JP2530717B2 - 電池電圧判別回路 - Google Patents
電池電圧判別回路Info
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- JP2530717B2 JP2530717B2 JP1137670A JP13767089A JP2530717B2 JP 2530717 B2 JP2530717 B2 JP 2530717B2 JP 1137670 A JP1137670 A JP 1137670A JP 13767089 A JP13767089 A JP 13767089A JP 2530717 B2 JP2530717 B2 JP 2530717B2
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R19/00—Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
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- G01R19/16533—Indicating that current or voltage is either above or below a predetermined value or within or outside a predetermined range of values characterised by the application
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0047—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with monitoring or indicating devices or circuits
- H02J7/0048—Detection of remaining charge capacity or state of charge [SOC]
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- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/0003—Details of control, feedback or regulation circuits
- H02M1/0025—Arrangements for modifying reference values, feedback values or error values in the control loop of a converter
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、例えば携帯型日本語ワードプロセッサ等の
ように電池を駆動用電源とする電子機器において、電池
が機器を正常に駆動できない程度にまで消耗したか否か
を判別するのに用いる電池電圧判別回路に関するもので
ある。
ように電池を駆動用電源とする電子機器において、電池
が機器を正常に駆動できない程度にまで消耗したか否か
を判別するのに用いる電池電圧判別回路に関するもので
ある。
＜従来の技術＞ 斯かる電池を駆動用電源とする電子機器に設けられる
従来の電池電圧判別回路は、一般に第７図に示すような
構成になっている。即ち、駆動用電源となる電池Baの電
池電圧VBがDC−DCコンバータPSにより所定の負荷電圧VC
に定電圧化された後に負荷L0に供給されており、電池電
圧VBを２個の抵抗R1,R2により分圧して、第８図（ａ）
に示すように電池電圧VBに対応した検出電池電圧V1を発
生させ、且つコンパレータCPの反転入力端子−に入力す
るとともに、一定の負荷電圧VCを２個の抵抗R3,R4によ
り分圧して所定の基準電圧V2を発生させ、且つコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に入力する。そして、検出電
池電圧V1が基準電圧V2まで低下した時点で、第８図
（ｂ）に示すようにコンパレータCPからハイレベルの異
常電圧検出信号LBを出力して、電池Baが使用不能状態ま
で消耗したことを報知するようになっている。尚、第７
図の各コンデンサC1,C2は、それぞれ電池電圧VBおよび
負荷電圧VCのリップル除去用に設けられている。
従来の電池電圧判別回路は、一般に第７図に示すような
構成になっている。即ち、駆動用電源となる電池Baの電
池電圧VBがDC−DCコンバータPSにより所定の負荷電圧VC
に定電圧化された後に負荷L0に供給されており、電池電
圧VBを２個の抵抗R1,R2により分圧して、第８図（ａ）
に示すように電池電圧VBに対応した検出電池電圧V1を発
生させ、且つコンパレータCPの反転入力端子−に入力す
るとともに、一定の負荷電圧VCを２個の抵抗R3,R4によ
り分圧して所定の基準電圧V2を発生させ、且つコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に入力する。そして、検出電
池電圧V1が基準電圧V2まで低下した時点で、第８図
（ｂ）に示すようにコンパレータCPからハイレベルの異
常電圧検出信号LBを出力して、電池Baが使用不能状態ま
で消耗したことを報知するようになっている。尚、第７
図の各コンデンサC1,C2は、それぞれ電池電圧VBおよび
負荷電圧VCのリップル除去用に設けられている。
＜発明が解決しようとする課題＞ ところで、電池Baを駆動用電源として使用する電子機
器、例えば携帯型日本語ワードプロセッサでは、プリン
タのＸ方向駆動用モータの起動時や通信回線接続用のモ
デムオプションの接続時等のように負荷が急激に変化し
た場合には、過電流が流れて電池電圧VBが低下し、且つ
検出電池電圧V1が瞬間的に急低下して基準電圧V2よりも
低くなることがあり、電池Baが使用不能状態まで消耗し
ていないにも拘わらず異常電圧検出信号LBが出力される
ことになる。このような不都合を解消するために、急激
な負荷変動の発生時には異常電圧検出信号が出力されて
もこれを報知しないようにしたり、或いは、電池消耗の
検出条件を、例えばプリンタで記録紙の全面に渡り黒く
印字すると云った考えられる限りの最大負荷状態に合わ
せて設定したりしている。
器、例えば携帯型日本語ワードプロセッサでは、プリン
タのＸ方向駆動用モータの起動時や通信回線接続用のモ
デムオプションの接続時等のように負荷が急激に変化し
た場合には、過電流が流れて電池電圧VBが低下し、且つ
検出電池電圧V1が瞬間的に急低下して基準電圧V2よりも
低くなることがあり、電池Baが使用不能状態まで消耗し
ていないにも拘わらず異常電圧検出信号LBが出力される
ことになる。このような不都合を解消するために、急激
な負荷変動の発生時には異常電圧検出信号が出力されて
もこれを報知しないようにしたり、或いは、電池消耗の
検出条件を、例えばプリンタで記録紙の全面に渡り黒く
印字すると云った考えられる限りの最大負荷状態に合わ
せて設定したりしている。
然し乍ら、前者の手段では、本来の目的である電池電
圧が機器駆動に対し使用不能状態にまで低下したのを正
確に検出できず、一方、後者の手段では、低負荷状態に
おいても最大負荷状態に対応した検出条件で電池の消耗
度合を判別するので、十分に使用できる程度であっても
異常電圧検出信号が誤出力されてしまい、電池を効率的
に使用できないので極めて不経済である。
圧が機器駆動に対し使用不能状態にまで低下したのを正
確に検出できず、一方、後者の手段では、低負荷状態に
おいても最大負荷状態に対応した検出条件で電池の消耗
度合を判別するので、十分に使用できる程度であっても
異常電圧検出信号が誤出力されてしまい、電池を効率的
に使用できないので極めて不経済である。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、負荷の急激な変動に対しても電池の消耗度
合を正確に判別できるような電池電圧判別回路を提供す
ることを技術的課題とするものである。
ものであり、負荷の急激な変動に対しても電池の消耗度
合を正確に判別できるような電池電圧判別回路を提供す
ることを技術的課題とするものである。
＜課題を解決するための手段＞ 上記の技術的課題を達成するため、本発明の電池電圧
判別回路は、機器の駆動電源用電池の電圧を検出してそ
の検出電池電圧を基準電圧と比較するとともに、その検
出電池電圧が基準電圧まで低下した時点で、電池が使用
不能状態まで消耗したことを示す異常電圧検出信号を出
力する電池電圧判別回路において、上記基準電圧を、急
激に変動する複数の負荷状態にそれぞれ対応する値に設
定する基準電圧設定手段と、この基準電圧設定手段を、
上記各負荷変動の発生時に予め設定されている当該負荷
変動の発生時間に相当する変更時間だけ駆動させる基準
電圧変更手段とを備えてなることによって特徴づけられ
ている。
判別回路は、機器の駆動電源用電池の電圧を検出してそ
の検出電池電圧を基準電圧と比較するとともに、その検
出電池電圧が基準電圧まで低下した時点で、電池が使用
不能状態まで消耗したことを示す異常電圧検出信号を出
力する電池電圧判別回路において、上記基準電圧を、急
激に変動する複数の負荷状態にそれぞれ対応する値に設
定する基準電圧設定手段と、この基準電圧設定手段を、
上記各負荷変動の発生時に予め設定されている当該負荷
変動の発生時間に相当する変更時間だけ駆動させる基準
電圧変更手段とを備えてなることによって特徴づけられ
ている。
＜作用＞ 急激な負荷の変動がない場合には、基準電圧変更手段
が駆動せず、検出電池電圧が所定の基準電圧と比較され
る。そして、予知できる急激な負荷変動、例えば、プリ
ンタのＸ方向駆動用モータの起動やモデムオプションの
接続に対しては、その操作が行われたのを検知して基準
信号変更手段が基準電圧設定手段をを制御し、基準電圧
測定手段によって、発生する負荷変動に対応して予め設
定された基準電圧に変更され、且つこの基準電圧の変更
がその負荷変動の発生時間に対応して予め設定された変
更時間だけ継続される。このように各負荷の状態に合致
した基準電圧に変更した検出条件で電池の消耗度合を判
別するので、負荷の変動に拘わらず電池の電力消費状態
を正確に判別することができ、電池を経済的に使用する
ことができる。
が駆動せず、検出電池電圧が所定の基準電圧と比較され
る。そして、予知できる急激な負荷変動、例えば、プリ
ンタのＸ方向駆動用モータの起動やモデムオプションの
接続に対しては、その操作が行われたのを検知して基準
信号変更手段が基準電圧設定手段をを制御し、基準電圧
測定手段によって、発生する負荷変動に対応して予め設
定された基準電圧に変更され、且つこの基準電圧の変更
がその負荷変動の発生時間に対応して予め設定された変
更時間だけ継続される。このように各負荷の状態に合致
した基準電圧に変更した検出条件で電池の消耗度合を判
別するので、負荷の変動に拘わらず電池の電力消費状態
を正確に判別することができ、電池を経済的に使用する
ことができる。
＜実施例＞ 以下、本発明の好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
第１図は携帯型日本語ワードプロセッサに適用した場
合の本発明の一実施例の電気回路図で、同図において第
７図と同一若しくは同等のものには同一の符号を付して
その説明を省略する。そして、第７図と相違する点は、
コンパレータCPの基準電圧入力用の非反転入力端子＋と
アースとの間に、それぞれ抵抗値の異なる４個の抵抗R5
〜R8と個別のスイッチングトランジスタQ1〜Q4とをそれ
ぞれ直列接続した４種の基準電圧変更用回路を互いに並
列接続し、各スイッチングトランシスタQ1〜Q4のそれぞ
れのベースに、個別の制御信号端子S1〜S4を接続した構
成を付加したことのみである。
合の本発明の一実施例の電気回路図で、同図において第
７図と同一若しくは同等のものには同一の符号を付して
その説明を省略する。そして、第７図と相違する点は、
コンパレータCPの基準電圧入力用の非反転入力端子＋と
アースとの間に、それぞれ抵抗値の異なる４個の抵抗R5
〜R8と個別のスイッチングトランジスタQ1〜Q4とをそれ
ぞれ直列接続した４種の基準電圧変更用回路を互いに並
列接続し、各スイッチングトランシスタQ1〜Q4のそれぞ
れのベースに、個別の制御信号端子S1〜S4を接続した構
成を付加したことのみである。
この実施例で適用する携帯型日本語ワードプロセッサ
において予知できる急激な負荷変動としては、プリンタ
のＸ方向駆動用モータの起動、通信回線接続用のモデム
オプションの接続、ブザー音の発生および表示用LEDの
点灯がある。第５図は、前述の各負荷変動が順次発生し
た場合の負荷電流の変化を示したもので、第４図はその
負荷電流の変化に伴って変化する電池電圧VBを示してい
る。即ち、これらの図には、T0時に電源投入し、T1時に
モータが起動し、T2時にモデムオプションを接続し、T3
時にブザー音が発生し、T4時に再びモータが起動し、T5
時にLEDが点灯し、T6時にブザー音の鳴動が停止し、T7
時にLEDが消灯し、T8時に電源を遮断した場合の負荷電
流および電池電圧の変化を示してある。そして、第３図
のT1時およびT4時に発生するモータの起動による電池電
圧の変動時間はt1（100msec）で、その時の電池電圧の
変動はv1（−0.5V）である。
において予知できる急激な負荷変動としては、プリンタ
のＸ方向駆動用モータの起動、通信回線接続用のモデム
オプションの接続、ブザー音の発生および表示用LEDの
点灯がある。第５図は、前述の各負荷変動が順次発生し
た場合の負荷電流の変化を示したもので、第４図はその
負荷電流の変化に伴って変化する電池電圧VBを示してい
る。即ち、これらの図には、T0時に電源投入し、T1時に
モータが起動し、T2時にモデムオプションを接続し、T3
時にブザー音が発生し、T4時に再びモータが起動し、T5
時にLEDが点灯し、T6時にブザー音の鳴動が停止し、T7
時にLEDが消灯し、T8時に電源を遮断した場合の負荷電
流および電池電圧の変化を示してある。そして、第３図
のT1時およびT4時に発生するモータの起動による電池電
圧の変動時間はt1（100msec）で、その時の電池電圧の
変動はv1（−0.5V）である。
また、同T2時に発生するモデムオプションの接続によ
る電池電圧の変動時間はt2（50msec）で、その時の電池
電圧の変動はv2（−0.7V）である。更に、同T3時に発生
するブザー音の鳴動による電池電圧の変動時間はt3（75
msec）で、その時の電池電圧の変動はv3（−0.2V）であ
る。更にまた、同T5時に発生するLEDの点灯による電池
電圧の変動時間はt4（25mse）で、その時の電池電圧の
変動はv4（−0.1V）である。
る電池電圧の変動時間はt2（50msec）で、その時の電池
電圧の変動はv2（−0.7V）である。更に、同T3時に発生
するブザー音の鳴動による電池電圧の変動時間はt3（75
msec）で、その時の電池電圧の変動はv3（−0.2V）であ
る。更にまた、同T5時に発生するLEDの点灯による電池
電圧の変動時間はt4（25mse）で、その時の電池電圧の
変動はv4（−0.1V）である。
この実測データに基づいて、モータ起動時の基準電圧
設定用抵抗R5として、トランジスタQ1がオンしてコンパ
レータCPの非反転入力端子に接続状態となった時に抵抗
R3,R4に分圧による基準電圧を0.5Vだけ低下させる抵抗
値のものが選定されている。
設定用抵抗R5として、トランジスタQ1がオンしてコンパ
レータCPの非反転入力端子に接続状態となった時に抵抗
R3,R4に分圧による基準電圧を0.5Vだけ低下させる抵抗
値のものが選定されている。
以下同様に、モデムオプション接続時の基準電圧設定
用抵抗R6として抵抗R3,R4の分圧による基準電圧を0.7V
だけ低下させる抵抗値のものが、ブザー音発生時の基準
電圧設定用抵抗R7として抵抗R3,R4の分圧による基準電
圧を0.2Vだけ低下させる抵抗値のものが、LED点灯時の
基準電圧設定用抵抗として抵抗R3,R4の分圧による基準
電圧を0.1Vだけ低下させる抵抗値のものが、それぞれ設
定されている。
用抵抗R6として抵抗R3,R4の分圧による基準電圧を0.7V
だけ低下させる抵抗値のものが、ブザー音発生時の基準
電圧設定用抵抗R7として抵抗R3,R4の分圧による基準電
圧を0.2Vだけ低下させる抵抗値のものが、LED点灯時の
基準電圧設定用抵抗として抵抗R3,R4の分圧による基準
電圧を0.1Vだけ低下させる抵抗値のものが、それぞれ設
定されている。
次に、前記実施例における第３図および第４図に示し
たような負荷変動発生時の動作を、第２図，第５図およ
び第６図を参照しながら詳細に説明する。電源が投入さ
れると、第２図に示すシーケンスがスタートし、モータ
起動の操作がされたか否か（ステップS1）、モデムオプ
ションを接続する操作をされたか否か（ステップS3）、
ブザー音発生状態になったか否か（ステップS5）、およ
びLEDの点灯状態となったか否か（ステップS7）の各判
断が順次行われ、これら何れの判断においてもNOと判別
された場合には、各判断に対応する処理のステップをそ
れぞれジャンプしてループを繰り返す。
たような負荷変動発生時の動作を、第２図，第５図およ
び第６図を参照しながら詳細に説明する。電源が投入さ
れると、第２図に示すシーケンスがスタートし、モータ
起動の操作がされたか否か（ステップS1）、モデムオプ
ションを接続する操作をされたか否か（ステップS3）、
ブザー音発生状態になったか否か（ステップS5）、およ
びLEDの点灯状態となったか否か（ステップS7）の各判
断が順次行われ、これら何れの判断においてもNOと判別
された場合には、各判断に対応する処理のステップをそ
れぞれジャンプしてループを繰り返す。
そして、T1時にはステップS1でYESと判断され、第５
図（ａ）に示すように第１の制御信号端子S1から100mse
cの時間だけ制御信号が出力され（ステップS2）、第１
のスイッチングトランジスタQ1がオンして抵抗R5がコン
パレータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、
第６図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設
定された電圧をv1（0.5V）だけ低下させた基準電圧V1に
変更して設定する。従って、第３図に示したようにモー
タが起動することによる電池電圧VBつまり検出電池電圧
V1の低下が0.5V以内であれば、コンパレータCPから異常
電圧検出信号LBが出力されることはない。
図（ａ）に示すように第１の制御信号端子S1から100mse
cの時間だけ制御信号が出力され（ステップS2）、第１
のスイッチングトランジスタQ1がオンして抵抗R5がコン
パレータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、
第６図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設
定された電圧をv1（0.5V）だけ低下させた基準電圧V1に
変更して設定する。従って、第３図に示したようにモー
タが起動することによる電池電圧VBつまり検出電池電圧
V1の低下が0.5V以内であれば、コンパレータCPから異常
電圧検出信号LBが出力されることはない。
同様に、T2時にはステップS3でYESと判断され、第５
図（ｂ）に示すように第２の制御信号端子S2から50msec
の時間だけ制御信号が出力され（ステップS4）、第２の
スイッチングトランジスタQ2がオンして抵抗R6がコンパ
レータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第
６図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定
された電圧をv2（0.7V）だけ低下させた基準電圧V1に変
更して設定する。従って、モデムオプションが接続され
ることによる検出電池電圧V1の低下が0.7V以内であれ
ば、コンパレータCPから異常電圧検出信号LBは出力され
ない。
図（ｂ）に示すように第２の制御信号端子S2から50msec
の時間だけ制御信号が出力され（ステップS4）、第２の
スイッチングトランジスタQ2がオンして抵抗R6がコンパ
レータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第
６図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定
された電圧をv2（0.7V）だけ低下させた基準電圧V1に変
更して設定する。従って、モデムオプションが接続され
ることによる検出電池電圧V1の低下が0.7V以内であれ
ば、コンパレータCPから異常電圧検出信号LBは出力され
ない。
また、T3時にはステップS5でYESと判断され、第５図
（ｃ）に示すように第３の制御信号端子S3から75msecの
時間だけ制御信号が出力され（ステップS6）、第３のス
イッチングトランジスタQ3がオンして抵抗R7がコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第６
図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定さ
れた電圧をv3（0.2V）だけ低下させた基準電圧V1に変更
して設定する。従って、ブザー音が発生することによる
検出電池電圧V1の低下が0.5V以内であれば、コンパレー
タCPから異常電圧検出信号LBが出力されることはない。
（ｃ）に示すように第３の制御信号端子S3から75msecの
時間だけ制御信号が出力され（ステップS6）、第３のス
イッチングトランジスタQ3がオンして抵抗R7がコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第６
図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定さ
れた電圧をv3（0.2V）だけ低下させた基準電圧V1に変更
して設定する。従って、ブザー音が発生することによる
検出電池電圧V1の低下が0.5V以内であれば、コンパレー
タCPから異常電圧検出信号LBが出力されることはない。
更に、T5時にはステップS7でYESと判断され、第５図
（ｄ）に示すように第４の制御信号端子S4から25msecの
時間だけ制御信号が出力され（ステップS8）、第４のス
イッチングトランジスタQ4がオンして抵抗R8がコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第６
図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定さ
れた電圧をv4（0.1V）だけ低下させた基準電圧V1に変更
して設定する。従って、LED点灯による検出電池電圧V1
の低下が0.5V以内であれば、コンパレータCPから異常電
圧検出信号LBは出力しない。
（ｄ）に示すように第４の制御信号端子S4から25msecの
時間だけ制御信号が出力され（ステップS8）、第４のス
イッチングトランジスタQ4がオンして抵抗R8がコンパレ
ータCPの非反転入力端子＋に対し接続状態となり、第６
図に示すように、２個の抵抗R3,R4の分圧により設定さ
れた電圧をv4（0.1V）だけ低下させた基準電圧V1に変更
して設定する。従って、LED点灯による検出電池電圧V1
の低下が0.5V以内であれば、コンパレータCPから異常電
圧検出信号LBは出力しない。
＜発明の効果＞ 以上のように本発明の電池電圧判別回路によれば、予
知できる種々の急激な負荷変動によって変化する電池電
圧にそれぞれ対応する基準電圧と、各負荷変動の発生時
間にそれぞれ対応する前記各基準電圧の変更時間とを予
め設定するとともに、負荷変動の発生時に、その負荷変
動に対応する基準電圧に設定変更時間の間だけ変更する
構成としたので、急激な負荷変動の発生によって異常電
圧検出信号を誤出力することなく電池寿命の容量管理を
正確に行うことができ、電池を無駄なく効率的に使用す
ることができる。
知できる種々の急激な負荷変動によって変化する電池電
圧にそれぞれ対応する基準電圧と、各負荷変動の発生時
間にそれぞれ対応する前記各基準電圧の変更時間とを予
め設定するとともに、負荷変動の発生時に、その負荷変
動に対応する基準電圧に設定変更時間の間だけ変更する
構成としたので、急激な負荷変動の発生によって異常電
圧検出信号を誤出力することなく電池寿命の容量管理を
正確に行うことができ、電池を無駄なく効率的に使用す
ることができる。
また、基準電圧設定手段は、急激な負荷の変動時に予
め設定された変更時間だけ駆動し、一方、急激な負荷の
変動がない通常の状態ではその状態での基準電圧が設定
されており、判別手段の機能に無駄がない。
め設定された変更時間だけ駆動し、一方、急激な負荷の
変動がない通常の状態ではその状態での基準電圧が設定
されており、判別手段の機能に無駄がない。
第１図は本発明の一実施例の電気回路図、 第２図はそれを携帯型日本語ワードプロセッサに適用し
た場合のフローチャート、 第３図はそれの種々の急激な負荷変動に対する電池電圧
の特性図、 第４図は同負荷変動に対する負荷電流の特性図、 第５図はそれの制御信号のタイミングチャート、 第６図はそれの基準電圧の変化を示す特性図、 第７図は従来例の電気回路、 第８図（ａ），（ｂ）は電池電圧の消耗による一般的な
低下状態とそれにより電池寿命を検出する方法を示す通
電時間と電圧の関係図である。 Ba……電池 L0……負荷 R5〜R8……基準電圧設定用抵抗 Q1〜Q4……基準電圧変更用トランジスタCPコンパレータ V1……検出電池電圧 V2……基準電圧 LB……異常電圧検出信号 VB……電池電圧 CP……コンパレータ
た場合のフローチャート、 第３図はそれの種々の急激な負荷変動に対する電池電圧
の特性図、 第４図は同負荷変動に対する負荷電流の特性図、 第５図はそれの制御信号のタイミングチャート、 第６図はそれの基準電圧の変化を示す特性図、 第７図は従来例の電気回路、 第８図（ａ），（ｂ）は電池電圧の消耗による一般的な
低下状態とそれにより電池寿命を検出する方法を示す通
電時間と電圧の関係図である。 Ba……電池 L0……負荷 R5〜R8……基準電圧設定用抵抗 Q1〜Q4……基準電圧変更用トランジスタCPコンパレータ V1……検出電池電圧 V2……基準電圧 LB……異常電圧検出信号 VB……電池電圧 CP……コンパレータ
Claims (1)
- 【請求項１】機器の駆動電源用電池の電圧を検出してそ
の検出電池電圧を基準電圧と比較するとともに、その検
出電池電圧が基準電圧まで低下した時点で、電池が使用
不能状態まで消耗したことを示す異常電圧検出信号を出
力する電池電圧判別回路において、上記基準電圧を、急
激に変動する複数の負荷状態にそれぞれ対応する値に設
定する基準電圧設定手段と、この基準電圧設定手段を、
上記各負荷変動の発生時に予め設定されている当該負荷
変動の発生時間に相当する変更時間だけ駆動させる基準
電圧変更手段とを備えてなることを特徴とする電池電圧
判別回路。
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