JP5893311B2 - シャッター装置の防火構造 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載のシャッター装置11の防火構造は、建物開口部15の上方に設けられ建物躯体25に固定される一対のスチール製の側部ブラケット29と、
該側部ブラケット29の各外側にそれぞれ設けられる一対の側部化粧板39にアルミ合金製の天板41の天板両端部47を固定して前記側部化粧板39と前記天板41に包囲される正面開口51がスチール製の正面板53によって塞がれる収納部19と、
前記天板41の下方で該天板41に覆われて後端縁71が前記躯体25に固定されるとともに前端縁73が前記正面板53に固定されるスチール製の耐火補強板69と、
を具備し、
前記耐火補強板の前端部と前記正面板の上端部との間の挟持間隔に前記天板の前端縁が挟持されて固定されており、耐火補強板の上面と天板の下面との間には空間が形成され、天板によって覆われる空間内部において耐火補強板の後端縁が建物躯体に固定されていることを特徴とするすることを特徴とする。
前記耐火補強板69が前記前端縁73に向かって下り勾配で傾斜していることを特徴とする。
補強板両端縁83が一対の前記側部ブラケット29に固定されていることを特徴とする。
本発明の請求項5記載のシャッター装置11の防火構造は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載のシャッター装置11の防火構造であって、
前記収納部19の両側から垂下して前記躯体25に固定される一対のガイドレール57と、
前記一対のガイドレール57のレール下端部65を連結する下枠59と、
前記レール下端部65及び前記下枠59の連結された出隅部67を外側から覆って前記レール下端部65及び前記下枠59に固定されるスチール製の出隅部補強部材91と、
を具備することを特徴とする。
請求項5のシャッター装置11の防火構造では、下枠59を支持するレール下端部65との出隅部67が、出隅部補強部材91によって火炎から遮蔽され、外部の火炎によって容易に溶けなくなる。また、レール下端部65と下枠59とがスチール製の出隅部補強部材91によって連結補強され、従来のアルミ合金製のみの連結に比べ、高温に対する固定強度が向上する。
前記出隅部補強部材91が、前記ガイドレール57の内部に配設されるスチール製のガイドレール補強部材99に、前記ガイドレール57を挟んで共締め締結されることを特徴とする。
本発明に係る請求項5記載のシャッター装置の防火構造によれば、アルミ合金製のレール下端部及び下枠の連結された出隅部に、スチール製の出隅部補強部材を固定することで、高温での下枠の支持強度を高めて、下枠を脱落し難くできる。
図1は本発明に係る防火構造を備えたシャッター装置の外観斜視図である。
本実施形態に係るシャッター装置11の防火構造は、例えばカーテン部13を用いて建物開口部15を開閉するシャッター装置11に好適に用いることができる。シャッター装置11は、例えば住宅の窓部を構成するサッシ窓17の外側に取り付けられる。
シャッター装置11は、建物躯体25である例えば柱27に一対のスチール製の側部ブラケット29が固定される。それぞれの側部ブラケット29の内側には軸受金具31が対向して固定され、軸受金具31は巻取軸33の両端を支持している。巻取軸33には巻取ホイール35が回転自在に支持され、巻取ホイール35はカーテン部13の操出方向後端である吊元37を固定する。
シャッター装置11は、収納部19の両側から垂下して躯体25に固定される一対のガイドレール57を有する。ガイドレール57は、建物開口部15を昇降するカーテン部13の両側縁部85を挟んで案内する。一対のガイドレール57は、上記したように、レール下端部65がアルミ合金製の下枠59によって連結される。
シャッター装置11の防火構造では、耐火補強板69が天板41のすぐ下にあり、アルミ製の天板41が火災の熱によって溶けても、耐火補強板69によって受けられる。溶けたアルミ(溶融アルミ)は、スチール製の正面板53の表面を流れ落ち、収納部19の内方に落ちることがない。これにより、高温となった溶融アルミがカーテン部13の外側へ排出され、溶融アルミが下枠59に落下して下枠59を溶かすことがない。
15…建物開口部
19…収納部
25…躯体
29…側部ブラケット
39…側部化粧板
41…天板
47…天板両端部
51…正面開口
53…正面板
57…ガイドレール
59…下枠
65…レール下端部
67…出隅部
69…耐火補強板
71…後端縁(補強板後端縁)
73…前端縁(補強板前端縁)
83…補強板両端縁
91…出隅部補強部材
99…ガイドレール補強部材
Claims (6)
- 建物開口部の上方に設けられ建物躯体に固定される一対のスチール製の側部ブラケットと、
前記側部ブラケットの各外側にそれぞれ設けられる一対の側部化粧板にアルミ合金製の天板の天板両端部を固定して前記側部化粧板と前記天板に包囲される正面開口がスチール製の正面板によって塞がれる収納部と、
前記天板の下方で該天板に覆われて後端縁が前記躯体に固定されるとともに前端縁が前記正面板に固定されるスチール製の耐火補強板と、
を具備し、
前記耐火補強板の前端部と前記正面板の上端部との間の挟持間隔に前記天板の前端縁が挟持されて固定されており、耐火補強板の上面と天板の下面との間には空間が形成され、天板によって覆われる空間内部において耐火補強板の後端縁が建物躯体に固定されていることを特徴とするシャッター装置の防火構造。 - 請求項1記載のシャッター装置の防火構造であって、
前記耐火補強板が前記前端縁に向かって下り勾配で傾斜していることを特徴とするシャッター装置の防火構造。 - 請求項1または請求項2記載のシャッター装置の防火構造であって、
前記耐火補強板両端縁が一対の前記側部ブラケットに固定されていることを特徴とするシャッター装置の防火構造。 - 請求項3記載のシャッター装置の防火構造であって、
前記天板両側端部にはネジ固定部が形成され、天板は前記側部化粧板の外側から貫通する固定ネジがネジ固定部に挿入固定されることにより、一対の側部化粧板間の内側に架け渡されて固定されていることを特徴とするシャッター装置の防火構造。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のシャッター装置の防火構造であって、
前記収納部の両側から垂下して前記躯体に固定される一対のガイドレールと、
前記一対のガイドレールのレール下端部を連結する下枠と、
前記レール下端部及び前記下枠の連結された出隅部を外側から覆って前記レール下端部及び前記下枠に固定されるスチール製の出隅部補強部材と、
を具備することを特徴とするシャッター装置の防火構造。 - 請求項5記載のシャッター装置の防火構造であって、
前記出隅部補強部材が、前記ガイドレールの内部に配設されるスチール製のガイドレール補強部材に、前記ガイドレールを挟んで共締め締結されることを特徴とするシャッター装置の防火構造。
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JP2011209487A JP5893311B2 (ja) | 2011-09-26 | 2011-09-26 | シャッター装置の防火構造 |
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