JP5891458B2 - 警報音駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、警報音駆動回路に関する。
近年、車両盗難や車上盗難などの自動車に対する犯罪が増加しているため、車両の異常(例えば、不審者の車内への侵入や窓ガラスの破壊、レッカーによる移動など)を検出して警報を発する車両盗難警報機が普及してきている。
しかし、窃盗者が車両盗難警報機の動作を止める目的で、バッテリーを外す虞がある。そこで、車両盗難警報機に搭載された内臓電池を用いて、バッテリーが外された状態でも警報音を発することができる車両盗難警報機が提供されている。また、このような車両盗難警報機において、内蔵電池で駆動する場合でも十分な音圧の警報音を発生させることができるように構成した警報音駆動回路が提供されており、例えば特許文献1に開示されている。
特開2011−242698号公報
ところで、上記従来例は、2つのスイッチング素子から成りサイレン(発音体)を駆動する発音体駆動部と、これらスイッチング素子のオンデューティを制御するPWM制御部とを備えている。そして、上記従来例では、PWM制御部が各スイッチング素子のオンデューティを制御することにより、サイレンに接続されたトランスから高周波電力をサイレンに供給し、サイレンを駆動している。
しかしながら、上記従来例では、電源がバッテリーの場合と内蔵電池の場合とでオンデューティを変更しているものの、その他の条件の変化に対してはオンデューティが一定である。ここで、サイレンには製品毎に個体差があり、個体差により駆動時の消費電流にもバラつきがある。そして、この消費電流のバラつきによってサイレンの音圧は変動する。
したがって、オンデューティを一定にしてサイレンを駆動する上記従来例では、サイレンの個体差による消費電流のバラつきが原因となってサイレンが出力する音圧が変化するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、発音体の個体差による消費電流のバラつきにより発音体が出力する音圧が変動するのを防止することのできる警報音駆動回路を提供することを目的とする。
本発明の警報音駆動回路は、発音体が接続されるトランスと、電源と前記トランスとの間に介在するスイッチ部を有し、前記スイッチ部のオン/オフを切り替えることにより前記トランスを介して電源電圧を高周波電圧に変換して前記発音体に駆動電力を供給する駆動部と、前記駆動部の前記スイッチ部に駆動信号を与えてPWM制御を行う制御部と、前記電源電圧を検出する電圧検出部と、前記発音体の周囲温度を検出する温度検出部と、前記発音体の消費電流を検出する電流検出部とを備え、前記制御部は、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記消費電流の閾値と、前記閾値に基づいて振り分けられた複数のパターンテーブルとを記憶し、前記制御部は、前記電流検出部で検出した消費電流の値と前記閾値とを比較して何れかの前記パターンテーブルを選択し、選択した前記パターンテーブルを参照して前記発音体の出力する音圧を一定に保つように前記駆動電力を調整することを特徴とする。
この警報音駆動回路において、前記パターンテーブルは、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記駆動信号のオンパルス幅のデータを有し、前記制御部は、前記電圧検出部及び前記温度検出部の検出値に基づいて前記オンパルス幅を設定することが好ましい。
この警報音駆動回路において、前記パターンテーブルは、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記駆動信号の周波数のデータを有し、前記制御部は、前記電圧検出部及び前記温度検出部の検出値に基づいて前記周波数を設定することが好ましい。
本発明は、電源電圧、発音体の周囲温度及び消費電流を検出し、検出した消費電流の値と、電源電圧及び発音体の周囲温度に紐付けた消費電流の閾値とを比較して、閾値に基づいて振り分けられた複数のパターンテーブルの何れかを選択する。そして、本発明は、選択したパターンテーブルを参照して発音体の出力する音圧を一定に保つように駆動電力を調整する。これにより、本発明では、発音体の個体差による消費電流のバラつきにより発音体が出力する音圧が変動するのを防止することができる。
本発明に係る警報音駆動回路の実施形態を示す回路概略図である。 同上の警報音駆動回路における動作波形図である。 同上の警報音駆動回路におけるパターンテーブルを示す図である。
以下、本発明に係る警報音駆動回路の実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1に示すように、トランスT1と、駆動部1と、車両電源部2と、内蔵電池部3と、制御部4と、電圧検出部5と、温度検出部6と、電流検出部7とを備える。
トランスT1は、オートトランス(単巻変圧器)から成る。このトランスT1の出力端には、圧電スピーカやダイナミックスピーカから成るサイレン(発音体)SI1を接続している。トランスT1には、巻線の端から順にタップTA1〜TA5を設けており、タップTA1〜TA3は入力部を構成し、タップTA4,TA5は出力部を構成している。タップTA4,TA5は巻線の両端に、タップTA3はトランスT1の中性点に設けている。また、タップTA1,TA2は、タップTA3を挟む形で設けている。タップTA4,TA5は、コネクタCN1を介してサイレンSI1に接続している。また、タップTA3は、車両電源部2及び内蔵電池部3に接続している。また、タップTA1,TA2は、駆動部1に接続している。
駆動部1は、第1スイッチ部10及び第2スイッチ部11と、抵抗R1,R2とを備える。第1スイッチ部10は、Nチャネル型のMOSFETであるFET1と、NPN型のトランジスタであるTR1とから成る。また、第2スイッチ部11は、Nチャネル型のMOSFETであるFET2と、NPN型のトランジスタであるTR2とから成る。各FET1,FET2のドレイン−ソース間には寄生ダイオードを、ゲート−ソース間には保護ダイオードを内蔵している。また、各TR1,TR2ベースの入力段、及びベース−エミッタ間にはバイアス抵抗を接続している。
FET1は、ドレインをトランスT1のタップTA1に接続し、ゲートを抵抗R1とTR1のコレクタとの接続点に接続し、ソースをグランドに接続している。また、FET2は、ドレインをトランスT1のタップTA2に接続し、ゲートを抵抗R2とTR2のコレクタとの接続点に接続し、ソースをグランドに接続している。TR1は、コレクタを抵抗R1を介してトランスT1のタップTA3に接続し、エミッタをグランドに接続している。そして、TR1のベースには、第1駆動信号S1を入力している。TR2は、コレクタを抵抗R2を介してトランスT1のタップTA3に接続し、エミッタをグランドに接続している。そして、TR2のベースには、第2駆動信号S2を入力している。
車両電源部2は、バッテリー20と、スイッチ部21とから成る。バッテリー20は、車両に搭載されている鉛蓄電池である。バッテリー20は、正極をスイッチ部21に接続し、負極をグランドに接続している。
スイッチ部21は、Pチャネル型のMOSFETである2つのFET3,FET4と、NPN型のトランジスタであるTR3とから成る。各FET3,FET4のドレイン−ソース間には寄生ダイオードを、ゲート−ソース間には保護ダイオードを内蔵している。また、TR3のベースの入力段、及びベース−エミッタ間にはバイアス抵抗を接続している。FET3は、ドレインをバッテリー20の正極に接続し、ゲートをTR3のコレクタに接続し、ソースをFET4のソースに接続している。また、FET4は、ゲートをTR3のコレクタに接続し、ドレインをトランスT1のタップTA3に接続している。更に、各FET3,FET4のゲート−ソース間には、抵抗R3を接続している。TR3は、エミッタをグランドに接続している。また、TR3のベースには、バッテリー制御信号S3を入力している。
内蔵電池部3は、内蔵電池30と、スイッチ部31と、DC/DCコンバータ32とから成る。内蔵電池30には、Ni−MH電池等の2次電池や、リチウム電池等の1次電池を用いる。また、内蔵電池30は、正極をスイッチ部31に接続し、負極をグランドに接続している。
スイッチ部31は、Pチャネル型のMOSFETである2つのFET5,FET6と、NPN型のトランジスタであるTR4とから成る。各FET5,FET6のドレイン−ソース間には寄生ダイオードを、ゲート−ソース間には保護ダイオードを内蔵している。また、TR4のベースの入力段、及びベース−エミッタ間にはバイアス抵抗を接続している。FET5は、ドレインを内蔵電池30の正極に接続し、ゲートをTR4のコレクタに接続し、ソースをFET6のソースに接続している。また、FET6は、ゲートをTR4のコレクタに接続し、ドレインをDC/DCコンバータ32に接続している。更に、各FET5,FET6のゲート−ソース間には、抵抗R4を接続している。TR4は、エミッタをグランドに接続している。また、TR4のベースには、内蔵電池制御信号S4を入力している。
DC/DCコンバータ32は、例えばフライバック・コンバータから成り、その出力端はトランスT1のタップTA3に接続している。DC/DCコンバータ32は、内蔵電池30の出力電圧を昇圧して駆動部1に出力する。
電圧検出部5は、2つの抵抗R5,R6の直列回路から成り、車両電源部2及び内蔵電池部3の出力端に並列に接続している。各抵抗R5,R6の間の接続点は制御部4に接続している。したがって、電源電圧(車両電源部2の出力電圧又は内蔵電池部3の出力電圧)を分圧した電圧を、電圧検出信号S5として制御部4に入力している。制御部4では、電圧検出信号S5に基づいて電源電圧を監視する。
温度検出部6は、温度センサであるサーミスタTH1から成る。サーミスタTH1は、例えばサイレンSI1の外郭を為す樹脂材料から成る筐体(図示せず)の外面に取り付けることで、筐体を介してサイレンSI1の周囲温度を検出する。勿論、サーミスタTH1の配置はこれに限定されるものではなく、例えばサイレンSI1の筐体に取り付けずに、その周囲に配置してもよい。この場合、サーミスタTH1では、空気を介してサイレンSI1の周囲温度を検出する。サーミスタTH1は制御部4に接続しており、温度検出信号S6を制御部4に入力している。制御部4は、入力された温度検出信号S6に基づいてサイレンSI1の周囲温度を監視する。
電流検出部7は、コネクタCN1とトランスT1のタップTA5との間に挿入した検出抵抗R7から成る。検出抵抗R7のコネクタCN1側の一端は制御部4に接続しており、検出抵抗R7における電圧降下分を示す電流検出信号S7を制御部4に入力している。制御部4では、入力された電流検出信号S7に基づいてサイレンSI1の消費電流を監視する。
制御部4は、マイコンやメモリを主構成要素とし、駆動部1の各スイッチ部10,11に第1駆動信号S1及び第2駆動信号S2を出力することで、各スイッチ部10,11を駆動制御する(図1参照)。また、制御部4は、バッテリー20の出力電圧V1と、内蔵電池30の出力電圧V2を監視している。制御部4は、後述するように、各出力電圧V1,V2に基づいて車両電源部2、内蔵電池部3にバッテリー制御信号S3、内蔵電池制御信号S4をそれぞれ出力する。これにより、制御部4は、バッテリー20又は内蔵電池30の何れか1つをサイレンSI1の駆動電源として選択する。また、制御部4には、車両盗難警報機に備えられた異常検出部(図示せず)から出力される異常の有無を示す警報信号S0を入力している。
制御部4のメモリには、図3に示すように、複数(本実施形態では3つ)のパターンテーブルを記憶している。各パターンテーブルは、サイレンSI1の周囲温度と、電源電圧とに紐付けた各駆動信号S1,S2のオンパルス幅TONのデータをそれぞれ有する。また、制御部4のメモリには、サイレンSI1の周囲温度及び電源電圧に紐付けた消費電流の閾値のデータを予め記憶している。各パターンテーブルは、この消費電流の閾値に基づいて、パターンA、パターンB、パターンCに振り分けられている。
オンパルス幅TONは、図2(b)に示すように、各駆動信号S1,S2のローレベルの時間幅である。後述するように、このオンパルス幅TONの間にトランスT1に電流が流れ、サイレンSI1に駆動電力を供給する。したがって、制御部4は、駆動部1に対してオンパルス幅TONを変化させる制御、すなわちPWM制御を行うことにより、サイレンSI1に供給する駆動電力を調整し、音圧を調整する。なお、何れのパターンテーブルにおいても、電源電圧が高くなるほど、また、サイレンSI1の周囲温度が高くなるほどオンパルス幅TONが狭くなる。
制御部4には、図1に示すように、電圧検出部5からの電圧検出信号S5、温度検出部6からの温度検出信号S6、電流検出部7からの電流検出信号S7を入力している。制御部4は、各検出信号S5〜S7に基づいて何れかのパターンテーブルを選択し、オンパルス幅TONを設定して駆動部1のPWM制御を行う。
以下、本実施形態の動作について説明する。先ず、バッテリー20を用いてサイレンSI1に動作電力を供給する場合について説明する。制御部4は、バッテリー20の出力電圧V1を監視しており、出力電圧V1が所定値以上であればハイレベルのバッテリー制御信号S3をスイッチ部21に出力する。このバッテリー制御信号S3により、TR3がオンに切り替わり、各FET3,FET4もオンに切り替わる。したがって、バッテリー20がトランスT1のタップTA3に導通し、トランスT1に電力を供給する。これにより、トランスT1を介してサイレンSI1に駆動電力を供給することができる。
また、制御部4はローレベルの内蔵電池制御信号S4をスイッチ部31に出力する。この内蔵電池制御信号S4により、TR4はオフに切り替わり、各FET5,FET6もオフに切り替わる。したがって、バッテリー20を電源としている場合には、内蔵電池30はトランスT1のタップTA3と導通せず、トランスT1に電力を供給しない。
次に、内蔵電池30を用いてサイレンSI1を駆動する場合について説明する。制御部4は、内蔵電池30の出力電圧V2を監視しており、バッテリー20の出力電圧V1が所定値を下回り、且つ内蔵電池30の出力電圧V2が所定値以上であれば、ハイレベルの内蔵電池制御信号S4をスイッチ部31に出力する。この内蔵電池制御信号S4により、TR4がオンに切り替わり、各FET5,FET6もオンに切り替わる。したがって、内蔵電池30がDC/DCコンバータ32を介してトランスT1のタップTA3に導通し、トランスT1に電力を供給する。これにより、トランスT1を介してサイレンSI1に駆動電力を供給することができる。
また、制御部4はローレベルのバッテリー制御信号S3をスイッチ部21に出力する。このバッテリー制御信号S3により、TR3はオフに切り替わり、各FET3,FET4もオフに切り替わる。したがって、内蔵電池30を電源としている場合には、バッテリー20はトランスT1のタップTA3と導通せず、トランスT1に電力を供給しない。
次に、サイレンSI1を駆動する場合について図2(a),(b)を用いて説明する。なお、ここでは、バッテリー20を電源とした場合について説明するが、内蔵電池30を電源とした場合でも同様である。
車両盗難警報機の異常検出部は、異常を検出するとハイレベルの警報信号S0を出力する。制御部4は、ハイレベルの警報信号S0が入力されると、ハイレベルとローレベルを交互に繰り返す第1駆動信号S1と第2駆動信号S2とを駆動部1に出力する。駆動部1の第1スイッチ部10では、ハイレベルの第1駆動信号S1によりTR1がオンに切り替わると、FET1がオフに切り替わり、トランスT1のタップTA1がグランドから遮断される。また、第1スイッチ部10では、ローレベルの第1駆動信号S1によりTR1がオフに切り替わると、FET1がオンに切り替わり、トランスT1のタップTA1がグランドと導通して電流が流れる。したがって、第1駆動信号S1によりトランスT1のタップTA1−TA3間に交互に電流が流れる。
同様に、駆動部1の第2スイッチ部11では、ハイレベルの第2駆動信号S2によりTR2がオンに切り替わると、FET2がオフに切り替わり、トランスT1のタップTA2がグランドから遮断される。また、第2スイッチ部11では、ローレベルの第2駆動信号S2によりTR2がオフに切り替わると、FET2がオンに切り替わり、トランスT1のタップTA2がグランドと導通して電流が流れる。したがって、第2駆動信号S2によりトランスT1のタップTA2−TA3間に交互に電流が流れる。
トランスT1では、タップTA1−TA3間、及びタップTA2−TA3間の入力電圧を昇圧し、タップTA4−TA5間から高周波電圧を出力する。これにより、サイレンSI1にコネクタCN1を介して駆動電力が供給され、サイレンSI1は警報音を発する。
一方、車両盗難警報機の異常検出部が異常を検出しないときは、ローレベルの警報信号S0を出力する。制御部4は、ローレベルの警報信号S0が入力されると、ローレベルの第1駆動信号S1と第2駆動信号S2とを駆動部1に出力する。このとき、各スイッチ部10,11では、TR1,TR2及びFET1,FET2が何れもオフに切り替わる。このため、トランスT1のタップTA1−TA3間及びタップTA2−TA3間の何れにも電流が流れず、サイレンSI1には駆動電力が供給されないので、サイレンSI1は警報音を発しない。
ここで、制御部4は、各駆動信号S1,S2のオンパルス幅TONを調整することで、サイレンSI1に供給する駆動電力を調整するが、この際に以下の動作を行う。すなわち、制御部4は、電圧検出信号S5及び温度検出信号S6に基づいて電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度を検出し、対応する消費電流の閾値をメモリから読み出す。そして、制御部4は、読み出した消費電流の閾値と、電流検出信号S7に基づくサイレンSI1の消費電流の値とを比較し、その比較結果により何れかのパターンテーブルを選択する。そして、制御部4は、選択したパターンテーブルを参照し、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度に対応するオンパルス幅TONを設定し、駆動部1のPWM制御を行う。
なお、消費電流の閾値は、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度に対応する基準値を中心とした一定の範囲を有するものである。そして、制御部4は、消費電流が閾値の範囲内に収まっている場合にはパターンBのパターンテーブルを選択する。また、制御部4は、消費電流が閾値の範囲を上回る場合はパターンAのパターンテーブルを選択し、消費電流が閾値の範囲を下回る場合はパターンCのパターンテーブルを選択する。
以下、上記動作の具体例について図3を用いて説明する。例えば、サイレンSI1の周囲温度が45〜55℃、電源電圧が12〜13Vであって、消費電流が閾値の範囲内に収まっている場合を考える。この場合、制御部4はパターンBのパターンテーブルを選択し、オンパルス幅TONを75μsに設定して駆動部1のPWM制御を行う。一方、消費電流が基準となる範囲を上回る場合は、制御部4はパターンAのパターンテーブルを選択し、オンパルス幅TONを50μsに設定して駆動部1のPWM制御を行う。また、消費電流が基準となる範囲を下回る場合は、制御部4はパターンCのパターンテーブルを選択し、オンパルス幅TONを100μsに設定して駆動部1のPWM制御を行う。
上述のように、本実施形態の制御部4は、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度に紐付けた消費電流の閾値と、閾値に基づいて振り分けられた複数のパターンテーブルとを記憶している。また、本実施形態では、電源電圧、サイレンSI1の周囲温度、サイレンSI1の消費電流を検出し、検出した消費電流の値と消費電流の閾値とを比較してパターンテーブルを選択する。そして、本実施形態では、選択したパターンテーブルを参照してサイレンSI1の出力する音圧を一定に保つようにサイレンSI1に供給する駆動電力を調整している。これにより、本実施形態では、サイレンSI1の個体差による消費電流のバラつきによりサイレンSI1が出力する音圧が変動するのを防止することができる。
また、本実施形態では、パターンテーブルが、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度に紐付けた駆動信号のオンパルス幅TONのデータを有している。そして、本実施形態の制御部4は、電圧検出部5及び温度検出部6の検出値に基づいてオンパルス幅TONを設定し、サイレンSI1の出力する音圧を一定に保つように駆動部1のPWM制御を行う。これにより、本実施形態では、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度の変化に依らずサイレンSI1が出力する音圧を一定に保つことができる。
なお、本実施形態では、制御部4は消費電流に基づいて3つのパターンテーブルから何れかを選択するようになっているが、更に多くのパターンテーブルを用意してもよい。この場合、サイレンSI1の個体差による消費電流の微小なバラつきに対しても対応できるため、サイレンSI1が出力する音圧の変化を防止する効果を高めることができる。
また、本実施形態では、駆動信号のオンパルス幅TONを変更することでサイレンSI1の出力する音圧を一定に保つように駆動部1のPWM制御を行っているが、駆動信号の周波数(周期)を変更することで駆動部1のPWM制御を行なってもよい。
この構成では、パターンテーブルは、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度に紐付けた駆動信号の周波数のデータをオンパルス幅TONのデータの代わりに有している。そして、制御部4は、電圧検出部5及び温度検出部6の検出値に基づいて周波数を設定し、サイレンSI1の出力する音圧を一定に保つように駆動部1のPWM制御を行う。この構成でも、電源電圧及びサイレンSI1の周囲温度の変化に依らずサイレンSI1が出力する音圧を一定に保つことができる。
なお、駆動信号の周波数を変更するとサイレンSI1の出力する警報音の音色が変化するが、変更する周波数の範囲が法規で定められた範囲内(例えば、1.8〜3.55kHz)であればよい。
1 駆動部
10 第1スイッチ部
11 第2スイッチ部
4 制御部
5 電圧検出部
6 温度検出部
7 電流検出部
SI1 サイレン(発音体)
T1 トランス

Claims (3)

  1. 発音体が接続されるトランスと、電源と前記トランスとの間に介在するスイッチ部を有し、前記スイッチ部のオン/オフを切り替えることにより前記トランスを介して電源電圧を高周波電圧に変換して前記発音体に駆動電力を供給する駆動部と、前記駆動部の前記スイッチ部に駆動信号を与えてPWM制御を行う制御部と、前記電源電圧を検出する電圧検出部と、前記発音体の周囲温度を検出する温度検出部と、前記発音体の消費電流を検出する電流検出部とを備え、
    前記制御部は、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記消費電流の閾値と、前記閾値に基づいて振り分けられた複数のパターンテーブルとを記憶し、
    前記制御部は、前記電流検出部で検出した消費電流の値と前記閾値とを比較して何れかの前記パターンテーブルを選択し、選択した前記パターンテーブルを参照して前記発音体の出力する音圧を一定に保つように前記駆動電力を調整することを特徴とする警報音駆動回路。
  2. 前記パターンテーブルは、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記駆動信号のオンパルス幅のデータを有し、前記制御部は、前記電圧検出部及び前記温度検出部の検出値に基づいて前記オンパルス幅を設定することを特徴とする請求項1記載の警報音駆動回路。
  3. 前記パターンテーブルは、前記電源電圧及び前記周囲温度に紐付けた前記駆動信号の周波数のデータを有し、前記制御部は、前記電圧検出部及び前記温度検出部の検出値に基づいて前記周波数を設定することを特徴とする請求項1記載の警報音駆動回路。
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