する透過膜4の外面4aは、円形状である。なお、本体部3の外形及び開口部3の形状は本実施形態に限られるものではない。例えば、本体部3は、四角柱状の外形であってもよい。また、例えば開口部3aは、本体部3の端面ではなく側面に設けられていてもよい。
また、例えば開口部3aは、本体部3に複数設けられる形態であってもよい。本体部3に複数の開口部3aが設けられる場合には、全ての開口部3aが、1つ又は複数の透過膜4によって封止される。
電極6は、制御部8に電気的に接続されている。濃度計1は、センサ部2の他に、制御部8に電気的に接続された参照電極7を備える。参照電極7が配設される位置は濃度計1が用いる測定原理に応じて定められるものであり、特に限定されるものではなく、参照電極7は本体部3内に配設されてもよいし本体部3外に配設されてもよい。
濃度計1は、制御部8において、電極6及び参照電極7の両電極間に生じる電位差の変化、又は両電極間に流れる電流値の変化を計測し、この計測値に基づいてセンサ部2が浸漬されている溶液10の濃度を測定する。このような、電気化学センサの測定原理や構成は周知のものであるため、詳細な説明は省略するものとする。
また、濃度計1は、保水部11を備えている。保水部11は、透過膜4の外面4aに対向する位置に配設されている。保水部11は、透過膜4に対して位置が固定されている。保水部11は、透過膜4の外面4aから所定の距離だけ離れ、外面4aに沿って延在する対向面11aを有する。言い換えれば、保水部11の対向面11aは、透過膜4の外面4aから所定の距離だけ離れた状態で、透過膜4の外面4aを覆う部位である。
前述のように、本実施形態では一例として透過膜4の外面4aが平面状であることから、外面4aに沿って延在する保水部11の対向面11aの形状も平面状である。例えば、透過膜4の外面4aが外側に向かって凸状の円筒面である場合には、保水部11の対向面11aは内側に向かって凹状の円筒面となる。
なお、対向面11aは、透過膜4の外面4aの全体を覆う形状であってもよいし、透過膜4の外面4aの一部を覆う形状であってもよい。対向面11aが透過膜4の外面4aの一部を覆う形状である場合には、対向面11aは、透過膜4と開口部3aとが重なる領域を覆う形状であることが好ましい。言い換えれば、対向面11aは、本体部3を外方から見た場合に、少なくとも開口部3aを覆う部材であることが好ましい。
なお、例えば開口部3aが複数設けられる場合には、保水部11は、全ての開口部3aを覆うように配設される。この場合、保水部11は、1つの部材からなり複数の開口部3aの全体を覆う形態であってもよいし、複数の開口部3aのそれぞれに対応して配設される複数の部材に分割される形態であってもよい。
本実施形態では一例として、図2に示すように、保水部11は、円板状の部材であり、一方の面である対向面11aが、円形状である透過膜4の外面4aに対向し、外面4aから所定の距離だけ離間して配設されている。
以上に説明したように、透過膜4の外面4aと保水部11の対向面11aとの間には、所定の距離の幅の隙間13が形成されている。この隙間13は、1つ又は複数の開口部である流出入部12を介して、センサ部2の周囲の空間と連通している。溶液10を含む液体は、流出入部12を経由して隙間13に流出入可能である。
本実施形態では一例として、本体部3と保水部11とは、両者間に架設された1つ又は複数の脚部11bによって連結され、互いの位置が固定されている。脚部11bは、本体部3の外周部と保水部11の外周部とを連結しており、脚部11bが複数である場合には、脚部11bは、周方向に離間して配設される。本実施形態では、周方向に複数の脚部11bが所定の間隔で配置されており、隣り合う脚部11bの間の空間が、隙間13とセンサ部2の周囲の空間とを連通する流出入部12となる。なお、流出入部12は、例えば本体部3及び保水部11の少なくとも一方を貫通し、隙間13とセンサ部2の周囲の空間とを連通する穴部であってもよい。
透過膜4の外面4aと保水部11の対向面11aとの間の隙間13の幅は、図4に示すように、隙間13内を溶液10によって満たした後にセンサ部2を空気中に露出させた際に、溶液10が表面張力によって流出入部12から流出せずに隙間13内に留まる値とされる。すなわち、隙間13の幅は、溶液10の表面張力に応じて定められる。このように、隙間13の幅は、特に限定されるものではなく、対象となる溶液10の粘度や、透過膜4の外面4a及び保水部11の対向面11aの濡れ性等により適宜に定められる。
以上に説明したように、本実施形態の濃度計1は、開口部3aを有し内部液5及び電極6を収容した本体部3と、開口部3aを封止する透過膜4と、透過膜4から所定の距離離れて透過膜4に対向する保水部11と、透過膜4及び保水部11間の隙間13と本体部3の周囲の空間とを連通する流出入部12と、をセンサ部2に備える。
このような構成を有する濃度計1によって溶液10の濃度を測定する場合には、センサ部2を溶液10中に浸漬する。この際、溶液10は、流出入部12を経由して隙間13内に流入し、透過膜4の外面4aと溶液10とが接触する。そして隙間13内に溶液10が流入した後は、センサ部2が溶液10中から空気中に露出した場合であっても、図4に示すように、溶液10が表面張力によって隙間13内に留まり続ける。センサ部2が空気中に露出した状態であっても溶液10が隙間13内に留まるのは、表面張力の作用によるものであるため、センサ部2の姿勢が、流出入部12が隙間13の重力方向下方において開口する姿勢となっても、溶液10は隙間13内に留まる。
したがって、本実施形態の濃度計1は、センサ部2が空気中に露出している場合においても、透過膜4を溶液10による湿潤状態に長時間保つことができる。透過膜4を溶液10による湿潤状態に保つことによって、センサ部2を溶液10中から空気中へ露出させた後に、再び溶液10の濃度測定が行えるようになるまでの待機時間を短縮することができる。
センサ部2を溶液10中に浸漬する際には、溶液10が流出入部12を介して隙間13内に流入するため、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13に滞留していた溶液10は隙間13内から排出される。このため、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13に滞留していた、いわば古い溶液10が、濃度計1による測定結果に影響を及ぼすことが防止される。
なお、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13内に溶液10を滞留させるには、透過膜4の外面4aは親水性であることが好ましい。透過膜4の外面4aは、例えば親水化処理を施すことによって、親水性を高めることができる。また、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13内に溶液10を滞留させるには、保水部11の対向面11aは、疎水性であることが好ましい。保水部11を例えばポリプロピレン等によって構成し、対向面11aにシリコン系の撥水コーティングを施すことによって、対向面11aの疎水性を高めることができる。
濃度計1の変形例について、図5を参照して説明する。図5に示す変形例では、保水部11の対向面11aを、中央部11aaと、当該中央部11aaの周囲を囲う外周部11abとの2つの領域に分け、外周部11abに中央部11aaよりも強い疎水性を持たせている。このような本変形例であれば、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13内に滞留する溶液10が、外周部11abに比して疎水性の弱い中央部11aaに集まるため、透過膜4を確実に湿潤状態に保つことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図6から図9に示すように、本実施形態の濃度計1は、センサ部2にフロート17を備える点が、第1の実施形態と異なる。フロート17は、溶液10よりも比重が小さく、空気よりも比重が大きい。
本実施形態では一例として、フロート17は、本体部3の外側において本体部3に対して軸方向に摺動する円筒状の部材である。フロート17は、本体部3の軸方向に離れた第1の位置と第2の位置との間で、本体部3に対して相対的に移動可能である。第1の位置は、センサ部2を透過膜4が設けられた端部を重力方向下方に向けた姿勢とした場合において、第2の位置よりも重力方向上方である。
フロート17は、センサ部2が透過膜4が設けられた端部を重力方向下方に向けた姿勢で溶液10中に浸漬されている場合に、溶液10との比重差によって生じる浮力によって第1の位置に移動する。図6及び図8は、フロート17が第1の位置に位置している状態を示している。
一方、フロート17は、センサ部2が、透過膜4が設けられた端部を重力方向下方に向けた姿勢で空気中に露出している場合には、自重によって第2の位置に移動する。図7及び図9は、フロート17が第2の位置に位置している状態を示している。
フロート17は、フロート17が第1の位置に位置している場合には流出入部12をセンサ部2の外部に露出し、フロート17が第2の位置に位置している場合には流出入部12を閉塞又は狭窄する、蓋部17aを備える。
すなわち、蓋部17aは、センサ部2が溶液10中に浸漬されている場合には、流出入部12を開放し、センサ部2が空気中に露出されている場合には、流出入部12を閉塞又は狭窄する。
このような構成を有する本実施形態の濃度計1によって溶液10の濃度を測定する場合には、センサ部2を、透過膜4が設けられた端部を重力方向下方に向けた姿勢で溶液10中に浸漬する。この際、フロート17が図6及び図8に示すように第1の位置に移動し、流出入部12はセンサ部2の外部に露出した状態となる。したがって、溶液10は、流出入部12を経由して隙間13内に流入し、透過膜4の外面4aと溶液10とが接触する。
そして、濃度の測定後、センサ部2を溶液10中から空気中に引き出した場合、第1の実施形態で説明したように、溶液10は表面張力によって隙間13内に留まり続ける。またこのとき、フロート17は、図7及び図9に示すように、自重によって第2の位置に移動するため、流出入部12は蓋部17aによって閉塞又は狭窄される。
したがって、本実施形態では、センサ部2が空気中に露出されている場合において、隙間13内に滞留している溶液10の蒸発を防止又は抑制することができ、第1の実施形態に比して、より長い時間、透過膜を湿潤状態に保つことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。以下では第1の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
図10及び図11に示すように、本実施形態の濃度計1は、保水部11にメッシュ部11cを備える点が第1の実施形態と異なる。本実施形態の保水部11は板状の部材であり、メッシュ部11cは、保水部11を厚さ方向に貫通する複数の孔が設けられた部位である。
メッシュ部11cに設けられた個々の孔は、図11に示すように、センサ部2が空気中に露出している場合において、溶液10が表面張力によって貫通孔内に留まる内径を有する。
このような構成を有する本実施形態の濃度計1では、センサ部2を溶液10中から空気中に引き出した場合、溶液10が表面張力によって隙間13内及びメッシュ部11cの孔内に留まり続ける。したがって、本実施形態の濃度計1は、センサ部2が空気中に存在している場合においても、透過膜4を溶液10による湿潤状態に保つことができる。
そして本実施形態では、透過膜4の外面4aに対向して配設されている保水部11に、当該保水部11を貫通する複数の孔からなるメッシュ部11cが設けられているため、センサ部2を空気中から溶液10中に浸漬する際には、溶液10が流出入部12だけでなくメッシュ部11cを通過して隙間13内に流入する。このため、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13に滞留していた溶液10と、隙間13内に流入する溶液10との入れ替わりが即時に行われる。よって、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13に滞留していた、いわば古い溶液10が、濃度計1による測定結果に影響を及ぼすことが防止される。例えば、古い溶液10は、空気中において水分が蒸発することによって、新たに測定する溶液10と濃度が異なっている可能性があるが、本実施形態であれば、濃度測定時にこの古い溶液10が隙間13内に留まりつづけることを確実に防止できる。
センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13内に溶液10を滞留させるには、透過膜4の外面4aは親水性であることが好ましい。また、センサ部2が空気中に露出している状態において隙間13内に溶液10を滞留させるには、メッシュ部11cは、透過膜4の外面4aよりも弱い親水性を有するか、疎水性であることが好ましい。
なお、メッシュ部11cは、本実施形態のように板状の保水部11に複数の貫通孔を設けることによって構成される形態であってもよいし、金属や樹脂製の線状の部材を編むことによって構成される形態であってもよい。また、メッシュ部11cは、スポンジのような、多孔質の部材であってもよい。また、メッシュ部11cの一部又は全部は、透過膜4の外面4aと接触していてもよい。
本実施形態の濃度計1の変形例について、図12を参照して説明する。図12に示す変形例では、メッシュ部11cを囲う外周部11dを、メッシュ部11cよりも透過膜4側に突出させている。すなわち、メッシュ部11cは、透過膜4側に突出する壁状の外周部11dによって囲まれている。
本変形例のように、メッシュ部11cの外周部11dに、透過膜4側に突出する壁を設けることによって、センサ部2が空気中に露出している状態において、より確実に隙間13内に溶液10を滞留させることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。以下では第1から第3の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第1から第3の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
本実施形態の内視鏡リプロセッサ20は、第1から第3の実施形態のいずれかで説明した濃度計1を備える。内視鏡リプロセッサ20は、汚染された内視鏡又は内視鏡付属品の再生処理を行う装置である。ここでいう再生処理とは、特に限定されるものではなく、水による濯ぎ、有機物等の汚れを落とす洗浄、所定の微生物を無効化する消毒、全ての微生物を排除若しくは死滅させる滅菌、又はこれらの組合せのいずれであってもよい。
図13に示すように、内視鏡リプロセッサ20は、処理槽22、及び薬液タンク23を含んで構成されている。処理槽22は、上方に向かって開口する開口部を有した凹形状であり、内部に内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方を収容可能である。処理槽22は、内部に液体を貯留可能に構成されている。
本実施の形態では薬液タンク23は、薬液の溶液10を貯留する部位である。薬液は、洗浄に用いられる洗浄液、消毒に用いられる消毒液、または滅菌に用いられる滅菌液のいずれであってもよい。薬液タンク23に貯留される溶液としては、消毒液または滅菌液である過酢酸の水溶液が挙げられる。
薬液タンク23は、薬液導入管路23aを介して、処理槽22内に配設されている薬液ノズル24に接続されている。薬液導入管路23aには、薬液導入ポンプ23bが配設されている。薬液導入ポンプ23bの稼働により、薬液タンク23に貯留されている消毒液である溶液10は、処理槽22内に導入される。
また、処理槽22内には、循環ノズル25が配設されている。処理槽22の下部には、循環口22b及び排液口22cが設けられている。循環ノズル25は、循環管路26を介して、循環口22bと連通している。
循環管路26には、循環ポンプ27が設けられている。循環ポンプ27の稼働により、処理槽22内の液体は、循環口22bから吸い出された後に、循環管路26及び循環ノズル25を経由して処理槽4内に戻る。内視鏡リプロセッサ20は、処理槽22内に内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方を収容し、水や薬液等を循環させることによって、内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方に対してすすぎ処理及びリプロセス処理等を実施する。
排液口22cは、処理槽22内に貯留されている液体を重力により処理槽22外に排出する部位である。排液口22cは、切り替えバルブ30を介して回収管路28及び排液管路29に接続されている。切り替えバルブ30は、排液口22cを開き、かつ回収管路28及び排液管路29のいずれかに接続した状態、又は排液口22cを閉じた状態を切り替えることができる。
回収管路28は、切り替えバルブ30と薬液タンク23とを接続している。処理槽22内に消毒液である溶液10が貯留されている状態において、排液口22cを開き、排液口22cと排液管路29とを接続すれば、処理槽22内の溶液10は薬液タンク23内に回収される。
排液管路29は、内視鏡リプロセッサ20外に延出している。排液口22cを開き、排液口22cと排液管路29とを接続すれば、処理槽22内に貯留されている液体が内視鏡リプロセッサ20外に排出される。
また、内視鏡リプロセッサ20は、内部に濃度計1のセンサ部2を収容する貯留容器31を備える。貯留容器31は、管路32及び戻り管路34を介して薬液タンク23と連通している。管路32にはポンプ33が配設されている。ポンプ33の運転により、薬液タンク23中の溶液10は、管路32、貯留容器31及び戻り管路34を通って、薬液タンク23に戻るように循環する。なお、ポンプ33を正逆運転可能なものとすれば、戻り管路34を省略しても、薬液タンク23中の溶液10を管路32を経由して貯留容器31へ移送する動作と、貯留容器31中の溶液10を管路32を経由して薬液タンク23へ移送する動作を行うことが可能である。
なお、貯留容器31内への溶液10の流入及び貯留容器31内からの溶液10の排出のいずれか一方は、重力の作用によって行われる形態であってもよい。また、貯留容器31内への溶液10の流入及び貯留容器31内からの溶液10の排出は、それぞれ異なる管路を経由して行われる形態であってもよい。また、貯留容器31には、装置外に延出する排液用の管路が設けられていてもよい。
本実施形態の内視鏡リプロセッサ20では、処理槽22内において内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方に対してすすぎ処理及び消毒処理等を実施する際には、図14に示すように、貯留容器31内から全ての溶液10が排出される。また、例えば消毒液の交換のために薬液タンク23から溶液10を排出する場合においても、貯留容器31内から全ての溶液10が排出される。
そして、内視鏡リプロセッサ20は、内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方に対して消毒処理等を実施する前の時点において、薬液タンク23中に貯留されている溶液10の濃度測定を実行する。内視鏡リプロセッサ20は、溶液10の濃度測定を実行する際に、ポンプ33を動作させて、図13に示すように、薬液タンク23から貯留容器31内に所定の体積の溶液10を流入させる。貯留容器31内に移送される溶液10の体積は、センサ部2が溶液中に浸漬する値とされる。
内視鏡リプロセッサ20は、貯留容器31内に溶液10が流入した後に、濃度計1を動作させて溶液10の濃度を測定する。内視鏡リプロセッサ20は、濃度計1による溶液10の濃度の測定結果が、所定の値の範囲内であれば、溶液10を用いた内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方に対するリプロセス処理の実行が可能であると判定する。一方、内視鏡リプロセッサ20は、濃度計1による溶液10の濃度の測定結果が、所定の値の範囲外であれば、溶液10を用いた内視鏡及び内視鏡付属物の少なくとも一方に対するリプロセス処理の実行が不可能であると判定し、例えば音や光を発することによって使用者に向かって警告を発する。
濃度計1による溶液10の濃度測定の実施後は、内視鏡リプロセッサ20は、ポンプ33を動作させて、貯留容器31内の溶液10を全て薬液タンク23に移送する。この時、図14に示すように、濃度計1のセンサ部2は、空気中に露出した状態となる。
以上に説明したように、内視鏡リプロセッサ20では、濃度計1のセンサ部2は、濃度測定を実施する期間のみ溶液10中に浸漬される。言い換えれば、内視鏡リプロセッサ20では、センサ部2が溶液10中に浸漬された状態と、センサ部2が空気中に露出された状態が繰り返される。
ここで、第1から第3の実施形態で説明したように、濃度計1は、センサ部2が空気中に露出された状態において、透過膜4を溶液10による湿潤状態に長時間保つことができる。したがって、本実施形態の内視鏡リプロセッサ20では、貯留容器31内に溶液10を移送してセンサ部2を溶液10に浸漬してから、濃度測定を開始するまでの待機時間を短縮することができる。すなわち、本実施形態によれば、消毒液である溶液10の濃度測定を実行するために必要な時間を短縮することができ、単位時間あたりに消毒処理を実行することのできる内視鏡の台数を増やすことができる。
なお、センサ部2は、薬液タンク23中に配設され、濃度計1は薬液タンク23中の溶液10の濃度を直接的に測定する形態であってもよい。すなわち、薬液タンク23と貯留容器31とは、同一の容器であってもよい。
また、本実施形態のセンサ部2は、第2の実施形態で説明したフロート17を備えていてもよいし、第3の実施形態で説明したメッシュ部11cを備えていてもよい。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。以下では第4の実施形態との相違点のみを説明するものとし、第4の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜に省略するものとする。
前述した第4の実施形態では、濃度計1の保水部11がセンサ部2に固定されているが、本実施形態では、保水部11が貯留容器31に固定されている点が異なる。
図15に示すように、本実施形態の濃度計のセンサ部2aは、開口部3aを有し内部液5及び電極6を収容した本体部3と、開口部3aを封止する透過膜4と、を具備する。センサ部2は、貯留容器31内に固定されている。
貯留容器31内には、透過膜4の外面4aに対向して配設された保水部11が固定されている。すなわち、保水部11は、透過膜4に対して位置が固定されている。本実施形態では一例として、保水部11は、貯留容器31の壁面と保水部11との間に架設された脚部11eによって、貯留容器31内において保持されている。保水部11は、透過膜4の外面4aから所定の距離だけ離れ、外面4aに沿って延在する対向面11aを有する。なお、保水部11は、貯留容器31の壁面の一部であってもよい。
本実施形態においても、第1から第3の実施形態の濃度計1と同様に、透過膜4の外面4aと保水部11の対向面11aとの間には、所定の距離の幅の隙間13が形成される。また、保水部11が透過膜4の外面4aから離間した位置に固定されていることから、隙間13の周囲には、隙間13と貯留容器31内の空間とを連通する流出入部12が形成される。隙間13の幅は、隙間13内を溶液10によって満たした後にセンサ部2を空気中に置いた際に、溶液10が表面張力によって流出入部12から流出せずに隙間13内に留まる値とされる。
したがって、本実施形態の内視鏡リプロセッサ20では、第4の実施形態と同様に、センサ部2が空気中に露出された状態において、透過膜4を溶液10による湿潤状態に長時間保つことができる。したがって、本実施形態の内視鏡リプロセッサ20では、貯留容器31内に溶液10を移送してセンサ部2を溶液10に浸漬してから、濃度測定を開始するまでの待機時間を短縮することができる。すなわち、本実施形態によれば、消毒液である溶液10の濃度測定を実行するために必要な時間を短縮することができ、単位時間あたりに消毒処理を実行することのできる内視鏡の台数を増やすことができる。
なお、センサ部2a及び保水部2は、薬液タンク23中に配設され、濃度計1は薬液タンク23中の溶液10の濃度を直接的に測定する形態であってもよい。すなわち、薬液タンク23と貯留容器31とは、同一の容器であってもよい。
また、本実施形態のセンサ部2は、第2の実施形態で説明したフロート17を備えていてもよいし、第3の実施形態で説明したメッシュ部11cを備えていてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う濃度計及び内視鏡リプロセッサもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係るセンサ部2は、消毒液以外の成分を検出する装置にも適用可能である。例えば、センサ部2は、溶液中の酸素濃度の検出や、pH値の検出を行う装置にも適用可能である。
また、上述した第1から第5の実施形態においては、センサ部2は、一般的に電気化学センサと呼ばれる形態を有するが、センサ部2は他の形態の測定部、例えば吸光度センサであってもよい。また、例えば、センサ部2は、本体部3内に内部液5の代わりに気体を充填した構成であるガス検知センサの形態であってもよい。前記ガスとしては、空気、窒素又は希ガス等の活性の低いガスが挙げられる。
本出願は、2014年11月18日に日本国に出願された特願2014−233872号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲、図面に引用されたものとする。

Claims (4)

  1. 所定の溶液の濃度を測定する濃度計であり、
    開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部と、
    前記開口部を封止した透過膜と、
    記透過膜に対向する保水部と、
    前記透過膜及び前記保水部の間の隙間と、前記本体部の外部空間とを連通する開口である流出入部と、
    を有し、
    前記透過膜と前記保水部とは、空気中において、表面張力によって前記溶液が前記透過膜と前記保水部とに接触して保持される距離離れていることを特徴とする濃度計。
  2. 前記保水部のうち、前記透過膜に対向する対向面は、
    中央部と、前記中央部を囲う外周部との2つの領域を有し、
    前記外周部は、前記中央部よりも強い疎水性を有することを特徴とする請求項1に記載の濃度計。
  3. 開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部と、
    前記開口部を封止した透過膜と、
    前記透過膜から所定の距離離れて前記透過膜に対向する保水部と、
    前記透過膜及び前記保水部の間の隙間と、前記本体部の外部空間とを連通する開口である流出入部と、
    定対象となる溶液よりも比重が小さく、かつ空気よりも比重が大きいフロートと、
    を有し、
    前記フロートは、前記本体部に対して第1の位置及び第2の位置の間で相対的に移動可能であり、前記透過膜が前記溶液中に浸漬している場合には、浮力によって前記第1の位置に移動して前記流出入部を前記本体部の外部に露出し、前記透過膜が空気中に露出している場合には、自重によって前記第2の位置に移動して前記流出入部を閉塞又は狭窄する
    ことを特徴とする濃度計。
  4. 溶液を貯留する貯留容器と、
    前記貯留容器内に固定され、開口部を有し前記開口部内に内部液及び電極を収容した本体部、及び、前記開口部を封止した透過膜を有する濃度計と、
    前記透過膜から所定の距離離れて前記透過膜に対向する対向面を有し、前記透過膜及び前記対向面の間の隙間と前記貯留容器内の空間とを連通する流出入部が形成されるように前記貯留容器内に固定された保水部と、
    を有することを特徴とする内視鏡リプロセッサ。
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