JP2007318920A - スイッチング電源装置の制御方法、制御回路およびスイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置の制御方法、制御回路およびスイッチング電源装置 Download PDF

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倫章 山
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Abstract

【課題】回路異常を正確に検出する。
【解決手段】帰還端子P1(P2)には、各チャンネルの出力電圧Vout1(Vout2)に応じた帰還電圧Vfb1(Vfb2)が入力される。誤差増幅器10(20)は、帰還端子P1(P2)の電圧Vfb1(Vfb2)と、所定の基準電圧Vref1(Vref2)との誤差に応じた電圧Verr1(Verr2)を出力する。パルス幅変調器11(21)は、誤差電圧Verr1(Verr2)に応じてデューティ比が変化するパルス信号Vpwm1(Vpwm2)を出力する。ドライバ回路16(26)は、パルス信号にもとづき、スイッチング素子を駆動する。監視回路30(40)は、誤差電圧Verrの少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置に関し、特にマルチチャンネルのスイッチング電源装置の異常検出技術に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の情報端末においては、電池の出力電圧よりも高い電圧、あるいは低い電圧を必要とするデバイスが使用される。このように、電池電圧よりも高い、もしくは低い電圧が必要とされる場合には、スイッチングレギュレータ等を用いたスイッチング電源装置を利用して電池電圧を昇圧、もしくは降圧し、各デバイスに供給すべき適切な電圧を生成している。
このような電源装置は、スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオンオフを制御するための制御回路を備える。この制御回路がスイッチング素子を制御する方法としては、スイッチングレギュレータの出力電圧と目標値となる基準電圧を比較し、その誤差電圧が最小となるように駆動信号のパルス幅を変化させるパルス幅変調方式が広く用いられている(特許文献1)。
パルス幅変調方式によれば、スイッチング素子がオンするオン時間、すなわちデューティ比を変化させることにより、電池電圧に応じて昇圧率を変化させ、出力電圧を一定に保つことができる。
こうしたスイッチング電源装置には、ひとつの入力電圧から、安定化された複数の出力電圧を生成するもの(以下、マルチチャンネルスイッチング電源装置という)がある。この場合、各チャンネルごとにスイッチング素子およびインダクタおよびキャパシタを含むスイッチングレギュレータ出力回路が設けられ、それぞれのスイッチング素子を制御するために、複数の帰還経路が設けられる。そこで、マルチチャンネルスイッチング電源装置のために、複数の帰還経路が、一つの半導体基板上に集積化された制御回路が設計される場合がある。図1は、一般的な2チャンネルのスイッチング電源装置400の構成を示す回路図である。
スイッチング電源装置400は、入力端子402に入力電圧Vinを受け、これを降圧して、第1出力端子404、第2出力端子406から、安定化された第1出力電圧Vout1、第2出力電圧Vout2を出力する。第1チャンネルは、制御回路300の一部と、第1スイッチング回路310と、第1出力回路312と、を含む。同様に、第2チャンネルは、制御回路300の一部と、第2スイッチング回路320と、第2出力回路322と、を含む。
第1チャンネルの構成および動作について簡単に説明する。第1出力電圧Vout1は、抵抗R11、R12によって分圧され、第1帰還端子P1へと帰還される。帰還された電圧(以下、第1帰還電圧Vfb1という)は、Vfb1=Vout1×R12/(R11+R12)となり、第1出力電圧Vout1に比例した電圧となる。第1誤差増幅器10は、第1帰還電圧Vfb1と所定の第1基準電圧Vref1との誤差を増幅する。第1発振器14は、所定の周期を有する三角波あるいはのこぎり波状の周期信号Vosc1を生成する。第1PWMコンパレータ12は、第1誤差増幅器10から出力される第1誤差電圧Verr1を、第1発振器14から出力される周期信号Vosc1の電圧と比較し、大小関係に応じてハイレベルとローレベルの期間が変化する第1パルス信号Vpwmを出力する。
第1スイッチング回路310は、入力電圧Vinが印加された入力端子402と、接地間に直列に接続されたハイサイドスイッチSwH1、ローサイドスイッチSwL1を含む。ローサイドスイッチSwL1は、整流用のダイオードであってもよい。第1ドライバ回路16は、第1パルス信号Vpwm1にもとづいて、ハイサイドスイッチSwH1、ローサイドスイッチSwL1を交互にオンオフする。2つのスイッチの接続点には、電圧レベルが入力電圧Vinと接地電圧(0V)とで切り替わるスイッチング電圧Vsw1が現れる。
第1出力回路312は、第1インダクタL1、第1キャパシタCo1を含む。第1インダクタL1の一端は、ハイサイドスイッチSwH1とローサイドスイッチSwL1の接続点に接続され、スイッチング電圧Vsw1が印加される。第1インダクタL1の他端は、出力端子404に接続される。第1キャパシタCo1は、第1出力端子404と接地間に設けられる。
このように構成された第1チャンネルからは、第1帰還電圧Vfb1と第1基準電圧Vref1が等しくなるように帰還がかかり、入力電圧Vinが降圧されて、Vout1=Vref1×(R11+R12)/R12で与えられる電圧が出力される。第2チャンネルも同様にして、入力電圧Vinが降圧され、第2基準電圧Vref2に応じた第2出力電圧Vout2が出力される。
特開2003−189597号公報 特開2002−176768号公報
一般的に、IC(Integrated Circuit)は、動作に異常が発生した場合に、信頼性を損なわないよう回路保護機能が設けられる。たとえば、ICの設計保証項目として、ICに設けられた複数の端子のショートから回路を保護する機能が要求される場合がある。このために、図1の制御回路300には、第1帰還端子P1、第2帰還端子P2の電圧をモニタする保護回路18、28が設けられている。帰還端子の電圧をモニタしてショートを検出する技術は、特許文献2に記載されている。
もし、第1帰還端子P1が短絡した場合、保護回路18によって短絡が検出され、第2帰還端子P2が短絡した場合、保護回路28によって、短絡が検出される。
ところが、図1の回路では、帰還端子P1、P2同士のショートを検出できない場合がある。図1には、帰還端子P1、P2間の短絡経路を破線L1で示す。帰還端子P1、P2がショートすると、第1、第2チャンネルのうち、いずれか一方の帰還経路が有効となり、他方の帰還が遮断される。第1チャンネルの帰還が有効となる場合、第1出力電圧Vout1は、Vout1=Vref1×(Ra+R11)/Raに安定化される。ここで、Raは、短絡時に並列接続される抵抗R12、R22、R21の合成抵抗である。
また、帰還が遮断される第2チャンネルに着目すると、第2出力電圧Vout2は、0Vとなる。なぜなら、第2帰還電圧Vfb2は、第1帰還電圧Vfb1と等しくなっており、Vfb2≠Vref2となるため、第2誤差電圧Verr2が周期信号Vosc2の電圧範囲を逸脱し、第2パルス信号Vpwm2が出力されず、第2スイッチング回路320のスイッチングが停止するためである。
ところが、この場合、第2出力電圧Vout2は、本来出力すべき電圧とは大きく異なっているにもかかわらず、帰還端子P1、P2の電圧値は、正常動作時とそれほど変わらない値となるため、第1保護回路18、第2保護回路28は、回路の異常を検出することができないという問題がある。図1では、降圧型のスイッチングレギュレータであるが、昇圧型のスイッチングレギュレータなどその他の電源装置でも同様の問題が発生しうる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路異常を正確に検出できるスイッチング電源装置の制御回路の提供にある。
本発明のある態様は、安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置の制御回路に関する。この制御回路は、各チャンネルごとに設けられた、当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、を備え、更に、各チャンネルの誤差増幅器から出力される誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路を備える。
この態様によると、異なるチャンネルの帰還端子同士が短絡した場合に、帰還端子の電圧のわずかな変動が、誤差増幅器から出力される誤差電圧では、大きな変動として現れる。したがって、監視回路により誤差電圧をモニタすることにより、回路異常を確実に検出することができる。
パルス変調器は、誤差増幅器からの誤差電圧を、所定の周期信号の電圧と比較し、2つの電圧の大小関係に応じてハイレベルとローレベルが変化するパルス信号を出力するコンパレータを含んでもよい。監視回路は、誤差電圧が、周期信号の電圧範囲に応じて定められた電圧範囲を逸脱したとき、スイッチング素子の駆動を停止してもよい。
異なるチャンネルの帰還端子同士が短絡するなどして回路異常が発生すると、誤差増幅器から出力される誤差電圧は、周期信号の電圧範囲から外れ、その結果、パルス信号の信号レベルは、ハイレベルまたはローレベルに固定される。そこで、誤差電圧と比較すべき電圧を、周期信号の電圧範囲に応じて設定することにより、回路異常を正確に検出することができる。
ある態様の制御回路は、各チャンネルの出力電圧を緩やかに立ち上げるソフトスタート回路をさらに備えてもよい。監視回路は、ソフトスタート期間において、無効化されてもよい。
各チャンネルの出力電圧が、所定の電圧値に達する以前に、ソフトスタートを実行するソフトスタート期間では、誤差電圧が所定の範囲から外れる場合がある。この態様の制御回路によれば、ソフトスタート期間において、回路異常を誤認識するのを防止することができる。
監視回路は、誤差電圧が、周期信号のピーク電圧より高く設定された第1しきい値電圧を上回ったとき、または、周期信号のボトム電圧より低く設定された第2しきい値電圧を下回ったとき、スイッチング素子の駆動を停止してもよい。
周期信号の最大値(ピーク電圧)もしくは最小値(ボトム電圧)に、所定の電位差を加味してしきい値電圧を設定することにより、正確な回路異常の検出が可能となる。
ある態様の監視回路は、誤差電圧を、所定のしきい値電圧と比較する異常検出コンパレータを含んでもよい。
ある態様の監視回路は、誤差増幅器の出力端子から電位の固定された端子に至る経路上に設けられたトランジスタおよび抵抗を含み、トランジスタの制御端子を、所定のしきい値電圧に応じた電圧に固定してバイアスするとともに、抵抗に発生する電圧降下に応じた信号を、電圧比較の結果として出力してもよい。
この場合、コンパレータを利用せずに、トランジスタと抵抗で回路異常を検出できるため、回路面積を縮小することができる。
本発明の別の態様は、安定化された第1、第2出力電圧を生成するスイッチング電源装置の制御回路に関する。この制御回路において、第1、第2出力電圧を帰還制御する第1、第2チャンネルは、それぞれ、当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、当該チャンネルの誤差増幅器の出力信号を監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも当該チャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、スイッチング電源装置である。この装置は、安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置であって、各チャンネルは、インダクタおよびキャパシタを含むスイッチングレギュレータ出力回路と、スイッチングレギュレータ出力回路にスイッチング電圧を供給するスイッチング素子と、スイッチング素子のオンオフを制御する制御回路と、を備える。各チャンネルの制御回路は、当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、を含み、更に、制御回路は、各チャンネルの誤差増幅器から出力される誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路を含む。
本発明のさらに別の態様は、安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置の制御方法に関する。この制御方法は、各チャンネルの出力電圧に応じた電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた誤差電圧を出力するステップと、誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するステップと、パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するステップと、各チャンネルの誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る制御回路によれば、回路異常を正確に検出することができる。
以下本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図2は、本発明の実施の形態に係るスイッチング電源装置200の構成を示す。スイッチング電源装置200は、安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置である。スイッチング電源装置200は、入力端子202に入力された電圧(以下、入力電圧Vinという)を降圧して、2チャンネルの出力電圧(以下、第1出力電圧Vout1、第2出力電圧Vout2という)を生成し、出力端子204、206から出力する。
第1チャンネルは、抵抗R11、R12、第1誤差増幅器10、第1PWMコンパレータ12、第1ドライバ回路16、第1監視回路30、第1スイッチング回路310、第1出力回路312を含む。同様に、第2チャンネルは、抵抗R21、R22、第2誤差増幅器20、第2PWMコンパレータ22、第2発振器24、第2ドライバ回路26、第2監視回路40、第2スイッチング回路320、第2出力回路322を含む。
本実施の形態では、第1誤差増幅器10、第1パルス幅変調器11、第1ドライバ回路16、第1監視回路30、第2誤差増幅器20、第2パルス幅変調器21、第2ドライバ回路26、第2監視回路40が、一つの半導体基板上に機能ICとして一体集積化される。なお、制御回路100には、第1スイッチング回路310、第2スイッチング回路320がさらに集積化されてもよい。
すなわち、制御回路100は、チャンネルごとに、帰還端子P1(P2)、誤差増幅器10(20)、パルス幅変調器11(21)、ドライバ回路16(26)、監視回路30(40)を備える。ここで、括弧内の数字は、第2チャンネルの部材を示す。
第1帰還端子P1には、当該チャンネルから出力される第1出力電圧Vout1に応じた第1帰還電圧Vfb1が入力される。上述のように、第1帰還電圧Vfb1は、第1出力電圧Vout1を分圧した電圧である。第1誤差増幅器10は、第1帰還端子P1の電圧Vfb1と、所定の基準電圧Vref1との誤差に応じた電圧(第1誤差電圧Verr1)を出力する。なお、第1誤差増幅器10の出力端子と、反転入力端子の間には、直列接続された抵抗およびキャパシタが設けられるが、図では省略されている。
第1パルス幅変調器11は、第1誤差増幅器10から出力される第1誤差電圧Verr1に応じてデューティ比が変化する第1パルス信号Vpwmを出力する。本実施の形態において、第1パルス幅変調器11は、第1PWMコンパレータ12、第1発振器14を含む。第1発振器14は、三角波あるいはのこぎり波状の周期信号Voscを出力する。この第1発振器14は、第2チャンネルの第2発振器24と共通に設けられてもよい。第1PWMコンパレータ12は、第1誤差増幅器10から出力される第1誤差電圧Verr1と、周期信号Vosc1の電圧を比較する。第1PWMコンパレータ12からは、2つの電圧の大小関係に応じてハイレベルとローレベルが変化する第1パルス信号Vpwmが出力される。
第1ドライバ回路16は、第1パルス幅変調器11から出力される第1パルス信号Vpwmにもとづき、当該チャンネルに設けられた第1スイッチング回路310のスイッチング素子、すなわちハイサイドスイッチSwH1およびローサイドスイッチSwH2を駆動する。
第1監視回路30は、第1誤差増幅器10から出力される第1誤差電圧Verr1を監視し、その電圧値が所定の範囲を逸脱したとき、第1チャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する。スイッチング素子の停止は、第1ドライバ回路16に停止信号を出力し、ハイサイドスイッチSwH1、ローサイドスイッチSwH2のゲートレベルを固定することにより実現できるが、その方式は特に限定されない。
第1監視回路30において、第1誤差電圧Verr1は、周期信号Voscの電圧範囲VRANGE1に応じて定められた比較電圧範囲VRANGE2と比較され、比較電圧範囲VRANGE2を逸脱したとき、スイッチング素子の駆動が停止される。
たとえば、周期信号Voscのボトム電圧がVL、ピーク電圧がVHであるとき、その電圧範囲VRANGE1は、VL〜VHとなる。この場合、比較電圧範囲VRANGE2の下限値VL’および上限値VH’は、以下のように設定してもよい。
VL’=VL−ΔV1
VH’=VH+ΔV2
すなわち、第1監視回路30は、VH’を第1しきい値電圧として、VL’を第2しきい値電圧として、第1誤差電圧Verr1との電圧比較を実行し、Verr1<VL’のとき、あるいは、Verr1>VH’のときに、スイッチング素子の駆動を停止する。電圧差ΔV1、ΔV2の値は、0V〜数百mVの範囲で設定するのが好ましく、たとえば100mVに設定してもよい。この電圧差ΔV1、ΔV2は、実験により、あるいはシミュレーションによって最適化することができる。
以下、第1監視回路30の具体的な構成例について説明する。図3は、第1監視回路30の構成例を示す回路図である。
第1監視回路30は、異常検出コンパレータ32、34、オアゲート36を含む。異常検出コンパレータ32は、第1しきい値電圧VH’を第1誤差電圧Verr1と比較し、Verr1>VH’のときハイレベルとなる第1異常信号S1を出力する。異常検出コンパレータ34は、第2しきい値電圧VL’を第1誤差電圧Verr1と比較し、Verr1<VL’のときハイレベルとなる第2異常信号S2を出力する。オアゲート36は、第1異常信号S1と第2異常信号S2の論理和を、異常信号S3として、第1ドライバ回路16へと出力する。異常信号S3は、Verr1>VH’またはVerr1<VL’が成り立つとき、すなわち、第1誤差電圧Verr1が、所定の比較電圧範囲VL’〜VH’を逸脱したときに、ハイレベルとなる。第1ドライバ回路16は、異常信号S3がハイレベルとなると、所定の信号処理を実行して、第1スイッチング回路310のスイッチング動作を停止する。
図4は、第1監視回路30の別の構成例を示す回路図である。図4の第1監視回路30’は、図3の第1異常検出コンパレータ32に換えて、第1比較部50を備え、第2異常検出コンパレータ34に換えて、第2比較部52を備える。
第1比較部50は、第1誤差増幅器10の出力端子から電位の固定された端子GNDに至る経路上に設けられたトランジスタQ1および抵抗R30を含む。トランジスタQ1は、PNP型のバイポーラトランジスタであって、制御端子であるベースは、第1しきい値電圧VH’に応じた電圧VHに固定してバイアスされる。また、トランジスタQ1のエミッタには、第1誤差電圧Verr1が印加され、コレクタは、一端が接地された抵抗R30と接続される。
第1誤差電圧Verr1が、VH’=VH+Vfで与えられる第1しきい値電圧より高くなると、トランジスタQ1がオンし、抵抗R30に電流が流れて、電圧降下ΔVが発生する。Vfは、バイポーラトランジスタのベースエミッタ間ダイオードの順方向電圧である。電圧降下ΔVが、エミッタ接地されたバイポーラトランジスタQ2の順方向電圧Vfを超えると、トランジスタQ2がオンし、第1異常信号S1がローレベルとなる。すなわち、抵抗R30に発生する電圧降下に応じた信号が、電圧比較の結果として出力される。
第2比較部52は、第1誤差増幅器10の出力端子から電位の固定された端子Vccに至る経路上に設けられたトランジスタQ3および抵抗R31を含む。トランジスタQ3は、NPN型のバイポーラトランジスタであって、制御端子であるベースは、第2しきい値電圧VL’に応じた電圧VLに固定してバイアスされる。また、トランジスタQ3のエミッタには、第1誤差電圧Verr1が印加され、コレクタは、一端が電源電圧に固定された抵抗R31と接続される。
第1誤差電圧Verr1が、VL’=VL−Vfで与えられる第2しきい値電圧より低くなると、トランジスタQ3がオンし、抵抗R31に電流が流れて、電圧降下ΔVが発生する。電圧降下ΔVが、バイポーラトランジスタQ4の順方向電圧Vfを超えると、トランジスタQ4がオンし、第2異常信号S2がハイレベルとなる。すなわち、抵抗R31に発生する電圧降下に応じた信号が、電圧比較の結果として出力される。
なお、第1比較部50、第2比較部52は、オープンコレクタ出力となっている。
第1監視回路30を図4のように構成することにより、回路素子数が多いコンパレータを用いなくても、電圧比較を行うことができ、回路面積を小さくすることができる。
また、第1監視回路30は、図3の第1異常検出コンパレータ32、第2異常検出コンパレータ34、図4の第1比較部50、第2比較部52を組み合わせて構成してもよい。たとえば、第1誤差電圧Verr1と第1しきい値電圧VH’との比較には、第2異常検出コンパレータ34を用い、第1誤差電圧Verr1と第2しきい値電圧VL’との比較には、第1比較部50を用いてもよい。
また、第1監視回路30は、上限値のみ、あるいは下限値のみを規定して、第1誤差電圧Verr1と比較してもよい。この場合、コンパレータ等の電圧比較手段がひとつ減らせるため、回路面積を削減することができる。
以上が、第1チャンネルの構成である。第2チャンネルについても同様に構成される。次に、このように構成された制御回路100の動作について説明する。
図5は、回路異常が発生した場合の制御回路100の状態を示すタイムチャートである。時刻t1に、第1帰還端子P1と第2帰還端子P2がショートしたとする。その結果、第1出力電圧Vout1は、所望の出力電圧とは若干異なる値に安定化される。このとき、第1誤差電圧Verr1は、帰還容量C1および帰還抵抗R1の作用によって、緩やかに変化する。
このとき、第2チャンネルに着目すると、第2帰還電圧Vfb2と、第2基準電圧Vref2の誤差が大きくなるため、第2誤差電圧Verr2は、周期信号Vosc2の電圧範囲VRANGE1を逸脱することになる。その後、時刻t2に、第2誤差電圧Verr2が第1しきい値電圧VL’を下回ると、第2異常検出コンパレータ34からの第2異常信号S2がハイレベルとなり、第2ドライバ回路26が停止され、第2チャンネルが遮断される。なお、第1監視回路30、第2監視回路40のいずれかにおいて、回路異常が検出された場合、全チャンネルのスイッチング動作を遮断しても良い。遮断処理は、異常信号のハイレベルが一定時間以上持続したときに実行されてもよい。
もし、図1の回路のように、第1帰還端子P1、第2帰還端子P2の電圧をモニタして、回路異常を検出しようとしても、第1帰還電圧Vfb1、第2帰還電圧Vfb2は、正常動作時に比べて、それほど大きく変化するわけではないため、検出できない場合があった。これに対して、第1誤差電圧Verr1、第2誤差電圧Verr2には、第1帰還電圧Vfb1、第2帰還電圧Vfb2のわずかな変動が反映されるため、本実施の形態に係る制御回路100は、第1帰還端子P1と第2帰還端子P2間のショートを確実に検出することができる。
図6は、変形例にかかる制御回路100aの構成を示す回路図である。図6では、第1チャンネルのみの構成を示すが、第2チャンネルについても同様の構成を有している。図6の制御回路100aは、第1出力電圧Vout1を緩やかに立ち上げるソフトスタート機能を有する。
ソフトスタート回路60は、回路の起動時、あるいは停止時に、緩やかに上昇あるいは低下するソフトスタート電圧Vssを生成する。第1誤差増幅器10aは2つの非反転入力端子を備え、その一方に、ソフトスタート電圧Vssが、他方に第1基準電圧Vref1が入力されている。第1誤差増幅器10aは、ソフトスタート電圧Vssと第1基準電圧Vref1のいずれか低い方の電圧と、第1帰還電圧Vfb1の誤差を増幅し、第1誤差電圧Verr1として出力する。その結果、第1出力電圧Vout1は、起動時あるいは停止時に、緩やかに立ち上がり、あるいは立ち下がる。なお、ソフトスタート機能の形式についてはこれに限定されるものではなく、他の形式であってもよい。
起動監視回路62は、ソフトスタート期間の間、監視回路30aの機能を無効化させるために設けられている。本実施の形態において、起動監視回路62はコンパレータであって、ソフトスタート電圧Vssを所定のしきい値電圧Vth1と比較し、Vss<Vth1を満たす期間をソフトスタート期間と判定する。起動監視回路62は、Vss<Vth1のときローレベルとなるイネーブル信号EN1を出力する。起動監視回路62は、ソフトスタート期間が特定できればよいため、必ずしもソフトスタート電圧Vssを監視する必要はなく、デジタル回路による時間管理などによってソフトスタート期間を特定してもよい。
第1監視回路30aは、第1誤差電圧Verr1をモニタするとともに、その監視動作のオンオフが切り替え可能に構成される。このために、第1監視回路30aは、イネーブル端子38を備え、イネーブル端子38に入力されたイネーブル信号EN1のレベルに応じて、監視結果、すなわち異常信号S3が、有効化あるいは無効化される。なお、監視結果を無効化する機能は、第1監視回路30ではなく、第1ドライバ回路16に設けられていてもよい。この場合、起動監視回路62から出力されるイネーブル信号EN1は、第1ドライバ回路16へと入力される。
第1出力電圧Vout1が負荷を駆動するための正常な値に立ち上がる以前には、端子間のショートなどの回路異常が発生していなくても、第1誤差電圧Verr1が、比較電圧範囲VRANGE2を逸脱する場合がある。図6の制御回路100aによれば、第1監視回路30の機能が、ソフトスタート期間の間、無効化され、ある程度の電圧が出力された後に、第1監視回路30が有効に機能するため、回路異常の誤検出を防止することができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
実施の形態では、第1帰還端子P1と第2帰還端子P2間のショートを回路異常として検出する場合について説明したが、実施の形態に係る制御回路100によれば、各端子と接地間のショートや、その他の端子とのショートも検出することができることはいうまでもない。
また、制御回路100は2チャンネルである必要はなく、3チャンネル以上で構成されていてもよい。また、実施の形態では、各チャンネルごとに、第1監視回路30、第2監視回路40が設けられる場合について説明したが、本発明はこれには限定されず、少なくとも一つのチャンネルの誤差電圧Verrを監視する回路を備えればよい。
さらに、実施の形態では、スイッチング電源装置200が降圧型のスイッチングレギュレータを備える場合について説明したが、本発明はこれには限定されず、昇圧型のスイッチングレギュレータ、昇降圧型のスイッチングレギュレータであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
実施の形態にもとづき、本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
一般的な2チャンネルのスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。 第1監視回路の構成例を示す回路図である。 第1監視回路の別の構成例を示す回路図である。 回路異常が発生した場合の制御回路の状態を示すタイムチャートである。 変形例にかかる制御回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
100 制御回路、 200 スイッチング電源装置、 10 第1誤差増幅器、 11 第1パルス幅変調器、 12 第1PWMコンパレータ、 14 第1発振器、 16 第1ドライバ回路、 20 第2誤差増幅器、 21 第2パルス幅変調器、 22 第2PWMコンパレータ、 24 第2発振器、 26 第2ドライバ回路、 30 第1監視回路、 32 第1異常検出コンパレータ、 34 第2異常検出コンパレータ、 40 第2監視回路、 50 第1比較部、 52 第2比較部、 60 ソフトスタート回路、 62 起動監視回路、 P1 第1帰還端子、 P2 第2帰還端子、 310 第1スイッチング回路、 312 第1出力回路、 320 第2スイッチング回路、 322 第2出力回路、 Vout1 第1出力電圧、 Vout2 第2出力電圧。

Claims (10)

  1. 安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置の制御回路であって、
    各チャンネルごとに設けられた、
    当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、
    前記帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、
    前記パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、
    を備え、更に、
    各チャンネルの誤差増幅器から出力される誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記パルス変調器は、前記誤差増幅器からの誤差電圧を、所定の周期信号の電圧と比較し、2つの電圧の大小関係に応じてハイレベルとローレベルが変化するパルス信号を出力するコンパレータを含み、
    前記監視回路は、
    前記誤差電圧が、前記周期信号の電圧範囲に応じて定められた電圧範囲を逸脱したとき、スイッチング素子の駆動を停止することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 各チャンネルの出力電圧を緩やかに立ち上げるソフトスタート回路をさらに備え、
    前記監視回路は、ソフトスタート期間において、無効化されることを特徴とする請求項1または2に記載の制御回路。
  4. 前記監視回路は、
    前記誤差電圧が、前記周期信号のピーク電圧より高く設定された第1しきい値電圧を上回ったとき、前記スイッチング素子の駆動を停止することを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  5. 前記監視回路は、
    前記誤差電圧が、前記周期信号のボトム電圧より低く設定された第2しきい値電圧を下回ったとき、前記スイッチング素子の駆動を停止することを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  6. 前記監視回路は、
    前記誤差電圧を、所定のしきい値電圧と比較する異常検出コンパレータを含むことを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  7. 前記監視回路は、
    前記誤差増幅器の出力端子から電位の固定された端子に至る経路上に設けられたトランジスタおよび抵抗を含み、
    前記トランジスタの制御端子を、所定のしきい値電圧に応じた電圧に固定してバイアスするとともに、前記抵抗に発生する電圧降下に応じた信号を、電圧比較の結果として出力することを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  8. 安定化された第1、第2出力電圧を生成するスイッチング電源装置の制御回路であって、
    前記第1、第2出力電圧を帰還制御する第1、第2チャンネルは、それぞれ、
    当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、
    前記帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、
    前記パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、
    当該チャンネルの誤差増幅器の出力信号を監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも当該チャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路と、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  9. 安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置であって、
    各チャンネルは、
    インダクタおよびキャパシタを含むスイッチングレギュレータ出力回路と、
    前記スイッチングレギュレータ出力回路にスイッチング電圧を供給するスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のオンオフを制御する制御回路と、
    を備え、
    各チャンネルの制御回路は、
    当該チャンネルの出力電圧に応じた電圧が帰還される帰還端子と、
    前記帰還端子の電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた電圧を出力する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器から出力される誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するパルス変調器と、
    前記パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するドライバ回路と、
    を含み、更に、前記制御回路は、
    各チャンネルの誤差増幅器から出力される誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止する監視回路を含むことを特徴とするスイッチング電源装置。
  10. 安定化された複数の出力電圧を生成するマルチチャンネルスイッチング電源装置の制御方法であって、
    各チャンネルの出力電圧に応じた電圧と、所定の基準電圧との誤差に応じた誤差電圧を出力するステップと、
    前記誤差電圧に応じてデューティ比が変化するパルス信号を出力するステップと、
    前記パルス信号にもとづき、当該チャンネルに設けられたスイッチング素子を駆動するステップと、
    各チャンネルの誤差電圧の少なくとも一つを監視し、その電圧値が、所定の範囲を逸脱したとき、少なくとも一つのチャンネルのスイッチング素子の駆動を停止するステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
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