JP5888056B2 - デジタル光コヒーレント伝送装置 - Google Patents

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Description

以下の実施形態は、デジタル光コヒーレント伝送装置に関する。
通信回線におけるトラフィックの増大により、幹線系光伝送システムの信号伝送速度は年々上昇しており、近年では次世代の100Gbps光伝送システム導入の要求が高まっている。
信号伝送速度が上昇すると、
1) 光信号対雑音比(OSNR、Optical Signal to Noise Ratio)耐力の低下や、
2) WDM(Wavelength Division Multiplexing、波長分割多重)伝送時の波長フィルタの帯域不足、
3) 伝送路の波長分散や偏波モード分散、もしくは非線形効果などによる波形歪み、
といった各要因による、信号品質の劣化が大きくなるという問題が発生する。
これらの問題解決の手段の一つとして、OSNRおよび伝送路の波形歪みに対する耐力改善が見込める、デジタル光コヒーレント受信方式が近年、注目されている(D. Ly-Gagnon, IEEE JLT, vol.24, pp.12-21, 2006)。
図1は、デジタル光コヒーレント受信器の構成例を示す図である。
図1において、デジタル光コヒーレント受信器は信号光と局発光源10からの局発光を偏光ビームスプリッタ(PBS、Polarization Beam Splitter)11−1、11−2により、各偏光軸に分離後、90度光ハイブリッド回路12−1、12−2で検波する。90度光ハイブリッド回路12−1、12−2から出力された光信号の振幅、位相に対応した光信号を電気信号に変換する光電変換器(O/E、Optical / Electrical converter; Photodiode)13−1〜13−4が設けられる。また、電気信号を量子化するためのアナログ/デジタル変換器(ADC、Analog / Digital converter)14−1〜14−4、量子化されたデジタルデータを用いて波形歪補償および信号復調を行うデジタル信号処理回路(DSP、Digital Signal Processor)15が設けられる。ここで、PBS11−1、11−2、90度光ハイブリッド回路12−1、12−2、光電変換器13−1〜13−4を合わせて、後述する、受信側のO/E変換部(25(図9)に対応するO/E変換部)16を構成する。
デジタル光コヒーレント受信方式は、従来の10Gbps光伝送システムで主に用いられてきた光強度のON/OFFを2値信号に割り当てて直接検波する方式とは異なり、光強度と位相情報をコヒーレント受信方式により抽出する。そして、抽出された光強度と位相情報をADCにより量子化することによって、デジタル信号処理回路にて復調を行う。このため、M-ary PSK(Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の多値変調方式や、FDM(Frequency Division Multiplexing)やOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等の周波数分割多重方式に対応できるという特徴がある。
デジタル光コヒーレント受信器における信号品質の劣化要因の一つとして、各チャネルの信号の振幅バラツキが挙げられる。各チャネルの信号振幅のバラツキが発生する要因として、ADC入力段までの、各チャネルの経路をなす電気線路や、90度ハイブリッド回路やO/E等の各構成素子の個体差などが考えられる。ADC入力段にて、各信号の振幅が最適状態からずれている場合、ADCにおいてアナログ/デジタル変換される信号の品質に影響が及んでしまう。
図2〜図4は、A/D変換後の信号の品質とADC入力信号振幅の関係を示す図である。
ここでは例として、DP-QPSK(Dual Polarization - Quadrature Phase Shift Keying、偏波多重数N=2の4QAMに相当)での例を挙げる。
図2および図3は、同相信号(I, In-phase)と直交信号(Q, Quadrature)間の信号振幅バラツキの有無による違いを示したものである。IQコンスタレーションマップ上での信号の配置について、図2(a)にてIQ信号の理想状態を、図3(a)および図4(a)にて信号振幅のバラツキが発生した状態を例示する。
また、図2(a)、図3(a)、図4(a)の各状態における信号のアナログ/デジタル変換時の様子を概要図として、図2(b)、図3(b)、図4(b)にそれぞれ示す。
図2(a)は、IQ間で信号振幅がADC入力振幅として適切に入力された理想的な状態である。図2(b)に示すように、ADCの分解能の範囲に対して入力信号の振幅が適切な範囲にある為、デジタル信号として量子化しても信号情報が大きく損なわれる事は無い。
図3(a)は信号振幅が過大な状態を表したものであり、信号振幅が過大な場合にはコンスタレーションマップ上では四角の形状に変化する。すなわち、I信号とQ信号が、ADCの上限出力を超えてしまい、リミットがかかってしまう状態となるので、コンスタレーションマップ上では、I方向とQ方向にある値で信号がカットされてしまうようになる。図3(b)に示すように、入力信号がADCの分解能の範囲を超過した領域の信号情報は量子化の際に失われる為、結果としてADCの感度劣化、および、デジタル信号処理の際の誤判定を発生させる。
図4(a)は、信号振幅が過小な状態を表したものである。図4(b)に示すように、ADCの分解能として有効な範囲が狭くなる為、量子化の際に信号情報が失われ、結果として振幅過大の場合と同様に、ADCの感度劣化、およびデジタル信号処理の際の誤判定を発生させる。
また、別の信号品質の劣化要因の一つとして、各チャネルの信号間スキュー(遅延時間差)が挙げられる。スキューが発生する要因として、上述の振幅バラツキと同様に、DSP(Digital Signal Processor)入力段までの、各チャネルの経路をなす電気線路や、90度ハイブリッド回路やO/E、ADC等の各構成素子の個体差などが考えられる。各信号間にスキューが存在する場合、DSPにおいて再生される信号の品質に影響が及んでしまう。
図5及び図6は、信号の再生品質とスキューの関係を示す図である。
ここでは例として、DP-QPSK方式での例を挙げる。
図5および図6は、I信号とQ信号間スキューの有無による違いを示したものであり、図5(a)および図6(a)にて各信号とADCサンプリングのタイミングの関係を、図5(b)および図6(b)にてIQコンスタレーションマップ上での信号の配置について例示する。
図5は、IQ間スキューが無い理想的な状態であり、図5(a)に示すように、I、Qの各信号はADCにて同一の位相タイミングにてサンプリングされ、信号点は、コンスタレーションマップ上では、図5(b)のように位相状態の組合せによって4箇所に配置される。
一方、図6は、IQ間スキューが存在する場合であり、図6(a)に示すように、Q信号がI信号に対してδだけ遅れている場合、本来サンプリングされるべき点(図6(a)での白点)からずれたタイミングでサンプリングされてしまう。この時、コンスタレーションマップ上では、図6(b)に示すように、信号は、本来の位置とは異なる箇所に配置される。
以下の実施形態では、信号品質の劣化を改善することのできるデジタル光コヒーレント伝送装置を提供する。
本実施形態の一側面におけるデジタル光コヒーレント伝送装置は、多値変調方式あるいは周波数分割多重方式を用いた光伝送システムにおけるデジタル光コヒーレント伝送装置であって、受信した光信号を光コヒーレント受信して電気信号に変換するO/E変換部と、該O/E変換部からの電気信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、該アナログ/デジタル変換部の出力デジタル信号について、第1のコンスタレーション情報を取得する第1のコンスタレーション取得部と、該第1のコンスタレーション情報より、該出力デジタル信号のI信号およびQ信号の両方を合わせたベクトルの振幅が適切でないと判断された場合には、該O/E変換部からの電気信号の振幅を制御する振幅制御部と、前記第1のコンスタレーション取得部の後段に設けられ、前記出力デジタル信号に対してデジタル信号処理を施すことにより、信号の復調を行うデジタル信号処理部と、該デジタル信号処理部によって復調された信号について、第2のコンスタレーション情報を取得する第2のコンスタレーション取得部と、前記第2のコンスタレーション情報に基づいて、前記I信号と前記Q信号とのスキューの補正を行うスキュー制御部とを備える。
以下の実施形態によれば、信号品質の劣化を改善することのできるデジタル光コヒーレント伝送装置を提供することができる。
デジタル光コヒーレント受信器の構成例を示す図である。 A/D変換後の信号の品質とADC入力信号振幅の関係を示す図(その1)である。 A/D変換後の信号の品質とADC入力信号振幅の関係を示す図(その2)である。 A/D変換後の信号の品質とADC入力信号振幅の関係を示す図(その3)である。 信号の再生品質とスキューの関係を示す図(その1)である。 信号の再生品質とスキューの関係を示す図(その2)である。 A/D変換後の信号がコンスタレーションマップ上で最適な範囲にあるかどうかを判定する方法の一例を示した図である。 A/D変換後の信号がコンスタレーションマップ上で最適な範囲にあるかどうかを判定する方法の一例を示したものである。 本実施形態のデジタル光コヒーレント伝送システムのブロック構成図である。 本実施形態の全体の処理の流れを示すフローチャートである。 図9の振幅制御量決定部の処理の流れを示すフローチャートである。 図9のEVM判定部の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態では、デジタル信号処理部へのADCからの信号の入力段と、デジタル信号処理部の出力段において、信号のコンスタレーションマップの情報を取得し、これを用いて、信号の振幅とスキューを補正する。
図7は、A/D変換後の信号がコンスタレーションマップ上で最適な範囲にあるかどうかを判定する方法の一例を示した図である。
図7に示すように、3種類のマスクを用いて判定する。マスクAはコンスタレーションマップ上の座標m,−m, n, −nを通る四角形を表す。ここで、m,nは、ADCのI信号及びQ信号の出力上限値である。また、マスクBはコンスタレーションマップ上の座標m,-m, n, -nを通る円形もしくは8N点数からなる多角形を表し、マスクCはコンスタレーションマップ上の座標m/2,−m/2, n/2, −n/2を通る円形もしくは8N点数からなる多角形を表す(N:任意の数)。ここで、8N点数からなる多角形というのは、デジタル処理する場合に、円形だと処理が複雑になるので、円形の近似形として、たとえば、8N多角形を用いるものである。しかし、理想的には、円形であるので、円形のマスクで容易に処理可能であれば、円形のマスクを使うのが好ましい。また、マスクCの座標は、m,nを2分の1を用いているが、必ずしもこれに限定されず、ここでは、例示として、座標値m,nを2分の1を用いた場合を示している。
ここで、各マスク内に分布する信号点数を計数し、これらの比を計算する。すなわち、振幅過大が発生したことを判定する値として、(マスクA内の分布点数)/(マスクB内の分布点数)を、振幅過小が発生したことを判定する値として、(マスクC内の分布点数)/(マスクB内の分布点数)を用いる。
各マスク内に分布する信号点数の関係として、マスクA内の分布点数とマスクB内の分布点数の比率が1に近ければ近いほど、振幅が最適な状態に近づき、また、1よりも大きくなればなるほど、振幅過大な状態に近くなる。一方、マスクC内の分布点数とマスクB内の分布点数の比率が1よりもある程度小さな値になると、振幅が最適な状態に近づき、また、1に近くなればなるほど、振幅過小な状態に近づく。この関係を利用し、比率の値を予め定めた閾値と比較する事で、振幅過大あるいは振幅過小が発生しているかどうかを判定する事が出来る。
上記閾値は、振幅過大判定のための比の値については、1に近づけば近づくほど、振幅過大が起こっていないことになるので、1とすることが考えられる。振幅過小判定のための比の値については、閾値は、1よりある程度小さい値だと振幅過小が起こっていないことになるので、1よりある程度小さい値を設定しなくてはならない。この1より小さい閾値は、装置を設計する際に、ADCの出力振幅を変化させてやり、得られる信号のビットエラーレートを測定して、どの程度の閾値ならばビットエラーレートに悪影響を与えないかを実験して得ることができる。
図8は、A/D変換後の信号がコンスタレーションマップ上で最適な範囲にあるかどうかを判定する方法の一例を示したものである。
ここではEVM (Error Vector Magnitude)を用いる判定方法について述べる。
EVMは測定信号についてコンスタレーションを算出し、測定信号と基準理想信号のVectorの差分(Error Vector)を取る事で算出する。Vectorの差分を取る事で、測定信号の振幅方向と位相方向のエラーを数値化でき、測定信号の信号品質を定量的に表す事ができる。
図8に示すように、コンスタレーションのIQ平面上に測定信号(IQ実測)と基準理想信号(IQ基準)をプロットし、その差分をError Vectorと定義する。n番目のシンボルのEVMはError VectorのI成分(I誤差(n))、Q成分(Q誤差(n))から以下のように計算される。
このEVMの値が大きいほど、信号劣化が大きくなると判定することができる。
Error VectorのI成分及びQ成分から、I信号とQ信号の振幅の補正量を得ることができ、IQ実測とIQ基準の位相誤差から、スキューの補正量を得ることができる。
図9は、本実施形態のデジタル光コヒーレント伝送システムのブロック構成図である。
以下では、DP-QPSK方式のケースを例として記載している。
送信側のフレーマ処理部20は、Client側から入力される信号を終端する。誤り訂正符号化処理部21は、誤り訂正符号を信号に付加する。多重化部22は、信号と光の位相および偏波を対応づける為の信号の多重化を行い、X偏波、Y偏波それぞれにI,Q信号を生成する。E/O変換部23は、電気/光変換を行う為に、光変調器などを備える。受信側の局発光源24は、コヒーレント検波を行う為の局発光を発生する。O/E変換部25は、光/電気変換を行う為の構成であって、図1のO/E変換部16と同様の構成を有する。アナログ/デジタル変換部(ADC)26は、入力されたアナログ信号をデジタル変換する。デジタル信号処理部(DSP)27は、デジタル信号処理により信号を復調する。誤り訂正復号化処理部28は、付加された誤り訂正符号から、信号の誤り訂正をする。デフレーマ処理部29は、フレームを解体して、Client側へ信号を送出する。
また、DSP部27の入力段に、アナログ/デジタル変換後のIQコンスタレーションを抽出する為のキャプチャ部A30が設けられる。また、DSP部27の出力段に、デジタル信号処理によって復調された信号のIQコンスタレーションを抽出する為のキャプチャ部B31が設けられる。
キャプチャ部A30において検出したIQコンスタレーション情報(各信号間信号バラツキ)を元に、振幅制御量決定部32を通して振幅制御部33にてO/E変換部25の出力段での信号振幅補償を行う。O/E変換部25は、通常、光信号を電気信号に変換する回路内に、出力する電気信号の振幅を調整する機能を有しているので、振幅制御部33は、この機能を使って、O/E変換部25の出力電気信号の振幅を調整する。
キャプチャ部B31において検出したIQコンスタレーション情報(IQ間スキュー情報)を元に、EVM判定部34を通してスキュー制御部35が、O/E変換部25の出力段および送信側の多重化部22の出力段でのIQ間スキュー補償を行う。また、EVM判定部34は、振幅制御部33を通して、I,Q信号の振幅誤差を補償する。EVM判定部34は、前述したError Vectorを計算し、I、Q信号の振幅誤差や、位相誤差を演算して、補正量として振幅制御部33及びスキュー制御部35に与える事により、振幅とスキューの補正を行う。スキューの補正は、受信側のO/E変換部25内の電気段に遅延素子を設け、適切な遅延を電気信号に与えるようにする。また、同様に、送信側の多重化部22内でも、電気段に遅延素子を設け、適切な遅延を電気信号に与えるようにする。
なお、IQコンスタレーション情報は、キャプチャ部A30、キャプチャ部B31のいずれにおいても、I-Q平面の座標値として、I信号の信号値とQ信号の信号値を組として保持することにより取得される。
また、受信側のスキュー制御部35から送信側の多重化部22へのスキュー制御のための制御信号の送信方法の一例としては、OTN(Optical Transport Network)フレーム内のGCC(General Communication Channel)を用いる事が考えられる。
キャプチャ部A30は、ADC26の出力信号の振幅が適切になっているか否かを検出するためにコンスタレーション情報を取得する。しかし、キャプチャ部A30で取得されるコンスタレーション情報は、信号値の伝送路における劣化等のため、I-Q平面内で信号点がさまざまに回転伸縮したものの集合となっている。したがって、キャプチャ部A30でのコンスタレーション情報では、信号値のI,Q信号両方を合わせたベクトルの振幅が適正か否かしか分からない。そこで、さらに、キャプチャ部B31を設けている。キャプチャ部B31は、DSP27で復調後の信号値でコンスタレーション情報を生成する。このコンスタレーション情報は、復調後の信号値を用いているので、QPSKであれば、I-Q平面の各象限に1つずつの信号点が現れるようになる。したがって、この信号点を理想的な信号点の位置と比較することにより、I成分とQ成分の振幅のバランスや、位相誤差が検出できる。したがって、キャプチャ部A30のコンスタレーション情報は、DSP27での復調が正確にできるように、ADC26の出力を適正に補正するために用いられる。一方、キャプチャ部B31のコンスタレーション情報は、受信端でのビットエラーレートを改善するための、振幅及びスキューの誤差を補正するために用いられる。
図10は、本実施形態の全体の処理の流れを示すフローチャートである。
ここでは2つの偏波を直交させた場合(X軸およびY軸)を例としている。
まず、ステップS10において、キャプチャ部A30およびキャプチャ部B31にて検出する、各IQコンスタレーションについてそれぞれの最適範囲および誤差許容範囲の設定を行う。
次に、ステップS11において、キャプチャ部A30を用いてX偏波、Y偏波それぞれのIQコンスタレーションを抽出し、取得値として保持する。ステップS12において、IQコンスタレーション内の各信号の取得値の振幅が予め設定した最適範囲内にあるかどうかを図7にて示したような判定方法を用いて判定する。ステップS12で、もし最適範囲内に無いと判定された場合には、該当するXI,XQ,YI,YQ信号の信号振幅が最適範囲内に収まるように、振幅制御部33を通して補償を行って、ステップS11に戻り、コンスタレーションの抽出、および、各信号振幅が最適範囲内にあるかどうかの判定を繰り返す。
振幅補償制御が完了し、ステップS12の判断がYesとなったときは、ステップS14で、キャプチャ部B31を用いてX偏波、Y偏波それぞれのIQコンスタレーションを抽出し、取得値として保持する。ステップS15で、各信号の取得値のIQ間スキューが予め設定した最適範囲内にあるかどうかを図8で説明したような判定方法を用いて判定する。ステップS15の判定がNoで、最適範囲内に無い場合には、ステップS16において、該当するXI,XQ,YI,YQ信号のスキュー量を最適範囲内に収まるように、スキュー制御部35を通して補償を行う。このとき、IQの位相差の補償量を2分の1にして、送信側の多重化部22と、受信側のO/E変換部25でそれぞれ半分ずつスキューを補償するようにする。次に、ステップS17において、XI,XQ,YI,YQの各信号について、振幅制御部33を介して受信側のO/E変換部25の出力での信号振幅を最適範囲に調整し、ステップS14に戻る。コンスタレーションの抽出、および、各信号のIQ間スキュー最適範囲内にあるかどうかの判定を繰り返し、ステップS15での判定がYesになったら、処理を終了する。
図11は、図9の振幅制御量決定部の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS20において、初期設定として、振幅判定マスクAの範囲を示す設定値を変数Mask_Cons_Aに格納する。また、振幅判定マスクBの範囲を示す設定値を変数Mask_Cons_Bに格納する。振幅判定マスクCの範囲を示す設定値を変数Mask_Cons_Cに格納する。振幅過大判定用の閾値を変数Amp_Std_Coeff_overに格納する。振幅過小判定用の閾値を変数Amp_Std_Coeff_underに格納する。
まず、X偏波成分について処理を行う。ステップS21において、XI信号の振幅設定値(O/E変換部25の出力振幅に対する設定値)を変数AMP_XIに格納する。XQ信号の振幅設定値(O/E変換部25の出力振幅に対する設定値)を変数AMP_XQに格納する。XI信号の振幅変化量設定値を変数AMP_Step_XIに格納する。XQ信号の振幅変化量設定値を変数AMP_Step_XQに格納する。
ステップS22において、キャプチャ部A30から読み出したX偏波のコンスタレーション情報を変数Meas_Cons_Xへ格納する。ステップS23において、Meas_Cons_Xについて、Mask_Cons_A、Mask_Cons_B、Mask_Cons_Cを用いて、各マスク内の信号点の数を計数し、図7で説明した2つの比を求める。振幅過大判定用の比を変数Amp_Meas_Coeff_overに、振幅過小判定用の比をAmp_Meas_Coeff_underに格納する。
ステップS24において、Amp_Meas_Coeff_overがAmp_Std_Coeff_overより大きいか否かを判断する。ステップS24の判断がYesの場合には、ステップS25において、Amp_XI=Amp_XI-Amp_Step_XIとして設定値を更新し、Amp_XQ=Amp_XQ-Amp_Step_XQとして設定値を更新し、更新したAmp_XI、Amp_XQによって振幅制御部で振幅制御する。そして、ステップS21に戻って、振幅制御を繰り返す。ステップS24の判断がNoの場合には、ステップS26において、Amp_Meas_Coeff_underがAmp_Std_Coeff_underより小さいか否かを判断する。
ステップS26の判断がYesの場合には、Amp_XI=Amp_XI+Amp_Step_XI、Amp_XQ=Amp_XQ+Amp_Step_XQとして設定値を更新し、更新したAmp_XI、Amp_XQによって振幅制御部で振幅制御を行いステップS21に戻る。
ステップS26の判断がNoの場合には、ステップS28において、Y偏波成分についてもステップS21〜ステップS27と同様の処理(処理A)を行い、振幅が適切になったら処理を終了する。
図12は、図9のEVM判定部の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS30において、初期設定として、理想的な信号点位置を表すベクトルを基準ベクトルとして設定し、変数Std_Vectorに格納する。
まず、X偏波成分から処理をする。ステップS31において、キャプチャ部B31から読み出したX偏波のコンスタレーション情報より、実測ベクトルを算出し、変数Meas_Vector_Xへ格納する。ここで、たとえば、QPSKでは、I-Q平面に4つの信号点が現れるが、実測ベクトルとしては、第1象限のベクトルのみを取得すればよい。その場合には、基準ベクトルも第1象限の理想的な信号点のベクトルをあらわしたものを使う。
ステップS32において、Std_VectorとMeas_Vector_Xより、ベクトル差分を算出し、変数EVM_Vector_Xへ格納する。ステップS33において、EVM_Vector_Xより、XI振幅誤差を算出し、変数Amp_Error_XIへ格納する。また、XQ振幅誤差を算出し、変数Amp_Error_XQへ格納する。また、IQ間位相誤差を算出し、変数Phase_Error_Xへ格納する。
ステップS34において、Phase_Error_Xの半分の値を補償量として、送信側多重化部22において、XI,XQ信号の位相を調整する。ステップS35において、Phase_Error_Xの半分の値を補償量として、受信側O/E変換部25において、XI,XQ信号の位相を調整する。ステップS36において、Amp_Error_XI、Amp_Error_XQの値を補償量として、振幅制御部33を使って、O/E変換部25において振幅制御して、ステップS37に進む。
ステップS37では、Y偏波の信号についても、ステップS31〜S36と同様の処理(処理A)を行って、処理を終了する。
本実施形態により、キャプチャ部から抽出したコンスタレーション情報を用いて各信号の振幅バラツキおよびIQ間スキュー量を各偏波単位で検出する事が可能となる。また、これらのパラメータを用いて振幅補償あるいはIQ間スキュー補償を実施する事で、デジタル光コヒーレント送受信器の性能を改善する事ができるという利点がある。
10、24 局発光源
11−1、11−2 偏波ビームスプリッタ
12−1、12−2 90度光ハイブリッド回路
13−1〜13−4 光電変換器
14−1〜14−4 ADC
15 DSP
20 フレーマ処理部
21 誤り訂正符号化処理部
22 多重化部
23 E/O変換部
25 O/E変換部
26 アナログ/デジタル変換部(ADC)
27 デジタル信号処理部(DSP)
28 誤り訂正復号化処理部
29 デフレーマ処理部
30 キャプチャ部A
31 キャプチャ部B
32 振幅制御量決定部
33 振幅制御部
34 EVM判定部
35 スキュー制御部

Claims (9)

  1. 多値変調方式あるいは周波数分割多重方式を用いた光伝送システムにおけるデジタル光コヒーレント伝送装置であって、
    受信した光信号を光コヒーレント受信して電気信号に変換するO/E変換部と、
    該O/E変換部からの電気信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換部と、
    該アナログ/デジタル変換部の出力デジタル信号について、第1のコンスタレーション情報を取得する第1のコンスタレーション取得部と、
    該第1のコンスタレーション情報より、該出力デジタル信号のI信号およびQ信号の両方を合わせたベクトルの振幅が適切でないと判断された場合には、該O/E変換部からの電気信号の振幅を制御する振幅制御部と、
    前記第1のコンスタレーション取得部の後段に設けられ、前記出力デジタル信号に対してデジタル信号処理を施すことにより、信号の復調を行うデジタル信号処理部と、
    該デジタル信号処理部によって復調された信号について、第2のコンスタレーション情報を取得する第2のコンスタレーション取得部と、
    前記第2のコンスタレーション情報に基づいて、前記I信号と前記Q信号とのスキューの補正を行うスキュー制御部と、
    を備えることを特徴とするデジタル光コヒーレント伝送装置。
  2. 前記第2のコンスタレーション情報より、復調された信号の振幅が適切か否かを検出し、適切でない場合には、前記振幅制御部に、前記O/E変換部からの電気信号の振幅を制御させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル光コヒーレント伝送装置。
  3. 前記第2のコンスタレーション情報より、前記復調された信号の位相が適切か否かを検出し、適切でない場合には、信号の位相が適切になるように制御する位相制御部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のデジタル光コヒーレント伝送装置。
  4. 前記位相の制御は、前記O/E変換部内の電気信号に遅延を付加する事によりなされることを特徴とする請求項3に記載のデジタル光コヒーレント伝送装置。
  5. 前記位相の制御は、前記O/E変換部内の電気信号への遅延の付加に加え、光信号の送信側の伝送装置内の電気信号に遅延を付加する事によりなされることを特徴とする請求項4に記載のデジタル光コヒーレント伝送装置。
  6. 前記送信側の伝送装置に位相の制御をかける際には、前記第2のコンスタレーション情報より得られた、位相の制御信号をOTN(Optical Transport Network)フレームのGCC(General Communication Channel)を使って、該送信側の伝送装置に送信することを特徴とする請求項5に記載のデジタル光コヒーレント伝送装置。
  7. 多値変調方式あるいは周波数分割多重方式を用いた光伝送システムにおけるデジタル光コヒーレント伝送装置における制御方法であって、
    受信した光信号を光コヒーレント受信して電気信号に変換し、
    変換された電気信号をデジタル信号に変換し、
    変換された出力デジタル信号について、第1のコンスタレーション情報を取得し、
    該第1のコンスタレーション情報より、該出力デジタル信号のI信号およびQ信号の両方を合わせたベクトルの振幅が適切でないと判断された場合には、前記電気信号に変換する際に電気信号の振幅を制御し、
    前記出力デジタル信号に対してデジタル信号処理を施すことにより、信号の復調を行い、
    復調された信号について、第2のコンスタレーション情報を取得し、
    前記第2のコンスタレーション情報に基づいて、前記I信号と前記Q信号とのスキューの補正を行う、
    ことを特徴とする制御方法。
  8. 前記第2のコンスタレーション情報より、復調された信号の振幅が適切か否かを検出し、適切でない場合には、前記電気信号に変換する際に電気信号の振幅を制御する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御方法。
  9. 前記第2のコンスタレーション情報より、前記復調された信号の位相が適切か否かを検出し、適切でない場合には、信号の位相が適切になるように制御する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の制御方法。
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